
【桜花賞2025追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「S」

桜花賞2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では桜花賞の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
4月9日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
美浦坂路の1番時計はサラサエンペラーの4F51秒9です。美浦坂路にしては出ています。
ウッドの1番時計はニシノレヴナントが記録した6F79秒4でこちらはいつも通りの高速馬場です。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
栗東坂路の1番時計はレッドエヴァンスが記録した4F49秒6でいつも通りの高速馬場でした。
栗東ウッドの1番時計はオニマルが記録した6F76秒9です。80秒を切る馬が多数いることからいつも以上に高速馬場傾向です。
桜花賞2025追い切り評価/全頭診断コメント
桜花賞2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
桜花賞(G1)と次回皐月賞(G1)の当たる無料予想なら絶対にココ!

ライン登録すると桜花賞(G1)と次回皐月賞(G1)の無料予想をレース当日に受け取れます!
アルマヴェローチェ
アルマヴェローチェ 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.2 | 66.6 | 52.1 | 36.7 | 11.4 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦96.8 | 66.0 | 51.3 | 36.4 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 80.6 | 65.3 | 50.8 | 36.3 | 11.2 | 馬なり |
2歳女王のアルマヴェローチェは栗東のウッドチップコースでファーングロット(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬より3馬身先行し、6F81秒2-上がり1F11秒4の時計で半馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
1週前の2日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはレーウィン(セ4、3勝クラス)と併せました。
前走でコンビを組んだ岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で一杯に追われ、7F96秒8-6F80秒4-上がり1F11秒4の自己ベストで僚馬に1馬身半先着しています。
前走阪神JF(G1)からぶっつけの参戦となりますが、身体も太さは感じられませんし順調に好調を維持してそうでした。
直線に入ってからも脚の回転を引き上げ、最後は僚馬との差を広げるように先着し、差し馬らしい動きができています。
一杯に追われていたとはいえ自己ベストも記録していますし、終いも2F-1Fともに11秒4でまとめることができ、持続力ある末脚も健在でした。
最終追い切りは3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、1週前に一杯に追ったこともあってここは軽めに周回しています。
直線では少し首を引き気味にしながらもじりじりと脚を伸ばして僚馬に先着できました。
1週前ほど目立つ動きではありませんが、1週前に一杯に追って長く脚を使えていましたし、今回は馬なりでしたが1週前同様2F-1Fともに11秒4でまとめていることから、追えばさらに時計は出せそうでした。
全体時計、終い時計は前走最終追い切り時よりも劣りますが、それでも1週前が好内容だったので、現状でも力は引き出せるでしょう。
ウォーターガーベラ
ウォーターガーベラ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.4 | 40.5 | 12.4 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 50.8 | 36.9 | 12.0 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 38.4 | 12.2 | 末強め |
前走のチューリップ賞(G2)で2着入線したウォーターガーベラは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒4-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめています。
1週前の2日も栗東坂路で追い切りを行い、このときはヤマニンアストロン(牡4、3勝クラス)と併せています。
管理する石橋調教師が追い切りに騎乗し、僚馬を1馬身追走する形で末強めに追い、4F50秒8-上がり1F12秒0の自己ベストを記録しましたが僚馬にアタマ差遅れていました。
1週前は僚馬の左側から追い切りを行いましたが、少し掛かっている感じはするものの、序盤から力強い動きで登坂しています。
ただ、道中は下を出しながらの動きでしたし、少し固さは見られました。
ただ、終いは3F12秒9-2F12秒0-1F12秒0で長く脚を伸ばしていますし、50秒8の時計も自己ベストなので負荷は掛かったことでしょう。
強く追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。
その最終追い切りは坂路で単走行われました。
