【フェブラリーステークス2024予想】本命馬3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!
フェブラリーステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
フェブラリーステークス2024の予想ポイント
- 東京ダート勝ち馬+重賞馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 4歳~5歳馬が活躍、7歳以上は苦戦
- 馬体重500キロ以上の大型馬が優勢
- 1番人気の信頼度は非常に高い【5-2-2-1】
- 1枠と大外16番は全頭着外
フェブラリーステークス2024予想の最終買い目
フェブラリーステークスの予想(晴れの良馬場想定)
フェブラリーステークスが開催される日曜日の東京競馬場界隈は曇り時々の予報が出ていました。
快晴というわけではないようですが、降水確率は0%なので雨は降らないでしょう。
前日土曜日の東京レースはすべて良馬場だったことからも、良馬場開催に期待できそうです。
気になる馬場傾向ですが、12レースの1勝クラス(ダート1,600m)の勝ち時計が1分37秒7、4レースの新馬戦(ダート1,600m)の勝ち時計が1分40秒5で平均より時計は出ていません。
フェブラリーステークスはさすがにG1なのでこの2レースよりは時計は出るはずですが、極端な高速馬場にはならないと思います。
うましるでは晴れの良馬場、標準くらいの馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 4 ドゥラエレーデ
父 | ドゥラメンテ |
母 | マルケッサ |
母父 | オルフェーヴル |
主な勝ち鞍 | ホープフルS(G1) 2022年 |
前走 | 東京大賞典(G1) 3着 |
本命はドゥラエレーデにしました。
評価した一つの理由が騎手です。
今回ドゥラエレーデが出走するにおいてムルザバエフ騎手が騎乗してくれる点が心強いです。
ムルザバエフ騎手はここ数年来日した短期免許騎手の中ではダントツに成績がよく、土曜日の京都牝馬ステークスでは16番人気のコムストックロードを3着に持ってきていていきなり見せ場を残しました。
ドゥラエレーデもポテンシャルが高く、昨年のチャンピオンズカップはハイペースの流れる展開で逃げ粘りしていましたし、東京大賞典でも消耗戦に近い展開で2着入りしています。
今回は芝スタートの1,600m戦ということで距離が短すぎる可能性やスピード型になる可能性は正直あります。
しかし、ドゥラエレーデが出走するにあたってドイツからはるばる来日してくれていることからこの馬に対する思いは人一倍強いと思います。
ドゥラエレーデにとっては初の1,600m戦ですが、ムルザバエフ騎手がうまくサポートしてくれることを信じたいです。
〇対抗 5 オメガギネス
父 | ロゴタイプ |
母 | スタートアップ |
母父 | ハービンジャー |
主な勝ち鞍 | グリーンチャンネルC(L) 2023年 |
前走 | 東海ステークス(G2) 2着 |
オメガギネスは対抗にしました。
これまで重賞競走こそ手にしていませんが、前走東海ステークスも昨年のレパードステークスも惜しい競馬です。
なによりもデビューから5戦すべて連対している実力は本物でしょう。
2走前のグリーンチャンネルカップも2着馬に3馬身半差の圧勝でした。
しかも、勝利したグリーンチャンネルカップは東京ダート1,600mでフェブラリーステークスと全く同じコースですでにコース適性を証明しているのも評価したいです。
ルメール騎手が手綱を握るのも心強いですし、初重賞制覇が初G1タイトルでもおかしくないです。
▲単穴 10 タガノビューティー
父 | ヘニーヒューズ |
母 | スペシャルディナー |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | コーラルステークス(L) 2023年 |
前走 | 根岸ステークス(G3) 13着 |
タガノビューティーは単穴にしました。
前走の根岸ステークスは出遅れも影響して全く見せ場がありませんでしたが、例年よりもゆったりした展開となり、タガノビューティーからしたら出し切りづらい展開だったのも事実です。
フェブラリーステークスの舞台である東京ダート1,600mのほうが流れやすいため、その点では今回のほうがチャンスはあると思います。
過去10年、根岸ステークス3着以下の馬は馬券に絡めていないのでデータ的にはマイナスですが、前走が例年とは違った根岸ステークスだったことを考えればある程度は妥協したいです。
昨年のかしわ記念やマイルチャンピオンシップ南部杯を見ても分かるように流れてくれれば力は発揮できるので、前走の結果だけで人気を落としてくれるようでしたらおいしい穴馬となってくれるでしょう。
△連下 13 レッドルゼル
父 | ロードカナロア |
母 | フレンチノワール |
母父 | フレンチデピュティ |
主な勝ち鞍 | JBCスプリント(Jpn1) 2021年 |
前走 | 武蔵野ステークス(G3) 3着 |
レッドルゼルは連下にしました。
昨年のフェブラリーステークスで2着入りしているのでここでもチャンスはありそうです。
ただ、昨年のフェブラリーステークスは勝ったレモンポップを除けばそこまでメンバーレベルは高くありませんでした。
そのため、相手に恵まれての2着だったことも否定できません。
近年は年齢的なものもあって、例えば前走の武蔵野ステークスは3着とはいえ4着馬ケイアイシェルビーとの差はわずかでした。
今年のフェブラリーステークスは昨年よりもメンバー層が強化されているため、その中での好走は意外と簡単ではなさそうなので抑えまでにしました。
△連下 14 ウィルソンテソーロ
父 | キタサンブラック |
