
【桜花賞2025予想】本命におすすめしたい3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

桜花賞2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
桜花賞2025の予想ポイント
- G1もしくは牡馬混合重賞で連対していた馬がこのレースで勝ち切りやすい
- キャリア3戦馬の好走率がもっとも高い
- 前走が関西のレースだった関東馬は好走している
- 2人気【5-1-0-4】の単勝率がもっとも高い、複勝率は1~2人気ともに60%、10人気以下は全滅
- 過去10年1枠と8枠からは勝ち馬ゼロ
- 前走チューリップ賞以外のレースで4着以下に敗れていた馬は評価を下げたい
桜花賞2025予想の最終買い目
桜花賞が開催される日曜日の阪神競馬場界隈は雨の予報が出ていました。
前日15時ごろの天気を見てみると、日曜の午前2時ごろから雨が降り始め、15時ごろまで降り続くようです。
前日土曜日の阪神競馬場は10Rの京橋ステークスやメインレースの阪神牝馬ステークスを見る限り、時計は出ていましたが日曜日は長く雨が降るようなので馬場も重たくなりそうです。
前日予想なので判断しがたいですが、うましるでは雨の重~不良馬場、時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 9 アルマヴェローチェ
父 | ハービンジャー |
母 | ラクアミ |
母父 | ダイワメジャー |
主な勝ち鞍 | 阪神JF(G1) 2024年 |
前走 | 阪神JF(G1) 1着 |
本命はアルマヴェローチェにしました。
昨年の阪神JFで外目を追走しながら、そのまま馬場の外目から長く脚を伸ばして優勝し、完璧な立ち回りを見せました。
また、それ以前もタフな洋芝の札幌2歳ステークスや新馬戦で好走していることから、力のいる馬場も得意としています。
日曜日の阪神は雨の影響で土曜日ほど時計は出ないと思いますし、雨の降り方によってはデアリングタクトが勝利した年のような馬場になると思います。
その中でタフな馬場における実績があるのは評価したいですし、過去10年で阪神JFを勝利した馬は【2-1-0-0】と高確率で馬券に絡んでいるのも良いでしょう。
高速馬場ではない方がチャンスはあると思っていたので、日曜日雨はアルマヴェローチェにとって追い風でしょう。
クラシック一冠制覇に注目したいです。
〇対抗 12 リンクスティップ
父 | キタサンブラック |
母 | ダンスウィズキトゥン |
母父 | Kitten’s Joy |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2024年 |
前走 | きさらぎ賞(G3) 2着 |
対抗はリンクスティップにしました。
これまで中距離を中心に使われてきた馬ですが、前走のきさらぎ賞ではタフでハイペースの流れでも先行しながら最後までしぶとい競馬で牡馬相手に2着入りしました。
勝ったサトノシャイニングは今年の皐月賞の有力候補ですし、3着のランスオブカオスも今年のチャーチルダウンズカップを勝利していることから強敵相手にやれているのは評価したいです。
日曜の阪神は時計がかかる可能性が高いので。スタミナも求められる可能性が高いですし、中距離色が求められるようでしたら好走にも期待できるのではないでしょうか。
▲単穴 6 ビップデイジー
父 | サトノダイヤモンド |
母 | ローズベリル |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 紫菊賞(1勝クラス) 2024年 |
前走 | チューリップ賞(G2) 3着 |
単穴はビップデイジーにしました。
昨年の阪神JFは8番人気の低評価でしたが、直線では馬場の良い外目をめがけて斜めにスライドしつつ、そのまま押し切っています。
多頭数開催でなかなか難しい進路取りでしたが、器用に位置を確保して好走できており、ビップデイジーらしい器用な立ち回りを見せていました。
前走のチューリップ賞も叩きの一戦としては悪くありませんし、追い切りを見てもいつものビップデイジーらしい動きができています。
タフな馬場でどこまでやれるかは分かりませんが、ポテンシャルはここでも上位なので3番手で抑えることにしました。
△連下 4 ショウナンザナドゥ
父 | キズナ |
母 | ミスエーニョ |
母父 | Pulpit |
主な勝ち鞍 | フィリーズレビュー(G2) 2025年 |
前走 | フィリーズレビュー(G2) 1着 |
ショウナンザナドゥは連下にします。
これまで6戦とキャリアは豊富ですが、前走のフィリーズレビューは差し有利の展開だったとはいえ、後方から上がり最速の末脚を使って優勝しました。
展開に恵まれていたのは事実ですが、それでもキャリアを重ねて勝利を掴めた店は評価したいです。
昨年の阪神Jも4着でしたが差し有利の中で掲示板入りできたのは評価したいですし、タフになりそうな日曜日の馬場にも対応できるのではないしょうか。
騎乗する池添騎手も過去10年の桜花賞で3連対していますし、ショウナンザナドゥに対する思い入れも強いはずなので、激走に期待したいです。
△連下 7 エンブロイダリー
父 | アドマイヤマーズ |
母 | ロッテンマイヤー |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | クイーンカップ(G3) 2025年 |
前走 | クイーンカップ(G3) 1着 |
エンブロイダリーは連下にしました。
前走のクイーンカップはハイペースに近いミドルペースで2番手に位置し、直線でも脚色を落とすことなく突き抜けました。
高速馬場だったとはいえ時計も素晴らしいですし、持続力ある末脚で圧勝できたのは高く評価したいです。
ただ、日曜日は雨の影響でこれまでと違い、タフな馬場になる可能性が高いです。
デビュー戦が稍重馬場で2着なのである程度対応できると思いますが、ほんしつてきには高速馬場のほうが相性は良いタイプなので、雨はエンブロイダリーにとって向かい風です。
土曜日の馬場で行われるのであれば本命候補でしたが、雨を考慮して評価を下げました。
