【チャレンジカップ2024追い切り評価／全頭診断】中穴人気の〝アノ馬〟にトップ評価「Ｓ」

チャレンジカップ2024追い切り評価／全頭診断になります。
当記事ではチャレンジカップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

チャレンジカップ2024追い切り評価／全頭診断コメント

チャレンジカップ2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からＳ→Ａ→Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｅ(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

アウスヴァール

アウスヴァール　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)	82.3	66.1	51.4	36.5	11.7	馬なり
前走最終	栗東CW(良)	82.7	66.1	51.2	36.8	11.4	馬なり

今年のオールカマー(G2)で2着入線したアウスヴァールは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の古川吉洋騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F82秒3-上がり1F11秒7の時計で軽くまとめました。

前走から1か月ぶりとなりますが、中間は坂路で6本(すべてキャンター)、ウッドで12本の時計を残していました。

なお、映像はありませんが1週前の20日にも栗東坂路で単走を行っています。

このときも古川騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から強めに追われて6F79秒8-上がり1F11秒9の好時計でまとめていました。

最終追い切りは坂路で軽めでしたが、相変わらず少し首を引きながらの追い切りで、いつも通りのアウスヴァールの動きができています。

道中はきびきびとした動きを見せていますし、悪くないでしょう。

終いに関しては2F11秒3-1F11秒7で減速していますが、自身の走りはできていましたし、馬体も締まっているのでこの馬なりに出し切れそうでした。

アルビーシャ

アルビーシャ　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(重)			53.8	39.5	12.5	一杯
1週前	美浦坂路(稍重)			54.6	39.9	12.5	強め
前走最終	美浦坂路(重)			54.3	39.5	12.3	強め

前走のオールカマー(G2)で5着入線したアルビーシャは美浦坂路でスムースベルベット(牝4、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

嶋田騎手が追い切りに騎乗(レース当日はC.ルメール騎手が騎乗)し、僚馬を4～5馬身追走する形で一杯に追われて4F53秒8-上がり1F12秒5の時計を出しましたが僚馬に1馬身遅れてしまいました。
※僚馬(りょうば)：同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の20日は美浦坂路でレッドレナート(牡3、1勝クラス)と併せています。

このときは助手が騎乗して僚馬を1馬身追走する形で強めに追われて4F54秒6-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。

僚馬の内側から立ち回りましたが、本選に入って手前を替えてからはじわりとペースを引き上げ、上がり1F2秒5の時計で登坂しました。

手前を替えるまでは少し四肢の使い方がややぎこちないようにも見えましたが、手前を替えてからの動きはスムーズで、悪くありません。

ただ、強めに追われた割に全体時計は目立たなかったので、最終追い切りまでにさらなる良化に期待したいです。

その最終追い切りも坂路で併せ馬を置き、一杯に追われました。

首の使い方などは1週前とほとんど差がなく、砂を掻き込みながら気合の乗った動きができています。

ただ、時計に関しては一杯に追われて4F53秒8はそこまで目立ちませんでした。

動き自体は悪くないですし、2週続けて強く負荷を掛けているのでレース当日までに良化している可能性もありますが、最終追い切りの段階ではまずまずの仕上がりでした。

エアファンディタ

エアファンディタ　11月27日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			53.2	39.4	12.8	馬なり
1週前	栗東芝(稍重)	81.1	63.2	48.6	35.5	12.0	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			53.8	38.9	12.6	一杯

エアファンディタは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒2-上がり1F12秒8の時計を残しています。

1週前の20日は栗東の芝コースでヴァルチャースター(牡2、新馬)と併せていました。

松山騎手が追い切りに騎乗(レース当日は武豊騎手が騎乗)し、馬場の2分どころから馬なりで僚馬より4～5馬身先行し、6F81秒1-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。