1週前に負荷をかけたため、軽めでしたが脚さばきはきびきびしていますし、1週前よりはバランスの良い動きはできています。
何度か手前は替えていましたが、四肢の動きは良くなっており、1週前に負荷をかけた効果は出ていました。
これまでもあまり目立たない追い切りの中で結果を残していましたが、今回は好走したシンザン記念(G3)やチューリップ賞(G2)のときよりは良く見えましたので、現状でもこの馬なりに仕上がってそうです。
エリカエクスプレス
エリカエクスプレス 4月9日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 38.6 | 11.7 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 78.3 | 62.6 | 48.5 | 34.8 | 11.2 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.7 | 40.1 | 12.5 | 馬なり |
フェアリーステークス(G3)を制したエリカエクスプレスは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、全体時計54秒6-上がり1F11秒7の時計でまとめています。
1週前の3日は栗東ウッドで単走を行い、助手騎乗の元、馬場の真ん中から一杯に追って6F78秒3-上がり1F11秒2の自己ベストでまとめています。
前走から間隔が空きましたが、道中は一杯に追われていたこともあってきびきびとした動きを見せています。
コーナーワークも鋭く立ち回っていますし、直線に入ってからも前進を駆使しながら長く脚を伸ばしました。
全体時計78秒3は一杯に追われていたとはいえ非常に優秀ですし、それでいて4F48秒5-終いも2F11秒1-1F11秒2の時計でまとめており、時計面は素晴らしいの一言に尽きます。
動きもストライドを活かしてまとめていましたし、3カ月ぶりでも問題なく動けていました。
最終追い切りは坂路で馬なりの追い切りを行いましたが、道中多少ヨレる箇所はあったものの、安定した動きを見せていますし、手前替えもスムーズでした。
時計は出していませんが、動きそのものは良いですし、1週前に自己ベストを刻んだことから、いつでも出し切れる態勢は整ったことでしょう。
大変良い仕上がりです。
エンブロイダリー
エンブロイダリー 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.5 | 39.0 | 12.4 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦98.4 | 65.9 | 51.0 | 35.5 | 11.1 | 一杯 |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 53.8 | 38.6 | 12.0 | 一杯 |
前走のクイーンカップ(G3)を勝利したエンブロイダリーは栗東坂路でタイセイフェスタ(セ4、2勝クラス)と併せました。
新馬戦以来の騎乗となるモレイラ騎手が追い切りに騎乗し、馬なりでタイセイフェスタを1馬身半追走し、4F53秒5-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。
1週前の3日は栗東ウッドでタイセイフェスタと併せています。
このときは助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を1馬身追走する形で一杯に追い、7F98秒4-6F81秒7-上がり1F11秒1の時計で僚馬に3馬身半先着しています。
エンブロイダリーは関東馬ですが、今回は初めての関西遠征ということで、3月26日から29日の間に栗東入りし、直前の輸送リスクを回避しています。
3日のウッド追いは僚馬の内目から立ち回りましたが、久々でも馬体はしっかりしていますし、直線で促されてからはぐいぐい加速し、あっさり僚馬を交わして先着しています。
後躯の筋肉量も豊富でしたし、力強い脚色で終い2F10秒9-1F11秒1の好時計でまとめ、鋭さを披露しました。
減速ラップですが終い2F10秒9は見事ですし、輸送後も差し馬らしい動きができているので状態面も良いでしょう。
最終追い切りは坂路でタイセイフェスタと併せています。
1週前に一杯に追ったため、最終追い切りは馬なりで軽い調整でしたが、馬場の真ん中からスムーズな脚取りで追えていますし、馬なりでも力強い脚質で終えました。
終盤、手前を替えてからは前脚の幅が広くなり、すぐに手前を替えてバランスを正している点は気になりますが、それまでの動きは前向きです。
1週前も鋭さを見せていましたし、スムーズな走りができるようでしたらここでも力を引き出せるでしょう。
クリノメイ
クリノメイ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.0 | 11.9 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 51.5 | 37.6 | 12.0 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.0 | 37.7 | 12.6 | 馬なり |
チューリップ賞(G2)を勝利したクリノメイは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F53秒7-上がり1F11秒9の時計でまとめています。
1週前の2日も坂路で追い切りを行い、このときはクイックバイオ(牝4、2勝クラス)と2頭併せを行っています。
主戦の酒井騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を3馬身半追走する形で一杯に追い、4F51秒5-上がり1F12秒0の自己ベストで同時併入しました。
