【中山記念2024追い切り評価/全頭診断】ソールオリエンスに並ぶ最高評価「S」はこの馬!
中山記念2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では中山記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
2月21日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに重馬場です。
坂路は51秒台が3頭のみで全体的に時計がかかっています。
ウッドは1番時計がラエールの6F76秒8、そのほか、80秒台や81秒台も少なくありません。
馬場表記以上に時計は出ていました。
栗東
この日の栗東は坂路もウッドも稍重でした。
坂路は1番時計がビキニボーイの49秒5で、49秒台はこの1頭のみです。
しかし、50秒台や51秒台の馬もちらほらいるのでまずまず時計は出ています。
ウッドチップは1番時計がシュガークンの6F78秒1で、その他70秒台後半の馬もいるので時計は出ています。
中山記念2024追い切り評価/全頭診断コメント
中山記念2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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イルーシヴパンサー
イルーシヴパンサー 2月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 82.5 | 66.2 | 51.5 | 37.4 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 85.6 | 69.7 | 54.8 | 39.3 | 11.9 | 馬なり |
重賞2勝馬のイルーシヴパンサーは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
久保田調教師自ら手綱を握って馬場の外目から馬なりで追い、6F82秒5-上がり1F11秒5の時計で走破しています。
中間は坂路をベースにウッドでも7本の時計を残しており、1週前も久保田調教師騎乗の元、ティンク(牝3、1勝クラス)と併せて実践向けの調整がされています。
今回の追い切りは馬なりで数をこなすことで負荷をかけています。
最終追い切りでは舌を出しながらの追走で馬なりにしては少し遊んでいる場面も見られました。
しかしながら、脚取りはしっかりしていましたし、四肢の使い方もよく見えます。
手前を替えてからも加速ラップを刻むことができていますし、なかなかいい動きを見せてくれました。
エエヤン
エエヤン 2月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 65.4 | 50.2 | 35.7 | 11.7 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 52.1 | 38.4 | 12.0 | 末強め |
NZT(G2)を制したエエヤンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、5F65秒4-上がり1F11秒7で走破しています。
中間は2月上旬から再開し、坂路で11本、ウッドで4本、時計を残しています。
映像はありませんが、1週前は美浦ウッドで馬場の真ん中からゴール前仕掛けで追われて6F81秒3の自己ベストタイを記録しています。
1週前に負荷をかけたため最終追い切りは馬なりで軽く流しています。
また、全体的にスピード感のある動きを見せていて気持ちも全面的に乗っています。
ただ、前脚の使い方が少し固い感じはしたので休み明けの影響は残っているかもしれません。
それでも、エエヤンらしい走りは健在でしたし、この最終追い切りで良化してくれるようでしたらレースでも自分の競馬ができると思います。
エルトンバローズ
エルトンバローズ 2月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 54.9 | 38.9 | 11.8 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.4 | 66.6 | 52.0 | 37.2 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.3 | 11.5 | 馬なり |
昨年のラジオNIKKEI賞(G3)と毎日王冠(G2)を勝利したエルトンバローズは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の西村騎手がここでも追い切りに騎乗して馬なりで4F54秒9-上がり1F11秒8で走破しています。
1週前の14日には栗東ウッドチップでイクスプロージョン(牡6、オープン)と併せました。このときも西村騎手が騎乗し、馬場の6分どころからイクスプロージョンを5~6馬身後方より一杯に追走し、6F81秒4-上がり1F11秒3の時計で1馬身半先着しています。
エルトンバローズはコーナーから直線にかけて空気抵抗を減らすように低い姿勢で追われ、残り2Fあたりから一気に加速しています。
この追い切りではイクスプロージョンも一杯に追われていましたが気合を付けられてからの加速は見事であっという間に置き去りの走りを見せています。
休み明けですが気迫の乗った動きでゴール後もまだまだ元気いっぱいの動きを見せていて状態面は大変よさそうです。
ただ、最後の直線、ゴール後に手前を2回ほど変えているのでその点だけは気になりましたが負荷をかける意味ではいい内容でした。
最終追い切りは一転して軽めです。
首がやや斜めを向いている場面もみられましたが四肢の動きはよく、1週前に負荷をかけた影響がよい方向に向いています。
軽めの追い切りの中でも力のこもった動きを見せていることからレースに向けてコンディションも上げてきていました。
中山1,800mでどこまでやれるか分かりませんが、順調に良化しています。