△連下 2 エリカエクスプレス
父 | エピファネイア |
母 | エンタイスド |
母父 | Galileo |
主な勝ち鞍 | フェアリーステークス(G3) 2025年 |
前走 | フェアリーステークス(G3) 1着 |
エリカエクスプレスも連下にします。
前走のフェアリーステークスは好発を切って3番手の位置を確保し、ハイペースラップを刻みながらも直線では持続力のある脚を見せて後続を突き放しました。
立ち回りも持久力ある脚色も見事でしたし、走破時計1分32秒8もレコードということで、文句なしの競馬でした。
追い切りもとても良かったですし、桜花賞に対する意欲も感じられます。
ただ、エリカエクスプレスも先に取り上げたエンブロイダリー同様、高速馬場のほうが出し切れるタイプなので日曜日の雨はマイナスでしょう。
加えて、今回騎乗する戸崎騎手は過去10年の桜花賞で【0-0-0-6】と相性も良くありません。
良馬場ならもう少し評価を上げていましたが、馬場と騎手相性を考慮して相手までにしました。
単勝
9 アルマヴェローチェ
馬連流し
軸馬:9
相手:2、4、6、7、12
三連複フォーメーション
1頭目:9
2頭目:2、4、6、7、12
3頭目:2、4、6、7、12
桜花賞2025の有力馬3頭
桜花賞は最初に開催されるクラシック競走です。
今年もフルゲート18頭に対して24頭が登録しており、全ての馬がクラシックの座を獲得すべく、挑みます。
今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
アルマヴェローチェ
- 阪神JF (G1) 2024年
昨年の阪神JFを勝利したアルマヴェローチェが中心となりそうです。
もともと札幌2歳ステークスにおいても勝ち馬マジックサンズとハナ差2着に入線しており、牡馬相手にも健闘していた馬でしたが、前走阪神JFでは外枠発走から中団で身構えつつ、最後は上がり最速34秒3の末脚を使って優勝しました。
昨年の阪神JFは阪神競馬場が改修工事のため、ロングラン開催の京都で行われました。
開催後期ということで馬場も荒れがちのなか、突き抜けることができたのは新馬戦や札幌2歳ステークスでタフな馬場をクリアできた適性も大きいでしょう。
2歳女王ということでこの桜花賞でも人気の一角になりそうですが、現在の阪神芝コースは超高速馬場にあるため、時計勝負でどこまでやれるかが課題となりそうです。
ここで好走するようでしたら、距離延長になるオークスでも注目株となれるでしょう。
エンブロイダリー
- クイーンカップ (G3) 2025年
前走のクイーンカップを勝利したエンブロイダリーも面白そうです。
これまでキャリア5戦使われている馬ですが、昨年走った4戦はいずれも上がり最速の末脚で入線しており、特に2着に敗れた新馬戦や勝利した1勝クラスでは上がり33秒1~2の末脚で好走し、キレッキレの末脚が武器です。
前走クイーンカップは久々のマイル戦も影響したのか、3番人気でしたがスタートをうまく決めて2番手の位置を確保し、ハイペース寄りのミドルペースでしたが、終盤でも脚色を落とすことなく、高速を寄せ付けずに勝利し、非常に強い勝ちっぷりを見せています。
先行策をとったこともあって瞬発力はありませんでしたが、流れる条件でも一定のペースで出し切っているのは見事でしたし、勝ち時計1分32秒2は前週同コースで開催された東京新聞杯の勝ち馬ウォーターリヒトの勝ち時計1分32秒6よりも0.4秒早く、時計も素晴らしいです。
今回は初めての阪神となります。
右回りコースは3走前のサフラン賞で5着なので本質的には左回りの方が合いそうですが、サフラン賞も出遅れながらラスト1F(ハロン)で脚を伸ばして勝ち馬クリノメイとタイム差0.1秒なので出遅れがなければ勝ち負けも狙えたでしょう。
むしろ、初めての関西遠征のほうが課題になりそうですが、高速馬場適性も高いですし、スピード型の脚色は阪神マイルとかみ合いそうなので、重い印を検討したい1頭です。
エリカエクスプレス
- フェアリーS (G3) 2025年
2戦2勝で挑むエリカエクスプレスも面白そうな馬です。
これまでの2戦はどちらもマイルのもので、前走のフェアリーステークスは6枠からスタートを決め、少し抑えながらも3番手の位置を確保し、ハイペースで流れながらも内ラチで脚を溜めつつ、最後の直線で早めに先頭に立つと、そのまま後続を振り切って圧勝しました。
ハイペースで差しや追込有利になってもおかしくない展開でしたが、テン2Fから終い2Fまで1Fあたり11秒台を維持しつつ、最後はさすがに少しペースダウンしましたが、それでも終い1F12秒0の時計で押し切りました。
高速馬場だったとはいえ持ち時計1分32秒8も優秀ですし、流れる舞台で最後まで突き抜けたのが印象深いです。
今回はフェアリーステークスからの直行となりますが、フェアリーステークスは強い競馬でしたし、マイル実績も豊富です。
関西馬ということで輸送リスクもありませんし、高速馬場で長く脚を使えていることから、初めての阪神マイルでも出し切れるのではないでしょうか。
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桜花賞2025の穴馬2頭
桜花賞は6~9番人気の馬が入線することが多く、意外とヒモ荒れしやすいです。
そのため、高配当にも期待できるレースと言えるでしょう。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
リンクスティップ
- 2歳未勝利 2024年
前走のきさらぎ賞で2着入線したリンクスティップも面白そうです。
デビュー2戦はどちらも京都の芝2,000mで、新馬戦は超スローでしたが早めにまくって2着入りし、続く未勝利戦は前の位置に付けながら、超スローを味方につけて押し切りました。
前走のきさらぎ賞は稍重のハイペースということで近2戦と異なりタイトな流れとなりましたが、3番手の位置を付けながら道中息を整え、直線に入ってからはサトノシャイニングには交わされたものの、ランスオブカオスの追撃を退けて勝利しました。
