【葵ステークス2024追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝この3頭〟に最高評価「S」
葵ステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では葵ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
5月22日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はアバンチュリエの4F51秒2ですが、51秒台で走破した馬は4頭のみとなっており、標準くらいの馬場です。
ウッドは1番時計がフィールザオーラの6F78秒3でした。こちらは全体的に時計が出ています。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はエマヌエーレの4F50秒5です。他の馬も時計を出していて時計は出ています。
ウッドは1番時計がステラヴェローチェの6F77秒2です。その他にも時計を出している馬は多く、いつも以上に時計は出ていました。
葵ステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント
葵ステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アウェイキング
アウェイキング 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.8 | 38.5 | 12.2 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.3 | 38.1 | 12.4 | 強め |
前走ゆきつばき賞(1勝クラス)を制したアウェイキングは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計54秒8-上がり1F12秒2の時計で走破しています。
前走から中2週ということもあり中間はプール調教とウッドが1本のみとなっています。
ただし、17日の栗東ウッドチップにおける調教ではゴール前仕掛けで強く追われており、馬場の真ん中から追って4F53秒0-上がり1F11秒1で終いの伸びを確認しています。
最終追い切りは坂路で末強めに追い、ここでも終いを確認しました。
最終追い切りは外ラチ沿いから追いましたが、脚さばきも速いですし気持ちの乗った動きができています。
ただ、手前を替えた際にややよろけたこと、そして、末強めの割に終い2F-1Fともに12秒2でそこまで目立ちません。
2週続けて強く追ったことでレース当日の良化していたら問題ないですが、追い切りを見た限り、時計面はやや物足りなかったです。
しかしながら、動きは悪くありませんでしたので仕上がりはまずまずといったところでしょうか。
アスクワンタイム
アスクワンタイム 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.0 | 39.8 | 12.1 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 52.7 | 38.2 | 12.1 | 末強め |
昨年の小倉2歳ステークス(G3)を制したアスクワンタイムは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計56秒0-上がり1F12秒1で目一杯負荷をかけています。
前走から中2週ですが、中間は坂路で10本、いずれも軽めですが数をこなすことで現状維持に努めています。
最終追い切りは一杯に追って力を確認していますが全体時計56秒0は控えめに言っても遅いです。
前走橘ステークス(L)時の最終追い切りが末強めで4F52秒7なので比較してもどういうわけか全然時計は出ていません。
カーブから本線に入る際もどこか調子を落としているような姿でした。
ただ、本線に入ってからの動きは悪くなく、特にウッドの蹴り上げはすさまじく相当踏み込みに力が入っています。
見た目以上に気合が入っているようにも見えました。
時計はまるで出ていませんが、見た感じ気合の乗りも足りなさそうでしたが、案外悪くないかもしれません。
アララララ ※除外
アララララ 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.9 | 66.1 | 51.7 | 37.5 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(重) | 67.3 | 52.2 | 38.0 | 12.1 | 馬なり |
前走の1勝クラスを制したアララララは美浦のウッドチップコースでフェスティヴルディ(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで僚馬を3馬身追走する形で追い、6F82秒9-上がり1F11秒7で同時併入しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
前走から中10週ですが、中間追い切りは4月末ごろから再開し、坂路で19本(すべてキャンター)、ウッドで6本の時計を残しています。
最終追い切りは僚馬を置いて並走を行いました。
コーナーの段階からフットワークの軽い動きができていて状態はよさそうです。
終始左手前でゴールしている点は気になりますが、僚馬の外目から動いてしっかり併入まで持ち込んでいるのは悪くありません。