馬場の真ん中から追い切りを行いましたが、一杯に追ったこともあって力強く登坂しています。
チューリップ賞を叩いたこともあって、1週前よりも前進気鋭な動きを見せていましたし、最後まで一定のペースを維持しながら登坂できました。
一杯に追ったとはいえ4F51秒5の自己ベストを記録できたのも好感触です。
最終追い切りは坂路で軽い追い切りを行いましたが、少しもたれはあったものの、1週前に強く追った影響もあって、前脚に力強さが感じられます。
道中リズムよく追えていますし、動きも上々でした。
もう少し経験を積めばさらにスムーズな立ち回りができそうですが、1週前に坂路で自己ベストを記録していることから、良化も感じられますし、いい状態です。
ショウナンザナドゥ
ショウナンザナドゥ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.3 | 12.4 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 51.7 | 37.9 | 12.3 | 末一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 55.1 | 40.1 | 12.8 | 馬なり |
前走フィリーズレビュー(G2)で重賞初制覇を成し遂げたショウナンザナドゥは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い4F54秒1-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。
1週前の2日にも栗東坂路で単走を行い、このときは末一杯に追って4F51秒7-上がり1F12秒3の時計で負荷をかけています。
馬場の真ん中から追い切りを行いましたが、終始左手前でバランスよく登坂しています。終始手前ということで最後は少しキレを失っていましたが、それでもはきはきとした動きで前向きな動きが出ているのは良いでしょう。
自己2番目に速い時計を記録していることから、調子も引き上げてそうです。
最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、ここは少し掛かり気味な動きでした。
ただ、四肢の動きには活気がありますし、ところどころ見せる後ろ脚のキックバックを見ても気合が乗っているように見えます。
ただ、ここも終始左手前の追い切りで、阪神JF(G1)のときのような滑らかさに欠ける動きでした。
凡走したクイーンカップ(G3)の時ほど悪くありませんが、最終追い切りを見る限りは、もう少し走法の安定が欲しかったです。まずまずといったところです。
ダンツエラン
ダンツエラン 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.7 | 66.4 | 52.0 | 36.9 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 85.2 | 68.2 | 52.8 | 37.8 | 11.1 | 直強め |
前走最終 | 栗東CW(不良) | 82.8 | 68.4 | 53.7 | 38.1 | 11.2 | 馬なり |
昨年のファンタジーステークス(G3)を勝利したダンツエランは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
主戦の団野騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで追って6F81秒7-上がり1F11秒3の時計で走破しています。
1週前の2日も栗東ウッドで単走を行い、馬場の真ん中から直線強めに追われて6F85秒2-上がり1F11秒1の時計で鋭く伸びています。
コーナーワークから直線にかけては少しモタれながらの追い切りでしたが、直線に入って促されてからはダンツエランらしい動きで走破しています。
直線強めに追われたとはいえ、終い2F12秒2から1F11秒1で鋭く伸びているのも良いでしょう。
ダンツエランはウッドで度々鋭い脚を伸ばしていましたが、今回もいつも通りの動きができているのでいい状態です。
最終う追い切りもウッドで単走を行い、ここは馬なりで軽めに行われましたが、若干前かがみになりながらも大きく脚を動かしています。
ただ、直線に入ってからは少し脚の使い方が甘く、ところどころ首がカクンとする動きを見せていました。
全体時計81秒7は自己2番目に速い時計ですし、終いも2F11秒5から1F11秒3で加速ラップを刻めていますが、直線での首の動きが少し気になりました。
まずまずの仕上がりです。
チェルビアット
チェルビアット 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 40.0 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.1 | 11.8 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 58.1 | 41.8 | 12.8 | 馬なり |
フィリーズレビュー(G2)で2着入りしたチェルビアットは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の北村友一騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F55秒5-上がり1F12秒3の時計で軽くまとめています。
1週前の2日も坂路で単走を行いました。
ここでも北村騎手が追い切りに騎乗し、末強めに追って4F53秒0-上がり1F11秒8で登坂しました。
1週前は外ラチに近いところからの追い切りでしたが、少し俯きながらもバランスの良い動きで登坂しています。
