【中山大障害2024予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこちら!
中山大障害2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
中山大障害2024の予想ポイント
- 先行馬が活躍している
- 馬体重500キロ以上の馬の好走率がもっとも高い
- 馬券の中心は1~5番人気の馬
- 1~2枠は不利、3~8枠が優勢
- 前走京都ハイジャンプ組が強い
中山大障害2024予想の最終買い目
中山大障害が開催される土曜日の中山競馬場は一日晴れの予報が出ています。
前日金曜日は曇りでしたが雨は降っておらず、芝・ダートともに良馬場だったので障害コースも良馬場でしょう。
土曜日も降水確率は0%なので良馬場開催に期待できそうです。
馬場傾向に関しては試行回数が少ない障害コースなのであまり参考にしづらいですが、障害コースは使い込んで荒れることは滅多にないので出そうと思えば時計は出るでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい条件下を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 2 エコロデュエル
父 | キタサンブラック |
母 | クラリネット |
母父 | Giant’s Causeway |
主な勝ち鞍 | 京都ジャンプステークス(J・G3) 2023年 |
前走 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 2着 |
本命はエコロデュエルにします。
昨年の京都ジャンプステークスの勝利をきっかけに、調子を引き上げた馬で、直近4戦は勝利こそありませんがいずれも掲示板入りしており安定のある走りを見せています。
特に今年緒戦に挑んだ阪神スプリングジャンプはマイネルグロンには完敗でしたが3着のロックユーを6馬身半突き放しているように状態面も良さそう。
昨年も中山大障害で3着ですし、コース適性も問題ありません。
また、中山大障害は前走東京ハイジャンプで2着以内に入線した馬の複勝率が91%と高く、これに該当するのも良いでしょう。
相手は手ごわいですが、エコロデュエルも状態を上げているので今年はこの馬から行くことにします。
〇対抗 8 ニシノデイジー
父 | ハービンジャー |
母 | ニシノヒナギク |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | 中山大障害(J・G1) 2022年 |
前走 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 4着 |
対抗はニシノデイジーにします。
一昨年の中山大障害を勝利し、昨年も2着でコース適性は言うまでもないでしょう。
2年近く勝利から遠ざかっていますが、それでも堅実な走りを見せていますし、今年の中山グランドジャンプでも馬券に絡んでいることから衰えは感じられません。
前走東京ハイジャンプは人気を裏切る4着でしたが鉄砲が利くタイプではないのでそこまで悲観しなくても良いです。
一回使って良くなっている可能性は高いですし、得意の中山では安定したパフォーマンスを見せているので2番手評価にしました。
▲単穴 5 ジューンベロシティ
父 | ロードカナロア |
母 | アドマイヤサブリナ |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 2024年 |
前走 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 1着 |
人気のジューンベロシティは単穴にしました。
今年に入って調子をさらに引き上げている馬で、中山グランドジャンプは勝ち馬イロゴトシの2着に入線し、今回出走しているニシノデイジーやエコロデュエル、マイネルグロン相手に先着しました。
その後も重賞連勝と勢いに乗っています。
特に東京ジャンプステークス以降は逃げの競馬で激走しているうえ、枠の並びを見ても逃げの可能性は高そうです。
ただ、過去10年の中山大障害は意外と逃げ馬の勝利がないので序盤からハナに立って最後まで持つかというと難しそうです。
また、中山の障害コースにおける成績も【0-1-0-2】で勝ち負けまでは届いていないのも気になりました。
今年に入って本格化した馬なので上位争いには期待できそうですが、勝ち負けまでは少し難しいかと思ったのでここは3番手評価にしています。
△連下 4 ネビーイーム
父 | キズナ |
母 | ヴェルヴェットクイーン |
母父 | Singspiel |
主な勝ち鞍 | 障害3上オープン 2024年 |
