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【NHKマイルC2025追い切り評価/全頭診断】アドマイヤズームに並ぶ最高評価「S」はこの2頭!

NHKマイルカップ2025追い切り評価記事のアイキャッチ画像

NHKマイルカップ2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではNHKマイルカップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

5月7日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに重馬場でした。
坂路の1番時計はボーンディスウェイが記録した4F51秒7ですが、重馬場ということもあってそこまで時計は出ていません。
ウッドの1番時計はピコレッドが記録した6F78秒4です。こちらは時計が出ていました。

栗東
栗東も坂路、ウッドともに重馬場でした。
坂路の1番時計はロドトレゾールが記録した4F49秒4です。いつもよりは出ていませんが、馬場表記にしてはまずまず出ています。
ウッドの1番時計はマテンロウアトラスが記録した6F77秒5です。美浦ウッド以上に時計が出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

NHKマイルカップ2025追い切り評価/全頭診断コメント

NHKマイルカップ2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アドマイヤズーム

アドマイヤズーム 5月7日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  52.937.812.0馬なり
1週前栗東CW(良)⑦96.865.951.336.210.7強め
前走最終栗東坂路(良)  53.138.412.3馬なり

昨年の朝日杯FS(G1)の勝ち馬であるアドマイヤズームは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒9-上がり1F12秒0の時計で軽めの調整でしたが自己ベストを記録しています。

1週前の1日は栗東ウッドでレッドイステル(牡3、1勝クラス)と併せました。

荻野極騎手が追い切りに騎乗(レース当日は川田騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を4馬身半追走する形で強めに追われ、7F96秒8-6F80秒5-上がり1F10秒7の7F追いにおける自己ベストを記録し、僚馬に3馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

僚馬の内側からの追い切りでしたが、道中は少し前脚が固い感じがしました。直線に入ってからも手前替えにずいぶんと時間がかかっています。

それでも、全体時計80秒5は自己ベストですし、終いも2F11秒4-1F10秒7で鋭く伸びているので、状態は良いでしょう。

アドマイヤズームは今年に入って終い1F10秒台でまとめることが目立っていますが、これは成長の一貫だと思いますし、スムーズな脚取りではなくとも前走最終追い切り時よりも時計を出している点は好感が持てます。

これだけのタイムを記録できているのは素質の高さが伺えますし、強く追ったことで最終追い切りまでにスムーズな動きができていることに期待したいです。

最終追い切りは栗東坂路で単走でした。

馬なりの調整でしたが、前走最終追い切り時よりも時計は出ていますし、1週前に強く追った影響もあるのか、気合は乗っていました。同時に、脚さばきも1週前より良くなっています。

ところどころ斜行する場面はあるものの、立ち回り自体は良いですし、1週前よりもスムーズな動きができていたので良化していることでしょう。

順調な仕上がり具合が確認できました。

アルテヴェローチェ

アルテヴェローチェ 5月7日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  56.039.212.2馬なり
1週前栗東CW(良)81.866.151.036.111.0一杯
前走最終栗東坂路(良)  50.336.612.3末強め

直近2戦はどちらも重賞で2着が続いているアルテヴェローチェは栗東坂路で単走を行いました。

主戦の佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F56秒0-上がり1F12秒2の時計でソフトに仕上げています。

1週前の30日は栗東ウッドにおいて、同厩で同レースに出走するマジックサンズ(牡3、オープン)と2頭併せを行いました。

このときは酒井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を4馬身半追走する形で一杯に追われ、6F81秒8-上がり1F11秒0の時計で同時併入しています。

僚馬の外目からの追い切りでしたが、道中はスムーズな動きを見せています。

早い段階から手前を替えてからは、じりじりと脚を伸ばして終い2F11秒2-1F11秒0で長くいい脚を使うことができました。

少し弾みが大きい感じもしますし、瞬間的なキレ味は確認できませんでしたが、それでも全体時計81秒8も悪くありませんし、状態も良いでしょう。

最終追い切りは栗東坂路で単走を行いました。

1週前に一杯に追ったため時計は全然出していませんが、1週前同様力のこもった脚さばきで登坂しています。

馬体も整ったように感じますし、順調な良化が感じられました。

順調に仕上がっています。

イミグラントソング

イミグラントソング 5月7日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)84.068.353.838.812.1馬なり
1週前美浦南W(良)85.469.254.639.412.1馬なり
前走最終美浦南W(良)83.566.852.237.811.8G前仕掛け