末強めに追ったこともあって踏み込みにも力強さが感じられますし、終いも2F12秒5から1F11秒8の加速ラップでまとめることができたのも良いでしょう。
これまで以上に強く追っているので最終追い切りの良化にも期待できそうです。
最終追い切りも坂路で単走、ここは馬なりで追い切りを行いましたが、ここは少し頭を高くする場面があり、折り合いが少し難しそうです。
中盤以降は落ち着きを取り戻し、きびきびと動けていますし、踏み込みも相変わらず力強いですが、折り合い面で少し苦労するかもしれません。
及第点までとします。
トワイライトシティ
トワイライトシティ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.9 | 40.7 | 13.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 37.4 | 12.3 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.7 | 40.5 | 12.7 | 馬なり |
前走のアネモネステークス(L)を勝利したトワイライトシティは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F55秒9-上がり1F13秒0の時計で軽めにまとめています。
1週前の2日は栗東坂路で単走でしたが、このときは今回初コンビを組む松山騎手が騎乗し、末強めに追われて4F51秒6-上がり1F12秒3の自己ベストで登坂しています。
末強めの追い切りでしたが、序盤からパワフルな動きを見せており、手前を替えた際、多少よろける部分はあったものの、その後はまっすぐ動けており、力強い脚色を見せていました。
全体時計51秒6もこの馬の自己ベストですし、アネモネステークスを使って良化の気配が感じられます。
負荷をかけたことで最終追い切りのさらなる良化に期待したいです。
最終追い切りは坂路で軽く追い切りを行いましたが、ここは若干頭が高いです。
ただ、脚取り自体は悪くないですし、軽めながらも一定のリズムで追えているのは良いでしょう。
大きな上積みはなさそうですが、この馬なりに雰囲気は良かったのでかみ合えば出し切れそうです。
ナムラクララ
ナムラクララ 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 38.9 | 12.4 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 37.1 | 12.0 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.6 | 40.6 | 12.6 | 馬なり |
紅梅ステークス(L)を勝利したナムラクララは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の西村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒4-上がり1F12秒4の時計でまとめています。
1週前の2日も栗東坂路で追い切りを行い、このときはナムラアトム(牡4、3勝クラス)と併せました。
ここでも西村騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を1馬身追走する形で一杯に追い、4F52秒1-上がり1F12秒0の自己ベストタイ記録で僚馬に1馬身半先着しています。
道中僚馬の斜め後ろからの追走でしたが、力強い脚色で登坂し、僚馬の右側から進出してからもじりじり脚を伸ばして先着していました。
自己ベストタイ記録を出したのも良いですし、力強い脚色で、ナムラクララらしい持続力ある末脚を見せています。
最終追い切りは坂路で軽めに追い切りを行いました。
1週前同様首を少し低くしながらパワーあふれる動きを見せました。
もたれもありませんし、姉ナムラクレアの妹らしく、センスある動きを見せています。
2週続けていい動きを見せており、良い状態に仕上がっています。
ただ、馬体を見ると胸の厚いタイプの馬ですし、走法もやや前傾でパワー型の馬だと思うので、瞬発力勝負になりやすい桜花賞がかみ合うかというと難しいです。
馬体やフォームを見る限り、力のいる短距離のほうが合いそうな感じもしますので、追い切りは良かったものの、現状見送る予定です。
ビップデイジー
ビップデイジー 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.7 | 40.6 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 36.9 | 11.8 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 38.3 | 12.1 | 馬なり |
昨年の阪神JF(G1)で2着入線したビップデイジーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F55秒7-上がり1F12秒3の時計で軽くまとめています。
1種前の2日にも栗東坂路で追い切りを行い、このときはテリオスサラ(牝4、1勝クラス)と併せています。
主戦の幸騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で末強めに追い、4F51秒6-上がり1F11秒8の自己ベストで同時併入しました。
僚馬の右から追い切りを行いましたが、少し首が安定しておらず見栄えするフォームではありません。
後ろ脚の使い方も少し浅い感じがしますし、踏み込みも目立ちませんでした。
ただ、好走した阪神JFの最終追い切りもこのような動きで結果を残しているので、ビップデイジーにとっては現状でも自身の動きはできています。
その中で、自己ベストを記録していますし、ビップデイジーにとってはむしろ良化しているのかもしれません。
