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【天皇賞(秋)2023/騎手予想】コンビ相性抜群!騎手で買いたいトップ3は?

天皇賞(秋)2023/騎手データ記事のサムネイル画像

当記事では天皇賞(秋)2023の過去10年の騎手データをまとめています。

競馬の勝ち負けは【馬の力7割:騎手の力3割】と言われています。

馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。

過去10年の天皇賞(秋)のデータから、好走騎手と好走馬を導き出しました。

目次(読みたい項目をタップ)

天皇賞(秋)2023の出走馬と想定騎手

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【参考レース】2023年 天皇賞(秋)|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ノースブリッジ牡558.0岩田康誠
2エヒト牡658.0横山和生
3ドウデュース牡458.0武豊
4ダノンベルーガ牡458.0J.モレイラ
5ガイアフォース牡458.0西村淳也
6ジャスティンパレス牡458.0横山武史
7イクイノックス牡458.0C.ルメール
8ヒシイグアス牡758.0松山弘平
9プログノーシス牡558.0川田将雅
10ジャックドール牡558.0藤岡佑介
11アドマイヤハダル牡558.0菅原明良

天皇賞(秋)の過去10年の騎手データ

騎手成績単勝率連対率複勝率
C.ルメール【4-0-2-3】44.4%44.4%66.7%
武豊【1-0-0-7】12.5%12.5%12.5%
横山武史【1-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
M.デムーロ【0-2-1-5】0.0%25.0%37.5%
川田将雅【0-1-3-5】0.0%11.1%44.4%
岩田康誠【0-1-1-7】0.0%11.1%22.2%
J.モレイラ【0-1-0-0】0.0%100.0%100.0%
藤岡佑介【0-0-0-3】0.0%0.0%0.0%
松山弘平【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
菅原明良【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
※西村淳也騎手は過去10年騎乗なし

過去10年で4勝のルメール騎手がもっとも安定!

過去10年のルメール騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022イクイノックス11着
2021グランアレグリア23着
2020アーモンドアイ11着
2019アーモンドアイ11着
2018レイデオロ21着
2017ソウルスターリング46着
2016ラブリーデイ59着
2015サトノクラウン717着
2014イスラボニータ13着

過去10年の天皇賞(秋)でもっとも好走していたのはC.ルメール騎手でした。

ルメール騎手は過去10年で9度騎乗し、【4-2-0-3】の成績を残しています。

特に近5開催に限れば【4-0-1-0】と5年連続馬券に絡んでいます。

また、ルメール騎手が騎乗した馬で2番人気以上に支持された馬の複勝率は100%でした。

今年騎乗するイクイノックスは世界ナンバーワンの馬で昨年の天皇賞(秋)も勝利しています。

このことから、今年も間違いなく1番人気に支持されると思いますが、ルメール騎手は人気馬に騎乗したら必ず馬券に絡んでいるのでよっぽど状態が悪くない限りイクイノックスは馬券に絡めたいです。

横山武史騎手は単勝率100%だが…?

過去10年の横山武史騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2021エフフォーリア31着

過去10年で横山武史騎手は単勝率100%です。

数値だけ見たらもっとも狙いたい騎手になりますが、横山武史騎手が騎乗したのは2021年の1回のみで、この時は皐月賞馬のエフフォーリアと挑んでいました。

今回はテン乗りのジャスティンパレスとコンビを組みますが、エフフォーリアと違って騎乗したことがない馬なので数値ほど過信しないほうがよいかもしれません。

短期免許騎手の騎乗も多い

過去10年の短期免許で来日した騎手の成績
R.ムーア【1-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
J.モレイラ【0-1-0-0】0.0%50.0%50.0%
C.デムーロ【0-0-0-3】0.0%0.0%0.0%
T.マーカンド【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
C.スミヨン【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
C.オドノヒュー【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
V.シュミノー【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
A.シュタルケ【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
F.ベリー【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
P.ブドー【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
U.リスポリ【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
I.メンディザバル【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%