ニュージーランドトロフィー(G2)を制したイミグラントソングは美浦のウッドチップコースでヤマニンエンディマ(牡5、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組むルメール騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでヤマニンエンディマを5馬身追走し、6F84秒0-上がり1F12秒1の時計でヤマニンエンディマと同時併入しました。

1週前の30日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはテンミラクルスター(牝3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

このときは助手が騎乗し、馬場の外目からテンミラクルスターより6馬身先行し、6F85秒4-上がり1F12秒1の時計でテンミラクルスターと同時併入しています。

僚馬の真ん中からの追い切りでしたが、道中は首を低めにしながらの追走で、一見前向きかというと難しいですが、これは前走ニュージーランドトロフィーの追い切りでも見られた光景なのでイミグラントソングの動きです。

その中で、直線に入ってからは2頭の間からスムーズに伸びているように、闘志は感じられました。

馬なりということで時計は目立ちませんが、悪くはありません。

最終追い切りも美浦ウッドで3頭併せを行い、ここでも僚馬の真ん中から追い切りを行いました。

相変わらず頭は低いですが、脚取り自体は軽快ですし、外の僚馬が先に動いてからも引けを取らずにペースを引き上げ、最後は併入まで持ってきています。

1週前同様時計は目立ちませんが、イミグラントソングはもともとウッドで時計を出すタイプではなく、その中で僚馬に劣らない動きができているのは評価したいです。

目立ちませんが、この馬なりに状態は良好でした。

ヴーレヴー

ヴーレ 5月7日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  52.237.912.7馬なり
1週前栗東CW(良)84.167.752.737.511.3馬なり
前走最終栗東CW(良)83.666.951.837.011.4馬なり

エルフィンステークス(L)の勝ち馬であるヴーレヴーは栗東坂路で単走を行いました。

武幸四郎調教師自ら追い切りに騎乗し、馬なりで4F52秒2-上がり1F12秒7の自己ベストでまとめています。

1週前の30日には栗東ウッドで単走を行い、このときは主戦の浜中騎手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F84秒1-上がり1F11秒3の時計でまとめました。

道中は少し掛かり組だったのか、頭は高めです。

ただ、直線に入ってからは少し集中力のある動きを見せており、終いも2F11秒9-1F11秒3で加速できました。

もともとウッドコースでは終いの伸びに定評がありますが、今回も直線に入ってからは伸びのある動きを見せているのでこの馬らしい動きはできています。

もう少し気性の落ち着きがあればなお良いでしょう。

最終追い切りは坂路で単走を行いましたが、脚取り自体は軽いものの、かなりフラフラしながらの追走でした。

馬なりで折り合い重視だったにもかかわらず、安定感に欠ける動きはマイナスです。

脚取りは軽かったので、現在の超高速馬場傾向にある東京コース自体はかみ合いそうですが、なかなか操縦性が難しそうな印象を持ちました。

今後、精神的に成長して安定感を身に付けてほしいです。

コートアリシアン

コートアリシアン 5月7日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)83.367.252.738.611.4馬なり
1週前美浦坂路(良)  53.239.312.1馬なり
前走最終美浦南W(良)84.467.652.438.211.7馬なり

前走のニュージーランドトロフィー(G2)で3着入線したコートアリシアンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われて6F83秒3-上がり1F11秒4の時計で軽くまとめています。

1週前の30日は美浦坂路で単走を行い、馬なりで全体時計53秒2-上がり1F12秒1の自己ベストで登坂しています。

本線に入ってから右手前に切り替えてからは淡々とした動きでまとめています。

道中集中力のある動きを見せていましたし、馬なりでも前向きでした。

もともと坂路で時計を出すタイプではありませんでしたが、それでも自己ベストを記録していましたし、順調な成長性が感じられます。

最終追い切りはウッドコースで単走を行いましたが、少し手綱を引きながらもスムーズな立ち回りでした。

馬体もまとまりましたし、軽い脚取りは現在の東京芝コースともかみ合いそうです。

推進力のある動きができている点も好感が持てますし、時計以上に好仕上がりです。

サトノカルナバル

サトノカルナバル 5月7日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)  52.137.411.8馬なり
1週前美浦南W(良) 65.950.635.810.9馬なり
前走最終美浦南W(良) 64.949.735.511.5馬なり

昨年の函館2歳ステークス(G3)を勝利したサトノカルナバルは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

新馬戦以来にコンビを組むレーン騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで4F52秒1-上がり1F11秒8の時計で軽くまとめています。