ジオグリフ
ジオグリフ 2月21日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 84.9 | 68.8 | 53.4 | 38.3 | 11.4 | G前仕掛け |
前走最終 | 美浦南W(良) | 68.5 | 53.0 | 38.5 | 12.2 | 馬なり |
2年前の皐月賞(G1)勝ち馬ジオグリフは美浦のウッドチップでセラドナイト(牝4、1勝クラス)とフレッチア(牡9、オープン)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からセラドナイトより1馬身半先行する形でゴール前に仕掛けられ、6F84秒9-上がり1F11秒4で同時併入しています。
映像はありませんが、1週前の14日にはフレッチアと併せて一杯に追い、7F95秒7-上がり1F11秒9の時計で負荷をかけています。
今回も引き続き併せ馬を行っています。
僚馬の間から追い込みを開始し、序盤は馬なりで楽に追走、そして、直線ではペースアップしていますが結果的には格下の馬と同時併入でした。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
追い切りの動きはそこまでよくありませんが、もともと追い切り映えするタイプではないのでその点は良いでしょう。
ただ、最終追い切りでは反応がやや鈍い印象を受けました。また、格下の馬に併入まで持ち込まれているのもいただけません。
ちなみに、イクイノックスやドウデュースに勝利した皐月賞時の最終追い切り時計が美浦のウッドで馬場の五分どころから馬なりで6F84秒3-上がり1F11秒2でした。
時計面もいい時期ほどでていないことから、全盛期ほどの状態に仕上がっているとは言い難かったです。
ソーヴァリアント
ソーヴァリアント 2月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 84.5 | 68.3 | 52.0 | 36.6 | 11.7 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 79.9 | 65.1 | 50.9 | 36.5 | 11.3 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 67.7 | 51.3 | 36.5 | 11.6 | 馬なり |
重賞2勝馬のソーヴァリアントは美浦のウッドチップでナイトインロンドン(牡4、3勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬より3馬身馬なりで先行し、6F84秒5-上がり1F11秒7の時計で半馬身先着しています。
1週前も美浦ウッドでナイトインロンドンと併せました。
このときも馬場の真ん中から追われていますが強めです。そして、6F79秒9-上がり1F11秒3の好時計で同時併入しています。
1週前は重心を低くしながら積極的な動きを見せています。
休み明けでも反応は良かったですし、何よりも6F79秒9-1F11秒3の好時計が印象的で、最終的に同時併入ですが、ナイトインロンドンも飛びのあるいい動きを見せており、2頭ともいい動きを見せていました。
1週前に負荷をかけたので最終追い切りは馬なりでした。
ここでもナイトインロンドンと併せていますが、1週前以上に意気揚々とした動きを見せています。
手前を替えてからも回転の速い脚さばきでしたし、2F11秒6-1F11秒7で加速ラップこそ刻めていませんが速い時計を長く使えているという面では好内容です。
休み明け緒戦ですが、ここでも力は発揮できるでしょう。
ソールオリエンス
ソールオリエンス 2月21日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 68.1 | 52.4 | 37.6 | 11.4 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 81.7 | 65.7 | 50.9 | 37.0 | 11.5 | G前仕掛け |
前走最終 | 美浦南W(良) | 69.2 | 53.4 | 38.0 | 11.2 | 馬なり |
昨年の皐月賞馬ソールオリエンスは美浦のウッドチップコースでドゥラモンド(牡6、3勝クラス)とレヴォルタード(牡4、2勝クラス)と3頭併せ行いました。
今回初コンビを組む田辺騎手が手綱を握り、ドゥラモンドより2~3馬身先行する形で馬場の外目から馬なりにて追い、5F68秒1-上がり1F11秒4の時計で1馬身先着しました。
1週前にも田辺騎手騎乗の元、美浦ウッドでフロムナウオン(牡4、1勝クラス)と併せています。
馬場の外目から僚馬を2~3馬身追走し、ゴール前仕掛けで追い、6F81秒7-上がり1F11秒5の時計で1馬身半先着しています。
コーナーの段階からしなやかな動きで追われています。
有馬記念以来のレースですが、直線で気合を付けられてからはかつて皐月賞(G1)や京成杯(G3)で見せたような気迫のある末脚を披露し、素晴らしい追い切り内容でした。
1週前に強めに追ったので最終追い切りは馬なりで軽めです。
軽めの追い切りでしたが綺麗なフォームで動くことができており、首の使い方もよいです。
今回2頭の間から追い切りを行っていましたが、直線に入ってからはじりじりと脚を伸ばして最先着しました。
このとき併せたドゥラモンドは一杯に追っていましたが、全く問題なく先着していることからクラシックホースの貫禄も垣間見ることができます。
休み明けですが時計も出していましたし、状態面は非常によさそうです。
タイムトゥヘヴン
タイムトゥヘヴン 2月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 82.8 | 67.5 | 53.0 | 38.4 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 85.6 | 69.0 | 52.9 | 37.5 | 11.4 | 馬なり |
