【キーンランドC2024追い切り評価/全頭診断】ナムラクレアに並ぶ最高評価「S」はアノ馬!
キーンランドカップ2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではキーンランドカップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
8月21日の馬場状態
函館
この日の函館競馬場は芝が稍重、ダートとウッドは良馬場でした。
芝コースは出走馬が少ないため、何とも言い難いです。
ダートとウッドはともに標準くらいの時計でした。
札幌
この日の札幌競馬場は芝、ダートともに良馬場でした。
芝コースは平均的、ダートコースは多少時計がかかっています。
栗東
この日の栗東坂路は重馬場でした。
坂路の1番時計はジャスパーディビネの4F50秒3でした。重馬場の影響もあって時計は出ていません。
キーンランドカップ2024追い切り評価/全頭診断コメント
キーンランドカップ2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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エイシンスポッター
エイシンスポッター 8月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 69.7 | 54.0 | 39.9 | 12.4 | G前仕掛け | |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.3 | 38.1 | 12.1 | 末強め |
今年の安土城ステークス(L)を制したエイシンスポッターは札幌のダートコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目からゴール前に仕掛けられ、5F69秒7-上がり1F12秒4の時計でゴールしています。
中間追い切りは今月上旬から再開し、栗東坂路で10本の時計を残していました。
なお、映像はありませんが1週前の14日は栗東坂路で一杯に追われて4F53秒0-上がり1F12秒4の時計を記録しています。
最終追い切りは札幌ダートで調整されましたが、休み明けもあって少し腹回りはまるい感じがします。
しかしながら、道中は慣れないダートコースでも力強く動けていますし、手前を替えてからの首の動きも良いです。
尻のラインもきれいですし、休み明けにしては気合が乗っています。
さらなる良化にも期待できそうですが、現時点でもなかなかいい仕上がり具合でした。
エトヴプレ
エトヴプレ 8月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 67.2 | 52.1 | 38.5 | 12.3 | G前仕掛け | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 67.2 | 52.4 | 37.4 | 11.3 | 末強め |
フィリーズレビュー(G2)を制したエトヴプレは函館のウッドチップコースでスピードリッチ(牡3、1勝クラス)と併せ馬を行っています。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形でゴール前にて促され、5F67秒2-上がり1F12秒3の時計で3馬身先着しました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
中間追い切りは7月25日から28日にかけて坂路で4本時計を残しています。
そして、8月15日は函館ウッドにおいて、ロードトレイル(牡3、2勝クラス)と併せて一杯に追われ、馬場の外目から5F68秒0-上がり1F11秒9の時計を記録していました。
この時の映像はありませんでしたが、主戦の藤岡佑介騎手が騎乗しており、実線を意識した追い切りが行われていました。
1週前に負荷を掛けましたが最終追い切りも併せ馬を置いて一杯に追われています。
前走葵ステークス(G3)以来、約3か月ぶりのレースとなりますが、序盤から推進力のある追い切りを見せており、前脚を伸ばして追えています。
直線に入って手前を替えた際、一息入れてからはスピードリッチを置き去りにする走りで長く脚を伸ばして先着しました。
久々でしたが身体の使い方も良かったですし、気持ちも上向いていてよかったです。
スプリンターにしては少し身体が細い感じもしましたが、終いの伸びもよかったですし、このレースに懸ける意欲が感じられました。良いでしょう。
オオバンブルマイ
オオバンブルマイ 8月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(良) | 52.3 | 36.9 | 11.7 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.4 | 66.4 | 51.6 | 36.8 | 11.3 | 強め |
前走最終 | 海外競馬出走 |
久々の国内戦となるオオバンブルマイは札幌芝コースで単走を行いました。
レースでも騎乗する武豊騎手が追い切りに騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われて4F52秒3-上がり1F11秒7の時計で駆け抜けています。
前走チャンピオンズマイル(G1)から4か月ぶりのレースとなります。
中間は7月中旬から再開して坂路で19本、ウッドで2本の時計を残していました。
1週前の14日は栗東ウッドで単走が行われています。
このときは助手が騎乗し、馬場の外目から強めに追われて6F81秒4-上がり1F11秒3の時計を記録していました。
