【葵ステークス2023予想】本命で狙いたい3頭+穴馬2頭はこちら!7人気以下の〝伏兵〟に注意!
葵ステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向・分析、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
葵ステークスの予想ポイント
- 1,200mの勝利実績がある馬に注目
- 人気落ちでも馬券に絡めたいミスプロ系
- 三連系は7番人気以下の伏兵に注意
- 前走橘ステークス組が好走
葵ステークス2023の概要
葵ステークス(あおいステークス)は京都競馬場で開催される3歳限定の短距離レースです。
もともとは【葵賞】という名称で1985年に設立され、1989年に現在の名称でレースが行われていました。
その当時はオープン競走でしたが、2018年に施工されたスプリント路線の整備に伴い、2019年から2021年までの3年間は新設重賞扱い、そして昨年2022年からG3に昇格しています。
さて、葵ステークスはこの時期としては貴重な3歳限定の芝1,200m戦ですが、とにかく荒れます。
なぜなら、この時期の3歳馬はコース適性が未知数な馬が多いうえ、3歳にデビューした馬も多数います。
いわゆる遅咲きデビューした馬は重賞実績がなくても素質だけで勝ててしまう傾向があるため、過去の実績が予想に反映しづらいのです。
過去10年で三連単の10万馬券が5回も飛び出している大荒れレースで予想は難解を極めますが、その分配当妙味も大きいレースです。
葵ステークスを当てて翌日のダービーの軍資金を確保したいですね!
うましるではオープン時代の2017年以前、そして中京で代替開催された2021年~2022年度も含めた2013年から2022年の過去10開催のデータをまとめました。
葵ステークス2023の開催内容
開催日 | 5月27日(土曜) 15:35発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 京都競馬場 京都11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 4000万円 |
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葵ステークス2023が開催される京都の芝1,200mの特徴
スタート地点 | 向こう正面中央やや左 |
コース | 右回りの内回りコース Cコース使用 |
1周の距離 | 1,821.1m |
直線距離 | 323.4m |
高低差 | 3.1m |
フルゲート | 18頭 |
葵ステークスは今年から再び京都競馬場で開催されます。
京都競馬場には内回りと外回りコースが存在しますが、1,200m戦は内回りを使用します。
スタート地点は向こう正面中央やや左で、スタート直後、上り坂を駆け上がります。
そのため、短距離戦にしては極端なハイペースになることは少なく、むしろミドルペースで進行することも多いですよ。
スタートから最初の3コーナーまでは約320mです。
3コーナーに坂のてっぺんがあり、そこを過ぎると一気に下り傾斜を駆け下ります。
下り傾斜は4コーナー手前で終わり、そこからはゴールまで平たんです。
最後の直線は約328mです。
各馬は前半余力を残しながら競馬しましたが、下り坂に入ってからは一気にペースアップします。
また、京都は4コーナー以降起伏が存在しないため、思う存分スピードを発揮できます。
そのため、スピード能力に長けた馬が好走しやすいです。
京都の芝1,200mはここをチェック!
