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【アーリントンC2024追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

アーリントンC2024追い切り評価記事のサムネイル画像

アーリントンカップ2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではアーリントンカップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

4月10日の馬場状態

美浦
この日は坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の1番時計がアールバロンの4F51秒7で、それ以外の馬は52秒を超えており、時計はかかりがちです。
ウッドはバグラダスの6F80秒3が最速です。ここ数週間の中では落ち着いていました。

栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路は1番時計がグットディールの4F49秒5です。それ以外にも50秒台が3頭、51秒台もちらほらいるので美浦難路よりは時計が出ています。
ウッドはリッケンバッカーの6F79秒1が最速で、それ以外にも時計を出しているのでいつも通り時計は出ていました。

目次(読みたい項目をタップ)

アーリントンカップ2024追い切り評価/全頭診断コメント

アーリントンカップ2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アスクワンタイム

アスクワンタイム 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.638.011.8一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.338.112.7一杯

小倉2歳ステークス(G3)を制したアスクワンタイムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、4F54秒6-上がり1F11秒8の末脚で坂路を駆けあがっています。

映像はありませんが、1週前も栗東坂路で一杯に追い、4F50秒8-上がり1F12秒6の自己ベストで走破しました。

1週前は自己ベストでしたが終い2F11秒6に対して1Fが12秒6で最後のほうは一杯になっています。

アスクワンタイムは差し馬なので終いが苦しくなったのは少し気になりましたが、負荷は掛かったので最終追い切りに注目したいです。

最終追い切りも引き続き一杯に追われています。

頭を低くして外ラチ沿いから追われており、踏み込みもよいです。

ただ、一杯にしては4F54秒6とそこまで目立っていませんでした。

それでも勝利した小倉2歳ステークスの時と近い動きができているので決して悪い内容ではありません。

状態面よりもマイルで距離が持つのか、力を発揮できるか、そちらの方がこの馬にとって課題となるでしょう。

アレンジャー

アレンジャー 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.038.412.9一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.237.812.5末強め

アレンジャーは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、4F53秒0-上がり1F12秒9でゴールしています。

中2週ですが、中間は坂路が6本、ウッドも5本時計を残しており、入念に調整されています。

最終追い切りは馬場の真ん中から一杯に追われましたがウッドの蹴り上げも高く、力のある動きを見せています。

ただし、一杯に追われた割に時計は平凡で、終い2F12秒1に対して1F12秒9と減速してしまいました。

短距離で好走している反面、マイルでは馬券内ゼロなので、距離が持つか気になるところです。

動きは悪くないものの、スタミナ量的にマイルで出し切れるか、先に紹介したアスクワンタイム同様距離が持つのか気になりました。

オフトレイル

オフトレイル 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.338.812.5馬なり
前走最終栗東坂路(重)  54.438.812.4馬なり

前走のこぶし賞(1勝クラス)を勝利したオフトレイルは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F53秒3-上がり1F12秒5で軽く流しています。

映像はありませんが1週前にはレースで騎乗する武豊騎手を背に栗東ウッドチップでヴィアダクト(牡3、1勝クラス)と併せました。

僚馬を3~4馬身追走する形で馬場の真ん中から強めに追い、6F79秒4-上がり1F11秒3の自己ベストで3馬身半先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

映像がないので動きは分かりませんが、全体時計79秒4は優秀ですし、終い2F11秒5から1F11秒3と加速しており、長く脚を使っていました。

1週前に強めに追ったため最終追い切りは軽めです。

馬なりで舌を出し、時々頭も右に向く場面があったので走りに集中力はありません。

時計も出していませんが、サクッと流す程度の調整なので特に問題はなさそうです。

馬体を見る限りは距離が伸びてもやれそうですが現状でもマイル路線で結果を残している馬ですし、1週前が好内容だったので時計の出る条件下ならパフォーマンスも発揮できるでしょう。

オベイユアマスター ※除外

オベイユアマスター 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)82.466.751.236.812.0馬なり
前走最終栗東CW(良)80.865.251.037.012.4一杯

オベイユアマスターは栗東のウッドチップコースでシンパティカ(牝3、未勝利)と併せ馬を行いました。

富田騎手が騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の時点で未定)し、馬場の真ん中から僚馬を4~5馬身追走し、馬なりで6F82秒4-上がり1F12秒0の時計を出して1馬身半先着しました。