1週前の1日は美浦ウッドでダノンエアズロック(牡4、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

このときは助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでダノンエアズロックより2馬身追走し、5F65秒9-上がり1F10秒9の時計でダノンエアズロックと同時併入しています。

僚馬の真ん中からの追い切りでしたが、久々のレースでも馬体はまとまっていましたし、動きも活発です。

直線に入ってからは長い脚を駆使してオープン馬のダノンエアズロックと併入まで持ち込んでいるように、能力の高さを感じさせる動きができていました。

何よりも、馬なりで終い2F11秒6-1F10秒9の素晴らしい時計を記録できたのも良いですし、時計、馬体、動きいずれも良い内容です。

最終追い切りはウッドコースで単走でした。

1週前に好内容の動きができていましたが、最終追い切りも脚さばきは軽快でしたし、直線でも弾みのある動きでまとめています。

馬体も整っていますし、休み明けは相変わらず感じさせません。

全体を通して見事な仕上がりでしたし、レースでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、非常に楽しみです。

ショウナンザナドゥ

ショウナンザナドゥ 5月7日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  56.941.012.6馬なり
1週前栗東坂路(良)  55.940.612.8馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.139.312.4馬なり

フィリーズレビュー(G2)を勝利したショウナンザナドゥは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで4F56秒9-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめていました。

1週前の30日も栗東坂路で追い切りを行い、このときも馬なりで4F55秒9-上がり1F12秒8の時計で軽く仕上げています。

馬なりで登坂しましたが、大きなもたれもなく、バランスは良いです。

ただ、随所でカクンとする動きはありましたし、馬なりとはいえ、全体時計、終い時計ともに目立つものではありませんでした。

コンスタントに使われているので軽い調整で済ました可能性はありますが、その点を考慮しても目立たない動きです。

最終追い切りも坂路で単走の馬なり追いを行いましたが、ここは少し頭を振っており、気性の悪さが露呈しています。

中盤以降は前方を向いて淡々と登坂していましたが、この日の坂路が重馬場だことを考慮しても、全体時計56秒9は目立ちませんでした。

最初の掛かりや時計面から、好調とは言い難い仕上がりです。

チェルビアット

チェルビアット 5月7日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  58.741.612.2馬なり
1週前栗東坂路(良)  57.841.512.9馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.540.012.3馬なり

フィリーズレビュー(G2)で2着入線したチェルビアットは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計58秒7-上がり1F12秒2の時計で軽くまとめています。

1週前の30日も栗東坂路で単走を行い、このときの時計は馬なりで全体時計57秒8-上がり1F12秒9でした。

1週前追い切りはところどころ頭を下げながらの追い切りで、そこまで覇気はありません。ただ、見た目に反して後ろ脚の踏み込みは力強かったですし、フィリーズレビューの追い切りで見られた手前を何度も替える動作もありませんでした。

ただ、全体時計57秒8はとても遅いので、最終追い切りで改めて動きを確認したいです。

最終追い切りも栗東坂路で単走を行い、1週前同様外ラチに近いところから登坂しています。

前半は俯きながらの登坂でしたが、徐々に前方に視線を向け、終い2F12秒5-1F11秒8の時計で登坂しました。

評価の難しいところですが、1週前とは違って脚さばきは軽快で、案外どのような馬場にも対応しそうな感じはします。

時計以上に悪くはなさそうですが、大きな上積みもなさそうでしたので、ここはまずまずとしました。

ティラトーレ

ティラトーレ 5月7日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)80.664.951.137.111.7馬なり
前走最終美浦南W(稍重) 68.753.438.511.7馬なり

今年のフェアリーステークス(G3)で2着入線したティラトーレは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の木幡巧也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から単走で追い切りを行い、6F80秒6-上がり1F11秒7の自己ベストで走破しました。

前走から中1週と間隔を詰めており、中間追い切りは坂路、ウッドで行っていません。

1週前の30日と1日に美浦のプールで調整を行っていました。

ウッドで行われた最終追い切りを見てみると、道中推進力のある動きを見せています。

間隔を詰めている影響もあるなか、積極的に動けていますし、最後まで前脚を搔くような動きを見せており、気持ちも前向きでした。

時計も自己ベストを記録していますし、迫力があります。

中1週ということで使い詰めの疲労が気になるところでしたが、追い切りを見る限りはその影響もなさそうでしたし、むしろ使って上昇しているようにも感じます。

いい内容でした。

トータルクラリティ

トータルクラリティ 5月7日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  56.540.112.2馬なり
1週前栗東CW(良)80.465.150.335.711.5一杯
前走最終栗東坂路(重)  54.239.312.4末強め

