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【秋華賞2024予想】本命におすすめしたい3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

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秋華賞2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に秋華賞2024予想の最終買い目を発表します!

秋華賞2024の予想ポイント

  • 勝ち馬は重賞馬から予想したい
  • 差し馬有利、上がりの末脚が速い馬ほど好走
  • 勝ち馬は1~4人気から予想、特に1人気と3人気の勝率が高い
  • 良馬場開催時は固く(1~5人気で)決まりやすい
  • 1枠・2枠・8枠は評価を下げたい
  • 前走オークスで3着以内の馬がこのレースで強い
目次(読みたい項目をタップ)

秋華賞2024予想の最終買い目

枠順確定後、レース前日までに秋華賞2024予想の最終買い目を発表します。

秋華賞2024の有力馬3頭

今年の秋華賞は2歳G1を制したレガレイラやアスコリピチェーノこそ不在ですが、桜花賞馬とオークス馬をはじめ、各路線から有力馬が参戦し、G1にふさわしい面子がそろいました。

今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ステレンボッシュ

主な勝ち鞍
  • 桜花賞 (G1) 2024年

今年の桜花賞馬であるステレンボッシュがぶっつけで秋華賞に挑みます。

これまで6戦すべてで連対している馬で、昨年の阪神JF、そして桜花賞はどちらも阪神マイルの舞台で1分32秒台の好時計で走破しました。

どちらも時計の出やすい条件でしたが、高速馬場に対応し、なおかつ末脚をフルに活かした走りで連対圏に入線しています。

前走のオークスは2,400mの舞台でしたがここでも中団で脚を溜めつつ上がり最速34秒0の末脚を以て2着入りし、チェルヴィニアと半馬身差でした。

3着のライトバックに1と3/4馬身突き放していることから、世代最上位の力を証明しています。

ただ、このオークスはステレンボッシュよりも外から仕掛けたチェルヴィニアに差されているので本質的に2,400m適性はチェルヴィニアのほうが高かったように感じます。

今回はぶっつけ本番となりますが、ノーザンファーム生産馬ということで外厩において調整しているはずですし、国枝厩舎管理馬もアーモンドアイをはじめ、過去10年で【2-2-0-4】と相性抜群です。

また、前走オークスよりも2F距離短縮になる点もステレンボッシュにとって追い風といえるでしょう。

秋華賞は直線の短い京都内回りコースが舞台ですが、新馬戦の札幌やデビュー2戦目のサフラン賞(中山芝1,600m)でやれているので問題ないでしょう。

脚質的にもあっていますし、不安要素も特にないためまともなら二冠タイトルも十分狙える器です。

★評価点
・今年の桜花賞馬
・オークスでも2着
・差し~追込競馬が得意
・コース相性のいい国枝厩舎管理馬
・データと相性のいい前走オークスで馬券に絡んだ馬

▼課題
・特にありません

チェルヴィニア

主な勝ち鞍
  • オークス   (G1) 2024年
  • アルテミスS (G3) 2023年

今年のオークス馬であるチェルヴィニアもぶっつけで秋華賞に挑みます。

デビューから安定した走りを見せていたチェルヴィニアは、3走前のアルテミスステークスにおいて良血馬のサフィラをはじめ、クラシック二冠で3着入りするライトバックや新潟2歳ステークスで2着入りしたショウナンマヌエラ相手に先着しました。

ただ、その後は阪神JFに向けて調整されていたものの、左後肢に違和感があったようで、昨年はアルテミスステークスを最後、全休しています。

復帰戦となった桜花賞は大外や流れる展開が厳しく、13着に崩れましたが前走オークスでは中段後方から末脚を伸ばし、残り300mくらいの位置でグンと加速して先に抜け出したステレンボッシュを捕らえて優勝しました。

ルメール騎手の騎乗も良かったですし、直線の長い東京コースで自身の走りを見事証明しました。

今回も有力候補ですが、秋華賞の舞台である京都の内回りでどこまでやれるかが課題です。

血統的にはハービンジャーの仔は過去10年で【1-1-1-2】なので期待しても良さそうです。

また、騎乗するルメール騎手はアーモンドアイやディアドラで勝利しているので勝つための攻略法も分かるでしょう。

直線の長くない舞台でどこまでやれるか未知数ですが、騎手や血統背景は相性がいいので、二冠達成にも期待できそうです。

★評価点
・今年のオークス馬
・逃げ、先行、差しまで幅広い
・桜花賞を除いて崩れていない
・長く脚を活かせる
・データと相性のいいハービンジャー産駒&前走オークスで1着