過去10年の天皇賞(秋)のを見てみると、短期免許で来日した騎手の騎乗も多いです。

そのほとんどが人気落ちの馬に騎乗してそのまま凡走していましたが、R.ムーア騎手は2016年にモーリスとともに勝利しています。

今年来日騎乗するJ.モレイラ騎手は2018年の天皇賞(秋)で4番人気のサングレーザーに騎乗して2着に持ってきています。

今年の来日騎手はモレイラ騎手のみですが、5年前に好走している上、騎乗予定のダノンベルーガも昨年の天皇賞(秋)で3着ポテンシャルの高い馬なので再び馬券内入線もあり得るでしょう。

複勝率40%越えの川田騎手は連軸馬券に最適

過去10年の川田騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022ダノンベルーガ43着
2021ポタジェ56着
2020ダノンプレミアム64着
2019ダノンプレミアム32着
2018キセキ63着
2017サトノアラジン518着
2016ステファノス63着
2014マーティンボロ713着
2013ダノンバラード616着

今年のリーディング上位騎手である川田騎手の成績も見てみましょう。

川田騎手は過去に9回騎乗していて【0-1-3-5】でした。

勝利こそありませんが、4頭の馬を3着内に持ってきていて複勝率は44%もありました。

しかも、馬券に絡んだ4頭は4~6番人気の中穴ばかりです。

ルメール騎手ほど勝利数はないものの、人気落ちを上位争いに持ってきているのは高く評価したいです。

川田騎手は今年札幌記念を制したプログノーシスとコンビを組みますが、最終的には2~5番人気くらいになると思います。

人気問わず上位に持ってくる騎手なので抑えておきたいです。

藤岡兄・松山・菅原3騎手は好走例がない

過去10年の藤岡佑介騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022ジャックドール34着
2021ユーキャンスマイル129着
2019カデナ1013着
過去10年の松山騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022マリアエレーナ67着
2021ヒシイグアス75着
過去10年の菅原明良騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022カラテ96着

過去10年の天皇賞(秋)で藤岡佑介騎手と松山騎手、菅原明良騎手の3名は一度も馬券に絡んでいませんでした。

松山騎手と菅原騎手は人気落ちの馬に騎乗していたので致し方ない面もありますが、藤岡佑介騎手は昨年3番人気に支持されたジャックドールとコンビを組みながらも4着でした。

単なる力負けではなく、ジャックドールにとって不向きな上がり勝負に持って行ったことが裏目にでて敗れています。

今回藤岡佑介騎手は久々にジャックドールとコンビを組みますが、昨年の反省を活かした騎乗を心掛けてほしいです。

ちなみに松山騎手はヒシイグアスに、菅原昭騎手はアドマイヤハダルに騎乗します。

おそらくどちらも人気を落とすでしょう。

天皇賞(秋)の出走人馬のコンビ成績と評価

馬名騎手成績単勝率連対率複勝率
アドマイヤハダル菅原明良【0-0-0-0】
イクイノックスC.ルメール【6-2-0-0】75.0%100.0%100.0%
エヒト【未定】【未定】
ガイアフォース西村淳也【0-1-0-2】0.0%33.3%33.3%
ジャスティンパレス横山武史【0-0-0-0】
ジャックドール藤岡佑介【6-1-0-2】66.7%77.8%77.8%
スターズオンアースM.デムーロ【0-0-0-0】
ダノンベルーガJ.モレイラ【0-1-0-1】0.0%50.0%50.0%
ドウデュース武豊【5-1-1-0】71.4%85.7%100.0%
ノースブリッジ岩田康誠【5-0-1-6】41.7%41.7%50.0%
ヒシイグアス松山弘平【4-0-0-2】66.7%66.7%66.7%
プログノーシス川田将雅【6-0-0-0】100.0%100.0%100.0%

