【富士ステークス2024予想】本命におすすめの3頭+穴馬で狙いたい2頭はこちら!
富士ステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
富士ステークス2024の予想ポイント
- マイルで2勝且つマイル重賞を制している馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 4歳馬の好走率がもっとも高く、6歳以上は苦戦
- 差しと追い込み馬の活躍、逃げ馬【0-0-0-10】は全滅
- 馬券の中心は1~4人気、特に1~2人気の馬は勝ち切りやすい
- 4枠~8枠が有利
- 前走安田記念組が安定して強い
富士ステークス2024予想の最終買い目
富士ステークスが開催される土曜日の東京競馬場は日中晴れの予報が出ていました。
気温も29度近くまで上がるようです。
前日金曜日はところどころ小雨が降ったようですが、そこまで馬場に影響を及ぼすほどではなさそうでした。
ちなみに、金曜日の午前8時半の段階で芝の含水率は13~14%の良馬場となっています。
土曜日は晴れるので金曜の雨の影響もなくなる可能性が高く、この時期の東京競馬場は良馬場なら基本的に高速馬場傾向にあります。
うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 9 レッドモンレーヴ
父 | ロードカナロア |
母 | ラストグルーヴ |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 京王杯スプリングカップ(G2) 2023年 |
前走 | 安田記念(G1) 11着 |
本命はレッドモンレーヴにしました。
キレッキレの末脚が魅力的な馬で、前々走の京王杯スプリングカップは2着とはいえ、最後方から上がり最速32秒2という驚異的な末脚で勝ち馬ウインマーベルに肉薄しました。
この京王杯スプリングカップで2番目に速い上がりを使ったのが4着のダノンスコーピオンが出した33秒1なので1頭だけ桁違いのパフォーマンスを見せています。
前走の安田記念は11着でしたが稍重で出し切れませんでした。
レッドモンレーヴは稍重以下の馬場になると極端にパフォーマンスを落とすため、週末の天候が気になるところでしたが、天気予報を見る限りそこまで雨の心配はなく、レース当日も時計の出やすい馬場で開催されそうです。
本音を言うと当日の馬場傾向を見ながら印を検討したいところでしたが、時計勝負ならセリフォスやソウルラッシュと比較してもチャンスはありそうなので、ここは本命に挙げました。
〇対抗 7 セリフォス
父 | ダイワメジャー |
母 | シーフロント |
母父 | Le Havre |
主な勝ち鞍 | マイルチャンピオンS(G1) 2022年 |
前走 | 安田記念(G1) 5着 |
対抗はセリフォスにしました。
一昨年のマイルチャンピオンシップを最後、なかなか勝利に届いていませんが、それでも前走の安田記念は稍重で厳しい中5着入線していますし、その前のマイラーズカップもソウルラッシュに完敗とは言え、馬体重+12キロで大幅に馬体を増加させながら2着と、安定したパフォーマンスを見せています。
G1馬ということで斤量は重たく、勝利した一昨年の富士ステークスのように出し切れるか分かりませんが、追い切りも良かったので例え叩きの舞台だとしても侮れません。
東京マイルは【1-1-0-3】とはいえすべてのレースで掲示板入りしており崩れていないのも良いでしょう。
川田騎手から藤岡佑介騎手の乗り変わりは鞍上弱化ですが、藤岡騎手は今年乗れているので、上位争いにも期待したいです。
▲単穴 4 ゴンバデカーブース
父 | ブリックスアンドモルタル |
母 | アッフィラート |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | サウジアラビアRC(G3) 2023年 |
前走 | 日本ダービー(G1) 13着 |
単穴はゴンバデカーブースにしました。
新馬戦を楽勝して挑んだ昨年のサウジアラビアロイヤルカップは最後方からの競馬となりましたが、上がり最速33秒5の末脚を使ってボンドガールに先着しました。
ボンドガールは今月行われた秋華賞で2着入りし、新馬戦ではのちのオークス馬チェルヴィニアを真っ向からねじ伏せた素質馬でしたが、強敵相手に着差を付けて勝利しただけでもパフォーマンスに期待できるでしょう。
