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【京王杯2歳ステークス2023予想】本命馬3頭+配当に期待できる穴馬2頭はこちら!

京王杯2歳ステークス2023予想記事のサムネイル画像

京王杯2歳ステークス2023予想の最終買い目を更新しました!

京王杯2歳ステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

京王杯2歳ステークス2023の予想ポイント

  • 先行馬が有利
  • 関西馬が強い
  • 1番人気馬は高く評価しないほうがよい
  • 4~6番人気馬は馬券に絡めたい
  • 前走重賞組が好走している
目次(読みたい項目をタップ)

京王杯2歳ステークス2023の概要

京王杯2歳ステークスは東京競馬場で開催される2歳限定重賞です。

世代最初のG2競走に指定されている京王杯2歳ステークスは12月に開催される阪神JFや朝日杯FSを目標とする若駒が出走します。

ただ、どちらかというと牡馬の割合が多く、牝馬の大半は前週行われたアルテミスステークスや京王杯2歳ステークスの裏開催で行われるファンタジーステークスを経て阪神JFに向かう馬が多いです。

芝1,400mという距離から短距離馬の参戦が強く、のちに短距離重賞を制するトウシンマカオやビアンフェ、タワーオブロンドンにファンタジストといった馬はこのレースで好走して出世しました。

今年も12月のG1、そしてその先を目指そうとする15頭の馬が出馬登録しています。

ここで結果を残して師走の大舞台に挑む馬はどの馬か、注目したいです。

2022年 京王杯2歳ステークス(GⅡ) | オオバンブルマイ | JRA公式

京王杯2歳ステークス2023の開催内容

開催日11月4日(土曜) 15:35発走
格付けG2
開催競馬場東京競馬場 11R
コース芝1,400m
性齢2歳
斤量馬齢
1着賞金3800万円

京王杯2歳ステークス2023が開催される東京の芝1,400mの特徴

東京競馬場 芝1400mのコースで特徴を解説
スタート地点向こう正面真ん中
コース左回り
Bコース使用
1周の距離2,101.9m
直線距離525.9m
高低差2.7m
フルゲート18頭

スタート地点は向こう正面真ん中あたりです。

スタートは下りですがすぐに緩やかな上り坂をはさんで再び下り傾斜を駆け降ります。

この上り坂のため、初っ端から飛ばす馬はほとんどいません。

また、スタートから最初の3コーナーまでは350mあるのでポジション争いも激しくなることはないです。

そのため、短距離戦にしては極端なハイペースにならないです。

3~4コーナーは大きな造りとなっているのでコーナーの立ち回りが苦手な馬でも立ち回りやすいです。

また、4コーナーの終盤にラスト3ハロン標識があるのでこのあたりから各馬スパートを仕掛けます。

最後の直線早く525mです。

直線上には高低差2mある緩やかな上り坂が100mほどあります。

坂を駆け上がったら残り300mは平坦な道のりで、各馬は最高速度でゴールを目指します。

前述したように、東京の芝1,400mはほかの競馬場の芝1,400mと違ってペースは落ち着きやすいです。

そのため、逃げや先行馬が押し切る例が多いです。

また、最後の直線が525mもあり、スピード能力が試されやすいです。

直線上には上り坂こそ存在していますが、阪神や中山のように極端に勾配がきついわけではないので坂を駆け上がる力がない馬でも勝ち切りやすいです。

スピード能力が求められる舞台で、トップスピードを維持する能力はもちろんのこと、決め手も問われやすいコースとなっています。

東京の芝1,400mはここをチェック!