僚馬の内目から立ち回りましたが、ピッチの利いた走りで動けており、走法自体は悪くありません。

時計も4F48秒6-終い1F12秒0で時計は出しています。

ただし、併せたヴァルチャースターが強めに追われていたとはいえ、新馬相手に最後は併入まで追われているのは気になるところです。

近走調子を落としているとはいえオープン馬なのでもう少し突き放していたら良かったでしょう。

最終追い切りは坂路で軽く調整されていますが、1週前同様少し細い感じがします。

一瞬脚さばきが早くなったもののすぐに脚色が落ちていることから、使える脚も限られていました。

そこまで大きな変化はありませんでした。

前走と同じくらいの状態ならポテンシャル面で好走は厳しいかもしれません。

エヒト　※取消

エヒト　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			52.4	37.3	11.9	馬なり
前走最終	海外出走

およそ8カ月ぶりにレースに挑むエヒトは栗東坂路でフロムダスク(牡4、3勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬を2馬身追走し、4F52秒4-上がり1F11秒9の時計で同時併入しています。

前走から8か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路が8本、ウッドが1本(キャンター)で、間隔のわりに本数は控えめとなっています。

ただ、映像はありませんが1週前の20日には坂路で単走、一杯に追われて4F50秒3-上がり1F11秒9の時計で一杯に負荷を掛けました。

最終追い切りは坂路で馬なり、併せ馬を置いて調整されていますが、1週前に負荷を掛けた影響もあって脚さばきは軽快で、長期休み明けにしてはリズムよく動けています。

時計も終い2F12秒3から1F11秒9で加速しているように、最後まで脚色を落とすことなくまとめあげたのは好感が持てました。

少し太い感じもしますが、休み明けにしては悪くない仕上がりでしょう。

エピファニー

エピファニー　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)			51.8	36.2	11.6	馬なり
前走最終	栗東CW(稍重)			53.2	36.3	10.9	馬なり

今年の小倉大賞典(G3)を制したエピファニーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

ここ数戦コンビを組んでいる杉原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで4F51秒8-上がり1F11秒6で4F追いを行っています。

エピファニーは美浦の宮田厩舎の管理馬ですが、11月9～20日の間に美浦坂路で2本、美浦ウッドで3本入れたのち、早めに栗東インし、22日から26日までの間に栗東ウッドで時計を4本残しています。

なお、映像はありませんでしたが1週前の20日には美浦ウッドで単走、馬場の3分どころから強めに追って4F51秒8-上がり1F11秒5で負荷を掛けています。

最終追い切りは栗東ウッドで軽く調整を行いましたが、序盤から活きのいい動きを見せています。

スムーズに手前を替えてからもリズムよく動けていますし、気持ちが乗っているのは良いでしょう。

ただ、終いは2F11秒3-1F11秒6が示しているように、少し集中力を欠いたのか、ペースが落ちてしまいました。

意図してペースダウンした可能性もありますが、理想としては4F追いということで最後まで脚色を維持できていたら良かったことでしょう。

休み明けでも十分動けていましたが、終いのペースダウンが気になったので今回はB評価とします。

コガネノソラ

コガネノソラ　11月27日(水)　評価Ｓ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(重)			54.0	39.4	12.7	馬なり
1週前	美浦南W(稍重)	82.5	66.3	51.5	37.0	11.2	馬なり
前走最終	美浦PT(不良)		73.0	57.1	41.9	12.1	馬なり

今年のクイーンステークス(G3)を勝利した3歳牝馬のコガネノソラは美浦坂路でディペンダブル(牝2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬を3馬身追走し、全体時計54秒0-上がり1F12秒7の時計で同時併入しています。

1週前の20日は美浦のウッドチップコースでダノンブレット(牡6、オープン)と併せました。

このときは主戦の丹内騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3～4馬身追走し、6F82秒5-上がり1F11秒2の時計で同時併入していました。

前走秋華賞(G1)から約1カ月半ぶりのレースとなりますが、きびきびとした動きを見せています。

直線手前を替えてからも加速し、終い2F12秒3-1F11秒2の好時計でまとめているように、全体の動きも良く、久々でもいい走りを見せていました。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて調整されていますが、若干持たれる場面はあったものの全体を通して安定しています。