最終追い切りは坂路で軽めに行いました。
1週前同様、中盤までは左手前で登坂しており、首も前に出ていて目立ちません。
ただ、中盤以降に手前を替えてからは打って変わって前方に集中し、前脚を掻き込むような脚さばきで一気にペースを引き上げることができました。
中盤以降は鋭く伸びている点は評価したいですし、良くも悪くもビップデイジーらしい動きができているのは状態が安定している証拠でしょう。
他の馬でこの動きだったら低評価でしたが、ビップデイジーに関しては好調をキープしているといえます。
ブラウンラチェット
ブラウンラチェット 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 40.0 | 12.6 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 84.2 | 68.7 | 53.1 | 37.9 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.6 | 67.4 | 52.3 | 38.0 | 11.6 | 馬なり |
昨年のアルテミスステークス(G3)を勝利したブラウンラチェットは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒5-上がり1F12秒6の時計で軽めに仕上げています。
1週前の2日は栗東ウッドでリアンベーレ(牡3、1勝クラス)と併せました。
このときも助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬より2馬身先行する形で馬なり追いを行い、6F84秒2-上がり1F11秒9の時計で半馬身先着しています。
ブラウンラチェットは関東馬ですが、前走の阪神JF(G1)が出し切れずに大敗していることから、今回は前もって栗東入りし、直前の輸送リスクを回避しています。
初めての栗東ウッドにおける追い切りでしたが、僚馬の外目から立ち回りましたが、久々でも脚取りは軽く、気持ちは前向きで、輸送疲れは感じられません。
直線に入ってからもじりじり脚を伸ばし、最後は加速して先着しています。
キレる脚はありませんが、軽めということで悪くない動きですし、まずは問題なく輸送をクリアできている点を評価したいです。
最終追い切りは坂路で単走を行いました。
道中多少ヨレはあったものの、全体を通して軽やかです。
首の使い方も良く、リズムよく登坂できていますが、手前を替えてからは少し左前脚が固い感じもします。
今回は問題なく状態面を意識した追い切りができていましたが、ただ、中間は馬なりで負荷はかけていません。
好走したアルテミスステークスも中間・終いともに馬なりの調整で出し切れているので問題ないかもしれませんが、最終追い切りでは坂路でやや固さが見られたので、一度強めの追い切りを入れても良かったかもしれません。
能力はある馬なので出し切れる可能性もありますが、個人的にはここで実践を経験し、オークス(G1)あたりで上積みがあれば面白いと思っています。
プリムツァール
プリムツァール 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 55.7 | 40.7 | 12.6 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦南W(不良) | 84.6 | 68.7 | 53.1 | 38.5 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 81.7 | 65.9 | 51.6 | 36.9 | 11.6 | 馬なり |
アネモネステークス(L)で2着入線したプリムツァールは美浦ウッドでメルシーボクアスク(牝3、未勝利)と併せました。
レースで騎乗する津村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を2馬身追走し、4F55秒7-上がり1F12秒6の時計で同時併入しています。
1週前の2日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはシマサンブラック(牡3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
ここでも津村騎手が騎乗し、馬なりでシマサンブラックを2馬身半追走し、6F84秒6-上がり1F11秒9の時計で同時併入しました。
3頭併せの最内から立ち回りましたが、道中大きな歩様で2頭を見るように追走し、手前替えもスムーズに決めてからは長く脚を伸ばして3頭併入でした。
馬なりということで時計は目立ちませんが、道中優雅な動きを見せていますし、いい動きです。
派手な動きではありませんが、最後まで2頭の僚馬と併入していることから、勝負強さも秘めてそうです。
最終追い切りは坂路でメルシーボクアスクと併せました。
ここでも僚馬を追走する形の追い切りでしたが、少し目線を下方向に向けながらもきびきびとした動きを見せています。
無駄のない動きでしたし、脚色も力強く、それでいて最後は終い2F13秒6から1F12秒6でそっと差し脚を伸ばして併入しました。
時計は目立ちませんが、前走アネモネステークスで見せた差し脚は健在でしたし、プリムツァールらしい動きは健在です。
2週続けて津村騎手が追い切りに騎乗している点も好感が持てますし、時計以上にいい動きでした。
ボンヌソワレ
ボンヌソワレ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.5 | 39.7 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦坂路(重) | 54.3 | 40.3 | 13.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(重) | 53.6 | 38.7 | 12.2 | G前仕掛け |