  • スロー競馬になりやすい
  • 瞬発性が問われる
  • 差しや追い込みも届きやすい
  • 外国人騎手が絶好調

京王杯2歳ステークス2023の出走馬

【参考レース】2023年 京王杯2歳ステークス|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1アグラード牡256.0津村明秀
2ロジリオン牡256.0北村宏司
3オーキッドロマンス牡256.0内田博幸
4タヤスロンドン牡256.0江田照男
5アンバーニードル牡256.0吉田豊
6ゼルトザーム牡256.0浜中俊
7コラソンビート牡256.0横山武史
8ミルテンベルク牡256.0J.モレイラ
9バンドシェル牡256.0菅原明良
10タイガードラゴン牡256.0永野猛蔵
11アスクワンタイム牡256.0岩田望来
12ジャスパーノワール牡256.0田辺裕信

京王杯2歳ステークスの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
110オオバンブルマイ10新馬1
27フロムダスク11カンナステークス(OP)10
316スピードオブライト5新馬1
2021
13キングエルメス8新馬1
28トウシンマカオ4新馬1
311ラブリイユアアイズ3クローバー賞(OP)1
2020
16モントライゼ2小倉2歳ステークス(G3)2
217ロードマックス9新潟2歳ステークス(G3)7
316ユングウィ5未勝利1
2019
14タイセイビジョン1函館2歳ステークス(G3)2
28ビアンフェ3函館2歳ステークス(G3)1
35ヴァルナ4未勝利1
2018
11ファンタジスト2小倉2歳ステークス(G3)1
25アウィルアウェイ1ダリア賞(OP)1
36カルリーノ6函館2歳ステークス(G3)3
2017
11タワーオブロンドン1ききょうステークス(OP)1
26カシアス5函館2歳ステークス(G3)1
38アサクサゲンキ4小倉2歳ステークス(G3)1
2016
113モンドキャンノ3函館2歳ステークス(G3)2
28レーヌミノル1小倉2歳ステークス(G3)1
39ディバインコード4アスター賞(500万)1
2015
118ボールライトニング2新馬1
215アドマイヤモラール6未勝利1
34シャドウアプローチ1ききょうステークス(OP)1
2014
13セカンドテーブル11小倉2歳ステークス(G3)7
21サリフォス4カンナステークス(OP)1
39ニシノラッシュ1くるみ賞(500万)1
2013
113カラダレジェンド5新馬1
27クインズハリジャン6未勝利1
36ラブリープラネット2小倉2歳ステークス(G3)3

【配当】近年は波乱傾向にある

年度単勝馬連三連複三連単
20225,100円65,910円257,030円2,221,830円
20211,640円7,450円19,130円113,390円
2020300円6,140円26,110円115,050円
2019210円560円990円3,660円
2018370円270円1,170円4,400円
2017180円1,040円1,940円6,170円
2016740円930円2,270円16,080円
2015570円4,520円6,690円39,680円
20143,440円9,560円9,620円89,780円
20131,570円7,110円9,800円97,470円
平均配当1,412円10,349円33,475円270,751円

過去10年の京王杯2歳ステークスの配当をまとめてみると、馬連の平均配当は1万円を超えており、三連単の平均配当は27万円でした。

全重賞の中でも平均配当は高めです。

2013~2019年度までは堅く決まることが多かったのですが、近3開催、特にオオバンブルマイが制した2022年度は10番人気⇒11番人気⇒5番人気の決着で単勝5,100円、三連単は222万円の特大馬券が飛び出しています。

オオバンブルマイらの活躍で平均配当が一気に跳ね上がったのですが、2020~2021年度も近年見られなかった10万円馬券が出ていました。

近3開催が連続で波乱になっていることから、今年も荒れる可能性はあるでしょう。

【脚質】先行馬が有利

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【1-2-0-7】10.0%30.0%30.0%
先行【6-5-7-17】17.1%31.4%51.4%
差し【3-2-3-46】5.6%9.3%14.8%
追込【0-1-0-36】0.0%2.7%2.7%

