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【京都新聞杯2024予想】本命馬3頭+穴党におすすめしたい2頭はこちら!

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京都新聞杯2024予想の最終買い目を更新しました!

京都新聞杯2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

京都新聞杯2024の予想ポイント

  • 川田騎手【3-1-1-3】と浜中騎手【1-2-1-3】が好調
  • ノーザンF生産馬より社台F生産馬【4-1-3-9】の好走率が高い
  • 上位人気の信頼度はあまり高くなく、6人気以下も馬券によく絡む
  • 単勝オッズ2倍~4倍の馬がねらい目
  • 1枠【0-1-0-12】は22年間勝利なし
目次(読みたい項目をタップ)

京都新聞杯2024予想の最終買い目

京都新聞杯が開催される土曜日の京都競馬場界隈の天気を見てみると、一日晴れの予報が出ています。

前日金曜日も晴れで午前10時における芝の含水率は7.0~8.6%、クッション値は93でした。

土曜日も雨の気配はありませんし、芝もますます乾くことでしょう。

先週のレースを見る限り時計は出ていたので、引き続き晴れの良馬場、高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

馬券が的中しない方へ

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◎本命  7 ヴェローチェエラ

リアルスティール
イプスウィッチ
母父Danehill Dancer
主な勝ち鞍3歳未勝利 2024年
前走ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 2着

本命はヴェローチェエラにしました。

2走前の未勝利戦が今回と同じ京都芝2,200mで勝利していることからコース適性は問題ないでしょう。

また、前走のゆきやなぎ賞においてものちに青葉賞で2着入りするショウナンラプンタにクビ差の2着です。

これまでどちらかというと時計のかかりがちな舞台でやれていたので高速馬場適性は未知数ですが、前走のゆきやなぎ賞では上がり33秒5の時計で入線しているのである程度は対応できると信じたいです。

今回騎乗する川田騎手も過去10年の京都新聞杯で3勝と相性がよいですし、チャンスは十分あるでしょう。

〇対抗 15 キープカルム

ロードカナロア
ダンスアミーガ
母父サクラバクシンオー
主な勝ち鞍ひめさゆり賞(1勝クラス) 2024年
前走ひめさゆり賞(1勝クラス) 1着

対抗はキープカルムにしました。

これまですでに6戦使われていますが、大崩れがない馬です。

唯一5着に敗れた昨年の京都2歳ステークスにおいても勝ち馬シンエンペラーとの差は0.1秒差、そして2走前の若葉ステークスも3着入線でしたが勝ち馬ミスタージーティーとの差は0.1秒で着順以上に健闘しています。

京都コースも【1-2-0-0】で連対率100%でした。

芝2,200mは初となるので距離が持つか分かりませんが、それ以外の点では大きな不安要素もないため2番手評価にしました。

▲単穴  8 ベラジオボンド

ロードカナロア
ダンサーデスティネイション
母父Dubai Destination
主な勝ち鞍2歳新馬 2023年
前走毎日杯(G3) 3着

単穴はベラジオボンドにします。

新馬戦の内容がよく、後半残り2F過ぎたあたりから一気に抜け出してそのまま長く脚を活かして勝利しており、後半の内容がとてもよかったです。

前々走の共同通信杯と前走毎日杯は勝利できていませんが、共同通信杯は超ドスローからの決め手勝負で末脚に欠けてしまい、前走毎日杯は重馬場で影響しました。

それでも、共同通信杯は上がり3F32秒9の末脚を引き出しましたし、毎日杯もタフな流れで3着と、検討しています。

今回は距離不安や超高速馬場だった時にどれだけ脚を引き出せるか未知数ですが、直線の長い距離は合っていますし、新馬戦のような走りができれば上位争いも狙えるのではないでしょうか。

