【根岸S2025追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟にトップ評価「S」
根岸ステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では根岸ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
1月29日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はオンマガトオルの4F51秒3で標準くらいの馬場です。
ウッドの1番時計はレッドランメルトが記録した6F77秒8です。こちらはいつも通りの高速馬場でした。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はティルドーンが記録した4F48秒8で、美浦と比較すると時計は出ています。
ウッドの1番時計はタイゲンとエマヌエーレが記録した6F77秒7です。70秒台後半で走破した馬が11頭もいることから、ここ数週の中でも特に時計が出ていました。
根岸ステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
根岸ステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アームズレイン
アームズレイン 1月29日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.5 | 38.8 | 12.5 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.0 | 66.5 | 50.8 | 36.4 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 38.9 | 12.5 | 馬なり |
前走のペルセウスステークス(OP)を勝利したアームズレインは栗東坂路でレーウィン(セ4、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して僚馬より1馬身半先行する形で馬なり追いを行い、4F53秒5-上がり1F12秒5の時計で1馬身の差を付けて押し切っています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
1週前の22日は栗東ウッドチップコースでレーウィンともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っていました。
このときはレースで騎乗する岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からレーウィンを1馬身半追走する形で一杯に追い、6F82秒0-上がり1F11秒3の時計でレーウィンに4馬身半先着しています。
3頭併せの最内から立ち回りましたが、久々でも首を使ってリズムよくまとめることができています。
少し太い感じもしますが短距離ダート馬らしい身体にも見えますし、そこまで悲観しなくてよさそうです。
後ろ脚もしっかり踏み込めていますし、終いも2F11秒2から1F11秒3で持続力ある脚を使えて好感ある動きができていました。
最終追い切りはレーウィンと坂路で併せ馬を行いました。
終始左手前の追い切りでしたが、1週前同様首を上手に使いながらリズムよく追えていますし、直線で一杯に追われたレーウィンを寄せ付けずにスムーズに先着できました。
時計は出していませんが、無駄のない動きができていましたし、なかなかの好仕上がりといえるでしょう。
アルファマム
アルファマム 1月29日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.5 | 38.0 | 12.4 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 54.4 | 39.2 | 12.3 | 馬なり |
昨年のギャラクシーステークス(OP)を制したアルファマムは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計52秒5-上がり1F12秒4の時計で力強くまとめています。
中間追い切りは今年にはいってから再開しており、いつものように坂路に特化した追い切りを17本行っています。
なお、映像はありませんが1週前の22日は栗東坂路で単走、一杯に追って全体時計52秒2-上がり1F12秒3で強く負荷を掛けています。
最終追い切りも坂路で末強めに追い切りを行いましたが、終始バランスの良い走法できびきびとまとめています。
全体時計52秒5もアルファマムの時計の中では悪くないですし、終いは2F12秒2-1F12秒4で減速してしまいましたが、気持ちは前向きでしたし、やる気も感じられる追い切りです。
時計はそこまで目立っていませんが、新進気鋭な動きができており、個人的には時計以上の仕上がりに見えました。
エイシンスポッター
エイシンスポッター 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.7 | 12.7 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 38.5 | 12.9 | 馬なり |
3年ぶりのダートレースに参戦するエイシンスポッターは栗東坂路で単走を粉いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F53秒3-上がり1F12秒7の時計でまとめています。
前走から約1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは今月中旬から再開し、いつものように坂路に特化した追い切りを9本行っています。
なお、映像はありませんでしたが1週前の22日は栗東坂路で単走、末一杯に追われて4F52秒6-上がり1F12秒3の時計で一杯に負荷を掛けています。
最終追い切りも末強めの追い切りで2週続けて強く追いました。
外ラチ沿いから気合のこもった追い切りを見せており、道中多少斜行する場面はありましたがそれでも積極的な動きができています。
ただ、末強めに追われた割に終いは2F12秒7-1F12秒7で加速していません。
全体時計53秒3もエイシンスポッターの過去の時計の中ではそこまで目立つものではないです。
メンタル面は前向きさがありますが、今年6歳ということで少しピークは越えているかもしれないです。
