【フェブラリーS2024追い切り評価/全頭診断】ドゥラエレーデに並ぶ最高評価「S」はこの2頭!
フェブラリーステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではフェブラリーステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
2月14日の馬場状態
美浦
この日は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路は一番時計がロジアデレードの4F51秒1で、全体的に52秒台の馬が多く標準くらいの時計です。
ウッドは一番時計がピースソックスの6F77秒4で、70秒台後半やや80秒台で走破している馬も多々見られることから高速馬場です。
栗東
栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路はドゥラエレーデの4F49秒1が最速で、50秒台や51秒台も多く、時計は出ています。
ウッドの一番時計はエプファニーの6F78秒4です。美浦同様速い時計を出す馬が多数いることから時計の出る馬場でした。
フェブラリーステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント
フェブラリーステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アルファマム
アルファマム 2月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.3 | 12.2 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 37.9 | 12.3 | 馬なり |
根岸ステークス(G3)で8着だったアルファマムは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追われて4F53秒0-上がり1F12秒2で走破しています。
中2週ということで、中間は坂路で5本です。
最終追い切りは末強めですが、そこまで迫力は感じられません。
しかしながら、メンコをつけて前に集中した走りを見せており、レースに向けての意欲は感じられます。
時計は出ていませんが今回は大柄な助手が騎乗していたのも影響があるかもしれないですし、そこまでマイナスというわけではありません。
前走と同じくらいの仕上がりだと思います。
イグナイター
イグナイター 2月14日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 園田(良) | 65.4 | 49.1 | 36.4 | 12.2 | 直強め | |
前走最終 | 園田(良) | 66.0 | 48.5 | 36.1 | やや強め |
昨年のJBCスプリント(Jpn1)の勝ち馬であるイグナイターは園田で最終調整を行いました。
新子調教師自ら手綱を握り、馬場の2分どころから直線強めに追われて5F65秒4-1F12秒2の時計で走破しています。
2月の1日と8日にも園田で軽めの調教を行っていました。
園田の追い切りということで他の馬の映像がなく、この日の平均時計も分かりません。
しかし、序盤から素晴らしい動きを見せており、休み明け緒戦でも出し切れる状態には仕上がっています。
この馬らしいストライド走法も健在ですし、乗り慣れた園田で勇ましく駆け抜けていました。
馬場の内目を通っていたとはいえ前走最終時とほとんど差のない時計でゴールしていますし、なによりもスピード感があって迫力のある追い切りでした。
G1馬にふさわしい動きを見せており、仕上がり具合は文句なしです。
ウィルソンテソーロ
ウィルソンテソーロ 2月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.7 | 67.1 | 51.8 | 37.3 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 73.7 | 56.8 | 41.1 | 12.6 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 56.7 | 41.0 | 12.3 | 強め |
昨年のチャンピオンズカップ(G1)と東京大賞典(G1)で2着入りしたウィルソンテソーロは美浦のウッドチップでアエロプラニーノ(牡3、2未勝利)と併せ馬を行いました。
武士沢騎手が騎乗(レース当日は松山騎手が騎乗)し、僚馬を2~3馬身追走する形で馬場の真ん中から馬なり追いを行い、6F83秒7-上がり1F11秒5の時計で1馬身先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
追い切りは1月24日から再開し、坂路で12本、ウッドが3本と間隔を詰めて調整を行っています。
1週前の8日にはマニーブルース(牡3、未勝利)と併せました。
このときは僚馬より2~3馬身追走する形で馬場の外目から馬なりで追い、5F73秒7-上がり1F12秒6で同時併入しました。
1週前は馬なりということでそこまで負荷はかけていません。
しかし、フットワークの軽い走りを見せていて、状態面はよさそうです。
ただ、直線では手前替えができていない上、僚馬と比較するとやや見劣りする内容でした。
最終追い切りも引き続き馬なりです。
1週前よりも頭が低く、いい意味で気持ちの乗った走りができています。
手前替えもスムーズでしたし、馬なりながらも直線でしっかりと脚を伸ばしており、気持ちのこもった動きができていました。