母 | チェストケローズ |
母父 | Uncle Mo |
主な勝ち鞍 | 白山大賞典(Jpn3) 2023年 |
前走 | 東京大賞典(G1) 2着 |
ウィルソンテソーロも連下にしました。
昨年は交流重賞3勝をはじめ、東京大賞典やチャンピオンズカップでも2着入りと、大躍進の一年でした。
これまでの戦績から喰う距離のほうが合ってそうな感じがしますが、東京ダート1,600mでも2勝しているのでコース適性は問題ありません。
ただ、この2戦コンビを組んだ原騎手が数日前の落馬負傷のため、松山騎手へ乗り替わりとなっています。
松山騎手はかつてデアリングタクトをはじめ、さまざまなレースで結果を残していましたが今年は調子を落としているのでウィルソンテソーロに限れば原騎手継続のほうがよかったと思います。
ウィルソンテソーロは騎手の乗り替わりで評価を下げました。
△連下 1 イグナイター
父 | エスポワールシチー |
母 | ビアンコ |
母父 | ウォーニング |
主な勝ち鞍 | JBCスプリント(Jpn1) 2023年 |
前走 | JBCスプリント(Jpn1) 1着 |
イグナイターも抑えます。
昨年のJBCスプリントでは中央勢を一蹴して勝ち切っているように、短距離ダートで本格化しています。
今回はマイルレースなので少し距離が長い可能性は否定できません。
ところが、近2戦のマイルチャンピオンシップ南部杯で馬券にこそ絡めていませんが掲示板入りしていることから適性自体はありそうです。
追い切りでも素晴らしい動きを見せていたのも評価したいです。
ただ、過去10年1頭も馬券に絡めていない1枠を引いてしまいました。
東京ダート1,600mは包まれたらほぼ終わるので、イグナイターにとって非常に苦しい枠です。
枠次第ではもう少し評価を上げる予定でしたが、死に枠ともいえる1枠を引いてしまったので抑えまでにしました。
単勝
4 ドゥラエレーデ
馬連流し
軸馬:4
相手:1、5、10、13、14
三連複フォーメーション
1頭目:4
2頭目:1、5、10、13、14
3頭目:1、5、10、13、14
フェブラリーステークス2024の有力馬3頭
今年のフェブラリーステークスはレモンポップとウシュバテソーロの2強こそ不在ですが、各路線から有力馬が多数参戦し、G1にふさわしいメンバーが揃いました。
今年の出走登録馬の中から好走に期待できそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ウィルソンテソーロ
- 白山大賞典 (Jpn3) 2023年
- マーキュリーC (Jpn3) 2023年
- かきつばた記念 (Jpn3) 2023年
昨年12月の活躍で一気に名前が広まったウィルソンテソーロがここでも中心になるでしょう。
もともとは交流重賞のなかでも南関以外のローカル重賞を3勝し、いうならば裏街道で実績を残した馬です。
ところが、2走前のチャンピオンズカップは終い5Fが1Fあたり12秒台を推移する消耗戦の中、1頭だけ追い込みを決めて2着入りします。
そして、前走の東京大賞典ではたまたま幸先よくスタートを切れたことで逃げの競馬に転じて2着入りしました。
どちらも求められる要素が異なる大井と中京で好走し、しかも逃げと追い込みというこれまた違った競馬スタイルで好走しているのでいよいよ本格化しつつあります。
東京ダート1,600mも2勝しているので相性も問題ないでしょう。
しかし、近2戦騎乗を務めた原騎手が2月3日に落馬して乗り替わりとなり、代打で松山騎手が騎乗することになりました。
リーディングだけ見たら松山騎手のほうが上ですが、今期松山騎手は乗れていませんのでこの馬に限れば原騎手継続のほうがよかったです。
課題はありますが、馬自身はどんな舞台、展開でもやれるのでここでも中心になることは間違いなさそうです。
ドゥラエレーデ
- ホープフルS (G1) 2022年
昨年は芝、ダート問わずG1の舞台で活躍したドゥラエレーデがフェブラリーステークスに参戦します。
もともと一昨年のホープフルステークスを勝利した馬で、芝での活路に期待されていましたが、昨年のレース内容を見るとむしろダートのほうが合っている感じがしました。
チャンピオンズカップは前の競馬で消耗戦となりながらも3着入りし、東京大賞典も先行しながら3着入りしています。
スタミナとパワーに長けた馬なので厳しい展開でも粘り切れるのがこの馬の強みといえるでしょう。
これまで主戦を務めたムルザバエフ騎手が緊急で来日騎乗する点も追い風となりそうです。
ただ、フェブラリーステークスは差しや上がり勝負になりやすいため、先行馬のこの馬がどこまで粘れるか、注目したいです。
レッドルゼル
- JBCスプリント (Jpn1) 2021年
- 東京盃 (Jpn2) 2022年
- 根岸ステークス (G3) 2021年
レッドルゼルは3年前のJBCスプリントの勝ち馬で、今年8歳の馬です。
ぶっつけで挑んだ昨年のフェブラリーステークスでは2着入りし、高いパフォーマンスを発揮しました。
また、昨年は3戦、その前の年は4戦のみしか使われておらず、年齢の割に戦績は少なめです。
その分、フレッシュな状態でレースができるようでしたらチャンスはあると思います。
川田騎手から元主戦騎手の北村友一騎手に手綱が切り替わる点はマイナスですし、年齢的にも狙いづらい1頭ですが、昨年の戦績を見ただけでも短距離からマイルダートを中心に幅広く活躍できていますし、ここでの激走があってもおかしくないでしょう。
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フェブラリーステークス2024の穴馬2頭
フェブラリーステークスは上位人気馬が活躍しますが、過去にはしんがり人気のコパノリッキーとケイティブレイブが馬券に絡み、高配当を演出しています。
穴馬の台頭にも期待したいですね!