昨年の新潟2歳ステークス(G3)を勝利したトータルクラリティは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い切りを行い、全体時計56秒5-上がり1F12秒2の時計で軽めに調整を行っています。

1週前の30日は栗東ウッドで単走を行いました。

このときは主戦の北村友一騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから一杯に追って6F80秒4-上がり1F11秒5の自己ベストで強く負荷を掛けています。

外ラチに近いところからの追い切りでしたが、少し頭の動作が大きいものの、全体を通して安定した脚さばきでまとめていました。

馬体も締まっていますし、ここまで順調に調整されています。

ただ、最終追い切り時計を見てみると、全体時計こそ自己ベストを記録していますが、終いは2F11秒2から1F11秒5だったので使える脚自体は限られていました。

最後まで加速ラップで追えていたら良かったのですが、この点のみ気になりました。

1週前に強く追ったので最終は坂路で軽めの調整でした。

軽く流す程度の調整でしたが、全体を通して頭は高かったです。

ただ、途中で助手が鞭を入れてからは四肢の回転を引き上げて登坂しているように、この馬なりに気持ちは乗っています。

この馬なりに調子は良さそうでした。

パンジャタワー

パンジャタワー 5月7日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)84.267.551.436.311.1馬なり
1週前栗東CW(良)77.463.249.035.111.1G前仕掛け
前走最終栗東坂路(重)  53.038.312.0馬なり

昨年の京王杯2歳ステークス(G2)を勝利したパンジャタワーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6F84秒2-上がり1F11秒1の時計で終いが伸びています。

1週前の30日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときは重賞馬のセイウンハーデス(牡6、オープン)と併せました。

このときも松山騎手が追い切りを騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身半追走する形でゴール前に手仕掛けられ、6F77秒4-上がり1F11秒1の自己ベストで僚馬に1馬身先着しました。

3頭併せの真ん中からの追い切りでしたが、コーナーワークの段階から積極的な姿勢を見せており、意気揚々とした姿を見せています。

直線に入ってからも前にいた2頭を楽に交わして先着しており、充実した追い切りを見せていました。

併せたセイウンハーデスも一杯に追われていましたが、楽に先着していますし、全体時計77秒4-上がり1F11秒1はこの日の栗東ウッドで調整された全頭の中で最速です。

時計や動きだけではなく、併せ馬比較でみても素晴らしい内容でしたし、調子は非常に良いでしょう。

最終追い切りはウッドコースで単走を行いました。

1週前に好時計を記録したため、単走でしたが、序盤からはきはきとした動きを見せていて、調子は良さそうです。

脚取りはそこまで力強くはありませんでしたが、それでもリズムよく四肢を使ってまとめていますし、身体も軽そうだったので現在の東京コースともかみ合いそうです。

実績のないマイルコースなのでどこまでやれるか分かりませんが、追い切りを見る限り一番いい状態に仕上がったのではないでしょうか。

マイネルチケット

マイネルチケット 5月7日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  55.139.911.8馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.439.512.5馬なり

昨年の京王杯2歳ステークス(G2)で2着のマイネルチケットは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒1-上がり1F11秒8の時計で軽くまとめました。

前走から約4か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは4月中旬から再開し、坂路で13本、ウッドで3本の時計を記録しています。

最終追い切りは坂路で調整を行いましたが、馬具の効果もあったのか、道中は集中力の高い動きで登坂しています。

少し左前脚の動作が大きい感じもしましたが、それでもバランスのある動きで黙々と動けていますし、脚取りも軽いですね。

中間以降になると踏み込みも強くなり、最後も伸びていることから休み明けを感じさせない動きでした。

久々でもこの馬なりに出し切れそうです。

マジックサンズ

マジックサンズ 5月7日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.839.412.7馬なり
1週前栗東CW(良)82.766.651.436.311.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.438.812.2馬なり

昨年の札幌2歳ステークス(G3)を勝利したマジックサンズは栗東坂路で単走を行いました。

酒井騎手が追い切りに騎乗(レース当日は武豊騎手が騎乗)し、馬なりで4F53秒8-上がり1F12秒7の時計で軽く仕上げました。

1週前の30日は栗東ウッドにおいて、同厩で同レースに出走するアルテヴェローチェ(牡3、オープン)と2頭併せを行いました。

このときは今回レースでコンビを組む武豊騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬より4馬身半先行し、6F82秒7-上がり1F11秒0の時計で同時併入しました。