- 短距離戦にしてはそこまでテンが早くならない
- 坂は3コーナーのみ
- 後半はスピード勝負になる
- 上がりや加速力、最高速度に持続力など、スピード型の馬が強い
- 差しや追い込み馬が活躍している
- 関西騎手が結果を残している
葵ステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ルガル | 牡3 | 56.0 | 団野大成 |
2 | ビッグシーザー | 牡3 | 57.0 | 幸英明 |
3 | メイショウピース | 牝3 | 54.0 | 秋山真一郎 |
4 | トールキン | 牡3 | 56.0 | 吉田隼人 |
5 | ペースセッティング | 牡3 | 56.0 | 横山和生 |
6 | ヤクシマ | 牡3 | 56.0 | 池添謙一 |
7 | アームズレイン | 牡3 | 56.0 | 北村友一 |
8 | アンビバレント | 牡3 | 56.0 | 斎藤新 |
9 | コーパスクリスティ | 牡3 | 56.0 | 西村淳也 |
10 | カンチェンジュンガ | 牡3 | 56.0 | 藤岡康太 |
11 | テラステラ | 牡3 | 56.0 | 岩田康誠 |
12 | エレガントムーン | 牝3 | 54.0 | 鮫島克駿 |
13 | タツダイヤモンド | 牡3 | 56.0 | 菱田裕二 |
14 | トラベログ | 牝3 | 54.0 | 富田暁 |
15 | モズメイメイ | 牝3 | 55.0 | 武豊 |
16 | コスモイグローク | 牡3 | 56.0 | 丹内祐次 |
17 | ブーケファロス | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 |
18 | タマモブラックタイ | 牡3 | 57.0 | 角田大和 |
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葵ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 7 | ウインマーベル | 1 | 橘ステークス(L) | 1 |
2 | 6 | コムストックロード | 9 | 橘ステークス(L) | 6 | |
3 | 13 | ブレスレスリー | 4 | 1勝 | 1 | |
2021 重 | 1 | 7 | レイハリア | 13 | 雪うさぎ賞(500万下) | 1 |
2 | 2 | ヨカヨカ | 3 | 桜花賞(G1) | 17 | |
3 | 8 | オールアットワンス | 9 | マーガレットS(L) | 5 | |
2020 良 | 1 | 12 | ビアンフェ | 1 | ファルコンS(G3) | 9 |
2 | 3 | レジェーロ | 11 | マーガレットS(L) | 5 | |
3 | 5 | ワンスカイ | 5 | 1勝 | 1 | |
2019 良 | 1 | 6 | ディアンドル | 1 | マーガレットS(L) | 1 |
2 | 13 | アスターペガサス | 13 | 橘ステークス(OP) | 13 | |
3 | 7 | アウィルアウェイ | 2 | 桜花賞(G1) | 10 | |
2018 良 | 1 | 3 | ゴールドクイーン | 9 | 橘S(OP) | 3 |
2 | 1 | ラブカンプー | 6 | アーリントンC(G3) | 13 | |
3 | 14 | トゥラヴェスーラ | 2 | 500万下 | 1 | |
2017 不良 | 1 | 1 | アリンナ | 2 | 橘ステークス(OP) | 5 |
2 | 8 | エントリーチケット | 1 | 橘ステークス(OP) | 3 | |
3 | 3 | ショウナンマッシブ | 6 | 橘ステークス(OP) | 8 | |
2016 良 | 1 | 2 | ナックビーナス | 4 | 雪うさぎ賞(500万下) | 1 |
2 | 5 | ラズールリッキー | 6 | 橘ステークス(OP) | 4 | |
3 | 3 | ワンダフルラッシュ | 10 | マーガレットS(OP) | 5 | |
2015 良 | 1 | 5 | ジャストドゥイング | 8 | NZT(G2) | 9 |
2 | 4 | フィドゥーシア | 4 | 500万下 | 1 | |
3 | 2 | マジックシャトル | 10 | ファルコンS(G3) | 17 | |
2014 良 | 1 | 3 | リアルヴィーナス | 9 | フィリーズR(G2) | 15 |
2 | 8 | シゲルカガ | 5 | 橘ステークス(OP) | 5 | |
3 | 7 | エルカミーノレアル | 10 | 昇竜ステークス(OP) | 7 | |
2013 良 | 1 | 3 | ティーハーフ | 1 | 橘ステークス(OP) | 3 |
2 | 1 | カゼニタツライオン | 14 | 端午ステークス(OP) | 16 | |
