【中山金杯2025追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝アノ馬〟に最高評価「S」
中山金杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では中山金杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
12月31日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はライジンマルの4F51秒3ですが51秒台を出したのは1頭のみで時計は出ていません。
ウッドの1番時計はナイトインロンドンが記録した6F78秒4です。坂路と違って全体的に時計は出ていました。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はオーウェンズバレーが記録した4F49秒7です。ただ、そこまで時計を出す馬は多くなく、美浦より時計は出ているものの高速馬場ではありませんでした。
ウッドの1番時計はサミダレナイツが記録した6F79秒4です。美浦同様時計は出ています。
中山金杯2025追い切り評価/全頭診断コメント
中山金杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アドマイヤビルゴ
アドマイヤビルゴ 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 71.6 | 54.2 | 39.0 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 55.4 | 40.1 | 13.1 | 馬なり |
アドマイヤビルゴは31日に栗東のポリトラックで単走を行っています。
助手が騎乗して外ラチ沿いから馬なりで5F71秒6-上がり1F11秒8の時計でまとめていました。
前走から2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月中旬に再開し、12月28日までの間に販路を10本、ウッドで13本時計を出していました。
なお、映像はありませんが1週前の25日は栗東ウッドでロードフォアエース(牡4、3勝クラス)と併せています。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より1馬身先行する形で一杯に追い、6F82秒9-上がり1F11秒5の時計を記録しましたが僚馬に1馬身半遅れを取りました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
31日はポリトラックで調整が行われましたが、時計は全く出していません。
しかしながら、長く脚を伸ばしながら追うことができており、年齢以上の動きはできています。
1週前に一杯に追った影響もあって馬体もまとまっていましたし、最後まで脚色を落とすことなくコースを駆け抜けていることから状態も良さそうです。
8歳のディープインパクト産駒ですが年齢以上に身体は若かったですし、この馬なりに良化しているように見えました。
アルナシーム
アルナシーム 1月2日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 84.5 | 68.7 | 53.6 | 38.5 | 11.7 | G前仕掛け |
1週前 | 栗東CW(良) | 82.9 | 67.9 | 53.8 | 38.6 | 11.7 | 末一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 67.4 | 52.1 | 37.4 | 11.8 | 馬なり |
昨年の中京記念(G3)を制したアルナシームは2日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
引き続きコンビを組む藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられて6F84秒5-上がり1F11秒7の時計でまとめていました。
中間追い切りは12月に入ってから再開し、坂路で1本、ウッドで19本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の25日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときも藤岡騎手が追い切りに騎乗して馬場の外目から末一杯に追われて6F82秒9-上がり1F11秒7の時計でまとめています。
最終追い切りも栗東ウッドで行われていましたが映像がJRAレーシングビュアーに上がっていませんでした。
そのためどのような動きを見せていたのか確認しがたいです。
ただ、アルナシームはもともとウッドで時計を出すタイプの馬で、いい時期は6F76~79秒台でまとめていたのでその時と比較すると一杯に追われて84秒台は少し物足りない感じがします。
2週続けて負荷を掛けているのでレースまでに良化する可能性はありますが、時計だけ見たらいい時期ほどの出来には見えませんでした。
ここは及第点までとします。
エアファンディタ
エアファンディタ 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 40.7 | 12.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 53.2 | 39.4 | 12.8 | 馬なり |
前走のチャレンジカップで3着入線したエアファンディタは31日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、馬なりで4F55秒6-上がり1F12秒9の時計でまとめています。
