
【ヴィクトリアマイル2025追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「S」

ヴィクトリアマイル2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではヴィクトリアマイルの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
5月14日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はブルージュが記録した4F48秒9です。
ブルージュの時計を除いても51秒台で走破した馬は3頭いました。比較的時計はでています。
ウッドの1番時計はメリザンドが記録した6F78秒6です。全体的に高速馬場でした。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドは良馬場、芝コースは稍重馬場でした。
坂路の1番時計はペレグリンが記録した4F50秒3です。51秒台で走破した馬が多数おり、時計は出ていました。
ウッドの1番時計はセボンサデッセが記録した6F75秒1です。この時計は突出していますがそれ以外の馬も時計を出しており、かなりの高速馬場です。
芝は統計が少ないので判断しがたいですが、ワイドラトゥールの時計を見る限り掛かっているように感じます。
ヴィクトリアマイル2025追い切り評価/全頭診断コメント
ヴィクトリアマイル2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アスコリピチェーノ
アスコリピチェーノ 5月14日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 79.1 | 64.4 | 49.8 | 35.6 | 11.2 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(重) | 82.4 | 66.2 | 51.2 | 36.9 | 11.0 | 一杯 |
前走最終 | 海外出走 |
一昨年の阪神JF(G1)の勝ち馬であるアスコリピチェーノは美浦のウッドチップコースでシアブリス(牝4、2勝クラス)とラテラルシンキング(牡5、2勝クラス)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでシアブリスを2馬身半追走し、6F79秒1-上がり1F11秒2の自己ベストでシアブリスに2馬身先着しました。
1週前の7日にも美浦ウッドでコスモオピニオン(牡5、2勝クラス)とプラーヴィ(セ5、3勝クラス)と3頭併せを行っています。
ここでも助手が騎乗し、馬場の3分どころからコスモオピニオンを2馬身半追走する形で一杯に追い、6F82秒4-上がり1F11秒0の時計で僚馬に2馬身先着しました。
1週前は3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、海外帰り緒戦でも脚取りはスムーズです。
直線で手前を替えた際、前脚が少し高い感じもしましたが、追われてからの加速力は見事で、最後は脚の回転を引き上げて僚馬に先着しています。
一杯に追われた割に全体時計82秒4は目立たちませんでしたが、要所の反応は良かったですし、終いも2F12秒4から1F11秒0の時計で鋭さを見せていました。
強く追ったことで最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。
最終追い切りも美浦ウッドで3頭併せの最内から追いましたが、1週前に強く追った影響もあってコーナーでは推進力のある動きを見せています。
ここは馬なりでしたが、脚取りを見ても前向きさが伝わりましたし、最後は楽な手ごたえで末脚を伸ばし、終い3F12秒7-2F11秒7-1F11秒2でスムーズに加速ラップを踏みながら先着しました。
一杯に追われた1週前と比較しても全体時計79秒1の自己ベストを馬なりで出したのも良かったですし、スピーディさのある動きができたのも好印象でした。
いい状態でレースに挑めるでしょう。
アドマイヤマツリ
アドマイヤマツリ 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.7 | 66.7 | 51.4 | 37.2 | 11.2 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 81.9 | 67.0 | 52.6 | 38.2 | 12.4 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 85.1 | 68.2 | 52.9 | 37.7 | 11.6 | 馬なり |
福島牝馬ステークス(G3)を勝利したアドマイヤマツリは美浦のウッドチップコースでラッフルズドリーム(牝3、未勝利)とロジシルバー(牝5、3勝クラス)と併せました。
前走に引き続きコンビを組む田辺騎手が最終追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから馬なりでラッフルズドリームを4馬身半追走し、6F82秒7-上がり1F11秒2の時計で同時併入しました。
1週前の8日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときは馬場の真ん中から馬なりで6F81秒9-上がり1F12秒4の時計でまとめています。