映像はありませんが、7日は栗東坂路で末一杯に追い、4F58秒7-上がり1F12秒0で負荷をかけています。

最終追い切りも映像がなかったので動きに関しては正直評価しづらいです。

時計に関しては馬なりで82秒4はこの馬からしたらまずまずです。

時計の最速は終い2F11秒7でラスト1Fは12秒0とやや減速しました。

それでも、併せたシンパティカが一杯に追われていたのに対してこちらは馬なりなので後ろから先着できたのは良いでしょう。

肝心の動きがないのでなんともいえませんが、現状維持はできているのではないでしょうか。

グローリーアテイン

グローリーアテイン 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重) 67.352.437.711.6馬なり
前走最終美浦南W(重)82.265.550.937.011.3馬なり

グローリーアテインは美浦のウッドチップで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、5F67秒3-上がり1F11秒6の時計でまとめています。

中3週ですが、中間は坂路で8本、ウッドで2本時計を記録しており、日々調教施設で調整されています。

最終追い切りは引き続き単走で軽く調整しています。

目線をやや下方向に向けながら走りに集中していました。手前を替えた時に一瞬頭が上がりましたがすぐ前に目線を向けて終いは11秒6です。

終い時計に関しては良い時期は最速11秒2を出しているのでまだまだ良化にも期待できそうです。

少し前脚も固そうに見えましたが、フォームは悪くないですし、走りに集中できていたのもよいです。

ものすごく良化しているわけではありませんが、現状維持はできていました。

ケイケイ

ケイケイ 4月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(稍重)  54.639.712.5馬なり
前走最終美浦坂路(重)  54.039.512.7馬なり

中1週で挑むケイケイは美浦の坂路でナックアテナ(牝3、未勝利)と2頭併せを行いました。

佐藤騎手が騎乗(レース当日は岩田康誠騎手が騎乗)し、僚馬を半馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F54秒6-上がり1F12秒5で同時併入しました。

中1週ということで4月4日から0日まで5日連続坂路でキャンターを行っており、状態面を維持しています。

最終追い切りは2頭併せでしたが併せ馬を意識しながら登坂しています。

僚馬と比較すると頭もやや高いですね。

走り自体は悪くありませんが、併せたナックアテナがいい動きを見せているのでナックアテナ比較でみると少し物足りないです。

また、今回は併せ馬を行いましたが前走最終時より全体時計が遅れているので使い詰めていて疲労も残っているかもしれないです。

シヴァース

シヴァース 4月10日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東PT(良)82.366.451.738.511.5馬なり
1週前栗東CW(良)81.866.551.136.411.9一杯
前走最終栗東PT(良)82.165.250.437.111.3稍一杯

良血馬のシヴァースは栗東のポリトラックコースでサトノファントム(牡3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を2~3馬身追走し、馬なりで6F82秒3-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

映像はありませんが1週前の3日には栗東ウッドチップで一杯に追いました。

この時併せたのがアドマイヤイル(牡4、1勝クラス)で、5馬身追走する形で馬場の真ん中から一杯に追い、6F81秒8-上がり1F11秒9の時計を出しましたが1馬身遅れています。

1週前に負荷をかけたので、最終追い切りは前走同様栗東ポリで行いました。

ただ、前走きさらぎ賞(G3)のときが稍一杯に追っているのに対して今回は馬なりで軽く行っています。

最終追い切りはモーリス産駒らしく、淡々とした動きを見せています。フォームもいいですね。

直線では手前を替えていないですし、直線でも僚馬に詰め寄られていますが、前走きさらぎ賞の最終追い切り時においても手前替えがない上、詰め寄られながらきさらぎ賞では上位入選しました。

シヴァースにおいては現時点でも力は発揮できそうです。

ジュンヴァンケット

ジュンヴァンケット 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  56.441.712.6馬なり
1週前栗東CW(良)83.467.952.536.811.3一杯
前走最終栗東芝(稍重)82.166.051.037.211.8強め