馬なりでしたが気持ちよさそうに動くことができているのもよかったですし、終い2F12秒2-1F11秒7で加速ラップを刻むことができたのも良いでしょう。
いい仕上がりに見えます。
エトヴプレ
エトヴプレ 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 67.2 | 52.4 | 37.4 | 11.3 | 末強め | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.6 | 65.7 | 51.6 | 36.6 | 11.8 | 強め |
フィリーズレビュー(G2)を逃げて勝利したエトヴプレは栗東のウッドチップコースでダート重賞馬のモズミギカタアガリ(牝3、オープン)と併せました。
主戦の藤岡佑介騎手が手綱を握って馬場の真ん中から僚馬を2~3馬身追走する形で末強めに追い、5F67秒2-上がり1F11秒3の時計で半馬身先着しています。
前走桜花賞(G1)から中6週ですが、中間は坂路で5本のみとなっており、数は少なめとなっています。
最終追い切りはウッドで末強めに負荷をかけました。
少しクビの使い方は甘い感じがしますが、四肢の使い方はスムーズです。
今回は終い重視の動きも行いましたが、終い2F11秒8-1F11秒3で思い通りの動きができたでしょう。
勝利したフィリーズレビューのときの最終追い切りが5F70秒5-1F11秒1なのでそのときほど末脚は伸びていませんが、全体時計は今回のほうが出ています。
総合的に安定した走りができていますし、引き続き好仕上がりを見せています。
エポックヴィーナス
エポックヴィーナス 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.2 | 67.0 | 52.3 | 37.5 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 53.6 | 38.8 | 12.5 | 馬なり |
前走のフローラルウォーク賞(1勝クラス)を勝利したエポックヴィーナスは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追走し、6F83秒2-上がり1F11秒5の自己ベストで走破しています。
映像はありませんが、1週前の15日にはレースで騎乗する酒井騎手を背に乗せて、栗東坂路でアスタラビスタ(牡3、未勝利)と併せました。
僚馬を2馬身追走する形で一杯に負荷をかけ、4F52秒4-上がり1F12秒6の時計で半馬身先着しています。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは軽めの調整でした。
最終追い切りの映像はJRAレーシングビュアーに掲載されていなかったので、追い切りの動きは確認が取れませんでしたが、時計面でみると全体時計83秒2は自己ベストです。
また、終いの2F11秒9-1F11秒5で加速ラップも刻めており、差し馬らしいラップを刻むことができています。
これまでの5戦はすべてマイルだったので、距離短縮がどう転ぶかはやってみないと分かりませんし、追い切りの動きは確認できませんでしたが、時計を見る限りはそこまで悪くはなさそうです。
エリカカリーナ
エリカカリーナ 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.3 | 65.7 | 51.0 | 37.0 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.8 | 67.7 | 52.2 | 37.2 | 11.3 | 馬なり |
前走の1勝クラスを勝利したエリカカリーナは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで追い切りを行い、6F82秒3-上がり1F11秒4の時計で駆け抜けています。
前走から2カ月ぶりのレースとなり、中間は坂路が8本、ウッドが1本時計を残しています。
映像はありませんが、1週前は美浦ウッドで馬場の真ん中から馬なりで追って6F83秒3-上がり1F11秒0で終いの伸びが出ていました。
最終追い切りはウッドで単走を行っています。
コーナーワークの時点で少し頭が高くてややかかりがちに見えましたが、道中は跳びのある動きを見せています。
また、直線に入ってからは終い2F12秒2から1F11秒4で加速していました。
少しかかっている素振りを見せていたのは気になるところですが、ペースラップは良いですし、この馬らしい動きは健在で、まずまずの仕上がりです。
オーキッドロマンス
オーキッドロマンス 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 52.6 | 38.9 | 12.3 | 一杯 | ||
前走最終 | 美浦南W(重) | 81.5 | 66.5 | 51.4 | 37.2 | 11.4 | 一杯 |
前走のファルコンステークス(G3)で2着入線したオーキッドロマンスは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計52秒6-上がり1F12秒3の自己ベストを記録しました。
映像はありませんが、1週前の15日には美浦ウッドでレヴォルタード(牡4、2勝クラス)と併せました。
主戦の内田騎手が騎乗して馬場の外目から僚馬を5~6馬身追走する形で強めに追い、6F83秒4-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