道中は少し行きっぷりが良すぎる感じがしました。助手もやや抑えつつの調整です。
直線に入って手前を替えてからはすこし息を入れつつ軽めの脚取りで淡々とまとめています。
馬体自体はシャープに整っていますが、コーナーと直線では少し気合乗りが変わったように見えます。できれば最後まで一定の動きができれば良かったです。
ただ、直線では前脚を掻き込むように動けているので、決して悪い内容ではありませんでした。
最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて調整を行いました。
3頭併せの最内からの調整でしたが、少し前脚に固さが見られます。
直線に入ってからはじわりとペースアップし、最後はピッチを引き上げて届きましたが、馬なりとはいえ馬場の内目から立ち回って全体時計82秒7は目立たなかったのは気になりました。
もっとも、アドマイヤマツリは追い切り映えするタイプではないので、前走福島牝馬ステークスのようにレースで一変の可能性もあります。
その意味では、現状でもこの馬なりに出し切れる態勢は整ったかもしれません。
アリスヴェリテ
アリスヴェリテ 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 37.7 | 12.3 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 53.4 | 38.4 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 37.7 | 12.7 | 一杯 |
昨年のマーメイドステークス(G3)を逃げ切ったアリスヴェリテは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計52秒2-上がり1F12秒3の時計で負荷を掛けています。
1週前の7日も栗東坂路で単走を行い、このときは今回初コンビを組む池添騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計53秒4-上がり1F12秒3の時計で折り合いを確認していました。
馬場の真ん中から登坂しましたが、終始左手前で淡々と動けています。
少し頭の動きが大きい感じもしますが、大きなもたれもありませんし、前走福島牝馬ステークス(G3)を叩いたことでスムーズな立ち回りを見せていました。
1週前追い切りだけ見たらそこまで気になるポイントはありません。
ただ、最終追い切りは打って変わって坂路で一杯に追われましたが、舌を出しながらの追走で集中できているかというと微妙なところです。
全体時計52秒2も一杯に追われた割に目立つものではないですし、いい時期ほど時計は出していませんでした。
ただ、一杯に追われながらも体幹の整った走りは健在でしたし、最後まで左手前できびきびと動けているのは良いですし、脚取りを見てもやる気が感じられます。
課題も少なくありませんが、アリスヴェリテらしい動きはできているのでこの馬なりに仕上がっていました。
アルジーヌ
追い切り映像確認後に更新します。
クイーンズウォーク
クイーンズウォーク 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 55.0 | 39.1 | 11.9 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(重) | 84.2 | 68.1 | 52.3 | 36.8 | 11.1 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 72.2 | 55.8 | 38.8 | 10.8 | 一杯 |
前走の金鯱賞(G2)で強い競馬を見せたクイーンズウォークは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
中内田調教師自ら追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで追って、4F55秒0-上がり1F11秒9の時計で軽くまとめています。
1週前の7日も栗東ウッドで単走を行い、このときは主戦の川田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F84秒2-上がり1F11秒1の時計で終いが伸びていました。
前走金鯱賞から約2か月ぶりのレースとなりますが、休み明けの影響もあるのか、少し脚取りは重そうです。
終いは2F11秒7から1F11秒1で差し馬らしい内容でしたが、勝利した前走金鯱賞と比較すると馬体は大きく見えました。
太目と取るのか、それとも成長して大きくなったのか、判断が難しいですが、金鯱賞の最終追い切りほどストライドは利いていないので、個人的には前者のように見えます。
最終追い切りまでの良化に期待したいところです。
最終追い切りは栗東ウッドで軽めに4F追いを行いました。
1週前同様少し気合乗りは足りないようにも見えましたが、最後の直線では徐々にペースを引き上げ、最後は四肢を機敏に動かしながらまとめているので1週前よりは良化しています。
馬なりということもあって派手な動きではありませんがこの馬なりに末脚は伸ばせていたので、レース当日にどこまで力を引き出せるのか、注目したいです。
この馬なりに状態は良さそうでした。
クリスマスパレード
