【ターコイズS2024追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟にトップ評価「S」
ターコイズステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではターコイズステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
12月11日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はロードトゥフェイムが記録した6F78秒5です。ほかにも時計を出す馬が多く、高速馬場傾向にあります。
栗東
この日の栗東坂路とウッド、ポリトラックはいずれも良馬場でした。
坂路の1番時計はエコロアレスが出した4F49秒9です。平均以上に時計は出ています。
ウッドは6F79秒台で走破した馬が4頭いました。こちらもいつも通りの高速馬場でした。
ポリは頭数が少ないため判断しがたいですが、追い切りを行ったモズゴールドバレルの時計は伸びており、いつも通り時計は出てそうです。
ターコイズステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント
ターコイズステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アドマイヤベル
アドマイヤベル 12月11日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.6 | 52.2 | 37.8 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(不良) | 69.5 | 54.2 | 39.3 | 12.6 | 馬なり |
今年のフローラステークス(G2)を制したアドマイヤベルは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて5F67秒6-上がり1F12秒1の時計でまとめています。
前走秋華賞(G1)から約2か月ぶりとなる今回、中間追い切りは11月中旬から再開し、坂路で19本、ウッドで3本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんが1週前の4日には美浦ウッドでラヴスコールと併せており、馬場の外目から馬なりで僚馬を6馬身追走し、6F81秒5-上がり1F11秒6の自己ベストを記録しつつ僚馬に1馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
最終追い切りはウッドで軽い調整でしたが中間は坂路で入念な調整を行った影響もあって前向きな姿勢でまとめることができています。
四肢を小刻みに使った走りは勝利したフローラステークス(G2)の時と差はなく、いつも通りの動きができています。
ただ、フローラステークスの時と比較すると後躯あたりが少し太い感じもしました。
休み明け&冬時期ということで脂肪分が増加しているのか、それとも成長分か判断しがたいですが、それでも秋華賞(G1)やフローラステークスのときよりも最終追い切りの時計は良いのでこの馬なりに仕上がってそうです。
アルジーヌ
アルジーヌ 12月11日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 39.1 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.4 | 66.5 | 51.6 | 36.5 | 11.4 | 強め |
今年のクイーンステークス(G3)で3着入線し、前走カシオペアステークス(L)も制したアルジーヌは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の西村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F55秒5-上がり1F12秒2の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは11月中旬から再開し、坂路で14本、ウッドで5本の時計を残しています。
なお、映像はありませんが1週前の5日には栗東ウッドでハミング(牝3、2勝クラス)と併せており、馬場の外目から直線強めに追われて7F97秒8-6F81秒2-1F11秒0の自己ベストを記録しています。
最終追い切りは坂路で軽く調整を行いました。
終始左手前で登坂していましたが、小刻みに脚を使って一定のペースでまとめています。
好走したクイーンステークスでも速い脚さばきで追い切りを行っていましたが、そのとき以上に四肢の動きは速く、馬なりながらも自身の動きはできています。
最終追い切りは時計こそ出していませんが、1週前にはウッドコースで自己ベストを更新しているので追えばいつでも力を引き出せるでしょう。
今回は久々に坂路で最終追い切りを行いましたが、アルジーヌらしい走りができていたのでトリッキーな中山がかみ合うようでしたらここでも力は引き出せそうです。
イフェイオン
イフェイオン 12月11日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.4 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 札幌芝(稍重) | 66.7 | 51.5 | 36.8 | 11.6 | 馬なり |
今年のフェアリーステークス(G3)を制したイフェイオンは栗東坂路で単走を行いました。
川又騎手が追い切りに騎乗(レース当日は戸崎騎手が騎乗)し、馬なりで4F53秒0-上がり1F12秒1の時計でまとめています。
今回は約5ヶ月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路、ウッドともにそれぞれ5本ずつ時計を残しています。