2年前のダービー卿CT(G3)以来勝ち星から遠ざかっているタイムトゥヘヴンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
レースでも騎乗する大野騎手が手綱を握り、馬場の外目から馬なりで6F82秒8-上がり1F11秒6の時計で走破しています。
映像はありませんが1週前も大野騎手騎乗の元、コレクテイニア(牡4、1勝クラス)と併せて6F80秒9-上がり1F11秒7の好時計でゴールしました。
馬なりで自己2番目に速い時計を出しており、時計面は優秀です。
最終追い切りは単走ですが、全体時計は前走京都金杯(G3)の最終時よりもはるかに良いです。
重心を低くしながら力強く歩様で動くことからできており、良化の気配が感じられます。
終い2F12秒8-1F11秒6なのでそこまで目立つ末脚ではなかったものの、もともとタイムトゥヘヴンは追い切りでそこまで速い時計を出すタイプではないです。
近走凡走が続いているので特別良化に期待したいところでしたが、1週前は好タイムを残しているのは好印象でした。
レースで騎乗する大野騎手が2週続けて追い切りに騎乗したのも好感が持てますし、もしかしたら一発あるかもしれません。
テーオーシリウス
テーオーシリウス 2月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 84.9 | 69.5 | 55.0 | 39.5 | 12.3 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 85.0 | 69.4 | 54.9 | 39.5 | 12.2 | 馬なり |
昨年の小倉記念(G3)で2着のテーオーシリウスは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
小坂騎手が騎乗(レースでは永野騎手が騎乗)し、外ラチ沿いから馬なりで追われて6F84秒9-上がり1F12秒3でゴールしています。
映像はありませんが1週前も美浦ウッドで追われました。
このときはヴィスマール(牡3、未勝利)から10馬身弱先行する形で外ラチ沿いから一杯に追われて6F86秒1-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
7日もウッドで末強めに追われていました。
2週続けて負荷をかけたため、最終追い切りは軽めです。
小坂騎手が立つような姿勢で追っていて、ペースを意識しながら調整しているように見えます。
時計は全く出ていませんが、軽快なフットワークで走っていました。
手前を替えてからもリズムよく走破していることから状態面はよさそうです。
ただ、特別良化の気配は見られず、現状維持といったところでしょう。
ドーブネ
ドーブネ 2月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 83.2 | 67.2 | 52.3 | 37.4 | 11.8 | 強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.4 | 67.9 | 52.9 | 38.3 | 12.3 | G前仕掛け |
昨年の中山記念(G2)で3着のドーブネは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F83秒2-上がり1F11秒8の時計でゴールしています。
映像はありませんが、1週前の15日には栗東ウッドで馬場の外目から一杯に追い、6F79秒8-上がり1F11秒7の好時計を記録しました。
1週前に負荷をかけましたが最終追い切りでも引き続き強めに追っています。
コーナーワークでは少し前脚に固さがみられましたが、首の使い方はよいです。
そして、直線に入ってからはディープインパクト産駒らしいフォームで追うことができていました。
毛ヅヤも非常に良いですし状態はかなり良好といえます。
昨年の中山記念のときと比較すると今回のほうがシャープで無駄な動きがありませんでした。
今回騎乗する吉田隼人騎手が昨年騎乗した武豊騎手ほどうまく競馬できるかというと難しいところですが、仕上がりに関しては昨年以上の出来栄えだと思います。
ヒシイグアス
ヒシイグアス 2月21日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 82.0 | 65.7 | 51.4 | 36.5 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 82.5 | 65.9 | 50.3 | 35.7 | 11.1 | 一杯 |
前走最終 | 海外出走 |
中山記念(G2)3勝を目指すヒシイグアスは美浦のウッドチップコースでチザルピーノ(牡3、1勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから僚馬を4~5馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F82秒0-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
1週前はレースで騎乗するR.キング騎手を背に、美浦ウッドでグランプレジール(セ5、1勝クラス)と併せました。
このときは馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、6F82秒5-上がり1F11秒1の時計で同時併入しています。
コーナーの段階からきびきびとした動きを見せていて重賞馬らしい動きを見せています。
直線に入ってキング騎手が手を動かすと、それに呼応するかのように追うことができていて、反応もよいです。
ただ、手前替えはできていませんでしたし、最後のほうは僚馬のほうが手ごたえがよいです。
少し課題もある追い切りですが負荷をかける意味では最終追い切りに期待できそうな内容でした。