クロジシジョー
クロジシジョー 1月29日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.9 | 12.3 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.7 | 12.3 | 末強め |
前走のカペラステークス(OP)で2着入線したクロジシジョーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F53秒6-上がり1F12秒3の時計でまとめています。
前走から役2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは今年に入ってから再開しており、坂路で10本、ウッドで5本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんでしたが1週前の22日には栗東坂路で単走、強めに追って4F52秒2-上がり1F12秒2の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りも末強めに強く追いましたが、馬場の真ん中からピッチの利いた走りで登坂できています。
体幹もしっかりしていますし、終始一定のリズムでブレることなくまとめることができました。
前走カペラステークスも淡々とした動きで最終追い切りを行っており、そのときはB評価の判定でしたがレースでは末脚を伸ばして惜しい2着だったように、見た目以上に仕上がっていました。
今回も動き、時計ともに好走したカペラステークスの時とほとんど同じくらいの仕上がりだったので引き続き好調をキープしていることでしょう。
ダート1,400mは3年ぶりなので距離が持つかは分かりませんが、追い切り自体は良かったので距離適性をクリアできるようでしたら自慢の差し脚を活かせるかもしれません。
コスタノヴァ
コスタノヴァ 1月29日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.0 | 68.6 | 53.9 | 39.1 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | ⑦96.5 | 65.8 | 51.9 | 37.8 | 11.8 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 70.3 | 54.7 | 39.4 | 11.7 | 馬なり |
昨年の欅ステークス(OP)でエンペラーワケアに勝利したコスタノヴァは美浦のウッドチップコースでアトリウムチャペル(牝4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりでアトリウムチャペルを1馬身追走し、6F85秒0-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
1週前の22日には美浦ウッドでヒップホップソウル(牝5、オープン)と併せていました。
このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬より2馬身半先行し、7F96秒5-6F80秒4-上がり1F11秒8の自己ベストで同時併入しました。
1週前は僚馬の外目から立ち回りましたが、久々でも活気ある動きでコーナーを周回しています。
手前替えもスムーズでしたし、直線に入ってからは自ら加速しているようにレース感覚も健在でした。
最後は内から伸びたヒップホップソウルに詰め寄られましたが、ヒップホップソウルは重賞で2着入りしている実力馬なので相手の戦績を考えたらそこまで気にしなくて良いでしょう。
久々の追い切りでしたが自己ベストを記録できたのも良いですし、上々の出来です。
最終追い切りは美浦ウッドで3頭併せの真ん中から追いました。
2頭に挟まれていたことも影響しているのか、道中少し頭が高めですが、直線に入ってからは終い2F12秒9から1F11秒5で伸びていますし、相変わらず末脚は健在です。
要所の反応も良いので瞬発力にも期待できるのではないでしょうか。
いい仕上がりです。
サトノルフィアン
サトノルフィアン 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.0 | 12.1 | 末強め | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.2 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.3 | 12.1 | 馬なり |
前走のすばるステークス(L)で3着入線したサトノルフィアンは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒3-上がり1F12秒1の時計で登坂しています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路で5本、ウッドでキャンターを4本行っていました。
このうち、1週前の23日は栗東坂路で単走を行い、馬なりで全体時計53秒6-上がり1F12秒2の時計でまとめています。
外ラチ沿いから立ち回りましたが、本線に入るまでに何度か手前を替えたものの、その後は淡々とした動きを見せています。
馬体重500キロを超える大型馬ですが、1週前追い切りでも大きな馬体を駆使して動けていることから、レース感覚は健在でした。
特に疲れも見せていないことから前走の反動もなさそうです。
最終追い切りは末強めに行って負荷を掛けています。
1週前同様外ラチに近いところから追いましたが、四肢の動きは機敏ですし、淡々とした動きで力強く登坂していました。
ただ、道中何度か手前替えが確認できたり、終盤は一息入る場面もあるので最良の出来ではなさそうです。
それでも、2週続けてバランスの良い動きを見せていることから、状態は良いでしょうし、この馬なりに仕上がっていることでしょう。
サンライズフレイム
サンライズフレイム 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 37.5 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.7 | 37.0 | 12.1 | 馬なり |
デビューから一度も馬券を外していないサンライズフレイムは栗東坂路でカルプスペルシュ(牝3、1勝クラス)と併せました。
