【福島記念2023予想】本命馬3頭+穴党におすすめしたい〝2頭〟はこちら!
福島記念2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
福島記念2023の予想ポイント
- 斤量54~55キロの馬が活躍している
- 3歳~4歳馬の好走率が高い、7歳以上は評価を下げたい
- 逃げ&先行馬が強い、追込み馬は苦戦
- アタマ向きの2番人気、相手向きの1番人気
- 1枠2枠が有利、8枠は全滅
- 前走G2組が強い
福島記念2023の概要
福島記念は福島競馬場で開催される芝2,000mのハンデ競走です。
秋の福島は3週間開催されますが、その中で唯一行われるローカル重賞となっています。
この時期の福島は11月で気温も低下しつつあるため一見時計がかかりそうに思います。
しかし、福島は年に一回の芝更新を夏開催終了後(7月)に行うため、この時期はもっとも芝条件がよいです。そのため、開催時期に対して好タイムが出やすい舞台なっています。
秋のG1シーズンの裏で行われるローカル重賞ということで、骨のあるメンバーが参戦するのも特徴で、今年は例年以上に粒ぞろいなので非常に難解です。
ハンデ戦というルールや上位騎手不在など、荒れる要素がとにかく詰まっていますが、ハンデ戦にしてはそこまで荒れないのも特徴的です。
しかしながら、順当で決まることもあまりないため、ある程度の配当には期待できるでしょう。
配当妙味はこの日行われるG1エリザベス女王杯よりも高く感じる人も多く、人によってはエリザベス女王杯よりも力を入れている人も多いです。
福島で行われる今年の最後のローカル重賞も勝って締めたいです。
福島記念2023の開催内容
開催日 | 11月12日(日曜) 15:20発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 福島競馬場 11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
1着賞金 | 4300万円 |
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福島記念2023が開催される福島の芝2,000mの特徴
スタート地点 | ホームストレッチの4コーナーポケット、右端 |
コース | 右回り Aコース使用 |
1周の距離 | 1,600m |
直線距離 | 292,0m |
高低差 | 1.9m |
フルゲート | 16頭 |
スタート地点は4コーナーの奥に設けられたポケットで最初の1コーナーまでの距離は500m近くあります。
スタートから小刻みにアップダウンを繰り返しますが、序盤から見て1ハロンは下り傾斜となっているためペースは上がりやすいです。
1~2コーナーも下り坂から平坦コースになっているため全体的に前傾ラップになることが多いです。
向こう正面半ばに入るとようやく平らなコースになります。
3~4コーナーも平らになっており、3コーナーの途中にラスト3ハロンの標識があるのでこの辺りで各馬はペースを引き上げます。
最後の直線は約292mです。
直線入りに段階で下り傾斜ですがすぐに上り傾斜となり、小刻みにアップダウンを刻みながらゴールを目指します。
福島競馬場はローカル競馬場らしく全長が短く小回りです。
そのため、立ち回りの器用さが求められます。
また、随所に傾斜が存在することからペース配分も難しくなっており、意外と癖のあるコースとなっています。
ちなみに、右回り+小回り+アップダウンの多いコースである中山とは通じる箇所も多く、実際に中山で結果を残している馬が福島で活躍する場面も多々見られました。
コース適性にも目を配りたいです。
福島の芝2,000mはここをチェック!