前走からちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは28日までの間で坂路が4本、ウッドで2本確認できました。
なお、映像はありませんが1週前の25日には栗東ウッドでハルフロンティア(牡3、未勝利)と併せており、馬場の外目から馬なりで僚馬を12~13馬身追走し、7F96秒4-6F80秒3-上がり1F11秒9の時計を記録しましたが僚馬に1馬身届きませんでした。
最終追い切りも坂路で馬なりを行っていますが、
道中は左手前で淡々とした脚取りでまとめていますが、前走最終追い切りと比較すると時計は見劣りします。
ただ、追い切りを見る限り時計は全く出していませんし、そこまで影響はなさそうです。
その中で道中首を上手に使いながらリズムよく追えており、終盤に手前を替えてからは脚さばきも速くなっているようにレース感覚は養われているように見えました。
大きな上積みはありませんが、状態は維持できていることでしょう。
前走チャレンジカップでも年齢以上の走りを見せていましたし、コース適性と仕掛けどころがかみ合えば侮れない存在になれるかもしれません。
カラテ
カラテ 12月31日(火) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.7 | 37.5 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.3 | 37.3 | 12.5 | 一杯 |
9歳馬のカラテは31日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F58秒9-上がり1F13秒6の時計で軽くまとめています。
前走ジャパンカップ(G1)から1か月ぶりとなりますが、中間追い切りは12月上旬から再開しており、坂路で15本、ウッドで1本の時計を記録していました。
31日は坂路で軽く調整を行っていますが、中間に入念に乗り込んだ影響もあって一定のリズムで販路を駆けあがり、レース感覚は維持できています。
ただ、左前脚が少し高い感じもしますし頭の動きを見てもあまり前向きさは感じられませんでした。
9歳馬ということで全体的にしなやかさも欠けているように見えましたしそこまで良化は感じられなかったです。
カレンシュトラウス
カレンシュトラウス 12月31日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 85.5 | 70.5 | 55.3 | 39.6 | 13.2 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 37.5 | 12.4 | 強め |
カレンシュトラウスは31日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F85秒5-上がり1F13秒2の時計でまとめています。
中間追い切りは12月に入ってから再開し、坂路で8本(すべてキャンター)、ウッドで6本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんでしたが25日には栗東ウッドで単走を行っており、馬場の外目から一杯に追われて7F98秒8-6F82秒0-上がり1F11秒7で強く負荷をかけています。
31日の追い切りは強めに追われたこともあって気合の乗った動きはできています。
ただし、コーナーから直線に掛けては左前脚の動きに固さが見られましたし、頭も斜め前を向いているように集中力があるかというと難しいところです。
手前を替えてからは差し馬らしい動きを見せていましたが、それまでの動きは少し課題がありそうでした。
また、今回の最終追い切りは強めに追われましたが全体時計85秒5-上がり1F13秒2は正直目立ちません。
終いも2F12秒1から1F13秒2で大きく減速しているように、使える脚も短かったです。
あまり好内容ではありませんでした。
ギャラクシーナイト
ギャラクシーナイト 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.7 | 68.7 | 53.3 | 38.2 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 85.0 | 69.2 | 54.0 | 38.9 | 11.7 | 馬なり |
ギャラクシーナイトは31日美浦のウッドチップコースでシャパリュ(セ4、2勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より4馬身先行し、6F85秒7-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。
中間追い切りは12月中旬から再開し、坂路で7本、ウッドで5本の時計を記録していました。
最終追い切りは2頭併せの外目から追い切りを行いましたが、ピッチの利いた走りでコーナーを立ち回っていますし、直線に入ってしばらくしてからはじりじりと脚の回転を引き上げて先に抜け出したシャパリュに並んでいるように、自ら脚色を伸ばして併入まで持ち込んでいます。
時計自体は目立ちませんが終いは2F12秒5-1F11秒6でまとめることができましたし、いい動きができていました。
大きな上積みは確認できませんでしたがこの馬なりにいい状態でした。
クリスマスパレード
クリスマスパレード 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.2 | 52.3 | 37.5 | 11.6 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 66.4 | 51.2 | 37.5 | 11.8 | 強め | |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) |