下したランスオブカオスがのちに重賞のチャーチルダウンズカップを勝利していることを考えれば見事でしたし、厳しい馬場や流れで先行しながら粘れたのも評価したいです。
きさらぎ賞で収得賞金を獲得できたので、無事に桜花賞に駒を進めることができましたが、きさらぎ賞はタイトな条件下でしぶとく脚を維持できていたので、消耗戦になるようでしたらチャンスはありそうです。
また、桜花賞は牡馬混合重賞で連対した馬の好走が目立つため、データ面でも面白いでしょう。
キレる脚はないので現在の高速馬場傾向にある阪神では分が悪そうですが、何らかの理由でタフになるようでしたら浮上する1頭です。
ウォーターガーベラ
- 2歳未勝利 2024年
主な勝ち鞍こそ未勝利止まりですが、シンザン記念とチューリップ賞で馬券に絡んだウォーターガーベラも参戦します。
半兄に今年の東京新聞杯を勝利したウォーターリヒトがいる馬で、兄同様追込競馬でシンザン記念やチューリップ賞を好走しました。
このうち、チューリップ賞はまずまずの飛び出しでしたが、中団で脚を溜めつつ、直線では内ラチを選択し、勝ち馬クリノメイのハナ差2着に迫っています。
スロー競馬ということで前有利の展開でしたが、ロスのない立ち回りであわや勝利という競馬でしたし、負けて強しの競馬ができました。
今回は無事に権利を獲得したため桜花賞に駒を進めますが、マイルはこれまで4戦走って【1-2-1-0】なので適性は高いです。
ただ、これまで高速馬場条件下で結果を残したことがないため、現在の時計が出やすい阪神でかみ合うかというと少し悩ましいところです。
少しでも馬場が重くなるようでしたら、再度一発にも期待できるでしょう。
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ここからは桜花賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
桜花賞2025の概要
桜花賞は阪神競馬場で開催されるクラシックレースです。
クラシックレースとは3歳馬のみ出走できるレースで、「桜花賞・皐月賞・オークス・日本ダービー・菊花賞」の5競走を指します。
この5競走は競馬発祥の国であるイギリスのクラシックレースが由来となっており、伝統と格式が高いです。
また、出走条件が3歳限定ということで、生涯1度しか出走できないことから、全ての競馬関係者の目標なのです。
また、桜花賞とオークスは牝馬しか出走できないため、全ての牝馬は桜花賞とオークスを目標に、鍛錬を積んでいます。
(余談ですが、秋華賞はイギリスの競走がモデルとなっていないことから、クラシックに指定されていません。)
そんな桜花賞の舞台は阪神の芝1,600mです。
この時期の牝馬は短距離からマイルをメインに使っているため、純粋マイラーだけではなく、短距離路線、さらには中距離馬色が強い馬も参戦します。
翌週開催される牡馬クラシックの皐月賞が芝2,000mで短距離馬は参戦しづらいことを考えると、桜花賞は距離の壁問わずこれまでの実績馬が参戦する傾向がありますよ。
今年の桜花賞はフルゲート18頭に対し、24頭が出走登録しているので例年通りフルゲート開催に期待できるでしょう。
ついに始まるとするクラシック第一戦。
桜の女王の座を手にするのはどの馬でしょうか?!
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桜花賞2025の開催内容
開催日 | 4月13日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳牝馬 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 1億4000万円 |

桜花賞2025が開催される阪神の芝1,600mの特徴

スタート地点 | 向こう正面の真ん中やや左側 |
コース | 右回りの外回りコース Bコース使用 |
1周の距離 | 2,113.2m |
直線距離 | 476.3m |
高低差 | 2.4m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム1:35.4 |
コースレコード | 1.31.1 (2021年 桜花賞【G1】ソダシ) |
阪神芝1,600mで開催された桜花賞のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:34.4 |
レコードタイム | 1:31.1 (2021年 ソダシ) |
桜花賞が開催される阪神芝1,600mは阪神JFやチューリップ賞でも使用します。
そのため、今回出走する馬によってはすでに経験済みの馬も少なくありません。
阪神は内回りコースと外回りコースが存在しますが、芝1,600mでは外回りコースを使用します。
スタート地点は向こう正面の真ん中でスタンドから見てやや左の位置です。
最初のコーナーまで約444mある向こう正面を駆け抜けます。
3.4コーナーは外回りらしく非常に大きなカーブを描いていています。
そのため、減速しなくても立ち回ることが可能です。
また、4コーナーの途中に残り600mの標識が立っており、そのあたりから直線に向けて少しずつ下り傾斜になるためペースアップしやすい造りになっています。
最後の直線は約474mです。
直線の長さは右回りの競馬場の中でも最長で、最高速度を維持しやすいです。
直線入りからしばらくは下り傾斜ですが、ゴール板から200m手前に阪神名物の急な上り坂が立ちはだかります。
この坂は高低差こそ1.8mですが120mの間にあるため実際は数値以上に急です。
坂を駆け上がったらその先にゴール板が立っています。
阪神の芝1,600mは最後の直線が長いこと、そしてコーナーからペースアップしやすい特徴があります。
そのため、脚を溜めて出し切る傾向になりやすいです。
前半は極力スロー展開で余力を残しながら、上がり3ハロンで一気に動き出す競馬が多く、後傾ラップになることが多いです。
スロー⇒瞬発力勝負になるため、これまでのレースで上がりタイムが優秀な馬に注目したいですね。
脚質的には長く脚を使える舞台のため、差しや追い込み馬の好走率も高い舞台となっています。
阪神の芝1,600mはここをチェック!