▼課題
・内回りの京都でどこまでやれるか

クイーンズウォーク

主な勝ち鞍
  • ローズステークス (G2) 2024年
  • クイーンカップ  (G3) 2024年

前走のローズステークスを勝利したクイーンズウォークも最後の一冠を狙います。

もともとクイーンカップで直線一気の競馬で好走していた馬で、前々走のオークスでも4着と、安定した走りを見せています。

前走ローズステークスはミドルペースでしたが、逃げたセキトバイーストが大逃げを打ったため実質的にはスローでした。

前有利の展開でしたが、その中で差し脚を伸ばして勝ち切れたのはクイーンズウォークの地力と川田騎手の好騎乗があったからこそです。

厳しい流れでも勝ち切れたのは高く評価していいですし、ここでも有力候補であることは間違いありません。

デビューからコンビを組んでいる川田騎手も昨年のリバティアイランドで秋華賞を制していますし、勝つための競馬を熟知しているはずです。

クラシックホース2頭を筆頭に、相手は強力ですが、最後の一冠を手にするチャンスは今回しかないので、全身全霊の競馬に期待したいです。

★評価点
・ローズステークスの勝ち馬
・差しの競馬を得意としている
・前走ローズステークスは厳しい流れで底力を発揮した
・昨年このレースを制した川田騎手が騎乗

▼課題
・どちらかというと鉄砲が利くタイプかもしれない
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

秋華賞2024の穴馬2頭

近年の秋華賞は順当で決まる傾向が強いですが、馬場次第で伏兵の台頭も見られます。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

クリスマスパレード

主な勝ち鞍
  • 紫苑ステークス (G2) 2024年

クリスマスパレードは前走の紫苑ステークスの勝ち馬です。

デビューから2戦2勝で当初から素質の高さに気合されていましたが、初重賞挑戦となったフローラステークスは4着に敗れ、オークスの道は断念しました。

一時はダートの関東オークスを挑戦したりもしましたが、再び芝競走となった前走紫苑ステークスでは、1分56秒6のレコード勝利で見事重賞タイトルを手にしました。

時計だけ見たらジャスティンミラノの皐月賞よりも速いですが、このレースは上位4頭までが1分56秒台で走破しているので、単純に馬場が超高速だったと認識してもらってよく、そこまでタイムは高く評価しないほうが良いです。

しかしながら、小回り中山で結果を残し、しかも高速馬場にも対応しているのは良いです。

なぜなら、秋華賞は開催2週目の京都で行われるため芝の痛みもそこまでなく、良馬場なら高確率で高速馬場になるからです。

当日の馬場や枠次第で激走する可能性があるので、条件次第で印も考えたい1頭です。

★評価点
・今年の紫苑ステークスの勝ち馬
・先行競馬が得意
・高速馬場適性が高い
・小回りにも対応

▼課題
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

コガネノソラ

主な勝ち鞍
  • クイーンステークス (G3) 2024年

コガネノソラは今年のスイートピーステークスを好時計で勝利した馬で、前走札幌で開催されたクイーンステークも制しました。

スイートピーステークスはオークスの優先出走権が得られるレースですが、過去10年の勝ち馬の中でもっとも速い1分56秒4の時計で勝利しました。

オークスは12着に敗れてしまいましたが、前走クイーンステークスでは同期よりもいち早く古馬と戦い中段から差し脚を伸ばして勝利しています。

同期のボンドガールも後ろから攻めましたが、追撃を退けて優勝しました。

ただ、このクイーンステークスは51キロの恩恵があったのも事実です。

立ち回り自体は良かったのですが、3着のアルジーヌや4着のドゥアイズとの差は0.1秒しかないため、斤量の恩恵がなければ結果は違っていたでしょう。

それでも、直線の短い札幌コースで結果を残せたのは良く、内回りの京都でもうまく立ち回ることができれば自身の力を引き出すことができるのではないでしょうか。

★評価点
・今年のクイーンステークスの勝ち馬
・差しの競馬が得意
・時計勝負にも対応している
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・前走クイーンステークスは斤量にも恵まれた
・データと相性の悪い前走クイーンステークス組
・初の関西輸送
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

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ここからは秋華賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

秋華賞2024の概要

秋華賞は京都競馬場で開催される3歳牝馬のG1競走です。

桜花賞・オークスと続く牝馬三冠レースの最終戦に位置付けられている本競走は、芝2,000mが舞台となっており、中距離適性に長けた馬が多数参戦します。

また、春の桜花賞やオークスと異なり、夏の上がり馬が多数参戦するのも特徴的で、毎年春のクラシック組VS夏の上がり馬の構造が見られますよ。

なお、秋華賞は3歳牝馬限定競走に位置付けられていますが、創設自体は1996年でほかの三冠レースと比較しても歴史は浅いです。

なぜ、秋華賞だけ歴史が浅いかというと、もともと秋華賞のポジションには現在古馬牝馬の最強決定戦として位置づけられているエリザベス女王杯がその役割を担っていました。

ところが、1996年にエリザベス女王杯が古馬混合G1になると、その代わりを担う形で創設されたのが秋華賞なのです。

こういった背景から、秋華賞はほかの三冠レースと比較しても歴史の浅いG1競走なのです。

しかしながら、最後の一冠を決める位置づけは変わりませんし、陣営からしても翌週開催される菊花賞と違って距離不安の少ない芝2,000mが舞台であることから、これまで以上に有力候補が参戦しますよ。

最後の一冠をかけた若き乙女たちの熱き戦い。

最後の一冠を手にするのはどの馬でしょうか?!