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
イグナイター
- JBCスプリント (Jpn1) 2023年
- さきたま杯 (Jpn2) 2023年
- かきつばた記念 (Jpn3) 2022年
- 黒船賞 (Jpn3) 2022年
園田のエースとして交流重賞で活躍しているイグナイターは昨年のJBCスプリントを勝利し、NAR(地方競馬)の年度代表馬に選出されました。
この馬にとって昨年は大躍進の一年で、JBCスプリントだけではなく、マイルチャンピオンシップ南部杯でも2着、さきたま杯も7番人気を覆す走りで勝利しています。
実績だけ見たら中央馬に勝るといっても良いでしょう。
東京ダート1,600mは新馬戦で勝利している舞台なので相性自体は悪くないはずです。
ただ、近年は先行競馬で活躍しているので上がり勝負になった際、どこまで粘れるかがポイントとなりそうです。
タガノビューティー
- コーラルステークス (L) 2023年
非重賞馬ながらも昨年はかしわ記念や武蔵野ステークス、マイルチャンピオンシップ南部杯で上位争いしてきました。
差しの競馬を得意としており、ワンターンコースではその末脚を思う存分活かすことができます。
そのため、フェブラリーステークスの舞台でも力は発揮できると思います。
前走の根岸ステークスは3番人気に支持されながらも13着に敗れていますが、この根岸ステークスは上位勢が揃って逃げ・先行馬で前有利の展開でした。
これまでの根岸ステークスはハイペースになりがちだっただけに、思った以上のスロー展開で出し切れていません。
そのため、前走の結果はあまり気にしなくてよいでしょう。
むしろ、前走大敗したことで人気を落とす可能性があるので、穴馬として面白い存在になるかもしれないです。
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ここからはフェブラリーステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
フェブラリーステークス2024の概要
フェブラリーステークスは2月中旬に開催されるダートのG1競走です。
レース名が示しているように2月に行われるレースで今年最初に行われるG1競走としても有名です。
中央競馬にはダートのG1がフェブラリーステークスと12月に行われるチャンピオンズカップの2種類しか存在しません。
チャンピオンズカップに出走したことがある馬からしたら約2カ月のスパンでG1競走が開催されることになります。
さて、フェブラリーステークスは春季最強ダート馬を決める一戦ですが、舞台となる東京ダート1,600mが非常に癖の強いコースとなっています。
なぜなら、中央競馬場は全国に10か所存在しますが、ダート1,600mコースが設けられているのは東京のみで、しかも芝スタートのワンターンコースとなっているからです。
ダートにしては時計もバンバン出るため、力強く走れる馬よりもスピード力に長けた馬のほうが活躍しているのも特徴です。
そのため、中距離馬よりも短距離で活躍している馬のほうが結果を残していました。
また、2020年のモズアスコットのように、芝出身の馬が勝つケースも見られます。
今年はレモンポップとウシュバテソーロの2頭が海外のレースを選択しました。
しかしながら、各路線から有力馬が参戦し、混戦ながらもG1にふさわしい一戦となっています。
春季ダート王を決める一戦にしては求められる要素がまるで違ったフェブラリーステークス。
ダート王の座を手にするのはどの馬でしょうか?
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フェブラリーステークス2024の開催内容
開催日 | 2月18日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | ダート1,600m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億2000万円 |
フェブラリーステークス2024が開催される東京のダート1,600mの特徴
スタート地点 | 2コーナー奥の芝 |
コース | 左回り |
1周の距離 | 1,899m |
直線距離 | 501.6m |
高低差 | 2.5m |
フルゲート | 16頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.39.3 |
コースレコード | 1.33.5 (2022年 グリーンチャンネルC【L】デシエルト) |
フェブラリーステークスのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1.36.3 |
レコードタイム | 1.33.7 (2022年 カフェファラオ) |
東京ダート1,600mは芝スタートです。
スタート地点は2コーナー奥の芝の上で、スタートして150~180mほど走ってダートの部分に入ります。
芝の上は外枠のほうが長く走ることができるため、外の馬のほうがスピードに乗りながら本線に入ることができます。
最初の3コーナーまでの距離は約640mで全体的に下り傾斜となっています。
しかし、3コーナーの手前に一瞬だけ上り傾斜があり、そこを超えたら再び下りになります。
3~4コーナーはダートコースにしては大回るとなっていて減速しなくても立ち回りは容易です。
最後の直線は約501mです。これは、全競馬場の中でももっとも長い距離となっています。
直線に入ってすぐに高低差2.2mの上り傾斜に入りますが、傾斜は緩いです。
坂を駆け上がったら残り200mは平坦で、その先に栄光のゴール板が立っています。
東京ダート1,600mはワンターン、芝スタート、スタンド前&向こう正面が長いです。
ダート馬に適応のある馬というのはパワー型の馬が多いですが、東京ダート1,600mはスピードの出やすい条件下がいくつも揃っていることから、時計決着になりやすく、これまでのレースでスピード実績のある馬に注目したいです。
東京のダート1,600mはここをチェック!