そして、1週前に負荷をかけたため最終追い切りは軽めの追い切りです。
特別負荷はかけていませんが、やや身体の使い方に無駄な場面も見られました。
例えば、首の動作は少しオーバーですし、直線に入ってからは頭もやや高いです。
ここでも手前替えもできていませんでしたし、あまりいい内容とは言い難いです。
海外帰りの影響も出ているのか、8歳馬で衰えが出ているのか、原因は分かりませんがいい状態とは言い難いです。
ホウオウリアリティ
ホウオウリアリティ 2月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 68.1 | 52.3 | 37.0 | 11.6 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.6 | 67.2 | 52.5 | 37.9 | 11.6 | G前仕掛け |
ホウオウリアリティは美浦のウッドチップコースでウェックスフォード(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する菅原吉良騎手を背に、僚馬を1馬身追走する形で馬なり追いを行い、5F68秒1-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。
中4週ですが中間は坂路でびっしり調整され、ウッドでも軽めとはいえ調整されており入念に調整されています。
最終追い切りは2頭併せで僚馬を意識しながらの実践追いです。
コーナーの段階から推進力のある走りを見せていましたし、気持ちも乗っています。
直線に入って手前を替えてからもじりじりと脚を伸ばして併入しているように積極的な姿勢が見られました。
時計は少し目立ちませんが、いい具合に良化しています。
ボーンディスウェイ
ボーンディスウェイ 2月21日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 79.1 | 64.4 | 50.0 | 36.5 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.2 | 67.5 | 51.9 | 37.5 | 11.6 | 馬なり |
中山金杯(G3)で4着だったボーンディスウェイは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
レースでも騎乗する木幡巧也騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6F79秒1-上がり1F11秒6の自己ベストで走破しています。
映像はありませんが、1週前も木幡巧也騎手が騎乗し、美浦ウッドでサルトルーヴィル(牡4、1勝クラス)と併せました。
このときは僚馬を8馬身追走する形で馬場の真ん中から馬なりで追って、6F81秒8-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。
最終追い切りは単走、馬なりでしたが馬場の外目から追って79秒1の自己ベストを更新しました。
道中の動きもよかったですし、直線に入ってからはじりじりペースアップし、最後のほうではスピード感あふれる動きができています。
前走中山金杯の時もいい動きを見せていましたが、今回は時計面でも優れた内容となっています。
相手は手ごわいですが、ここメイチで仕上げてきている感じがします。
マイネルクリソーラ
マイネルクリソーラ 2月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 69.2 | 54.5 | 38.8 | 11.9 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 84.9 | 68.1 | 52.6 | 37.5 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 66.6 | 51.4 | 37.8 | 12.7 | 馬なり |
前走の中山金杯(G3)で3着のマイネルクリソーラは美浦のウッドチップコースでムコウジマランプ(牡4、1勝クラス)とレディマキシマ(牝3、未勝利)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗してムコウジマランプを4~5馬身追走する形で馬場の真ん中から馬なりで追い、5F69秒2-上がり1F11秒9の時計で同時併入しています。
1週前は美浦ウッドでコムストックロード(牝5、オープン)ともう一頭(名称不明)併せました。
このときは馬場の真ん中からコムストックロードより4~5馬身先行する形で馬なりにて追われ、6F84秒9-上がり1F11秒6で同時併入しています。
時計は出していいないものの、2頭の間に挟まれながらも大崩れのない安定したフォームで走ることができ、しっかり前方を向いて動けていることから集中力の高さが見られました。
管理する中野助手も「本来のこの馬の動きができている」とコメントされているように、レースに対する姿勢は維持できています。
そして、最終追い切りも3頭併せです。
馬なりなので時計は出していませんが、その中でも前向きな動きができていて調子はよさそうです。
また、直線に入ってちょうど挟まれる格好になってからもブレない姿勢を維持できています。
ただ、馬なりとは言え前走最終時より全体時計が見劣ったのは少し気になりました。
動きや状態は悪くないですが、大きな上積みはなく、現状維持といったところです。
マテンロウスカイ
マテンロウスカイ 2月21日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 53.9 | 38.5 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 37.5 | 12.2 | 末強め |
昨年のリゲルステークス(L)を制したマテンロウスカイは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、全体時計53秒9-上がり1F12秒1でゴールしています。
