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【天皇賞(秋)2023追い切り評価/全頭診断】イクイノックスを〝脅かす〟最高評価「S」はこの馬!

天皇賞(秋)2023追い切り評価記事のサムネイル画像

天皇賞(秋)2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では天皇賞(秋)の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

10月25日の馬場状態

美浦
ウッドチップは良馬場でした。
時計は標準よりもやや出ているような感じがします。

栗東
坂路、ウッドチップともに良馬場でした。
坂路は若干時計が出ており、ウッドチップコースは標準どおりでした。

目次(読みたい項目をタップ)

天皇賞(秋)2023追い切り評価/全頭診断コメント

天皇賞(秋)2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アドマイヤハダル

アドマイヤハダル 10月25日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)84.068.953.738.211.5馬なり
1週前栗東CW(良)83.067.552.537.111.8馬なり
前走最終栗東CW(良)83.367.952.937.512.1強め

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、単走で行われました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6ハロン84秒0-上がり1ハロン11秒5でまとめています。

1週前のウッドチップで馬なりにて追われました。

このときはレース当日騎乗する菅原昭騎手を背に、ゴルデールスカー(3歳1勝クラス)を0.3秒追走してクビ差先着しています。

最終追い切りを見た限りは馬なりで飛びのある走りを見せていました。

キレこそありませんでしたが、前脚を大きく動かしながらの走りは健在です。

前走時のほうが全体時計は出ていましたがあちらは強めで今回は馬なりなのでそこまで悲観しなくてもよいですし、終い時計に関しては今回のほうが出ています。

少しクビを横に向けながらの走りは前走最終追い切り時にも見られましたし、この馬なりにベストを尽くせる状態には仕上がっているでしょう。

イクイノックス

イクイノックス 10月25日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.652.537.311.3馬なり
1週前美浦南W(良)⑦93.765.451.437.411.8馬なり
前走最終栗東CW(良)⑦98.367.953.137.411.3G前仕掛け

昨年の天皇賞(秋)勝ち馬で、現役最強馬として君臨するイクイノックスは美浦のウッドチップコースにて、ソニックライン(2歳未勝利)とボーデン(5歳3勝クラス)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中あたりから馬なりで追われ、5ハロン67秒6-上がり1ハロン11秒3でソニックラインと同時併入しています。

1週前はルメール騎手を背にウッドチップでボーデンと併せ馬を行いました。

僚馬を追走する形で追われていて、先にボーデンが抜け出した際もじっくりと脚を溜めつつ最後は軽くかわして1馬身先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

最終追い切りを見た限りは、2頭の真ん中から追われていたので多少動きづらい場面もありましたが、一度前に立つとそのままぐいぐいと加速しています。

2歳未勝利馬のソニックラインが思ったよりも食らいついてきましたがしっかりと脚を使えたのは好感が持てました。

時計面で見ても上がり1ハロン11秒3は優秀で、休み明けでもイクイノックスらしい走りができていました。

ちなみに、昨年の天皇賞(秋)の最終追い切り時が美浦のウッドチップで5ハロン69秒6-上がり1ハロン11秒5、そして1週前追い切り時計が馬なりで6ハロン82秒3-上がり1ハロン11秒7なので今回のほうが時計は出していました。

追い切りを見た限りは今回も出し切れるでしょうし、馬券には必ず絡めたいです。

エヒト

エヒト 10月26日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.738.512.0強め
前走最終栗東坂路(良)  52.738.312.5馬なり

ローカル重賞の勝ち馬エヒトは栗東の坂路コースにて、単走で追い切りを行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から強めに追われて全体時計52秒7-上がり1ハロン12秒0の時計でまとめています。

映像はありませんが1週前も栗東の坂路において、馬なりで調教を行っていました。

この日は不良馬場の影響もあって時計は56秒5-上がり1ハロンは13秒5です。

馬場の外目から勢いよく直線に入っていましたが、ところどころ頭を高く振って走りづらそうな場面を見せていました。

まるで、強めで追われたのを嫌がるような素振りを見せていたのです。

動き自体は軽快でしたが、走りに対する意欲は感じられなかったので折り合いが難しそうに感じました。

ガイアフォース

ガイアフォース 10月25日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.039.211.9馬なり
1週前栗東CW(良)⑦96.965.951.036.311.6一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.240.012.0馬なり