うましるでは阪神競馬場で抱いた開催された2021年~2022年度を含めた過去10開催からデータをまとめました。

【過去5年】秋華賞 2019~2023|JRA公式

秋華賞2024の開催内容

開催日10月13日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場京都競馬場 11R
コース芝2,000m
性齢3歳牝馬
斤量馬齢
1着賞金1億1000万円

秋華賞2024が開催される京都の芝2,000mの特徴

京都競馬場 芝2000mのコースで特徴を解説
スタート地点スタンド前真ん中やや右
コース内回りの右回り
Aコース
1周の距離1,782.8m
直線距離328.4m
高低差3.1m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
2:03.1
コースレコード1:56.8
(2011年度 大原S【1,600万下】アドマイヤコスモス)
京都で開催された秋華賞のタイム
平均タイム
(過去8年)
2:00.4
レコードタイム1:56.9
(2015年 ミッキークイーン)
阪神で開催された秋華賞のタイム
平均タイム
(過去2年)
2:00.7
レコードタイム1:58.6
(2022年 スタニングローズ)

京都競馬場には内回りと外回りコースが存在しますが、芝2,000mでは内回りコースを使用します。

スタート地点は最後の直線真ん中やや右でスタートから最初の1コーナーまでは約308mです。

最初のコーナーまで平坦なコースとなっていますが距離はあるのでゆったりとした流れで最初のコーナーに向かいます。

1~2コーナーも平たんで各馬は後半に備えて隊列を築きながら、向こう正面に入ります。

向こう正面は序盤こそ平らですが中盤に差し掛かると少しずつ上り傾斜に切り替わります。

京都には有名な【淀の坂】と呼ばれる小さな丘のようなコースが3コーナーにあり、向こう正面にある長い上り坂を駆け上がりつつ3コーナーを目指します。

向こう正面から続いた長い坂道は3コーナーのてっぺんにあり、そこを過ぎたら今度は一気に急傾斜に切り替わります。

各馬は下り傾斜で培った慣性を活かしながら4コーナー回り、最後の直線コースに入ります。

最後の直線は約328mで、フラットな道のりの先にゴールが存在しています。

京都はスピード勝負になりやすいです。

なぜなら、3コーナーにある淀の坂を除けば起伏が存在しないからです。

スタンド前に坂がないのも京都の特徴で、各馬は3コーナーの下り傾斜で一気に速度を最高速度まで引き出しつつ、ゴールを目指すのです。

もちろん、途中でバテる可能性もあるので最低限のスタミナは必要ですが、それ以上にスピードに長けた馬が活躍しやすい舞台となっています。

持ち時計の速い馬や上がりの速度に定評のある馬、長く脚を使える馬に注目したいです。

京都の芝2,000mはここをチェック!

  • スピードに定評のある馬が活躍しやすい
  • 高低差は3コーナー付近にしかない
  • 直線でスピードを思う存分高めることができる

秋華賞2024の出走馬

【参考レース】2024年 秋華賞|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ホーエリート牝355.0北村友一
2ミアネーロ牝355.0津村明秀
3クイーンズウォーク牝355.0川田将雅
4タガノエルピーダ牝355.0団野大成
5チェルヴィニア牝355.0C.ルメール
6ラビットアイ牝355.0横山典弘
7チルカーノ牝355.0鮫島克駿
8コガネノソラ牝355.0丹内祐次
9アドマイヤベル牝355.0横山武史
10ボンドガール牝355.0武豊
11ランスオブクイーン牝355.0松山弘平
12ラヴァンダ牝355.0岩田望来
13クリスマスパレード牝355.0石川裕紀人
14ステレンボッシュ牝355.0戸崎圭太
15セキトバイースト牝355.0藤岡佑介

秋華賞の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
稍重
16リバティアイランド1オークス(G1)1
27マスクトディーヴァ3ローズステークス(G2)1
32ハーパー2オークス(G1)2
2022
17スタニングローズ3紫苑ステークス(G3)1
28ナミュール2オークス(G1)3
39スターズオンアース1オークス(G1)1
2021
112アカイトリノムスメ4オークス(G1)2
214ファインルージュ2紫苑ステークス(G3)1
39アンドヴァラナウト3ローズステークス(G2)1
2020
稍重
113デアリングタクト1オークス(G1)1
212マジックキャッスル10紫苑ステークス(G3)4
38ソフトフルート9夕月特別(1勝)1
2019
稍重
15クロノジェネシス4オークス(G1)3
28カレンブーケドール2紫苑ステークス(G3)3
314シゲルピンクダイヤ10ローズステークス(G2)4
2018
111アーモンドアイ1オークス(G1)1
213ミッキーチャーム5藻岩山特別(1000万)1
32カンタービレ3ローズステークス(G2)1
2017
114ディアドラ3紫苑ステークス(G3)1
27リスグラシュー4ローズステークス(G2)3
34モズカッチャン5ローズステークス(G2)7
2016
17ヴィブロス3紫苑ステークス(G3)2
23パールコード4紫苑ステークス(G3)5
315カイザーバル8ローズステークス(G2)3
2015
118ミッキークイーン1ローズステークス(G2)2
29クイーンズリング5ローズステークス(G2)5
36マキシマムドパリ8甲武特別(500万)1
2014
16ショウナンパンドラ3紫苑ステークス(OP)2
24ヌーヴォレコルト1ローズステークス(G2)1
312タガノエトワール4ローズステークス(G2)2
※2021年~2022年は阪神開催