東京新聞杯から中3週ですが、レース後すぐ追い切りを再開し、中間はいつものように坂路に特化した追い切りを見せ、6本の時計を記録しました。
最終追い切りも引き続き坂路で追いましたが、コーナーから直線にかけてはやや重心のブレがありました。
直線に入ってからもしばらくは不安定でしたがやがてフォームを正して終えています。
終盤は悪くないものの、序盤から中盤にかけての動きは少し気になりました。
中山記念の舞台となる中山競馬場は中央競馬場のなかでも立ち回りの器用さが求められます。
マテンロウスカイにとって中山競馬は2年前のセントライト記念(G2)以来となりますが、そのときは最下位の13着に敗れていました。
中山は得意不得意がはっきりしている舞台です。
今回の追い切りを見ても立ちまわりは上手ではなさそうで、この舞台がかみ合うかといわれると、少し難しいように思いました。
ラーグルフ
ラーグルフ 2月21日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 83.4 | 67.0 | 51.8 | 37.1 | 11.6 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 84.6 | 68.0 | 53.5 | 38.3 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.5 | 68.0 | 52.4 | 38.1 | 12.2 | 馬なり |
昨年の中山金杯(G3)を制し、中山記念(G2)でも2着入りしたラーグルフは美浦のウッドチップコースでミエノブラボー(牝3、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を3~4馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F83秒4-上がり1F11秒6の時計を出しましたが半馬身遅れました。
1週前も美浦ウッドで調教しています。
このときはデイジー(牝3、未勝利)ともう1頭(名称不明)と3頭併せでデイジーを1馬身追走する形で馬なり追いを行い、&F84秒6-上がり1F11秒5で同時併入しています。
3頭併せの最内で追い切りを行いましたが、コーナーから直線にかけて少し頭が高い場面を見せており、少し遊んでいる場面も見られました。
ただ、直線に入ってからは前を向いて終えているので内容としてはまずまずです。
そして、最終追い切りは2頭で追い切りを行っています。
終始並走する形で追われて直線でもしばらくは合わせていましたが、最後の最後にミエノブラボーが末脚を伸ばして半馬身遅れてしまいました。
このときミエノブラボーも馬なりで追っており、格下相手に先着を許してしまったのは気になるところです。
首から胴にかけても白い泡(発汗)が見られることから、本調子じゃない可能性もありますが、1週前追い切りでも特別な良化は見られませんでした。
いい時期と比べると少し物足りない内容です。
レッドモンレーヴ
レッドモンレーヴ 2月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦芝(良) | 68.0 | 52.1 | 37.4 | 11.9 | G前仕掛け | |
1週前 | 美浦南W(良) | 85.9 | 69.8 | 54.5 | 39.1 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦PT(良) | 69.7 | 54.3 | 40.0 | 12.1 | 馬なり |
昨年の京王杯スプリングカップ(G2)の勝ち馬レッドモンレーヴは美浦の芝コースでインスタキング(牡4、2勝クラス)と併せました。
レースでも騎乗する横山和生騎手が騎乗し、馬場の2分どころから僚馬を6馬身追走する形でゴール前仕掛けにて追われ、5F68秒0-上がり1F11秒9で同時併入しています。
1週前の14日にも横山和生騎手が美浦ウッドで追い切りに騎乗しました。このときはオブデュモンド(セ6、2勝クラス)ともう一頭(名称不明)と3頭で併せています。
馬場の外目からオブデュモンドを2馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F85秒9-上がり1F11秒9で半馬身先着しています。
コーナーではほとんど流す感じでしたが直線に入ってからはじりじりとペースアップし、2F12秒9-1F11秒9でまとめています。
時計はほとんど出ていませんが、直線に入ってからは要所で鋭く加速しており、かつて短距離で培った瞬発性はここでも健在です。
そして、最終追い切りは芝コースで調整しています。
1週前とは一転してコーナーワークの段階からスピードのある動きを見せていました。
直線に入って3頭が横に並んでからは少しでも前に行こうとさらに加速しています。
最終的には同時併入でしたが、伸びのある走りを見せていて仕上がりはまずまずといったところです。
あとは、久々の1,800mでどこまでやれるかがポイントとなりそうです。
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中山記念2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ソールオリエンス ボーンディスウェイ |
A | イルーシヴパンサー エルトンバローズ ソーヴァリアント タイムトゥヘヴン ドーブネ ホウオウリアリティ |
B | エエヤン テーオーシリウス マイネルクリソーラ レッドモンレーヴ |
C | ジオグリフ ヒシイグアス マテンロウスカイ ラーグルフ |
D |
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中山記念2024の最終予想
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