近走乗り続けている藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を4馬身追走して全体時計52秒3-上がり1F12秒3の時計で同時併入しました。
前走のエニフステークス(L)から5か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは1月に入ってから再開し、坂路で18本、ウッドで3本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の22日にも藤岡佑介騎手騎乗の元、坂路でシリウス(牡4、1勝クラス)と併せており、僚馬を4馬身追走する形で強めに追って、全体時計51秒3-上がり1F12秒3の時計で僚馬に1馬身先着しています。
最終追い切りは馬なりで併せ馬を置いて調整しました。
本線に入る際、大きく頭を上げる部分がありましたがそこからはやや頭を低くしながら一定のリズムで最後まで坂路を駆けあがっています。
そこまで見栄えするフォームではありませんが、それでも一定のリズムで最後まで動けていることから、久々でも力を引き出せそうです。
映像はありませんが1週前に好時計を記録していることからも、強く追えば気合も入りそうです。
2週続けて藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗しているのも意欲が感じられますし、この馬なりに仕上がっているでしょう。
ショウナンライシン
ショウナンライシン 1月29日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.0 | 39.0 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 52.6 | 39.4 | 12.5 | 馬なり |
昨年のグリーンチャンネルカップで金星をつかんだショウナンライシンは美浦坂路でショウナンタハティ(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を1馬身追走し、4F53秒0-上がり1F12秒4の時計で僚馬に1馬身先着しています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路で6本の時計が確認でき、間隔のわりに乗り込んでいます。
最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりで調整されましたが、砂を掻き込むような前足の使い方が良いですね。
間隔を詰めていることもあって馬体も締まっていますし、終いも加速ラップでまとめることができました。
時計はそこまで目立つものではありませんが、四肢の使い方からやる気は感じられましたし、時計以上に仕上がっています。
スズカコテキタイ
スズカコテキタイ 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 88.2 | 71.7 | 56.2 | 40.6 | 12.4 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 65.9 | 50.8 | 36.7 | 11.4 | 強め | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.6 | 66.6 | 52.1 | 37.8 | 11.6 | 馬なり |
スズカコテキタイは美浦のウッドチップコースでホウオウノーサイド(牡6、オープン)と併せました。
助手が騎乗して馬場の安中から馬なりで僚馬を1馬身追走し、6F88秒2-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。
1週前の22日にも美浦ウッドで追い切りを行い、タイセイキューティ(牝5、3勝クラス)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。
このときは丸田騎手が追い切りに騎乗(レース当日は内田騎手が騎乗)し、馬場の2分どころからタイセイキューティを2馬身半追走する形で強めに追い、5F65秒9-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、コーナーではかなり早い位置から右手前で立ち回っており、最後まで右手前でした。
手前に関しては気になるところでしたが、馬体は整っていますし、直線でも加速ラップでまとめているように、競馬センスは感じられます。
負荷も掛かっているはずなので最終追い切りの良化に期待したいです。
その最終追い切りも美浦ウッドで行われ、このときはホウオウノーサイドと2頭併せでした。
ここでも僚馬の内から立ち回りましたが、馬なりということもあって1週前ほど積極的ではありません。
少し俯き加減の追い切りで気持ちが乗っているかというと難しいところですが、それでも直線で僚馬に詰め寄られてからはペースを引き上げているように、悪くはなさそうです。
時計は全く出ていませんが、数字ほど悪くなさそうですし、この馬なりに力は引き出せそうでした。
スレイマン
スレイマン 1月29日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 39.0 | 12.5 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 54.7 | 39.2 | 12.2 | 馬なり |
昨年は重賞の舞台で何度も馬券に絡んだスレイマンは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追われて全体時計53秒4-上がり1F12秒5の時計でまとめています。
前走から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは今月半ばから再開し、坂路で10本、ウッドで1本の時計を残しています。
22日にウッド追いを行っており、このときはレースで騎乗する西村淳也騎手が騎乗し、馬場の外目から一杯に追われて7F96秒0-6F79秒4-上がり1F12秒3の自己ベストでしっかりと負荷を掛けました。
1週前に一杯に追いましたが最終追い切りも坂路で強めに追われていますが、外ラチ沿いから回転の速い脚さばきで動けているように、気合は乗っていますし力強さも感じられます。
踏み込みもしっかりしていますし、最後も2F12秒8から1F12秒5で加速しつつまとめているように、最後まで脚色を落とすことなく登坂できたのも良かったです。