1週前に強めに追いましたが、最終追い切りでは一杯に負荷をかけました
前走最終時と違って坂路で最終追い切りを行っている点は一見気になるところですが、好走した京王杯2歳ステークス(G2)の時も最終追い切りは坂路だったので、元に戻したという意味では問題ないでしょう。
道中、終始右手前で追っていましたがいつも通り回転の速い脚さばきを見せていますし、踏み込みにも力が入っています。
京王杯2歳ステークスの時と比較すると気持ちは全面的に出ている感じはありませんでしたが、その代わり落ち着きのある動きができています。
全体時計もオーキッドロマンスのこれまでの追い切りの中ではとても良く(これまでの自己ベストは4F54秒0)、派手さはありませんが成長している感じがしました。
カルチャーデイ
カルチャーデイ 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 38.4 | 12.5 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 66.8 | 51.8 | 37.0 | 11.2 | 一杯 | |
前走最終 | 栗東CW(重) | 50.9 | 36.8 | 11.2 | 直強め |
昨年のファンタジーステークス(G3)の勝ち馬であるカルチャーデイは栗東坂路でシャリティ(牝3、未勝利)と併せました。
今回初コンビを組む武豊騎手を背に乗せて、馬なりで僚馬を2馬身追走し、全体時計52秒7-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。
1週前は栗東ウッドでラヴベイ(牝3、未勝利)と併せました。
藤岡佑介騎手が騎乗し、馬場の3分どころから僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、5F66秒8-上がり1F11秒2の時計で同時併入しています。
1週前追い切りでは若干固さが見られましたが、馬体は引き締まっています。
終い時計2F11秒8-1F11秒2も悪くありませんが、一度先を越したラヴベイに二体差し返されての併入でした。
この馬なりに時計は出していましたが、負荷をかけたことで更なる良化に期待したいところです。
そして、最終追い切りは馬なりで軽めの調整となっています。
ここでも僚馬を置いて追い切りを行いましたが、四肢の回転は速くて1週前に負荷をかけた影響ことで気持ちも入っています。
ただ、終い2F12秒2に対して1F12秒5の減速となっており、最後はペースダウンしてしまいました。
今回は前走と違って坂路で最終追い切りを行い、気持ちも乗っていましたが、終いの伸びが欠いてしまった点は気になります。
ただ、1週前は栗東ウッドで好時計を残しているので、最後の直線が平坦な京都の芝コースなら問題ないかもしれません。仕上がりはまずまずといったところです。
ガロンヌ
ガロンヌ 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.2 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.8 | 38.9 | 12.1 | 末強め |
前走の橘ステークス(L)を勝利したガロンヌは栗東坂路で同レースに出走するモンシュマン(牡3、オープン)と併せました。
上村調教師自ら手綱を握って僚馬より2馬身先行する形で馬なり追いを行い、4F53秒3-上がり1F12秒3の自己ベストで同時併入しています。
前走から中2週ですが中間は坂路で8本、ウッドで2本の時計を残しています。現状維持を行っていました。
最終追い切りは坂路で軽めの調整でした。
序盤はどこかフワっとした走りでしたが脚取りは確かです。
前脚も少し固そうに見えましたが手前を替えてからは回転数を増やして終い2F12秒5-1F12秒3で加速しました。
特別目立つ動きではありませんでしたが、淡々と安定感ある動きができていましたし、軽めの調整ながらも追えばいつでも動けそうな状態に仕上がっています。
馬体も締まっていますし、時計以上に好内容の仕上がり具合に見えます。
キャプテンネキ ※除外
キャプテンネキ 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 38.9 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 54.0 | 39.2 | 12.3 | 強め |
キャプテンネキは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F54秒2-上がり1F12秒1の時計で走破しています。
前走から9週の間隔を空けてレースに挑みますが、中間は5月9日から再開し、坂路で10本行っています。
なお、映像はありませんが15日には今回騎乗するデムーロ騎手が追い切りに跨り、エランティス(牝4、2勝クラス)と併せて馬なりで4F51秒8-上がり1F12秒3の自己ベストを記録しました。
1週前に馬なりで好時計を残しましたが、最終追い切りも引き続き坂路で馬なり調教を行っています。
馬なりでしたが、シャドーロールの効果もあってか前に集中してスピード感のある動きができています。
終盤は少しずつ外目に斜行し、最後は流すような感触でしたが終い2F12秒6-1F12秒1が示しているように加速ラップは刻めています。
今回の追い切り時計は強めに追われた前走最終時と差はありません。