2走前のNHKマイルカップは4着とはいえ休み明けにもかかわらず、1分32秒9の時計で走破していることから、着順以上に健闘していました。
前走のダービーは13着に敗れていることから距離はマイルくらいがちょうどよいと思います。
今回は初の古馬戦となりますが、斤量にも恵まれましたし、NHKマイルカップの結果を見る限り休み明けでも問題ないでしょう。
コース適性と斤量の恩恵を味方につけて、古馬マイラー相手に太刀打ちしてほしいです。
△連下 11 ソウルラッシュ
父 | ルーラーシップ |
母 | エターナルブーケ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | マイラーズカップ(G2) 2024年 |
前走 | 安田記念(G1) 3着 |
ソウルラッシュは連下にしました。
マイルの第一線で活躍している馬で、G1勝ち星こそありませんが、前走安田記念は勝ち馬ロマンチックウォリアーとタイム差0.1秒の3着、昨年のマイルチャンピオンシップは勝ち馬ナミュールとクビ差2着に入線しており、G1で何度も馬券に絡んでいます。
実績はG1馬といっても過言ではなく、近走勝ち星から遠ざかっているセリフォス比較でみてもソウルラッシュのほうが調子を引き上げているでしょう。
ただ、ソウルラッシュは今年6歳です。
富士ステークスは6歳以上の馬の成績があまり良くありません。
ソウルラッシュは今年も調子を上げているのでデータを覆す走りをしてもおかしくありませんが、今年の富士ステークスは面白い馬が多数いるので、ここは相手までにします。
△連下 16 ジュンブロッサム
父 | ワールドエース |
母 | エンプレスティアラ |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | 水無月S(3勝クラス) 2024年 |
前走 | 関屋記念(G3) 3着 |
ジュンブロッサムは連下にしました。
条件戦では常に上がりの速い末脚を使っていた馬で、キレ味勝負に強い馬です。
前走の関屋記念はほとんど最後方の位置から追い込みを決め、勝ち馬トゥードジボンの3着に入線しました。
久々の重賞戦でしたが思った以上にやれたと思います。
ただ、前走関屋記念や3走前の石清水ステークスを見る限り、二の足は速くないためどうしても後手の競馬になりがちです。
確かな切れ味はあるものの、今回はジュンブロッサム以上に末脚に定評あるレッドモンレーヴが出走しているので、ここは相手までにしました。
単勝
9 レッドモンレーヴ
馬連流し
軸馬:9
相手:4、7、11、12、16
三連複フォーメーション
1頭目:9
2頭目:4、7、11、12、16
3頭目:4、7、11、12、16
富士ステークス2024の有力馬3頭
富士ステークスは有力マイラーの始動戦としてふさわしいレースで、今年もG2らしい好メンバーが多数集結しました。
今年の出走登録馬の中から実績のある注目馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
セリフォス
- マイルチャンピオンシップ (G1) 2022年
- 富士ステークス (G2) 2022年
- デイリー杯2歳ステークス (G2) 2021年
- 新潟2歳ステークス (G3) 2021年
長くマイルの第一線で活躍しているセリフォスが2年ぶりに富士ステークスに帰ってきました。
昨年はぶっつけでマイルチャンピオンシップに挑んだものの8着に沈んだことから、今年は一昨年のローテーションでマイル王の舞台を目指そうとしています。
今回は始動戦となりますが、一昨年が今回と同じく安田記念から富士ステークスに挑んで勝ち切っているのでローテーションは問題ないでしょう。
また、2年前の富士ステークスでは現在もマイルの最前線で活躍しているソウルラッシュや当時好調だったダノンスコーピオン相手に勝ち切っていますし、このときの勝ち時計1分32秒0も優秀でした。
脚質的にも差しの競馬を得意としているのでレース相性も問題ないでしょう。
東京マイルは【1-1-0-3】ですが着外3戦はいずれも4~5着なので数値以上にやれています。
2年近く勝ち星から遠ざかっているものの、比較的鉄砲も利きますし、ここでの上位争いにも期待したいところです。
ソウルラッシュ
- マイラーズカップ (G2) 2024年
- マイラーズカップ (G2) 2022年