前走 | イルミネーションJS(OP) 2着 |
ネビーイームは連下にしました。
データ面で面白い馬で、前走のイルミネーションジャンプステークスが勝ち馬アサクサゲンキには完敗でしたが3着以下に1馬身以上差を付けて2着でした。
中山大障害とイルミネーションジャンプステークスは意外と結びつきが強く、イルミネーションジャンプステークスで5着以内に入線した馬の複勝率は27%あります。
今年の出走登録馬の中で前走イルミネーションジャンプステークスだった馬はネビーイームだけだったのでデータから見たら面白い要素がありました。
ただ、イルミネーションジャンプステークスの走破時計4分3秒はそこまで目立つものではないですし、重賞勝ち鞍もないです。
今年は少頭数ながらも実績のある馬が何頭かいるので、さすがに勝ち負けまでは厳しいと思いました。ここは相手までにします。
△連下 1 マイネルグロン
父 | ゴールドシップ |
母 | マイネヌーヴェル |
母父 | ブライアンズタイム |
主な勝ち鞍 | 中山大障害(J・G1) 2023年 |
前走 | 3歳上1勝クラス 12着 |
昨年の勝ち馬であるマイネルグロンは連下にしました。
昨年の東京ハイジャンプから急成長した馬で、自慢の先行競馬で東京ハイジャンプを勝利すると、続く中山大障害も最後の外回りコースから一気に動いて前年の勝ち馬ニシノデイジーに10馬身差の圧勝で力強さを証明しています。
ただし、今年の中山グランドジャンプは後ろからの競馬となってしまって出し切れず、前走平場の1勝クラスも後手の競馬で凡走しました。
ゲートは特別下手というわけではありませんがダッシュが付かないため中団よりも後ろからの競馬となり、その結果崩れています。
改善が見込めないまま今回出馬を表明していますが、ここでも中段以降の競馬になるようでしたら不発で沈むかもしれません。
昨年と同じくらいの出来ならここでも本命にしたかったのですが近2戦の状態面からここは相手までにとどめることにしました。
単勝
2 エコロデュエル
馬連流し
軸馬:2
相手:1、4、5、8
三連複フォーメーション
1頭目:2
2頭目:1、4、5、8
3頭目:1、4、5、8
中山大障害2024の有力馬3頭
今年の中山大障害も最強ジャンパーの座を手にすべく、各路線から実績のある馬が参戦しました。
今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
マイネルグロン
- 中山大障害 (J・G1) 2023年
- 東京ハイジャンプ (J・G2) 2023年
昨年の中山大障害を圧勝したマイネルグロンが今年も参戦します。
もともと平場で11戦使ったものの勝ち切れず、一昨年障害に転向しました。
転向した2022年は障害レースで初勝利を挙げたもののそこまで目立つ活躍を見せていません。
ところが2023年に入ってからはにわかに調子を引き上げ、東京ハイジャンプは8番人気の低評価ながらも先行競馬に特化して勝利しました。
ニシノデイジーやイロゴトシといった障害G1馬をはじめ、ホッコーメヴィウスやジューンベロシティといった重賞馬相手にも勝ち切り、一気に障害界の中心に躍進しました。
そして、昨年の中山大障害では3番手で単騎の競馬を行いつつ、向こう正面で徐々に進出を開始、向こう正面の竹柵を超えたあたりで一気に先頭に躍り出て、バンケットで加速、そのまま最後の障害を越えてからは独走態勢に入って2着のニシノデイジーに10馬身差の圧勝でした。
昨年は4戦4勝の無敗ですし、何よりも中山大障害の立ち回りが見事で一気に世代の中心に躍り出るような活躍を見せたのです。
今年も始動戦となった阪神スプリングジャンプまではよかったのですが、中山グランドジャンプは人気を裏切る6着に沈み、前走福島で開催された1勝クラスも久々のレースが影響したのか、それとも最後方からの競馬が響いたのか1番人気を裏切る12着でした。
今回はディフェンディングチャンピオンとしての参戦ですが、近2戦の崩れ方は気になるところです。
前走は平場とはいえ中山大障害のパフォーマンスを知っていたらもっとやれてもよかったです。
まともなら連覇にも期待できそうですが、昨年ほどの調子を取り戻しているかどうかが最大の焦点となるでしょう。
ジューンベロシティ
- 東京ハイジャンプ (J・G2) 2024年
- 東京ジャンプS (J・G3) 2024年
- 東京ジャンプS (J・G3) 2023年
- 阪神ジャンプS (J・G3) 2023年
今年に入ってからも安定した走りを見せているのがジューンベロシティです。
昨年の時点で2つの重賞を勝利しており実績は確かでしたが、中山大障害では勝ち馬マイネルグロンから4.1秒離されての5着と、上位グループには届きませんでした。
