
【富士ステークス2025予想】本命馬3頭+三連系で狙いたい穴馬2頭はこちら!

富士ステークス2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に富士ステークス2025予想の最終買い目を発表します!
富士ステークス2025の予想ポイント
- 芝1,600mの勝利+芝1,600mの複勝率が50%以上の馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 4歳馬の好走率がもっとも高い、6歳以上は過去に富士S好走歴がないと×
- 差しと追込馬が活躍している、逃げ馬【0-0-0-10】は全滅
- 馬券の中心は1~4人気、勝ち馬は単勝オッズ一桁台の馬から予想したい
- 4~8枠が有利、1~3枠は好走率が低め
- 前走安田記念組が強い、前走非重賞組は評価を下げたい
富士ステークス2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに富士ステークス2025予想の最終買い目を発表します。
富士ステークス2025の有力馬3頭
今年の富士ステークスは安田記念で馬券に絡んだ3頭がすべて出馬を表明しました。
それ以外の馬を見ても多数の重賞馬が参戦しており、G1レースを彷彿させるほど好メンバーに恵まれています。
今年の出走登録馬の中で実績のある有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ジャンタルマンタル
- 安田記念 (G1) 2025年
- NHKマイルC (G1) 2024年
- 朝日杯FS (G1) 2023年
- デイリー杯2歳S (G2) 2022年
マイルG1を3勝しているジャンタルマンタルが富士ステークスから始動します。
毎年何らかのマイルG1を制している馬で、昨年のNHKマイルカップは皐月賞から中2週のタイトスケジュールでしたが得意の先行策でアスコリピチェーノを下して優勝しました。
このレースのアスコリピチェーノは最後の直線で他馬のために減速しながら再加速して詰めているので、スムーズだったら結果は変わっていたかもしれません。
しかし、前走の安田記念は海外帰り+熱発明けでしたが、5枠10番からスタートを決めて3番手くらいを付けると、直線では好位からじりじり脚を伸ばして優勝しました。
スタートを決めて前にいたマッドクールをマークするように競馬しつつ、得意の先行策で強敵相手に勝ち切れ、名実ともにトップマイラーの称号を獲得したのです。
今回は始動戦となりますが、前走の安田記念が休み明けでも結果を残していることから鉄砲でも問題なく対応できるでしょう。
東京芝1,600mも2戦2勝と相性が良く、隙はありません。
今年の出走馬はG1といってもおかしくないくらい好メンバーが揃っていますが、その中で勝ち切っているのも大きなポイントです。
叩きの可能性も考えられますが、実績最上位なので追い切り次第で本命候補です。
ソウルラッシュ
- ドバイターフ (G1) 2025年
- マイルCS (G1) 2024年
- マイラーズC (G2) 2024年
- マイラーズC (G2) 2022年
- 京成杯AH (G3) 2023年
マイルの古豪であるソウルラッシュも富士ステークスからの参戦を発表しました。
もともと条件戦上がりの馬で、昨年までは引退したセリフォスとともにマイルの第一戦で善戦していました。
ソウルラッシュが覚醒したのが昨年のマイルチャンピオンシップで、ここは中団で脚を溜めながら、最後の直線では1頭だけ鮮やかに抜け出して後続を圧倒し、6歳馬にして悲願のG1制覇を成し遂げています。
今年は7歳になりましたが、初めて挑んだドバイターフでは、香港最強馬のロマンチックウォリアーをはじめ、日本馬もリバティアイランドやメイショウタバル、ブレイディヴェーグなど強敵相手に大金星を手にしました。
特にロマンチックウォリアーは前走のサウジカップで消耗していた可能性はあるとはいえ、香港最強クラスの中距離馬ですが、強敵相手に僅差で勝ち切れたのは高く評価したいです。
前走の安田記念は海外帰り初戦も響いたのか、少し伸びはスムーズではありませんでしたがそれでも3着を死守しているように、G1馬らしいパフォーマンスは健在でした。
今回は2022年や2024年同様富士ステークスから始動しますが、富士ステークスは2年連続2着なので相性がいい舞台です。
7歳でも大きく崩れていませんし、ここでの上位争いにも期待できます。
ガイアフォース
- セントライト記念 (G2) 2022年
マイルで度々穴をあけているのがガイアフォースです。
ガイアフォースは3歳の時にセントライト記念を制しているように、もともとは中距離で台頭していました。
ところが、古馬になってからは思い切ってマイルに距離短縮すると、ダートのフェブラリーステークスで2着、そして前走の安田記念も2着入りしています。
もともと安田記念は3年連続出走していて【0-1-0-2】、着外の2戦はどちらも4着と悪くない結果でしたが6歳になって初めて安田記念で連対することができました。