クリスマスパレード 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.0 | 39.2 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦南W(重) | 81.8 | 65.1 | 51.0 | 36.9 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦坂路(重) | 52.8 | 38.8 | 12.6 | G前仕掛け |
昨年の紫苑ステークス(G2)で超高速馬場適性を証明したクリスマスパレードは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒0-上がり1F12秒2の時計でソフトに調整を行っています。
1週前の7日は美浦のウッドチップコースでスウェルティア(牝3、未勝利)とペッパーミル(牡4、1勝クラス)と3頭併せを行いました。
ここでも助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでスウェルティアを4馬身追走し、6F81秒8-上がり1F11秒7の時計でスウェルティアと同時併入しています。
道中は3頭併せの最内から、頭を引き気味に調整しましたが、前走中山牝馬ステークス(G3)から2カ月以上間隔が空いたこともあって、少し固いように見えました。
馬なりにしては前向きさが伝わったものの、直線に入ってからも手前は替えていませんし、直線入りで先頭に立ったものの、最後はスウェルティアに差されてしまいました。
スウェルティアは一杯に追われていたので脚色を考えたらやむを得ないともいえますが、それでも未勝利馬に差し返された点は物足りないです。
一応、全体時計81秒8はこれまでのウッド追いで2番目に速いですが、動きや併せ馬比較でみるともう少しやれても良かったです。
最終追い切りは美浦坂路で単走を行いましたが、1週前同様頭を引き気味に追走しています。
少しカメラがブレているので確認しづらいものの、ここではスムーズに手前を替えることができており、最後までモタれることなく走りに集中していました。
馬なりでしたが四肢の回転も素早かったですし、最後も終い2F12秒6から1F12秒2で加速しているように、加速ラップでまとめているのも良いでしょう。
1週前のウッド追いは気になる箇所もありましたが、最終追い切りは良かったので、順調に良化してそうでした。
サフィラ
サフィラ 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 40.2 | 12.6 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(重) | 81.4 | 65.8 | 51.1 | 36.4 | 11.2 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 40.6 | 12.4 | 馬なり |
前走の阪神牝馬ステークス(G2)で金星を手にしたサフィラは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒1-上がり1F12秒6の時計で軽く仕上げています。
1週前の7日は栗東ウッドで単走を行い、このときは主戦の松山騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追われて6F81秒4-上がり1F11秒2の時計でまとめていました。
軽めの調整でしたが、全体を通して無駄のない立ち回りを見せているのが印象的です。
また、最後の直線では自ら末脚を引き出して終い2F11秒5-1F11秒2の時計でまとめていました。
派手さはありませんでしたし、いい時期ほど全体時計を出しているわけではありませんが、無駄のない動きを一貫して行えているのは良かったです。
最終追い切りは坂路で馬なりの調整でしたが、少し俯きながらも左手前で最後まで一定のリズムを刻みながら登坂できました。
体幹も安定していますし、脚取りを見ても前脚は軽快、後ろ脚は割と力強さが感じられる内容で、安定感ある動きを見せています。
今回は坂路とウッドの映像を確認しましたが、どちらも馬なりの軽い調整だったものの、無駄のない動きができているのは良かったです。
どこか本格化の兆しも感じられましたし、時計以上に好内容でした。
レース本番が楽しみです。
シランケド
シランケド 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 40.0 | 12.5 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(重) | 80.5 | 65.8 | 51.1 | 36.5 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 56.6 | 41.4 | 13.1 | 馬なり |
前走の中山牝馬ステークス(G3)で差し切り勝ちを収めたシランケドは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、全体時計54秒6-上がり1F12秒5の時計でソフトに調整を行っています。
1週前の7日は栗東ウッドで単走を行い、このときは主戦のデムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追って6F80秒5-上がり1F11秒6の時計で長く末脚を維持しました。
道中は少し頭を低めにしながらの立ち回りでしたが、久々でも前脚を伸ばしながら追えていますし、直線に入ってからは馬なりにも関わらず前脚の回転を引き上げて終い2F-1Fともに11秒6で持続性ある動きを見せています。
