【富士ステークス2022予想】おすすめの3頭はこちら!逃げ馬は不振!
富士ステークス2022のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
富士ステークス2022の概要
富士ステークスは東京競馬場の芝1,600mで行われるマイル戦です。
マイルチャンピオンシップの前哨戦という位置づけがされている富士ステークスには、夏の放牧から帰ってきたマイラーたちが多数参戦します。
もともとG3競走でしたが、2010年代後半に有力馬が多数集まったことでレースレイティングが上昇しました。
それに伴い、2020年からG2に昇格しています。
この舞台を制した馬にはマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられます。
過去にこの舞台を制したソングラインやノームコアはのちにG1馬になりました。
未来のマイル路線をけん引する馬の台頭に、期待が高まります。
富士ステークス2022の開催内容
開催日 | 10月22日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 5900万円 |
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富士ステークス2022が開催される東京の芝1,600mの特徴
富士ステークスの舞台である東京の芝1,600mはワンターンの左回りコースです。
スタートは2コーナーの出口付近です。
スタートから最初のコーナーまでは約550mもあるのでポジション争いは激しくなりません。
しかしながら、スタートから緩やかな下り坂を駆け下りるためペースはやや前傾気味になります。
スタートして300mを過ぎたあたりで一瞬だけ高低差2m弱の上り坂を駆け上がり、再び下り坂を下ります。
この一瞬の上り坂が曲者で、息を入れたいタイミングで坂があるため、ペースが乱されやすくなります。
一瞬の坂を上ったら再び下り傾斜で3コーナーに入ります。
3.4コーナーは非常に大きなカーブです。
スピードを維持しながらコーナーを回ることができますが、向こう正面から続く下り傾斜は3.4コーナーの真ん中あたりで終わり、そこからはほとんどフラットに近い上り坂に変わります。
4コーナーを過ぎると、約550mある直線コースに入ります。
新潟に次いで長い直線ではトップスピードをフルに活かすことができます。
しかしながら、直線の真ん中あたりに高低差1.8mほどの上り傾斜があるため、最後の最後まで坂を駆け上がるだけのスタミナは温存しておかなくてはいけません。
坂を上り切ったらあとは平らな300mの道で、その先にゴール板があります。
府中のマイルは息が入れづらいことから逃げや先行馬は苦戦傾向にあります。
特に逃げ馬にとっては前半の緩急のつくコース形態がペース配分を狂わす要因となるので逃げきるのは至難です。
逆に、差しや追い込み馬は自分の競馬に集中できるうえ、最後の直線で末脚を思う存分活かせられるので好走率は高いです。
長く脚を使える馬や、切れ味のある馬を中心に馬券予想を行うのが良いでしょう。
富士ステークス2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | エアロロノア | 牡5 | 56.0 | 岩田望来 |
2 | タイムトゥヘヴン | 牡4 | 56.0 | 福永祐一 |
3 | ノルカソルカ | 牡5 | 56.0 | 内田博幸 |
4 | ルフトシュトローム | セ5 | 56.0 | 横山和生 |
5 | ピースワンパラディ | 牡6 | 56.0 | 戸崎圭太 |
6 | ダイワキャグニー | セ8 | 56.0 | M.デムーロ |
7 | アルサトワ | 牡5 | 56.0 | 横山武史 |
8 | アオイクレアトール | 牡5 | 56.0 | 田辺裕信 |
9 | レインボーフラッグ | 牡9 | 56.0 | 小牧太 |
10 | セリフォス | 牡3 | 54.0 | 藤岡佑介 |
11 | リレーションシップ | 牡5 | 56.0 | 石橋脩 |
12 | ラウダシオン | 牡5 | 57.0 | 菅原明良 |
13 | ソウルラッシュ | 牡4 | 57.0 | 松山弘平 |
14 | ダノンスコーピオン | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 |
15 | ピースオブエイト | 牡3 | 54.0 | 三浦皇成 |
16 | スマートリアン | 牝5 | 54.0 | C.ルメール |
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過去10年の富士ステークスのデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 18 | クラレント | 5 | ポートアイランドS(OP) | 8 |