△連下  4 ギャンブルルーム

キズナ
シャンデリアハウス
母父ヴァーミリアン
主な勝ち鞍アルメリア賞(1勝クラス) 2024年
前走アルメリア賞(1勝クラス) 1着

ギャンブルルームは連下にしました。

今回テン乗りで騎乗する浜中騎手は過去10年の京都新聞杯で【1-2-1-3】です。

複勝率は5割を超えていて川田騎手に次いでこのレースと相性の良い騎手です。

騎手買いという意味では積極的に狙いたい馬です。

ただし、過去の戦績を見ると高速馬場よりも時計のかかる馬場のほうが実績は豊富です。

土曜日の京都はおそらく高速馬場開催なのでどこまでやれるか、その名の通りギャンブル色の強い馬なので相手で軽めにしておきます。

△連下 12 インザモーメント

キズナ
ディルガ
母父Curlin
主な勝ち鞍アザレア賞(1勝クラス) 2024年
前走アザレア賞(1勝クラス) 1着

人気のインザモーメントは連下にしました。

前走のアザレア賞は阪神芝2,400mの舞台で先行しながら競馬を行い、最後の直線では他馬の間を割って内から動いて鮮やかに出し抜きました。

2着のモンブランミノルに2馬身半差の圧勝ですし、位置取りがよかったとはいえ見事な勝利です。

また、その前のきさらぎ賞も差し切りの競馬で勝ち馬ビザンチンドリームの4着と、負けて強しの競馬でした。

ここでも上位人気の一角ですが、追い切りを見る限りはいまいちよい出来栄えには見えませんでした。

また、前走のアザレア賞は内でうまく競馬できたのもよかったのですが、少頭数開催で競馬しやすかったのも勝利に影響していると思います。

今回は15頭立てでインザモーメントからしたら多頭数レースとなるため、うまく対応できるか考慮して相手までにしました。

単勝

7 ヴェローチェエラ

馬連流し

軸馬:7
相手:4、6、8、12、15

三連複フォーメーション

1頭目:7
2頭目:4、6、8、12、15
3頭目:4、6、8、12、15

京都新聞杯2024の有力馬3頭

京都新聞杯はダービーを大目標にする馬が多数参戦します。

今年も各路線からダービー前のステップとして参戦しました。

今年の出走登録馬の中から実力上位の馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ヴェローチェエラ

主な勝ち鞍
  • 3歳未勝利 2024年

直近3戦すべてのレースで連対しているのがヴェローチェエラです。

デビュー戦から3戦、1Fずつ距離を伸ばして前走のゆきやなぎ賞ではダービーと同じ芝2,400mを経験しました。

ゆきやなぎ賞はこの時期の3歳戦らしく、超ドスローからの上がり勝負となり、上がり33秒5の末脚で2着入りしました。

この時の勝ち馬ショウナンラプンタとの差はクビ差です。

ショウナンラプンタがのちに青葉賞で2着入りし、3着のモンブランミノルは続くアザレア賞でも2着、ハヤテノフクノスケはその前の京成杯で4着入りしていることから強い相手に善戦することができました。

今回はダービーの出走を懸けた戦いとなりますが、騎乗する川田騎手は京都新聞杯と相性がよい上、近2戦騎乗しているので相性はよいでしょう。

あとは、直近3戦はそこまで高速馬場というわけではなかったので、時計勝負になりやすい京都新聞杯でどこまでやれるかが課題となりそうです。

しかしながら、好走要因もいくつもあるので、状態がよければ抑えたいです。

★評価点
・近3戦全て連対
・スローからの上がり勝負が得意
・川田騎手と京都新聞杯の相性がよい
・データと相性のいい前走1勝クラスの馬

▼課題
・超高速馬場でどこまでやれるか

アドマイヤテラ

主な勝ち鞍
  • 3歳1勝クラス 2024年

デビュー戦、そして1勝クラスを立て続けに勝利したアドマイヤテラも参戦します。

いずれもスロー競馬の中で終いの末脚を伸ばしています。

前走の若葉ステークスは4着に敗れてしまいましたが、大外発走も影響したのか、うまく先行集団に加わることができませんでした。

道中押し上げようにも思うように前に行くことができずに、外々を回されながら末脚を伸ばしたものの4着となっています。

馬券外に沈みましたが、他馬より余分に外目を走った割には最後末脚を伸ばしつつあったのでスタミナ量は豊富そうでしたし、もう少し内枠を引くことができていたら結果は変わっていたかもしれません。