【実績】7年連続重賞馬が勝利していた

年度勝ち馬主な勝ち鞍
2023リバティアイランド牝馬二冠(G1)
2022スタニングローズ紫苑ステークス(G2)
2021アカイトリノムスメクイーンカップ(G3)
2020デアリングタクト牝馬二冠(G1)
2019クロノジェネシスクイーンカップ(G3)
2018アーモンドアイ牝馬二冠(G1)
2017ディアドラ紫苑ステークス(G3)
2016ヴィブロス500万下
2015ミッキークイーンオークス(G1)
2014ショウナンパンドラ糸魚川特別(500万)

過去10年の秋華賞の勝ち馬8頭がこれまでに何らかの重賞タイトルを手にしていました。

また、2017年の勝ち馬ディアドラ以降、7年連続で重賞馬が秋華賞を制しています。

近年の秋華賞は重賞実績のある馬が勝ち切る傾向が強かったので、勝ち馬を予想する際は重賞馬から選択しても良いかもしれません。

今年の出走馬の中で重賞馬は7頭いました。(かっこ内は主な勝ち鞍)

・アドマイヤベル
(フローラステークス【G2】)

・クイーンズウォーク

(ローズステークス【G2】)

・クリスマスパレード

(紫苑ステークス【G2】)

・コガネノソラ

(クイーンステークス【G3】)

・ステレンボッシュ

(桜花賞【G1】)

・チェルヴィニア

(オークス【G1】)

・ミアネーロ

(フラワーカップ【G3】)

【決め手】差し馬有利の舞台

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【0-1-0-9】0.0%10.0%10.0%
先行【3-0-2-27】9.4%9.4%15.6%
差し【7-7-7-58】8.9%17.7%26.6%
追込【0-2-1-49】0.0%3.8%5.8%
上がり3F成績単勝率連対率複勝率
1位【3-3-3-2】27.3%54.5%81.8%
2位【3-3-0-7】23.1%46.2%46.2%
3位【2-1-2-5】20.0%30.0%50.0%
4~5位【1-1-1-15】5.6%11.1%16.7%
6位以下【1-2-4-114】0.8%2.5%5.8%

過去10年の秋華賞の勝ち馬7頭、2~3着に入線した14頭が差し馬でした。

また、勝ち馬の8頭、2~3着馬12頭が上がり1~3位の末脚で馬券に絡んでいます。

秋華賞が開催される京都芝2,000mは内回りコースを使用するため、最後の直線が約328mしかありません。

桜花賞の舞台である阪神外回りコースやオークスの開催地である東京コースほど直線距離は長くありませんが、意外なほど差し馬の好走が目立っていました。

同時に上がりの末脚が速い馬ほど好走していることから、中団よりも後ろの競馬を得意とする馬に注目したいです。

秋華賞の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【4-1-1-4】40.0%50.0%60.0%
2番人気【0-3-1-6】0.0%30.0%40.0%
3番人気【4-1-2-3】40.0%50.0%70.0%
4番人気【2-2-1-5】20.0%40.0%50.0%
5番人気【0-2-1-7】0.0%20.0%30.0%
6~9番人気【0-0-3-37】0.0%0.0%7.5%
10番人気以下【0-1-1-81】0.0%1.2%2.4%

勝ち馬はいずれも1~4番人気の馬

過去10年の秋華賞の勝ち馬はいずれも1~4番人気の馬でした。

このうち、1番人気と3番人気はそれぞれ4勝ずつ勝利を手にしています。

2番人気は勝利がないものの、1~4番人気馬が勝利を独占していることから、勝ち馬を探す際は上位人気馬から選択したいです。

良馬場開催時は固く決まりやすい

過去10年の秋華賞で良馬場開催は6開催ありました。

この6開催で馬券に絡んだ18頭のうちの16頭が1~5番人気の馬だったのです。

秋華賞はたまに人気落ちの馬が馬券に絡んでいましたが、その多くが稍重以下の開催時のものとなっており、馬場傾向によって人気馬と穴馬の台頭が変わります。

馬券予想の際は当日の馬場を見ながら順当か、それとも波乱の可能性があるのか見極めたいです。

馬券に絡んだ21頭が前走1~3番人気に支持されていた

前走人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【7-2-2-23】20.6%26.5%32.4%
2番人気【2-3-2-16】8.7%21.7%30.4%
3番人気【1-1-1-11】7.1%14.3%21.4%
4番人気【0-1-2-17】0.0%5.0%15.0%
5番人気【0-1-1-11】0.0%7.7%15.4%
6~9番人気【0-2-1-38】0.0%4.9%7.3%
10番人気以下【0-0-1-27】0.0%0.0%3.6%

過去10年の秋華賞の勝ち馬全頭、そして2~3着馬11頭が前走レースで1~3番人気に支持されていました。

秋華賞は上位人気馬が勝ち切る傾向が強いレースですが、前走レースにおいて上位人気に支持された馬も高確率で好走しています。

秋華賞は前走人気も好走に大きな影響を及ぼすので、馬券予想の際は前走人気もチェックしたいです。

今年の出走馬の中で前走1~3番人気に支持された馬は7頭いました。

・クイーンズウォーク
(前走ローズステークス【G2】/2番人気)

・ステレンボッシュ

(前走オークス【G1】/1番人気)