ところが今年に入ってからはにわかに本格化しており、3走前の中山グランドジャンプは勝ち馬イロゴトシには3馬身離されたものの2着入りし、ニシノデイジーやエコロデュエル、マイネルグロンといった今年中山大障害に出走登録している面々に先着しました。
そして、前走東京ハイジャンプとその前の東京ジャンプステークスでは久々の逃げで勝利しています。
特に前走東京ハイジャンプは2着のエコロデュエルに2馬身差、4着のニシノデイジーにも8馬身近く差を付けて勝ち切っているように、今期に入ってからも調子を引き上げています。
順風満帆に中山大障害に駒を進めましたが、昨年5着に敗れた舞台とはいえ、昨年とは一皮向けているのは間違いないでしょうし、有力馬のニシノデイジーやマイネルグロンがいい時期ほどの調子を取り戻していないのもチャンスです。
上昇傾向にある馬なので、初めてのG1制覇にも期待して良いでしょう。
ニシノデイジー
- 中山大障害 (J・G1) 2022年
- 東スポ杯2歳S (G3) 2018年
- 札幌2歳S (G3) 2018年
一昨年の中山大障害の勝ち馬ニシノデイジーも3年連続で出馬を表明しました。
平場時代は札幌2歳ステークスや東スポ杯2歳ステークスを勝利しており、菊花賞でも2番人気に支持される実力馬でした。
しかし、成績低迷に伴い2022年に障害デビューを果たすと、同年の中山大障害では初めての障害重賞挑戦にもかかわらず、早めに抜け出して後続を振り切り優勝しています。
この中山大障害でオジュウチョウサンが引退したので今後はニシノデイジーが障害界の中心に君臨する可能性もありましたが、その後は勝利がありません。
しかしながら、昨年の中山大障害は勝ち馬マイネルグロンに完敗したものの、2着入線しており3着のエコロデュエルに6馬身差を付けています。
今年は8歳になりましたが中山グランドジャンプで3着入りしているように年齢以上にやれています。
勝ち星こそ届いていませんが大崩れもないので、かみ合えば中山大障害の隔年制覇にも期待できそうです。
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中山大障害2024の穴馬2頭
2018年から2022年の中山大障害では毎年1頭、2~3着に6番人気以下の馬が馬券に絡んでいました。
中山大障害はヒモ荒れしやすいレースといえます。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭取り上げます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ネビーイーム
- 障害3歳上オープン 2024年
阪神ジャンプステークスで2年連続3着入線したネビーイームも参戦します。
非重賞の障害レースで堅実な走りを見せている馬で、阪神ジャンプステークスでは2年連続先行しながら3着入りしました。
昨年は阪神ジャンプステークスからぶっつけで中山大障害に挑みましたが、残念ながら8着に敗れています。
今回は11月末に開催されたイルミネーションジャンプステークスを使ったうえで中山大障害に駒を進めました。
今回見出しで取り上げていませんが、前走イルミネーションジャンプステークスだった馬は【1-2-3-30】、このうち1~5着に絞ると【1-2-3-16】で複勝率は27%まで上がります。
今年の出走登録馬の中で前走イルミネーションジャンプステークスだった馬はネビーイームしかいないのでデータからしたら面白い穴馬になれるかもしれません。
相手関係は相変わらず強力ですが、昨年とは違うローテで万全の準備を整えました。
一発に警戒したいです。
ロードトゥフェイム
- 秋陽ジャンプS (OP) 2023年
昨年の春に障害デビューしたロードトゥフェイムはこれまで8戦走って【2-0-4-2】の成績を残しています。
戦績自体はまずまずですが、今年は4戦使って【0-1-0-1】、このうち前走東京ジャンプステークスは初めての障害重賞でしたが8着と、あまり目立った活躍は見せていませんでした。
しかしながら、これまで走った障害8戦の内、中山の障害レースは【0-0-2-0】で一度も馬券外に敗れていません。
中山大障害も中山が舞台なので、競馬場適性には期待できそうです。
4キロを超える障害レースは初めてですし、相手関係もさらに強化されるので好走は容易ではありませんが、かみ合うようでしたら台風の目になれるかもしれません。
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ここからは中山大障害の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
中山大障害2024の概要
中山大障害は中山競馬場で開催される障害G1競走です。
