
【京阪杯2025追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「S」

京阪杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では京阪杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
11月26日の馬場状態
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドどちらも良馬場でした。
坂路の1番時計はレイピアの4F50秒1です。時計は平均以上に出ています。
ウッドの1番時計はログラールが記録した6F80秒6でした。6F80秒台で走破したのはこの1頭のみで、いつもと比較すると時計は落ち着いています。
京阪杯2025追い切り評価/全頭診断コメント
京阪杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アブキールベイ
| アブキールベイ 11月27日(木) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 39.4 | 12.3 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.0 | 12.1 | 馬なり | ||
今年の葵ステークス(G3)を勝利したアブキールベイは27日の木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
国分優作騎手が追い切りに騎乗(レースでは吉村誠之助騎手が騎乗)し、馬なりで4F54秒6-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。
中間追い切りは11月に入ってから再開し、坂路で16本、ウッドで3本行い、坂路ベースの調整を行っています。
最終追い切りは坂路で単走でしたが、久々でも左手前で淡々と登坂しています。
少し頭の使い方は甘い感じもしますが、手前を変えてからもペースを落とすことなく登坂しています。
終いも2F13秒1-1F12秒3の加速ラップで登坂しており、差し馬らしい動きも健在でした。
派手な上積みはないですし少し馬体も大きいですが、久々でも休み明けの影響はなさそうですし、実績のある京都なら力を発揮できそうです。
エイシンフェンサー
| エイシンフェンサー 11月27日(木) 評価S | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 81.1 | 66.1 | 52.2 | 37.1 | 11.2 | 強め |
| 前走最終 | 海外出走 | ||||||
今年のシルクロードステークス(G3)を制したエイシンフェンサーは27日の木曜日に栗東のウッドチップコースにおいて、レイサンソク(牡2、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
主戦の川又騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を8馬身追走する形で一杯に追い、6F81秒1-上がり1F11秒2の自己ベストでレイサンソクに3馬身半先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
前走が5月に開催されたチェアマンズスプリント(G1)なので、実に7か月半ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは11月に入ってから再開し、坂路で14本、ウッドで1本の追い切りが確認できました。
最終追い切りは3頭併せの最内から2頭を追う形で一杯に追っていますが、久々でも脚取りはスムーズです。
直線に入って楽な脚取りで2頭を交わし、そこからは川又騎手との息も合わせながらスピード感ある末脚でまとめていました。
休み明けということで少し尻回りは大きい感じはしたものの、直線での伸びは良かったですし、最後まで脚色を落とすことなくまとめており、気持ちも乗っています。
休み明けと海外遠征の反動はなさそうですし、むしろいい走りだったのでいきなりがあってもおかしくなさそうです。
エーティーマクフィ
| エーティーマクフィ 11月26日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 38.3 | 12.2 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 函館芝(重) | 54.9 | 39.5 | 11.7 | G前仕掛け | ||
今年の青函ステークス(OP)を制して芝適性を開花させつつあるエーティーマクフィは栗東坂路でヒルノハンブルク(牡3、3勝クラス)と併せました。
久々にレースでコンビを組む富田騎手が追い切りに騎乗し、僚馬より7馬身半先行する形で馬なり追いを行い、全体時計53秒2-上がり1F12秒2の時計で僚馬に1馬身先着しました。
今回は約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で4本、ウッドでキャンターを4本行いました。
最終追い切りは坂路で僚馬と併せましたが、もともとダートで結果を残していた馬だけあって力強い脚色が印象的です。
馬体もダート馬らしく筋肉量が豊富ですし、馬なりでもパワフルな走りで力いっぱい登坂していました。
現在の京都コースは時計が出ているのでエーティーマクフィの脚質に合うかどうかわかりませんが、勝利した青函ステークスの日の函館も時計が出やすい中で勝利しているので問題ないでしょう。
久々でも前向きでしたし、順調に良化しています。
オタルエバー
| オタルエバー 11月26日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 38.6 | 12.4 | 一杯 | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 37.3 | 12.2 | 強め | ||
今年の鞍馬ステークス(OP)を勝利したオタルエバーは栗東坂路で単走を行いました。
柴田裕一郎騎手が追い切りに騎乗(レース当日は荻野琢真騎手が騎乗)し、一杯に追われて4F52秒4-上がり1f12秒4の時計で負荷を掛けています。