- 京成杯オータムH (G3) 2023年
セリフォスと並んでマイルの最前線で活躍しているのは6歳のソウルラッシュです。
G1タイトルには届いていないものの、今年の安田記念は勝ち馬ロマンチックウォリアーとタイム差0.1秒差の3着、昨年マイルチャンピオンシップもナミュールの追込にやられたもののタイム差ゼロの2着で、能力はG1級といっても過言ではありません。
また、鉄砲が利くのもソウルラッシュの強みです。
例えば始動戦だったマイラーズカップの隔年制覇や、昨年の京成杯オータムハンデではトップハンデ59キロを背負いながら勝ち切っており、地力の高さは前哨戦でも証明済みです。
富士ステークスは一昨年2着に敗れて以来となりますが、今年の有力候補であるセリフォスと比較すると近走好成績を収めているので、4つ目の重賞制覇も狙えるでしょう。
ゴンバデカーブース
- サウジアラビアRC (G3) 2023年
3歳馬で注目したいのがゴンバデカーブースです。
昨年のサウジアラビアロイヤルカップは今回と同じ東京芝1,600mで開催されましたが、9頭立ての少頭数で最後方から上がり最速33秒5の末脚を使って勝利しました。
このときの2着馬が先日行われた秋華賞で2着に入線したボンドガールで、強い相手に2馬身差の勝利は立派です。
その後はクラシック前線でも期待されましたが、ホープフルステークスは感冒(かんぼう)のため、出走取消、続くNHKマイルカップは実質的に7か月ぶりのレースでしたが4着入線しました。
※感冒(かんぼう):鼻や喉、肺をつなぐ気道に炎症が起こることで発症する病気
6枠発走で馬場の中団で脚を溜めつつ、外から仕掛けましたが、じりじり脚を引き上げて3着のロジリオンにクビ差まで詰め寄り、久々にしては大健闘したことでしょう。
前走ダービーは間隔が短かったのか、それとも距離が長すぎたのか直線で見せ場なく沈んでいますが、NHKマイルカップの走りを見る限りマイルならまだまだ侮れません。
今回は有力候補のジャンタルマンタルが回避したため実質的に3歳馬の中心となりそうですが、東京マイルは【2-0-0-1】とやれていますし、NHKマイルでは休み明けでもやれました。
初の古馬戦となりますが、現3歳馬がどれだけ古馬相手に太刀打ちできるか注目です。
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富士ステークス2024の穴馬2頭
富士ステークスは比較的上位人気馬の活躍が目立ちますが、2021年は9番人気のサトノウィザードと10番人気のタイムトゥヘヴンが入線し、三連単9万8000円の高配当が飛び出しました。
伏兵の台頭もあうので高配当に期待しても良さそうです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
レッドモンレーヴ
- 京王杯スプリングC (G2) 2023年
東京巧者のレッドモンレーヴは昨年の富士ステークスで2着入りした馬です。
脚質的には追込競馬を得意としており、昨年はほとんど後ろの位置から上がり最速33秒7の末脚を使って2着入りしています。
勝ち馬ナミュールには1馬身以上差を付けられましたが、それでも3着のソーヴァリアント以下を2馬身突き放していますし、走破時計1分31秒6も優秀です。
また、今年の京王杯スプリングカップも2着でしたが、上がりの末脚は32秒2と破格です。
このレースの上がり2位の末脚がダノンスコーピオンの33秒1なので1頭だけ異次元の末脚を使っていました。
高速馬場の東京コースでは常に一定以上のパフォーマンスを引き上げていますし、上がりの末脚だけ見たら現役でもトップクラスのものを秘めています。
今回はどの位置で人気が収まるか分かりませんが、セリフォスとソウルラッシュほどは人気しないでしょう。
キレッキレの末脚は富士ステークスとも相性が良いので、重い印も検討したい1頭です。
クルゼイロドスル
- ジュニアカップ (L) 2023年
- 関越ステークス (OP) 2024年
非重賞馬で注目したいのがクルゼイロドスルです。
前走の関越ステークスは新潟の開幕週に行われたレースで、良馬場+高速馬場でしたが、その中で差し切りの勝利をおさめました。
勝ち時計1分44秒0はコースレコードですし、高速馬場で自身の強みを活かせたことでしょう。
前走を快勝したことで今回は再び重賞の舞台に参戦します。