3 | 11 | プレイズエターナル | 2 | マーガレットS(OP) | 9 |
【短距離実績】芝1,200mの勝利実績が欲しい
年度 | 勝ち馬 | 人気 | 1,200mの成績 |
2022 | ウインマーベル | 1 | 2-1-0-3 |
2021 | レイハリア | 13 | 2-1-0-1 |
2020 | ビアンフェ | 1 | 2-1-0-0 |
2019 | ディアンドル | 1 | 4-1-0-0 |
2018 | ゴールドクイーン | 9 | 2-0-0-0 |
2017 | アリンナ | 2 | 1-1-0-0 |
2016 | ナックビーナス | 4 | 2-1-0-0 |
2015 | ジャストドゥイング | 8 | 0-0-0-0 |
2014 | リアルヴィーナス | 9 | 0-0-0-0 |
2013 | ティーハーフ | 1 | 2-1-1-0 |
過去10年の葵ステークスの勝ち馬8頭はこれまでに芝・ダート問わず1,200mレースの勝利実績がありました。
ジャストドゥイングとリアルヴィーナス勝利こそありませんでしたがここが初めての芝1,200m戦だったのです。
勝ち馬を探す際は1,200mのレースにおける勝利実績がある馬に注目したいですね。
今年の出走馬で該当しない馬は2頭いました。
【性別】牡馬より牝馬
性別 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡馬 | 【4-4-5-68】 | 4.9% | 9.9% | 16.0% |
牝馬 | 【6-7-4-53】 | 8.6% | 18.6% | 24.3% |
セン馬 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の葵ステークスの勝ち馬を性別ごとにまとめました。
牡馬は4勝に対し、牝馬は6勝しています。
また、牝馬は単勝率・連対率・複勝率いずれも牡馬を上回っていました。
葵ステークスは牡馬よりも牝馬のほうが好走しています。
今年の出走馬で牝馬は4頭いました。
【血統】馬券に絡めたいミスプロ系産駒
◆過去10開催で馬券に絡んだミスプロ系産駒
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 | 父 |
2022 | 1着 | ウインマーベル | 1 | アイルハヴアナザー |
2021 | 1着 | レイハリア | 13 | ロードカナロア |
2着 | ヨカヨカ | 3 | スクワートルスクワート | |
3着 | オールアットワンス | 9 | マクフィ | |
2020 | 3着 | ワンスカイ | 5 | スウェプトオーヴァーボード |
2019 | 1着 | ディアンドル | 1 | ルーラーシップ |
2014 | 3着 | エルカミーノレアル | 10 | キングカメハメハ |
2013 | 1着 | ティーハーフ | 9 | ストーミングホーム |
3着 | プレイズエターナル | 2 | アドマイヤムーン |
過去10年の葵ステークスで馬券に絡んだ9頭が父方ミスタープロスペクターでした。
頭数自体は少ないですが、重賞に昇格した2018年以降に限ってみてみると、15頭中6頭が父方ミスタープロスペクター系の馬が入選しています。
2021年のレイハリアやオールアットワンスのように、人気落ちでもミスタープロスペクター系の馬は馬券に絡んでいるのでミスプロ系産駒には注目したいですね!
今年の出走馬で父方ミスタープロスペクターの馬は2頭いました。
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葵ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-1-0-5】 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
3番人気 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
4~6番人気 | 【1-4-3-22】 | 3.3% | 16.7% | 26.7% |
7~9番人気 | 【3-1-1-25】 | 10.0% | 13.3% | 16.7% |
10番人気以下 | 【1-3-3-55】 | 1.6% | 6.5% | 11.3% |
1番人気は信頼できる
過去10年の葵ステークスの勝ち馬4頭が1番人気に支持された馬でした。
特に、2018年以降の重賞に昇格した年に限れば5頭中3頭が1番人気の馬です。
葵ステークスは荒れる傾向が強いレースですが1番人気は信頼度が高いですよ。
7番人気以下も侮れない
過去10年の葵ステークスで馬券に絡んだ12頭が7番人気以下の馬でした。
そのうちの7頭は10番人気以下だったのです。
また、重賞に昇格してからの近5開催は毎年必ず9番人気以下の馬が1頭以上馬券内に入選していました。