馬なりながら終い1F11秒5の時計を出しているのもよいですね。
1週前は正直ピンときませんでしたが、最終追い切りを見た限りはしっかり追うことができており、無事に良化していました。
オメガギネス
オメガギネス 2月14日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.5 | 65.6 | 51.3 | 37.4 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 81.0 | 64.7 | 50.1 | 36.7 | 12.2 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 66.7 | 51.3 | 36.9 | 11.4 | 馬なり |
上位勢が競走取りやめとなったことで出走可能となったオメガギネスは美浦のウッドチップでオンザライン(セ6、3勝クラス)と併せました。
レース当日も騎乗するC.ルメール騎手が騎乗し、僚馬を3~4馬身追走する形で馬場の外側から馬なりで追い、6F82秒5-上がり1F11秒3の末脚で半馬身先着しています。
中3週ということで中間は坂路が5本、ウッドが1本でした。
中間は美浦のウッドで単走でした。
馬場の真ん中から追いましたが6F81秒0-上がり1F12秒2の自己ベストを記録しています。
追い切り映像を見ても、序盤から勢いのある動きができています。
直線で手前を替えてからも綺麗な走法で追えていました。
全体時計が速い反面、終い1Fは12秒2でしたが、状態面は大変よさそうです。
そして、最終追い切りは併せ馬を行っています。
ここでも頭を低くしながら追うことができており、直線では手前替えにやや時間がかかったものの、替えてからは低い姿勢で最後まで追うことができていました。
馬なりながらも終い1F11秒3の時計を出すことができていたのは好感が持てますし、時計以上にいい内容です。
前走最終追い切り映像と比較しても遜色ありませんでしたし、引き続き力のある競馬に期待したいです。
ガイアフォース
ガイアフォース 2月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 37.6 | 11.7 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(重) | ⑦98.6 | 67.0 | 51.8 | 36.6 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 39.1 | 12.3 | 馬なり |
初ダートのガイアフォースは栗東坂路で単走を行いました。
今回初騎乗となる長岡騎手を背にして馬なりで追われ、4F52秒9-上がり1F11秒7の時計で軽めに流しています。
中間は坂路が中心ですが、7日にはウッドチップで一杯に追われていました。
このときも長岡騎手が騎乗し、重賞馬のエルトンバローズ(牡4、オープン)とイクスプロージョン(牡6、オープン)と3頭併せを行っています。
エルトンバローズより3馬身先行しながら馬場の真ん中より一杯に追われて、7F98秒6-上がり1F11秒4の時計でエルトンバローズに半馬身、イクスプロージョンに2馬身半先着しました。
このときは一杯に追われていましたが、右前脚の使い方がやや固い印象を持ちました。
軽快な動きを見せているものの、この一追いで良化することに期待したい内容でした。
そして、最終追い切りは坂路で単走を行っています。
ここは坂路で軽めでしたが、やはり前脚が少し高い感じがします。
しかしながら、道中の動きは軽快でしたし、時計面で見ても2F11秒9-1F11秒7でこれまでの追い切りと比べるとしっかり時計を出していました。
動き自体は前走チャレンジカップ(G3)の時と同じような感じでしたが終い時計は優秀です。
2週続けて長岡騎手が騎乗している点も好感が持てますし、上積みの感じられる追い切りでした。
カラテ
カラテ 2月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 38.6 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(重) | 86.4 | 70.3 | 54.8 | 38.7 | 11.7 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.8 | 38.9 | 12.1 | 馬なり |
実に5年ぶりのダート参戦が決まったカラテは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F54秒2-上がり1F12秒2で駆け上がっています。
中3週ですが、中間は坂路が13本、その間ウッドも一本挟んでいました。
1週前の7日にウッドで追い切りを行い、この時は助手騎乗で外ラチ沿いから強めに追い、6F86秒4-上がり1F11秒7でゴールしています。
ラチ沿いから動いているものの、頭がやや高い上斜めを向きながら走っており、走りに集中できていない印象があります。
四肢の動きや体の使い方は悪くありませんが、メンタル的にレースに向けて意識が向いている感じはしませんでした。
最終追い切りは坂路で軽めに仕上げています。
ここでは前を向いて走ることができており、1週前より走りに集中しています。
少し固さはありそうですが、脚取りはしっかりしていました。
仕上がり具合はまずまずです。
キングズソード