久々でもシランケドらしい動きは健在でしたし、終いの脚色を見ても意欲が感じられました。
最終追い切りは坂路で馬なりでしたが、ここはどこか気性難の素振りを見せているようにも見えます。
多少の右往左往も見られましたが、ただ、暴れるほどではなくこの馬なりに気性を押さえながら動けているのでお利口な馬だと思います。
ただ、全体を通して前脚は固さが見られたのでもう少ししなやかさがあればなお良かったことでしょう。
それでも前走中山牝馬ステークスの時同様、1週前にウッドで馬なり、最終追い切りは坂路で馬なりのローテーションをクリアしていることから、レースに向けて着々と整うことはできたでしょう。
ハマれば力を引き出せるかもしれません。
シングザットソング
シングザットソング 5月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.0 | 12.4 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 54.4 | 38.9 | 12.3 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 54.6 | 39.7 | 12.3 | 馬なり |
一昨年のフィリーズレビュー(G2)を勝利したシングザットソングは栗東坂路で単走を行いました。
前走に引き続いてコンビを組む斎藤新騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒1-上がり1F12秒4の時計で軽く仕上げています。
1週前の7日にも栗東坂路で斎藤騎手を背に、末強めに追われて4F54秒4-上がり1F12秒3の時計でまとめました。
外ラチ沿いから末強めに追って負荷を掛けていますが、全体的に頭が高くて気性の悪さが見られます。
手前もころころ替えていますし、道中も少し斜行しながらの登坂で安定感に欠けていました。
行きっぷりはいいものの、全体時計54秒4も目立ちませんし、もう少し良化が欲しいところです。
最終追い切りは坂路において馬なりの調整を行いましたが、1週前より時計は良くなっているものの、相変わらず気性難が見られます。
手前も1週前以上に替えていますし、あまり安定感は見られなかったのでいい仕上がりとは言い難いです。
シンリョクカ
シンリョクカ 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.0 | 52.0 | 37.1 | 11.9 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(重) | 66.2 | 51.9 | 37.3 | 11.7 | G前仕掛け | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 67.8 | 51.7 | 36.7 | 11.5 | 馬なり |
昨年の新潟記念(G3)を勝利したシンリョクカは美浦のウッドチップコースでハードワーカー(牝3、1勝クラス)と2頭併せを行いました。
主戦の木幡初也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬より5馬身先行し、5F67秒0-上がり1F11秒9の時計で同時併入しています。
1週前の7日にも美浦ウッドでハードワーカーと併せており、ここでも木幡騎手が騎乗して馬場の外目から僚馬を4馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F66秒2-上がり1F11秒7の時計で僚馬に1馬身先着しました。
僚馬の内側から追い切りを行いましたが、大きな歩様で追うことができ、清くのある動きを見せています。
直線ではゴール前で仕掛けられたこともあって、終い2F12秒2-1F11秒7の加速ラップでまとめています。
ただ、馬なりで追われた僚馬ハードワーカー比較でみると意外と差はなかった点は気になるところです。
全体時計66秒2に関しましても、いい時期は64~65秒台で走破しているので、その時と比較するともう少し突き抜けた動きができていれば良かったです。
最終追い切りも美浦ウッドでハードワーカーと追い切りを行い、このときは馬なりで調整を行いました。
ここは僚馬の外目からの追い切りでしたが、1週前同様軽快な動きはできています。
直線で手前を替えてからは一瞬息が入りましたが、その後は終い2F12秒0から1F11秒9で加速し、僚馬に詰め寄って併入しています。
終いの時計はそこまで目立つものではありませんが、視覚的には瞬時に最高速度まで持ってきているので、1週前に強く追ったことで良化の気配は感じられました。
時計は目立ちませんが、良くなっています。
ステレンボッシュ
ステレンボッシュ 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | ⑦99.3 | 66.4 | 50.9 | 36.1 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(重) | 67.9 | 52.8 | 37.7 | 11.3 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(不良) | 83.6 | 67.1 | 52.5 | 37.8 | 12.0 | 馬なり |