今年の富士ステークスは例年以上に好メンバーがそろっているので勝ち明けは容易ではないかもしれませんが、条件戦時代に東京コースで実績を重ねていますし、前走関越ステークスの内容から本格化の兆しも見られました。
強敵相手に、自慢の末脚がどこまで通用するか見物です。
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ここからは富士ステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
富士ステークス2024の概要
富士ステークスは東京競馬場で開催される芝1,600mのマイル重賞です。
レース名の【富士】は、日本で最も標高の高い富士山から来ており、日本を代表する山としておなじみですね。
富士ステークスは11月に開催されるマイルチャンピオンシップの前哨戦として有名な競走で、舞台となる東京芝1,600mはヴィクトリアマイルや安田記念でも使用される舞台です。
汎用性の高いコースということもあり、多くのマイラーが秋の始動戦として選択しますよ。
なお、富士ステークスは1998年から2019年まではG3競走でしたが例年好メンバーが参戦することから、2020年よりG2に昇格し、昇格後も有力馬が多数参戦しておりG2にふさわしいレースとなっています。
ちなみに今年の出走登録馬を見てみると、マイルG1の常連であるセリフォスやソウルラッシュをはじめ、世代問わず多数の重賞馬が参戦しました。
最有力候補だった今年のNHKマイルカップの勝ち馬ジャンタルマンタルは発熱のため、競走を回避したことが13日に発表されましたが、それでもG2らしい豪華メンバーがそろっています。
世代を超えた有力マイラーが出走する今年の富士ステークス。
豪華メンバーがどのような走りを見せてくれるか、今から楽しみですね!
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富士ステークス2024の開催内容
開催日 | 10月19日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 5900万円 |
富士ステークス2024が開催される東京の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 向こう正面2コーナーの出口付近 |
コース | 左回り Aコース使用 |
1周の距離 | 2,083.1m |
直線距離 | 525.9m |
高低差 | 2.7m |
フルゲート | 18頭 |
平均タイム (過去5年) | 1.35.5 |
コースレコード | 1.30.5 (2019年 ヴィクトリアマイル【G1】ノームコア) |
富士ステークスのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:33.7 |
レコードタイム | 1:31.4 (2023年 ナミュール) |
舞台となる東京芝1,600mは春の安田記念やヴィクトリアマイル、NHKマイルカップのコースにも指定されている東京でも特に使用頻度が高いコースです。
スタート地点は2コーナーの出口付近で最初の3コーナーまでの距離は約55mです。
向こう正面は全体的に下り傾斜となっており、ハイペース傾向になります。
また、途中に一か所だけ上り坂を駆け上がります。
この上り坂が意外と曲者で、息を入れたいタイミングで上り坂があるためペースが乱されやすくなっています。
坂を超えたら再び下り坂でコーナーに入ります。
3~4コーナーは大きな造りとなっていて極端にペースダウンしなくても立ち回ることができます。
4コーナー終盤にラスト3ハロンの標識が立っているのでこの辺りから各馬はペースアップします。
最後の直線は約525mです。
残り2ハロンの標識付近で高低差2mの上り坂を100mほど駆け上がります。
坂を駆け上がったらゴールまでの残り300mは平らなコースとなっています。
東京の芝1,600mは前半が下り坂なのでペースアップしやすいです。
しかし、向こう正面にある上り坂やハイペースな流れになりやすいことから体力を維持するのが難しいです。
前半に体力を消耗してしまったら、最後の直線にある上り坂でバテる可能性も高いです。
そのため、距離以上にスタミナが求められます。
脚質的には直線が長いため差しや追い込み馬が有利となっており、加速力や瞬発性のある馬が活躍しています。
東京の芝1,600mはここをチェック!