昨年の紫苑ステークス(G2)を勝利したクリスマスパレードは31日に美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて5F67秒2-上がり1F11秒6の時計でまとめています。
前走秋華賞(G1)から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月中旬から再開し、28日までの間に坂路で7本、ウッドで1本の時計を記録しています。
このうち、1週前の25日は美浦ウッドでクインズコスモス(牝6、2勝クラス)と併せています。
助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を6~7馬身追走する形で強めに追われて5F66秒4-上がり1F11秒8の時計で僚馬に半馬身先着しました。
久々のレースということもあって少し太い感じもしましたが、強めに追われたこともあって道中の行きっぷりは良いです。
直線に入ってからは少し舌を出す場面も見られましたが終い2F12秒4から1F11秒8の時計で加速ラップを刻めていますし、久々でも動けているのは良かったです。
強く追ったことでさらなる良化ができればなお良いでしょう。
最終追い切りは31日に美浦ウッドで単走という形で行われましたが1週前同様頭をやや引きながらリズムよく動けています。
直線入りの時点で少しズブいところもありましたがすぐ持ち直して加速しつつまとめることができたのも良いでしょう。
久々でも動けていましたし、得意の中山競馬なら引き続き力を引き出せるのではないでしょうか。
ジェイパームス
ジェイパームス 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.2 | 51.3 | 36.5 | 11.6 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 53.3 | 38.6 | 12.4 | 馬なり |
ジェイパームスは31日に美浦のウッドチップコースでミラクルキャッツ(牝5、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでミラクルキャッツより1馬身半先行し、5F66秒2-上がり1F11秒6の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れてしまいました。
前走中日新聞杯(G3)から3週間ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは28日までの間で坂路が11本、ウッドで1本の時計が確認できました。
最終追い切りは3頭併せの一番外から追い切りを行いましたが、少し太め感はあるもののきびきびとした動きを見せていました。
前走中日新聞杯の時同様回転の速い脚さばきで動けていますし、状態は良さそうです。
1勝クラスのミラクルキャッツには遅れを取ってしまったものの、あちらは一杯に対してジェイパームスは馬なりだったのでそこまでマイナスに考えなくても良いでしょう。
時計も出していましたし、この馬なりに好調はキープできてそうでした。
ショウナンアデイブ
ショウナンアデイブ 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.7 | 39.3 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 39.6 | 12.5 | 馬なり |
前走の修学院ステークス(3勝クラス)を制したショウナンアデイブは31日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い切りを行い、4F54秒7-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは12月中旬から再開しており、28日までの間に坂路で12本、ウッドで4本の時計を記録していました。
最終追い切りは坂路で軽い調整を行いましたが、馬場の真ん中から機敏な脚さばきで動けています。
大きなもたれもなく、安定した走りができていました。
地味ですが終いも2F12秒9-から1F12秒4で加速できていますし、差し馬らしい動きはできています。
特別大きな上積みは見られなかったものの、馬なりながらも脚さばきは素早かったことから状態は良さそうですし、いい状態でレースを迎えることができるのではないでしょうか。
シンリョクカ
シンリョクカ 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.6 | 51.6 | 37.1 | 11.5 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 68.0 | 53.0 | 38.5 | 12.2 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.8 | 52.3 | 37.3 | 11.6 | 馬なり |
昨年の新潟記念(G3)を制したシンリョクカは31日に美浦のウッドチップコースでラキアレクサンダー(牡4、1勝クラス)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。
主戦の木幡初也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでラキアレクサンダーを5馬身追走し、5F66秒6-上がり1F11秒5の時計で1馬身半先着することができました。
1週前の25日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはイサチルシーサイド(牡4、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。