イクイノックス×C.ルメール騎手 評価S

これまで8戦すべて騎乗して勝利6回2着2回で連対率は驚異の100%でした。

イクイノックスは昨年天皇賞(秋)を制していますしルメール騎手も5年連続で馬券に絡んでいます。

人馬ともに天皇賞(秋)は得意舞台といえるでしょう。

ガイアフォース×西村淳也騎手 評価A

近3開催ガイアフォースとコンビを組んでいる西村淳也騎手。

今年のマイラーズカップで初めて手綱を握ると初マイルにもかかわらず勝ち馬シュネルマイスターにクビ差2着でした。

続く安田記念は相手関係が非常に強敵でしたが8番人気の低評価を覆す走りで4着入りしています。

前走のオールカマーは5着に敗れましたが、ガイアフォースはマイル~芝2,000mのほうが合っていると思うので距離が長かったと思います。

かつて主戦を務めた松山騎手ではなく西村騎手に騎乗を託していることからも、オーナーからしたら西村騎手のほうが合っていると考えられたのでしょう。

ジャックドール×藤岡佑介騎手 評価C

コンビの成績だけ見たら【6-1-0-2】ですが、昨年の天皇賞(秋)では道中動かずに直線勝負に持っていて馬券外に敗れてしまいました。

これまでさんざん騎乗していたにもかかわらず、本番で馬の力を引き出せなかったのは大きな減点です。

それ以降は武豊騎手が騎乗していましたが、今回武豊騎手はドウデュースを選択したためかつての主戦だった藤岡佑介騎手が再びコンビを組みました。

昨年ミスしているので今回ジャックドールの走りを行うことができれば挽回の余地はありますが、近年の藤岡佑介騎手はあまり乗れていないのであまり期待しないほうがいいでしょう。

ダノンベルーガ×J.モレイラ騎手 評価B

モレイラ騎手はダノンベルーガに過去2回騎乗しています。

はじめて騎乗したドバイターフではテン乗りにもかかわらず2着に入線しました。

もっとも、位置取りが後ろ過ぎて、末脚が悪鬼したのがラスト1ハロンを過ぎてからで、もう少し前で競馬していたら勝ち負けもあったので、テン乗りのリスクが結果に反映された一戦でした。

前走の札幌記念でも再びコンビを組みましたが、ここでも後ろ過ぎる競馬が裏目に出て4着でした。

どちらもダノンベルーガは頑張っていて、モレイラ騎手の仕掛けどころ次第ではもっと上位を狙えたと思います。

今回は3度目の騎乗となりますが、そろそろダノンにとってのいい競馬を見せてほしいです。

まずは、ある程度前で競馬してほしいですね。

ドウデュース×武豊騎手 評価A

武豊騎手とのコンビで挑むドウデュースはシンプルながらも直線一気の競馬が得意で、トップスピードの質と瞬発性は世代でも屈指です。

メンバーの中で唯一イクイノックスに先着している上、ダービーレコードを更新するオマケ付きでした。

昨年3着の皐月賞だけ見たら人馬のコンビはいまいちでしたが今年の京都記念が早めに動いて鮮やかに圧勝しているように現在では息もあっているように感じます。

ダービーのような走りを武豊騎手が引き出すことができれば面白いでしょう。

ノースブリッジ×岩田康誠騎手 評価B

ノースブリッジはこれまでエプソムカップとAJCCのふたつの重賞を手にしていますが、AJCCは内枠発走から岩田騎手お得意のイン突きで勝利をつかんでいます。

その前手にしたエプソムカップは中団からの競馬でしたが、内からの急襲ができれば面白いと思います。

当然のことながら、内枠を引いたほうがイン突きしやすくなるため、枠と馬場次第で出し切れる馬だと思います。

ヒシイグアス×松山弘平騎手 評価B

これまでコンビで4勝していますし、ヒシイグアスが手にした3つの重賞はすべて松山騎手とのコンビで手にしたものでした。

ところが、これだけ実績を残しながら頻繁に乗り替わりされており、陣営からはあまり信頼されていないのかもしれません。

今回は大阪杯以来の騎乗となりますが、久々のコンビでどれだけやれるか注目したいです。

プログノーシス×川田将雅騎手 評価S

プログノーシスは川田騎手とのコンビで6戦6勝の無敗です。

川田騎手曰く「乗るのが難しい馬」らしいですが、前走の札幌記念では後方から早めに動いて3コーナー時点では5番手の集団まで一気に進出し、4コーナーでは2番手まで躍り出ます。