終始右手前でしたが、最後までブレずにまとめることができました。

久々でも2週続けてしっかり追えており、好仕上がりといえるでしょう。

キャリア初の古馬＆牡馬戦となりますが、斤量の恩恵を活かした走りで善戦に期待したいです。

セイウンハーデス

セイウンハーデス　11月27日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			51.4	37.0	12.0	馬なり
1週前	栗東坂路(良)			50.6	37.0	12.2	強め
前走最終	る栗東坂路(重)			53.7	39.3	12.3	馬なり

昨年7月に開催された七夕賞(G3)以来のレースとなるセイウンハーデスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F51秒4-上がり1F12秒0の時計で登坂しています

1週前の20日にも栗東坂路で追い切りを行い、このときはダイリュウホマレ(牝4、3勝クラス)と2頭併せを行っています。

主戦の幸騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身半追走する形で強めに追い、4F50秒6-上がり1F12秒2の自己ベストタイで僚馬に3馬身先着しました。

道中は少し首の使い方がオーバーで、久々ということもあってと中盤もたれる場面もありました。

しかし、脚取りは活気がありましたし、踏み込みにもパワーが感じられます。

なによりも、1年以上休んだにもかかわらず自己ベストタイの記録で登坂できたのが印象的でした。

中間追い切りは併せ馬を置いて強めに追っていたので時計が出やすい条件下ではありましたが、それでも久々、しかも屈腱炎明けでこれだけ動けたのはお見事です。

最終追い切りは坂路で単走、軽く調整を行いましたが外ラチ沿いから力強く動けています。

首がやや斜めを向いている上、ところどころもたれるのは相変わらずですが、久々にしては良く動けており、気合も付けられていました。

休み明けということでフォームはやや不安定な部分もありましたが、それ以上に身体的にも精神的にも前向きな動きを見ることができたのは良かったです。

粗削りながらも好感の持てる仕上がりでした。

ダノンエアズロック

ダノンエアズロック　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(重)			54.9	39.6	12.5	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	82.4	65.5	50.2	35.0	11.2	G前仕掛け

今年のプリンシパルステークス(L)を制した3歳牡馬のダノンエアズロックは美浦坂路でカナテープ(牝5、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬より2馬身先行し、4F54秒9-上がり1F12秒5の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れてしまいました。

前走毎日王冠(G2)から2か月弱ぶりとなる今回、中間追い切りは11月上旬から再開して坂路で10本、ウッドで5本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが1週前の21日には美浦ウッドで今回初コンビを組むR.ムーア騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から強めに追われて6F66秒1-上がり1F11秒4の時計でまとめていました。

最終追い切りは美浦坂路で併せ馬を置いて軽く調整を行いましたが、本選に入るあたりで少し気性難が現れており、その後もあまり追うことなく追えていました。

最終的には僚馬に先着を譲ったようで、何かあったか分かりませんが、少なくとも前向きな追い切りとは言い難かったです。

1週前に終いを意識した追い切りを行っているので、現時点でも出し切れる可能性はありますが、最終追い切りだけ見たら可もなく不可もなくといったところでした。

ディープモンスター

ディープモンスター　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)		70.7	53.9	38.5	11.7	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			54.7	39.7	12.3	馬なり

今年の小倉記念(G3)で3着入線したディープモンスターは栗東ウッドで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで5F70秒7-上がり1F11秒7の時計で軽く調整を行っています。