1週前も減速ラップでしたが自己ベストを記録していますし、ここ数戦の中では一番いい状態に仕上がっているように見えました。
クリスアーサー
クリスアーサー 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 80.4 | 63.9 | 49.2 | 36.1 | 12.2 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(不良) | 54.2 | 37.3 | 10.8 | 馬なり |
クリスアーサーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から一杯に追って6F80秒4-上がり1F12秒2の自己ベストを記録しています。
前走から中9週となりますが、中間は今月上旬から再開し、坂路で11本、ウッドが1本時計を残しています。
映像はありませんが今月9日には坂路で4F49秒6-上がり1F12秒2の好時計を刻んでいます。
最終追い切りはウッドで調整を行いました。
追い切り映像がないため、評価が難しいところですが馬場の真ん中から追って6F80秒4の自己ベストを記録できた点は評価したいです。
ただ、終い2F11秒4が最速で、1Fは12秒2なので早めに苦しくなっています。
これまでのウッド追いでは常に加速ラップを刻んでいたので、今回減速してしまったのは気になるところでした。
時計は優秀ですが、前走ファルコンステークスも先行しながら最後は苦しくなっているのでもう少し持続性のある走りができればよかったです。
シカゴスティング
シカゴスティング 5月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 39.6 | 13.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 38.7 | 12.3 | 馬なり |
昨年の阪神JF(G1)で5着入線したシカゴスティングは栗東坂路でマギームーン(牝2、新馬)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬より1馬身先行し、4F55秒1-上がり1F13秒0の時計で同時併入しています。
中間は坂路で5本、ウッドで3本時計を記録しました。
このうち、今月15日には栗東坂路で末強めに追って4F54秒0-上がり1F12秒1の時計を記録しました。
1週前に強め追いましたが、最終追い切りは馬なりでソフトな調整を行っています。
道中は舌を出しながらの追い切りで走りに集中しているかというと少し微妙なところです。
1週前に強く追った影響はあまりなく、前向きさは感じられませんでした。
走りに関しても馬なりだったことを考慮してもそこまで見栄えしませんでしたし、終い1F13秒0も物足りないです。
前走桜花賞(G1)やその前のフィリーズレビュー、(G2)、阪神JFの時のほうが好仕上がりでした。
ジャスパーノワール ※除外
ジャスパーノワール 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 50.9 | 37.1 | 11.8 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 53.6 | 38.9 | 12.6 | 馬なり |
ジャスパーノワールは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に叩き、全体時計50秒9-上がり1F11秒8の時計で登坂しています。
前走から約3か月ぶりのレースとなり、中間は坂路で4本、ウッドで6本時計を残しています。
ウッドはすべてキャンターで時計を出していませんが、坂路はすべて時計を出していました。
映像はありませんが、1週前の15日には坂路で末強めに追って4F48秒2-上がり1F12秒7の自己ベストを記録しました。
末強めに追った割に終いド名は目立ちませんが、前半の3Fはすべて11秒台後半を刻んでいます。
1週前に負荷をかけましたが、最終追い切りも一杯に追って引き続き本腰入れて追っています。
一杯に追ったことで脚さばきに力強さは感じられます。
ただ、中盤は頭を奮うように動かしており、良くも悪くも苦しそうな動きを見せていました。
また、徐々に左に斜行しているようにまだ若さも見られます。
時計自体は出していますし、終い時計を出した点もよいですが、まだまだ粗削りですね。
最終追い切り、中間ともに負荷をかけて時計を出していたので、この追い切りの効果がレース前に上積みという形で反映されれば面白い1頭になりそうです。
ジョーローリット
ジョーローリット 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.8 | 37.4 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 54.4 | 39.7 | 12.8 | 馬なり |
ジョーローリットは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、4F51秒8-上がり1F12秒2の時計を記録しました。
前走から中2週ということで、中間は坂路で2本のみとなっています。
中間はどちらも馬なりでしたが最終追い切りは一杯に追って現在の実力を確かめられています。