馬場の外目から追っていましたが、首から上の使い方、そして前脚の動きもやや堅い感じがします。
しかしながら、ストライドの利いた走りで追走、終いも2F11秒7から1F11秒3で久々でも時計は残していました。
もう少し軟らかい動きができればよいでしょう。最終追い切りの良化に期待したいです。
その最終追い切りは札幌芝コースで行われています。
武豊騎手騎乗の元、調整されましたが1週前と比較すると首や前脚の使い方がよくなりました。
開催後期の札幌コースでも軽い脚取りで追うことができていましたし、リラックスした動きができています。
海外帰り緒戦+休み明けでも問題なく動けていましたし、1週前より良化できたのも良いでしょう。
久々の国内線でどのような走りを見せてくれるか楽しみです。
オタルエバー
オタルエバー 8月21日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 80.4 | 66.1 | 52.5 | 38.9 | 12.5 | 強め |
1週前 | 札幌ダート(重) | 68.1 | 53.5 | 39.6 | 13.0 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(良) | 71.3 | 54.6 | 39.2 | 12.8 | 馬なり |
前年のラピスラズリステークス(L)を制したオタルエバーは札幌のダートコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追い、6F80秒4-上がり1F12秒5の時計でゴールしています。
1週前の14日も札幌ダートで単走を行いました。
このときも助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、5F68秒1-上がり1F13秒0で軽く調整されています。
1週前は軽めの動きでしたがピッチの利いた走りができています。
馬体も短距離馬らしく筋肉量が豊富ですし、前方に集中しながらリズムよく調教できていました。
時計は出していませんが、無駄のない動きで追えばいつでも動けそうです。
最終追い切りも札幌ダートで行われ、今回は強めに追っていましたが序盤から気持ちの乗った動きができています。
時計も1週前と比較すると全体時計、終いともに出ていましたし強く追ってそれに応えていました。
前走以上の仕上がりでしたし、初めての札幌コースでどのような走りを見せてくれるか楽しみです。
サトノレーヴ
サトノレーヴ 8月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館ダート(良) | 86.4 | 69.3 | 53.3 | 38.3 | 12.4 | 馬なり |
1週前 | 函館芝(不良) | 65.9 | 50.3 | 36.8 | 11.6 | 馬なり | |
前走最終 | 函館ダート(良) | 66.7 | 52.2 | 37.6 | 11.9 | 馬なり |
函館スプリントステークス(G3)を制したサトノレーヴは函館のダートコースでミッキーマドンナ(牝2、新馬)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身追走し、6F86秒4-上がり1F12秒4で同時併入しています。
1週前の14日は函館芝コースでブリスキー(セ4、1勝クラス)と併せました。
このときも助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身追走し、5F65秒9-上がり1F11秒6の時計で3馬身先着しています。
格下の僚馬の内から立ち回りましたが、前走以上に馬体は大きく見せています。
張りも良いですし、コーナーワークの時点で一杯に追われたブリスキーを楽にかわし、直線でも楽な手ごたえで突き放しています。
不良馬場の函館コースでも終い11秒6と確かな伸びを見せていて、軽い追い切りながらも充実した内容となっています。
最終追い切りは舞台をダートに切り替えましたが、1週前同様馬なりで併せ馬を置いて調整されました。
序盤からストライドの大きな動きで、力いっぱい追走しています。
直線で手前を替えてからは助手がやや抑えていましたが、それでも力一杯走っていて強い気持ちを持って動くことができていました。
時計に関しては前走最終時のほうが出ていましたが、今回は2週続けてパワーのある動きを見せていることから、前走に引き続き好状態でレースを迎えることができそうです。
シナモンスティック
シナモンスティック 8月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 70.0 | 54.6 | 39.5 | 12.2 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌ダート(良) | 70.2 | 53.4 | 39.5 | 12.5 | 馬なり |
昨年のキーンランドカップで2着入線したシナモンスティックは札幌のダートコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、5F70秒0-上がり1F12秒2の時計を残しています。
前走から中1週ということもあって中間の追い切り時計は確認できませんでした。
最終追い切りは軽めの調整でしたが、少し頭が出ています。
間隔を詰めていることもあって脚色もそこまで目立ちませんが、直線に入ってからは脚の回転が速くなり、この馬なりに動けています。
ちなみに、昨年のキーンランドカップの最終追い切り時は札幌ダートで馬場の真ん中からゴール前に仕掛けられ、4F56秒5-上がり1F12秒7でした。
昨年と比較すると全体時計、終い時計ともに出ているのは良いでしょう。