過去10年の京王杯2歳ステークスの勝ち馬6頭と馬券に絡んだ18頭は先行馬でした。

先行馬は単勝率17%、連対率31%、複勝率はなんと51%で全脚質の中でもトップです。

京王杯2歳ステークスの舞台である東京芝1,400mは短距離戦にしてはスロー展開になりやすいため、前を走る先行馬が有利なのです。

ただし、逃げ馬はこれまで10頭が出走しましたが【1-2-0-7】とそこまで好走率は高くありませんでした。

京王杯2歳ステークスでは先行馬を評価したいです。

今年の出走馬のうち、前走レースにおいて4コーナー通過時点で2~5番手の位置で競馬していた馬は6頭いました。

・アンバーニードル
・オーキッドロマンス
・コラソンビート
・ゼルトザーム
・ミルテンベルク
・ロジリオン

【所属】関西馬が強い

所属成績単勝率連対率複勝率
関西【8-7-4-31】16.0%30.0%38.0%
関東【2-3-6-73】2.4%6.0%13.1%

過去10年の京王杯2歳ステークスの勝ち馬8頭、そして馬券に絡んだ19頭は関西馬でした。

東京競馬場で行われるレースなので関東馬が強いイメージがありますが、実際のところは関西馬のほうが好走しています。

また、過去10年の京王杯2歳ステークスで7番人気以下の馬は5頭が馬券に絡んでおり、そのすべてが関西の馬でした。

京王杯2歳ステークスは所属別に評価してもよいでしょう。

今年の出走馬で関西馬は5頭いました。

・アスクワンタイム
・ジャスパーノワール
・ゼルトザーム
・バンドシェル
・ミルテンベルク

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京王杯2歳ステークスの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-2-2-4】20.0%40.0%60.0%
2番人気【3-0-1-6】30.0%30.0%40.0%
3番人気【1-1-1-7】10.0%20.0%30.0%
4~6番人気【1-5-6-18】3.3%20.0%40.0%
7~9番人気【1-1-0-27】3.4%6.9%6.9%
10番人気以下【2-1-0-44】4.3%6.4%6.4%

1番人気は3年連続馬券外に敗れている

過去10年の京王杯2歳ステークスで1番人気は【2-2-2-4】でした。

複勝率こそ60%とまずまずの数値ですが、勝ち馬は2017年のタワーオブロンドンと2019年のタイセイビジョンしかいません。

また、1番人気は近3開催連続で4着以下に敗れています。

もともと1番人気は決して信頼度は高いものではありませんでしたが、近3開催の傾向を見てみるとますます信頼しづらいです。

1番人気馬は高く評価しないほうがよさそうです。

毎年必ず馬券に絡む4~6番人気馬

過去10年の京王杯2歳ステークスで好走しているのは4~6番人気の中位人気馬でした。

4~6番人気は毎年1頭以上必ず馬券に絡んでいたのです。

予想の際は中位人気馬に目を向けてみるのがよいでしょう。

京王杯2歳ステークスの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【2-1-0-10】15.4%23.1%23.1%
2枠【0-0-1-12】0.0%0.0%7.7%
3枠【3-0-0-12】20.0%20.0%20.0%
4枠【1-1-1-13】6.3%12.5%18.8%
5枠【1-3-1-12】5.9%23.5%29.4%
6枠【0-2-2-14】0.0%11.1%22.2%
7枠【0-2-3-17】0.0%9.1%22.7%
8枠【3-1-2-16】13.6%18.2%27.3%

勝ち馬8頭は1.3.8枠から出ている

過去10年の京王杯2歳ステークスの勝ち馬8頭は1.3.8枠の馬でした。

また、2021年のキングエルメスは8番人気で2014年のセカンドテーブルは11番人気の穴馬でしたがどちらも3枠です。

京王杯2歳ステークスは、極端な内外枠と3枠に入った馬が好走しているのでこれらの枠に入った馬は評価を上げてもよさそうです。

相手候補は外枠から

過去10年の京王杯2歳ステークスで複勝率が20%を超えていたのは1.3.5.6.7.8枠でした。

全体的に5枠より外目の馬のほうが馬券に絡む傾向がありました。

京王杯2歳ステークスは中枠から外枠を引いた馬が好走しています。

京王杯2歳ステークスの過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G3【5-4-3-17】17.2%31.0%41.4%
OP【2-3-3-32】5.1%12.8%17.9%
1勝【0-0-2-15】0.0%0.0%11.8%
未勝利【0-2-2-24】0.0%7.1%14.3%
新馬【3-1-1-16】14.3%19.0%23.8%