- 数多くのビッグレースが開催される舞台
- 息を入れるのが難しいコース
- 中距離色の馬が好走しやすい
- 差しや追い込みが決まりやすい
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富士ステークス2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | バスラットレオン | 牡6 | 57.0 | 吉田豊 |
2 | メイショウシンタケ | 牡6 | 57.0 | 池添謙一 |
3 | ミシシッピテソーロ | 牝4 | 55.0 | 木幡巧也 |
4 | ゴンバデカーブース | 牡3 | 55.0 | 松山弘平 |
5 | エアロロノア | セ7 | 57.0 | 田辺裕信 |
6 | ジェイパームス | セ4 | 57.0 | 鮫島克駿 |
7 | セリフォス | 牡5 | 58.0 | 藤岡佑介 |
8 | コムストックロード | 牝5 | 55.0 | 津村明秀 |
9 | レッドモンレーヴ | 牡5 | 57.0 | 横山和生 |
10 | クルゼイロドスル | 牡4 | 57.0 | 横山武史 |
11 | ソウルラッシュ | 牡6 | 58.0 | 団野大成 |
12 | アルナシーム | 牡5 | 57.0 | 横山典弘 |
13 | タイムトゥヘヴン | 牡6 | 57.0 | 柴田善臣 |
14 | ロジリオン | 牡3 | 55.0 | 北村宏司 |
15 | パラレルヴィジョン | 牡5 | 57.0 | C.ルメール |
16 | ジュンブロッサム | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭太 |
17 | バルサムノート | 牡4 | 57.0 | 松岡正海 |
富士ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 6 | ナミュール | 1 | 安田記念(G1) | 16 |
2 | 9 | レッドモンレーヴ | 4 | 安田記念(G1) | 6 | |
3 | 4 | ソーヴァリアント | 6 | 札幌記念(G2) | 3 | |
2022 良 | 1 | 10 | セリフォス | 1 | 安田記念(G1) | 4 |
2 | 13 | ソウルラッシュ | 3 | 安田記念(G1) | 13 | |
3 | 14 | ダノンスコーピオン | 2 | NHKマイルカップ(G1) | 1 | |
2021 良 | 1 | 1 | ソングライン | 1 | 関屋記念(G3) | 3 |
2 | 17 | サトノウィザード | 9 | 関越ステークス(OP) | 1 | |
3 | 7 | タイムトゥヘヴン | 10 | セントライト記念(G2) | 14 | |
2020 良 | 1 | 5 | ヴァンドギャルド | 5 | 安田記念(G1) | 10 |
2 | 11 | ラウダシオン | 3 | NHKマイルカップ(G1) | 1 | |
3 | 9 | ケイアイノーテック | 6 | 中京記念(G3) | 4 | |
2019 稍重 | 1 | 16 | ノームコア | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 |
2 | 9 | レイエンダ | 3 | 新潟記念(G3) | 10 | |
3 | 2 | レッドオルガ | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 11 | |
2018 良 | 1 | 8 | ロジクライ | 2 | 京成杯AH(G3) | 3 |
2 | 11 | ワントゥワン | 3 | 京成杯AH(G3) | 2 | |
3 | 14 | レッドアヴァンセ | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) | 3 | |
2017 不良 | 1 | 6 | エアスピネル | 1 | 札幌記念(G2) | 5 |
2 | 15 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) | 8 | |
3 | 13 | クルーガー | 11 | マイラーズC(G2) | 10 | |
2016 良 | 1 | 3 | ヤングマンパワー | 3 | 関屋記念(G3) | 1 |
2 | 4 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) | 5 | |
3 | 2 | ダノンプラチナ | 2 | 京成杯AH(G3) | 3 | |
2015 良 | 1 | 3 | ダノンプラチナ | 4 | 皐月賞(G1) | 11 |
2 | 11 | サトノアラジン | 1 | エプソムカップ(G3) | 2 | |
3 | 14 | ロゴタイプ | 3 | オールカマー(G2) | 4 | |
2014 良 | 1 | 16 | ステファノス | 2 | セントライト記念(G2) | 4 |
2 | 7 | シャイニープリンス | 12 | 京成杯AH(G3) | 6 | |
3 | 11 | レッドアリオン | 5 | 西宮ステークス(1,600万) | 1 |
【実績】勝ち馬7頭が芝1,600mを2勝以上&マイルの重賞実績があった
年度 | 勝ち馬 | マイル勝利数 | 主なマイル重賞勝ち鞍 |