フィリーズレビュー(G2)で3着入線したボンヌソワレは美浦坂路でキアニーナ(牝3、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して僚馬を1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、4F54秒5-上がり1F12秒2の時計で同時併入しています。
1週前の3日にも坂路で馬なりの単走を行い、このときは4F54秒3-上がり1F13秒1で登坂していました。
道中舌を出しながらの追い切りでしたが、終始右手前ながらもきびきびとした動きを見せており、ポジティブな動きです。
時計は目立ちませんが、この日の坂路は重馬場で時計がかかっていたので気にしなくて良いでしょう。
その中で軽快な動きができているのはむしろ評価したいですし、タフな馬場でも対応できそうです。
最終追い切りは併せ馬を置いて坂路で調整を行いましたが、少し脚幅は広いものの、小柄な身体を駆使して、僚馬に引けを取らない動きを見せました。
併入でしたし、時計も目立つものではありませんが、2週続けてきびきびとした動きを見せており、気持ちの前向きさが伝わる動きでした。
マイルが合うかというと難しいところですが、仕上がりは良かったです。
マピュース
マピュース 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.0 | 38.2 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦南W(不良) | 82.7 | 66.4 | 51.4 | 36.7 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.0 | 66.7 | 53.0 | 38.8 | 12.1 | 馬なり |
クイーンカップ(G3)で2着入線したマピュースは美浦坂路でロードブライト(牡6、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を4馬身追走し、4F53秒0-上がり1F12秒2の時計で僚馬に1馬身先着しています。
1週前の2日は美浦ウッドでメイショウコバト(牝5、3勝クラス)と併せました。
このときは主戦の田辺騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を6馬身追走し、6F82秒7-上がり1F11秒5の時計で2馬身先着しました。
僚馬のはるか後方から追い切りを行いましたが、コーナーワークでは素早い脚さばきで僚馬に追いつき、直線入り口で手前を替えてからは少しギアチェンジに時間がかかったものの、加速してからは長く脚を伸ばして楽に先着しています。
併せたメイショウコバトが3勝クラスで強めに追われていたことを考えたら着差以上の先着と言えます。
この日の美浦ウッドは不良馬場で掛かっていましたが、タフな条件でも脚取り軽めに、スピード感ある動きでまとめているのも好感触でした。
最終追い切りは坂路で僚馬と併せていますが、ここでも四肢の回転は速いですし、直線で手前を替えてからもぐいぐい加速して先着しています。
時計自体は目立ちませんが、加速ラップでまとめ、2週続けてマピュースらしい動きができていました。
あとは、初めての輸送となるので、輸送先でも状態を維持できているか、注目したいです。
ミストレス
ミストレス 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.5 | 68.2 | 53.2 | 37.9 | 11.8 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 81.3 | 65.9 | 51.6 | 36.9 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 海外出走 |
ランフォーヴァウが回避したことで繰り上げ出走となったミストレスは栗東ウッドチップコースでジーティーファラオ(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身半追走し、6F83秒5-上がり1F11秒8の時計で同時併入しました。
1週前の2日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはジーティーララバイ(牝3、未勝利)と併せています。
ここも助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を1馬身追走する形で一杯に追い、6F81秒3-上がり1F11秒4の時計で僚馬に2馬身先着しています。
海外帰りということで状態が気になるところですが、コーナーワークから直線にかけてはフットワーク軽快に動けています。
直線に入ってからは少し右往左往する場面はあったものの、すぐに前方に視界を向け、先行していた僚馬に詰め寄ってそのまま交わして先着しました。
一杯に追われた影響もあって力強い脚色でしたし、終いも2F11秒6-1F11秒4の加速ラップでまとめていることから状態も良いでしょう。
強く追ったことで最終追い切りまでにさらなる良化があるか、注目したいです。
最終追い切りもウッドコースで僚馬と2頭併せを行いました。
僚馬の外目からの追い切りでしたが、1週前同様バランスの取れた動きを見せています。
直線では少し頭の動作が大きかったものの、終いは2F11秒7-1F11秒8で若干減速ラップを刻みながらも僚馬に食らいついて併入しました。
最終追い切りは時計が目立ちませんが馬なりのものなので問題ないでしょう。
その中で道中安定していましたし、海外帰りの反動もなさそうで、状態は良好です。