前走重賞かオープン、新馬戦組が好走している

過去10年の京王杯2歳ステークスの勝ち馬は前走がG3かオープン競走、もしくは新馬戦でした。

特に、前走がG3だった馬は5頭の勝ち馬を出しており、単勝率や連対率、複勝率の数値もトップです。

勝ち馬を探す際は前走クラスにも注目したいです。

今年の出走馬で前走がG3、オープン、新馬だった馬は以下の通りです。

前走G3
アスクワンタイム
(前走小倉2歳ステークス/1着)

ゼルトザーム
(前走函館2歳ステークス/1着)

ミルテンベルク
(前走小倉2歳ステークス/2着)

前走新馬戦
タイガードラゴン
バンドシェル

前走オープン競走
オーキッドロマンス
(前走カンナステークス/1着)

コラソンビート
(前走ダリア賞/1着)

タヤスロンドン
(前走クローバー賞/中止)

前走1勝クラス&未勝利戦は割引

過去10年の京王杯2歳ステークスで前走が1勝クラスもしくは未勝利戦だった馬は45頭いましたが【0-2-4-39】でした。

1頭も勝ち馬はでておらず、3着内も6頭しかいません。

前走が1勝クラスもしくは未勝利戦だった馬は勝ち馬がいないことから、1着軸に予想するのは控えたほうがいいかもしれないです。

今年の出走馬のうち前走が未勝利だった馬は4頭いました。

なお、今年は前走1勝クラスの馬の出走登録はありません。

前走未勝利
・アグラード
・アンバーニードル
・ジャスパーノワール
・ロジリオン

京王杯2歳ステークス2023の有力馬3頭

京王杯2歳ステークスはスプリンターからマイラーまで参戦するためなかなか勝ち馬を見出すのが難しいです。

そのなかで、上位人気に支持されそうな馬を3頭取り上げます。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ミルテンベルク

主な勝ち鞍

・2歳新馬 2023年

今年の注目馬はミルテンベルクです。

新馬戦では2着馬に3馬身差の圧勝で、前走の小倉2歳ステークスでも1番人気に支持されました。

小倉2歳ステークスは終始外目を回って直線ではアスクワンタイムと並走する形でマッチレースを行いましたがわずかにアタマ差敗れてしまいました。

しかしながら、最後の最後で一気に伸びを見せていてハナの上げ下げで決着づいているので展開次第ではミルテンベルクが勝利していてもおかしくなかったのです。

アスクワンタイムもミルテンベルク同様大外を回ってきて勝利しているので2頭が抜けたパフォーマンスを見せていました。

今回は東京芝1,400mが舞台となりますが、小倉2歳ステークスでは早めに動いて好走しているのでロングスプリント性能が問われやすい東京都は合いそうです。

前走からの巻き返しにも期待できるでしょう。

★評価点
・前走が負けて強しの競馬
・長く脚を使える
・データと相性のいい先行&関西馬&前走G3組

▼課題
・高速馬場に対応できるか

コラソンビート

主な勝ち鞍

・ダリア賞 (OP) 2023年

コラソンビートも関東馬の中では有力候補です。

新馬戦はのちに【伝説の新馬戦】と呼ばれるほど有力馬が参戦しており、勝利したボンドガールは牡馬混合重賞のサウジアラビアロイヤルカップで2着入りし、2着のチェルヴィニアは前週行われたアルテミスステークスを制しました。