このうち、1週前の5日は栗東ウッドでブラックデザイア(牝2、未勝利)と併せており、馬場の外目からゴール前で仕掛けられ、5F68秒3-上がり1F11秒2の時計で終い重視の追い切りが行われていました。
最終追い切りは坂路で軽く調整していますが、スムーズな脚取りで動けていますし、太目感もありません。
手前替えの際に少しモタれる場面はありましたが、そこからは力強い脚色で加速ラップを刻めているように、気持ちも前向きでした。
手前替えのもたれを除けば久々でもしっかり動けていますし、フェアリーステークスの時の追い切りで見せていた気性の荒さもなく、1年で大きく成長したと思います。
いい動きでした。
キタウイング
キタウイング 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 55.9 | 40.5 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(重) | 85.5 | 68.5 | 53.7 | 39.3 | 12.8 | 馬なり |
昨年のフェアリーステークス(G3)の勝ち馬であるキタウイングは美浦のウッドチップコースでスパークインザアイ(セ7、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
小島調教師自ら調教に騎乗し、馬場の外目から馬なりでスパークインザアイを2馬身半追走し、4F55秒9-上がり1F12秒3の時計で同併入しています。
前走みちのくステークス(OP)から約1か月ぶりとなる今回、中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で4本、ウッドで8本の時計を残しています。
なお、1週前の4日には美浦ウッドで単走を行い、ここでも小島調教師が追い切りに騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F83秒8-上がり1F12秒0の時計で負荷を掛けていました。
最終追い切りは2頭の真ん中から追い切りを行いましたが、馬なりということもあって4Fですが時計は目立ちません。
しかしながら、一歩一歩歩様は安定していますし、大きくもたれることなくまとめることができました。
トモも太くて力強い脚色に期待できそうですし、この馬なりに良化はしてそうです。
コナコースト
コナコースト 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.5 | 38.6 | 11.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 50.9 | 36.3 | 11.8 | 一杯 |
近走凡走が目立つコナコーストは栗東坂路で単走を行いました。
吉村騎手が追い切りに騎乗(レース当日は三浦騎手が騎乗)し、馬なりで4F53秒5-上がり1F11秒9の時計でまとめています。
前走から約1か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは11月末から再開し、坂路で9本の時計を残しています。
なお、映像はありませんが1週前の4日は栗東坂路で単走、末強めに追われて4F49秒6-上がり1F12秒0の自己ベストを記録していました。
最終追い切りは馬なりで軽く調整を行っていますが、舌をぺろりと出しながらの追走であまり集中力は見られません。
序盤から中盤に掛けては斜め右に緩やかに斜行しているように、安定感にも欠けていました。
中盤以降はまっすぐ走れていますし、脚取りもしっかりしていましたが、最良の出来かというと難しいところです。
1週前に末強めに追われて全体時計49秒6の自己ベストを出しているので追えば動けそうですが、最終追い切りは精神的に上積みが感じられませんでした。
かつて桜花賞(G1)で2着入りしているようにポテンシャル自体は高いレベルのものを持っていますが、レースに対する意欲はあまり見られませんでした。
ここは及第点までとします。
シングザットソング
シングザットソング 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.8 | 41.1 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 40.0 | 12.2 | 馬なり |
昨年のフィリーズレビュー(G2)の勝ち馬であるシングザットソングは栗東坂路で単走を行いました。
主戦となりつつある斎藤新騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F56秒8-上がり1F12秒2でソフトに仕上げています。
中間追い切りは坂路が9本、ウッドが4本で、そのほとんどがキャンターでした。
最終追い切りも引き続き坂路で軽めの調整でしたが馬なりにしては回転の速い脚さばきで登坂しています。
前脚の幅も狭く、馬なりにも関わらず前進気鋭な動きを見せているのは良いでしょう。
ただ、序盤から中盤に掛けて頭を高く上げてかかっているように、気性面では癖がありそうです。
馬なりとはいえ全体時計56秒8も目立ちませんし、折り合い面が最大の課題となりそうです。
四肢の動きは良かったので、かからずにレースを運ぶことができればチャンスはあるかもしれませんが、ここは当落線上までとします。
セントカメリア
セントカメリア 12月11日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 57.6 | 40.9 | 12.7 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 63.1 | 39.8 | 12.5 | 末強め |
セントカメリアは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計57秒6-上がり1F12秒7の時計でまとめています。