伏兵には注意したいですね。
7番人気以下の馬に共通するポイント
◆過去10開催の7番人気以下12頭
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 | レース勝利数 | 1,400m以下の前走レース |
2022 | 2 | コムストックロード | 9 | 2勝 | 橘ステークス(L) |
2021 | 1 | レイハリア | 13 | 2勝 | 雪うさぎ賞(1勝) |
3 | オールアットワンス | 9 | 2勝 | マーガレットS(L) | |
2020 | 2 | レジェ―ロ | 11 | 2勝 | マーガレットS(L) |
2019 | 2 | アスターペガサス | 13 | 2勝 | 橘ステークス(L) |
2018 | 1 | ゴールドクイーン | 9 | 2勝 | 橘ステークス(L) |
2016 | 3 | ワンダフルラッシュ | 10 | 1勝 | マーガレットS(OP) |
2015 | 1 | ジャストドゥイング | 8 | 0勝 | NZT(G2) |
3 | マジックシャトル | 10 | 2勝 | ファルコンS(G3) | |
2014 | 1 | リアルヴィーナス | 9 | 2勝 | Fレビュー(G2) |
3 | エルカミーノレアル | 10 | 2勝 | 昇竜S(OP) | |
2013 | 2 | カゼニタツライオン | 14 | 2勝 | 端午S(OP) |
過去10年の葵ステークスで馬券に絡んだ7番人気以下の馬12頭のうちの10頭がこれまでに芝・ダート問わず1,400m以下の短距離戦で2勝していました。
また、12頭のうちの11頭が前走オープン・リステッド・重賞レースを走っています。
人気落ちでも短距離競走で2勝以上していてなおかつ前走オープン以上のレースを使われていた馬は上位に食い込む可能性があるようです。
今年の出走登録馬で両方に該当する馬は10頭いました。(かっこ内は前走レースと着順)
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葵ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-3-1-12】 | 5.9% | 23.5% | 29.4% |
2枠 | 【3-2-0-12】 | 17.6% | 29.4% | 29.4% |
3枠 | 【3-1-3-11】 | 16.7% | 22.2% | 38.9% |
4枠 | 【2-0-2-14】 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
5枠 | 【0-2-0-18】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【0-1-2-18】 | 0.0% | 4.8% | 14.3% |
8枠 | 【0-0-0-22】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
内枠優勢
過去10年の葵ステークスの勝ち馬9頭は1~4の内枠から出ています。
また、馬券に絡んだ6頭も1~4枠の馬でした。
葵ステークスは内枠に入った馬のほうが好走しています。
8枠は死に枠
過去10年の葵ステークスでは8枠に入った馬は1頭も馬券に絡めていません。
その中にはコラリン(2022年度2番人気)やビップウイング(2020年度2番人気)もいました。
人気を集めている馬でも8枠に入ったら凡走していることから、8枠は死に枠といえるでしょう。
葵ステークスの過去10年の前走クラス&レース別別成績
意外と苦戦気味の前走G1組
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【0-1-1-9】 | 0.0% | 9.1% | 18.2% |
G2 | 【2-0-0-6】 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
G3 | 【1-1-1-21】 | 4.2% | 8.3% | 12.5% |
OP・L | 【5-7-5-50】 | 7.5% | 17.9% | 25.4% |
1勝 | 【2-2-2-33】 | 5.1% | 10.3% | 15.4% |
過去10年の葵ステークスの好走馬を前走別に見てみると、もっとも結果を残しているのが前走オープンもしくはリステッド競走を使われていた馬です。
対して前走がG1だった馬は意外と勝ち切れていません。
G2やG3から挑む馬のほうが単勝率は高めでした。
葵ステークスでは前走G1組は評価を下げてもよさそうです。
橘ステークスが好走
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
橘ステークス(L) | 【4-5-1-28】 | 10.5% | 23.7% | 26.3% |