短距離ダートも前々走のオーバルスプリント(Jpn3)で証明していますし、引き続きベストを尽くせるのではないでしょうか。
タガノビューティー
タガノビューティー 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 38.5 | 12.9 | 叩き一杯 | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 80.2 | 65.8 | 52.3 | 38.4 | 12.9 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(重) | 52.9 | 38.1 | 12.8 | 一杯 |
昨年のJBCスプリント(Jpn1)で悲願のG1制覇を成し遂げたタガノビューティーは栗東坂路でポッドロゴ(牡4、3勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して僚馬より半馬身先行する形で叩き一杯に追われ、4F52秒9-上がり1F12秒9の時計で同時併入しています。
1週前も23日は栗東のウッドチップコースで昨年の関東オークス(Jpn2)を制したアンデスビエント(牝4、オープン)と併せました。
このときも助手が騎乗して一杯に追い、6F80秒2-上がり1F12秒9の時計で同時併入しています。
僚馬の外目から追い切りを行いましたが、久々のレースもあって少し太い感じがしました。
ただ、一杯に追われていたとはいえ全体時計80秒2は8歳馬にしては優秀です。
終いは減速ラップでしたがタガノビューティーはこれまで減速ラップでまとめることが多かったものの、レースで結果を残しているので問題ないでしょう。
その中で、先に抜け出した重賞馬のアンデスビエントにじりじり詰め寄って併入まで持ち込めたのは悪くありませんでした。
最終追い切りは坂路でポッドロゴと併せていますが、ここも叩き一杯で強く負荷を掛けています。
僚馬の右側から追い切りを行いましたが、そこまで派手な動きではないものの、強く追ったこともあって踏み込みは力強く、パワフルな走りを見せています。
ただ、叩き一杯に追われた割に反応は鈍く、終いも減速ラップでした。
もっとも、前走JBCスプリントも最終追い切りは坂路で減速でしたがレースでは結果を残しているように、タガノビューティーは本番で良化するタイプです。
最終追い切りはそこまで目立つ内容ではありませんでしたが、タガノビューティーからしたらこれでも問題ないと思いますし、現状でも力を発揮できそうです。
ドンフランキー
ドンフランキー 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.0 | 66.0 | 51.1 | 36.3 | 11.6 | 一杯 |
1週前 | 栗東CW(良) | 84.9 | 68.0 | 52.8 | 37.8 | 11.5 | 一杯 |
前走最終 | 海外出走 |
重賞レースで3勝しているドンフランキーは栗東ウッドチップコースでセッション(牡5、オープン)と併せました。
主戦の池添騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒0-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。
1週前の22日にも栗東ウッドで追い切りを行っており、このときはタガノエルピーダ(牝4、3勝クラス)と併せていました。
ここでも池添騎手が騎乗して馬場の外目から僚馬を3馬身半追走する形で一杯に追い、6F84秒9-上がり1F11秒5の時計を記録していますが僚馬に半馬身遅れています。
僚馬を追走する形で追い切りを行いましたが、海外帰り初戦にもかかわらず大きな馬体は健在ですし、頭を上手く使ってリズムよく追えています。
ただ、直線に入って脚の回転を引き上げたものの、ドンフランキーの外から追い切りを行ったタガノエルピーダのほうが手応えは良く、直線ではあっさり交わされて先着を許しました。
ドンフランキーが一杯に追われていたのに対し、タガノエルピーダは馬なりだったので脚色的にも着差以上に敗れていますし、全体時計84秒9も目立ちません。
一杯に追って負荷はかかったはずなので、最終追い切りまでの良化に期待したいです。
最終追い切りもウッドコースで併せ馬を置いて一杯に追いましたが、1週前と比較すると首の動作が大きくなって全体時計も良くなりました。
直線に入ってからは1週前同様池添騎手の合図の元、追い出しを図りましたが1週前と比較すると長く脚を伸ばせているように見えます。
終いは2F11秒2から1F11秒6で減速ラップでしたが、全体時計は良くなっていることから1週前よりは良化していました。
最良の出来かというとまだまだ良化の余地はありそうですが、現状でもこの馬なりに出し切れそうです。
バルサムノート
バルサムノート 1月29日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 39.2 | 11.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 38.7 | 11.8 | 馬なり |
初ダート挑戦となるバルサムノートは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒6-上がり1F11秒9の時計でまとめています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは今月の20日ごろから再開し、坂路で9本、ウッドで1本の時計を記録しています。
最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、外ラチ沿いから右手前で登坂しましたが、少し前脚の踏み込みは浅く感じます。
馬体を見ても胸は薄いですし、ダート向きかというと難しいです。
脚取りは軽かったので高速馬場の芝レースならワンチャンスありそうですが、パワーが求められる短距離ダートでが合うかというと…正直あまりピンときません。
もしかしたら激走もあり得るかもしれませんが、そこまで動きも映えませんでしたし、ここでの好走は難しそうです。
フリームファクシ
フリームファクシ 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.0 | 37.8 | 12.7 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 56.5 | 40.6 | 13.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 38.3 | 12.9 | 馬なり |