1僚馬の内側から馬なりの追い切りを行いましたが、コーナーから直線にかけてはやや下方向を向きながらの追い切りでそこまで覇気はありません。

ただ、直線に入ってからは一定のリズムで追いながらも終いは2F11秒4-1F11秒0の時計で後ろから追走したアルテヴェローチェと併入まで粘りました。

併せたアルテヴェローチェが一杯に追われていたのに対し、マジックサンズは馬なりだったので、脚色を考えるとマジックサンズのほうが能力の高い動きができていたのではないでしょうか。

最終追い切り坂路で軽めの調整でしたが、ところどころハミ受けが悪く、あまり乗り気ではなさそうです。

しかしながら、四肢の使い方は良いですし、力強さも感じられます。

メンタル面で前向きではありませんでしたが、1週前のアルテヴェローチェ比較で好内容でしたし、素質の高さは見られました。

今回はB評価にしますが、昨年の札幌2歳ステークスや前走の皐月賞(G1)を見ても分かるように、能力は世代でも最上位のものを持っていると思うので、初めてのマイルがかみ合うようでしたら一発あるかもしれません。

マピュース

マピュース 5月7日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)82.365.951.436.611.5馬なり
1週前美浦南W(良)85.369.854.739.111.6馬なり
前走最終美浦坂路(良)  53.038.212.2馬なり

クイーンカップ(G3)で2着のマピュースは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで6F82秒3-上がり1F11秒5の時計でまとめています。

1週前の30日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときは主戦の田辺騎手が騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで追って6F85秒3-上がり1F11秒6の時計で走破していました。

1週前は田辺騎手とのコンビで折り合い重視の動きを見せましたが、長い後ろ脚を上手に使いながら淡々とした動きでまとめていました。

そこまで踏み込みに力はないものの、スムーズに加速していましたし、状態は良さそうです。

最終追い切りもウッドコースで単走の調整が行われましたが、1週前と比較すると若干前傾姿勢のように見られ、気持ちの乗った動きを見せています。

他に先行していた馬がいましたが、あっさり交わして先着しているように要所の反応も良いですし、いつも通りのスピーディさが感じられました。

終いも2F11秒7から1F11秒5で安定の加速力を見せていますし、好状態を維持しています。

馬体を見る限り、オークス(G1)でもかみ合いそうな感じがしましたが、現状でも2週続けてマピュースらしい走りができていたので良いでしょう。

ミニトランザット

ミニトランザット 5月7日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  56.641.312.7末一杯
1週前栗東坂路(良)  55.040.112.9一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.939.612.4馬なり

重賞で3着に2回入線したミニトランザットは栗東坂路でナイトアクアリウム(牡5、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬よりも4馬身半先行する形で末一杯に追い、全体時計56秒6-上がり1F12秒7の時計で同時併入しました。

1週前の30日も栗東坂路でナイトアクアリウムと併せています。

このときも助手が騎乗し、僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、4F55秒0-上がり1F12秒9の時計を記録しましたが僚馬に1馬身の遅れを取りました。

僚馬の右側から一杯に追われましたが、序盤から中盤にかけては頭が高い場面がありました。

中盤以降になると落ち着きを取り戻しましたが、それでも一杯に追われて全体時計55秒0、終いは2F-1Fともに12秒9は目立ちません。

ミニトランザットはもともと坂路で目立った時計を出すタイプの馬ではありませんが、その点を考慮しても物足りませんでした。

強く追ったことで最終追い切りまでに良化してほしいです。

最終追い切りも坂路でナイトアクアリウムと併せましたが、ここも末一杯に追われたものの、少し掛かり気味でしたし、脚色のわりに終いは1F12秒7でそこまで好時計ではありませんでした。

併せたナイトアクアリウムにも最後は併入まで持ち込まれています。

脚色を考えたらもう少し突き抜けてほしかったです。

2週続けて一杯に追ったのでレース当日までに一変する可能性はありますが、前走チャーチルダウンズカップ(G3)の時よりも時計は目立ちませんでしたし、追い切り終了の時点ではそこまでの良化は見られませんでした。

モンドデラモーレ

モンドデラモーレ 5月7日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(重)  53.539.813.2馬なり
1週前美浦南W(良) 67.352.137.011.4馬なり
前走最終美浦南W(重) 67.651.737.011.5馬なり