前走の未勝利戦を楽勝したジュンヴァンケットは栗東坂路で単走を行いました。

レース当日も騎乗する岩田望来騎手を背に、馬なりで56秒4-上がり1F12秒6で軽く済ませました。

1週前は栗東のウッドチップで皐月賞に出走するジャスティンミラノ(牡3、オープン)ともう1頭(名称不明)と3頭併せています。

このときも岩田望来騎手が手綱を握り、ジャスティンミラノより3~4馬身先行する形で2頭の間、馬場の真ん中から一杯に追い、6F83秒4-上がり1F11秒3の時計を出しましたが最後に捕らえられて1馬身の遅れとなっています。

マイラーらしい身体付きで、筋肉量も豊富です。

直線では内から伸びたジャスティンミラノにかわされましたが、あちらは皐月賞の有力馬なので遅れもそこまで気にしなくていいでしょう。

一部掛かる感じもありましたが全体的にいい動きでしたし負荷をかける意味でも価値のある追い切りです。

1週前に負荷をかけたため最終追い切りはほぼキャンターでした。

時計は全くでていませんが、軽めの調整なので心配いりません。

ただ、坂路を駆けている間に2度ほど右に寄れる場面がありました。もしかしたら長く集中できない可能性もあります。

素質は高くて走りも淡々とクリアしていましたが、若さゆえか、それともキャリアが浅いからか粗削りな部分も見られました。

現時点でも上位争いに期待できそうですが、経験を増やせばより洗練されるかもしれません。

シンドリームシン

シンドリームシン 4月10日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.038.612.6一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.739.612.8末強め

藤田晋氏が所有するシンドリームシンは栗東坂路でシルバーカレッジ(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬より1馬身先行する形で一杯に追い、4F53秒0-上がり1F12秒6の末脚で3馬身先着しています。

映像はありませんが1週前には栗東ウッドチップコースで今回騎乗する浜中騎手を背に、馬場の外目からゴール前仕掛けで6F86秒3-上がり1F11秒4の時計を出しました。

1週前に強めに追いましたが最終追い切りは一杯に追ってさらに負荷をかけています。

少し歩幅は大きいものの、まっすぐ、そして力強い走りができています。

中盤に少し外ラチ沿いによれましたが及第点でしょう。

全体時計53秒0も特別目立つものではありませんが、この馬にとっての自己ベストとなっています。

過去の戦績やこれまでの追い切り時計を見てみると特別目立つものはありません。

しかしながら、前走最終時と比較しても時計は出していますし、動きも淡々とした内容でしたが集中できていました。

近走の中ではもっともいい状態ではないでしょうか。

セレスト

セレスト 4月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  55.840.613.2馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  55.441.214.1馬なり

セレストは栗東坂路でトラストバシレウス(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗する川端騎手を背に、僚馬を3~4馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F55秒8-上がり1F13秒2で1馬身半の遅れとなっています。

中間は3月中旬ごろから再開し、ウッドが2本、坂路が16本で数をこなしました。

最終追い切りの映像が上がっていないので動きは確認できませんでしたが、時計に関しては馬なりを考慮しても全体時計、終い時計ともに目立っていません。

元々坂路で時計を出すタイプではありませんし、前走最終時も時計は出していない中で勝利しましたが、この時も騎乗した川端騎手は新人騎手なので他馬よりも約3キロの斤量減がありました。

前走は恵まれていた条件だったので、前走より相手が強くなってなおかつ別定条件の今回、前走と同じくらいの状態では上位争いは厳しいと思います。

タイキヴァンクール

タイキヴァンクール 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)⑦98.066.852.136.911.7強め
前走最終栗東CW(不良)  53.036.911.1馬なり

タイキヴァンクールは栗東のウッドチップコースでエイシンレジューム(牡4、2勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから僚馬を3馬身追走する形で強めに追い、7F98秒0-上がり1F11秒7の末脚で同時併入しています。

中間は坂路が8本、ウッドで6本の時計を残していました。

最終追い切りは2頭併せの7F追いでしたが、外ラチ沿いからじりじりと脚を伸ばして併入まで持ち込みました。

直線の映像しか確認できませんでしたが、少し首が前にでているものの四肢の動きは軽快です。

終い2F11秒5から1F11秒7でわずかに減速しているものの、長く脚を活かすことができました。

馬体も前走に引き続き締まっているので状態は維持できています。

タガノデュード

タガノデュード 4月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  55.038.711.7末強め
前走最終栗東坂路(不良)  55.138.811.8強め