- 数多くの重賞が行われている
- ワンターンコース
- 上がり勝負になりやすい
- 8枠は若干好走率が低い
- 関西騎手が強い

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桜花賞2025の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ヴーレヴー | 牝3 | 55.0 | 浜中俊 |
2 | エリカエクスプレス | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 |
3 | マピュース | 牝3 | 55.0 | 田辺裕信 |
4 | ショウナンザナドゥ | 牝3 | 55.0 | 池添謙一 |
5 | ボンヌソワレ | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 |
6 | ビップデイジー | 牝3 | 55.0 | 幸英明 |
7 | エンブロイダリー | 牝3 | 55.0 | J.モレイラ |
8 | ウォーターガーベラ | 牝3 | 55.0 | 武豊 |
9 | アルマヴェローチェ | 牝3 | 55.0 | 岩田望来 |
10 | トワイライトシティ | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 |
11 | ミストレス | 牝3 | 55.0 | 坂井瑠星 |
12 | リンクスティップ | 牝3 | 55.0 | M.デムーロ |
13 | チェルビアット | 牝3 | 55.0 | 北村友一 |
14 | ダンツエラン | 牝3 | 55.0 | 団野大成 |
15 | クリノメイ | 牝3 | 55.0 | 酒井学 |
16 | ナムラクララ | 牝3 | 55.0 | 西村淳也 |
17 | プリムツァール | 牝3 | 55.0 | 津村明秀 |
18 | ブラウンラチェット | 牝3 | 55.0 | 横山武史 |
桜花賞の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 良 | 1 | 12 | ステレンボッシュ | 2 | 阪神JF(G1) | 2 |
2 | 9 | アスコリピチェーノ | 1 | 阪神JF(G1) | 1 | |
3 | 11 | ライトバック | 7 | エルフィンステークス(L) | 1 | |
2023 良 | 1 | 3 | リバティアイランド | 1 | 阪神JF(G1) | 1 |
2 | 9 | コナコースト | 6 | チューリップ賞(G2) | 2 | |
3 | 14 | ペリファーニア | 5 | チューリップ賞(G2) | 3 | |
2022 良 | 1 | 8 | スターズオンアース | 7 | クイーンカップ(G3) | 2 |
2 | 6 | ウォーターナビレラ | 3 | チューリップ賞(G2) | 5 | |
3 | 1 | ナムラクレア | 6 | フィリーズレビュー(G2) | 2 | |
2021 良 | 1 | 4 | ソダシ | 2 | 阪神JF(G1) | 1 |
2 | 18 | サトノレイナス | 1 | 阪神JF(G1) | 2 | |
3 | 2 | ファインルージュ | 8 | フェアリーステークス(G3) | 1 | |
2020 重 | 1 | 9 | デアリングタクト | 2 | エルフィンステークス(L) | 1 |
2 | 17 | レシステンシア | 1 | チューリップ賞(G2) | 3 | |
3 | 3 | スマイルカナ | 9 | チューリップ賞(G2) | 7 | |
2019 良 | 1 | 8 | グランアレグリア | 2 | 阪神JF(G1) | 3 |
2 | 16 | シゲルピンクダイヤ | 7 | チューリップ賞(G2) | 2 | |
3 | 4 | クロノジェネシス | 3 | クイーンカップ(G3) | 1 | |
2018 良 | 1 | 13 | アーモンドアイ | 2 | シンザン記念(G3) | 1 |
2 | 1 | ラッキーライラック | 1 | チューリップ賞(G2) | 1 | |
3 | 9 | リリーノーブル | 3 | チューリップ賞(G2) | 3 | |
2017 稍重 | 1 | 10 | レーヌミノル | 8 | フィリーズレビュー(G2) | 2 |
2 | 6 | リスグラシュー | 3 | チューリップ賞(G3) | 3 | |
3 | 14 | ソウルスターリング | 1 | チューリップ賞(G3) | 1 | |
2016 良 | 1 | 13 | ジュエラー | 3 | チューリップ賞(G3) | 2 |
2 | 12 | シンハライト | 2 | チューリップ賞(G3) | 1 | |
3 | 10 | アットザシーサイド | 6 | フィリーズレビュー(G2) | 2 | |
2015 良 | 1 | 6 | レッツゴードンキ | 5 | チューリップ賞(G3) | 3 |
2 | 7 | クルミナル | 7 | チューリップ賞(G3) | 11 | |
3 | 1 | コンテッサトゥーレ | 8 | チューリップ賞(G3) | 6 |
【重賞実績】勝ち馬8頭がG1もしくは牡馬混合重賞で連対していた
年度 | 勝ち馬 | 主なG1or牡馬混合重賞実績 |
2024 | ステレンボッシュ | 阪神JF(G1)/2着 |
2023 | リバティアイランド | 阪神JF(G1)/1着 |
2022 | スターズオンアース | なし |
2021 | ソダシ | 阪神JF(G1)/1着 |
2020 | デアリングタクト | なし |
2019 | グランアレグリア | サウジアラビアRC(G3)/1着 |
2018 | アーモンドアイ | シンザン記念(G3)/1着 |
2017 | レーヌミノル | 小倉2歳S(G3)/1着 |
2016 | ジュエラー | シンザン記念(G3)/2着 |
2015 | レッツゴードンキ | 阪神JF(G1)/2着 |
過去10年の桜花賞の勝ち馬のうちの8頭がこれまでにG1レースもしくは牡馬混合重賞で連対実績がありました。