前走のファルコンステークス(G3)で惜しい2着だったモンドデラモーレは美浦坂路で単走を行いました。

初コンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計53秒5-上がり1F13秒2の自己ベストで登坂しました。

1週前の30日は美浦のウッドチップコースで追い切りを行い、このときはケイツーギルダー(牡3、1勝クラス)と併せました。

このときも戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F67秒3-上がり1F11秒4の時計で僚馬に1馬身先着しました。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、コーナーワークでは少し掛かっているようにも感じます。

ただ、四肢の使い方は力強いですし、脚さばきも俊敏で動きは良いでしょう。

直線に入ってからも終い2F11秒8-1F11秒4の時計で加速できていますし、馬なりでもいい動きを見せていました。

最終追い切りは坂路で単走でしたが、たまに左に顔を向けることがあるものの、四肢の使い方は良いですし、踏み込みにも力強さがあることから、気持ちも乗っていました。

時計はそこまで目立ちませんでしたが、休み明けでも問題なく動けていますし、馬体も仕上がっています。

2週続けて戸崎騎手が追い切りに騎乗したのも意欲が感じられますし、いい状態でした。

ヤンキーバローズ

ヤンキーバローズ 5月7日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  55.039.612.3馬なり
1週前栗東CW(良)⑦96.865.951.536.511.3一杯
前走最終栗東坂路(重)  55.140.512.4末強め

ファルコンステークス(G3)の勝ち馬であるヤンキーバローズは栗東坂路でアラベラ(牝3、未勝利)と併せました。

上村調教師自ら追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身半追走する形で馬なり追いを行い、全体時計55秒0-上がり1F12秒3の時計で僚馬に半馬身先着しています。

1週前の30日は栗東ウッドでデビットバローズ(セ6、オープン)と併せました。

前走に引き続きコンビを組む岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから僚馬より2馬身先行する形で一杯に追われ、7F96秒8-6F80秒4-上がり1F11秒3の自己ベストで同時併入しました。

僚馬の外目からの追い切りでしたが、久々ということもあって少し太いように見えます。

道中も舌を出しながらの追い切りで集中力は感じられませんでした。

ただ、直線に入ってからはこの馬なりにじりじり脚を伸ばして僚馬と併入できているので、素質の高い動きは見せています。

自己ベストも記録しているので成長もしていることでしょう。

あとは、もう少し絞ってなおかつレースに対する意欲が入ることに期待したいです。

最終追い切りは坂路でアラベラと併せました。

僚馬の左から追い切りを行いましたが、1週前に一杯に追われた影響もあるのか、集中力のある動きを見せていました。

馬なりでしたが脚取りも力強いですし、無駄な動きなく僚馬に先着できたのも良いです。

時計は目立ちませんでしたが、1週前と比較すると身体は柔らかくなりましたし、時計以上に良化していました。

初めてのマイルがかみ合うかは正直分かりませんが、追い切り自体は良かったです。

ランスオブカオス

ランスオブカオス 5月7日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)82.865.950.636.011.2馬なり
1週前栗東CW(良)84.768.052.937.211.3馬なり
前走最終栗東CW(良)86.569.754.839.011.3馬なり

チャーチルダウンズカップ(G3)を勝利したランスオブカオスは栗東のウッドチップコースでワイドクリーガー(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

主戦の吉村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでワイドクリーガーを3馬身追走し、6F82秒8-上がり1F11秒2の自己ベストでワイドクリーガーに1馬身先着しました。

1週前の30日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはボルセーナ(牝3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

このとき騎乗したのは障害騎手の小坂騎手で、外ラチ沿いからボルセーナより12馬身強先行する形で馬なりの追い切りを行い、6F84秒7-上がり1F11秒3の時計でボルセーナに1馬身先着しました。

3頭併せのもっとも外側から追い切りを行いましたが、前走からの間隔もあるのか身体はシャープで仕上がっています。

最後の直線に入ってからも1頭だけ楽に抜け出して終い2F11秒5-1F11秒3の好時計でまとめているように、要所の加速力も健在でした。

もともと終いの伸びに定評がありましたが、1週前追い切りでもランスオブカオスらしい動きができているので状態は良さそうです。

最終追い切りはウッドで3頭併せを行いましたが、ここは僚馬の最内からの追い切りで、1週前同様頭をリズムよく使いながら、最後は加速力を見せて先着しています。

1週前同様終いの伸びは健在できており、安定感がありますね。

状態、馬体、動きともにこの馬らしい動きは健在でしたし、引き続き好状態でレースに挑めそうです。

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