マーガレットS(L) | 【1-1-3-13】 | 5.6% | 11.1% | 27.8% |
ファルコンS(G3) | 【1-0-0-4】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
過去10年の葵ステークス好走馬を前走レース別に見てみると、もっとも好走していたのが前走橘ステークスを使われた馬でした。
前走橘ステークスだった馬は評価を上げてもよさそうです。
該当する馬は下記の3頭です。
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葵ステークス2023の有力馬3頭
3歳の短距離馬にとっては葵ステークスが春の最大目標という馬も少なくありません。
今年の出走登録馬で人気を集めそうな3頭をまとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ビッグシーザー
前走マーガレットステークスを圧勝したビッグシーザーが人気を集めそうです。
デビューから一貫して芝1,200mを使い続け、【4-1-1-0】の安定した成績を残していて、父ビッグアーサーの現役時代を彷彿させるような内容です。
レースを見ても、前走のマーガレットステークスは強気の先行競馬で2着のブーケファロスを2馬身半差突き放して勝利しました。
血統的にも実績的にもスプリンターとしての素質が露わになっています。
ここは強敵が揃いましたが前走が非常に強い内容だったので人気の一角となるでしょう。
モズメイメイ
今年のチューリップ賞勝ち馬のモズメイメイも参戦します。
オークスをあえて蹴って短距離戦を選択しただけに、陣営はかなり力を入れているでしょう。
データ的には1,200m戦での勝利がない馬に当たるのでこの点はマイナスです。
ただし、2014年のリアルヴィーナスや2015年のジャストドゥイングのようにここが初めての1,200m戦でも勝ち切っている馬は過去にいるので短距離戦で敗退している馬よりかは可能性があります。
データと相性のいい牝馬という点も悪くありません。
重賞馬なのでほかの牝馬よりも1キロ重いですが、チューリップ賞ではのちに桜花賞で馬券に絡んだコナコーストやペリファーニアに勝利しました。
重賞馬としての威厳をここで再表明してほしいですね。
タマモブラックタイ
ファルコンステークスでは人気のペースセッティング相手に競り合いを制したタマモブラックタイが、短距離路線に名乗りを上げます。
芝1,200mのレースは【2-1-0-0】と相性がよく、ファルコンステークスでも勝利しているように短距離型の馬です。
対して、新潟2歳ステークスや前走のNHKマイルカップといった1,600m戦では凡走しているので生粋のスプリンターといえるでしょう。
データと相性の悪い前走G1組ですが、ファルコンステークスでは強い相手に先着しているので侮れないでしょう。
ただし、主戦を務めていた幸騎手がビッグシーザーに騎乗する点は大きなマイナスです。
デビュー時に手綱を握っていた角田大和騎手がどれだけタマモブラックタイの能力を引き出せるかポイントになるでしょう。
葵ステークス2023の穴馬2頭
葵ステークスは数ある重賞競走の中でも穴馬の台頭が非常に多いです。
今年の出走登録馬で配当に期待できそうな2頭の馬をまとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ルガル
橘ステークス勝ち馬のルガルも葵ステークスに参戦します。
もともとダート出身の馬でしたが2走前の1勝クラスにおいていきなり2着に入選すると、続く橘ステークスにおいても2着のテラステラに5馬身差をつけて圧勝しました。
葵ステークスはダート出身の馬がいきなり結果を残すことも少なくないため、ダートとはいえ短距離実績があるのは大きな強みです。
加えて、データと相性のいい前走橘ステークスを使われた点も評価できます。
天候にもよりますが、時計の出やすい京都でどこまでやれるか注目したいですね。
ペースセッティング
シンザン記念ではライトクオンタムの2着に入選したものの、続くファルコンステークスでは人気を裏切る11着に敗れました。
ファルコンステークスは最後の最後でバテてしまっていましたが、もともと1,400mや1,600mでも結果を残していた馬なので初の重馬場が影響していたかもしれません。
京都は時計が出やすい舞台なので、良馬場なら十分巻き返しもあるでしょう。
ファルコンステークス以前は5戦使われていますが常に上位争いしているようにポテンシャルは高いです。
前走の着順のために人気を落としているようでしたら強く狙う価値もある1頭です。
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葵ステークス2023予想の最終買い目
葵ステークス予想(晴れの良馬場想定)
葵ステークスが開催される土曜日の京都競馬場界隈の天気を見てみると、一日中晴れの予報がついていました。