桜花賞は現段階での最強クラスの牝馬が集結する舞台ですが、これまでにG1や牡馬混合重賞で強い相手に先着している馬が優勝する傾向が強いです。
勝ち馬を探す際は過去の重賞実績にも注目したいです。
今年の出走馬の中で、これまでにG1もしくは牡馬混合重賞で連対していた馬は3頭いました。(かっこは主な重賞実績)
【キャリア】キャリア3戦馬の活躍が目立つ
キャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2戦 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
3戦 | 【4-6-3-25】 | 10.5% | 26.3% | 34.2% |
4戦 | 【2-2-4-36】 | 4.5% | 9.1% | 18.2% |
5戦 | 【2-2-1-38】 | 4.7% | 9.3% | 11.6% |
6戦 | 【1-0-1-26】 | 3.6% | 3.6% | 7.1% |
7戦以上 | 【0-0-0-14】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の桜花賞の好走馬をキャリア別に見てみると、もっとも好走率が高かったのはキャリア3戦の馬です。
キャリア3戦馬はこれまで13頭が馬券に絡んでおり、好走率ももっとも高い水準にありました。
それ以外の馬を見てみると、キャリア4~5戦馬も悪くありませんが、それ以上になると好走数は減少し、キャリア7戦以上は14頭全滅しています。
また、キャリア2戦馬も10頭のうち2頭しか好走していませんでした。
桜花賞ではキャリア3戦馬を評価したいです。
今年の出走馬の中でキャリア3戦の馬は4頭いました。
【所属】前走東日本のレースだった関東馬は苦戦
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
美浦(関東) | 【4-2-4-53】 | 6.3% | 9.5% | 15.9% |
栗東(関西) | 【6-8-6-95】 | 5.2% | 12.2% | 17.4% |
関東馬の前走場所 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東日本競馬場 | 【1-0-1-34】 | 2.8% | 2.8% | 5.6% |
西日本競馬場 | 【3-2-3-19】 | 11.1% | 18.5% | 29.6% |
過去10年の桜花賞の好走馬を所属別に見てみると、馬券に絡んだ20頭が関西馬で、残りの10頭が関東馬でした。
好走数は輸送リスクが少ない関西馬のほうが多いですが、単勝率は関東馬も負けておらず、意外と大きな差はありません。
また、関東馬は過去8開催で馬券に絡んでいるため、むしろ候補となります。
ただし、好走した関東馬10頭のうちの8頭が前走西日本の競馬場(京都・阪神・中京)を使っていました。
前走東日本競馬場だった馬は凡走が目立つため、関東馬を予想する際は前走競馬場にも注目したいです。
今年の出走登録している関東馬の中で、前走が西日本競馬場だった馬は2頭いました。
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桜花賞の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【1-4-1-4】 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【5-1-0-4】 | 50.0% | 60.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【2-3-6-29】 | 5.0% | 12.5% | 27.5% |
10番人気以下 | 【0-0-0-88】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
単勝率がもっとも高いのは2番人気
過去10年の桜花賞で1番人気の勝利は2023年のリバティアイランドのみです。
対して、2番人気は過去10年で5勝を挙げていました。
勝ち馬を探す際は1番人気よりも2番人気の方が有力です。
なお、連対率は1番人気が50%で2番人気が60%、複勝率はどちらも60%なので相手を選ぶ際はどちらも候補となるでしょう。
余談ですが、過去10年の2番人気の馬はアーモンドアイやグランアレグリア、デアリングタクトにソダシなど、今なお語り継がれる名馬がズラリと並んでいます。
それ以前に優勝したジェンティルドンナやスティルインラヴなどの三冠牝馬も2番人気でした。
これらの馬は桜花賞以前の段階ではそこまで評価されていなかったものの、桜花賞で結果を残したことで大成しています。
桜花賞で2番人気に支持された馬が勝利したら、高確率で出世街道を歩むため、今後も注目してみると良いでしょう。
前走1番人気は好走率が高い
前走人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【7-3-5-26】 | 17.1% | 24.4% | 36.6% |
2番人気 | 【1-3-2-28】 | 2.9% | 11.8% | 17.6% |
3番人気 | 【1-2-1-19】 | 4.3% | 13.0% | 17.4% |
4番人気 | 【0-1-1-11】 | 0.0% | 7.7% | 15.4% |
5番人気 | 【1-0-1-19】 | 4.8% | 4.8% | 9.5% |
6~9番人気 | 【0-1-0-27】 | 0.0% | 3.6% | 3.6% |
10番人気以下 | 【0-0-0-18】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の桜花賞で前走レースにおいて1番人気に支持された馬は【7-3-5-26】でした。
桜花賞は当日1番人気の馬はなかなか勝ち切れていませんが、前走1番人気だった馬は7勝しており、好走が目立ちます。
馬券予想の際、前走1番人気に支持された馬は評価を上げても良いでしょう。
今年の出走馬の中で前走1番人気に支持された馬は2頭いました。
二桁人気は88頭すべて全滅
過去10年の桜花賞で10番人気以下の馬はこれまで88頭が出走していましたが、1頭も馬券に絡めていませんでした。