- 芝スタート
- ワンターンコース
- スピード色が求められる
- 差しや追い込みも決まりやすい
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フェブラリーステークス2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | イグナイター | 牡6 | 58.0 | 西村淳也 |
2 | シャンパンカラー | 牡4 | 58.0 | 内田博幸 |
3 | ミックファイア | 牡4 | 58.0 | 矢野貴之 |
4 | ドゥラエレーデ | 牡4 | 58.0 | B.ムルザバエフ |
5 | オメガギネス | 牡4 | 58.0 | C.ルメール |
6 | カラテ | 牡8 | 58.0 | 菅原明良 |
7 | ガイアフォース | 牡5 | 58.0 | 長岡禎仁 |
8 | セキフウ | 牡5 | 58.0 | 武豊 |
9 | ペプチドナイル | 牡6 | 58.0 | 藤岡佑介 |
10 | タガノビューティー | 牡7 | 58.0 | 石橋脩 |
11 | キングズソード | 牡5 | 58.0 | 岩田望来 |
12 | スピーディキック | 牝5 | 56.0 | 御神本訓史 |
13 | レッドルゼル | 牡8 | 58.0 | 北村友一 |
14 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 |
15 | ドンフランキー | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 |
16 | アルファマム | 牝5 | 56.0 | R.キング |
フェブラリーステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 7 | レモンポップ | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 15 | レッドルゼル | 3 | JBCスプリント(Jpn1) | 4 | |
3 | 6 | メイショウハリオ | 4 | 東京大賞典(G1) | 3 | |
2022 重 | 1 | 6 | カフェファラオ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 11 |
2 | 15 | テイエムサウスダン | 5 | 根岸ステークス(G3) | 1 | |
3 | 11 | ソダシ | 4 | チャンピオンズカップ(G1) | 12 | |
2021 良 | 1 | 3 | カフェファラオ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 6 |
2 | 10 | エアスピネル | 9 | チャンピオンズカップ(G1) | 7 | |
3 | 7 | ワンダーリーデル | 8 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
2020 良 | 1 | 12 | モズアスコット | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 15 | ケイティブレイブ | 16 | 川崎記念(Jpn1) | 6 | |
3 | 9 | サンライズノヴァ | 3 | 武蔵野ステークス(G3) | 5 | |
2019 良 | 1 | 6 | インティ | 1 | 東海ステークス(G2) | 1 |
2 | 3 | ゴールドドリーム | 2 | 東京大賞典(G1) | 2 | |
3 | 2 | ユラノト | 8 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
2018 良 | 1 | 12 | ノンコノユメ | 4 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 14 | ゴールドドリーム | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 1 | |
3 | 6 | インカンテーション | 6 | 東京大賞典(G1) | 7 | |
2017 良 | 1 | 3 | ゴールドドリーム | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 12 |
2 | 9 | ベストウォーリア | 5 | 根岸ステークス(G3) | 2 | |
3 | 10 | カフジテイク | 1 | 根岸ステークス(G3) | 1 | |
2016 重 | 1 | 14 | モーニン | 2 | 根岸ステークス(G3) | 1 |
2 | 7 | ノンコノユメ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 2 | |
3 | 4 | アスカノロマン | 7 | 東海ステークス(G2) | 1 | |
2015 良 | 1 | 4 | コパノリッキー | 1 | 東海ステークス(G2) | 1 |
2 | 14 | インカンテーション | 5 | 東海ステークス(G2) | 3 | |
3 | 10 | ベストウォーリア | 3 | チャンピオンズカップ(G1) | 11 | |
2014 良 | 1 | 13 | コパノリッキー | 16 | フェアウィルステークス(OP) | 9 |
2 | 15 | ホッコータルマエ | 2 | 川崎記念(Jpn1) | 1 | |
3 | 11 | ペルシャザール | 1 | ジャパンカップダート(G1) | 1 |
【実績】東京ダートコース勝ち馬+重賞馬が優勝候補
年度 | 勝ち馬 | 東京ダート実績 | 主な重賞タイトル |
2023 | レモンポップ | 【7-1-0-1】 | 根岸S(G3) |
2022 | カフェファラオ | 【3-0-0-0】 | フェブラリーS(G1) |
2021 | カフェファラオ | 【2-0-0-0】 | ユニコーンS(G3) |
2020 | モズアスコット | 【1-0-0-0】 | 根岸S(G3) |
2019 | インティ | 【0-0-0-0】 | 東海S(G2) |
2018 | ノンコノユメ | 【5-1-1-2】 | JDD(Jpn1) |
2017 | ゴールドドリーム | 【2-1-0-0】 | ユニコーンS(G3) |
2016 | モーニン | 【3-0-1-0】 | 根岸S(G3) |
2015 | コパノリッキー | 【2-0-1-1】 | フェブラリーS(G1) |
2014 | コパノリッキー | 【1-0-1-1】 | 兵庫CS(Jpn2) |
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬はいずれも重賞馬でした。
また、勝ち馬9頭が東京ダートコースで1勝以上しています。
該当しなかったインティはここがキャリア初の東京コースでしたが、同じ左回りの中京コースで2勝していました。
勝ち馬を狙うポイントは下記の通りとなります。
1、東京ダートコースで1勝以上上げている
2、重賞馬
今年の出走馬の中でこの2つに当てはまった馬は2頭いました。(かっこ内は主な重賞タイトル)
【年齢】若い馬の活躍が目立つ
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【4-1-1-19】 | 16.0% | 20.0% | 24.0% |
5歳 | 【4-4-4-21】 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
6歳 | 【2-1-3-27】 | 6.1% | 9.1% | 18.2% |
7歳 | 【0-3-0-33】 | 0.0% | 8.3% | 8.3% |
8歳 | 【0-1-2-19】 | 0.0% | 4.5% | 13.6% |
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬は4~6歳馬でした。