昨年の桜花賞馬であるステレンボッシュは美浦のウッドチップコースで前日開催される新潟大賞典(G3)に出走予定のパラレルヴィジョン(牡6、オープン)と2頭併せを行いました。
久々にコンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、7F99秒3-6F82秒4-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。
1週前の7日にも美浦ウッドでパラレルヴィジョンと併せており、このときも戸崎騎手が騎乗して、馬場の外目から馬なりで僚馬より2馬身先行し、5F67秒9-上がり1F11秒3の時計で僚馬に半馬身先着しました。
僚馬の外目から追い切りを行いましたが、道中フットワークの軽い足取りでコーナーを周回しています。
手前を替えた際、少し脚幅が広い感じがしましたが、直線では終い2F12秒3から1F11秒3の時計で瞬時に加速し、ステレンボッシュらしい動きができているのは良かったです。
一回使った影響もあるのか、細く見えましたが、身体が締まっているかもしれませんし、最終追い切りまでにさらなる良化があることを期待したいです。
最終追い切りは僚馬の内側から追走する形で追い切りを行いました。
1週前と比較すると少し頭は高く、コーナーでは戸崎騎手は抑えながら追い切りを行っています。
直線にかけては先頭に立ちましたが、最後の直線では馬なりで追われたパラレルヴィジョンに詰め寄られ、最後は併入でした。
パラレルヴィジョンも重賞馬なので相手関係を考えると引けを取りませんが、それでもパラレルヴィジョンは近年調子を落としている馬なので、相手関係を見るともう少し突き抜けてほしかったのが正直なところです。
時計自体は終い2F11秒6-1F11秒3を馬なりで出しているので、差し馬らしい動きはできていますが、いい時期はもっと好時計を出しているので、評価が難しいところです。
個人的にはまずまずといったところでしょうか。
ソーダズリング
ソーダズリング 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 39.3 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 39.1 | 12.1 | 馬なり |
昨年の京都牝馬ステークス(G3)の勝ち馬であるソーダズリングは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F53秒9-上がり1F12秒5の時計で軽めに調整を行っています。
中間追い切りは先月20日ごろから再開し、いつものように坂路に特化した追い切りを13本行いました。
なお、映像はありませんが先週9日には栗東坂路で坂井騎手と単走を行っており、馬なりで4F51秒7-上がり1F11秒9の時計で折り合いを確認しています。
最終追い切りも引き続き馬なりで軽く調整を行いましたが、軽快な足取りで登坂しています。
ただ、直線に入った段階で手前を替える際、右に大きくよれていたのでその点は気になりました。
もっとも、その後はモタれることなく淡々と登坂できているのでバランス自体は悪くないですし、まずまず仕上がっているといえるでしょう。
ビヨンドザヴァレー
追い切り映像確認後に更新します。
ボンドガール
ボンドガール 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.7 | 39.5 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.4 | 40.6 | 12.6 | 馬なり |
重賞善戦マンのボンドガールは美浦坂路で単走を行いました。
嶋田騎手が追い切りに騎乗(レース当日は武豊騎手が騎乗)し、馬なりで4F53秒7-上がり1F12秒7の時計でソフトに仕上げました。
中間追い切りは先月の20日ごろから再開し、坂路で6本、ウッドで1本の時計を残しています。
このうち、映像はありませんでしたが1週前の8日にはウッドコースで単走を行い、馬場の外目からゴール前で仕掛けられ、4F50秒8-上がり1F11秒2で鋭い伸びを見せていました。
最終追い切りは坂路で軽い調整を行いましたが、本線に入るまでは頭の高さを見せていたものの、脚取り自体はスムーズで力強さが感じられました。
全体時計や終い時計は目立ちませんでしたが、力強い脚さばきは良かったですし、この馬なりに前向きさが感じられます。
頭の高さもいつものことですし、2走前の東京新聞杯(G3)も似たような追い切り内容で力を引き出すことができていたので、現状でも出し切れそうでした。
マサノカナリア
マサノカナリア 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.6 | 40.2 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.5 | 38.3 | 12.1 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 55.6 | 40.4 | 12.1 | 馬なり |
前走の立雲峡ステークス(3勝クラス)を勝利したマサノカナリアは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒6-上がり1F12秒1の時計で軽めに仕上げています。
1週前の8日も栗東坂路で追い切りを行い、このときはウォーターリーダー(牡5、1勝クラス)と併せています。