派手な動きはありませんが、調子は維持できてそうです。
シュバルツカイザー
シュバルツカイザー 8月20日(火) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(稍重) | 54.0 | 39.8 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 函館W(良) | 67.8 | 51.9 | 37.8 | 12.4 | 馬なり |
シュバルツカイザーは火曜日に函館の芝コースで最終追い切りを行っています。
主戦の大野騎手が追い切りに騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追って4F54秒0-上がり1F12秒0の時計を残していました。
前走UHB賞(OP)で札幌のレースを使ってから一度函館に戻って調整を行い、再び札幌に向かうローテーションを選択しています。
今回は珍しく火曜日に最終追い切りを行っていますが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されておらず、肝心の動きは確認できませんでした。
時計や脚質に関しては、中1週ということもあって負荷はかけておらず、時計も出していません。
前走最終時も馬なりで時計は出ていませんが、今回は稍重芝コースだったので前走との比較は難しいです。
現在の状態を確かめる術がほとんど見当たらなかったので、今回はE評価(測定不能)と致します。
ジュビリーヘッド
ジュビリーヘッド 8月21日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 71.4 | 54.5 | 39.7 | 12.1 | G前仕掛け | |
前走最終 | 函館W(良) | 68.1 | 52.1 | 38.3 | 12.3 | 一杯 |
ジュビリーヘッドは札幌ダートコースで単走を行いました。
助手が騎乗して外ラチ沿いからゴール前に仕掛けられ、5F71秒4-上がり1F12秒1で終い重視の追い切りが行われています。
前走から2カ月半ぶりのレースとなりますが、中間は坂路やウッドの時計がないので北海道に滞在して調整している可能性があります。
(中間時計を参考にしているJRA-VAN TARGETでは札幌や函館の時計が確認できないので、真相は分かりません。)
ただ、18日には札幌ダートで馬なりにて追い切りを行っていました。
最終追い切りは終い重視で強めに追って調整を行っていますが、外ラチ沿いから跳びのある動きを見せていて活気が感じられました。
コーナーから直線の動きもスムーズでしたし、直線で手前を替えてからも変わらない動きでゴールまで脚を伸ばしています。
終いも3F39秒7から1F12秒1まで加速ラップで時計を出していましたし、全体を通してきれいなフォームで走り切ることができていました。
全体時計は目立ちませんが、追えば時計の出そうな動きでしたし、開催後期の洋芝コースがフィットすれば台頭にも期待できそうです。
セッション
セッション 8月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 69.2 | 52.9 | 38.7 | 12.0 | G前一杯 | |
前走最終 | 函館芝(良) | 52.7 | 38.4 | 11.4 | 馬なり |
今年の京都金杯(G3)で2着入りしたセッションは函館ウッドチップコースで単走を行いました。
見習い騎手が騎乗し、馬場の外目からゴール前にて一杯に追われて5F69秒2-上がり1F12秒0でまとめています。
中間はおそらく函館に滞在して調整していると思われます。
映像はありませんでしたが1週前の15日には函館ウッドチップコースでレドンホール(牝3、未勝利)と併せていました。
亀田騎手が騎乗(レース当日はティータン騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を7~8馬身追走する形で強めに追って5F67秒0-上がり1F12秒3で2馬身先着していました。
1週前に強く追いましたが最終追い切りはゴール前で一杯に追い、さらなる負荷を掛けています。
今回はブリンカーを着用して追いましたが、少し前脚が高くて堅い感じがしました。
ただ、ブリンカー効果も影響しているのか、前方に集中しながら追えていますし、前脚を少しでも前に伸ばして前に行こうとする気持ちがあり、精神的な前向きさはうかがえます。
時計も3F38秒7から1F12秒0と加速できていますし、派手さはないもののこの馬なりに少しずつ仕上がっている印象でした。
ゾンニッヒ
ゾンニッヒ 8月21日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(良) | 72.0 | 55.7 | 39.6 | 12.9 | 馬なり | |
1週前 | 札幌芝(重) | 66.3 | 51.5 | 37.3 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌芝(良) | 49.0 | 34.6 | 11.9 | 馬なり |
前走のしらかばステークス(OP)を制したゾンニッヒは札幌の芝コースでサトノスフィア(牡3、未勝利)と併せました。
久々にコンビを組む川田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F72秒0-上がり1F12秒9の時計で同時併入しています。
1週前の14日にも札幌芝コースで追い切りを行い、このときはアルゴナヴィス(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追って5F66秒3-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。