桜花賞は6~9番人気の馬の中穴は意外と馬券に絡んでいますが、10番人気以下になるとさすがに好走は厳しいようです。
桜花賞は毎年フルゲート開催になるので予想が難しいレースですが、二桁人気を予想から外すだけで大幅な予想短縮ができるので、参考にしてみてください。
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桜花賞の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-1-3-15】 | 0.0% | 5.3% | 21.1% |
2枠 | 【2-0-2-15】 | 10.5% | 10.5% | 21.1% |
3枠 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
4枠 | 【2-1-0-17】 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
5枠 | 【2-2-2-14】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【2-0-2-26】 | 6.7% | 6.7% | 13.3% |
8枠 | 【0-3-0-27】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
両端枠から勝ち馬は出ていない
過去10年の桜花賞で1枠と8枠は勝ち馬が出ていませんでした。
8枠の勝ち馬は2014年のハープスターがいますが、1枠に関しては1994年のオグリローマンまで遡ります。
近年の桜花賞はかつてほど枠の優劣はなくなりましたが、それでも両端から勝ち馬が出ていない点は覚えておきたいです。
今年の桜花賞で1枠と8枠に入った馬は下記5頭です。
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桜花賞の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【4-3-4-54】 | 6.2% | 10.8% | 16.9% |
2着 | 【4-3-2-35】 | 9.1% | 15.9% | 20.5% |
3着 | 【2-2-2-17】 | 8.7% | 17.4% | 26.1% |
4着 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5着 | 【0-1-0-4】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9着 | 【0-0-2-18】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
10着以下 | 【0-1-0-16】 | 0.0% | 5.9% | 5.9% |
前走4着以下の好走は乏しい
過去10年の桜花賞の勝ち馬はいずれも前走レースで3着以内に入線していました。
また、2~3着馬16頭も3着以内に入線しており、前走4着以下の馬は4頭しか馬券に絡めていません。
桜花賞は各路線から実績馬が集結しますが、馬券に絡んだ大多数が前走レースで3着以内に入線しているので前走着順も重要です。
なお、前走4着以下で馬券に絡んだ4頭はいずれも前走チューリップ賞を使われていたので、それ以外のレースで4着以下の馬だった馬は評価を下げたいです。
今年の出走馬の中で前走チューリップ賞以外のレースで4着以下に敗れていた馬は3頭いました。
桜花賞2025全頭考察
今年の桜花賞も例年通りフルゲートを超える出走登録が確認でき、多頭数開催に期待できるでしょう。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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クリノメイ
- チューリップ賞 (G2) 2025年
クリノメイは前走のチューリップ賞の勝ち馬です。
もともと札幌や中山で結果を残していましたが、阪神JFはゲートで立ち上がってしまい、外枠発走となりました。
その影響もあってか、スタートは決めましたが後ろからの競馬となり、直線一気を仕掛けたものの伸びが足りずに14着に沈みました。
しかしながら、前走のチューリップ賞ではスタートも上手く決めて3~4番手の位置を付け、直線でも内目から立ち回ってウォーターガーベラの追撃を退けて勝利しました。
きわどい決着でしたが、スタートはもちろんのこと、冷静な状態で挑めたことが勝利につながり、関係者の尽力でつかんだ勝利といえるでしょう。
ただ、今年のチューリップ賞は開幕週開催でしたが勝ち時計1分34秒0は開幕週にしては速くありません。
そのため、他路線から挑む馬と比較すると正直そこまでポテンシャルがあるかというと微妙なところです。
現在の阪神は依然高速馬場傾向が続いているので、高速馬場巧者相手に勝ち負けは容易ではないでしょう。
前走の勝ちっぷりは見事でしたが、一雨降って馬場傾向が変わらない限りは見送りたいです。
ショウナンザナドゥ
- フィリーズレビュー (G2) 2025年
前走のフィリーズレビューを勝利し、無事に桜花賞まで上り詰めたのがショウナンザナドゥです。
昨年のアルテミスステークスから重賞を4戦経験し、アルテミスステークスや阪神JFは掲示板入りしたものの、収得賞金の加算はできませんでした。
しかしながら、前走フィリーズレビューは初めての芝1,400m戦で距離がかみ合うか難しいところでしたが、展開が合致し、上がり最速34秒8の末脚を使って優勝しました。
最後の伸び脚はいいものを見せていましたが、前半3F33秒2は過去10年でもっとも速いですし、このペースで前残りはよっぽどの馬でも厳しいものがあります。
ショウナンザナドゥや2着のチェルビアットが後ろからの一気で結果を残しているように、差し有利の舞台であったのも事実なので、過大評価はしづらいところです。
ただ、ショウナンザナドゥはマイルのアルテミスステークスや阪神JFでも掲示板入りしていることから、桜花賞の舞台は悪くないでしょう。
キレる脚は持ち合わせていませんが、マイルでも対応しているのは悪くないですし、ようやくつかんだクラシックの舞台でどこまでやれるか注目したいです。