・チェルヴィニア

(前走オークス【G1】/2番人気)

・チルカーノ

(前走長久手特別【2勝クラス】/1番人気)

・ボンドガール

(前走紫苑ステークス【G2】/1番人気)

・ミアネーロ

(前走紫苑ステークス【G2】/3番人気)

・ランスオブクイーン

(前走夕月特別【2勝クラス】/1番人気)

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秋華賞の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-0-2-17】0.0%0.0%10.5%
2枠【0-2-1-16】0.0%10.5%15.8%
3枠【3-0-1-16】15.0%15.0%20.0%
4枠【2-4-1-13】10.0%30.0%35.0%
5枠【0-1-2-17】0.0%5.0%15.0%
6枠【2-1-1-16】10.0%15.0%20.0%
7枠【2-2-2-21】7.4%14.8%22.2%
8枠【1-0-0-27】3.6%3.6%3.6%

内と大外は苦戦

過去10年の秋華賞の好走馬を枠順別に見てみると、1枠と2枠は勝ち馬がゼロでした。

2~3着には馬券に絡んでいましたが、複勝率15%未満でほかの枠順よりも好走率は低いです。

また、大外8枠はこれまで28頭が出走しましたが馬券に絡んだのは2015年のミッキークイーンのみでした。

中枠と比較すると内と外は苦戦傾向にあることから、極端な端枠を引いた馬は評価を下げても良いかもしれません。

秋華賞の過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
オークス(G1)【5-1-2-16】20.8%25.0%33.3%
紫苑S(G2)【4-4-0-41】8.2%16.3%16.3%
ローズS(G2)【1-4-6-48】1.7%8.5%18.6%
クイーンS(G3)【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
2勝クラス【0-1-1-16】0.0%5.6%11.1%
※紫苑ステークスはOP、G3時代も含める

勝ち馬はオークスか紫苑S、ローズSからしか出ていない

過去10年の秋華賞の勝ち馬は前走がオークスか紫苑ステークス、ローズステークスのいずれかでした。

上記3レース以外から挑んだ馬は勝利がなかったので、勝ち馬を予想する際は前走レースにも注目したいです。

今年の出走馬の中で前走がオークス、紫苑ステークス、ローズステークス以外だった馬は3頭いました。

・コガネノソラ
・チルカーノ
・ランスオブクイーン

オークス組は馬券内と馬券外で明暗が分かれる

過去10年の秋華賞で前走もっとも好走していたのはオークスから直行で挑んだ馬でした。

これまでの成績は【5-1-2-16】で、勝率、連対率、複勝率はいずれもトップです。

ただし、前走オークス組は着順で明暗が分かれており、3着内に入選した馬は【5-1-2-3】、対して4着以下だった馬は【0-0-0-13】でなんと全滅していました。

前走がオークスだった馬は着順で評価を判断しても良さそうです。

今年の出走馬の中で前走オークスだった馬の着順をまとめました。

オークスで1着~3着に入線した馬
・チェルヴィニア(1着)
・ステレンボッシュ(2着)

オークスで4着以下に敗れた馬
・アドマイヤベル(9着)

秋華賞の過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1着【5-4-5-30】9.6%17.3%26.9%
2着【4-0-2-17】17.4%17.4%26.1%
3着【1-3-1-15】5.0%20.0%25.0%
4着【0-1-1-10】0.0%8.3%16.7%
5着【0-2-0-9】0.0%18.2%18.2%
6~9着【0-0-1-25】0.0%0.0%3.8%
10着以下【0-0-0-29】0.0%0.0%0.0%

前走6着以下に沈んだ馬の台頭はほとんど見られない

過去10年の秋華賞の勝ち馬はいずれも前走レースで3着以内に入線していました。

対して、前走レースで6着以下に敗れていた馬はこれまで55頭が出走したものの、馬券に絡んだのは2017年のモズカッチャンのみでした。

好走馬を予想する際は前走レースで掲示板入り(5着以内)に入線していることが絶対条件といえるでしょう。

今年の出走馬の中で前走6着以下に敗れていた馬は4頭いました。

・アドマイヤベル
(前走オークス【G1】/9着)

・ホーエリート

(前走紫苑ステークス【G2】/6着)

・ラビットアイ

(前走ローズステークス【G2】/15着)

・ラヴァンダ

(前走ローズステークス【G2】/7着)

秋華賞2024全頭考察

今年の秋華賞も最後の一冠を手にすべく、各路線から有力候補が参戦しています。

ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの馬を全頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

馬券が的中しない方へ

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アドマイヤベル

主な勝ち鞍
  • フローラステークス (G2) 2023年

今年のフローラステークスを制したアドマイヤベルはオークスから直行で秋華賞の参戦を選択しました。

脚色的には差し~追込競馬を得意としている馬で、勝利したフローラステークスでは馬場の外目からスムーズに脚を引き上げ、残り300mあたりからじりじりとペースを引き上げて勝利しています。