1週前追い切りは僚馬の内から追走する形で併せましたが、小刻みな動きで脚の回転が速いです。
少し首は高いものの、きびきびと動けているのは良かったです。
ただ、最後の直線では馬の外目から追ったアルゴナヴィスに差し返されました。
アルゴナヴィスは強めに追われたとはいえ未勝利馬なので格下相手に併入まで持ち込まれたのは少し気になりました。
最終追い切りも札幌芝コースで併せ馬を行っています。
今回は川田騎手が追い切りにまたがって調整されましたが、1週前と比較するとやや落ち着きのある動きで首の使い方も良くなりました。
直線ではやや首を横に振る場面もありましたが、淡々とした動きで併入しており、ゾンニッヒらしい動きができています。
ただ、今回は2週続けて馬なりとはいえそこまで気持ちは乗っている感じはしませんでした。
2種続けて未勝利馬相手に併入というのも気になりますし、最終追い切りで時計も出せていません。
前走最終追い切り時計と比較しても、今回はあまり物足りない結果でそこまで良い状態には見えませんでした。
ダノンマッキンリー
ダノンマッキンリー 8月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 44.3 | 13.2 | 馬なり | |||
前走最終 | 函館W(良) | 69.7 | 54.4 | 40.3 | 12.6 | G前仕掛け |
ファルコンステークス(G3)を制したダノンマッキンリーは函館ウッドチップコースで単走を行いました。
今回初コンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで3F44秒3-上がり1F13秒2で軽く調整していました。
今回は前走UHB賞(OP)の最終追い切りは函館ウッドで調整し、札幌でレースを行った後は再び函館に戻って調整されています。
最終追い切りは軽めでしたが、少し頭は立っているものの楽な手ごたえで追えています。
直線に入るあたりで少しかかりそうな場面もありましたが、落ち着きを取り戻して淡々とゴールできました。
2歳のころにたびたび見せていたかかり癖はすっかり収まったようで、リズムよく動けているのは好印象です。
前走から中1週ということで時計は出していませんし、大きな良化は見られませんでしたが、たびたび気性難を見せていた2歳のころと比較すると精神的な成長が感じられました。
ナムラクレア
ナムラクレア 8月21日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(良) | 63.5 | 48.5 | 34.5 | 11.1 | G前仕掛け | |
1週前 | 函館芝(不良) | 69.6 | 53.1 | 39.0 | 11.9 | G前仕掛け | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.9 | 66.0 | 50.8 | 36.5 | 11.5 | 一杯 |
昨年のキーンランドカップを制したナムラクレアは札幌の芝コースで単走を行いました。
長谷川調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からゴール前に仕掛けられて5F63秒5-上がり1F11秒1の猛時計を残しています。
1週前の14日には函館芝コースで単走を行っています。
このときはレースで騎乗する浜中騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころからゴール前仕掛けを行い5F69秒6-上がり1F11秒9でした。
1週前は不良馬場の函館芝コースで時計もかかりがちでしたが、後ろ脚の踏み込みは強かったですし、残り1Fでもしっかりと伸び脚を見せていました。
不良馬場で相当時計はかかっていましたが、久々でも力強い動きを見せているのはよかったですし、しっかりと負荷はかかったことでしょう。
最終追い切りは札幌入りして芝コースで強く追っています。
1週前に不良馬場で負荷を掛けた影響もあって馬体は相当引き締まりました。
また、序盤から意気揚々とした動きを見せていますし、終いの時計も11秒1と鋭さは文句ありません。
全体時計63秒5も大変優秀ですし、文句のない追い切り内容です。
ナムラクレアにとってこのレースはあくまでも通過点だと思いますが、最終追い切りではまるでここがメイチのような仕上がり具合でした。
次走で反動が出るかもしれませんが、今回のレースに限ればこれでもかというくらい仕上げられていたので激走にも期待できそうです。
ビッグシーザー
ビッグシーザー 8月20日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(稍重) | 65.8 | 50.6 | 37.9 | 12.8 | G前仕掛け | |
前走最終 | 函館W(良) | 67.7 | 52.4 | 38.9 | 12.3 | 馬なり |
今年の函館スプリントステークス(G3)で3着入線したビッグシーザーは火曜日に函館ウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられ、5F65秒8-上がり1F12秒8でゴールしています。
前走青函ステークス(OP)終了後は函館に滞在して調整されていました。
映像はありませんが、1週前の15日には函館ウッドで馬場の真ん中から単走、一杯に追われて5F64秒9-上がり1F12秒9で走破しています。
1週前に引き続き、今回もゴール前に促されて調整されました。
追い切り映像はJRAレーシングビュアーに公開されていませんが、全体時計は2週続けて出しています。