今回は約5か月ぶりの休み明けとなりますが、中間追い切りは坂路で9本行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の19日も栗東坂路で単走を行い、一杯に追われて4F52秒8-上がり1F12秒7の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは馬場の真ん中稍外目からの登坂でしたが、一杯に追われた影響もあって後ろ脚の踏み込みは非常にパワフルです。
脚の回転も非常に速く、しっかり追えているのも良いでしょう。
終いは少し脚の回転が落ちてきつつありましたが、それでも映像のなかった1週前追い切りと比較すると全体時計と終い時計はどちらも良くなっています。
ただ、前走最終追い切り時と比較すると時計は出ていませんでした。
1週前と比較すると良化していますし、レースまでにさらなる良化もありそうですが、最終追い切り終了時点ではさらなる良化があっても良い感じがしました。
カルチャーデイ
| カルチャーデイ 11月27日(木) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.0 | 40.9 | 12.2 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 84.7 | 68.4 | 52.9 | 37.7 | 11.5 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 55.5 | 38.8 | 11.5 | 馬なり | ||
1/2の抽選を突破したカルチャーデイは27日の木曜日に単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒0-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。
1週前の19日は栗東ウッドでアオイタケル(牡3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せしました。
レースでコンビを組む横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からアオイタケルより10馬身先行する形で馬なり追いを行い、6F84秒7-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
3頭併せの真ん中からの追い切りでしたが、アオイタケルははるか後方からの追走だったので真ん中から揉まれて調教しているわけではありません。
コーナーワークでは少し頭の動きがオーバーで少し行きたい素振りを見せています。
久々の影響もあるのか、馬体も少し太い感じがしました。
それでも、後ろから追走したアオイタケルが並びかけてからは自ら脚を伸ばして終い2F11秒7-1F11秒5でまとめているように勝負強さはありそうでした。
悪い出来ではありませんが、もう少し絞れたら良くなりそうです。
最終追い切りは坂路で単走でしたが、ここも本線に入る際に少し外に流れており、気性面での課題はありそうです。
ただ、直線に入ってからは意外とまっすぐ追えており、多少ハミ受けは悪いものの積極的な気持ちを走りに乗せて登坂していました。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと
気性は気になるものの、身体も少しまとまっていますし、少しでも脚を伸ばしながら登坂しているのも気持ちが乗っていて良かったです。
1週前より良くなっていますし、悪くない仕上がりです。
クラスペディア
| クラスペディア 11月27日(木) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 38.8 | 12.3 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 37.8 | 11.9 | 馬なり | ||
今年のクロッカスステークス(L)を勝利したクラスペディアは27日の木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
主戦の小崎騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒0-上がり1F12秒3の時計でまとめています。
中間追い切りは坂路が10本、ウッドで1本行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の20日はウッドコースで単走し、ここでも小崎騎手が騎乗して馬場の真ん中から一杯に追い、7F92秒7-6F77秒1-上がり1F12秒2の自己ベストで負荷を掛けていました。
ちなみにこの時計はこの日の栗東ウッドの全頭の追い切りで2番目に速いものです。
1週前に一杯に追って負荷を掛けたので、最終追い切りは坂路で軽めの調教でしたが、強く追った影響もあるのか、久々でも身体はシャープにまとまっています。
ただ、踏み込み自体はそこまで目立ちませんし、ところどころ斜行しながらの登坂でした。
四肢の動きはきびきびしていますが、脚取りは浅くてそこまで目立ちません。
1週前のウッド追いは時計だけ見たら非常に良いので良化があってもおかしくないですが、最終追い切り映像を見た限りではそこまで目立った良化はなかったです。
ここは及第点までとします。
ジャスティンスカイ
| ジャスティンスカイ 11月26日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 38.6 | 12.4 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 37.7 | 12.0 | 馬なり | ||
今年のモルガナイトステークス(OP)の勝ち馬であるジャスティンスカイは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒7-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。
中間追い切りは坂路で11本、ウッドで3本時計が確認できました。
このうち、映像はありませんが1週前の20日は栗東ウッドで馬場の外目から一杯に追われ、7F95秒6-6F78秒6-上がり1F12秒4の自己ベストを記録しています。