マイル路線から再び中距離路線に帰ってきたガイアフォースは栗東坂路コースで単走追い切りを行いました。

レース当日も騎乗する西村淳也騎手を背に、馬場の内側から馬なりで追われて全体時計54秒0-上がり1ハロン11秒9の時計で伸び伸びと坂路を駆けあがりました。

1週前はウッドチップコースでジャスティンエースとアップデート(どちらも4歳3勝クラス)と3頭併せを行い、2頭を追走する形で一杯に追われて0.5秒ほど先着しました。

1週前は柔らかい身体を駆使した走りが印象的で、直線に入ってからもスムーズに動き出していました。

天皇賞(秋)の距離に対応するように7ハロン追いを行っていましたし、西村騎手が1週前にも騎乗して感触をつかんでいたのも好感が持てます。

4ハロン時計51秒0も優秀でした。

最終追い切りは一転して軽めに流していました。

時計は当然のことながら出ていませんが、ガイアフォースらしい走りは健在で、自分の走りができています。

ガイアフォースは1週前に負荷をかけてから最終追い切りで軽めに仕上げるパターンが定石となっています。

今回もそのスケジュールをこなしていて力を発揮できる状態に仕上げてきていますし、西村騎手が2週続けて追い切りにまたがっているのもよいです。

穴馬として面白い存在になりそうです。

ジャスティンパレス

ジャスティンパレス 10月25日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.641.213.0馬なり
1週前栗東CW(良)81.166.051.637.011.5一杯
前走最終栗東CW(良)82.267.252.237.411.3馬なり

今年の天皇賞(春)を制したジャスティンパレスは、栗東坂路で最終追い切りを行いました。

高倉騎手(レース当日は横山武史騎手が騎乗)が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン55秒6-上がり1ハロン13秒0の時計で軽めに流しました。

1週前はレース当日騎乗する横山武史騎手が栗東まで駆け付けています。

このときはフルングニル(3歳2勝クラス)と併せて馬場の外ラチから一杯に追われていました。

6ハロン81秒1-上がり1ハロン11秒5の好時計で僚馬に0.1秒先着しています。

1週前は自分の走りができていたものの、久々の影響もあったのか、直線に入ってからしばらくギアチェンジに時間がかかりました。

もっとも、加速してからは上がり1ハロン11秒5で先着しており、休み明けにしては好時計を叩き出しています。

ちなみに、今年の天皇賞(春)の1週前追い切りも栗東ウッドチップで一杯に追われていました。

この時の時計は7ハロン97秒9-4ハロン51秒2-3ハロン36秒6-1ハロン11秒4なので、この時と比べるとわずかですが時計は遅いです。

また、前走宝塚記念の1週前追い切りも栗東のウッドチップで一杯に追われて7ハロン96秒2-4ハロン50秒0-3ハロン35秒6-上がり1ハロンは11秒4でした。

宝塚記念や天皇賞(春)の1週前追い切りと比べると、全体時計も上がり時計も見劣っています。

もしかすると、休み明けの影響が残っているかもしれません。

最終追い切りは一転して軽めに追われていました。

時計は出ていませんが、力強い走法で坂路を駆けあがっていたので休み明けでもベストは尽くせそうです。

ただし、天皇賞(春)や宝塚記念の時のほうが中間時計は出していました。

休み明けでも出し切れると思いますが、春時期のほうがよい仕上がりだったと思います。

ジャックドール

ジャックドール 10月25日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 65.449.735.311.0強め
1週前栗東CW(良)81.165.149.935.611.1強め
前走最終函館芝(重) 68.953.339.612.1馬なり

昨年4着のジャックドールは栗東のウッドチップコースにて、単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追われ、5ハロン65秒4-上がり1ハロン11秒0の好時計で追い切りを終えています。