ムラ掛けするタイプではありますが、3年連続安田記念で上位争いしていることから分かるように、東京芝1,600mの適性は高いです。
富士ステークスも安田記念と同じ舞台なのでかみ合う可能性は高いでしょう。
なお、今回見出しで触れていませんが、母父クロフネの馬はこれまでノームコアとジュンブロッサムが出走し、どちらも勝利しています。
今年の出走登録馬の中で母父クロフネはジュンブロッサムとガイアフォースしかいないので血統的にも魅力があります。
6歳でなかなか勝ち切れていませんが、コース適性は安田記念で証明済みなので、前哨戦でどこまで上位争いできるのか注目したいです。
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富士ステークス2025の穴馬2頭
富士ステークスは上位人気馬が勝つ傾向が強いレースですが、6番人気以下も相手候補に絡むことが多く、ヒモ荒れに期待できます。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
シャンパンカラー
- NHKマイルC (G1) 2023年
シャンパンカラーは一昨年のNHKマイルカップの勝ち馬です。
勝利したNHKマイルカップは9番人気の低評価でしたが、雨の稍重条件下でハイペースラップとなったことで差し~追込有利になりました。
4コーナーでの手応えも良く、最後は差しの競馬で追込勢の追撃を交わして金星を手にしています。
強い競馬でしたが馬場や展開も味方したことでしょう。
その後は凡走が目立ち、今日まで馬券に絡めていません。
ただ、前走の安田記念は大きく出遅れて最後方になりながらも上がり最速の末脚で勝ち馬ジャンタルマンタルと0.5秒差の6着に浮上しています。
その前のダービー卿チャレンジトロフィーも外枠発走で後ろからの競馬となりましたが、中団外目で脚を溜めながら大外一気の競馬で勝ち馬トロヴァトーレに0.3秒差の6着です。
大外発走+トップハンデ58.5キロを背負いながら最後は上位勢に詰めていることを考えると着順以上に健闘していました。
今回は久々のレースとなりますが、近2戦は思った以上に結果を残しています。
相手は相当手ごわいですが、前走安田記念もG1の舞台で6着なので、もしかしたらNHKマイルカップのような激走に期待できるかもしれません。
マジックサンズ
- 札幌2歳S (G3) 2024年
マジックサンズは今年の出走登録馬の中で唯一の3歳馬です。
2歳の札幌2歳ステークスの勝ち馬で、このとき下したアルマヴェローチェはのちの2歳女王&桜花賞とオークスで2着入りした実力馬です。
ホープフルステークスは16着に敗れてしまいましたが、ぶっつけ本番で挑んだ皐月賞は大外18番+最後方+大外ぶん回し、しかも骨折明け初戦など、不安要素目白押しの中直線一気だけで6着に浮上し、着順以上の競馬でした。
前走のNHKマイルカップは初めてのマイル戦ということで、個人的には中距離路線を選択してほしかったところですが、5枠からまずまずのスタートを決めたものの後ろから2番手の位置で脚を溜め、直線では馬場の内目を選択し、最内から馬群を交わして追い込みを決めて勝ち馬パンジャタワーとタイム差なしの2着でした。
直線で他馬を交わしながらも上がり最速の末脚で惜しい競馬でしたし、マイルでも自慢の末脚を活かせたのは高く評価したいです。
今回は久々の実戦で相手は強力ですが、皐月賞やNHKマイルカップは負けて強しの競馬だったので意外とチャンスはあるかもしれません。
あいにく古馬の実力馬が多数揃ったので手ごわいレースとなりそうですが、ここで結果を残すことができればマイルチャンピオンシップでも人気の一角に成れるでしょう。
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ここからは富士ステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
富士ステークス2025の概要
富士ステークスは東京競馬場で開催される芝のマイル重賞です。
レース名の【富士】とは、日本を代表する富士山から来ています。
富士山は静岡県と山梨県にまたがる日本一高い山ですが、天気がいい日は東京競馬場のスタンドからも見えることがあります。
なお、東京競馬場の【フジビュースタンド】も富士山が見えることから来ており、一般公募から選ばれました。
富士ステークスはもともとジャパンカップの前哨戦として、1984年に芝1,800mのレースとして創設されました。
その後、一時は12月に開催されていたスプリンターズステークスの前哨戦として開催された年もありましたが、2000年にスプリンターズステークスが現在の秋開催に前倒しになると、本競走は距離をマイルに変更し、マイルチャンピオンシップのステップレースとして位置づけられています。