ダンツエラン
- ファンタジーS (G3) 2024年
ダンツエランは昨年不良馬場で開催されたファンタジーステークスの勝ち馬です。
ファンタジーステークスは全馬未経験の不良馬場での開催でしたが、中団で身構えつつ、直線では外目に出して脚を伸ばし、混戦模様を制しています。
不良馬場のスローということで前有利でしたが、その中でも出し切れたのは良かったです。
近2戦は凡走していますが、展開面で少し苦しい場面もあったので、まともならもう少しやれているような感じもします。
ただ、桜花賞はキレ勝負になるため、過去に上がりの速い末脚を使えていない点は気になるところです。
重賞実績はありますし、近2戦は底を見せていないといないので不気味な存在ではありますが、レースとかみ合うかというと微妙なところではないでしょうか。
チェルビアット
- 3歳未勝利
チェルビアットはデビュー4戦目で初勝利を掴み、前走フィリーズレビューでも2着入線しました。
半姉にジャパンカップや秋華賞を制したショウナンパンドラがいる良血馬でしたが、デビューから3戦は結果を残せませんでした。
しかし、今年に入ってブリンカーを装着してからは、2戦2連対で結果を残しています。
前走のフィリーズレビューも14番人気の低評価を覆す追込競馬で2着に飛び込み、高配当の立会者となりました。
ただ、前走フィリーズレビューは前が非常に流れたため、差し有利になり、展開に恵まれています。
また、今回は桜花賞の権利を獲得したものの、マイルはこれまで未経験ですし、12月に挑んだ未勝利戦(芝1,800m)も人気を裏切る6着だったので、距離がかみ合うかというと難しいところでしょう。
ブリンカー効果で結果を残している馬ですし、差し脚は悪くないものを持っていますが、不安材料もいくつかあるのでここは見送りたいです。
トワイライトシティ
- アネモネS (L) 2025年
トワイライトシティは前走アネモネステークスの勝ち馬です。
これまでキャリア2戦2勝の馬で、前走アネモネステークスは最内から上手くスタートを飛び出したものの、他に行きたい馬がいたので譲って3番手の位置を確保し、直線では最内から脚を伸ばして勝利しました。
ロスのない立ち回り自体は悪くありませんでしたが、スムーズに経済コースを確保できたのは枠の恩恵も大きいです。
2戦2勝と言ったら聞こえはいいですが、近2戦の持ち時計はそこまで目立つものでもありません。
時計勝負になる可能性が高い今回、これまで以上にタイムを縮めることができるかというと、難しいものがありそうです。
ナムラクララ
- 紅梅ステークス (L) 2025年
ナムラクララは半姉にいまなおスプリング路線で活躍しているナムラクレアがいる良血馬です。
姉同様、これまでは短距離戦で結果を残しており、特に2走前の紅梅ステークスは中盤以降安定したラップを刻みながら、最後まで1F11秒台の時計で走破しました。
前走チューリップ賞はキャリア初の1,600m戦でしたが、得意の1,400mで行われるフィリーズレビューではなく、あえて桜花賞と同じコースのチューリップ賞を選択したことから、桜花賞への意気込みが感じられました。
しかしながら、道中は控える形を打ち、直線で脚を伸ばすものの、キレ負けして5着までとなっています。
この日のチューリップ賞は開幕週で時計が出てもおかしくありませんでしたが、思ったよりも伸びきれていませんでしたし、少し物足りない内容でした。
紅梅ステークスのほうが強い競馬だったことから、ナムラクララにとってマイルは少し長い可能性もありそうです。
桜花賞で結果を残せなかったら、ナムラクレアと同じく短距離路線にシフトしても良いかもしれません。
ビップデイジー
- 紫菊賞 (1勝クラス) 2024年
ビップデイジーは昨年の阪神JFで2着入線した馬です。
阪神JFは8番人気の低評価でしたが、直線では内目から斜めに誘導しつつ、馬場のいい外目に持ち出して2着に入線しました。
もともと新馬戦でも多頭数でもまれながら結果を残していた馬で、操縦性の高い馬でしたが、阪神JFでも器用に立ち回って連対できたのはビップデイジーの力量があるでしょう。
前走のチューリップ賞はスローの流れで先行ということで阪神JFとは異なる展開でしたが、それでも叩きの舞台でいつもと違う形で3着に入線できたのはよく、どのような展開でも一定以上のパフォーマンスを引き出せることが証明されています。
今回はビップデイジーにとって本番となりますが、マイル実績は言うまでもありませんし、多頭数開催でも臆することなく立ち回れるのも強みです。
幸騎手も昨年の阪神JFや今年のフェブラリーステークスなど、ここ数年の中では大舞台で乗れているので、状態次第で印も健闘したいです。
ブラウンラチェット
- アルテミスS (G3) 2024年
ブラウンラチェットは半兄にフォーエバーヤングがいる良血馬で、昨年のアルテミスステークスを勝利し、阪神JFでも1番人気に支持されていました。
デビュー戦やアルテミスステークスを無事に勝利している馬ですが、超ドスローからの上がり勝負で出し切りやすかったです。
しかしながら、アルテミスステークスは超スローに落としたミストレスを唯一差し切っていることからも、この時点では非凡な才能が感じられました。
前走阪神JFも1番人気に支持されましたが、ここは初めての関西遠征も影響したのか、馬体重を大きく落としていましたし、ロングラン開催で高速馬場ではない京都や久々のレースも影響し、ゴチャつく競馬で凡走しています。
人気を裏切る形となりましたが、能力というよりは状態面が仕上がっていなかった可能性があるため、上手く立て直すことができればまだまだ侮れません。
今回は前走の反省を活かして、2週前の段階で栗東入りしており、直前の長距離輸送リスクを避けています。
それだけここはメイチで挑んでくる可能性があるので、状態が良ければ、汚名返上も果たせるのではないでしょうか。
プリムツァール
- 3歳未勝利 2025年
プリムツァールは今年デビューした馬で、通算成績は【1-2-0-0】で安定感があります。
前走のアネモネステークスは馬番6番からの発走で、道中中団外目に身構えながら、直線でも外目から脚を伸ばして2着入りしました。
勝ち馬トワイライトシティが枠の恩恵を活かして経済コースを立ち回っていましたが、外目を回りながら、最後はトワイライトシティに半馬身差まで詰め寄ることができたので、枠次第で逆転もあったと思います。