今回騎乗するデムーロ騎手はテン乗り騎乗となりますが、今年はまくりの競馬で結果を残したレースもいくつかあるので手綱は合いそうです。

また、母アドマイヤミヤビとともにクラシックに出走した経験もあるので思いも強いはずです。

前走は負けて強しの競馬だったので、ここでの巻き返しにも期待できるでしょう。

★評価点
・新馬戦と1勝クラス戦で2着馬に差をつけた
・若葉ステークスは悪くない競馬
・データと相性のいい2勝馬
・デムーロ騎手とも合いそう

▼課題
・持ち時計はそこまで速くない
・多頭数開催でどこまでやれるか

インザモーメント

主な勝ち鞍
  • アザレア賞 (1勝クラス) 2024年

インザモーメントはこれまで5戦走っており、非重賞競走では常に馬券に絡んでいる反面、重賞は2戦走ったもののどちらも着外に沈みました。

しかし、2走前のきさらぎ賞は4着とはいえ後方から終い1F34秒0の末脚を使って勝ち馬ビザンチンドリームと差のない4着なので全く問題ありません。

前走アザレア賞でも芝2,400mの舞台で2着入線したモンブランミノルに2馬身半差つけて快勝しました。

好走したレースはいずれも阪神or京都の外回りコースで末脚を活かし切れているのもこの馬にとっては追い風です。

なぜなら、京都新聞杯の舞台である京都芝2,200mも外回りコースを使用するからです。

騎乗する鮫島騎手も京都新聞杯は【0-0-1-0】と相性がよいですし、父キズナとの父仔制覇にも期待したいです。

★評価点
・長く脚を活かせる
・直線の長い舞台が得意
・鮫島克駿騎手と京都新聞杯の相性も良い
・データと相性のいい2勝馬&前走1勝クラスから挑む馬

▼課題
・多頭数開催でどこまでやれるか

京都新聞杯2024の穴馬2頭

京都新聞杯は意外と下位人気馬の台頭が目立つレースです。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭ピックアップしました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ベラジオボンド

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新馬戦で力ある走りを見せたのがベラジオボンドです。

新馬戦では4コーナー辺りからじりじりと脚を引き延ばし、上がり3F33秒9の末脚を使って完勝しました。

競馬センスの高さが見られましたし、今後の活躍にも期待したいところでしたが、共同通信杯はドスローな流れで思うように脚が活きずに6着、前走の毎日杯は重馬場も影響して3着まででした。

近2戦は重賞の舞台で凡走していますが、共同通信杯は超ドスローからの上がり3F勝負でベラジオボンドも32秒9の脚を引き出しましたが、今振り返れば上位入選したジャスティンミラノとジャンタルマンタルはどちらも皐月賞で馬券に絡んでおり、相手が強力でした。

前走毎日杯においても重馬場で思うように脚を引き出せませんでしたし、勝ち馬メイショウタバルが非常に強かったです。

近2戦が凡走しているので人気を落とすかもしれませんが、新馬戦はセンスの高い内容となっています。

京都新聞杯の舞台ともかみ合いそうですし、人気を落とすようでしたら配当にも期待できそうです。

★評価点
・新馬戦が強い競馬
・長く脚を活かせる
・反応も良い
・データと相性のいい社台F生産馬&前走G3組

▼課題
・良馬場でレースしたい

ギャンブルルーム

主な勝ち鞍
  • アルメリア賞 (1勝クラス) 2024年

前走アルメリア賞を制したギャンブルルームも面白そうな1頭です。

今回騎乗する浜中騎手はテン乗り騎乗となりますが、過去10年の京都新聞杯で【1-2-1-3】、複勝率は57%もありました。

全騎手の中でも川田騎手に次いで成績優秀で、騎手目線で見たらコース相性はばっちりです。

ギャンブルルームも過去に札幌2歳ステークスで3着入りしているように、かみ合えばチャンスはありそうです。

ただ、キレる脚は持っていないのでパンパンな良馬場になった場合はどこまでやれるか未知数ですが、新馬戦は開催最終週の阪神にしては時計の出る条件下で上がり33秒7の末脚を使って勝利しているのである程度は対応できると思います。

近走が特別目立つものではありませんし、京都2歳ステークスで11着に沈んでいることから人気を落とすと思いますが、好走要因もいくつかあるので人気次第では抑えてみてもよさそうです。

★評価点
・コース相性のいい浜中騎手が騎乗
・時計のかかる馬場でやれている
・データと相性のいい2勝馬&前走1勝クラスの馬

▼課題
・芝2,200mは初めて
・京都新聞杯は流れて崩れてしまった

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ここからは京都新聞杯の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