瞬間的な加速力はそこまで見られませんでしたが、残り300mあたりからじわりと加速していることから、持続性のある脚色に期待できそうでした。

前走のオークスにおいても中段で末脚を溜めましたが、直線では他馬のほうが鮮やかに突き抜けており、9着に敗れています。

じわりと末脚を伸ばしていたのは確認できましたが、キレのある脚色は持ち合わせていませんでした。

今回はぶっつけ参戦となりますが、瞬間的な加速力には期待できないと思うので、速い位置から動くなどして、長く脚を活かせる競馬を行うことを心掛けてほしいです。

★評価点
・琴所のフローラステークスの勝ち馬
・持続性のある差し脚が武器
・主戦の横山武史騎手が引き続き騎乗

▼課題
・キレのある脚は持ち合わせていない
・初めての右回りコース
・データと相性の悪い前走オークスで4着以下に沈んだ馬
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

キャットファイト ※取消

主な勝ち鞍
  • アネモネステークス (L) 2024年

キャットファイトは今年のアネモネステークスの勝ち馬です。

もともと2歳のアスター賞で強い競馬を見せていた馬で、阪神JFでも人気の一角でしたが、ここは10着に沈んでいます。

仕切り直し兼桜花賞の切符をかけた3走前のアネモネステークスは最内から果敢に発走して先行集団の位置を付け、流れる展開でも脚色衰えずに突き抜けたのが印象的です。

他馬が外目を選択した中、1頭だけラチ沿いから仕掛けてそのまま押し切っているように、力強さを見せています。

ここで下したテウメッサが2勝クラスの三面川特別を制していることから、そこそこレベルの高い相手に勝ち切れたのは評価したいです。

前走京成杯オータムハンデは得意の中山で9着に沈んでいますが、久々のレースと馬体重+20キロが影響したかもしれず、本調子ではなかったかもしれません。

今回は一回使って良化している可能性があります。

ただ、芝2,000mは初めてですし、関西圏の競馬はG1が2回だったとはいえどちらも二桁着順に沈んでいることから、一流馬相手にどこまでやれるか、正直難しいです。

アネモネステークスのようにある程度かかったほうがやれそうですが、それでも一流馬相手に善戦は厳しいかもしれません。

★評価点
・前の競馬が得意
・小回りの中山で結果を残している
・力強さもある

▼課題
・これまでマイルしか経験していない
・データと相性の悪い前走6着以下に沈んだ馬
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

セキトバイースト

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

非重賞馬ながらも今年のローズステークスとチューリップ賞で馬券に絡んだセキトバイーストも参戦します。

はじめて馬券に絡んだチューリップ賞は9番人気の低評価でしたが、果敢にハナを切ってミドルペースで競馬しつつ、押し切っています。

このチューリップ賞は稍重馬場にもかかわらず、1分33秒台で決着付いていることか表記以上に時計の出る舞台でしたが、タイトな条件でもしぶとく脚を使っており、厳しい展開でも粘り強さを見せています。

逆に、前走のローズステークスは初の芝2,000mの舞台で3着入線したとはいえ、後続がほとんど動かずに押し切れた格好となっています。

中京自体が他の競馬場と比較しても最後のコーナーまでの位置取りが重要な舞台ですが、後続で待機していた騎手の仕掛けがあまりにも遅かったことから相対的に浮上した印象で、展開に恵まれていました。

ローズステークスで3着といえば聞こえはいいですが、実際は展開に恵まれた点が大きいので過大評価はしないほうが良いでしょう。

今回の秋華賞も芝2,000mの舞台ですが、距離が持つかは正直未知数です。

あえていうなら、チューリップ賞やローズステークスのようにある程度含水率があったほうが良いかもしれません。

馬場次第で印を検討したい1頭です。

★評価点
・トライアルレースで2回馬券に絡んだ
・逃げの競馬が得意
・藤岡佑介騎手との相性も良い

▼課題
・芝2,000mの適性が読めない

タガノエルピーダ

主な勝ち鞍
  • 忘れな草賞 (L) 2024年

タガノエルピーダは今年の忘れな草賞を勝利し、昨年は牡馬混合の朝日杯ステークスでも3着入りしています。

オークスを除けばそこまで崩れておらず、3走前の忘れな草賞においても大逃げを打った前3頭の後ろから自身の競馬を行いつつ、3~4コーナーで前の集団の都の差を詰めつつ先頭に躍り出て、そのまま突き抜けました。

問題なく勝ち切りましたが、前3頭が暴走したことや、8頭立てで競馬しやすかったのも事実で、この一戦はそこまで高く評価しなくても良いでしょう。

オークスとローズステークスはどちらも馬場の内目から先行しつつ、脚を伸ばしましたが、キレ勝負となったオークスでは16着に沈み、ローズステークスもじりじり脚を伸ばしたものの4着まででした。

ローズステークスは自身の競馬ができていましたが、それでも馬券内に届いていないことから、一流馬相手には少しパンチが欠けているのも事実です。

自分の競馬は行っているものの、秋華賞は差し馬有利になりやすいため、先行馬のタガノエルピーダが好走するにはほかの馬以上に策を以てレースに挑みたいです。

★評価点
・トライアルレースで善戦している
・先行競馬が得意
・持続性のある脚色が武器

▼課題
・キレのある末脚は持ち合わせていない

チェレスタ ※取消

主な勝ち鞍
  • 3歳以上1勝クラス 2024年

前走ローズステークスで2着入線したチェレスタは右前脚に浅屈腱炎を発症したため、登録している秋華賞を回避することが決まりました。

チルカーノ

主な勝ち鞍
  • 長久手特別 (2勝クラス) 2024年

前走の長久手特別を勝利したチルカーノは半兄に皐月賞馬ジオグリフがいる良血馬で、条件戦上がりの馬です。

勝利した前走の長久手特別は中京芝2,000mの舞台で行われたレースでしたが、抜け出した前3頭から離れて4番手の位置で競馬を行い、直線で差を詰めてからは直線で脚を引き上げて勝利しました。