良 | 2 | 10 | ファイナルフォーム | 3 | ラジオNIKKEI賞(G3) | 1 |
3 | 11 | ヒットジャポット | 14 | 六甲S(OP) | 6 | |
2013 | 1 | 9 | ダノンシャーク | 1 | 京成杯AH(G3) | 2 |
良 | 2 | 12 | リアルインパクト | 9 | ダービー卿CT(G3) | 12 |
3 | 4 | シャイニープリンス | 14 | 信越S(OP) | 14 | |
2014 | 1 | 16 | ステウァノス | 2 | セントライト記念(G2) | 4 |
良 | 2 | 7 | シャイニープリンス | 12 | 京成杯AH(G3) | 6 |
3 | 11 | レッドアリオン | 5 | 西宮S(1,600万) | 1 | |
2015 | 1 | 3 | ダノンプラチナ | 4 | 皐月賞(G1) | 11 |
良 | 2 | 11 | サトノアラジン | 1 | エプソムカップ(G3) | 2 |
3 | 14 | ロゴタイプ | 3 | オールカマー(G2) | 4 | |
2016 | 1 | 3 | ヤングマンパワー | 3 | 関屋記念(G3) | 1 |
良 | 2 | 4 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) | 5 |
3 | 2 | ダノンプラチナ | 2 | 京成杯AH(G3) | 3 | |
2017 | 1 | 6 | エアスピネル | 1 | 札幌記念(G2) | 5 |
不良 | 2 | 15 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) | 8 |
3 | 13 | クルーガー | 11 | マイラーズC(G2) | 10 | |
2018 | 1 | 8 | ロジクライ | 2 | 京成杯AH(G3) | 3 |
良 | 2 | 11 | ワントゥワン | 3 | 京成杯AH(G3) | 2 |
3 | 14 | レッドアヴァンセ | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) | 3 | |
2019 | 1 | 16 | ノームコア | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 |
稍重 | 2 | 9 | レイエンダ | 3 | 新潟記念(G3) | 10 |
3 | 2 | レッドオルガ | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 11 | |
2020 | 1 | 5 | ヴァンドギャルド | 5 | 安田記念(G1) | 10 |
良 | 2 | 11 | ラウダシオン | 3 | NHKマイルカップ(G1) | 1 |
3 | 9 | ケイアイノーテック | 6 | 中京記念(G3) | 4 | |
2021 | 1 | 1 | ソングライン | 1 | 関屋記念(G3) | 3 |
良 | 2 | 17 | サトノウィザード | 9 | 関越S(OP) | 1 |
3 | 7 | タイムトゥヘヴン | 10 | セントライト記念(G2) | 14 |
【年齢】6歳以上の馬は苦戦気味
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【4-2-2-31】 | 10.3% | 15.4% | 20.5% |
4歳 | 【4-3-2-17】 | 15.4% | 26.9% | 34.6% |
5歳 | 【2-4-6-30】 | 4.8% | 14.3% | 28.6% |
6歳以上 | 【0-1-0-48】 | 0.0% | 2.0% | 2.0% |
過去10開催の富士ステークスで馬券に絡んだ30頭のうちの29頭が3~5歳馬でした。
6歳以上の馬で馬券に絡んだのは2017年のイスラボニータのみです。
イスラボニータは皐月賞馬で、ダービーをはじめ前年の富士ステークスやマイルチャンピオンシップでも2着に入った実力馬でした。
このクラスの馬でないと、6歳以上の好走は厳しいといえるでしょう。
今年の出走馬で6歳以上はダイワキャグニー(8歳)とレインボーフラッグ(9歳)の2頭です。
【脚質】逃げ馬は不振
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 【4-2-3-30】 | 10.3% | 15.4% | 23.1% |
中団 | 【5-4-3-50】 | 8.1% | 14.5% | 19.4% |
後方 | 【1-4-4-36】 | 2.2% | 11.1% | 20.0% |
過去10年の富士ステークスの好走馬を脚質別にまとめました。
基本的には先行も差しも追い込みも決まりやすい舞台ですが、唯一不振傾向なのが逃げ馬です。