また、4着から6着の馬も未勝利戦を勝ちあがっていることから、有力馬が多数出走していたのです。

コラソンビートは新馬戦こそ3着でしたが、続き未勝利戦で白星をつかむとその後は新潟で行われたダリア賞も勝利しました。

ダリア賞は時計の出やすい新潟が舞台でしたが、1分21秒2、上がり最速34秒0で勝利しています。

この勝ち時計は過去10年のダリア賞の中でも最速なので、高く評価できるでしょう。

東京競馬場芝1,400mは初めてですがダリア賞と同じく左回りのコースなのでかみ合うと思います。

関東馬の中ではもっとも注目したいです。

★評価点
・ダリア賞の時計が優秀
・新馬戦は強い相手に善戦
・データと相性のいい先行馬
・前走オープンレース組

▼課題
・関東馬の好走率は高くない

アスクワンタイム

主な勝ち鞍

・小倉2歳S (G3) 2023年

アスクワンタイムは前走の小倉2歳ステークスを制した重賞馬です。

小倉2歳ステークスでは5番人気の評価でしたが、最後方からしっかり上がり最速となる34秒4の末脚を使って人気のミルテンベルクに先着しました。

先ほど取り上げてミルテンベルクと被りますが、馬群をかわすために外目から仕掛けて勝利しているので他馬より長く走ったうえで勝ち切っているのは高く評価できます。

今回はキャリア初の東京競馬となりますが、新馬戦と未勝利戦が東京と同じ左回りの中京で連対しているのである程度は対応してくれるはずです。

先行も差しもできますし、どんな展開でも動けるのも強みです。

ちなみに、全兄のファンタジストは現役時代、小倉2歳ステークスから京王杯2歳ステークスを連勝しました。

レース中に亡くなった兄の思いを背負って、重賞連覇に挑みます。

★評価点
・小倉2歳ステークスが強い競馬
・左回り適性もある
・データと相性のいい関西馬&前走重賞組
・全兄ファンタジストは京王杯2歳ステークスを勝利している

▼課題・高速馬場に対応できるか

京王杯2歳ステークス2023の穴馬2頭

京王杯2歳ステークスは近3開催これまでとは打って変わって荒れ続けていることから荒れるレースとしての認識が高まっています。

馬券的中は容易ではありませんが、逆にいうと高配当を手にするチャンスです。 今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭まとめました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

アグラード

主な勝ち鞍

・2歳未勝利 2023年

新馬戦こそ3着に敗れましたが、上がり最速33秒2の豪脚を以て、勝ち馬ベストオブユーにタイム差なしの2着でした。

続く未勝利戦では上がり33秒4の末脚を使って勝利しています。

近2戦の競馬を見ていると、差しの競馬を得意としていて2歳馬にも関わらずすでに一級品の末脚を見せています。

京王杯2歳ステークスは差しよりも先行馬のほうが活躍していますが、直線の長い舞台自体はあうはずです。

前走はパストラーレにクビ差ですが3着以下は突き放していますし、コース適性がかみ合えば存分に末脚を活かせるでしょう。

★評価点
・差しの競馬が得意
・上がりの末脚が優秀

▼課題
・データ的には先行馬のほうが有利
・ルメール騎手から津村騎手への乗り替わり
・データと相性の悪い関東馬&前走未勝利組

ゼルトザーム

主な勝ち鞍

・函館2歳S (G3) 2023年

前走の函館2歳ステークスを制したゼルトザームは父がヘニーヒューズで新馬戦も函館のダート1,000mでした。

血統や新馬戦の内容だけ見たら芝よりもダート向きなのは明らかです。

しかしながら、前走の函館2歳ステークスは開催最終週でただでさえ時計のかかる馬場に加えて雨で重馬場になってくれました。

力が求められる条件が見事合致して初芝レースで初重賞制覇を成し遂げたのです。

血統や過去の戦績を見ても明らかなパワータイプなので高速府中に合うかというと、正直合わないと思います。

ただ、大雨の影響等でタフな馬場になったら侮れないでしょう。

良馬場なら評価を下げてもよいですが、稍重以下の馬場になればチャンスはあると思います。

★評価点
・前走重賞組
・パワータイプの馬
・タフな馬場が得意

▼課題
・高速馬場にかみ合うか
・雲行き次第で取捨選択したい

京王杯2歳ステークス2023予想の最終買い目

京王杯2歳ステークスの予想(晴れの良馬場想定)