タガノデュードは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、4F55秒0-上がり1F11秒7で駆け上がっています。

中間は坂路で13本、ウッドで1本の時計を記録し、坂路ベースで入念な調整がされました。

最終追い切りは末強めでしたが、前からみると馬体が細いです。

スマートな身体となっているので中距離もしくは長距離のほうが合いそうなタイプで、マイル適性を考慮するならもう少し筋肉量があってもよさそうです。

追い切りに関しても終いはある程度ペースアップしていますがそれでも11秒7と目立っていませんでした。

気合も見られませんでしたし、レースに向けて良化しているとは言い難かったです。

余談ですが、馬体や脚質的にはステイヤーレースで見てみたいです。

チャンネルトンネル

チャンネルトンネル 4月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.538.512.9馬なり
前走最終美浦南W(重) 68.552.837.711.3馬なり

スプリングステークス(G3)で4着のチャンネルトンネルは栗東坂路でレッドダンルース(牡4、1勝クラス)と併せました。

レース当日も騎乗する坂井騎手を背に、僚馬を2~3馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F53秒5-上がり1F12秒9で同時併入しています。

映像はありませんが、1週前は福永祐一調教師自ら手綱を握ってケイデンシーマーク(牝4、2勝クラス)と併せました。

このときは僚馬を5馬身追走する形で末強めに追い、4F52秒4-上がり1F12秒3の自己ベストを出しましたがクビ差遅れています。

チャンネルトンネルは前走スプリングステークスまでは堀内厩舎の馬でしたが、その後は福永厩舎管理馬となっています。

堀内厩舎が美浦で福永厩舎が栗東なので美浦から栗東に移籍する形となりました。

移籍後は栗東坂路で重点的に追われており、念入りな調整がされています。

そして、最終追い切りは馬なりで少し頭が高い場面も見られましたが、四肢の使い方は悪くありません。

ただし、終い2F12秒7から1F12秒9で終いの脚は遅れてしまいました。

軽快な動きで追えているものの、まだまだ粗削りな部分はあるので更なる良化に期待したいです。

ディスペランツァ

ディスペランツァ 4月10日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  57.842.013.0馬なり
1週前栗東坂路(良)  54.339.913.2馬なり
前走最終栗東坂路(重)  55.040.213.4馬なり

1勝クラスを制したディスペランツァは栗東坂路でシンプリーオーサム(牡4、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を2~3馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F57秒8-上がり1F13秒0の時計で併入しています。

1週前の3日にも坂路で馬なりを行い、ニュージーランドトロフィー(G2)で4着入線したカズミクラーシュ(牡3、1勝クラス)と併せました。

このときの時計は4F54秒3-上がり1F13秒2です。

時計は出ていませんが外ラチ沿いから僚馬と終始合わせており、無駄のない動きを見せています。

馬なりで負荷は掛かっていないものの、フォームも馬体もよく、好調を維持していました。

映像はありませんが6日には坂路で一杯に追い、4F50秒2-上がり1F12秒2の自己ベストを出しており、追えば時計を出しています。

6日に負荷をかけたため最終追い切りは馬なりで軽めでした。

ここでも時計は出していませんが、淡々とリズムよく動くことができていますし、ウッドの蹴り上げも大きくて踏み込みにも力があります。

若干の斜行は見られましたが前に集中しているので本番を迎えても全力を出せそうでした。

軽めの調整でもこの馬らしい動きはできていましたし、6日の追い切りのように気合一杯で動けばしっかり時計を残しているのも好感が持てます。

近走の中でも特に好調を維持しているので、レース本番でも上位争いに期待できそうです。

トップオブザロック

トップオブザロック 4月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.338.612.1一杯
前走最終栗東CW(良)84.469.454.438.612.1一杯

新馬から挑むトップオブザロックは栗東坂路でシリウス(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬より2馬身先行する形で一杯に追い、4F53秒3-上がり1F12秒1で1馬身先着しています。