マイルに距離変更した当初はG3競走でしたが、富士ステークスは汎用性が高い東京芝1,600mが舞台であることや同じくステップレースに位置付けられていたスワンステークスが芝1,400mでいまいちマイルチャンピオンシップと結びつかないことから、G3にもかかわらず好メンバーが集結しました。
2017年から2019年の3開催でグレード昇格基準をクリアしていたことから、2020年にG2に昇格し、現在に至ります。
近年は外厩整備の発達に伴い、前哨戦を使わずぶっつけでG1に挑む傾向が目立っていますが、富士ステークスに関しては依然としてステップレースとして機能しています。
特に今年の出走馬を見てみると、安田記念で1~3着入線したジャンタルマンタル・ガイアフォース・ソウルラッシュが揃って出馬を表明しました。
それ以外の馬を見ても、重賞馬のウォーターリヒトやジュンブロッサム、シャンパンカラーなど、G1といっても過言ではないほど好メンバーが揃っています。
外厩ぶっつけがトレンドになっている今日、これだけのメンバーが前哨戦に集結するのは非常に珍しいことです。
好メンバーが揃った今年の富士ステークス。
混戦模様を制してマイルチャンピオンシップの切符を手にするのはどの馬でしょうか?!
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富士ステークス2025の開催内容
開催日 | 10月18日(土曜) 15:45発走 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
格付け | G2 |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 5900万円 |

富士ステークス2025が開催される東京の芝1,600mの特徴

富士ステークスのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:33.6 |
レコードタイム | 1:31.4 (2023年 ナミュール) |
舞台となる東京芝1,600mは春の安田記念やヴィクトリアマイル、NHKマイルカップのコースにも指定されている東京でも特に使用頻度が高いコースです。
スタート地点は2コーナーの出口付近で最初の3コーナーまでの距離は約55mです。
向こう正面は全体的に下り傾斜となっており、ハイペース傾向になります。
また、途中に一か所だけ上り坂を駆け上がります。
この上り坂が意外と曲者で、息を入れたいタイミングで上り坂があるためペースが乱されやすくなっています。
坂を超えたら再び下り坂でコーナーに入ります。
3~4コーナーは大きな造りとなっていて極端にペースダウンしなくても立ち回ることができます。
4コーナー終盤にラスト3ハロンの標識が立っているのでこの辺りから各馬はペースアップします。
最後の直線は約525mです。
残り2ハロンの標識付近で高低差2mの上り坂を100mほど駆け上がります。
坂を駆け上がったらゴールまでの残り300mは平らなコースとなっています。
東京の芝1,600mは前半が下り坂なのでペースアップしやすいです。
しかし、向こう正面にある上り坂やハイペースな流れになりやすいことから体力を維持するのが難しいです。
前半に体力を消耗してしまったら、最後の直線にある上り坂でバテる可能性も高いです。
そのため、距離以上にスタミナが求められます。
脚質的には直線が長いため差しや追い込み馬が有利となっており、加速力や瞬発性のある馬が活躍しています。

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富士ステークス2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
ウォーターリヒト | 牡4 | 57.0 | 菅原明良 |
ウンブライル | 牝5 | 55.0 | 未定 |
ガイアフォース | 牡6 | 57.0 | 横山武史 |
キープカルム | 牡4 | 57.0 | 未定 |
グリューネグリーン | 牡5 | 57.0 | 未定 |
シャイニーロック | 牡9 | 57.0 | 山本聡哉 |
ジャンタルマンタル | 牡4 | 59.0 | 川田将雅 |
シャンパンカラー | 牡5 | 58.0 | 戸崎圭太 |
ジュンブロッサム | 牡6 | 58.0 | 石川裕紀人 |
シンフォーエバー | 牡5 | 55.0 | 未定 |
ソウルラッシュ | 牡7 | 59.0 | 団野大成 |
ニシノスーベニア | 牡6 | 57.0 | 未定 |
ファーヴェント | 牡4 | 57.0 | 佐々木大輔 |
マジックサンズ | 牡3 | 55.0 | 武豊 |
レイベリング | 牡5 | 57.0 | 津村明秀 |
富士ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 良 | 1 | 16 | ジュンブロッサム | 4 | 関屋記念(G3) | 3 |
2 | 11 | ソウルラッシュ | 1 | 安田記念(G1) | 3 | |