障害レースの総決算ともいえる中山大障害は全長4キロを超える距離、6回も走るバンケット(谷)、一回り以上大きな障害コースなど、立ちはだかる壁は大きく、春の中山グランドジャンプに並んで障害レースの中でも特に過酷です。
そのため、飛越スキルやスタミナ、精神力に騎手との相性など、さまざまな要因がかみ合わなければ好走は厳しく、最強ジャンパーを決めるにふさわしいコースとなっています。
なお、設立当初は東京競馬場の日本ダービーに並ぶ名物競走を中山競馬場でも開催するため、1934年に設けられました。
しかしながら、中山の名物競走は1955年に創設された有馬記念に移り変わり、やがて障害競走自体の人気低迷に伴い、G1競走にしては目立たなくなります。
しかしながら、2016年に突如として覚醒したオジュウチョウサンの活躍により、障害競走の人気も高まり、現在では有馬記念にはやや劣るものの、障害の名物競走としての地位を取り戻しています。
今年の中山大障害は出走登録の時点で10頭の確認が見られました。
出走数自体は多くありませんが、一昨年の中山大障害の勝ち馬ニシノデイジーや昨年の勝ち馬マイネルグロンが参戦し、G1にふさわしい面子が揃ったことでしょう。
有馬記念の前日に開催される障害レースの頂上決戦。
最強ジャンパーの称号を得るのはどの馬でしょうか?!
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中山大障害2024の開催内容
開催日 | 12月21日(土曜) 15:05発走 |
格付け | J・G1 |
開催競馬場 | 中山競馬場 10R |
コース | 障害4,100m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 6600万円 |
中山大障害2024が開催される中山の障害4,100mの特徴
中山大障害のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム4:44.9 |
レコードタイム | 4:36.1 (2017年 オジュウチョウサン) |
中山の障害4,100mは中山大障害でのみ使用されるコースです。
舞台はダートコースの内側に設けられた∞の記号に似た障害専用コースです。
スタート地点は3コーナー付近で障害コースをぐるりと1周します。
向こう正面に入るとたすきコース(通称大障害コース)を超えて今度は左回りコースを半周。
半周して再び向こう正面に入るともう一度たすきコースを走ります。
たすきコースを超えたら今度は再び右回りとなり、障害コースを大きく1周します。
1周ぐるりと回ったらダートコースを横切り、スタート前の芝コースにでて、ゴールを駆け抜けます。
中山大障害では7つある障害を11回も飛越します。
また、たすきコース上には中山グランドジャンプと中山大障害でしか飛越しない大生垣と大竹柵(ハードルの中でもっとも太くて長い障害)を越えなければなりません。
また、バンケット(坂路)も6回駆け抜けるため、非常にハードなコースとなっています。
求められる要素は当然ながらスタミナが第一。
次いで飛越スキルでしょう。
平場の天皇賞(春)やステイヤーズステークスを凌駕するほどタフな舞台なので、無尽蔵に近いスタミナとジャンプ力が試される舞台となっています。
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中山大障害2024の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
エコロデュエル | 牡5 | 63.0 | 草野太郎 |
ジューンベロシティ | 牡6 | 63.0 | 高田潤 |
ダイシンクローバー | セ8 | 63.0 | 上野翔 |
テイエムタツマキ | 牡6 | 63.0 | 田村太雅 |
ニシノデイジー | 牡8 | 63.0 | 五十嵐雄祐 |
ネビーイーム | 牡6 | 63.0 | 小牧加矢太 |
マイネルグロン | 牡6 | 63.0 | 石神深一 |
ロードトゥフェイム | セ6 | 63.0 | 伴啓太 |
ヴェイルネビュラ | セ6 | 63.0 | 大江原圭 |
中山大障害の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 3 | マイネルグロン | 1 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 1 |
2 | 9 | ニシノデイジー | 3 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 11 | |
3 | 1 | エコロデュエル | 4 | 京都ジャンプステークス(J・G3) | 1 | |