キングズソード 2月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.2 | 66.0 | 51.9 | 37.4 | 11.6 | 一杯 |
1週前 | 栗東CW(稍重) | 83.7 | 68.5 | 53.8 | 38.6 | 12.6 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 90.0 | 73.6 | 56.9 | 39.9 | 11.8 | 末一杯 |
昨年のJBCクラシック(Jpn1)を制したキングズソードは栗東ウッドチップでギルティプレジャー(牝3、未勝利)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する岩田望来騎手を背に、馬場の外目から僚馬を4~5馬身追走する形で一杯に追い、6F81秒2-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。
中間は坂路で8本、ウッドで2本の時計を残していました。
1週間前の8日にも栗東ウッドチップで一杯に追っています。
この時は寺島調教師が手綱を握り、外ラチ沿いから一杯で6F83秒7-上がり1F12秒6でした。
1週前は少しズブい動きを見せており、ややおなか回りが太い感じがします。
時計は目立っていませんし、直線でもキレがなく、調子のいい時と比べると幾分物足りない内容でした。
1週前に負荷をかけましたが、最終追い切りでも一杯に追われました。
まず、時計に関してはこれまでのなかで2番目に速い時計を出していることから、時計だけ見たら優秀です。
しかし、ここでも身体は太い感じがします。
直線にはいって僚馬と併せてからは力強い走りが見られましたが、いい時期と比べると少し物足りない内容でした。
この一追いで本番、良化しているようでしたらチャンスはありそうですが、個人的にはあまりよい仕上がりに見えませんでした。
シャンパンカラー
シャンパンカラー 2月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.9 | 66.5 | 51.8 | 37.4 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 65.6 | 50.4 | 36.2 | 11.6 | 馬なり |
昨年のNHKマイルカップ(G1)の勝ち馬シャンパンカラーは美浦のウッドチップで単走を行いました。
レース当日も騎乗する内田騎手を背に、馬場の2分どころから馬なりで追い、6F82秒9-上がり1F11秒9でゴールしています。
中間追い切りは昨年末から行いはじめ、坂路、ウッドともに7本時計を記録しています。
最終追い切りは馬なりでしたが、軽快な走りで休み明けにしては動けています。
ただ、コーナーから直線に入って何度か頭が上を向いている動作が見られ、走りに集中できていません。
動き自体は軽快で昨年の春の時と同じくらい動けていますが、休み明けでレースに対する感覚は衰えているようにも見えました。
ここを使って次戦以降に期待したいです。
スピーディキック
スピーディキック 2月12日(月) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 浦和調教場(良) | 65.8 | 50.5 | 37.7 | 12.4 | 馬なり | |
前走最終 | 浦和調教場(良) | 50.9 | 36.6 | 11.7 | 末強め |
浦和所属のスピーディキックは浦和調教場で単走を行いました。
騎乗者は不明です。
馬場の真ん中から馬なりで追って、5F65秒8-上がり1F12秒4で軽めに流しました。
浦和調教場の追い切りということでこの日の馬場傾向は正直分かりません。
しかし、序盤から中盤にかけて意気揚々とした動きを見せており、馬なりながらも前向きな内容の追い切りだと思います。
ストライドも速いですし、歩様の長い脚さばきで動けていることから状態面も動きも良いですね。
馬なりながらも時計は出していますし、いい仕上がりだと思います。
セキフウ
セキフウ 2月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 38.1 | 12.7 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(重) | ⑦96.8 | 65.5 | 51.8 | 36.9 | 11.6 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.9 | 67.1 | 52.3 | 37.8 | 12.5 | 馬なり |
昨年のエルムステークス(G3)を制したセキフウは栗東坂路でゼンノツキヨミ(牝3、新馬)と併せ馬を行いました。
武幸四郎調教師が騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F52秒1-上がり1F12秒7の時計で2馬身先着しています。
中間は坂路で9本、ウッドで5本の時計を記録しています。
1週前の7日には栗東坂路で一杯に追われました。
このときはシルバーカレッジ(牡3、未勝利)と併せ馬を行い、老婆を4馬身追走する形で7F96秒8-上がり1F11秒6の時計で半馬身先着しています。
コーナーの段階から力強くて回転の速い脚さばきを見せています。
しかし、前脚はやや固めなので最終追い切りの良化に期待したい内容でした。
最終追い切りは栗東坂路で軽めに調整されました。