1週前もウッドチップで一杯に追われました。

このときはヴァンケドミンゴ(7歳オープンを4馬身ほど追走する形で追い切りを行いましたが、直線で動き出すとあっさりかわしてそのまま先着しています。

時計が非常に優秀ですし直線に入ってスイッチが入ってからの動きも申し分ありません。

最終追い切りは強めで追われましたが、5ハロン65秒4-4ハロン49秒7-1ハロン11秒0の好タイムを記録しています。

1週前はすこし首を下に向けながら追われていましたが最終ではしっかり前を向いて走っていてレースに対する気持ちも乗っていました。

時計面も全く問題ないですし、大変いい仕上がり具合です。

ダノンベルーガ

ダノンベルーガ 10月25日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.065.450.836.811.5馬なり
1週前美浦南W(良) 64.950.035.811.2G前仕掛け
前走最終函館芝(重) 66.951.037.412.2馬なり

昨年の天皇賞(秋)で3着のダノンベルーガは美浦のウッドチップコースにて、今回天皇賞(秋)に出走するヒシイグアスと2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗するモレイラ騎手がまたがり、馬場の外目から馬なりで追われてヒシイグアスを2馬身ほど追走しています。

6ハロン82秒0-上がり1ハロン11秒5の時計でヒシイグアスと同時併入しました。

1週前もウッドチップでレヴァンジル(4歳3勝クラス)と併せ馬を行い、5ハロン64秒9-上がり1ハロン11秒2で2馬身先着しています。

2週続けてきれいなフォームで動けています。

特に直線に入って僚馬に並びかけてからは一気にペースアップして少しでも前に行こうとする気持ちが感じられました。

併せた馬も能力の高い馬でしたが後ろからしっかりと先着しており、良い動きを見せていました。

ちなみに、昨年の天皇賞(秋)の1週前追い切りは美浦ウッドで一杯に追われて6ハロン79秒5-4ハロン49秒7-1ハロン11秒2で駆け抜けていますが、これは真ん中よりも内を通ってのものです。

今回は1週前が馬場の真ん中、そして最終追い切りは馬場の外目から動いての時計なので、実質的にはそこまで差はありません。

昨年の天皇賞(秋)と同じくらいには仕上がっていると思います。

ドウデュース

ドウデュース 10月25日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.837.812.0馬なり
1週前栗東CW(良)81.165.851.136.211.2一杯
前走最終海外出走

ダービー馬のドウデュースは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して真ん中から馬なりで追われて4ハロン52秒8-上がり1ハロン12秒0でゴールしています。

1週前は武豊騎手を背に、栗東のウッドチップコースでフライライクバード(6歳オープン)、ユーキャンスマイル(8歳オープン)と3頭併せを行っています。

馬場の真ん中やや外目から一杯に追われて6ハロン81秒1-上がり1ハロン11秒2で走破しました。

久々の追い切りでしたが前駆の筋肉量が増えたように見えます。

夏の間に成長している感じがしました。

走りは久々ということもあって少し固いような感じがしましたが、直線で2頭のオープン馬に並びかけてからはぐいぐいと加速し、ドウデュースらしい走りは健在でした。

ただし、昨年制したダービーのときの1週前追い切り時計が栗東ウッドチップで一杯に追われて7ハロン96秒6-4ハロン50秒0-3ハロン35秒5-1ハロン11秒2なので仕上がり自体はダービーのころのほうがよかったです。

最終追い切りは一転して坂路で軽めでした。

坂路の最終追い切りは初めてで時計は目立たないものの、ドウデュースの走りはできています。

ダービー時と比べると若干の見劣りは感じられましたが、そこを差し引いても時計面は優秀でしたしベストは尽くせるでしょう。

ノースブリッジ

ノースブリッジ 10月25日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 68.253.338.011.8馬なり
1週前美浦南W(良)80.864.650.936.611.6馬なり
前走最終美浦南W(良) 65.550.236.111.6馬なり

今年のAJCCを制したノースブリッジは美浦のウッドチップコースにてオールフラッグ(4歳オープン)と2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗する岩田康誠騎手を背に、馬場の真ん中やや内目から馬なりで僚馬を7馬身ほど追走しています。