前走から中3週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路が13本、ウッドで4本(すべてキャンター)の時計を残しています。
なお、映像はありませんが5日と8日はどちらも坂路で単走、末一杯に追われていますが、5日が全体時計57秒4-上がり1F12秒8、8日は全体時計59秒3-上がり1F12秒6で負荷のわりに時計は出していませんでした。
最終追い切りも末強めに追って負荷を掛けていますが、頭は安定しておらず、ふらふらしながら登坂しています。
末強めに追われた割に全体時計、終い時計も出ていませんし、いまいちパッとしませんでした。
5日と8日も末一杯に追ったものの時計は目立たなかったので少し状態面になにか問題があるかもしれません。
ここ数戦結果を残していませんが、今回の中間追い切りと最終追い切りを見る限り、好仕上がりとは程遠い内容でしたのでここでの好走は厳しいと思います。
ドゥアイズ
ドゥアイズ 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 68.1 | 52.8 | 37.7 | 11.5 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌ダート(稍重) | 68.9 | 52.3 | 38.9 | 12.6 | 馬なり |
今年の洛陽ステークス(L)を制したドゥアイズは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
加藤祥太騎手が追い切りに騎乗(レース当日はC.デムーロ騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで追って5F68秒1-上がり1F11秒5の時計でまとめています。
前走から約5か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは11月下旬から再開し、いつものようにウッドに特化した追い切りを5本消化しました。
なお、映像はありませんが1週前の4日にも栗東ウッドで単走を行い、このときは馬場の外目から一杯に追われて6F83秒0-上がり1F11秒4の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りはウッドで軽い調整でしたが久々の追い切りも影響しているのか、コーナーから直線に掛けて少し前脚の動きに柔軟性は欠けています。
少しハミ受けも悪いように見えましたが、直線に入って手前を替え、しばらくしてからは徐々にピッチを引き上げ、終盤は長く脚を使ってまとめているように終盤の動きは悪くありません。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと
休み明けということもあって少しなまっている感じはしたものの、終いはしっかり脚を伸ばしていたので決して悪くはなさそうで、現状まずまずの仕上がりに見えました。
ビヨンドザヴァレー
ビヨンドザヴァレー 12月11日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 38.6 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.0 | 12.1 | 馬なり |
前走の清水ステークス(3勝クラス)を制したビヨンドザヴァレーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F52秒9-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、前走清水ステークスの翌週から追い切りを再開し、坂路で9本の時計を残していました。
最終追い切りも引き続き坂路で馬なりにて調整されていますが、本線に入って右手前に切り替え、終始一貫してきびきびとした動きでまとめています。
首の使い方も良いですし、リズムよく登坂しているのも好感が持てました。
終い1Fの時計は前走最終追い切り時よりも0.5秒遅れているので前走時ほどではないかもしれませんが、もたれもなくバランスの良い動きで最後まで駆け抜けたのは良かったです。
格上挑戦なので相手は強力ですが、時計以上にいい動きを見せていたと感じます。
フィールシンパシー
フィールシンパシー 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.3 | 67.3 | 52.4 | 38.3 | 12.2 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(不良) | 83.3 | 68.6 | 54.6 | 39.5 | 12.5 | 馬なり |
昨年のターコイズステークスで2着入線したフィールシンパシーは美浦のウッドチップコースでルーラーリッチ(セ4、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を19馬身ほど追走し、6F83秒3-上がり1F12秒2の時計で同時併入しました。
前走府中牝馬ステークス(G2)から約2か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは11月19日から再開し、坂路で11本、ウッドで2本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の4日は美浦ウッドで単走を行っています。
このときは主戦の横山琉人騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから強めに追われて6F83秒2-上がり1F11秒6の時計で負荷を掛けていました。
最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりで調整されていますが、少し頭は前に出ていたものの、コーナーの段階からきびきびと動けています。