京王杯2歳ステークスが開催される東京競馬場界隈の天気を見てみると、晴れの予報が出ていました。

前日の金曜日も晴れで芝は良馬場です。

土曜日も日中は降水確率0%なので間違いなく晴れの良馬場でレースが行われるでしょう。

馬場傾向ですが、金曜日は午前中の時点でクッション値9.3、含水率は4コーナー~ゴール前で約15%なので水分量はやや多めです。

ただし、ダートコースは1.3%とものすごく乾いています。

金土は晴れなのでこれから乾くと思いますし、先週のレースを見ても時計は相当出ていたので引き続き時計勝負になりそうです。

うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながら予想をまとめました。

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◎本命 11 アスクワンタイム

ロードカナロア
ディープインアスク
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍小倉2歳S(G3) 2023年
前走小倉2歳S(G3) 1着

本命はアスクワンタイムにしました。

前走の小倉2歳ステークスでも本命候補に挙げましたが、血統妙味が強く、兄姉には重賞馬のファンタジストやボンボヤージがいます。

しかも、ファンタジストは現役時代に小倉2歳ステークスと京王杯2歳ステークスを制しました。

ファンタジストの活躍を見た限りはアスクワンタイムも適性が感じられそうです。

今回小倉2歳ステークスで2着のミルテンベルクと悩みましたが、決め手となったのは枠です。

ミルテンベルクも6枠と悪くありませんがアスクワンタイムは過去10年で3勝の8枠からの発走となりました。

どちらも有力候補ですが、最終的には枠でアスクワンタイムを本命にしています。

〇対抗  8 ミルテンベルク

モーリス
ペルレンケッテ
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍2歳新馬 2023年
前走小倉2歳S(G3) 2着

対抗はミルテンベルクにしました。

前走の小倉2歳ステークスではアスクワンタイムとのたたき合いで惜しくも2着に敗れました。

しかし、3着以下を1馬身以上突き放しています。

また、ミルテンベルクとアスクワンタイムは大外ブン回しでロスがありながら連対しているように、2頭だけ強い競馬できていました。

距離は1ハロン伸びますが対応できると思います。

大舞台でも上位争いしているモレイラ騎手が騎乗する点も評価したいですし、2番手評価にしました。

▲単穴  7 コラソンビート

スワーヴリチャード
ルシェルドール
母父オルフェーヴル
主な勝ち鞍ダリア賞(OP) 2023年
前走ダリア賞(OP) 1着

単穴はコラソンビートにします。

新馬戦こそ3着に敗れてしまいましたがこのとき1着のボンドガールはのちにサウジアラビアロイヤルで2着入りし、2着のチェルヴィニアはアルテミスステークスを制しています。

連対した2頭が強い相手だったことを踏まえれば、十分すぎるほど健闘していました。

その後は2連勝していますしコラソンビートも確かな実力があります。

データと相性の悪い関東馬や1番人気馬は過去3年連続馬券外に敗れているのでその点を考慮して相手までにしていますが、実力は小倉2歳ステークスで連対した2頭にも負けないと思います。

△連下  1 アグラード

ニューイヤーズデイ
ヴィータアレグリア
母父ネオユニヴァース
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走2歳未勝利 1着

連下はアグラードにしました。

現在の東京はパンパンの高速馬場なので時計勝負になりやすいです。

アグラードは新馬戦で上がり最速33秒2で3着に入線しました。

タイムの出やすい新潟でしたがキレのある末脚で好走できたのは評価したいです。

前走の未勝利戦も上がり33秒4の末脚を使って勝利しているように、差しの競馬を得意としています。

また、今回の出走馬の中で上がり33秒前半の末脚を使ったことがあるのはアグラードとコラソンビートの2頭のみでした。

差しの展開になれば、浮上もあり得るでしょう。

単勝

11 アスクワンタイム

馬連流し

軸馬:11
相手:1、6、7、8

三連複フォーメーション

1頭目:11
2頭目:1、6、7、8
3頭目:1、6、7、8

以上になります。
京王杯2歳ステークスの予想の参考にしてみてください!

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