京都新聞杯2024の概要

京都新聞杯は京都競馬場で開催される3歳馬限定の中距離重賞です。

もともと秋に開催されており、菊花賞の前哨戦として位置づけされていました。

しかし、2000年に現在の5月開催へと切り替わり、ダービーの前哨戦としての位置づけがされています。

京都新聞杯は青葉賞やプリンシパルステークスのように、上位入選してもダービーの優先出走権が得られるわけではありません。

しかしながら、この時期の3歳馬は使えるレースが限られていることから、京都新聞杯で収得賞金を加算した馬はほぼ確実にダービーに出走することができます。

そのため、実質的にはダービートライアルという認識でも問題ありません。

過去の好走馬を見てみると、2013年の勝ち馬キズナは京都新聞杯を勝利したのち、日本ダービーを勝利しました。

また、2019年の京都新聞杯で2着だったロジャーバローズは続くダービーで12番人気の低評価を逆手に取った逃げでなんと優勝し、単勝9,320円の大波乱を演じました。

このほかにも、種牡馬として競馬界に多大なる影響をもたらしたハーツクライやシルバーコレクターのサウンズオブアース、人気アプリゲームウマ娘にも出演しているスペシャルウィークやキングヘイロー、アドマイヤベガにナリタトップロードも京都新聞杯で好走しています。

過去をさかのぼると多岐に渡って有力馬が出ていました。

ここ数年はこれといった名馬は現れていないだけに、のちに競馬界に影響を与える名馬の台頭に注目したいですね。

うましるでは2021年~2022年の中京で代替開催された2年間も含めた2014年~2023年の過去10開催からデータをまとめています。

2023年 京都新聞杯(GⅡ) | サトノグランツ | JRA公式

京都新聞杯2024の開催内容

開催日5月4日(土曜・祝) 15:35発走
格付けG2
開催競馬場京都競馬場 11R
コース芝2,200m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金5400万円

京都新聞杯2024が開催される京都の芝2,200mの特徴

京都競馬場 芝2200mのコースで特徴を解説
スタート地点内回り4コーナー出口付近
コース右回りの外回り
Aコース使用
1周の距離1,894.3m
直線距離403.7m
高低差4.3m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
2.15.6
コースレコード2.09.7
(2019年 比良山特別【1,000万下】ネプチュナイト)
京都で開催された2014年~2023年のタイム
平均タイム
(21~22年を除いた過去10年)
2:13.3
レコードタイム2:10.0
(2012年 トーセンホマレボシ)
中京で開催された2021年~2022年のタイム
平均タイム
(過去2年)
2:11.7
レコードタイム2:09.5
(2022年 アスクワイルドモア)

京都競馬場には内回りと外回りコースがありますが、芝2,200mのレースでは外回りコースを使用します。

スタート地点は内回りコースの4コーナー出口で、最初のコーナーまでは約397mです。

スタートから最初のコーナーまでの距離が長いので極端に飛ばす馬は多くありません。

ゆったりしたペースで最初のコーナーに入ります。

1.2コーナーは3.4コーナーと比較すると小回りですが前半部分で先も長いので各馬はゆったり走ります。

向こう正面でも各馬息を整えながら3コーナーの外回りコースを目指します。

3コーナーに近づくにつれ、少しずつ上り傾斜を駆け上がります。

そして、3コーナーの中団あたりを過ぎると今度は一気に急傾斜を駆け下ります。

いわゆる【淀の坂】と呼ばれる坂で、急な下り坂で得た慣性を活かしながら4コーナーでペースアップし、スタンド前直線に入ります。

最後の直線は約404mです。

京都競馬場はスタンド前に急坂が存在しないため、各馬トップスピードを維持しながらゴールを目指しますよ。

京都の芝2,200mは芝2,400mと通じる部分が多く、スロー展開から3.4コーナーの下り傾斜を利用してスパートを仕掛けるパターンが多いです。

そのため、瞬発性と長く脚を使える持続力が試されます。

そして、京都はスタンド前に急な勾配が存在しないため、パワーがなくても脚を長く活かすことが可能です。

そのため、求められる要素はスピードと瞬発力、また、中距離コースなので最低限のスタミナも必要ですよ。

京都の芝2,200mはここをチェック!