直線に入って手前を替えた際、少し頭を左右に振る場面はあったものの、そこからは加速ラップで僚馬と併入しているように、引き続き力は引き出せそうです。
昨年のターコイズステークスと比較してもフォームや動きは遜色ありませんでしたし、昨年と同じくらいには仕上がっていました。
昨年よりも斤量は1キロ重たいですが、かみ合えば引き続き好走にも期待できそうです。
ペイシャフラワー
ペイシャフラワー 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 39.1 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.7 | 12.2 | 馬なり |
今年の納屋橋ステークス(3勝クラス)を制したペイシャフラワーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、馬なりで4F55秒1-上がり1F12秒0の時計で登坂しています。
中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で13本、ウッドで1本の時計を記録しています。
映像はありませんが、1週前の4日には栗東ウッドでサウンドウォリアー(牡6、3勝クラス)と併せていました。
このときは主戦の永島まなみ騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を5~6馬身追走する形で一杯に追い、7F95秒9-6F79秒6-上がり1F11秒6の自己ベストで僚馬に5馬身半先着しています。
1週前に負荷を掛けたため、最終追い切りは坂路で軽めの調整にとどめていますが、リズムよく登坂できています。
しなやかさは少し足りない感じもしますが、丁寧な歩様で動けていましたし、バランスが良かったのも良いでしょう。
時計に関しても1週前に栗東ウッドで自己ベストを記録しているように、追えばスピードを引きだせそうですし、この馬なりに良化してそうでした。
マメコ
マメコ 12月11日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 57.1 | 40.0 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.8 | 39.1 | 12.1 | 馬なり |
今年のUHB杯(3勝クラス)で金星をつかんだマメコは栗東坂路でペプチドシナノ(牡2、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬より3馬身半先行し、4F57秒1-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。
前走の京阪杯(G3)から中2週と間隔を詰めている今回、中間追い切りは坂路が6本、ウッドで3本(すべてキャンター)の時計を残しており、いずれも軽めの調整を行っていました。
最終追い切りも引き続き軽い調整でしたが積極性はそこまでなく、四肢の脚幅も大きく、あまり見栄えする動きではありません。
道中の動きもいまいち覇気が感じられませんし、気持ちもそこまで乗っている感じはしませんでした。
馬なりとはいえ全体時計57秒1も目立ちませんし、一杯に追われていたとはいえ未勝利馬のペプチドシナノより先行しながら最後は併入まで持ち込まれたのもマイナスポイントです。
前走京阪杯の最終追い切り時計と比較しても物足りませんし、ここは本調子ではなさそうです。
ミアネーロ
ミアネーロ 12月11日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.6 | 52.6 | 37.4 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | ⑦97.9 | 65.6 | 50.0 | 35.7 | 11.3 | 馬なり |
今年のフラワーカップ(G3)を制したミアネーロは美浦のウッドチップコースでウィンダミア(牡5、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで僚馬より2馬身半先行し、5F68秒6-上がり1F11秒8の時計で1馬身先着しています。
前走秋華賞から約2か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で10本、ウッドで8本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の4日には美浦ウッドでシュヴァルツリーベ(牝4、1勝クラス)と併せています。
このときはこれまで主戦を務めていた津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身追走し、6F84秒0-上がり1F11秒3の時計で同時併入、これまで美浦ウッドで行った追い切りの中でもっとも速い時計を残していました。
最終追い切りも美浦ウッドで併せ馬を置き、馬なりで行われましたが外ラチ沿いから推進力のある動きで立ち回れており、早い段階から好気配を見せています。
手前替えもスムーズですし、馬体も張りがあってよいでしょう。
直線入りの時点で内を回っていたウィンダミアが先を行きましたが、終い2F12秒3-1F11秒8の加速ラップですかさず差し返しているように、走りに対する意欲も感じられます。
今回は馬なりで本数を重ねて調整されましたが、1週前に美浦ウッドにおける自己ベストを記録しているように久々でも状態は良さそうでした。
久々のマイル戦となりますが脚取りも軽快且つしっかりしていますし、馬体も仕上がっていたのでチャンスはありそうです。
枠の並び次第で重い印も検討したいです。
ミシシッピテソーロ
ミシシッピテソーロ 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.1 | 51.0 | 36.9 | 11.6 | 強め | |