2022 良 | 1 | 9 | ニシノデイジー | 5 | 秋陽ジャンプステークス(OP) | 2 |
2 | 11 | ゼノヴァース | 2 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 1 | |
3 | 7 | マイネルレオーネ | 6 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 10 | |
2021 稍重 | 1 | 3 | オジュウチョウサン | 2 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 3 |
2 | 10 | ブラゾンダムール | 10 | イルミネーションJS(OP) | 5 | |
3 | 2 | レオビヨンド | 4 | イルミネーションJS(OP) | 1 | |
2020 良 | 1 | 14 | メイショウダッサイ | 1 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 1 |
2 | 3 | ケンホファヴァルト | 9 | 秋陽ジャンプステークス(OP) | 3 | |
3 | 11 | タガノエスプレッソ | 3 | 京都ジャンプステークス(J・G3) | 1 | |
2019 良 | 1 | 7 | シングンマイケル | 2 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 1 |
2 | 5 | ブライトクォーツ | 6 | イルミネーションJS(OP) | 4 | |
3 | 12 | メイショウダッサイ | 4 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 2 | |
2018 良 | 1 | 5 | ニホンピロバロン | 3 | 中山グランドジャンプ(J・G1) | 3 |
2 | 6 | タイセイドリーム | 5 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 3 | |
3 | 4 | マイネルプロンプト | 6 | イルミネーションJS(OP) | 2 | |
2017 良 | 1 | 7 | オジュウチョウサン | 1 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 1 |
2 | 6 | アップトゥデイト | 2 | 阪神ジャンプステークス(J・G3) | 1 | |
3 | 15 | ルペールノエル | 5 | 阪神ジャンプステークス(J・G3) | 2 | |
2016 良 | 1 | 9 | オジュウチョウサン | 1 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 1 |
2 | 12 | アップトゥデイト | 2 | 阪神ジャンプステークス(J・G3) | 2 | |
3 | 11 | ルペールノエル | 3 | 秋陽ジャンプステークス(OP) | 2 | |
2015 良 | 1 | 13 | アップトゥデイト | 2 | 小倉サマージャンプ(J・G3) | 1 |
2 | 4 | エイコーンパス | 5 | 障害未勝利 | 1 | |
3 | 8 | サナシオン | 1 | イルミネーションJS(OP) | 1 | |
2014 良 | 1 | 6 | レッドキングダム | 4 | イルミネーションJS(OP) | 1 |
2 | 8 | アポロマーベリック | 1 | 500万下 | 11 | |
3 | 3 | サンレイデューク | 3 | 東京ハイジャンプ(J・G2) | 1 |
【位置取り】勝ち馬はすべて前で競馬していた
年度 | 勝ち馬 | コーナー通過順 |
2023 | マイネルグロン | 【3-3-1-1】 |
2022 | ニシノデイジー | 【2-2-1-1】 |
2021 | オジュウチョウサン | 【2-2-1-1】 |
2020 | メイショウダッサイ | 【2-3-3-2】 |
2019 | シングンマイケル | 【3-5-2-1】 |
2018 | ニホンピロバロン | 【2-3-1-1】 |
2017 | オジュウチョウサン | 【2-2-2-2】 |
2016 | オジュウチョウサン | 【3-3-2-2】 |
2015 | アップトゥデイト | 【3-3-2-2】 |
2014 | レッドキングダム | 【6-5-3-3】 |
過去10年の中山大障害の勝ち馬はすべて最終コーナーを3番手以内で通過していました。