2023 | ナミュール | 3勝 | チューリップ賞(G2) |
2022 | セリフォス | 3勝 | デイリー杯2歳S(G2) |
2021 | ソングライン | 1勝 | なし |
2020 | ヴァンドギャルド | 1勝 | なし |
2019 | ノームコア | 2勝 | ヴィクトリアM(G1) |
2018 | ロジクライ | 4勝 | シンザン記念(G3) |
2017 | エアスピネル | 3勝 | 京都金杯(G3) |
2016 | ヤングマンパワー | 4勝 | 関屋記念(G3) |
2015 | ダノンプラチナ | 3勝 | 朝日杯FS(G1) |
2014 | ステファノス | 1勝 | なし |
過去10年の富士ステークスの勝ち馬7頭がこれまでにマイルレースで2勝以上の勝利を挙げ、なおかつマイル重賞の勝ち鞍がありました。
富士ステークスはマイルチャンピオンシップの前哨戦として最有力のレースで、G2らしい好メンバーがそろいます。
別定戦でハンデの優劣も大きくないことから、マイル実績やマイル重賞の好走馬が勝ち切る傾向が強いレースとなっています。
今年の出走馬の中で過去にマイルレースで2勝且つマイル重賞を制している馬は5頭いました。(かっこ内は主なマイル重賞タイトル)
【年齢】中心は3~4歳馬。6歳以上の好走は乏しい
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【4-1-2-28】 | 11.4% | 14.3% | 20.0% |
4歳 | 【5-5-2-19】 | 16.1% | 32.3% | 38.7% |
5歳 | 【1-3-6-34】 | 2.3% | 9.1% | 22.7% |
6歳 | 【0-1-0-27】 | 0.0% | 3.6% | 3.6% |
7歳以上 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の富士ステークスの勝ち馬9頭、2~3着馬10頭が3~4歳馬でした。
中でも4歳馬は【5-5-2-19】で単勝率、連対率、複勝率いずれの数値ももっとも高く、4歳馬がもっとも活躍しています。
なお、そのほかの年齢を見てみると、5歳馬は【1-3-6-27】で2018年のロジクライしか勝利がないものの、2~3着には9頭が入線しており相手候補として悪くないです。
ただし、6歳以上の馬になると、【0-1-0-38】で2017年のイスラボニータしか馬券に絡めていませんでした。
6歳以上になると評価を下げても良いかもしれません。
今年の出走馬を年齢別にまとめました。
【脚質】差しと追い込み馬の活躍が目立つ
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 【3-1-2-30】 | 8.3% | 11.1% | 16.7% |
差し | 【5-4-4-49】 | 8.1% | 14.5% | 21.0% |
追込 | 【2-5-4-31】 | 4.8% | 16.7% | 26.2% |
上がり3F | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【3-4-2-1】 | 30.0% | 70.0% | 90.0% |
2位 | 【4-3-2-5】 | 28.6% | 50.0% | 64.3% |
3位 | 【1-2-0-8】 | 9.1% | 27.3% | 27.3% |
4~5位 | 【0-1-2-16】 | 0.0% | 5.3% | 15.8% |
6位以下 | 【2-0-4-90】 | 2.1% | 2.1% | 6.3% |
過去10年の富士ステークスの勝ち馬7頭、2~3着馬17頭が差しもしくは追込馬でした。
また、上がり最速の時計を記録した馬が【3-4-2-1】で複勝率90%、上がり2位の馬も【4-3-2-5】で複勝率64%もあります。
対して、過去10年の富士ステークスで逃げ馬は10頭すべてが全滅、しかもいずれも掲示板外に沈んでいます。
2021年のロータスランド(3番人気)のように人気の馬でも逃げて凡走しており、逃げ馬が好走するのは非常に困難であることが分かります。
富士ステークスの舞台である東京芝1,600mはワンターンで最後の直線が長いコースです。
また、開幕前週ということもあって高速馬場条件下でレースが行われるうえ、出走する馬の多くが決め手に長けていることから、差しや追込馬が優勢傾向にありました。
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富士ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-1-0-5】 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【3-0-2-5】 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 【1-4-1-4】 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
4番人気 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
5番人気 | 【1-0-2-7】 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6~9番人気 | 【0-1-2-37】 | 0.0% | 2.5% | 7.5% |