3 | 14 | ロジリオン | 9 | 関屋記念(G3) | 4 | |
2023 良 | 1 | 6 | ナミュール | 1 | 安田記念(G1) | 16 |
2 | 9 | レッドモンレーヴ | 4 | 安田記念(G1) | 6 | |
3 | 4 | ソーヴァリアント | 6 | 札幌記念(G2) | 3 | |
2022 良 | 1 | 10 | セリフォス | 1 | 安田記念(G1) | 4 |
2 | 13 | ソウルラッシュ | 3 | 安田記念(G1) | 13 | |
3 | 14 | ダノンスコーピオン | 2 | NHKマイルカップ(G1) | 1 | |
2021 良 | 1 | 1 | ソングライン | 1 | 関屋記念(G3) | 3 |
2 | 17 | サトノウィザード | 9 | 関越ステークス(OP) | 1 | |
3 | 7 | タイムトゥヘヴン | 10 | セントライト記念(G2) | 14 | |
2020 良 | 1 | 5 | ヴァンドギャルド | 5 | 安田記念(G1) | 10 |
2 | 11 | ラウダシオン | 3 | NHKマイルカップ(G1) | 1 | |
3 | 9 | ケイアイノーテック | 6 | 中京記念(G3) | 4 | |
2019 稍重 | 1 | 16 | ノームコア | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 |
2 | 9 | レイエンダ | 3 | 新潟記念(G3) | 10 | |
3 | 2 | レッドオルガ | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 11 | |
2018 良 | 1 | 8 | ロジクライ | 2 | 京成杯AH(G3) | 3 |
2 | 11 | ワントゥワン | 3 | 京成杯AH(G3) | 2 | |
3 | 14 | レッドアヴァンセ | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) | 3 | |
2017 不良 | 1 | 6 | エアスピネル | 1 | 札幌記念(G2) | 5 |
2 | 15 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) | 8 | |
3 | 13 | クルーガー | 11 | マイラーズC(G2) | 10 | |
2016 良 | 1 | 3 | ヤングマンパワー | 3 | 関屋記念(G3) | 1 |
2 | 4 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) | 5 | |
3 | 2 | ダノンプラチナ | 2 | 京成杯AH(G3) | 3 | |
2015 良 | 1 | 3 | ダノンプラチナ | 4 | 皐月賞(G1) | 11 |
2 | 11 | サトノアラジン | 1 | エプソムカップ(G3) | 2 | |
3 | 14 | ロゴタイプ | 3 | オールカマー(G2) | 4 |
【マイル実績】勝ち馬はすべてマイルの勝利とマイルの複勝率が50%以上あった
年度 | 勝ち馬 | 芝マイル成績 | 芝マイルの複勝率 |
2024 | ジュンブロッサム | 【2-2-1-3】 | 62.5% |
2023 | ナミュール | 【4-1-3-5】 | 61.5% |
2022 | セリフォス | 【3-2-1-1】 | 85.7% |
2021 | ソングライン | 【4-2-2-4】 | 66.7% |
2020 | ヴァンドギャルド | 【2-0-0-0】 | 100.0% |
2019 | ノームコア | 【1-0-1-2】 | 50.0% |
2018 | ロジクライ | 【1-1-1-1】 | 75.0% |
2017 | エアスピネル | 【3-1-0-2】 | 66.7% |
2016 | ヤングマンパワー | 【3-1-0-4】 | 50.0% |
2015 | ダノンプラチナ | 【2-2-1-3】 | 62.5% |
過去10年の富士ステークスの勝ち馬には以下の共通点がありました。
・これまでに芝1,600mの勝ち鞍がある
・これまでの芝1,600mの複勝率が50%以上あった
富士ステークスは上半期に活躍した実績馬も多数参戦しますが、好走するにはマイル実績が問われやすいです。
勝ち馬を探す際は過去のマイル勝利実績や複勝率に注目したいです。
今年の出走登録馬の中で上記2つの項目に一致する馬は6頭いました。(かっこは芝マイルの実績)
【年齢】好走率が高い4歳馬が中心、6歳以上は富士S好走歴がないと×
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【3-1-3-26】 | 9.1% | 12.1% | 21.2% |
4歳 | 【5-4-1-22】 | 15.6% | 28.1% | 31.3% |