前走アンドロメダステークス(L)から中1週になる今回、中間追い切りは坂路で4本、すべてキャンターのみとなっており、大きな負荷は掛けていません。

最終追い切りもウッドコースでソフトな調整にとどめていました。

コーナーワークから直線に掛けて、全体的に頭が高めです。

ただ、直線に入ってからは頭を低くしながら極力風の抵抗がない走りで最後まで駆け抜けていました。

序盤から中盤に掛けては少しフォームが安定しなかったものの、終いの動きは悪くなかったです。

また、全体的に時計は出していなかったとはいえ、終いは脚を引き伸ばして2F12秒2-1F11秒7で加速できたのも良いでしょう。

他の日の追い切りと比較すると時計は出していませんが、今回は中1週で間隔も短いのでソフトで十分だと思います。

その中で、終いはしっかり追えていたので、現状でも力は引き出せそうでした。

テーオーシリウス　※取消

テーオーシリウス　11月27日(水)　評価Ｅ(測定不能)
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)		68.2	52.5	37.2	11.5	馬なり
前走最終	栗東CW(稍重)	81.5	66.0	51.6	36.8	11.6	一杯

テーオーシリウスは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。

城戸騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで5F68秒2-上がり1F11秒5の時計でまとめていました。

中間追い切りは11月中旬から再開しており、坂路で4本(すべてキャンター)、ウッドで2本の時計が確認できました。

最終追い切りは軽い調整でしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていませんでした。

肝心の動きが確認できないうえ、追い切りも馬なりだったので時計も判断しがたいです。

判断材料が乏しいため、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。

バビット

バビット　11月27日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			55.6	40.4	12.6	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			53.2	38.6	12.7	末強め

バビットは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F55秒6-上がり1F12秒6の時計で軽い調整で仕上げていました。

中間追い切りは11月に入ってから再開しており、坂路で18本と、いつも通り坂路に特化した追い切りを行っていました。

なお、映像はありませんが1週前の21日は栗東坂路で単走を行い、このときは主戦の団野騎手が追い切りに騎乗し、一杯に追われて4F50秒4-上がり1F12秒1の自己ベストを記録しています。

最終追い切りは馬なりで軽く調整を行いましたが、終始左手前ながらも淡々とした動きを見せていました。

大きなもたれやかかりもありませんでしたし、集中力の高い走りが印象的です。

軽めの調整ということで時計は目立っていませんが、1週前の追い切りでは7歳馬にして自己ベストを更新しているように、年齢以上に調子は良さそうです。

最終追い切りも集中力の高い動きで無駄なく動けており、意外と好感の持てる動きを見せていました。

勝ち負けできるかは難しいところですが、追い切り自体は良かったです。

フォワードアゲン　※取消

フォワードアゲン　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(重)	80.6	64.8	51.2	37.3	11.8	馬なり
前走最終	美浦南W(重)		64.1	49.5	35.6	11.6	強め

フォワードアゲンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

内田騎手が追い切りに騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の時点で未定)し、馬場の真ん中から馬なりで6F80秒6-上がり1F11秒8の時計でまとめています。

前走から中3週でレースに挑みますが、中間追い切りは坂路で11本(すべてキャンター)、ウッドで5本の時計を記録していました。

また、20日にはプール調教を、21日にはウッドで単走、ゴール前で仕掛けられて6F82秒6-上がり1F11秒8の時計で負荷を掛けています。

最終追い切りはウッドで軽い追い切りでしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されておらず、動きの確認は取れませんでした。

ただ、最終追い切りの全体時計80秒6はこれまでのウッド追いの中で4番目に速い時計です。

ゴール前で仕掛けられた21日よりも全体時計は出ていますし、終い1Fの時計もコンマ1秒しか差がないことから、時計面だけ見たらこれまでの中でも上位の出来栄えといえそうでした。

前々走オクトーバーステークス(L)の1週前追い切りがウッドで単走、馬場の2分どころから強めに追って6F78秒3-上がり1F11秒6の自己ベストを記録していましたが、レースでは9着だったように、好時計がレース結果に直結するわけではありませんが、それでも時計だけ見たら悪くない仕上がりのように思います。

肝心の動きが分からないので判断しがたいですが、限られた情報の中から、今回はB評価にします。

ボルドグフーシュ

ボルドグフーシュ　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			53.6	39.4	13.1	末強め
前走最終	栗東坂路(重)			54.0	39.0	12.0	馬なり

一昨年の菊花賞と有馬記念(どちらも2着)に入線し、今回はなんと1年半ぶりのレースとなるボルドグフーシュは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、4F53秒6-上がり1F13秒1で終いを意識した追い切りを行っています。