最終追い切りは馬場の真ん中から外ラチに向けて登坂しましたが、頭を少し引き気味にしながら左手前で淡々とリズムよく登坂しています。
後ろ脚はそこまで目立つ動きではありませんが、それでもウッドの蹴り上げを見る限りは力強いですし、最後まで一定のリズムで登坂しているのも良いでしょう。
もともとマイルや中距離で結果を残している馬なので最後まで脚色を維持してまとめているのも良いですし、1週前に自己ベストを記録しているのも好感触です。
派手な上積みはなさそうですが久々でも安定した走りができているので、ここでも好状態でレースに挑めそうです。
ジャスパークローネ
| ジャスパークローネ 11月27日(木) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.1 | 36.9 | 12.4 | 一杯 | ||
| 前走最終 | 海外出走 | ||||||
久々の国内戦であるジャスパークローネは27日の木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計51秒1-上がり1F12秒4の時計で負荷を掛けています。
前走が4月上旬ドバイゴールデンシャヒーン(G1)ですが、このレースは出走取消しているので、その前のレースは2月下旬にサウジアラビアで開催されたリヤドダートスプリント(G2)になります。
今回は約10か月ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは10月上旬から再開しており、坂路で17本、ウッドで軽い調教を12本行っていました。
最終追い切りは坂路で一杯に追いましたが、久々ということで身体はふっくらしています。
ただ、脚取りはしっかりしていますし、前方に集中しながら迫力のある走りを見せていました。
身体の大きい助手が騎乗していましたが、その中で全体時計51秒1は良いです。
ちなみに、映像は上がっていませんが1週前の20日にも坂路で強めに追って全体時計49秒8の時計を記録しているので2週続けて好タイムでまとめていました。
ジャスパークローネはもともと坂路で時計を出すタイプですが、久々でもしっかり時計を出しているのは良いでしょう。
もう少し絞れていればなお良いですが、馬格の割にいつも通り時計を出しているので状態は良さそうです。
理想としてはレースまでにもう少し絞りたいところで、できることなら当日のパドックや返し馬を見ながら最終判断したい1頭です。
ショウナンザナドゥ
| ショウナンザナドゥ 11月27日(木) 評価C | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.8 | 39.7 | 12.5 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 39.0 | 12.1 | 馬なり | ||
今年のフィリーズレビュー(G2)を制したショウナンザナドゥは27日の木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒8-上がり1F12秒5の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは坂路で11本の時計が確認できました。いずれも馬なりだったので本数を重ねて調整しています。
最終追い切りも坂路で軽めの攻めでしたが、多少頭は高いものの、右手前で一定のリズムを刻みながら登坂していました。
ただ、中盤以降になると少し頭の動きも大きくなっています。
終いは2F12秒8-1F12秒5で加速ラップでしたが、後ろ脚の踏み込みもそこまで深くないですし、あまり前向きさは感じられませんでした。
中間では入念に本数を重ねて調整していますが、そこまでの良化はなさそうです。
テイエムスパーダ
| テイエムスパーダ 11月26日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 38.0 | 12.3 | 強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 37.2 | 12.0 | 強め | ||
今年は千直で活躍していたテイエムスパーダは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追い、全体時計52秒8-上がり1F12秒3の時計で強く追っています。
中間追い切りは前走レースを終えてすぐ再開し、坂路で15本の追い切りが確認できました。
最終追い切りはラチに近いところからの登坂でしたが、左手前で積極的な脚さばきを見せています。
中盤で手前を変えてからは若干脚元が固い感じもしましたが、それでもリズムよく動けていますし、少しでも脚を前に伸ばして登坂しているように、気持ちも前向きさが感じられました。
強めの脚色にしては涼しい表情でまとめていますが、きびきびとした動きは良く、馬体を見ても短距離馬らしく筋肉量が豊富で充実しています。
京都競馬の実績はありませんが、ここ最近は調子を取り戻している感じもしますし、枠次第で激走もあり得るかもしれません。
良化の気配が感じられました。
ナムラクララ
| ナムラクララ 11月26日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 39.0 | 12.2 | 末強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.5 | 12.3 | 馬なり | ||
ナムラクレアの妹のナムラクララは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒7-上がり1F12秒2の時計でまとめています。
中間追い切りは11月に入ってから再開し、坂路に特化した追い切りを16本行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の19日は坂路でクレスコドルフィン(牡3、1勝クラス)と併せ、僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、4F53秒7-上がり1F11秒8の時計で僚馬にアタマ差先着しています。