前がいないことからここで思う存分末脚を活かして4馬身差の完勝でした。

この1戦だけ見ても川田騎手は非常にうまく乗っていましたしプログノーシスの強みを最大限引き出しています。

人馬のコンビ【6-0-0-0】の数値が示しているように、コンビの相性は文句なしによいです。

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天皇賞(秋)の過去10年の乗り替わりデータ

前走から成績単勝率連対率複勝率
継続騎乗【7-6-7-76】7.3%13.5%20.8%
乗り替わり【3-4-3-51】4.9%11.5%16.4%
今回の乗り替わり騎手と馬
馬名今回騎乗騎手前回騎乗騎手
アドマイヤハダル菅原明良田辺裕信
エヒト横山和生菅原明良
ジャスティンパレス横山武史鮫島克駿
ジャックドールM.デムーロC.ルメール
ヒシイグアス松山弘平浜中俊

継続騎乗組のほうが活躍している

過去10年の天皇賞(秋)の勝ち馬7頭、そして馬券に絡んだ20頭が継続騎乗でした。

単勝率や連対率、複勝率を見ても継続騎乗組のほうが結果を残しています。

乗り替わりだった馬も10頭が馬券に絡んでいますが、継続騎乗組のほうが活躍していました。

乗り替わり騎手で馬券に絡んだ馬と騎手

乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手
年度着順馬名騎乗騎手
20202着フィエールマン福永祐一
20193着アエロリット戸崎圭太
20182着サングレーザーJ.モレイラ
20161着モーリスR.ムーア
2着リアルスティールM.デムーロ
20151着ラブリーデイ浜中俊
20142着ジェンティルドンナ戸崎圭太
 3着イスラボニータC.ルメール
20133着エイシンフラッシュM.デムーロ

過去10年の天皇賞(秋)において、乗り替わりで馬券内に入線した馬は10頭います。

福永祐一騎手と戸崎圭太騎手、Mデムーロ騎手が乗り替わりで2回馬券に絡んでいますが、今年騎乗するのはM.デムーロ騎手のみです。

乗り替わりのデムーロ騎手は狙い目かもしれません。

天皇賞(秋)の過去10年のテン乗りデータ

成績単勝率連対率複勝率
【0-4-1-25】0.0%13.3%16.7%
※テン乗り=初めて騎乗すること
今回のテン乗りの馬
馬名騎乗騎手
アドマイヤハダル菅原明良
エヒト横山和生
ジャスティンパレス横山武史
スターズオンアースM.デムーロ

好走率は高くない

過去10年の天皇賞(秋)においてテン乗りで挑んだ馬は30頭いましたが、馬券に絡んだのは5頭のみでした。

テン乗りよりも一回以上騎乗していたほうが好走しています。

テン乗り外国人の好走率は高い

テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手
年度着順馬名騎乗騎手
20202着フィエールマン福永祐一
20182着サングレーザーJ.モレイラ
20162着リアルスティールM.デムーロ
20143着イスラボニータC.ルメール
20133着エイシンフラッシュM.デムーロ

過去10年の天皇賞(秋)においてテン乗りで馬券に絡んだ馬は5頭いました。

そのうちの4頭が外国人騎手の騎乗で馬券に絡んでいました。

今年テン乗り騎乗する外国人騎手はスターズオンアースに騎乗するM.デムーロ騎手でしたが、スターズオンアースの右前脚の蹄に異常が判明したため、天皇賞(秋)を回避することになりました。

天皇賞(秋)で買いたい騎手トップ3

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1位 C.ルメール騎手:イクイノックス

過去10年で4勝の圧倒的成績に加え、近5開催はすべて馬券に絡んでいて調子はいうまでもなく絶好調です。

2位 川田将雅騎手:プログノーシス

過去10年の勝利こそないものの、9回騎乗で馬券に絡んだ4回はすべて4~6番人気の馬でした。

人気以上に持ってくる実績は高く評価できますし、今期も相変わらずリーディング上位にいることから信頼しやすい騎手です。

3位 J.モレイラ騎手:ダノンベルーガ

2018年にはじめて天皇賞(秋)に騎乗し、2着入線しました。
初の舞台でもしっかり結果を残しているのは好感が持てます。

それから5年が経ちましたが、今期もセントライト記念や菊花賞といった重賞レースで活躍しており実力の衰えは感じられません。

5年ぶりの激走にも期待できるでしょう。

天皇賞(秋)2023追い切り評価

天皇賞(秋)2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。

天皇賞(秋)の最終予想

天皇賞(秋)2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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