- 距離以上のスタミナが求められる
- パワータイプの馬が好走しやすい
- 血統的にはステイゴールド系の馬が結果を残している
- 脚質的には先行有利だが差しや追い込みも届きやすい
- 関東騎手が絶好調
福島記念2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | アナザーリリック | 牝5 | 56.0 | 丸山元気 |
2 | カレンルシェルブル | 牡5 | 57.0 | 吉田隼人 |
3 | ダンテスヴュー | 牡4 | 55.0 | 石橋脩 |
4 | テーオーシリウス | 牡5 | 55.0 | 藤岡佑介 |
5 | シルトホルン | 牡3 | 55.0 | 大野拓弥 |
6 | ホウオウエミーズ | 牝6 | 54.0 | 田辺裕信 |
7 | ダンディズム | セ7 | 56.0 | 富田暁 |
8 | ノースザワールド | 牡5 | 55.0 | 団野大成 |
9 | ヴァンケドミンゴ | 牡7 | 55.0 | 角田大和 |
10 | グリューネグリーン | 牡3 | 54.0 | 永野猛蔵 |
11 | アケルナルスター | 牡4 | 55.0 | 丹内祐次 |
12 | ナイママ | 牡7 | 54.0 | 武藤雅 |
13 | ウインピクシス | 牝4 | 54.0 | 松岡正海 |
14 | バビット | 牡6 | 58.0 | 内田博幸 |
15 | カントル | 牡7 | 57.0 | H.ドイル |
16 | ユニコーンライオン | 牡7 | 59.0 | 国分優作 |
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福島記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 2 | ユニコーンライオン | 10 | 京都大賞典(G2) | 13 |
2 | 7 | サトノセシル | 3 | 府中牝馬ステークス(G2) | 4 | |
3 | 1 | アラタ | 1 | 札幌記念(G2) | 4 | |
2021 良 | 1 | 8 | パンサラッサ | 5 | オクトーバーステークス(L) | 1 |
2 | 12 | ヒュミドール | 6 | 京都大賞典(G2) | 10 | |
3 | 10 | アラタ | 1 | ケフェウスステークス(OP) | 1 | |
2020 良 | 1 | 3 | バイオスパーク | 2 | 京都大賞典(G2) | 9 |
2 | 9 | ヴァンケドミンゴ | 1 | カシオペアステークス(L) | 3 | |
3 | 7 | テリトーリアル | 5 | オクトーバーステークス(L) | 1 | |
2019 良 | 1 | 10 | クレッシェンドラヴ | 1 | オールカマー(G2) | 5 |
2 | 9 | ステイフーリッシュ | 6 | 札幌記念(G2) | 9 | |
3 | 12 | ミッキースワロー | 2 | オールカマー(G2) | 2 | |
2018 良 | 1 | 2 | スティッフェリオ | 2 | オクトーバーステークス(OP) | 4 |
2 | 6 | マイスタイル | 3 | 札幌記念(G2) | 9 | |
3 | 1 | エアアンセム | 1 | オールカマー(G2) | 4 | |
2017 良 | 1 | 3 | ウインブライト | 2 | 毎日王冠(G2) | 10 |
2 | 13 | スズカデヴィアス | 3 | オクトーバーステークス(OP) | 3 | |
3 | 6 | ヒストリカル | 10 | 毎日王冠(G2) | 9 | |
2016 良 | 1 | 3 | マルターズアポジー | 7 | 秋風ステークス(1,600万) | 1 |
2 | 13 | ゼーヴィント | 1 | セントライト記念(G2) | 2 | |
3 | 1 | ダイワドレッサー | 3 | 秋華賞(G1) | 15 | |
2015 重 | 1 | 1 | ヤマカツエース | 2 | 富士ステークス(G2) | 13 |
2 | 8 | ミトラ | 1 | オールカマー(G2) | 3 | |
3 | 13 | ファントムライト | 4 | アイルランドトロフィー(OP) | 3 | |
2014 良 | 1 | 1 | ミトラ | 6 | 富士ステークス(G2) | 6 |
2 | 9 | フラアンジェリコ | 13 | 丹頂ステークス(OP) | 11 | |
3 | 4 | メイショウナルト | 1 | 新潟記念(G3) | 10 | |
2013 良 | 1 | 9 | ダイワファルコン | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 15 |
2 | 2 | マイネルラクリマ | 2 | 小倉記念(G3) | 3 | |