最終追い切りは他の馬がいない中での単走でしたが、馬体はスプリンターらしく前駆が発達しています。
四肢の使い方も前脚を小刻みに使いながらきびきび追えています。
少し踏み込みは浅そうですが、脚取りは軽かったので現在の京都コースともフィットする可能性は高いです。
大きな上積みがあるかというと、そこまでではなさそうですが全体時計53秒7は一杯に追われた1週前追い切りと同じタイムですし、時計を見る限り良化の気配が感じられます。
最終追い切りも末強めだったのでレース当日までのさらなる良化にも期待できるでしょう。
今回は最終追い切り終了時点の評価ということでB評価にしますが、できることなら当日のパドックや返し馬を通してどこまで仕上がっているのかチェックしたいです。
ペアポルックス
| ペアポルックス 11月27日(木) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 37.0 | 12.4 | 末強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 37.2 | 12.1 | 末強め | ||
重賞で2着が3回のペアポルックスは27日の木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計52秒3-上がり1F12秒4の時計で負荷を掛けています。
中間追い切りは今月に入ってから再開し、坂路で13本、ウッドで2本の時計が確認できました。
最終追い切りは他馬がたくさんいる中で行われましたが、馬場の真ん中から左手前で意気揚々とした走りを見せています。
少し湾曲するような形で追っていてまっすぐ走れているかというと微妙ですが、前方に集中していました。
ただ、終い時計を見てみると、3F12秒4-2F12秒2-1F12秒4で減速しています。
終い3F目から飛ばしていたので一見止むを得ない感じはするものの、好走した今年のオーシャンステークス(G3)の追い切りが坂路で馬なりの単走で4F51秒6-上がり1F11秒8、このときの終いラップが3F12秒8-2F11秒7-1F11秒8だったので、この時と比較すると今回の時計は物足りないです。
悪くない出来ですが、個人的にはオーシャンステークスの時の方が好仕上がりだと感じます。
メイショウソラフネ
| メイショウソラフネ 11月27日(木) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 82.7 | 66.0 | 50.8 | 36.0 | 11.4 | G前仕掛け |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 78.2 | 63.7 | 49.6 | 35.7 | 11.6 | 末強め |
オパールステークス(L)の勝ち馬であるメイショウソラフネは27日の木曜日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられ、6F82秒7-上がり1F11秒4の時計でまとめています。
中間追い切りは坂路で18本、ウッドで4本行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の19日は栗東坂路でワインクーラー(牝3、1勝クラス)と併せ、僚馬より1馬身先行する形で強めに追い、全体時計53秒0-上がり1F12秒0の時計で併入しています。
最終追い切りはウッドコースで単走でしたが、少し頭を低めにしながらもコーナーワークの段階からははきはきした走りでまとめており、気持ちは前向きでした。
直線に入ってからは脚色通り、頭を低めにしながら風の抵抗を極力なくすように脚を伸ばして追っています。
ただ、終い時計を見てみると終い2F11秒2に対して1F11秒4なので意外と持久力はありませんでした。
最後まで速度を維持しながらまとめてほしかったです。
それでも動きやフォームは良いですし、最良ではありませんがこの馬なりに仕上がっていました。
モズメイメイ
| モズメイメイ 11月27日(木) 評価C | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 38.1 | 12.2 | 末強め | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 80.5 | 65.3 | 51.5 | 37.1 | 11.7 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 38.2 | 12.1 | 末強め | ||
今年に入ってから再び戦績が悪くなっているモズメイメイは27日の木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計52秒1-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。
1週前の19日は栗東ウッドでミトノオルフェ(牡3、1勝クラス)と併せました。
前走に引き続いてコンビを組む国分恭介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、6F80秒5-上がり1F11秒7の自己ベストで僚馬に半馬身先着していました。
僚馬の内側から立ち回りましたが、多少前脚は固い感じがするものの、馬具の効果もあって前方に頭を向けながら追えています。
馬なりでしたが脚を大きく伸ばしてじりじりと僚馬に迫り、最後は先着できたのも良いでしょう。
派手な動きではありませんが、全体時計80秒5はこれまでの自己ベストですし、見た目以上にいい走りができています。
最終追い切りは坂路で単走でした。
内ラチに近いところからの登坂でしたが、ここは少しハミ受けが悪く、いつも通り舌を出しながらの登坂です。
徐々に外目にもたれているのも気になりますし、脚の動きも硬くてあまり調子の良さそうな走りではありませんでした。
1週前が時計面を中心に良かったので良化に期待したいところでしたが、現状維持どころかマイナスに感じてしまうような動きでした。
ここでは良化が感じられず、今回は好仕上がりとは言いにくい内容です。
ヤマニンアルリフラ
| ヤマニンアルリフラ 11月27日(木) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 39.5 | 12.0 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 58.9 | 40.5 | 11.9 | 馬なり | ||