映像はありませんが、1週前の3日には栗東のウッドチップコースでシルバーブレッド(牡5、3勝クラス)と併せました。

この時は馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F85秒6-上がり1F11秒8で併入しています。

最終追い切りはコーナーから本線に入って右手前にかえてそのまま駆け上がっています。

一杯に追って負荷は掛かりましたし、53秒3はトップオブザロックの自己ベストです。

時計自体は目立ちませんし一杯に追われたものですが、それでも自己ベストを更新できたのは悪くありません。

ただし、中盤に助手が一鞭いれるとよれて僚馬との間隔がなくなりました。

すぐリカバーしたものの、追って斜行してしまうのはレースにも影響がありそうです。

前走が10頭立てでレースしやすかったのに対し、今回はフルゲートが濃厚なので、追って斜行するようでしたら操作性も難しそうです。

前走よりは良化してそうですが、レース感覚が身につくのはまだ時間がかかりそうでした。

ポッドテオ

ポッドテオ 4月10日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重) 68.553.238.512.0馬なり
1週前美浦南W(重)81.564.650.136.511.7馬なり
前走最終美浦南W(良) 64.449.836.311.9強め

デビューから8戦すべてで馬券に絡んでいるポッドテオは美浦のウッドチップで単走を行いました。

主戦の北村宏司騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追って5F68秒5-上がり1F12秒0で軽く稽古付けしました。

1週前の4日にも美浦ウッドで調整しています。

このときも北村宏司騎手を背に、バイデンテソーロ(牡3、未勝利)ともう1頭(名称不明)と3頭併せを行っています。

馬場の外目からバイデンテソーロを3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F81秒5-上がり1F11秒7の時計を出しましたが半馬身遅れました。

1週前は2頭の内目から追いました。

前脚側半分が少し起きているようにも見えますが、歩様の大きな走りを見せていて序盤からスピード感ある動きを見せています。

ポッドテオはもともと調教で時計を出すタイプですが、今回も馬なりで好時計を残しているように、いい動きができていました。

最終追い切りもウッドで単走を行いました。

ここでも馬なりで軽めの調整でしたがリズムよく追うことができていますし身体も軽いですね。

直線では舌をだしていたので集中力は欠いていたかもしれませんが淡々としたリズムで走破しており、軽快な動きを最後まで見せていました。

時計も悪くありませんし、2週続けて北村宏司騎手が手綱を握ったのもよかったです。

長距離輸送という課題がありますが、追い切りの段階では順調に仕上がっていました。

ワールズエンド

ワールズエンド 4月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  55.140.012.6強め
前走最終栗東坂路(良)  52.938.212.3末強め

新馬戦から挑むワールズエンドは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追い、4F55秒1-上がり1F12秒6でまとめています。

映像はありませんが、1週前の3日には今回コンビを組むムルザバエフ騎手を背に、栗東ウッドでウィープディライト(牡3、1勝クラス)と併せています。

馬場の外目から僚馬を3~4馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F82秒9-上がり1F11秒4の自己ベストで同時併入していました。

最終追い切りは坂路で強めに追いました。

四肢の回転が速くてしっかり前を見据えて追うことができています。

ただ、終いは12秒6とそこまで伸び切れていませんでした。

最終追い切りで騎乗した助手の方は少し大柄だったのでそのあたりも影響しているのかもしれませんが、ワールズエンドは坂路で最速52秒9を記録しているので、強めで4F55秒台は気になりました。

今回2か月半ぶりのレースとなりますが、馬体を見る限りは休み明けの影響はなさそうです。

ただ、追い切りでは強めでも時計を出せていないので、実際のところは久々の影響がありそうでした。

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アーリントンカップ2024追い切り評価ランキング

評価馬名
ディスペランツァ
シヴァース
シンドリームシン
ポッドテオ
アスクワンタイム
アレンジャー
オフトレイル
オベイユアマスター ※除外
グローリーアテイン
ジュンヴァンケット
タイキヴァンクール
チャンネルトンネル
ケイケイ
セレスト
タガノデュード
トップオブザロック
ワールズエンド
 
同評価内は50音順になります。

アーリントンカップ2024追い切り映像

アーリントンカップ2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 アーリントンカップ|JRA公式

アーリントンカップ2024の最終予想

アーリントンカップ2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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