3 | 4 | ラブイズブーシェ | 7 | 札幌記念(G2) | 10 |
【斤量】54~55キロの馬が活躍している
斤量 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
59キロ | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
58キロ | 【0-1-0-2】 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
57キロ | 【1-0-2-13】 | 6.3% | 6.3% | 18.8% |
56キロ | 【2-1-2-34】 | 5.1% | 7.7% | 12.8% |
55キロ | 【3-4-1-27】 | 8.6% | 20.0% | 22.9% |
54キロ | 【3-1-1-17】 | 13.6% | 18.2% | 22.7% |
53キロ | 【0-1-0-13】 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
過去10年の福島記念の好走馬を斤量別に見てみると、もっとも勝ち馬が出ていたのは54~55キロでそれぞれ3頭ずつ勝ち馬がでています。
単勝率は54キロが有利でしたが連対率と複勝率は55キロの馬のほう勝っていました。
福島記念では斤量54~55キロの馬が活躍しています。
今年の出走馬を斤量別にまとめました。
【年齢】若い馬ほど活躍している
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳馬 | 【2-1-1-8】 | 16.7% | 25.0% | 33.3% |
4歳馬 | 【3-3-2-12】 | 15.0% | 30.0% | 40.0% |
5歳馬 | 【2-2-2-37】 | 4.7% | 9.3% | 14.0% |
6歳馬 | 【3-3-3-37】 | 6.5% | 13.0% | 19.6% |
7歳以上 | 【0-1-2-35】 | 0.0% | 2.6% | 7.9% |
過去10年の福島記念の勝ち馬はいずれも3~6歳馬でした。
7歳以上の馬は勝利がありません。
連対率でみると、3歳馬は33%、4歳馬は40%もありこの2つが上位を占めています。
7歳以上になると極端に好走率を落としているのが分かりました。
福島記念は3~4歳馬が活躍し、7歳以上は評価を下げてよさそうです。
今年の出走馬の中で3歳馬は2頭、4歳馬は3頭、7歳以上の馬は5頭いました。
【脚質】逃げ&先行馬が強い
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【3-0-1-8】 | 25.0% | 25.0% | 33.3% |
先行 | 【6-6-2-24】 | 15.8% | 31.6% | 36.8% |
差し | 【1-4-6-47】 | 1.7% | 8.6% | 19.0% |
追込 | 【0-0-1-50】 | 0.0% | 0.0% | 2.0% |
過去10年の福島記念の勝ち馬3頭が逃げ馬で、6頭が先行馬でした。
また、馬券に絡んだ30頭のうちの18頭も逃げもしくは先行馬です。
特に逃げ馬は近2年連続で勝利していて単勝率もトップです。
先行馬は単勝率こそ逃げに劣りましたが連対率と複勝率はトップでした。
差し馬もまずまず活躍していますが、逃げや先行と比較すると劣ります。
そして、追込はこれまで51頭が出走しましたが馬券に絡んだのは2015年のファントムライトのみでした。
福島記念を予想する際は脚質にも注目したいです。
今年の出走馬の中で逃げそうな馬は4頭、先行しそうな馬は4頭いました。
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福島記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【1-3-4-2】 | 10.0% | 40.0% | 80.0% |
2番人気 | 【4-1-1-4】 | 40.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
4~6番人気 | 【2-2-2-24】 | 6.7% | 13.3% | 20.0% |
7~9番人気 | 【1-0-1-28】 | 3.3% | 3.3% | 6.7% |
10番人気以下 | 【1-1-1-66】 | 1.4% | 2.9% | 4.3v |
相手向きの1番人気
過去10年の福島記念で1番人気は【1-3-4-2】でした。
勝ち馬こそ2019年のクレッシェンドラヴしかいませんでしたが8頭もの馬が3着内に入線しています。
ハンデ戦にしては1番人気の信頼度が高いレースとなっており、頭で固定するよりも三連複の軸にするか、2~3着固定で予想するのがよさそうです。
アタマ向きの2番人気
過去10年の福島記念で2番人気は【4-1-1-4】でした。