ただ、ゴール前に促された割に終いの時計はそこまで目立ちませんでした。
ゴール前仕掛けで追われていたのでもう少し伸びがあればなおよかったでしょう。
ただ、今回の最終追い切りは稍重ウッドの追い切りで先週も重馬場だったので、良馬場なら鋭く上がっていたかもしれません。
評価の難しいところですが、全体時計はよかったのでB評価にします。
プルパレイ
プルパレイ 8月21日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(良) | 68.5 | 52.0 | 37.0 | 11.9 | 強め | |
前走最終 | 札幌ダート(良) | 57.4 | 41.4 | 12.2 | 馬なり |
前走のUHB賞(OP)を制したプルパレイは札幌芝コースで単走を行っています。
今回初コンビを組む佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から強めに追われて5F68秒5-上がり1F11秒9の時計でゴールしました。
前走UHB賞から中1週ですが、同レースに出走していたダノンマッキンリーやシュバルツカイザーと違って札幌に滞在して調整されています。
最終追い切りは芝コースで調整しましたが、前脚が少し固いかもしれません。
手前を替えてからも踏み込みが浅かったです。
脚取り自体は軽かったので、レース本番では荒れつつある内ラチ沿いよりも馬場の良い外目から競馬したほうが出し切れそうです。
しかしながら、近2戦は先行競馬で好走しているので今回も枠の並びは内のほうが良さそうで、意外とコース相性は合わない可能性が出てきました。
最終追い切りの動きはそこまで目立つものではありませんでしたし、差し有利のキーンランドカップとプルパレイの脚質が合うか、少し難しいところです。
マテンロウオリオン
マテンロウオリオン 8月22日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 68.2 | 53.0 | 38.9 | 12.0 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(良) | 65.3 | 51.0 | 38.0 | 11.8 | 一杯 |
マテンロウオリオンは木曜日に札幌ダートコースで単走を行いました。
主戦の横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて5F68秒2-上がり1F12秒0で軽く調整しています。
中間は函館に滞在して調整されていました。
映像はありませんが、11日と14日はどちらも函館ウッドで強く追われており、そのうち14日は馬場の外目から追って5F67秒4-上がり1F13秒1の時計を記録していました。
1週前に強く追ったので最終追い切りは軽めです。
函館から札幌の輸送明けでしたが、慣れないダートコースでも軽快な走りを見せていました。
直線に入ってからもスピードを持続させて3F38秒9-1F12秒0で伸びを見せています。
馬なりということもあって時計は出していませんでしたが、2週続けて強く追ったことで気合も乗っていました。
短距離コースが合うか正直微妙なところですが、追い切り自体は悪くありませんでした。
モリノドリーム
モリノドリーム 8月21日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 70.5 | 54.9 | 40.0 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(良) | 67.4 | 51.9 | 38.5 | 12.5 | 馬なり |
前走の青函ステークス(OP)を制したモリノドリームは函館ウッドチップコースでシュバルツクーゲル(牡3、3勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F70秒5上がり1F12秒1の時計で同時併入しました。
前走から約2か月ぶりのレースとなりますが、1週前の14日に函館ウッドにおける時計が確認できたので、おそらく函館に滞在して調整しています。
最終追い切りも1週前同様函館ウッドで軽い調整が行われました。
久々のレースですが馬体はある程度絞れていますし、序盤からスピード感にあふれた動きができていました。
僚馬の内から立ち回って、直線では一度先を越しましたが、最後の1Fを過ぎたあたりでシュバルツクーゲルの鞍上が追うと、シュバルツクーゲルも瞬時に反応して差し脚を伸ばし、最終的には併入する形となりました。
最後は差し返されて併入でしたが、併せたシュバルツクーゲルは3勝クラスの馬で、しかも反応も良くて状態もよさそうでした。
モリノドリームも最後は捉えられましたが、この馬なりに前に集中しながら動けていましたし、悪くありません。
久々で全体時計は出していないものの、馬体も締まっていましたし順調に良化していました。
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キーンランドカップ2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | オタルエバー ナムラクレア |
A | エトヴプレ オオバンブルマイ サトノレーヴ ジュビリーヘッド マテンロウオリオン |
B | エイシンスポッター シナモンスティック セッション ダノンマッキンリー ビッグシーザー モリノドリーム |
C | ゾンニッヒ プルパレイ |
D | |
E(測定不能) | シュバルツカイザー |
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