単勝率は若いほど高いです。
連対率と複勝率に関しても、5歳馬が最多で次いで4歳馬が高かったです。
対して、7歳以上になると勝ち馬はゼロで、2着がやっとです。
複勝率も高くありませんでした。
ダートレースは年齢を重ねた馬も活躍しがちですが、フェブラリーステークスに限ってみると若い馬の活躍が目立つ半面、高齢馬は苦戦傾向にありました。
今年の出走登録馬の内、7歳以上の馬は3頭います。
【馬体重】大型馬が優勢
馬体重 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
540キロ以上 | 【0-1-1-12】 | 0.0% | 7.1% | 14.3% |
520~539キロ | 【5-3-3-25】 | 13.9% | 22.2% | 30.6% |
500~519キロ | 【3-2-4-31】 | 7.5% | 12.5% | 22.5% |
480~499キロ | 【1-3-1-31】 | 2.8% | 11.1% | 13.9% |
460~479キロ | 【0-0-1-22】 | 0.0% | 0.0% | 4.3% |
440~459キロ | 【1-1-0-7】 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬8頭が馬体重500キロを超える大型馬でした。
馬体重400キロ台の勝利はこれまで2頭で、1頭が494キロで挑んだノンコノユメ、もう一頭は450キロのノンコノユメです。
ダートレースは一歩の歩幅が大きな大型馬が優勢ですが、このフェブラリーステークスにも通用しています。
当日の馬体重はチェックしたいですね。
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フェブラリーステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-2-2-1】 | 50.0% | 70.0% | 90.0% |
2番人気 | 【3-2-0-5】 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 【0-1-2-7】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
4~6番人気 | 【1-3-3-23】 | 3.3% | 13.3% | 23.3% |
7~9番人気 | 【0-1-3-26】 | 0.0% | 3.3% | 13.3% |
10番人気以下 | 【1-1-0-66】 | 1.5% | 2.9% | 2.9% |
1番人気の信頼度は非常に高い
過去10年のフェブラリーステークスで1番人気は【5-2-2-1】でした。
単勝率50%、連対率70%、複勝率90%で好走率は非常に高いです。
1番人気に支持された馬は馬券に絡めるのがよさそうです。
単勝オッズ2倍台の複勝率は100%
過去10年のフェブラリーステークスの好走馬の内、単勝オッズ2倍台に支持された馬は7頭いましたが、【4-2-1-0】で全頭馬券に絡んでいました。
この7頭はいずれも1番人気に支持された馬ですが、単勝オッズが2倍台ならなお信頼できるでしょう。
ロマンの16番人気馬
過去10年のフェブラリーステークスで16番人気の馬は【1-1-0-7】です。
フェブラリーステークスの舞台である東京ダート1,600mはフルゲート16頭なので、16番人気馬はしんがり人気(=もっとも人気がない馬)です。
ところが、2014年のコパノリッキーはしんがり人気ながらも優勝し、2020年のケイティブレイブも16番人気でしたが2着に入線しました。
この2頭の活躍のため、16番人気の単勝回収率は3,023%、複勝回収率は607%もあります。
滅多に来ることはありませんが、買い目に余裕があればロマン枠として抑えてみても面白いかもしれません。
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フェブラリーステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-0-19】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 【3-0-2-14】 | 15.8% | 15.8% | 26.3% |
3枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
4枠 | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 【0-2-3-15】 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 【2-0-2-16】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【2-2-0-16】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8枠 | 【0-4-0-16】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
極端な内枠は割引
過去10年のフェブラリーステークスの好走馬を枠順別に見てみると、1枠以外はすべて複勝率が20%以上ありました。
1枠は19頭が出走したもののすべて全滅です。
舞台となる東京ダート1,600mは芝スタートで内ほどダッシュが付きにくいことから凡走傾向にあるのでしょう。
1枠は評価を下げたいです。
大外16番も評価を下げたい
過去10年のフェブラリーステークスで8枠は【0-4-0-16】でした。
勝ち馬こそいませんが2着に4頭入線しており成績は悪くありません。
ところが、8枠から連対した4頭はすべて馬番15番の馬で、16番の馬は1頭も馬券に絡めていませんでした。
このことから、大外16番を引いてしまった馬も評価を下げてよさそうです。
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フェブラリーステークスの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
根岸S(G3) | 【4-2-3-49】 | 6.9% | 10.3% | 15.5% |
チャンピオンズC(G1) | 【3-3-2-9】 | 17.6% | 35.3% | 47.1% |
東海S(G2) | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
東京大賞典(G1) | 【0-1-2-13】 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
前走根岸ステークス組は着順に注目したい
過去10年のフェブラリーステークスで注目したいのが前走根岸ステークス組で、勝ち馬4頭と最多、しかも8年連続で馬券に絡んでいます。
根岸ステークス組に注目したいところですが、前走根岸ステークスから挑んで馬券に絡んだ9頭はすべて前走レースで1~2着に入線していました。
3着以下に敗れていた馬は【0-0-0-43】で全滅していたのです。
今年の根岸ステークスで連対したエンペラーワケアとアームズレインはどちらも出走を回避したため、いずれも3着以下の馬ばかりです。
そのため、今年に限れば根岸ステークス組は評価を下げてもよいかもしれません。
今年の出走馬の中で、前走根岸ステークスだった馬は2頭いました。(かっこ内は根岸ステークスの着順)
前走東海ステークス組は上位争いできていない
過去10年のフェブラリーステークスで前走が東海ステークスだった馬は【2-1-1-16】でした。
8年連続で馬券に絡んでいる根岸ステークス組よりも好走率は高いです。
ところが、直近4開催に絞ってみると出走した8頭はすべて全滅、掲示板すら入線できていません。
直近のレース結果だけ見てみると、前走東海ステークスは苦戦傾向にありました。
今年の出走馬の中で前走が東海ステークスだった馬は2頭います。(かっこ内は東海ステークスの着順)
前走G1組が無難?