単勝率は40%と1番人気よりも高いです。
複勝率も60%あって信頼しやすい数値となっていました。
2番人気に支持された馬は1着固定で予想してみてもよいかもしれません。
7番人気以下の台頭はあまり見られない
過去10年の福島記念で7番人気以下の馬は99頭が出走しましたが馬券に絡んだのは5頭のみでした。
ローカル開催のハンデ戦といったら大いに荒れるイメージがありますが、福島記念は意外と穴馬の台頭は見られません。
このため、極端な高配当には期待しづらいレースなのです。
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福島記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-1-3-12】 | 20.0% | 25.0% | 40.0% |
2枠 | 【3-0-2-15】 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
3枠 | 【0-1-1-18】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
4枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 【2-3-1-13】 | 10.5% | 26.3% | 31.6% |
6枠 | 【0-1-1-18】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
7枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
8枠 | 【0-0-0-20】 | 0.0% | 0.0% | 0.0v |
内枠有利
過去10年の福島記念の好走馬を枠順別にまとめました。
もっとも活躍していたのが1枠でその次に結果を残していたのは2枠です。
この二つの枠だけで7頭もの勝ち馬が出ていました。
福島記念は芝が更新された直後の開催2週目に組み込まれているレースなので芝状態がよく、内ラチ有利です。
1~2枠に入った馬は評価を上げたいです。
全滅の8枠
過去10年の福島記念で8枠の馬は20頭いましたが1頭も馬券に絡めていません。
このなかには人気を背負った2017年のサンマルティン(1番人気)や2014年のウインマーレライ(3番人気)もいましたが大敗していました。
福島記念で8枠を引いた馬は評価を下げてよさそうです。
内枠×逃げ馬は激走しやすい
年度 | 着順 | 枠 | 馬名 | 人気 | コーナー通過順位 |
2022 | 1着 | 1 | ユニコーンライオン | 10 | 1-1-1-1 |
2021 | 1着 | 4 | パンサラッサ | 5 | 1-1-1-1 |
2016 | 1着 | 2 | マルターズアポジー | 7 | 1-1-1-1 |
2014 | 3着 | 2 | メイショウナルト | 1 | 1-1-1-1 |
過去10年の福島記念で逃げ馬は【3-1-0-8】です。
4頭が馬券に絡んでいましたがいずれも1~4枠の内枠から発走していました。
特に、メイショウナルトを除いた3頭は1~2枠から発走しており、人気も5番人気~10番人気です。
福島記念は内枠を引いた逃げ馬は人気問わず激走する可能性がありますよ。
福島記念の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G2 | 【4-6-5-28】 | 9.3% | 23.3% | 34.9% |
G3 | 【2-1-1-38】 | 4.8% | 7.1% | 9.5% |
リステッド | 【1-1-1-16】 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
オープン | 【1-2-2-36】 | 2.4% | 7.3% | 12.2% |
3勝クラス | 【1-0-0-7】 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
前走G2組が強い
過去10年の福島記念の好走馬を前走クラス別に見てみると、もっとも活躍していたのが前走G2だった馬です。
馬券に絡んだ30頭のうちの15頭が前走G2を使われており、前走G3以下の馬よりも好走数は多かったです。
福島記念はローカルハンデ重賞ですが、上がり馬よりも強いクラスで経験を積んでいる馬のほうが活躍傾向にありました。
今年の出走馬で前走がG2だった馬は3頭います。
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福島記念2023の有力馬3頭
福島記念はハンデ戦の割には上位人気馬が活躍しています。
今年の出走登録馬の中で人気を集めそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