逃げ馬は過去10年で1勝どころか1頭も馬券に絡めません。
富士ステークスにおいて逃げ馬は評価を下げたいです。
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過去10年の富士ステークスの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-1-0-6】 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 【3-0-1-6】 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 【1-4-1-4】 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
4~6番人気 | 【3-2-4-21】 | 10.0% | 16.7% | 30.0% |
7~9番人気 | 【0-2-0-28】 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
10番人気以下 | 【0-1-4-61】 | 0.0% | 1.5% | 7.6% |
1番人気の信頼こそ低いが上位勢が健闘している
過去10年の富士ステークスで1番人気の成績は【3-1-0-6】とそこまで高くはありません。
しかしながら、過去10年の勝ち馬はいずれも5番人気以上に支持された馬から出ています。
配当を見ると、昨年こそ不人気馬が馬券に絡みましたが、それでも三連単の配当は10万円を下回っています。
最後に10万円馬券が飛び出したのは2014年で、それから7年近く大波乱は起きてません。
近年は小波乱程度で収まっているので実績のある馬を中心に予想を組みたいですね。
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過去10年の富士ステークスの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-1-14】 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
2枠 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
4枠 | 【2-2-1-13】 | 11.1% | 22.2% | 27.8% |
5枠 | 【2-2-0-15】 | 10.5% | 21.1% | 21.1% |
6枠 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【0-1-4-18】 | 0.0% | 4.3% | 21.7% |
8枠 | 【3-3-0-18】 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
内枠よりも中~外が複勝率が高い
過去10開催の富士ステークスの好走馬を枠順別にまとめました。
単勝率でみると極端な差はありませんが、複勝率でみると4枠から外目の枠が20%を超えています。
富士ステークスは中枠から外枠を引いた馬の好走率が目立ちます。
過去10年の富士ステークスの前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【3-3-2-18】 | 11.5% | 23.1% | 30.8% |
G2 | 【2-0-3-12】 | 11.8% | 11.8% | 29.4% |
G3 | 【4-6-2-57】 | 5.8% | 14.5% | 17.4% |
OP(L) | 【1-1-2-27】 | 3.2% | 6.5% | 12.9% |
3勝 | 【0-0-1-7】 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
未勝利 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
安田記念 | 【1-2-0-4】 | 14.3% | 42.9% | 42.9% |
ヴィクトリアマイル | 【1-0-2-0】 | 33.3% | 33.3% | 100.0% |
NHKマイル | 【0-1-0-5】 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
前走重賞組が好走している
過去10開催の富士ステークスで馬券に絡んだ25頭が前走重賞レースでした。
また、前走がG1レースだった馬ほど連対率・好走率は高く、G2、G3にグレードダウンするにつれて好走率は下がっています。
前走が重賞レースだったのか、また、重賞の格も確認しておきたいです。
今年の出走馬で前走が非重賞だった馬は下記5頭になります。
・アルサトワ
・アオイクレアトール
・レインボーフラッグ
・リレーションシップ
・スマートリアン
NHKマイル組は消し?!