10番人気以下 | 【0-1-2-57】 | 0.0% | 1.7% | 5.0% |
勝ち馬7頭が1~2番人気に支持されていた
過去10年の富士ステークスの勝ち馬7頭が1~2番人気に支持されていました。
このうち、1番人気の馬は直近3開催の富士ステークスを3連勝しており、調子を引き上げています。
勝ち馬を探す際は上位人気に支持された馬から選択してみても良いかもしれません。
馬券に絡んだ21頭が1~4番人気の馬
過去10年の富士ステークスの勝ち馬9頭、2~3着馬12頭が1~4番人気に支持された馬です。
いずれも複勝率は50~60%と決して高くありませんが、平均して安定していました。
富士ステークスは上位人気馬の信頼度が比較的高いレースといえるでしょう。
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富士ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-1-14】 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
2枠 | 【1-0-1-15】 | 5.9% | 5.9% | 11.8% |
3枠 | 【1-0-0-16】 | 5.9% | 5.9% | 5.9% |
4枠 | 【2-2-2-11】 | 11.8% | 23.5% | 35.3% |
5枠 | 【3-1-0-15】 | 15.8% | 21.1% | 21.1% |
6枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【0-2-5-15】 | 0.0% | 9.1% | 31.8% |
8枠 | 【2-3-0-17】 | 9.1% | 22.7% | 22.7% |
中~外枠から活躍馬が出ていた
過去10年の富士ステークスの勝ち馬8頭が4~8枠の馬でした。
特に4枠は【2-2-2-11】で連対率と複勝率がもっとも高く、5枠は【3-1-0-15】で単勝率が高めです。
外枠の馬を見てみると、7枠は【0-2-5-15】で勝利こそありませんが複勝率は32%と2番目に高く、8枠は【2-3-0-17】で単勝率と連対率、複勝率のバランスがよかったです。
対して、1~3枠は最大でも複勝率12.5%なので中~外枠よりも苦戦傾向にありました。
馬券予想の際、4~8枠を引いた馬を中心に選択しても良さそうです。
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富士ステークスの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
安田記念(G1) | 【3-4-0-5】 | 25.0% | 58.3% | 58.3% |
関屋記念(G3) | 【2-0-0-8】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
京成杯AH(G3) | 【1-2-1-22】 | 3.8% | 11.5% | 15.4% |
関越S(OP) | 【0-1-0-0】 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
中京記念(G3) | 【0-0-1-4】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
日本ダービー(G1) | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
朱雀S(L) | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3勝クラス | 【0-0-1-6】 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
安定している前走安田記念組
過去10年の富士ステークスで前走が安田記念だった馬は【3-4-0-5】でした。
出走した12頭のうちの7頭が連対しており、連対率は58%と高水準です。
また、着外の5頭のうち、2019年のロジクライを除いた4頭が4~5着に入線していることから高確率で上位争いに加わっていました。
なお、前走安田記念だった12頭はいずれも安田記念で4着以下に沈んでいたものの、富士ステークスでは好走しており、着順不問で活躍傾向にありますよ。
今年の出走馬の中で前走が安田記念だった馬は5頭いました。(かっこ内は安田記念の着順)
前走関屋記念・関越ステークス組は前走着順がポイント
過去10年の富士ステークスで前走関屋記念だった馬は【2-0-0-8】で勝つか負けるかはっきりしていました。
詳しく見てみると、勝ち馬2頭は前走関屋記念で馬券に絡んでいます。
また、前走関越ステークスだった馬は過去10年で1頭しか出走していませんが、関越ステークスを勝利したうえで好走しています。
前走関屋記念から挑む馬は関屋記念で馬券内に絡んでいることが、前走関越ステークスだった馬は勝利していることが望ましいです。
今年の出走馬の内、前走関屋記念だった馬と関越ステークスだった馬の前走着順をまとめました。
富士ステークス2024追い切り評価
富士ステークス2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
富士ステークスの予想の参考にしてみてください!