このときは竹内調教師が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでイサチルシーサイドより6馬身先行し、5F68秒0-上がり1F12秒2の時計でイサチルシーサイドに1馬身先着していました。
3頭併せの一番外から追い切りを行いましたが、休み明けにもかかわらずはきはきとした動きができています。
ただ、手前を替える際は少しブレーキを踏んだようでこの辺りはスムーズではありませんでした。
それでも、持ち直してからはすぐに加速ラップでまとめることができていますし、重賞馬らしくセンスある動きはできています。
最終追い切りも美浦ウッドで3頭併せを行い、このときは3頭併せの最内から軽めの追い切りを行いましたが1週前同様前傾姿勢で活気ある動きができています。
ただ、ここでも手前替えの際にブレーキを踏んでいることから2週続けて手前替えは上手ではありません。
それでも終いは伸びていますし、1週前よりも全体時計、終い時計ともに出しているのは良化の気配が伺えます。
全体を通してスムーズな動きができていればいい仕上がりに見えましたが、手前の切り替えがいまいちだったのでここはB評価とします。
セイウンプラチナ
セイウンプラチナ 12月31日(火) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 69.2 | 53.3 | 38.1 | 11.5 | 直強め | |
前走最終 | 札幌芝(重) | 74.4 | 57.7 | 40.5 | 11.9 | 馬なり |
セイウンプラチナは美浦のウッドチップコースでモンドデラモーレ(牡3、1勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬より1馬身半先行する形で直線強めに追われて5F69秒2-上がり1F11秒5の時計を記録しましたが僚馬に2馬身遅れを取っています。
今回は約4か月ぶりのレースとなりますが中間追い切りは12月に入ってから再開しており坂路で11本、ウッドで16本の時計を記録しています。
31日は併せ馬を置いて調整されましたが、コーナーの段階から跳びのある動きを見せており、久々にしてはそこまで動きは悪くありません。
ただ、直線に入ってからは強めに促されましたが反応は鈍く、1勝クラスのモンドデラモーレに遅れを取ってしまいました。
また、休み明けの影響もあるのか腹回りも太く見えました。
中間はしっかり本数を重ねましたが31日の時点ではあまり中身のある追い切りとは言い難かったです。
一回使ったほうが良くなるかもしれません。
ディオスバリエンテ
ディオスバリエンテ 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 65.4 | 50.7 | 36.2 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 51.1 | 36.4 | 11.5 | 馬なり |
ディオスバリエンテは31日に美浦のウッドチップコースでミラクルキャッツ(牝5、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりでミラクルキャッツを2馬身追走し、5F65秒4-上がり1F11秒4の時計を記録しましたが半馬身遅れを取りました。
中間追い切りは坂路で11本、ウッドで2本の時計が確認できました。
なお、映像はありませんが25日には美浦ウッドにおいて同厩で中山金杯に出走するジェイパームス(セ5、オープン)と併せており、馬場の真ん中から強めに追われて6F81秒8-上がり1F11秒5の時計を記録しましたがジェイパームスに1馬身遅れを取りました。
最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて軽く調整されています。
3頭併せの最内から立ち回りましたが、コーナーでは少し頭が横に向く場面があり、走りに集中しているかというと難しいところです。
直線に入ってからも1勝クラスのミラクルキャッツに遅れを取ってしまいましたが、このときミラクルキャッツは一杯に追われていたのに対してディオスバリエンテは馬なりだったのでこの点はそこまで悲観しなくても良さそうです。
時計に関しては終い3F12秒9から2F11秒9-1F11秒4と段階的にペースを引き上げ、最後は加速ラップでまとめているように時計は良かったです。
気になるところもありましたが全体としてはまずまずの出来といったところでしょうか。
パラレルヴィジョン
パラレルヴィジョン 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.7 | 50.7 | 36.2 | 12.0 | G前仕掛け | |
1週前 | 美浦南W(良) | 80.2 | 64.8 | 50.9 | 37.0 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 65.8 | 50.3 | 36.1 | 11.2 | G前仕掛け |
昨年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)の勝ち馬であるパラレルヴィジョンは31日に美浦のウッドチップコースでレッドアトラーニ(牡3、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の2分どころからレッドアトラーニを5馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F66秒7-上がり1F12秒0の時計で僚馬に半馬身先着しています。
1週前の25日は美浦ウッドでホープフルステークス(G1)に出走していたアマヒキ(牡3、1勝クラス)と併せていました。