過去10年のフェブラリーステークスでもっとも好走率が高い前走チャンピオンズカップ組は今年出走がありません。
では、前走が東京大賞典だった馬を見てみると、【0-1-2-13】で好走率はまずまずです。
今年は4頭が出走していますが、このうちウィルソンテソーロとドゥラエレーデは前々走がこのレースと相性のいいチャンピオンズカップでした。
しかも、どちらもチャンピオンズカップ、東京大賞典で馬券に絡んでいます。
そして、残り2頭のうち、ミックファイアはジャパンダートダービーを勝利し、キングズソードはJBCクラシックを勝ち切っています。
今年の出走馬を見る限り、前走がG1だった馬は意外と好走に期待できるかもしれません。
フェブラリーステークス2024全頭考察
今年最初のG1競走ということで、有力馬がたくさん参戦した今年のフェブラリーステークス。
ここからは、冒頭の本命馬と穴馬の見出しで紹介しきれなかった残りの馬をすべて紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アルファマム
- 霜月ステークス (OP) 2023年
- NST賞 (OP) 2023年
アルファマムは左回りの競馬場が得意で、東京だけではなく、中京や新潟でも勝利実績がありました。
また、過去の戦績を見てみると専ら差しの競馬を得意としています。
フェブラリーステークスも差しや追込馬が台頭しやすく、しかも上がりの速い馬が優勢なので脚色的にはチャンスはあると思います。
前走の根岸ステークスは4番人気に支持されながらも8着に敗れていますが、前有利の展開だったのである程度は目をつぶれます。
ただ、根岸ステークスを除けば重賞における勝ち鞍はありません。
また、ダート1,600mは今回初となります。
今年のフェブラリーステークスはレモンポップとウシュバテソーロの2強こそいませんが、それでも有力馬が多数参戦しました。
相手関係が強化される中、経験したことがない距離でどこまでやれるか、課題も少なくありません。
オメガギネス
- グリーンチャンネルC (L) 2023年
これまで5戦使ってすべてのレースで連対しているオメガギネスはここでも有力候補です。
3走前のレパードステークスはライオットガールに敗れて2着でしたが、走破時計1分50秒8は大変優秀です。
2着のライオットガールがのちに古馬混合のクイーン賞を制していることから強い相手に善戦できたのは評価したいですし、ポテンシャルの高さが感じられました。
前走の東海ステークスでも1番人気に支持されましたが前で競馬していたウィリアムバローズを捕えることができず2着まででした。
この結果を受けてか、今回はルメール騎手へ乗り替わりとなり、これまで騎乗していた戸崎騎手には酷ですが鞍上強化といえるでしょう。
大崩れがないことからここでも上位人気の一角ですが、なんと現時点で賞金が足りず、除外対象馬となっています。
出走できる馬が1頭でも回避すれば出走できますが、こればかりは天に祈るしかなさそうです。
カラテ
- 新潟大賞典 (G3) 2023年
- 新潟記念 (G3) 2022年
- 東京新聞杯 (G3) 2021年
芝重賞タイトルを3つ手にしているカラテがフェブラリーステークスに参戦します。
ダートレースは2歳以来となりますが、2歳のころは2戦走ったものの全く凡走していました。
もっとも、2歳のころのカラテは芝コースでも二桁着順だらけだったので過去の結果は度外視しても良いです。
芝コースの情報ですが、時計のかかる馬場で好走しているので現在のカラテならダートコースでもやれそうです。
また、ワンターンの新潟芝2,000mで結果を残しているので同じくワンターンの東京ダート1,600mでも可能性はありそうです。
ただ、ダートのエキスパートが揃った今年のフェブラリーステークスでダート実績のない馬がいきなり勝てるかというと、厳しいと思います。
面白い試みですしかみ合いそうな気もしますが、実績がない馬なのであまり印は打ちたくありません。
ガイアフォース
- セントライト記念 (G2) 2022年
かつて菊花賞で1番人気に支持され、昨年はマイル路線でも結果を残したガイアフォースがキャリア初のダート参戦としてこのレースを選択しました。
血統的には父クロフネが現役時代、芝からダートに転向して圧巻のパフォーマンスを見せました。
また、フェブラリーステークスはスピード要素が試されやすいです。
芝レースのマイラーズカップや安田記念で上位争いしていることから、意外と脚色としてかみ合うかもしれません。
主戦の西村騎手ではなく、テン乗りの長岡騎手が騎乗することになりますが、長岡騎手は2019年のフェブラリーステークスで最低人気のケイティブレイブを2着に持ってきました。
この実績が評価されての抜擢だと思います。
初ダートなので強く狙いづらいものの、血統背景や適性を見る限りは激走にも期待できそうで、同じく芝から挑むカラテよりもチャンスはありそうです。
キングズソード