1週前 | 美浦南W(良) | 66.7 | 51.5 | 36.7 | 11.2 | G前仕掛け | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.2 | 53.1 | 37.6 | 11.3 | 馬なり |
今年の多摩川ステークス(3勝クラス)を制したミシシッピテソーロは美浦ウッドで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追い、5F66秒1-上がり1F11秒6の時計でまとめています。
1週前の5日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはフローラルデザイン(牝2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
ここ数戦コンビを組んでいる木幡巧也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からフローラルデザインを6馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F66秒7-上がり1F11秒2の時計で2馬身先着しました。
1週前追い切りは3頭併せの最内から立ち回りましたが、4コーナー手前で早めに右手前に切り替えています。
その際、視線が外の馬2頭に向いていたので少し集中力は欠いていましたが、直線に入って促されてからは前方に頭を向けて鋭く伸びています。
まだまだ若さの感じられる追い切りでしたが終いは鋭く伸びていますし、陣営のやりたい追い切りはできたのではないでしょうか。
最終追い切りは単走でしたが強めに追われて2週続けて負荷を掛けています。
1週前に負荷を掛けた影響もあって全体を通してきびきび動けていました。
強めに追われた割に時計はそこまで目立つものではありませんが、動きはそこまで悪くないです。
まずまずの出来です。
モズゴールドバレル
モズゴールドバレル 12月11日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 67.6 | 52.1 | 38.3 | 11.1 | 強め | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.1 | 67.5 | 52.4 | 37.3 | 11.2 | 馬なり |
1/5の抽選を突破したモズゴールドバレルは栗東のポリトラックコースでアイサイト(牝2、未勝利)と併せました。
助手が騎乗し、外ラチ沿いから僚馬より3馬身半先行する形で強めに追い、5F67秒6-上がり1F11秒1の時計で同時併入しています。
前走カシオペアステークス(L)から中2週と間隔を詰めており、中間は坂路で軽い追い切りを9本行っていました。
今回はポリトラックコースで併せ馬を置いて強めに追われましたが、最終追い切り映像がJRAレーシングビュアーに公開されていません。
ポリトラックの最終追い切りも今回初めて行っているので過去の追い切り時計と比較しづらいです。
評価材料が乏しいため、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。
ワイドラトゥール
ワイドラトゥール 12月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 71.1 | 55.3 | 39.7 | 12.6 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 52.2 | 35.7 | 11.2 | 馬なり |
前走の長岡京ステークス(3勝クラス)を制したワイドラトゥールは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
西塚騎手が追い切りに騎乗(レース当日は北村友一騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで追って5F71秒1-上がり1F12秒6で軽くまとめています。
前走から約2か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で10本、ウッドで2本の時計を記録しています。
最終追い切りは軽めの調整でしたが少し首を引きながらも軽快な走りを見せていました。
直線に入って手前を替えてからも首を上手に使いながらリズムよく動けています。
馬なりとはいえ時計は目立ちませんが、ソフトな調整としては悪くありませんし、追ったときにどのような動きを見せてくれるか楽しみです。
昇級緒戦、加えて関東遠征も初めてですが、仕上がりは悪くなかったので強い相手にどのような競馬を見せてくれるか注目したいです。
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ターコイズステークス2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ミアネーロ |
A | アドマイヤベル アルジーヌ イフェイオン ビヨンドザヴァレー |
B | キタウイング コナコースト シングザットソング ドゥアイズ フィールシンパシー ペイシャフラワー ミシシッピテソーロ ワイドラトゥール |
C | マメコ |
D | セントカメリア |
E(測定不能) | モズゴールドバレル |
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ターコイズステークス2024追い切り映像
ターコイズステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
ターコイズステークス2024の最終予想
ターコイズステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。