最終追い切り映像がJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので評価が難しいところですが、全体時計51秒8は自己2番目に速い時計です。
ただし、自己ベストを出したのが新馬戦前の坂路で、その時は一杯に追って全体時計51秒1を記録していたのでそれと比較するとやや見劣ります。
また、今回は終い2F11秒9-1F12秒2で減速してしまいました。
逃げ馬なのでできるだけ最後の最後まで粘り切りたいところですが、強く追って最後は減速しているところは気になるところです。
評価が難しいところですが、時計自体はこの馬からしたら出している方なのでコンディションはまずまずだと思います。
スピリットガイド ※除外
スピリットガイド 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 52.9 | 39.1 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(重) | 53.3 | 38.5 | 12.2 | 強め |
前走のマーガレットステークス(L)で3着入線したスピリットガイドは美浦の坂路コースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F52秒9-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。
映像はありませんが1週前の15日には美浦ウッドチップでレッドアトレーヴ(牡3、未勝利)と併せました。
この時は津村騎手が追い切りに騎乗(レースでは岩田康誠騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を4~5馬身追走する形でゴール前仕掛けを行い、6F82秒1-上がり1F11秒3の時計で1馬身半先着しています。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは馬なりで軽めの調整を行いました。
軽めの追い切りでしたが外ラチ沿いから淡々と追えていますが、時折右方向を向いていて前に集中できていません。
しかしながら、毛ヅヤは良いですし力強い走りを見せているので状態は良いでしょう。
特別時計は出していませんが、輸送を考慮すれば現状でも十分だと思いますし、悪くない仕上がりとなっています。
ナナオ
ナナオ 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 39.3 | 12.4 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 52.3 | 38.0 | 12.4 | 強め |
前走のマーガレットステークス(L)を快勝したナナオは栗東坂路でロードクルーガー(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して僚馬を3馬身追走する形で末強めに追い、4F54秒4-上がり1F12秒4の時計を記録し、1馬身先着しました。
今回は約3か月ぶりのレースとなりますが、中間は坂路が5本、ウッドが7本で坂路とウッドを併用しながら調整されました。なお、1週前の15日はポリトラックコースで調教を行っています。
最終追い切りは坂路で末強めに追って終いの伸びを確かめました。
序盤からしっかりと前を見据えて追うことができていますし、先行していたロードクルーガーが一杯に追われていたのに対し、こちらは末強めで涼しい表情でらくらく先着できました。
後方から追ってしっかり先着できたのは評価したいですね。
全体時計54秒4-上がり1F12秒4は前走マーガレットステークスの時より見劣りしますが、休み明けを感じさせない綺麗な走りを見せていました。
久々でもいい動きを見せていたので、当日の馬場次第で重い印も検討したいです。
ナムラアトム
ナムラアトム 5月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.4 | 36.9 | 11.7 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 53.2 | 38.7 | 12.3 | 末強め |
ナムラクレアの半弟にあたるナムラアトムは栗東坂路で単走を行いました。
長谷川調教師自ら手綱を握って一杯に追い、4F51秒4-上がり1F11秒7の時計を記録しています。
中間は先月下旬から再開し、坂路で5本、ウッドで9本の時計を記録しました。
1週前の栗東ウッドチップにおける追い切りでは主戦の浜中騎手が騎乗し、馬なりで感触を確かめています。
最終追い切りは長谷川調教師の手綱の元で一杯に追い、現状をチェックしています。
一杯に追ったとのことで、大きなストライドを見せながらも速い脚さばきを見せています。
頭の動きの動作からも負荷がかかっているのが垣間見られました。
その中でもしっかりまっすぐ追うことができているように、競馬センスの良さが見られます。
終いの伸びが2F12秒0-1F11秒7で加速できているのもよいでしょう。
なお、全体時計に関しては2月14日に4F50秒9、3月7日に4F50秒8の時計を出していますが、このふたつはどちらも一杯に追って併せ馬を置いてのものです。
並走すると時計は出やすくなるので、今回は単走でこれだけ出せたのはよいです。
気配も感じられましたし、レース本番でも楽しみです。
ニコラウス