5歳 | 【2-3-6-36】 | 4.3% | 10.6% | 23.4% |
6歳 | 【0-2-0-25】 | 0.0% | 7.4% | 7.4% |
7歳以上 | 【0-0-0-12】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の富士ステークスの好走馬を年齢別に見てみると、もっとも好走率が高かったのは4歳馬です。
勝率は全年齢で唯一10%を超えており、連対率と複勝率も一番高いです。
対して、6歳馬は【0-2-0-25】、7歳以上に関しては12頭すべてが着外でした。
6歳で好走した2017年のイスラボニータと2024年のソウルラッシュは過去に富士ステークスで馬券に絡んでいたので、同レースの好走例がない6歳以上の馬は評価を下げても良さそうです。
今年の出走登録馬の中で4歳馬は4頭、富士ステークスの好走歴がない6歳以上の馬は3頭いました。
【脚質】逃げ馬×、差しと追込馬が中心
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 【3-1-3-29】 | 8.3% | 11.1% | 19.4% |
差し | 【5-4-4-52】 | 7.7% | 13.8% | 20.0% |
追込 | 【2-5-3-30】 | 5.0% | 17.5% | 25.0% |
過去10年の富士ステークスの好走馬を脚質別に見てみると、馬券に絡んだ23頭が差しや追込馬でした。
富士ステークスの舞台である直線が長いコースで、時期的に芝状態も良好なため時計が出やすいです。
対して、これまで逃げ馬は10頭すべてが着外に沈んでいます。
2021年の富士ステークスで3番人気に支持されたロータスランドのように、上位人気に支持された馬でも逃げて崩れている点は覚えておきたいです。
馬券予想の際は差しや追込脚質の馬に注目したいです。
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富士ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-2-0-4】 | 40.0% | 60.0% | 60.0% |
2番人気 | 【2-0-2-6】 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
3番人気 | 【1-4-1-4】 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
4番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
5番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【0-1-3-36】 | 0.0% | 2.5% | 10.0% |
10番人気以下 | 【0-0-2-59】 | 0.0% | 0.0% | 3.3% |
勝ち馬はすべて1~5番人気の馬
過去10年の富士ステークスの勝ち馬はいずれも1~5番人気に支持されていました。
富士ステークスは2020年からG2に昇格しましたが、G2昇格後の直近5開催における1番人気の成績は【3-1-0-1】と安定感を増しています。
富士ステークスは上位人気馬が勝ち切る傾向が強いため、実績を評価されて人気している馬を中心に狙いたいです。
勝ち馬はいずれも単勝オッズ一桁台の馬
過去10年の富士ステークスの勝ち馬はいずれも単勝オッズ一桁の馬でした。
富士ステークスは上位1~5番人気が勝ち切る傾向が強いですが、その中でも単勝オッズ一桁台に支持された馬が勝ち切る傾向が強いです。
人気だけではなく単勝オッズも勝ち馬を探すうえで参考になるでしょう。
NHKマイルカップ出走馬は6番人気以下でも侮れない
過去10年の富士ステークスで6番人気以下の馬はこれまで6頭が馬券に絡んでいます。
このうち、2020年のケイアイノーテックと2021年のタイムトゥヘヴン、そして2024年のロジリオンの3頭は過去にNHKマイルカップに出走していました。
NHKマイルカップと富士ステークスはどちらも東京芝1,600mで開催されるため、過去のNHKマイルカップ出走馬は意外と侮れません。
特に2020年のケイアイノーテックは2018年のNHKマイルカップの好走を最後、2年以上馬券に絡めていませんでしたが2020年の富士ステークスで久々に馬券に絡みました。
長く凡走している馬が激走する例もあるので、過去の戦績からNHKマイルカップに出走したことがある馬はチェックしたいです。
今年の出走登録馬の中で過去にNHKマイルカップに出走していた馬は5頭いました。
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富士ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-1-14】 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