シルトホルン
・3歳1勝クラス 2023年
今年のラジオNIKKEI賞で2着入線したシルトホルンが初重賞制覇を狙います。
3走前のラジオNIKKEI賞では2番手くらいの位置で競馬を行い、直線で先を走っていたグラニットを交わして先頭に立ちましたが、最後の最後にエルトンバローズに差されました。
しかしながら、エルトンバローズとの差は半馬身差と惜しい競馬でした。
このエルトンバローズが続く毎日王冠において、叩き台だったとはいえG1馬のソングラインやシュネルマイスターに先着していたので結果的に強い相手に善戦できたのは大きいです。
前走のオクトーバーステークスでも先行しながら2着入りし、初の古馬戦でも力を発揮しました。
今回はハンデもそこまで重くありません。
福島もラジオNIKKEI賞で連対しているのでコース適性にも期待できるでしょう。
主戦の大野騎手が今回騎乗する点も心強いです。
大きな欠点はなさそうですし、よっぽど外枠を引かない限りは馬券に絡めたいです。
バビット
・セントライト記念 (G2) 2020年
・ラジオNIKKEI賞 (G3) 2020年
3年前のラジオNIKKEI賞とセントライト記念を制したバビットが久々に福島に帰ってきました。
福島は【2-0-0-0】と相性がよいです。
脚質的にも逃げもしくは2番手の競馬を得意としているので福島記念の舞台とかみ合いそうです。
好走条件はいくつかありますが、3年前のセントライト記念を最後、勝ち星どころか馬券にすら絡めていないのは大きな課題です。
昨年のオールカマーは9番人気ながらも4着に入線しているように、ある程度時計のかかる馬場なら出し切れているように思います。
近年の成績を見る限り明らかにピークは過ぎていますが、それでも時計のかかる条件なら侮れない1頭になるでしょう。
ウインピクシス
・壇之浦S(3勝クラス) 2023年
前走のクイーンステークスでは9番人気の低評価ながらも先行しながら粘りの競馬で2着入りしました。
勝ち馬ドゥーラには敗れましたが、オークス3着馬相手に2着に善戦しており、力は付けています。
もともと小回り競馬場を得意としており、福島は【2-0-0-0】と相性がよいです。
前目の競馬を得意としているので福島記念とも相性がいいです。
前走はキレ負けしてしまいましたが、前残りの舞台になるようでしたら初重賞制覇も成し遂げられるかもしれません。
福島記念2023の穴馬2頭
福島記念はハンデ戦にしては下位人気の台頭は目立ちません。
しかし、今年は例年以上に骨のあるメンバーが参戦しており枠順が決まる前から混戦としています。
もしかしたら、一発大荒れがあるかもしれないです。
今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭取り上げます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ユニコーンライオン
・福島記念 (G3) 2022年
・鳴尾記念 (G3) 2021年
昨年の福島記念勝ち馬ユニコーンライオンが連覇を狙います。
逃げ~先行競馬を得意としていて、過去には福島記念だけではなくG1の宝塚記念でも2着入りしています。
脚質的には勾配のある競馬場を得意としているので福島は歓迎できるでしょう。
課題は年齢的な衰えです。
特に今年は6戦使われましたが1度も馬券に絡むことなく敗れていました。
また、福島記念は7歳以上の馬は極端に好走事例を落としているのでデータ的にも難しいところです。
枠次第で評価したい馬です。
ホウオウエミーズ
・新潟牝馬S (OP) 2022年
今年のマーメイドステークスと七夕賞は10番人気以下の低評価でしたが3着入りし、高配当の立会者となりました。
前走の新潟牝馬ステークスでも2着入りを果たしています。
差し~追い込み競馬を得意としていて、直線に入ってからの加速に定評があります。
福島は最後の直線が短いですが、2走前の七夕賞では中団から徐々に押し上げて3着入りしているので、ある程度は対応してくれるはずです。
また、ホウオウエミーズは上がりのかかる馬場のほうが出し切れているので当日のトラックバイアスにも着目したいです。
高速馬場なら評価を下げてもよさそうですが、少しでも時計がかかるようでしたら侮れない1頭となりそうです。
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福島記念2023追い切り評価
福島記念2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
福島記念2023予想の最終買い目
福島記念の予想(雨の稍重~重馬場想定)
福島記念が開催される日曜日の福島競馬場は曇りのち雨の予報が出ています。
前日土曜日の芝は良馬場でしたが、フタを開けてみればそのほとんどのレースで平均よりも時計が遅かったです。
良馬場でもそこまで時計は出ていないので雨が降ればより時計はかかるでしょう。