このうち、2015年のアップトゥデイト以降の勝ち馬9頭はすべて最終コーナーを2番手以内で通過しています。
中山大障害は4キロを超える長丁場のレースですが、好走馬の多くが早い段階で前目を付けていました。
言い方を変えると後ろからはほとんど届いていません。
また、過去の勝ち馬を見ると序盤から先頭で競馬していた逃げ馬の勝利はないので先行馬が強い舞台といえるでしょう。
過去の戦績や枠の並びから先行しそうな馬を評価したいです。
【馬体重】500キロを超えている馬の活躍が目立つ
馬体重 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
459キロ以下 | 【1-0-2-10】 | 7.7% | 7.7% | 23.1% |
460~479キロ | 【1-3-3-36】 | 2.3% | 9.3% | 16.3% |
480~499キロ | 【1-2-2-27】 | 3.1% | 9.4% | 15.6% |
500キロ以上 | 【7-5-3-31】 | 15.2% | 26.1% | 32.6% |
過去10年の中山大障害の勝ち馬7頭、2~3着馬8頭が馬体重500キロ以上の馬でした。
馬券に絡んだ馬の半分が大型馬となっています。
長距離レースは大型馬の好走はあまり多くないように見えますが、中山大障害は大型馬の活躍が目立ちます。
恐らく、アップダウンの激しいバンケットを何度も駆け回るコース形態上、パワーが問われやすいことから大きな馬のほうが優勢なのでしょう。
馬券予想の際は当日の馬体重もチェックしたいです。
今年の出走馬の中で前走馬体重が500キロを超えていた馬は5頭いました。
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中山大障害の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-1-1-4】 | 40.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【3-2-0-5】 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 【1-2-3-4】 | 10.0% | 30.0% | 60.0% |
4番人気 | 【1-0-3-6】 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
5番人気 | 【1-2-1-6】 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
6~10番人気 | 【0-3-2-45】 | 0.0% | 6.0% | 10.0% |
11番人気以下 | 【0-0-0-34】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
安定感のある1番人気馬
過去10年の中山大障害で1番人気馬は【4-1-1-4】でした。
勝率40%、複勝率60%と安定しています。
勝利した4頭のうちの2頭が絶対王者オジュウチョウサンのものでしたが2020年はメイショウダッサイが、2023年はマイネルグロンが勝利しているように、それ以外の馬でも結果を残していたのは評価したいところです。
中山大障害において1番人気馬は好走傾向にありました。
馬券に絡んだ25頭が1~5番人気の馬
過去10年の中山大障害で馬券に絡んだ25頭が1~5番人気に支持されていました。
このうち、勝ち馬はすべて1~5番人気に支持されていた馬でした。
中山大障害は上位人気の馬が勝ち切る傾向が強いです。
それ以外にも、過去10開催の中山大障害では毎年必ず1~5番人気の馬が2頭以上馬券に絡んでいるので馬券予想の際は必ず1~5番人気の馬を抑えておきたいです。
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中山大障害の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-1-10】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
2枠 | 【0-1-1-11】 | 0.0% | 7.7% | 15.4% |
3枠 | 【2-2-1-10】 | 13.3% | 26.7% | 33.3% |
4枠 | 【3-1-1-12】 | 17.6% | 23.5% | 29.4% |
5枠 | 【1-1-1-15】 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
6枠 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【3-1-1-15】 | 15.0% | 20.0% | 25.0% |
8枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
中から外枠が優勢
過去10年の中山大障害の勝ち馬はいずれも3~8枠から出ています。
このうち単勝率が10%を超えていたのが3,4,7枠で、複勝率25%を超えていたのは3,4,7,8枠でした。
対して、1~2枠は勝利がなく、3着内も3頭のみで複勝率は15%未満と低めです。
馬券予想の際、1~2枠に入った馬は評価を下げても良いかもしれません。
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中山大障害の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東京HJ(J・G2) | 【6-3-3-8】 | 30.0% | 45.0% | 60.0% |
イルミネーションJS(OP) | 【1-2-3-30】 | 2.8% | 8.3% | 16.7% |
秋陽JS(OP) | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
阪神JS(J・G3) | 【0-2-1-4】 | 0.0% | 28.6% | 42.9% |
京都JS(J・G3) | 【0-0-2-21】 | 0.0% | 0.0% | 8.7% |
その他障害オープン | 【0-0-0-16】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
芝レース | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% |
前走京都ハイジャンプ組が優勢
過去10年の中山大障害の好走馬を前走レース別に見てみると、勝ち馬6頭、2~3着に入線した6頭が前走東京ハイジャンプを走っていました。
東京ハイジャンプは下半期に開催される唯一のJ・G2競走ということで有力馬がステップに使用する傾向が強いです。
間隔も程よいのか、東京ハイジャンプ組がもっとも好走傾向にありました。
なお、前走東京ハイジャンプで1~3着に入線していた馬は【6-2-2-1】、単勝率54.5%、複勝率は驚異の91%なので該当する馬は評価を上げたいです。
今年の出走馬の中で前走が東京ハイジャンプだった馬は3頭いました。(かっこ内は前走着順)
中山大障害の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【7-3-5-16】 | 22.6% | 32.3% | 48.4% |
2着 | 【1-1-4-13】 | 5.3% | 10.5% | 31.6% |
3着 | 【2-2-0-7】 | 18.2% | 36.4% | 36.4% |
4着 | 【0-1-0-15】 | 0.0% | 6.3% | 6.3% |
5着 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6~9着 | 【0-0-0-30】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10着 | 【0-2-1-12】 | 0.0% | 13.3% | 20.0% |
前走レースで馬券に絡んだ馬が中心
過去10年の中山大障害の勝ち馬はいずれも前走レースで1~3着に入線していました。
このうち前走1着だった馬は7勝しており、勝率も23%と高めです。
また、前走レースで2~3着に入線した15頭も前走1~3着に入線しており、複勝率は30%を超えています。
対して、前走4着以下だった馬は【0-4-1-66】で連対率6%、複勝率は7%しかありませんでした。
前走馬券外だった馬の巻き返しは厳しそうです。
馬券予想の際、前走レースで馬券に絡んでいた馬は評価を上げても良いでしょう。
今年の出走馬の中で前走1~3着に入線していた馬は4頭いました。
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中山大障害2024全頭考察
今年の中山大障害は少頭数ながらも実績のある馬が多数参戦しています。
ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走馬についてまとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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エコロデュエル
- 京都ジャンプS (J・G3) 2023年