ニコラウス 5月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.0 | 39.6 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(重) | 53.4 | 38.5 | 12.4 | 馬なり |
前走の1勝クラスから挑むニコラウスは美浦坂路コースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒0-上がり1F12秒6の時計でまとめています。
前走から中2週ですが、中間は坂路で9本の時計を記録し、入念な調整を行っています。
最終追い切りも引き続き坂路で単走、軽めの調整を行いました。
少し前脚の歩幅が横に広いですが、ピッチの利いた走りでこの馬らしい走りはできています。
ただし、時計は出していませんし終いの伸びも1F12秒6なので平凡でした。
見た感じはそこまで疲労は感じられませんでしたが、馬なりだったとはいえ迫力に欠ける動きでしたし、前走最終時のほうが好時計を出していることを踏まえても物足りない内容でした。
ピューロマジック
ピューロマジック 5月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 49.8 | 35.2 | 11.8 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(稍重) | 51.4 | 37.1 | 11.7 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東CW(重) | 84.9 | 69.8 | 55.2 | 39.8 | 12.9 | 稍一杯 |
前走のマーガレットステークス(L)で2着のピューロマジックは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追って4F49秒8-上がり1F11秒8の時計でまとめています。
1週前の16日には栗東坂路でヴァンドーム(牡3、オープン)と併せました。
今回初コンビを組む横山和生騎手が栗東まで駆け付け、僚馬を6~7馬身追走する形で末強めに追い、4F51秒4-上がり1F11秒7の時計で4馬身先着しています。
馬場の真ん中から追い切りを行いましたが、軸の安定した走りで綺麗な動きができていました。
追われてからの反応は特によく、あっという間に僚馬をかわして先着しており、ポテンシャルの高さも見られます。負荷をかける意味でも好内容でした。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは栗東ウッドで軽めの4F追いを行いました。
コーナーの段階から気持ちの乗った動きを見せていますし、鋭く本線に入っています。
本線に入ってからもしっかりとした脚取りで動くことができています。
終いの伸びは2F11秒2-1F11秒8で減速していますが、映像を見た限りほとんど流しているようにも見えたのでそこまで気にしなくてもよいと思います。
2週続けて追い切りを確認しましたが、馬体も仕上がっていましたし気持ちの乗った動きができているのも評価したいです。気配を感じさせる仕上がりでした。
ペアポルックス
ペアポルックス 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.5 | 12.8 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 52.5 | 38.3 | 12.6 | 馬なり |
前走の橘ステークス(L)で2着のペアポルックスは栗東坂路でキタサンバンビーナ(牝3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して僚馬を5~6馬身追走する形で末強めに追い、4F53秒7-上がり1F12秒8の時計で2馬身先着しています。
前走から中2週のレースとなりますが、中間は坂路で9本時計を記録し、現状維持に努めています。
動きに関しては僚馬を追う形で行いながらもしっかり先着しているので悪くありません。
序盤にやや寄れる箇所はありましたが、それ以外は特に問題なさそうです。
ただし、時計に関しては末強めの割に終い1F12秒8で目立ちません。
前走最終時が坂路で馬なりの中、4F52秒5-上がり1F12秒6なので時計面でも見劣っているのは気になるところです。
動きはそこまで悪くありませんでしたが、前走最終時のほうが好仕上がりに見えます。
モズトキキ
モズトキキ 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.3 | 11.9 | 末一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 52.8 | 37.8 | 12.6 | 一杯 |
前走の雪うさぎ賞(1勝クラス)を制したモズトキキは栗東坂路でコパノパサディナ(牡4、オープン)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する亀田騎手が騎乗し、僚馬を3~4馬身追走する形で末一杯に追い、全体時計53秒0-上がり1F11秒9の時計で1馬身先着しています。
映像はありませんが、1週前の15日にも亀田騎手が騎乗し、栗東坂路で末強めに追って、4F54秒1-上がり1F12秒2で負荷をかけています。
今回は2週続けて坂路で負荷をかけました。
最終追い切りでは序盤からきびきびした動きを見せています。
若さゆえか若干遊んでいるようにも見えましたが、フットワークは軽かったですし、リズムよくオープン馬に先着できています。