1週前に一杯に追われた影響もあってしっかりした脚取りで動くことができ、前脚の使い方も良いです。
また、後ろ脚の踏み込みも強くて力のある走りができていました。
時計は出していないものの、1週前と比べると良化していましたし、いい状態でレースに向かうことができそうです。
タガノビューティー
タガノビューティー 2月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.5 | 38.4 | 12.6 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東CW(稍重) | 80.5 | 65.7 | 52.0 | 37.7 | 12.4 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 38.3 | 12.7 | 叩き一杯 |
タガノビューティーは栗東坂路でドンアポロン(牡3、未勝利)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して僚馬より1馬身半先行する形で一杯に追い、4F53秒5-上がり1F12秒6で走破しています。
前走から中2週ですが、中間は坂路で9本、ウッドで6本とかなり追い込みました。
1週前の8日にもウッドチップで一杯に追っています。
このときはロコポルティ(牡6、3勝クラス)と併せて馬場の真ん中から半馬身先行する形で追い、6F80秒5-上がり1F12秒4でしたが半馬身遅れています。
全体時計は悪くないものの、俊敏な動きとは言い難く、直線においては格下の馬、しかも馬なりの相手に後れを取ってしまいました。
負荷をかける面では悪くない内容でしたが、やや物足りない内容です。
そして、最終追い切りは坂路でも一杯に追っています。
終始ドンアポロンと並走する形で追われましたが、先行しながら格下の相手に同時併入で、少し評価の難しいところです。
タガノビューティーは前々走の武蔵野ステークス(G3)やその前のマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)の中間追い切りでも併せ馬に後れを取っています。
しかも、どちらも一杯に追ったうえで遅れているので追い切りだけ見たらあまりよくありません。
ところが、武蔵野ステークスは2着、マイルチャンピオンシップ南部杯は4着と、追い切り内容に反して好走していました。
今回も全く同じような追い切りスタイル、そして格下相手に厳しい内容でしたが、稽古は動かないタイプですし、いままでの内容を見る限りはこの馬なりに状態面は上がっているのかもしれません。
ドゥラエレーデ
ドゥラエレーデ 2月14日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 49.1 | 36.4 | 12.6 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 55.1 | 39.1 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 70.9 | 54.7 | 38.3 | 11.6 | 直強め |
昨年のチャンピオンズカップと東京大賞典(どちらもG1)で3着入りしたドゥラエレーデは栗東坂路で単走を行いました。
今週から短期免許でレースするムルザバエフ騎手が手綱を握り、一杯に追われて4F49秒1-上がり1F12秒6、この日の一番時計で坂路を駆けあがりました。
中間は坂路が7本、ウッドで3本時計を残しています。
1週前の7日は重馬場のウッドで単走軽めでした。
首の使い方がいまいちで、どうも追い切り映えしません。
しかし、ドゥラエレーデはいつも追い切りで目立つ動きを見せないどころか、悪い動きを見せながらもレースで出し切れているのでこの馬からしたら及第点です。
そして、最終追い切りは主戦のムルザバエフ騎手が指揮をとりました。
一杯に追われた影響もありますが、近走の追い切りとは比べ物にならないくらい意気揚々とした追い切りを見せています。
また、全体時計49秒1はこの日の栗東坂路で一番速く、ついでに自己ベストも記録しました。
さすがに終い2F11秒8に対して1F12秒6と失速していましたが、これまでの追い切りとは比べ物にならないほど活発な動きを見せているのは好感が持てます。
ムルザバエフ騎手は今週から約2か月日本でレースしますが、ドゥラエレーデに騎乗するためこのフェブラリーステークスから始動したと思います。
そういう意味ではここでも勝ち負けにも期待できるでしょう。
あとは、マイルさえかみ合えばなお良いです。
ドンフランキー
ドンフランキー 2月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 81.8 | 65.4 | 50.9 | 37.4 | 11.1 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.2 | 68.2 | 52.6 | 37.3 | 11.6 | 一杯 |
超大型馬のドンフランキーは栗東のポリトラックでセルケト(牝5、1勝クラス)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する池添騎手を背に、僚馬を1馬身半追走する形で馬場の外目から一杯に追い、6F81秒8-上がり1F11秒1で同時併入しました。
骨折明けということで、中間は坂路が3本、ウッドが4本と乗り込み量は少なめとなっています。
最終追い切りはポリトラックで行われています。