2着のイトカワサクラの追撃を退けて勝利していますが、古馬混合戦ということで斤量53キロの恩恵があったうえで着差は3/4馬身でした。

イトカワサクラと3キロの斤量差がなければ恐らく差されていたことでしょう。

今回は同世代限定競走ですが、一流馬が多数そろっています。

これまでのレース内容を見る限り、強豪相手に勝ち負けするには少しポテンシャル面が足りないかもしれません。

★評価点
・夏の上がり馬
・持続性ある差し脚が武器
・レース相性のいいハービンジャー産駒

▼課題
・前走はハンデにも恵まれた

ホーエリート

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

ホーエリートは今年のフラワーカップで2着入りした馬です。

フラワーカップは他馬よりも外目を追走しながら差し脚を伸ばして、勝ち馬ミアネーロと3/4馬身差の2着でした。

ミアネーロが馬場の内目から立ち回ったことを考えると、ホーエリートのほうが長く距離を走っており、着差以上に強い競馬を見せています。

ただ、前走オークスは後方の位置から競馬を行い、3~4コーナーで早めにまくるように仕掛けましたが、少し仕掛けが早すぎたのか、残り1Fあたりで伸びきれずに沈んでいます。

始動戦となった前走紫苑ステークスにおいても中段で競馬を行いつつ、3~4コーナーで馬群の外から押し上げて、直線では脚を伸ばしているものの前には届かず6着まででした。

直線では一定の伸びを見せているものの、異常な高速馬場も影響しており、トラックバイアスに恵まれなかった感じがします。

それでも、最後まで長く脚を伸ばしていたのは事実で、意外と早い位置から動いてもゴールまで脚色は維持できそうでした。

そういう意味では早仕掛けになりやすい京都コースは意外とホーエリートの脚色に合うかもしれません。

近2戦の凡走でおそらく人気を落とすと思いますが、枠や位切り次第で抑えるかもしれないです。

★評価点
・差しの競馬が得意
・長く脚を活かせる
・フラワーカップでは着差以上に健闘していた

▼課題
・データと相性の悪い前走6着以下に沈んだ馬
・芝2,000m以上の舞台は4戦すべて掲示板外に沈んでいる
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

ボンドガール

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

ボンドガールは伝説の新馬戦を制した馬です。

その新馬戦というのはのちにオークスを制するチェルヴィニアや阪神JFで3着入りしたコラソンビート、フェアリーステークスで2着入りしたマスクオールウィンにアネモネステークスを制したキャットファイトなど、いまなおオープンクラスで活躍する馬が多数そろっており、歴代の新馬戦の中でも特に豪華メンバーがそろっていました。

その中でボンドガールは先行競馬を打ちながら、上がり最速33秒0の時計で勝ち切っており、デビュー時から素質の高さを評価されていたのです。

その後はマイルを中心にレースプランが組まれ、直線で不利があったNHKマイルカップを除けばすべてのレースで馬券に絡んでいました。

素材面では一枚上ですが、血統的にダイワメジャー産駒の芝2,000m以上の重賞馬が1頭もいない点は気になるところです。

前走紫苑ステークスが秋華賞と同じ芝2,000mの舞台で3着入りしているので、ダイワメジャー産駒の中では中距離の舞台でも健闘していますが、それでも勝ち星まで届いていません。

気性もそこまで良くないですし、近2戦はどちらも後ろからの競馬になっていることから、ギャンブル的な競馬にもなりがちです。

ポテンシャルだけ見たらチェルヴィニア相手にも引けを取りませんが、ダイワメジャー産駒の中距離適性や気性、ゲート難など不安要素も少なくないので、よっぽど追い切りや枠に恵まれない限り、相手までにしたいです。

★評価点
・伝説の新馬戦を制した馬
・実力は重賞級
・上がりの速さに定評がある
・武豊騎手が引き続き騎乗

▼課題
・ダイワメジャー産駒の中距離重賞馬がいない
・気性難持ち
・ゲートも安定していない
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

ミアネーロ

主な勝ち鞍
  • フラワーカップ (G3) 2024年

ミアネーロは今年のフラワーカップを制した馬です。

脚質的には差しの競馬を得意としており、勝利したフラワーカップは馬番5番からの発走で経済コースを立ち回りながら勝ち切りました。

2着のホーエリートが外目を回しながら差を詰めてきたので、ホーエリートのほうが強い競馬をしていましたが、ミアネーロはミアネーロで極力ロスのない競馬で立ち回って勝ちきており、騎乗した津村騎手の手腕を評価したい一戦です。

オークスは14着でしたが、前走は中段で脚を溜めつつ、直線に入って好位を確保すると、そこからグイっと加速し、上がり最速33秒0の末脚で勝ち馬クリスマスパレードにクビ差まで詰め寄っています。