このときも助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を5馬身追走し、6F80秒2-上がり1F11秒9の自己ベストで同時併入しています。
馬なりで全体時計80秒2は一見すると良さそうに見えますが、このときは馬場の内目を立ち回り、しかも併せ馬を置いていたので時計の出やすい条件でした。
そのためそこまで過大評価はしなくても良いでしょう。
しかしながら、久々のレースでも左手前で器用にコーナーを周回しています。
直線で手前を替えてからはわずかに前脚に固さが見られましたし、併せたアマヒキにも併入されましたが、それでも前走富士ステークス(G2)以来、約2か月ぶりにしては動けていいます。
最終追い切りは3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、ここでも頭を低めにきびきびとした動きを見せていました。
直線に入ってからも脚色を落とすことなくい蹄のリズムでまとめています。
ただ、ゴール前で促された割にはそこまで反応は良くありません。
終いも1F12秒0で前走富士ステークスの時よりも見劣りしました。
併せたレッドアトラーニは馬なりで最終的にはとらえられているように、本調子かというと難しいところです。
勝利した昨年のダービー卿チャレンジトロフィーの時と比較すると本調子を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。
ここは及第点までとします。
ホウオウビスケッツ
ホウオウビスケッツ 12月31日(火) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.3 | 52.5 | 38.2 | 12.0 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 84.0 | 68.0 | 53.1 | 38.5 | 11.6 | G前仕掛け |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.8 | 66.1 | 51.5 | 36.8 | 11.4 | 馬なり |
昨年の函館記念(G3)を圧勝し、天皇賞(秋)(G1)においても3着入りを果たしたホウオウビスケッツは31日に美浦のウッドチップコースでアイオリア(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで僚馬を8馬身追走し、5F67秒3-上がり1F12秒0の時計で僚馬に半馬身先着しています。
1週前の25日も美浦ウッドで追い切りが行われ、このときはマイネルゼウス(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からマイネルゼウスを5馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F84秒0-上がり1F11秒6の時計で半馬身先着しています。
3頭併せの最内から立ち回りましたが、少し首を引きながらも集中力ある動きでコーナーを周回しています。
直線に入ってからはそれまで抑えていた力を解放するかのように大きなストライドでグングン加速し、終い2F12秒4-上がり1F11秒6の時計でまとめることができました。
もともと有馬記念(G1)に向けて調整されていたこともあって久々のレースでもいい動きができていましたし、特に要所の反応は良く、1週前の時点でいい動きができています。
最終追い切りは美浦ウッドで2頭併せを行いました。
1週前に負荷を掛けたため馬なりで軽い調整でしたが脚取りはしっかりしていますし、終盤になるにつれて脚の回転を引き上げつつ僚馬に先着していることから、相変わらず調子は良さそうです。
時計はそこまで目立ちませんが2週続けて自在性ある動きができていたのでトップハンデさえ克服できればトリッキーな中山でもうまく立ち回ることができるのではないでしょうか。
ボーンディスウェイ
ボーンディスウェイ 1月2日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.9 | 67.5 | 52.5 | 37.6 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(不良) | 80.2 | 64.9 | 50.7 | 36.9 | 11.9 | 強め |
昨年のオクトーバーステークス(L)を勝利したボーンディスウェイは2日に美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
前走に引き続きコンビを組む木幡巧也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F82秒9-上がり1F11秒6の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは12月中旬から再開しており坂路で15本、ウッドで3本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが25日にも美浦ウッドで単走を行い、このときは馬場の外目から強めに追われて6F82秒1-上がり1F11秒6の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは美浦ウッドで軽めの調整を行いましたがJRAレーシングビュアーに最終追い切り映像が公開されていません。
そのため、どのような動きだったのか確認が取れませんでした。
最終追い切りは馬なりだったので時計も参考にしづらいですし、評価が難しいです。
ただ、25日の時計を見てみると美浦ウッドで強めに追われて6F82秒1でしたが、前走最終追い切りが美浦ウッドで強めの6F80秒2だったのでこの時と比較すると時計は大きく見劣りします。
時計だけ見たら前走オクトーバーステークスの時のほうが好内容に見えました。