  • スピードとスタミナが求められる
  • ロングスパート気質の競馬になりやすい
  • 5.6枠から好走馬が出ている
  • 差しや追い込みも決まりやすい
  • 関西騎手が強い

京都新聞杯2024の出走馬

【参考レース】2024年 京都新聞杯|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ジューンテイク牡357.0藤岡佑介
2スカイサーベイ牡357.0西村淳也
3オールセインツ牡357.0岩田康誠
4ギャンブルルーム牡357.0浜中俊
5ウエストナウ牡357.0横山典弘
6ファーヴェント牡357.0松山弘平
7ヴェローチェエラ牡357.0川田将雅
8ベラジオボンド牡357.0岩田望来
9プレリュードシチー牡357.0幸英明
10ハヤテノフクノスケ牡357.0和田竜二
11ライフセービング牡357.0田口貫太
12インザモーメント牡357.0鮫島克駿
13タガノデュード牡357.0古川吉洋
14アドマイヤテラ牡357.0M.デムーロ
15キープカルム牡357.0武豊

京都新聞杯の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
16サトノグランツ1ゆきやなぎ賞(1勝クラス)1
27ダノントルネード21勝クラス2
312リビアングラス71勝クラス1
2022
13アスクワイルドモア8きさらぎ賞(G3)4
211ヴェローナシチー7若葉ステークス(L)2
39ボルドグフーシュ5ゆきやなぎ賞(1勝)1
2021
110レッドジェネシス3ゆきやなぎ賞(1勝)1
24ルペルカーリア1毎日杯(G3)4
38マカオンドール2大寒桜賞(1勝)1
2020
16ディープボンド4皐月賞(G1)10
211マンオブスピリット3つばき賞(1勝)1
310ファルコニア2スプリングステークス(G2)4
2019
112レッドジェニアル11アザレア賞(500万)4
23ロジャーバローズ2スプリングステークス(G2)7
36サトノソロモン7大寒桜賞(500万)7
2018
113ステイフーリッシュ7共同通信杯(G3)10
28アドマイヤアルバ11500万1
315シャルドネゴールド4毎日杯(G3)7
2017
111プラチナムバレット2はなみずき賞(500万)1
23サトノクロニクル1水仙賞(500万)2
32ダノンディスタンス6すみれS(OP)5
2016
12スマートオーディン1毎日杯(G3)1
211アグネスフォルテ9はなみずき賞(500万)6
39ロイカバード4きさらぎ賞(G3)3
2015
14サトノラーゼン2はなみずき賞(500万)1
22ポルトドートウィユ1若葉S(OP)4
315アルバートドック6毎日杯(G3)4
2014
13ハギノハイブリッド3新緑賞(500万)1
211サウンズオブアース8はなみずき賞(500万)1
35ガリバルディ5500万2
※2021年~2022年は中京開催

【勝利数】2勝以上勝利している馬に注目

年度勝ち馬戦績
2023サトノグランツ【2-1-0-1】
2022アスクワイルドモア【1-3-0-2】
2021レッドジェネシス【2-0-2-2】
2020ディープボンド【1-1-1-2】
2019レッドジェニアル【1-0-2-1】
2018ステイフーリッシュ【1-0-1-1】
2017プラチナムバレット【2-1-1-1】
2016スマートオーディン【3-1-0-1】
2015サトノラーゼン【2-3-3-0】
2014ハギノハイブリッド【2-2-0-4】

過去10年の京都新聞杯の勝ち馬6頭がこれまでに2勝以上勝利した上で京都新聞杯に挑んでいました。

京都新聞杯で賞金加算出来たらほぼ確実にダービーへ出走できることから、重賞馬や1勝クラスの馬、未勝利馬まで多数参戦しています。

しかしながら、過去の勝ち馬を見てみると複数回勝利している馬が勝ち負けしていました。

過去の戦績から2勝以上勝利している馬に注目したいです。

今年の出走馬の中で該当する馬は5頭いました。(かっこ内は戦績)

アドマイヤテラ【2-0-0-1】
インザモーメント【2-0-1-2】
キープカルム【2-2-1-1】
ギャンブルルーム【2-0-1-1】
ジューンテイク【2-1-0-5】

【騎手】絶好調の川田騎手、好調の浜中騎手

騎手着別度数勝率連対率複勝率
川田将雅【3-1-1-3】37.5%50.0%62.5%
浜中俊【1-2-1-3】14.3%42.9%57.1%
和田竜二【1-0-1-6】12.5%12.5%25.0%
藤岡佑介【1-0-0-4】20.0%20.0%20.0%
岩田望来【1-0-0-2】33.3%33.3%33.3%
松山弘平【0-1-0-6】0.0%14.3%14.3%
岩田康誠【0-1-0-4】0.0%20.0%20.0%
武豊【0-1-0-4】0.0%20.0%20.0%
西村淳也【0-1-0-2】0.0%33.3%33.3%
鮫島克駿【0-0-1-0】0.0%0.0%100.0%
幸英明【0-0-0-8】0.0%0.0%0.0%
M.デムーロ【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
古川吉洋【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%