- JBCクラシック (Jpn1) 2023年
キングズソードは昨年のJBCクラシックの勝ち馬です。
JBCクラシックではモレイラ騎手の手綱さばきが見事かみ合い、初重賞が初G1制覇となりました。
前走の東京大賞典でも2着に支持されましたが、ここでは消耗戦に近い競馬となり後ろから脚を伸ばしたものの届きませんでした。
末脚に定評があるタイプなのでフェブラリーステークスでも力は発揮できそうですが、ダートマイルは経験したことがありません。
マイルは忙しくなりがちなので、騎乗する岩田望来騎手が冷静に仕掛けどころを判断できるかが、好走する上で大切だと思います。
ケンシンコウ ※取消
- レパードS (G3) 2020年
ケンシンコウは4年前のレパードステークスの勝ち馬で、その後もマーチステークスで2着入りしているように、時々馬券に絡んでいます。
中山ダート1,800mで行われたマーチステークスや福島ダート1,700mで好走していることから近年のケンシンコウはツーターンで消耗戦に近い競馬のほうが出し切れている感じがします。
それでも、昨年は4戦すべて馬券外に敗れているように、年齢的な衰えは出ていると思います。
東京ダート1,600mはスピード勝負になりやすいためケンシンコウの脚色とはかみ合いづらいですし、近走が頻繁に崩れているのでここでは狙いづらい存在です。
シャンパンカラー
- NHKマイルカップ (G1) 2023年
安田記念以来のレースとなるシャンパンカラーの始動戦は初ダートのフェブラリーステークスになりました。
芝の話になりますが、東京コースで3勝しているので大回りの左回り自体は悪くありません。
また、2走前のNHKマイルカップが稍重馬場でそこそこ時計のかかる舞台でやれているので、タフなダートコースでもやれそうな気はします。
ただし、ダートが未経験なのでここでいきなりやれるかは分かりません。
また、約9か月ぶりのレースで身体もなまっていると思うので、久々で激走できるかというと難しいでしょう。
少なくても、強くは狙いづらい存在です。
スピーディキック
- エーデルワイス賞 (Jpn3) 2021年
- 東京シンデレラマイル (G) 2023年
- 東京シンデレラマイル (G) 2022年
- ロジータ記念 (G) 2022年
- 戸塚記念 (G) 2022年
- 浦和桜花賞 (G) 2022年
- 東京2歳優駿牝馬 (G) 2021年
地方所属馬の中でトップクラスの実力を持つスピーディキックが今年もフェブラリーステークスに参戦します。
昨年のフェブラリーステークスは6着と、中央の壁を感じざるを得ない一戦でしたが地方競馬では相変わらずやれています。
しかし、かしわ記念やJBCレディスクラシックといった交流重賞では善戦しているものの勝ち切れていないことから、やはり中央と地方の実力の差はあるのでしょう。
いい馬なのですが、今年のフェブラリーステークスは昨年よりもレベルが高いので、このなかで上位争いは厳しいと思います。
セキフウ
- 兵庫ジュニアGP (Jpn2) 2021年
- エルムステークス (G3) 2023年
昨年のエルムステークスは直線の短い札幌ダートの中、抜群の手ごたえで追込一気を決めました。
久々の勝利でしたが、他馬が上がり36秒~38秒台の脚を使っている中、セキフウだけ最速35秒5を使って勝ち切っており、数値的にも強い競馬ができています。
ダート1,600mは実績がありませんが、エルムステークスのキレが使えればここでもチャンスはあるかもしれません。
相手関係は相変わらず強いですし、ワンターンコースにおける実績も乏しいですがかみ合えば大穴として台頭できるかもしれないです。
ドンフランキー
- 東京盃 (Jpn2) 2023年
- プロキオンS (G3) 2023年
ドンフランキーは馬体重が600キロ弱ある超大型馬です。
昨年はプロキオンステークスや東京盃を勝利しており、実績も十分ありました。
しかし、東京盃を終えて1か月後に骨折が判明し、全治3か月と診断されています。
出走登録していることから、怪我は思ったより早く治ったのでしょうか。
しかし、怪我明けなので無理はさせられません。
また、仮に怪我が完治していたとしても、フェブラリーステークスは上がり勝負になりやすいので、逃げ粘りが得意なドンフランキーの脚色に合うかは分かりません。
ダート1,600m以上でも馬券に絡んだことがありませんし、ここは様子見したいです。
ペイシャエス ※除外
- 名古屋グランプリ (Jpn2) 2022年
- ユニコーンS (G3) 2022年
ペイシャエスは一昨年のユニコーンステークスと名古屋グランプリを勝利している馬で、ジャパンダートダービーやJBCクラシックといったJpn1競走でも馬券に絡んでいました。
もともと中距離ダートで実績を残していましたが、昨年は思うような結果を残せなかったことから今回久々のマイル挑戦となります。
東京マイル自体は2年前のユニコーンステークスで好走しており、今回出走するセキフウに先着していました。