短距離ダートで才能を開花しつつあるフリームファクシは栗東坂路で単走を行いました。
主戦のデムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F52秒0-上がり1F12秒7の時計でまとめました。
前走すばるステークス(L)から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路で4本の時計を記録しており、間髪おかずに身体をならしています。
このうち、1週前の23日も栗東ウッドでデムーロ騎手が騎乗の元、単走の馬なりで追い切りを行い、4F56秒5-上がり1F13秒7の時計で軽くまとめています。
1週前は軽めの調整でしたが、少し頭を左前に向けながらの追い切りで走りに集中できているかというと、そこまででもなさそうです。
また、終いもペースダウンしていますが、全体時計を見ても分かるようにほとんどキャンターに近い乗り込みだったので、1週前追い切りだけを見て評価するのは難しいです。
ただ、馬体に関してはいつも通り黒光りしていて調子は良さそうですし、横のシルエットを見ても大きな馬体は維持できているのは良かったです。
最終追い切りも坂路で単走の馬なりでしたが1週前より時計は出しています。
道中斜行する場面も少なくありませんが、四肢の回転は速く、それでいて脚取りも軽快でした。
安定した動きとは言い難いですし、どちらかというと粗削りな部分はありますが、機敏な動きができているのは良いですし、前走最終追い切り時よりも全体時計、終い時計ともに出しているのも評価したいです。
2週続けてデムーロ騎手が追い切りに騎乗していることからレースに対する意欲も感じられますし、ここで結果を残せばフェブラリーステークスの扉も開かれるので、メイチの雰囲気は伝わりました。
激走もあり得るでしょう。
メイショウテンスイ
メイショウテンスイ 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.1 | 12.1 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 38.6 | 12.0 | 一杯 |
昨年のジュライステークス(L)を制したメイショウテンスイは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、4F53秒0-上がり1F12秒1の時計で負荷を掛けています。
前走から中2週と間隔は短いですが、中間追い切りは前走レース終了翌週から再開し、坂路で8本、ウッドで1本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんでしたが1週前の22日も坂路で一杯に追い、4F53秒1-上がり1F12秒2の時計で強く負荷を掛けていました。
最終追い切りも坂路で一杯だったので今回は2週続けて強く追っていますが、強く追ったこともあって回転の速い脚さばきで動けています。
助手が手を動かしてからはさらに脚の動きを引き上げて最後まで加速ラップで登坂できました。
全体時計はいい時期ほど出していないのでピークは過ぎていると思いますが、年齢以上に前向きな動きができていたのは良かったです。
レース当日までにさらなる良化があるかもしれませんが、最終追い切り終了時点でもなかなかの仕上がりでした。
ロードフォンス
ロードフォンス 1月29日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.8 | 66.9 | 52.1 | 37.5 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.5 | 38.3 | 12.8 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.2 | 66.9 | 51.8 | 36.9 | 12.1 | 馬なり |
前走霜月ステークス(OP)を勝利したロードフォンスは栗東のウッドチップコースでペースセッティング(牡5、オープン)と併せました。
安田翔伍調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬より5馬身先行し、6F82秒8-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
1週前の22日は栗東坂路でレインメーカー(牡5、1勝クラス)と併せました。
ここでも安田調教師が追い切りに騎乗し、僚馬より半馬身先行する形で末強めに追い、4F52秒5-上がり1F12秒8の時計でクビ差先着しています。
道中は少し隣の馬を気にする場面はありましたが、脚取りは確かですし大きなもたれもありません。
ただ、末強めに追われた割に終いは2F12秒4-1F12秒8でそこまで目立っていません。
ロードフォンスは差し馬なのでもう少し終いが伸びていたら良かったです。
もっとも、ここで負荷を掛けたことで最終追い切りまでに良化している可能性はあるので最終追い切りに期待しましょう。
最終追い切りは栗東ウッドチップコースでペースセッティングと併せました。
僚馬より大きく先行する形で追い切りを行いましたが、少し顔を前に出しながらも動きは悪くないです。
直線に入ってからは少し頭を振る場面もありましたが、その後は視線を一つに集中しつつ、淡々とした動きを見せています。
時計は出ていませんが、馬体もまとまっていますし、フォームも良いでしょう。
2週続けて追い切りを確認しましたが、この馬なりに良い仕上がりでした。
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根岸ステークス2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | コスタノヴァ |
A | アームズレイン アルファマム クロジシジョー ショウナンライシン スレイマン |
B | エイシンスポッター サトノルフィアン サンライズフレイム スズカコテキタイ タガノビューティー ドンフランキー フリームファクシ メイショウテンスイ ロードフォンス |
C | バルサムノート |
D | |
E(測定不能) |
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根岸ステークス2025の最終予想
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