京都は前日金曜日も晴れの予報が出ていて、午前9時の時点で芝もダートも良馬場、特に芝は含水率10%を切るほどで、非常に乾燥しています。
土曜日も晴れ予報なので間違いなく晴れの良馬場でレースが行われるでしょう。
馬場傾向に関してですが、今週からCコースに移行するため内の痛みも軽減されます。
もっとも、京都は先週の芝レースを見ても時計が出ていたので引き続き高速馬場でレースが行われるでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながらレース予想を行います。
◎本命 1 ルガル
父 | ドゥラメンテ |
母 | アタブ |
母父 | New Approach |
主な勝ち鞍 | 橘S(L) 2023年 |
前走 | 橘S(L) 1着 |
本命はルガルにします。
葵ステークスは前走橘ステークス組が結果を残していますが、ルガルはまさに橘ステークスを勝利したうえでこの葵ステークスに駒を進めました。
特に前走の橘ステークスでは2着以下を5馬身以上突き放しての完勝です。
もともとダートでデビューを果たした馬ですが、距離を短くすればするほど好走しているのでスプリンターとしての素質を開花させています。
葵ステークスと相性のいい内枠を引けましたし、ここは激走にも期待が高まります。
〇対抗 2 ビッグシーザー
父 | ビッグアーサー |
母 | アンナペレンナ |
母父 | Tale of Ekati |
主な勝ち鞍 | マーガレットS(L) 2023年 |
前走 | マーガレットS(L) 1着 |
対抗はビッグシーザーにしました。
父が高松宮記念を手にしたビッグアーサーであることからもスプリントとしての才能を感じさせます。
実際にビッグシーザーの過去のレースを見てみると、これまで6戦使ってすべて3着内に入選する安定した成績を残しています。
特に前走のマーガレットステークスはブーケファロス相手に2馬身差先着して完勝しています。
枠もこのコースと相性のいい内枠を引けましたし、これまでの戦績を見ても上位人気するのは致し方ありません。
ルガルと悩んだ末2番手評価にしましたが、勝ち負けも十分狙える1頭です。
▲単穴 5 ペースセッティング
父 | Showcasing |
母 | ジェットセッティング |
母父 | Fast Company |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2022年 |
前走 | ファルコンS(G3) 11着 |
単穴はペースセッティングにしました。
前走のファルコンステークスは思うように伸び切れずに二けた着順に敗れていますが、それ以前は短距離戦で常に上位争いを繰り広げていきました。
ファルコンステークスは重馬場が響いて敗れたのでしょう。
良馬場ならまだまだ見限れません。
流れる展開でも先行しながら末脚を伸ばし切っています。
葵ステークスの舞台となる京都の芝1,200mは短距離戦にしてはそこまでハイペースになりませんが、そのなかでどれだけやれるか。
開催日は晴れの良馬場が濃厚なので出し切れると思いますよ。
△連下 11 テラステラ
父 | モーリス |
母 | ステラリード |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | 万両賞(1勝クラス) 2022年 |
前走 | 橘S(L) 2着 |
テラステラは連下にしました。
前走の橘ステークスは7番人気の低評価でしたが中団から長く脚を使って2着入選。
勝ち馬のルガルには遠く話されましたが、それでも穴馬として結果を残せたのは評価したいです。
これまでも短距離戦で実績を残しており、先行から差しまで行える器用な馬です。
橘ステークスの内容を見る限りは末脚を使う競馬が合ってそうです。
京都は直線上に坂がないので末脚を活かしやすいので、もしかしたら一発あるかもしれませんよ。
消し 15 モズメイメイ
父 | リアルインパクト |
母 | インラグジュアリー |
母父 | Frankel |
主な勝ち鞍 | チューリップ賞(G2) 2023年 |
前走 | 桜花賞(G1) 13着 |
モズメイメイは消します。
チューリップ賞ではのちに桜花賞で2.3着に入選するコナコーストやペリファーニア相手に先着しました。
しかし、あくまでもマイルの話でキャリア初の1,200m戦でチューリップ賞ほど出し切れるかは別の話になります。
データ的にもこの舞台で好走する多くの馬は芝1,200mの実績がある中で初のチャレンジは一変する可能性もありますが、少なくとも強くは狙いづらいです。
また、葵ステークスは1~5枠の馬が好走する傾向がありますが、モズメイメイが引いたのは7枠です。
枠順的にも厳しいでしょうし、人気の一角ですがここは消すことにしました。
単勝
1 ルガル
馬連流し
軸馬:1
相手:2、4、5、10、11
三連複フォーメーション
1頭目:1
2頭目:2、4、5、10、11
3頭目:2、4、5、10、11
以上になります。
葵ステークスの予想の参考にしてみてください!