前走G1組は富士ステークスでの好走率は高いですが、前走がNHKマイルカップだった馬だけは例外。
NHKマイルカップ組は過去10年で6頭が出走しましたが【0-1-0-5】で、2020年のラウダシオンしか馬券に絡んでいません。
その中にはアドマイヤマーズやクラリティスカイといったNHKマイルカップの勝ち馬もいましたが、大きく敗れています。
また、タイセイビジョンやレッドアンシェルといった重賞馬も富士ステークスでは4着に敗れてしまいました。
安田記念組やヴィクトリアマイル組と比較しても、NHKマイルカップ組は有力馬が参戦している割に不振傾向が強く、データ的には軽視したいです。
今年は上位人気に支持されるであろうダノンスコーピオンが唯一のNHKマイルカップから挑む馬です。
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富士ステークス2022の注目馬3頭
近年はぶっつけG1がトレンドしているため、今年の富士ステークスは例年以上に古馬のメンツは薄目です。
しかしながら、今年の春G1を沸かせた3歳のダノンスコーピオンとセリフォスが参戦するため、新旧マイラー対決が実現しそうです。
今年の富士ステークスで人気を集めそうな馬を3頭紹介します。
ダノンスコーピオン
今年のNHKマイルカップの勝ち馬ダノンスコーピオンが富士ステークスから始動します。
前走のNHKマイルカップはハイペース競馬の中、中団から脚を溜めつつ、早め仕掛けが功を奏して優勝しました。
昨年の朝日杯FSにおいても勝ち馬ドウデュースにコンマ2秒差の2着に入線していて強い馬相手に結果を残しています。
今年の共同通信杯(芝1,800m)が距離が長くて敗れていることから、完全にマイルにシフトしましたが、血統的にもベスト距離といえるでしょう。
東京マイルもNHKマイルで結果を残しているので舞台適性も問題ありません。
あえて課題を挙げるとすると、前走NHKマイルカップ組が富士ステークスと相性が悪い点でしょうか。
NHKマイルカップ組が凡走するジンクスを打破し、秋の大舞台に飛越したいですね。
セリフォス
今年のNHKマイルで1番人気に支持されたセリフォスは、人気を集めながらもG1タイトルに届きませんでした。
しかしながら、昨年の朝日杯はドウデュースの2着に入線していてダノンスコーピオンに先着しています。
1番人気で挑んだNHKマイルカップは好位をつけながらも思うように脚を活かすことができませんでしたがそれでも4着に入線しました。
そして、中2週で挑んだ安田記念は古馬のマイラーが集まった舞台で、4着に健闘。
勝ち馬ソングラインとタイム差わずか0.1秒なので、勝ち負けもありました。
ダノンスコーピオンと比較すると、斤量面ではセリフォスのほうが優遇されていますし、安田記念を使ったことで前走NHKマイルカップではなくなったこともデータ的には良いでしょう。
鞍上的には藤岡佑介騎手よりも福永騎手に騎乗してもらいたかったのが本音です。
藤岡佑介騎手にはかつてケイアイノーテックでNHKマイルを制したときのような競馬を意識しつつ、挑んでもらいたいです。
ソウルラッシュ
これまでは中距離を使われていましたが、マイルに転向してからは一変。
4戦4勝であっという間に重賞タイトルを手にしたソウルラッシュは勢いのまま、安田記念に挑みました。
ところが、安田記念では後方一機を図るものの、前が馬群でさばききれず、13着に大敗してしまいました。
その時騎乗していた浜中騎手は「(馬を)誘導できなかった自分に責任がある」とコメントされていて、出し切れればもっと上位入線もあったようです。
安田記念は位地取りの影響も確かにあったので大敗には目をつぶってもよいでしょう。
今回は松山騎手との新コンビでターフに挑みます。
浜中騎手よりも松山騎手の方が仕掛けどころやコース取りが上手なので、テン乗りとはいえ乗り替わりは好材料です。
今年の富士ステークスのメンバーを見る限り、ソウルラッシュの追い込み競馬でも通用しそうなので、勝ち負けのチャンスは十分あるでしょう。
富士ステークス2022の穴馬2頭
富士ステークスで馬券に絡む2.3着馬には人気落ちの馬が馬券に絡むこともしばしばあり、時には二桁人気の馬も馬券に絡みます。
今年の富士ステークスで配当妙味のありそうな馬を2頭紹介します。
タイムトゥヘヴン
昨年の富士ステークスでは10番人気の低評価ながらも直線一気の競馬で3着に入線しました。
今年のダービー卿CTにおいても直線の短い中山で直線からの追い込みだけで勝ち星を手にしています。
続く京王杯SCにでも3着に入線していて、昨年の富士ステークスの3着は決してフロックではないことが証明されました。