今年に入って調子を上げているのがエコロデュエルです。
昨年は京都ジャンプステークスを勝利し、続く中山大障害でも前の方で競馬を行い3着入線しました。
ただ、この中山大障害は勝ち馬マイネルグロンやニシノデイジーには着差を付けられているので世代最上位の馬には一歩届いていません。
しかしながら、今年に入ってからの3戦も堅実な走りを見せており、中山グランドジャンプは4着入りと、まだまだ安定感は健在です。
今年は昨年に引き続き中山大障害に駒を進めましたが、年齢のデータを見てみると、もっとも勝利しているのは5歳馬で過去10年の中山大障害で【5-3-1-23】、勝率は16%もあります。
今年の出走登録馬の中で5歳馬はエコロデュエルだけなので年齢的には優勢傾向にあるといえるでしょう。
実績を見ても昨年の中山大障害で3着、今年の中山グランドジャンプで4着なので大舞台でも常に上位争いしています。
前走東京ハイジャンプも2着とはいえ今年の有力候補であるジューンベロシティに2馬身差でした。
今年の中山大障害は相手も揃いましたが付け入る隙はありそうですし、ハマれば逆転も可能でしょう。
ダイシンクローバー
- 京都ハイジャンプ (J・G2) 2023年
ダイシンクローバーは昨年の京都ハイジャンプの勝ち馬で、昨年は中山グランドジャンプでも3着入りしていました。
実績だけは今年の出走メンバーの中でも悪くありません。
ただ、昨年秋ごろから勝ち星どころか馬券内も遠ざかっています。
特に近3戦はいずれもG3の舞台でしたが勝ち馬から大きく離されての入線でした。
年齢的にも8歳馬ということで衰えが出ている可能性は高いです。
脚質的にも中山大障害とあまり相性の良くない差し馬なのでデータから見ても狙いづらいです。
脚質と近走の衰えから、ここは見送りたい1頭です。
テイエムタツマキ
- 障害3歳上オープン 2024年
テイエムタツマキは一昨年障害デビューした馬です。
障害デビュー3戦目で障害レース初勝利を手にしましたが、なんとそこから2年以上も勝利がありませんでした。
久々の勝利となったのが2走前の中京で行われた障害レースです。
6頭立ての少頭数開催で道中3番手の位置で脚を溜めながら競馬しつつ、直線ではハーツシンフォニーの追撃をかわしてぎりぎり勝利しました。
そして、前走阪神ジャンプステークスは久々の重賞でしたが2着に入線しています。
勝ち馬サペラヴィには4馬身差の完敗でしたが3着ネビーイームにも先着できましたし、少しずつ調子を引き上げているように感じます。
今回は2年ぶりとなる中山大障害の挑戦です。
相手関係は強化されていますが、それでも近走調子を引き上げているのは悪くないでしょう。
ただし、中山実績は乏しいですし、前走阪神ジャンプステークスもそこまで相手が強力ではありませんでした。
3戦連続連対している点は評価したいものの、大幅な相手関係の強化、そして中山実績が乏しいことから好走は容易ではないでしょう。
ワールドスケール ※取消
- 4歳上障害未勝利 2024年
ワールドスケールは昨年障害に転向した馬で、障害初勝利を挙げるまでは6戦かかったもののいずれも掲示板入りしており安帝下走りを見せていました。
ただ、オープン入りしてからは6戦走ったものの3着が1回のみで苦戦しています。
なお、過去の障害成績を見ると中山で【0-1-2-0】なので中山適性だけ見たら意外と悪くありません。
それでも、オープンクラスで勝利どころか2着がないのは気になるところです。
今回は得意の中山ですが、非重賞のオープンで勝ち星がない馬がG1で健闘はさすがに厳しいものがありそうです。
ここは見送りたいです。
ヴェイルネビュラ
- 障害4歳上オープン 2024年
ヴェイルネビュラは昨年秋に障害を使った6歳馬で、これまでの障害レースの戦績は【2-1-1-1】、着外の1戦も4着と悪くないです。
前々走の東京ジャンプステークスは最後方からの競馬になりましたが2週目の向こう正面あたりから障害を連続で飛越しながらにわかにポジションを引き上げ、3コーナーのダートコースを横切るあたりで一気に前との差を詰め、直線では大外に回しながらペースを引き上げて3着入りしています。
飛越しながらのまくりは容易ではありませんでしたが、しっかりとした脚取りで動けているのは意外と面白かったですし最後まで脚色を落とすことなくゴールできました。
上位2頭には完敗でしたが強い走りができたことでしょう。
前走秋陽ステークスは人気を裏切る4着でしたが休み明け緒戦だったことを考えたらそこまで悲観しなくても良いかもしれません。
今回はG1のレースということで一気に強化される形となりますが、東京ジャンプステークスを見る限り飛越と立ち回りは器用でスタミナもありそうでしたので、自身の競馬ができれば好走できるかもしれません。
以上になります。
中山大障害の予想の参考にしてみてください!