過去10年の京都新聞杯の好走騎手をまとめました。

もっとも活躍していたのが川田騎手でこれまで【3-1-1-3】でした。

勝率は37.5%、複勝率はなんと62.5%もあります。

昨年の京都新聞杯でもサトノグランツで勝利していることから、騎手相性は極めて良いでしょう。

浜中騎手も【1-2-1-3】で勝利は1勝ですが複勝率は57%もあります。

2019年にはのちにダービー馬となるロジャーバローズとのコンビで2着入りしていました。

その他、和田・藤岡佑介・岩田望来の3騎手はこれまで1勝ずつ勝利していますが複勝率は20~33%とそこまで高くありませんでした。

京都新聞杯では川田騎手と浜中騎手に注目したいです!

今年、川田騎手はヴェローチェエラ、浜中騎手はギャンブルルームに騎乗します。

【生産者】社台ファーム>ノーザンファーム

生産者成績単勝率連対率複勝率
社台F【4-1-3-9】23.5%29.4%47.1%
ノーザンF【3-6-4-23】8.3%25.0%36.1%
社台C白老F【0-0-1-3】0.0%0.0%25.0%
ノースヒルズ【0-0-1-1】0.0%0.0%50.0%
新冠タガノF【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%

過去10年の京都新聞杯の好走馬を生産者別にまとめました。

馬券に絡んだ30頭のうちの21頭が社台ファーム生産馬とノーザンファーム生産馬のいずれかです。

このうち、社台ファームは【4-1-3-9】で勝率23.5%、連対率29%、複勝率は47%もありました。

ノーザンファーム生産馬と比較すると、すべての数値で勝っています。

クラシックに向けた3歳重賞はノーザンファーム1強になりつつありますが、京都新聞杯においてはノーザンファームよりも社台ファームのほうが好走傾向にありました。

今年の出走馬の中で社台ファーム生産馬は4頭いました。

・オールセインツ
・キープカルム
・ベラジオボンド
・ライフセービング

京都新聞杯の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-3-0-5】20.0%50.0%50.0%
2番人気【2-2-2-4】20.0%40.0%60.0%
3番人気【2-1-0-7】20.0%30.0%30.0%
4番人気【1-0-2-7】10.0%10.0%30.0%
5番人気【0-0-2-8】0.0%0.0%20.0%
6~9番人気【2-3-4-31】5.0%12.5%22.5%
10番人気以下【1-1-0-47】2.0%4.1%4.1%

上位人気の信頼度はあまり高くない

過去10年の京都新聞杯の好走馬を人気別にまとめました。

1~3番人気はそれぞれ2勝ずつ勝利しているものの、勝率は20%止まりです。

複勝率は30~60%と決して悪くはありませんが他の重賞と比較するとそこまで目立つものではありません。

京都新聞杯において、上位人気に支持された馬の好走率はそこまで高くありませんでした。

過去8開催で6番人気以下の馬が馬券に絡んでいた

過去10開催の京都新聞杯の内の8開催において、毎年1頭以上6番人気以下の馬が入線していました。

1~5番人気で決着づいた年は2020年~2021年度のみとなっており、それ以外の年は必ず6番人気以下の馬が絡んでいます。

また、この8開催は1~5番人気の馬も1頭以上入線しているので、本命馬+穴馬の組み合わせで決着づく傾向が強いですよ。

狙いは単勝2~4倍の馬

単勝オッズ成績単勝率連対率複勝率
1倍台【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
2倍台【2-1-0-1】50.0%75.0%75.0%
3倍台【0-1-1-2】0.0%25.0%50.0%
4倍台【3-2-0-3】37.5%62.5%62.5%
5~6倍台【0-1-1-12】0.0%7.1%14.3%
7~9倍台【1-1-2-10】7.1%14.3%28.6%