3歳のころから大舞台で結果を残してきた馬でしたが、昨年天皇賞(春)(G1)のあとに右前脚に腱周囲炎を発症したようで、長く休養していました。

中間追い切りは10月半ばごろから再開しており、坂路で31本と、坂路に特化した追い切りが行われていました。

なお、映像はありませんが1週前の21日は栗東坂路で今回騎乗する松山騎手が追い切りに騎乗し、単走で末強めに追われて4F51秒3-上がり1F11秒8の自己ベストを記録していました。

最終追い切りも引き続き末強めに追いましたが、本線に入って手前を替え、終始一定のリズムで登坂しています。

中間追い切りで乗り込んだ影響もあって、久々でも太さはありませんでしたし、バランスの良い走法で動けていました。

末強めに追った割に終い1F13秒1で物足りなかった点は気になるところですが、1週前に坂路で自己ベストを記録していたので、状態次第でポテンシャルを発揮できそうです。

最終追い切りが伸びたりなかったのは気分的に乗らなかったのでしょうか？

1週前と最終追い切りでは時計が全然違うので、評価の難しいところですが、ここは及第点までとします。

今回のボルドグフーシュは当日のパドックや返し馬から最終ジャッジを下したほうが良いかもしれません。

マイネルモーント

マイネルモーント　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(重)	83.5	66.6	51.8	38.0	12.1	強め
前走最終	美浦南W(重)	83.2	66.7	51.7	37.7	11.7	馬なり

前走江の島ステークス(3勝クラス)を制したマイネルモーントは美浦のウッドチップコースでオウギノカナメ(牡4、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より4馬身先行する形で強めに追われて6F83秒5-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。

前走から5カ月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは先月末ごろから再開し、坂路で20本、ウッドで3本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の20日には美浦ウッドでマンマリアーレ(牝4、3勝クラス)と併せています。

このときも助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬より4馬身先行する形で一杯に追い、6F84秒3-上がり1F12秒0の時計を記録しましたが僚馬に半馬身遅れを取りました。

最終追い切りも強めに追って負荷を掛けています。

1週前に一杯に追った影響もあり、序盤から前向きな動きができています。

気持ちは乗っているでしょう。

ただ、少しお腹回りが太い感じがします。

中間は入念に調整されましたが、久々のレースということで休み明けの影響は残ってそうです。

気持ち自体は乗っていますが、全体の仕上がりはまずまずといったところでしょうか。

マキシ

マキシ　11月27日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			53.5	39.3	12.9	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			54.4	39.3	12.9	馬なり

前走ケフェウスステークス(OP)で2着入りしたマキシは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒5-上がり1F12秒9の時計で軽くまとめました。

中間追い切りは10月末から再開し、坂路で16本、ウッドで2本の時計を記録していました。

坂路はほとんど時計を出していませんが、ウッドの2本は6F82秒8と6F83秒3でまとめており、これは自己3～4番目に速い時計となっています。

最終追い切りも坂路で軽く済ませていますが、馬場の真ん中から淡々とリズムを刻みつつ登坂できています。

バランスのいい体躯でまとめていますし、動きに無駄がありません。

毛ヅヤも良いですし大きな馬体を駆使して、マキシらしい動きができていました。

最終追い切りは馬なりなので時計は出していませんが、馬体を見る限りいつでもベストを尽くせそうです。

時計以上の好仕上がりでした。

ラヴェル

ラヴェル　11月27日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)				38.1	11.2	強め
前走最終	栗東CW(良)			52.4	36.7	11.7	稍一杯

昨年のエリザベス女王杯(G1)で2着入線したラヴェルは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、3F38秒1-1F11秒2で末脚重視の調整を行っています。