今年の北九州記念(G3)を制したヤマニンアルリフラは27日の木曜日に栗東坂路でエルナト(牡2、未勝利)と並走しました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を4馬身追走し、4F55秒0-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。
中間追い切りは坂路に特化した追い切りを8本行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の19日は坂路でフォーゲル(牡2、1勝クラス)と併せて僚馬を2馬身半追走する形で強めに追い、全体時計55秒3-上がり1F11秒8を記録しましたが僚馬にアタマ差遅れています。
23日も坂路でフォーゲルと併せ、ここは僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、全体時計53秒5-上がり1F11秒9の時計で同時併入していました。
最終追い切りは僚馬の左側から行いましたが、脚幅を狭めながらも躍動感ある動きで登坂しています。
キックバックもすさまじいものがありますし、しっかり踏み込んでいるのが分かります。
馬なりでしたが中盤以降は一気にペースアップして僚馬に迫って最後は併入し、中間で立て続けに負荷を掛けた効果も出ていました。
全体を通してパワフルな内容でしたし、心身ともにいい内容でした。
ヨシノイースター
| ヨシノイースター 11月27日(木) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.8 | 36.7 | 12.5 | 一杯 | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.6 | 11.8 | 馬なり | ||
2年連続北九州記念(G3)で2着入線しているヨシノイースターは27日の木曜日に栗東坂路で単走しました。
助手が騎乗して一杯に追い、4F51秒8-上がり1F12秒5の時計で負荷を掛けています。
中間追い切りは今月に入ってから再開し、いつも通り坂路に特化した追い切りを15本行いました。
このうち映像はありませんが1週前の19日も坂路で単走し、ここは叩き一杯に追い割れて4F52秒5-上がり1F11秒7の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは外ラチに近いところから登坂していますが、一杯に追っていることもあって四肢の回転は非常に速いです。
大柄な助手が騎乗していましたが臆することなくスピーディな走りで追えていますし、モタれも一切なくまとめており、安定した走りが確認できました。
一杯に追われながらも全く無駄のない動きはとても良いでしょう。
終いは3F12秒8-2F11秒4-1F12秒5で大きく減速していますが、動きがとても良かったので時計以上に好内容でした。
ルガル
| ルガル 11月26日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 37.6 | 11.6 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 38.8 | 11.6 | 馬なり | ||
メンバー唯一のG1馬であるルガルは栗東坂路で単走を行いました。
久々にコンビを組む西村淳也騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計52秒8-上がり1F11秒6の時計で登坂しています。
中間追い切りは11月に入ってから再開し、いつも通り坂路に特化した追い切りを13本行いました。
最終追い切りは馬場の真ん中稍内側からの追い切りでしたが、脚幅を狭めながら四肢をきびきびと使って登坂しています。
ただ、頭の使い方は少し甘いですし、中盤以降は外ラチ方面に少し斜行しながらの登坂で少し安定感は欠けていました。
もっとも、馬なりながらも終いは2F12秒3-1F11秒6で伸びていますし、このあたりはさすがG1馬といった感じです。
最良の出来ではありませんが、ルガルらしい走りはできているので得意の京都なら自身の走りができそうです。
レイピア
| レイピア 11月26日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 50.1 | 36.5 | 12.5 | 一杯 | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.7 | 37.2 | 13.2 | 強め | ||
前走のみちのくステークス(OP)を勝利したレイピアは栗東坂路で単走を行いました。
久々にコンビを組む鮫島克駿騎手が手綱を握って一杯に追い、全体時計50秒1-上がり1F12秒5の自己ベストタイ記録で強く追いました。
前走から中2週と間隔を詰めており、中間追い切りは坂路で1本のみ行っています。
最終追い切り映像を見てみると、一杯に追われた影響もあって序盤から回転の速い脚さばき、そしてウッドを蹴り上げながらの登坂で気持ちは前向きでした。
特に全体時計50秒1はこの日の栗東坂路の最速時計ですし、序盤から中盤は活気のある走りで登坂しています。
ただ、全体時計が速い分、終いは2F12秒1-1F11秒9-1F12秒5で減速していました。
それでも、負荷を掛ける意味では悪くありませんでしたし、最後まで積極的な走りで走れているのも良いでしょう。
前走最終追い切り時も減速ラップを刻みながらレースを勝利しているので、負荷を掛けた分だけレースで力を発揮できるタイプのように感じます。
そういう意味では今回一杯に追ったのでレース当日までにさらなる良化があってもおかしくないでしょう。
間隔を詰めてレースに挑みますが、気持ちも乗っていますし、好仕上がりでレースに挑めそうです。
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京阪杯2025追い切り評価ランキング
| 評価 | 馬名 |
| S | エイシンフェンサー |
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