過去10開催の京都新聞杯の単勝オッズをまとめました。

オッズ別に見てみると、単勝オッズ2倍台&4倍台の馬の勝率が勝率37.5%以上、連対率は62.5%以上もあり、非常に好成績です。

単勝3倍台の馬は勝利こそありませんでしたが【0-1-1-2】で複勝率は50%ありました。

対して、単勝1倍台の馬は20年のアドマイヤビルゴしか出走していませんが4着に敗れています。

また、5倍以上の馬も2~4倍台の馬と比較するとそこまで好成績ではありません。

京都新聞杯は単勝オッズ2~4倍台のゾーンの馬の好走率が飛躍的高いため、人気よりもオッズを見ながら予想してみてもよいかもしれません。

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京都新聞杯の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-1-0-12】0.0%7.7%7.7%
2枠【3-0-1-9】23.1%23.1%30.8%
3枠【1-2-1-11】6.7%20.0%26.7%
4枠【0-2-1-13】0.0%12.5%18.8%
5枠【2-0-0-17】10.5%10.5%10.5%
6枠【0-2-1-17】0.0%10.0%15.0%
7枠【2-2-3-14】9.5%19.0%33.3%
8枠【2-1-3-16】9.1%13.6%27.3%

2枠の好走は2017年を最後、出ていない

過去10年の京都新聞杯を枠別に見てみると、もっとも好走していたのが2枠の馬でした。

2枠は【3-1-0-9】と優秀ですね。

ところが、2枠で最後に馬券に絡んだ馬は2017年のダノンディスタンスで、それ以降は馬券に絡めていません。

近年の傾向を見ると、2枠は苦戦傾向にあったため表の数値ほど信頼度は高くありませんでした。

1枠は22年間勝利がない

過去10年の京都新聞杯で1枠は【0-1-0-12】でした。

それどころか、京都新聞杯が芝2,200mで行われるようになった2002年まで遡っても勝ち馬はいませんでした。

唯一好走したのが2015年の1番人気馬であるポルトドートウィユで、それ以外はフランツ(1番人気)やグローリーヴェイズ(2番人気)、ミヤビジャスパー(2番人気)といった人気馬もそろって着外に沈んでいることから、1枠に入った馬は評価を下げてもよいかもしれません。

今年の京都新聞杯で1枠に入った馬はジューンテイクです。

京都新聞杯の過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G3【3-1-3-10】17.6%23.5%41.2%
L【0-1-0-9】0.0%10.0%10.0%
1勝クラス【6-6-5-45】9.7%19.4%27.4%
未勝利【0-0-0-27】0.0%0.0%0.0%

好走率の高い前走G3組

過去10年の京都新聞杯の好走馬をクラス別に見てみると、もっとも好走率が高かったのは前走G3だった馬です。

前走G3組は【3-1-3-10】と出走数こそ少ないものの勝率18%、複勝率41%と高いレベルで安定していました。

前走G3だった馬は評価を上げたいですね。

今年の出走馬の中で前走G3の馬は4頭いました。

タガノデュード(前走アーリントンC/10着)
ファーヴェント(前走毎日杯/4着)
プレリュードシチー(前走京都2歳S/2着)
ベラジオボンド(前走毎日杯/3着)

好走数の多い前走1勝クラス組

過去10年の京都新聞杯で馬券に絡んだ30頭のうちの17頭が前走1勝クラスの馬でした。

前走1勝クラスの馬が馬券の半数以上を占めており、また、過去10開催、いずれの年も最低1頭以上前走1勝クラスだった馬が3着以内に入線していました。

好走数は前走G3組に劣りますが、毎年入線することから前走1勝クラスだった馬も評価したいです。

今年の出走馬の中で前走1勝クラスだった馬は5頭いました。

インザモーメント(前走アザレア賞/1着)
キープカルム(前走ひめさゆり賞/1着)
ギャンブルルーム(前走アルメリア賞/1着)
ハヤテノフクノスケ(前走ゆきやなぎ賞/4着)
ヴェローチェエラ(前走ゆきやなぎ賞/2着)

前走未勝利組は全滅

過去10年の京都新聞杯で前走未勝利だった馬は27頭出走したものの全滅でした。

京都新聞杯は重賞から1勝クラス、未勝利まで幅広い参戦が見られますが、さすがに未勝利を勝ちあがっただけの馬には厳しい舞台のようです。

前走が未勝利だった馬は評価を下げたいです。

今年の出走馬の中で該当する馬は4頭いました。

・ウエストナウ
・オールセインツ
・スカイサーベイ
・ライフセービング

京都新聞杯2024追い切り評価

京都新聞杯2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
京都新聞杯の予想の参考にしてみてください!

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