前走から中2週ということで、中間は坂路が6本(すべてキャンター)、ウッドが1本と本数は控えめでした。

ただ、24日の日曜日にも坂路で単走、馬場の外目からゴール前で仕掛けられ、3F38秒6から1F11秒0で、ここでも末脚重視の追い切りを行っています。

最終追い切りも3F追いで終い重視で調整しましたが、前走エリザベス女王杯で結果を残した影響もあってか、最後まで加速ラップでまとめることができました。

前走エリザベス女王杯ではC評価を付けていますが、そのときよりはいい動きを見せています。

コーナーから直線に掛けても軽快なリズムで追うことができていますし、手前替えもスムーズで、ここ数戦の中では良い仕上がりになっていました。

京都の内回りコースが合うかは分かりませんが、状態自体は良さそうでした。

ラーグルフ

ラーグルフ　11月27日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(重)	82.5	65.7	50.9	36.8	12.1	強め
前走最終	美浦南W(重)	84.2	67.4	52.5	38.2	11.9	馬なり

スランプから脱却したいラヴェルは美浦のウッドチップコースでアースブレイブ(セ7、1勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組むM.デムーロ騎手が最終追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を半馬身追走する形で強めに追い、6F82秒5-上がり1F12秒1の時計で2馬身先着しています。

前走アルゼンチン共和国杯(G2)から中3週と間隔を詰めていますが、アルゼンチン共和国杯の翌週から追い切りを再開しており、坂路で18本、ウッドで1本の時計を記録していました。

最終追い切りは美浦ウッドで僚馬を置いて調整されましたが、コーナーの段階からウッドを掻き込むような走りで気持ちが乗っています。

直線に入って手前を替えてからも長く脚を引き上げてまとめており、スピーディな内容でした。

首の周りに白い泡(汗)が出ていますが、動きを見る限り、状態は悪くなさそうですし、むしろいい動きを見せています。

強めに追ったとはいえ、前走オールカマーの時よりも全体時計は出していますし、気持ちも乗っていたので、新たにコンビを組むデムーロ騎手とのコンビで復活の狼煙をつかみたいです。

ルペルカーリア

ルペルカーリア　11月27日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			55.2	39.5	12.7	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			55.1	39.5	12.5	馬なり

良血馬のルペルカーリアは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F55秒2-上がり1F12秒7の時計で軽くまとめています。

前走が昨年5月に行われた都大路ステークス(L)なので、今回は実に80週ぶりのレースとなります。

中間追い切りは10月下旬から再開し、坂路で19本、ウッドで4本の時計を記録していました。

なお、映像はありませんが1週前の21日は栗東坂路でストーンズ(牡3、1勝クラス)と併せています。

このときはレースで騎乗する岩田望来騎手を背に乗せ、僚馬を3～4馬身追走する形で一杯に追い、4F50秒6-上がり1F12秒5の自己ベストを記録し、同時併入しています。

最終追い切りは坂路で単走を行いましたが、追い切り映像は14秒くらいしか公開されておらず、終いしか内容は確認できませんでした。

少し前駆が丸い感じはしますが、中間に入念に調整され、1週前に一杯に追った影響もあって動き自体は軽快です。

休み明けにしては身体も動けていますし、休養明けの影響はそこまでなさそうでした。

集中力もありそうですし、1週前の自己ベストを記録していることから、追えばいつでも動けそうです。

理想としてはもう少し絞れたら良かったと思いますが、良血馬ということもあってセンスのある動きを見せていましたし、久々でも出し切れそうでした。

チャレンジカップ2024追い切り評価ランキング

評価	馬名
Ｓ	コガネノソラ
Ａ	セイウンハーデス バビット マキシ ラヴェル ラーグルフ
Ｂ	アウスヴァール アルビーシャ エヒト　※取消 エピファニー ダノンエアズロック ディープモンスター フォワードアゲン　※取消 ボルドグフーシュ マイネルモーント ルペルカーリア
Ｃ	エアファンディタ
Ｄ
Ｅ(測定不能)	テーオーシリウス　※取消

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チャレンジカップ2024追い切り映像

チャレンジカップ2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

チャレンジカップ2024の最終予想

チャレンジカップ2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。