ここでも助手が騎乗し、僚馬を3馬身半追走する形で強めに追われ、全体時計52秒5-上がり1F12秒1の時計で僚馬に1馬身先着しました。
僚馬の左側から追い切りを行いしたが、前脚の踏み込みはそこまで深くありません。
また、手前替えの際は少し右にモタれる場面もありました。
手前を替えてからも脚幅は広くて綺麗なフォームとは言い難いです。
ただ、強めに追われた影響もあって中盤以降は力強いキックバックで登坂していますし、体格のいい助手が騎乗しながらも加速ラップでまとめることができたのは良かったです。
強く追ったことで最終追い切りまでにさらなる良化ができていることに期待したいです。
最終追い切りは坂路で軽めの単走を行いました。
1週前に強く追ったのでほとんど馬なりで時計は全く出していませんが、後半になるにつれて少しずつ脚取りに力強さが感じられ、末脚を伸ばしていることから気合乗りは十分です。
道中斜行しながらの登坂なので粗削りではありますが、前向きさは感じられました。
今回はキャリア初の重賞がG1ということでさすがに力不足ではあるものの、追い切り自体は悪くありませんでした。
ミアネーロ
追い切り映像確認後に更新します。
ラヴェル
ラヴェル 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 51.9 | 36.9 | 11.1 | 強め | ||
1週前 | 栗東CW(稍重) | 81.9 | 65.8 | 51.3 | 36.4 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 52.1 | 36.5 | 11.5 | 末強め |
昨年のエリザベス女王杯(G1)で2着入線したラヴェルは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、4F51秒9-上がり1F11秒1の時計でまとめています。
1週前の8日にも栗東ウッドで単走を行い、このときも助手が騎乗して馬場の外目から一杯に追い、6F81秒9-上がり1F11秒4の時計で負荷を掛けていました。
一杯に追われたこともあって道中前脚を掻き込むような動きで前向きな動きを見せています。
頭は少し引きながらの追い切りですし、直線で一杯に追われてもそこまで瞬時な反応は見られませんでしたが、全体を通してしっかりとした脚取りまとめている点は良く見えました。
最終追い切りもウッドで引き続き強く追いましたが、コーナーでは少し頭が高い部分はあったものの、直線では前方に集中しながら四肢を大きく伸ばして終い2F11秒4から1F11秒1の時で加速ラップを刻むことができました。
4F追いだったので楽に加速できたかもしれませんが、それでも強く追ったことで前向きさが見られましたし、状態も良さそうです。
2週続けて追ったことでこのレースに対する意欲も感じられましたし、いい状態ではないでしょうか。
ワイドラトゥール
ワイドラトゥール 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東芝(稍重) | 57.3 | 40.8 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(重) | 83.0 | 66.6 | 51.6 | 36.4 | 11.3 | 馬なり |
前走最終 | 栗東芝(稍重) | 73.7 | 56.1 | 40.7 | 12.6 | 馬なり |
愛知杯(G3)で差し切り勝ちを手にしたワイドラトゥールは栗東の芝コースで単走を行いました。
西塚騎手が追い切りに騎乗(レース当日は北村友一騎手が騎乗)し、馬場の3分どころから馬なりで追って4F57秒3-上がり1F12秒3の時計でソフトに仕上げています。
1週前の7日には栗東ウッドで単走を行っており、このときは主戦の北村友一騎手が騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで追って6F83秒0-上がり1F11秒3の時計で走破しました。
道中は外ラチ沿いからの単走でしたが、馬なりでもきびきびとした足取りを見せています。
終いも減速ラップとはいえ終い2F11秒2-1F11秒3で時計は優秀ですし、馬体も整っていました。
小さい馬ですが、活気のある動きができているのは良かったです。
最終追い切りは前走最終追い切り時同様、芝コースで軽めの調整でしたが、この日の芝は稍重だったこともあって時計は出ていません。
ほとんど軽めの追い切りで時計も出していないので判断しがたいですが、馬体は締まっていますし、長い脚を使いながら淡々と動けているので状態は良さそうでした。
実績が新馬戦のものしかないマイルコースということで、どこまでやれるか分かりませんが、精神的に前向きさは伝わりましたし、この馬なりに状態は仕上がっていることでしょう。
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ヴィクトリアマイル2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | アスコリピチェーノ |
A | サフィラ ボンドガール ラヴェル |
B | アドマイヤマツリ アリスヴェリテ クイーンズウォーク クリスマスパレード シランケド シンリョクカ ステレンボッシュ ソーダズリング マサノカナリア ワイドラトゥール |
C | シングザットソング |
D | |
E(測定不能) |
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