そのため、コース適性自体は期待できそうです。
ただ、重賞2勝馬にもかかわらず昨年は収得賞金を加算できなかったため、今回除外候補となっています。
出走するには多くの馬が回避してくれないといけないため、おそらく出走は叶わないでしょう。
ペプチドナイル
- ベテルギウスS (L) 2023年
- 大沼ステークス (L) 2023年
- マリーンS (OP) 2023年
ペプチドナイルは昨年の大沼ステークスとマリーンステークスを連勝し、暮れに行われたベテルギウスステークスでも上がり最速の末脚で勝利しています。
大沼ステークスとマリーンステークスだけ見たら小回り適性のある中距離馬というイメージがありますが、前走のベテルギウスステークスはトップハンデ59キロを背負いながら、淀みない流れで一気に突いて、有力馬のハピに先着しました。
これまでとは違った競馬で末脚を長く活かした競馬を行っていたので新たな競馬スタイルが見られた好内容です。
賞金的に今回はぎりぎり出走できます。
ただ、ダート1,600mは初めてなので、忙しい中脚を活かすことができるかは簡単ではないでしょう。
それでも、ベテルギウスステークスは好内容だったので、そのときくらい出し切れれば面白いかもしれません。
ペリエール ※除外
- ユニコーンS (G3) 2023年
ペリエールは昨年のユニコーンステークスが非常に強い競馬で、前半から中盤にかけて上がり1F当たり11秒台を刻みながら先行しました。
そして、最後の直線では早くも先頭に躍り出て上がり36秒1の末脚を使って2着馬サンライズジークに3馬身差の圧勝です。
このレースだけ見たら今後のマイルダートの中心になってもおかしくない競馬でした。
ところが、その後の2戦が人気を背負いながら凡走しています。
また、主戦のルメール騎手がオメガギネスに騎乗するのも大きなマイナスで、見限ったと取れます。
さらに、今年のフェブラリーステークスはボーダーが高く、ペリエールは除外候補となっています。
コース相性は全く問題ないものの、近2戦が人気を裏切る競馬となっていることから、仮に出走できたとしても上位争いは容易ではないかもしれません。
ミックファイア
- ジャパンダートダービー (Jpn1) 2023年
- 羽田盃 (G) 2023年
- 東京ダービー (G) 2023年
- ダービーグランプリ (G) 2023年
ミックファイアは史上2頭目となる無敗の南関三冠馬です。
羽田盃と東京ダービーを無敗で制し、最後の一冠であるジャパンダートダービーは地方馬にとって鬼門といわれる舞台でしたが、蓋を開けてみれば先行しながら上がり最速38秒7の末脚で2着のキリンジに2馬身半差の圧勝です。
中央の強豪相手に勝ち切り強い競馬ができました。
その後は盛岡のダービーグランプリも勝利してチャンピオンズカップに出走する予定でしたが、盛岡の輸送が響いて体調が整わないことから回避、かわりに東京大賞典に出走します。
東京大賞典でも3番人気に支持されましたが8着に敗れていました。
陣営からしたらなんとか仕上げたという内容で、あまり万全ではなかったようです。
東京大賞典の内容が気になるところで、いくら南関三冠馬でも中央馬との能力の差は大きいかもしれません。
なぜなら、同じ地方所属で同期のマンダリンヒーローが交流重賞の佐賀記念であっさり敗れ、ヒーローコールは善戦しているものの浦和記念で4着と勝ち切れていないからです。
ミックファイアも万全ではなかったとはいえ東京大賞典で8着に敗れているのでこれが中央と地方の差なのかもしれません。
陣営からしたら今回は徹底的に仕上げてくると思います。
ミックファイアの着順次第で現在の中央と地方の差が分かるでしょう。
レディバグ ※取消
- スパーキングレディーC (Jpn3) 2023年
レディバグはマイルコースを得意としている馬で、昨年のスパーキングレディーカップでは先行しながら押し切ってスピーディキックやグランブリッジに先着し、うれしい重賞初制覇を成し遂げました。
その後、マイルチャンピオンシップ南部杯でも3着入りしているように、マイルなら上位争いできています。
フェブラリーステークスもマイルが舞台なので出し切れる可能性は高いです。
近年は先行競馬で結果を残していますが、差しや追込もできるので展開や枠の並びで競馬スタイルを変えることができるのも強みです。
ただ、Jpn3止まりの馬で相手関係は強化されるので、コース適性を活かしてどこまでやれるか、ポイントとなるでしょう。
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フェブラリーステークス2024の騎手予想
フェブラリーステークス2024で買いたい騎手トップ3を公開しています。
フェブラリーステークス2024追い切り評価
フェブラリーステークス2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
フェブラリーステークスの予想の参考にしてみてください!