5ハロン68秒2-上がり1ハロン11秒8の時計で僚馬に同時併入しました。

1週前も美浦ウッドでオールフラッグ+2頭(名前不詳)と追い切りを行っています。

この時は馬なりで6ハロン80秒8という好時計で僚馬に2馬身ほど先着していました。

フォームが非常にきれいですし、淡々とリズムの良い走りを見せていました。

直線に入ってからも長い身体を活かした走りで追えていますし、いい動きを見せていました。

今回2週続けて僚馬の内から追い切りを行ってしっかり脚を活かせていました。

そして、岩田騎手やノースブリッジ、そしてデータ的にも相性のいい最内枠を引くことができています。

相手は非常に強力ですが、追い切りの動きはよく見えましたし、かみ合えばベストパフォーマンスを発揮できそうです。

ヒシイグアス

ヒシイグアス 10月25日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 65.851.036.811.5強め
1週前美浦南W(良) 65.750.436.211.4一杯
前走最終函館芝(重) 67.551.138.412.8馬なり

最年長のヒシイグアスは美浦のウッドチップコースにて、今回レースに出走するダノンベルーガと併せ馬を行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から強めでダノンベルーガから2馬身ほど先行しています。

5ハロン65秒8-上がり1ハロン11秒5の時計で同時併入しました。

1週前は美浦ウッドでボルケーノ(2歳1勝クラス)と併せ馬を行っています。

この時は馬場の真ん中から一杯に追われて5ハロン65秒7-1ハロン11秒4で僚馬と同時併入でした。

1週前は時計こそ出していて7歳馬にしては十分健闘しているのですが、2歳1勝クラスのボルケーノが意外としぶとくて同時併入は少し気になります。

それでも、近走の中では好時計を出していたのも事実でここ数戦の中では一番良い仕上がりかもしれません。

最終追い切りも相変わらず好時計を出しているので年齢以上の活躍には期待できそうです。

相手関係が非常に手ごわいので上位争いは至難ですが、出し切れる状態は整いました。

プログノーシス

プログノーシス 10月25日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.768.053.137.911.9馬なり
1週前栗東CW(良)83.968.653.637.611.3馬なり
前走最終函館芝(重) 65.049.937.012.1馬なり

札幌記念の勝ち馬プログノーシスは栗東のウッドチップコースにて、単走で追い切りを行いました。

管理する中内田調教師が騎乗し、外ラチ一杯から馬なりで追われて6ハロン83秒7-上がり1ハロン11秒9でまとめています。

1週前はレース当日騎乗する川田騎手を背に栗東のウッドチップでアウサンガテ(6歳1勝クラス)と併せ馬を行いました。

このときは僚馬を0.3秒追走する形で馬場の外目から馬なりで追われ、6ハロン83秒9-4ハロン53秒6-上がり1ハロン11秒3の時計でゴールし、僚馬に0.5秒先着しています。

1週前は馬なりでしたが身体の動きがよくて僚馬と並ぶとあっさり突き放していてこの馬らしい動きができていました。

ところが、最終追い切りは馬なりながらも意外と時計は出ていません。

例えば、初重賞タイトルを制した今年の金鯱賞における1週前追い切りは栗東ウッドで一杯に追われながら7ハロン97秒7-4ハロン51秒3-1ハロン11秒1の終い好時計を出しています。

前走札幌記念でも函館の芝コース(重馬場)で馬なりながらも5ハロン65秒0-4ハロン49秒9-1ハロン12秒1の時計を出していました。

金鯱賞や札幌記念の追い切りと比較すると、今回の最終追い切りはいささか物足りない内容となっています。

もっとも、1週前はしっかり動けていたため、最終追い切りは軽めでさくっとながしたことを考えれば時計はそこまで影響しないでしょう。

出し切れれば動けそうな感じがしますし、仕上がり具合はまずまずといったところでした。

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天皇賞(秋)2023追い切り評価ランキング

評価馬名
イクイノックス
ジャックドール
ガイアフォース
ダノンベルーガ
ドウデュース
ノースブリッジ
アドマイヤハダル
ジャスティンパレス
ヒシイグアス
プログノーシス
エヒト
 
同評価内は50音順になります。

天皇賞(秋)2023追い切り映像

天皇賞(秋)2023の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

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天皇賞(秋)2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。

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