併せたコパノパサディナが馬なりに対して、こちらは末一杯だったので僚馬が追っていたら結果は変わっていたかもしれませんが、それでも追走から先着の流れに持ってくることができたのは良かったです。
終いの伸びもこの馬なりに良かったですし、いい状態でレースに挑むことができそうです。
モンシュマン
モンシュマン 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 38.0 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.2 | 41.0 | 12.5 | 馬なり |
1勝クラスから挑むモンシュマンは栗東坂路で今回同レースに出走するガロンヌ(牡3、オープン)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して僚馬を2馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F52秒9-上がり1F12秒2の時計で同時併入しています。
映像はありませんが、1週前の16日には栗東ウッドチップコースでアームズレイン(牡4、オープン)と併せました。
この時は助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を2~3馬身追走し、7F96秒4-上がり1F11秒3の好時計で併入しています。
最終追い切りは舞台を坂路に替えて馬なりでソフト調整を行いました。
道中舌を出しながらの追い切りで粗削りな部分がありましたが、手前を替えてからはじりじりと脚を引き上げて終い2F12秒3-1F12秒2で併入まで持ち込みました。
併せたガロンヌが地味ながらも追えば動けそうだったのに対し、モンシュマンは馬なりながらも荒々しく登坂しておりまるで正反対な内容です。
2頭を比較した限り、冷静な動きができていたガロンヌのほうがいい仕上がり具合に見えました。
ただ、モンシュマンは1週前のウッド追いの内容がよかったので、最後の直線が平坦な京都コースなら力を出せるかもしれません。
ロードフォアエース ※除外
ロードフォアエース 5月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 39.4 | 11.9 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦99.3 | 67.6 | 52.2 | 36.4 | 11.2 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(不良) | ⑦98.9 | 66.4 | 52.3 | 37.5 | 11.4 | 一杯 |
前走バイオレットステークス(OP)を勝利したロードフォアエースは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒2-上がり1F11秒9の時計で軽く調整しています。
1週前は栗東ウッドチップで皐月賞馬のジャスティンミラノ(牡3、オープン)とジュンツバメガエシ(牡4、2勝クラス)と3頭併せを行いました。
レースで騎乗する坂井騎手が騎乗し、馬場の外目からジャスティンミラノより6馬身先行する形で一杯に追い、7F99秒3-上がり1F11秒2の時計でアタマ差先着しました。
1週前は皐月賞馬と並走を行いましたが、コーナーでは楽な手ごたえで動くことができ、直線ではほぼジャスティンミラノと2頭併せになりましたが、しっかり脚を伸ばして先着できました。
ジャスティンミラノは一杯の追われた割にいまいち伸びを欠いていたので、状態面はよくなかったかもしれませんが、それでも皐月賞馬に先着できたのは評価したいです。
全体時計99秒3はそこまで速くありませんが、それでも終い2F11秒0-1F11秒2で終いは長く走ることができています。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは坂路で軽めとなっています。
軽めでしたがきびきびと動くことができていますし、後ろ脚の踏み込みにも力が感じられます。
残り1Fあたりで手前を替えてからは脚の回転を速くして登坂し、終い2F13秒1-1F11秒9で鋭く伸びることができたのも良いでしょう。
2週続けて追い切りを確認しましたがどちらも末脚を活かすことができており、いい状態に仕上がっていました。本番でも楽しみです。
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葵ステークス2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ナムラアトム ピューロマジック ロードフォアエース ※除外 |
A | アララララ ※除外 エトヴプレ オーキッドロマンス キャプテンネキ ※除外 ナナオ モズトキキ |
B | アウェイキング アスクワンタイム エポックヴィーナス エリカカリーナ カルチャーデイ ガロンヌ クリスアーサー ジャスパーノワール ※除外 ジョーローリット スピリットガイド ※除外 ペアポルックス モンシュマン |
C | シカゴスティング ニコラウス |
D |
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葵ステークス2024の最終予想
葵ステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。