肝心の動きが確認できなかったので判断しがたいところですがここは及第点とします。
マイネルモーント
マイネルモーント 12月31日(火) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.8 | 52.2 | 37.7 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(重) | 83.5 | 66.6 | 51.8 | 38.0 | 12.1 | 馬なり |
マイネルモーントは31日に美浦ウッドでバトルクライ(牡6、オープン)と併せています。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3馬身追走し、5F66秒8-上がり1F11秒8の時計で同時併入していました。
中間追い切りは坂路が16本、ウッドが3本で坂路ベースの調整が行われていますがいずれも時計は出していません。
最終追い切りも引き続き馬なりで調整が行われましたが、僚馬の内側から無駄のない動きでコーナーを周回しています。
直線に入ってからは少し集中力に欠く場面があるように見えましたが手前を替えてからは持ち直して脚の回転を引き上げつつ併入しています。
馬なりでも積極的な動きができていましたし、コーナーでは極力無駄な動きがなかったのも良かったです。
ただ、直線に入ってからは少し器用さに欠ける場面もあったのでレース本番で器用に立ち回れるか課題となりそうでした。
全体としてはまずまずといったところです。
ラーグルフ
ラーグルフ 12月31日(火) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 69.5 | 53.6 | 38.8 | 12.2 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(重) | 82.5 | 65.7 | 50.9 | 36.8 | 12.1 | G前仕掛け |
一昨年の中山金杯の勝ち馬であるラーグルフは31日に美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して外ラチ沿いから馬なりで追われて5F69秒5-上がり1F12秒2の時計で軽い調整が行われています。
前走チャレンジカップ(G3)からちょうど1か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは28日までの時点で坂路が17本、ウッドで1本の時計が確認でき、坂路重視の追い切りが行われていました。
最終追い切りは美浦ウッドで調整されましたが、道中少し頭が高いもののスピーディな動きができています。
少し発汗がありましたがそれでも淡々と四阿動きで最後までまとめることができました。
動き自体は悪くありません。
ただ、時計面に関してはここ数戦の中ではそこまで目立ちませんでした。
近走追い切りで時計を出していてもレースで結果は残し切れていないので評価の難しいところですが、今回は馬なりとはいえ目立つ時計ではなかった点は気になります。
動きは悪くないので評価の難しいところですが、ここは辛口にC評価とします。
リカンカブール
リカンカブール 12月31日(火) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.5 | 38.0 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.9 | 40.0 | 12.6 | 馬なり |
昨年の中山金杯の勝ち馬であるリカンカブールは31日に栗東坂路でトーラスシャイン(牡4、2勝クラス)と併せました。
浜中騎手が追い切りに騎乗(レース当日は津村騎手が騎乗)し、僚馬を2馬身追走する形で一杯に追われて4F51秒5-上がり1F12秒2の自己ベストで同時併入しています。
前走オールカマー(G2)から3か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月末から再開し、12月28日までの間に坂路を28本、ウッドで10本行っており、入念な調整が行われていました。
馬場の真ん中からしっかりとした脚取りで追うことができ、手前替えもスムーズで、中間に追い切り本数を重ねた影響もあって久々でも力強い動きを見せていました。
馬体を見ても前駆の筋肉量は豊富ですし、年齢を感じさせない動きは好感が持てます。
一杯に追われたとはいえ坂路で自己ベストを記録したのも良いですし、なかなか見栄えする仕上がりでした。
ちなみに勝利した昨年の中山金杯においても最終追い切りは栗東坂路で併せ馬を置いて一杯に追われていますが、昨年の時計は全体時計53秒9-上がり1F12秒3でした。
今年の最終追い切りのほうが全体時計、終い時計ともに勝っていることから、昨年以上の出来といってもいいかもしれません。
昨年よりも斤量は重いですし、展開がかみ合うかがポイントとなりますが、追い切り自体は31日に行った馬の中でも特によく見えました。
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中山金杯2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | リカンカブール |
A | ホウオウビスケッツ |
B | アドマイヤビルゴ アルナシーム エアファンディタ ギャラクシーナイト クリスマスパレード ジェイパームス ショウナンアデイブ シンリョクカ ディオスバリエンテ パラレルヴィジョン ボーンディスウェイ マイネルモーント |
C | カラテ カレンシュトラウス セイウンプラチナ ラーグルフ |
D | |
E(測定不能) |
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