久々でも自慢の末脚は健在でしたし、直線の短い中山でも瞬発性の高い競馬ができたのは魅力的です。

秋華賞も差し馬有利になりやすいため、脚色的にかみ合う可能性は高いでしょう。

初の関西遠征となりますが、適性自体は合いそうなので、枠や追い切りで印を検討したいです。

★評価点
・今年のフラワーカップの勝ち馬
・前走紫苑ステークスで瞬間的な加速を見せた
・差しの競馬が得意
・津村騎手が引き続き騎乗

▼課題
・初の関西遠征
・内枠巧者の可能性
・国枝厩舎以外の関東馬は成績が悪い

ラビットアイ

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

4着入線が目立つラビットアイも参戦します。

秋華賞は例年フルゲート開催が目立つレースですが、今年は久々に定員割れしたことで、未勝利止まりのラビットアイも出走が可能になりました。

しかしながら、ベストバウトといえるレースが最後方から追込を決めた2走前のフラワーカップで、このとき連対したミアネーロとホーエリートも参戦します。

また、前走ローズステークスは後ろ不利の展開でしたがなすすべなく最下位、大差負けでした。

近2戦が後ろからの競馬で馬券に絡めていないので、逃げて完勝した未勝利戦のような競馬もあり得るかもしれません。

幸いにも今年の出走馬で前に行きそうなのはセキトバイーストくらいなので、枠次第では主導権も握れるでしょう。

実力は下から数えたほうが速いですが、変幻自在の競馬を得意とする横山典弘騎手が騎乗するのも不気味ですし、資金に余裕があれば抑えてみても面白いかもしれません。

★評価点
・前でも後ろでもやれる
・横山典弘騎手が引き続き騎乗

▼課題
・前走ローズステークスはあまりにも崩れてしまった
・相手が今まで以上に強力
・実力は下から数えたほうが早い
・データと相性の悪い前走6着以下に敗れた馬

ランスオブクイーン

主な勝ち鞍
  • 3歳以上1勝クラス 2024年

14番人気ながらも今年のオークスで5着入りしたランスオブクイーンは、夏のクラス戦で着実に結果を残し、再びG1の舞台に這い上がりました。

初勝利まで4戦かかりましたが、定員割れしていたこともあり、出走が叶うと前の競馬で最後まで粘り強く駆け抜けて5着入りを果たしています。

上位2頭には遅れを取りましたが、3着のライトバックや4着クイーンズウォークとは同タイムで走破しています。

また、大外18番の発走で二の足は遅れたものの、騎乗していた横山和生騎手が押して前に出て、先行2番手グループの位置で競馬を行いつつ最後まで脚色落とさず好走していたことから、実はかなりのポテンシャルを秘めた走りを見せていました。

少しでも内目の枠を引いていたら、馬券内も狙えたかもしれないです。

人気以上の走りでしたし、その後、夏の新潟や中京でも善戦していることからオークスの走りがフロックでないことが証明されました。

今年の秋華賞もオークス同様定員割れしているため出走が叶いましたが、オークスとその後のレースを見る限り、潜在能力は高そうです。

あえていうならオークスで騎乗した横山和生騎手に騎乗してもらいたかったですが、松山騎手も悪くないでしょう。

今年の出走馬を見ても、自身が得意とする先行競馬は行いやすいですし、好走に期待したい1頭です。

★評価点
・オークスは着順以上に強い競馬
・近2戦の走りでオークスがフロックでないことが証明された
・先行競馬が得意
・京都芝2,000mでも勝利実績がある

▼課題
・テン乗り松山騎手がどれだけ好走に導けるか
・近2戦はハンデにも恵まれての接戦

ラヴァンダ

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

ラヴァンダは今年のフローラステークスで2着入りした馬です。

フローラステークスでは4~5番手の位置で競馬しつつ、直線では馬場の内側からジワリと末脚を伸ばし、一度は先頭に立ったものの、勝ち馬アドマイヤベルに差されて2着でした。

内枠発走ということでロスのない競馬ができたのも良かったですが、配られた条件でしっかりと勝ちに行く競馬を見せた岩田望来騎手の好騎乗も光った一戦といえるでしょう。

ただ、前走ローズステークスは久々も影響したのか、先行しながらも7着でした。

位置取りは悪くなかったのですが、ラヴァンダの後ろで競馬を行っていたクイーンズウォークが最後の直線においてまとめて差し切って勝利していることから、クイーンズウォークには完敗でした。

今回はクイーンズウォークだけではなく、2頭のクラシックホースも参戦します。

これまでの走りを見る限り、ポテンシャルは他馬より高くないので、よっぽど好走条件がそろったとしても上位争いは厳しいと考えています。

★評価点
・フローラステークスは堅実な走りで2着
・岩田望来騎手とのコンビ相性も良い
・先行競馬が得意

▼課題
・前走ローズステークスはクイーンズウォークに完敗
・データと相性の悪い前走6着以下に敗れた馬

秋華賞2024の騎手予想

秋華賞2024で買いたい騎手トップ3を公開しています。

秋華賞2024追い切り評価

秋華賞2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
秋華賞の予想の参考にしてみてください!

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