2枠 | 【1-0-1-15】 | 5.9% | 5.9% | 11.8% |
3枠 | 【1-0-0-16】 | 5.9% | 5.9% | 5.9% |
4枠 | 【2-1-2-12】 | 11.8% | 17.6% | 29.4% |
5枠 | 【3-1-0-15】 | 15.8% | 21.1% | 21.1% |
6枠 | 【0-3-0-17】 | 0.0% | 15.0% | 15.0% |
7枠 | 【0-2-6-14】 | 0.0% | 9.1% | 36.4% |
8枠 | 【2-3-0-18】 | 8.7% | 21.7% | 21.7% |
中~外枠の好走率が高め
過去10年の富士ステークスの好走馬を枠順別に見てみると、単勝率が10%を超えていたのは4~5枠でした。
勝ち馬の5頭が4~5枠から出ているので勝ち馬は中枠が優勢です。
ただ、複勝率に関しては2~3着に8頭が絡んだ7枠の36%が一番高いです。
8枠も22%と安定しており、外枠も優勢傾向といえるでしょう。
対して、1~3枠はいずれも単勝率と連対率は6%前後で複勝率も最高で12.5%なので、中~外枠よりは好走率が低いです。
以上のことから、富士ステークスは中~外枠優勢と言えます。
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富士ステークスの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【5-6-3-24】 | 13.2% | 28.9% | 36.8% |
G3 | 【4-3-3-53】 | 6.3% | 11.1% | 15.9% |
L | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
オープン | 【0-1-0-12】 | 0.0% | 7.7% | 7.7% |
地方重賞 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3勝クラス | 【0-0-0-7】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走G1組は安田記念組を評価したい
前走G1レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
安田記念 | 【3-5-0-8】 | 18.8% | 50.0% | 50.0% |
NHKマイルC | 【0-1-1-6】 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
過去10年の富士ステークスの好走馬を前走クラス別に見てみると、もっとも活躍していたのは前走G1組でした。
前走G1組は【5-6-3-24】で勝率、連対率、複勝率はすべて安定しています。
なお、前走G1組は過去10年で11頭が連対していましたが、このうちの8頭が前走安田記念を使っていました。
前走安田記念組は4着以下でも【3-4-0-8】なので着順は問われません。
前走G1組を探す際は安田記念組に注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走が安田記念だった馬は5頭いました。(かっこは安田記念の着順)
前走G3組で前走5着以下の馬は厳しい
前走着順 | 前走G3レースの成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4着以内 | 【4-2-3-15】 | 16.7% | 25.0% | 37.5% |
5着以下 | 【0-1-0-38】 | 0.0% | 2.6% | 2.6% |
過去10年の富士ステークスで前走G3だった馬の成績は【4-3-3-53】でした。
好走率は前走G1組に劣るものの、馬券には10頭が絡んでいるので悪くありません。
ただし、好走した10頭のうちの9頭が前走G3競走で4着以内に入線していました。
前走5着以下の馬は【0-1-0-38】で複勝率は3%を下回っており大苦戦しています。
前走G3組を評価する際は前走着順が大きなポイントです。
今年の出走登録馬を見てみると、前走G3から挑む馬で4着以内は1頭、5着以下は3頭いました。
前走中央の重賞以外から挑む馬は大苦戦している
過去10年の富士ステークスで前走が中央競馬の重賞以外だった馬は34頭いましたが、馬券に絡んだのは2021年のサトノウィザードのみでした。
それ以外の馬はすべて馬券外に沈んでいることから、格上挑戦は厳しいようです。
今年の出走登録馬の中で前走が中央の重賞以外だった馬は6頭いました。
富士ステークス2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
以上になります。
富士ステークスの予想の参考にしてみてください!