追い込み頼りの競馬だけで結果を残していますが、富士ステークスは差しや追い込みも決まりやすいので脚質的には合っています。
前走のエプソムカップは5着とはいえ重馬場で時計がかかる中で5着に絡んでいるので負けてなお強い競馬が見れました。
テン乗りとはいえリーディング上位の福永騎手が騎乗するのも心強いです。
追い込み馬にしては安定した成績なので、馬券内も狙えるでしょう。
ダイワキャグニー
8歳でも元気いっぱいのダイワキャグニーは典型的な左回り巧者です。
右回りの成績が【0-0-1-5】に対し、左回りは【8-2-2-17】と、左回りが大得意。
しかも、これまで手にした8勝はすべて東京競馬のものでした。
8歳馬ですが、左回りの中京競馬で大体開催された今年の京都金杯で2着に入線しているので、得意舞台ではまだまだ力を発揮しています。
舞台適性は文句ないので、あとはテン乗りのデムーロ騎手が上手く誘導してほしいですね。
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富士ステークス2022予想の最終買い目
富士ステークス予想(晴れ良馬場想定)
金曜日の段階で富士ステークスが開催される土曜日の東京都府中市は晴れの良馬場の予報がでています。
馬場状態を見ても芝は良馬場でクッション値9.0と標準ですね。
先週のレースを見ても時計は出ていたので引き続き高速馬場で開催されるでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しつつ予想を行います。
◎本命 10 セリフォス
父 | ダイワメジャー |
母 | シーフロント |
母父 | Le Havre |
主な勝ち鞍 | デイリー杯2歳S(G2) 2021年 |
前走 | 安田記念(G1) 4着 |
本命はセリフォスにします。
NHKマイルカップこそ思うように伸び切れずに4着に敗れてしまいました。
しかし、強硬ローテで挑んだ安田記念ではソングラインやシュネルマイスターといった現役トップクラスのマイラー相手に差のない4着で、同じ4着でも力を発揮しています。
同期のダノンスコーピオンと比較すると、NHKマイルでは敗れているものの未G1馬のため、斤量面では優遇されています。
パフォーマンスを見ても安田記念はかなり強かったですし、そのときと全く同じ舞台でレースできるのもよいでしょう。
NHKマイルではダノンスコーピオンに敗れたとはいえ、朝日杯ではセリフォスが先着しているので実力はほぼ互角だと思います。
そのなかで斤量や枠を考えるとここは力を発揮しやすいと感じました。
ダイワメジャー産駒は富士ステークスとあまり相性がよくないですが、ジンクスを打破してほしいです。
〇対抗 14 ダノンスコーピオン
父 | ロードカナロア |
母 | レキシールー |
母父 | Sligo Bay |
主な勝ち鞍 | NHKマイルC(G1) 2022年 |
前走 | NHKマイルC(G1) 1着 |
対抗はダノンスコーピオンにします。
ダノンスコーピオンにとって秋の目標はマイルCSだと思うのでここはあくまでも叩き台。
しかしながら、NHKマイルは最高速度で長く脚を使って先着していて強い競馬ができていました。
直線の長い府中とは相性抜群ですし、NHKマイルを制した舞台で再びレースできるのもよいですね。
ポテンシャルの高さは2歳のころから発揮していましたが、、マイルに専念する以上、ここは上位争いにもつれ込みたいです。
セリフォスと比較すると斤量面ではダノンスコーピオンのほうが不利なので対抗にしましたが、出し切れれば勝ち負けも十分あり得るでしょう。
▲単穴 13 ソウルラッシュ
父 | ルーラーシップ |
母 | エターナルブーケ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | マイラーズC(G2) 2022年 |
前走 | 安田記念(G1) 13着 |
ソウルラッシュは単穴で評価します。
もともと中距離を中心に使われていましたが、マイルに距離短縮すると怒涛の4連勝で一気に重賞馬になりました。
前走の安田記念は位置取りが悪すぎたので思うような競馬ができませんでしたが、ポジションさえかみ合えば得意の追い込みで上位争いできたかもしれません。
後方競馬を得意としている馬なので、長く脚を使える東京競馬場と相性はよいはずです。
鞍上もテン乗りとはいえこの秋調子を上げている松山騎手なので、ソウルラッシュの力を最大限に発揮する競馬に期待したいです。
単勝
10 セリフォス
馬連流し
軸馬:10
相手:2、5、6、13、14
三連複フォーメーション
1頭目:10
2頭目:2、5、6、13、14
3頭目:2、5、6、13、14
以上になります。
富士ステークスの予想の参考にしてみてください!