今回はランフォーヴァウが挫跖のため回避し、運よく出走が叶いましたが、状態も悪くないのでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、注目したいです。
リンクスティップ
リンクスティップ 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 57.3 | 41.4 | 12.5 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦98.4 | 66.1 | 51.3 | 36.0 | 10.9 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.4 | 41.0 | 12.5 | 馬なり |
きさらぎ賞(G3)で2着のリンクスティップは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、馬なりで4F57秒3-上がり1F12秒5の時計を記録し、ソフトに仕上げています。
1週前の2日は栗東ウッドでペールノエル(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
前走に引き続きコンビを組むデムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からペールノエルを5馬身追走する形で一杯に追い、7F98秒4-6F81秒4-上がり1F10秒9の時計でペールノエルに半馬身先着しています。
3頭併せのもっとも外から追い切りを行いましたが、久々ということもあって本線に入るまではそこまで動きにキレはありません。
ただ、直線に入って一杯に追ってからは脚のピッチを引き上げ、追い切り態勢に入ってから一気に内の僚馬2頭を交わして先着できました。
終い2F11秒2-1F10秒9の好時計でまとめており、素晴らしい伸びを見せています。
これまで先行競馬が主体だったのであまりキレるイメージはありませんでしたが、1週前追い切りでは見事な差し脚で先着していることから、瞬発力勝負にも対応できそうです。
最終追い切りは坂路で単走の追い切りでした。
1週前に一杯に追ったため、ほとんど時計は出していませんし、首の使い方もあまり良くないですが、馬体は整いましたし、追えばいつでも動けそうです。
最終追い切りは特に目立つところはないものの、1週前の末脚は見事なものがありましたし、好状態は維持できてそうです。
きさらぎ賞を見る限り、時計がかかれば浮上させたい1頭でしたが、1週前の末脚を見る限り、案外高速馬場になっても出し切れるかもしれません。
ヴーレヴー
ヴーレヴー 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.6 | 66.9 | 51.8 | 37.0 | 11.4 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 82.2 | 66.4 | 51.6 | 36.8 | 11.2 | 末強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 67.9 | 52.8 | 37.8 | 11.7 | 馬なり |
エルフィンステークス(L)を勝利したヴーレヴーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
主戦の浜中騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで6F83秒6-上がり1F11秒4の時計でまとめています。
1週前の2日も栗東ウッドで単走を行い、このときは末強めに追われました。
ここでも浜中騎手が騎乗し、馬場の外目から末強めに追われて6F82秒2-上がり1F11秒2の時計でまとめています。
他に馬がいない中での追い切りでしたが、手前替えはスムーズでしたし、直線に入ってからも脚の回転を引き上げて終い2F11秒5-1F11秒2の加速ラップで走破できました。
脚取りも軽かったですし、2か月ぶりの反動もなさそうです。
最終追い切りもウッドで単走でしたが、ここは馬なりでした。
少し頭が高いものの、脚さばきは機敏ですし、手前変えも問題ありません。
踏み込みはそこまで力強くないものの、1週前同様軽快な立ち回りでまとめることができました。
現状でもいい仕上がりですし、軽い馬場でも出し切れそうな感じがします。
桜花賞(G1)と次回皐月賞(G1)の当たる無料予想なら絶対にココ!

ライン登録すると桜花賞(G1)と次回皐月賞(G1)の無料予想をレース当日に受け取れます!
桜花賞2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | エリカエクスプレス |
A | アルマヴェローチェ エンブロイダリー ナムラクララ プリムツァール マピュース リンクスティップ |
B | ウォーターガーベラ クリノメイ ショウナンザナドゥ ダンツエラン チェルビアット トワイライトシティ ビップデイジー ブラウンラチェット ボンヌソワレ ミストレス ヴーレヴー |
C | |
D | |
E(測定不能) |
毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
桜花賞2025追い切り映像
桜花賞2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
桜花賞2025の騎手予想
桜花賞2025で買いたい騎手トップ3を公開しています。

毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
桜花賞2025の最終予想
桜花賞2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。