しかしながら、走破時計1分35秒8は稍重から回復した直後であっても目立つものではないですし、そこまでレベルが高い内容ではありませんでした。
今回は時計勝負になりやすい桜花賞へ出走しますが、これまで時計の出る馬場で結果を残していないので対応できるか微妙ですし、前走アネモネステークスを見ても、ここでの好走は容易ではなさそうです。
ボンヌソワレ
- 2歳未勝利 2024年
キャリア6戦使われているボンヌソワレは1,400m~1,600mを中心に使われ、前走フィリーズレビューでも3着に入線しました。
今年のフィリーズレビューは前半3F33秒2という超ハイペースで進行し、その中でボンヌソワレは4番手の位置で先行しましたが、差し有利にもかかわらず、最後は押し切って3着入線しています。
前の馬が失速する中で、1頭だけ前目で粘れたのはある意味評価できますし、上位2頭よりも強い競馬ができていました。
今回は無事に桜花賞の切符を手にしましたが、ただ、これまでマイルは2戦走ったものの勝利していないことから、マイルが合うかというと微妙なところです。
むしろ、ハイペースでも押し切れることから短距離路線にシフトしたほうが面白そうな馬にも見えました。
桜花賞は距離が長いと思うので狙いづらいですが、今後、例えば時計の出やすい北九州記念あたりに出走するようでしたら強く狙ってみたい1頭です。
マピュース
- 赤松賞 (1勝クラス) 2024年
前走のクイーンカップで2着に入線し、収得賞金を加算したマピュースも参戦します。
デビューからの3戦はスローの中で差し脚を伸ばしてレースを行い、新馬戦と赤松賞は上がり3F33秒台の時計を使って勝利しました。
前走のクイーンカップはこの馬にとっては初めての流れる競馬でしたが、そこでも上がり3F34秒8の末脚を使って入線しています。
走破時計1分32秒6も高速馬場の東京だったとはいえ優秀ですし、力あるところを見せました。
ただ、今回はこのときの勝ち馬であるエンブロイダリーも参戦するため、エンブロイダリーでみると少し物足りません。
今回は初めての関西遠征となるため、レースで力を出し切れるかも難しいところです。
決め手勝負になりやすい桜花賞の舞台とかみ合う可能性は高そうですが、エンブロイダリーの存在や輸送を考慮したら課題も少なくない馬です。
出来ることならパドックや返し馬を見ながら最終的な判断を決めたい1頭です。
ミストレス
- 2歳新馬 2024年
ミストレスは昨年のアルテミスステークスにおいて、逃げ粘りの2着に入線した馬です。
新馬戦は新潟のマイル戦で、古川奈穂騎手が騎乗し、逃げの競馬で2着馬に6馬身差で楽勝でした。
着差だけ見たら見事な競馬でしたが、超スローからの上がり勝負で楽でしたし、女性騎手の古川騎手が騎乗していたこともあって、斤量も51キロだったので好条件がそろった中での勝利でした。
その影響もあり、続くアルテミスステークスは7番人気の低評価でしたが、ここは最内からスムーズにハナに立ち、騎乗した坂井騎手が最内からスローの逃げに持ち込み、最後まで余力を残しながら2着に入線しています。
ブラウンラチェットには差されてしまったものの、最善の競馬でつかんだ2着ですし、見事な立ち回りができています。
近走は凡走が目立ちますが、前走サウジダービーとその前のブルーバードカップはダートのものなので参考外で良いでしょう。
阪神JFは流れる展開や外差し有利の条件が響いて8着に沈んでいるので、展開次第で出し切れるかどうかが決まりそうです。
幸いにも今年の桜花賞はこれといった逃げ馬が不在なので主導権を握れる可能性は高いです。
また、これはたまたまだと思いますが、出走可能だったランフォーヴァウが回避したことで、ランフォーヴァウに騎乗予定だった坂井騎手の手が空き、結果的にミストレスの主戦として手綱を握るのも面白いです。
相手は間違いなく強化されますが、アルテミスステークスのときのような競馬ができるのであれば、台風の目となれる可能性もあります。
有力馬が回避したことで運よく掴んだ桜花賞の権利を存分に生かしてほしいです。
ランフォーヴァウ ※取消
- デイリー杯2歳S (G2) 2024年
ランフォーヴァウは昨年のデイリー杯2歳ステークスの勝ち馬です。
デイリー杯2歳ステークスはうまく誘導しながら勝利していますが、7頭立ての少頭数であったことやスローで楽、相手関係も2着のドラゴンブーストは京成杯で意外な活躍を見せていますが、それ以外の馬が目立っていないので出し切りやすかったです。
近2戦は凡走していますが、フィリーズレビューは前が壁、その前の阪神JFもコーナーの接触で出し切れていないことを考えると、ある意味底を見せていません。
ただ、高速馬場の瞬発力勝負でどこまでやれるかというと未知数な部分はあるので強くは狙いづらいです。
重賞馬ですが、デイリー杯2歳ステークスは楽だったのであまり過大評価はしないほうが良いでしょう。
ヴーレヴー
- エルフィンS (L) 2025年
キャリア6戦のヴーレヴーは前走エルフィンステークスの勝ち馬です。
もともと洋芝で時計がかかりやすい札幌や函館で実績を重ねた馬で、前々走のファンタジーステークスは不良馬場で超スローの中、最後は脚を伸ばして4着でした。
馬券に絡むことはできませんでしたが、勝ち馬との差は0.1秒で、展開や馬場を考慮したら健闘しています。
前走エルフィンステークスは休み明けでしたが、ここもスムーズに先行し、直線では馬場の内目からスムーズに先頭に立って勝利しました。
休み明けで大きく馬体を増やしながら勝ち切っており、成長性が伺えます。
今回は無事に桜花賞まで駒を進めましたが、これまで時計のかかる舞台を中心に使ってきたため、超高速馬場傾向にある現在の阪神でどこまでやれるかがポイントとなりそうです。
時計勝負になると少し苦しい部分があるため、ヴーレヴーにとっての恵みの雨が欲しいところです。
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桜花賞2025の騎手予想
桜花賞2025で買いたい騎手トップ3を公開しています。

桜花賞2025追い切り評価
桜花賞2025追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
桜花賞の予想の参考にしてみてください!