ポリはもともと時計の出やすい馬場ですが、その割にはそこまで時計は出ていません。
しかし、序盤は軽いフットワークで追えており、直線に入って僚馬が並びかけてからは追込態勢に入って加速ラップを刻むことができました。
骨折明けにしては悪くない仕上がりです。
ペプチドナイル
ペプチドナイル 2月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.8 | 40.8 | 12.6 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 55.1 | 39.8 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.2 | 40.2 | 12.5 | 馬なり |
前走東海ステークス(G2)で6着のペプチドナイルは栗東坂路で単走を行っています。
レース当日も騎乗する藤岡佑介騎手を背に、馬なりで全体時計55秒8-上がり1F12秒6で軽く流しました。
中3週ですが、中間は坂路で12本、ウッドで2本の時計を出しており、乗り込み量は入念です。
1週前の7日は重馬場の坂路でホワイトリバー(牡3、未勝利)と2頭併せを行っています。
このときは僚馬を3~4馬身追走する形で馬なり追いを行い、全体時計55秒1-上がり1F12秒5で半馬身先着していました。
踏み込みに力強さは感じられるものの、頭の使い方がいまいちで、道中横揺れする場面もあって安定していません。
馬なりでこの動きは正直よくありませんでした。
最終追い切りも引き続き馬なりです。
折り合い重視ということで時計は全く出していません。
1週前よりは安定した動きを見せていますが、左脚が少し高いです。
完全に流しているのでブレはありませんでしたが、追った時に果たして安定した動きができるか微妙なところです。
レース本番まで負荷をかける場面もありませんでしたし、良化は感じられませんでした。
ミックファイア
ミックファイア 2月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 大井外(良) | 66.5 | 52.0 | 37.7 | 12.0 | 強め | |
前走最終 | 大井外(良) | 65.8 | 52.3 | 38.3 | 強め |
昨年の南関三冠馬であるミックファイアは大井で単走を行っています。
騎乗者は分かりません。
馬場の真ん中から強めに追って5F66秒5-上がり1F12秒0で走破しました。
大井の追い切りデータはあまりないので時計は参考にしづらいですが、全体時計は前走最終時よりも遅いです。
しかし、終い3F目の時計は今回のほうが勝っているので終い重視の内容としては悪くない時計でした。
肝心の動きに関しましては、馬場の真ん中からスピード感のある走りを見せています。
直線に入ってからも淡々としたリズムでゴールしており、平均以上の仕上がりでした。
ただ、特別大きな変化が見られたわけではなく、まずまずの仕上がりです。
レッドルゼル
レッドルゼル 2月15日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 40.1 | 12.8 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 52.4 | 38.0 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 54.5 | 39.1 | 12.2 | 馬なり |
昨年のフェブラリーステークス(G1)で2着のレッドルゼルは栗東坂路で最終調整を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F55秒2-上がり1F12秒8で走破しています。
中間追い切りは1月20日から再開し、坂路で16本、ウッドで2本の時計威を残しました。
1週前の7日には重馬場の栗東坂路で一杯に単走追いを行い、4F52秒4-上がり1F12秒2でまとめています。
年齢を重ねた影響もあって若い時と比較すると時計は出ていません。
しかしながら、ウッドの蹴り上げ具合を見ても分かるように力のこもった走りができていて、G1馬らしい脚色を見せました。
時計は目立ちませんが負荷をかける意味では悪くない内容です。
そして、最終追い切りは単走で軽めに流しています。
ここでは首を右に左に動かしていてどこか落ち着きがない様子です。
手綱を引きながら坂路を駆けあがる場面もたまに見られ、折り合いの面ではあまりよくありません。
2週続けて追い切りを見ましたが、一杯に追った1週前は年齢を感じさせないいい走りを見せていました。
本番でも気合を付けたらいいペースで走れるかもしれません。
ただ、最終追い切りは集中力に欠いた動きを見せていたのも事実で、いい時期ほどの仕上がりとは言い難かったです。
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フェブラリーステークス2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | イグナイター オメガギネス ドゥラエレーデ |
A | ウィルソンテソーロ ガイアフォース スピーディキック セキフウ |
B | アルファマム カラテ タガノビューティー ドンフランキー ミックファイア レッドルゼル |
C | キングズソード シャンパンカラー ペプチドナイル |
D |
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