うましるでは雨の稍重~重馬場、時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 4 テーオーシリウス
父 | ジャスタウェイ |
母 | ハロースカーレット |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 美浦S(3勝クラス) 2023年 |
前走 | 小倉記念(G3) 2着 |
本命はテーオーシリウスにしました。
枠の並びを見たときに、まず逃げるのはテーオーシリウスだと思いました。
過去10年で逃げ馬は3勝していますが、そのうちの2頭は近2年で逃げ切っているように逃げ馬との相性がいいです。
後入れの内枠なので落ち着いてスタートできるでしょう。
雨で時計がかかる馬場になった時にどれだけパフォーマンスを引き出せるかは分かりませんが、逃げ粘りの競馬ができれば番狂わせもあり得るのではないでしょうか。
〇対抗 5 シルトホルン
父 | スクリーンヒーロー |
母 | シンメイミヤビ |
母父 | Langfuhr |
主な勝ち鞍 | 3歳1勝クラス 2023年 |
前走 | オクトーバーS(L) 2着 |
対抗はシルトホルンにしました。
今年のラジオNIKKEI賞では今回と同じ福島競馬のレースで2着入りしています。
このときの勝ち馬エルトンバローズはのちに毎日王冠を勝利しており、強い相手に善戦できたのは高く評価したいです。
重馬場実績はそこまでありませんが、前走のオクトーバーステークスが古馬相手のレースで重馬場でしたが2着なのである程度は対応できそうです。
今回はラジオNIKKEI賞以来の福島ですが、主戦の大野騎手との相性も良いですし、上位争いも十分狙えるでしょう。
▲単穴 2 カレンルシェルブル
父 | ハービンジャー |
母 | カレンケカリーナ |
母父 | ハーツクライ |
主な勝ち鞍 | 福島民報杯(L) 2023年 |
前走 | 小倉記念(G3) 5着 |
単穴はカレンルシェルブルにしました。
枠もよいですが、なによりもタフな馬場における適性が高いです。
稍重以下の馬場ではこれまで【3-0-1-2】で時計のかかる馬場は歓迎材料です。
ただ、脚質的には最後方からの追込一気が続いているのであまりにも馬場悪化になり前残りが顕著になりそうなら不発する可能性も高いです。
日曜の馬場とはフィットしそうですがギャンブル性もあるので相手にしています。
△連下 6 ホウオウエミーズ
父 | ロードカナロア |
母 | エミーズスマイル |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | 新潟牝馬S(OP) 2022年 |
前走 | 新潟牝馬S(L) 2着 23年 |
ホウオウエミーズは連下にしました。
マーメイドステークスと七夕賞の印象が強い馬ですが、この馬も先ほど紹介したカレンルシェルブルと同じくタフな馬場が得意でこれまで手にした5勝はすべて稍重もしくは重馬場におけるものでした。
そのため、明日の雨はホウオウエミーズにとって恵みの雨となるでしょう。
脚質的にも福島で行われた七夕賞で3着入りしているようにコース相性も良いです。
ポテンシャルだけ見たらここでも上位ですし追い切りでも動けていましたが、2歳時以来の騎乗となる田辺騎手がここのところパッとしていないので相手までにしました。
△連下 8 ノースザワールド
父 | ディープインパクト |
母 | パスオブドリームズ |
母父 | Giant’s Causeway |
主な勝ち鞍 | スピカS(3勝クラス) 2023年 |
前走 | 毎日王冠(G2) 6着 |
ノースザワールドも抑えます。
今年は馬券に絡むことがめっぽう減ってしまいましたが、昨年のいまごろは5戦連続で2着入りしていて常に安定した走りを見せていたのです。
最近は少し後ろからの競馬も増えつつあって出し切れていない傾向が続いていますが、スピカステークスの時のように前に行くことができればまだまだ侮れません。
追い切りでもいい動きを見せていましたし、前に行くことを期待したいです。
△連下 13 ウインピクシス
父 | ゴールドシップ |
母 | コスモアクセス |
母父 | ロージズインメイ |
主な勝ち鞍 | 壇之浦S(3勝クラス) 2023年 |
前走 | クイーンS(G3) 2着 |
ウインピクシスは相手にしました。
ポテンシャルだけ見たらここでも上位なのですが、如何せん外枠を引いてしまったことだけがマイナスです。
福島記念は逃げや先行馬有利ですが、この枠から前を切るのはスタミナも消耗するでしょうし、大きなマイナスでした。
データ的にも6枠より外の馬か過去10年で勝利がありませんし、相手までにしておきます。
単勝
4 テーオーシリウス
馬連流し
軸馬:4
相手:2、5、6、8、13
三連複フォーメーション
1頭目:4
2頭目:2、5、6、8、13
3頭目:2、5、6、8、13
以上になります。
福島記念の予想の参考にしてみてください!