【NHKマイルC2024／騎手予想】騎手で買いたい〝トップ３〟はこちら！

当記事ではNHKマイルカップ2024の過去10年の騎手データをまとめています。

競馬の勝ち負けは【馬の力7割：騎手の力3割】と言われています。

馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。

NHKマイルカップの過去10年のデータから、好走騎手と好走馬を導き出し、騎手買いしたいトップ3を公開しています。

NHKマイルカップで買いたい騎手トップ3

1位　ジャンタルマンタル×川田将雅騎手

コンビ相性は【1-1-1-0】と複勝率100%で安定感は抜群です。

前走皐月賞においても、距離不安を払拭する完璧なレースメイクで3着入りしました。

最後の直線で伸びを欠いたのは距離が長すぎたからでしょう。

川田騎手でなければ皐月賞で3着は厳しかったと思います。

前走皐月賞から中2週と間隔が詰まっているので疲れが残っている可能性は高いですが、人馬の相性は良いですし、川田騎手も過去10年のNHKマイルカップで勝利実績があるのでここでの激走にも期待したいです。

2位　キャプテンシー×M.デムーロ騎手

デムーロ騎手は過去10開催のNHKマイルカップで2勝しています。

このほかに過去10年内で2勝しているルメール騎手は火曜日の段階でレースに出走するか分かりません。

もう一人、横山典弘騎手はこのレースと相性抜群ですが、今年は裏で行われる新潟の騎乗が決まりました。

今年に限れば唯一2勝している騎手ですし、過去には9番人気のラウダシオンを勝利に導いているので、ここでの勝ち負けにも期待できそうです。

3位　ウォーターリヒト×菅原明良騎手

菅原騎手は2022年度しか騎乗していませんが、その時騎乗したカワキタレブリーで3着入りしました。

カワキタレブリーは18番人気の馬でしたが、追込一気が見事決まって高配当の役者に輝きました。

最低人気を好走に導いていることから、今年も波乱の立会人になれるかもしれません。

NHKマイルカップ2024の出走馬と騎手

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手
1	ダノンマッキンリー	牡3	57.0	北村友一
2	ノーブルロジャー	牡3	57.0	松山弘平
3	ディスペランツァ	牡3	57.0	鮫島克駿
4	イフェイオン	牝3	55.0	西村淳也
5	ボンドガール	牝3	55.0	武豊
6	ロジリオン	牡3	57.0	戸崎圭太
7	チャンネルトンネル	牡3	57.0	岩田望来
8	エンヤラヴフェイス	牡3	57.0	菱田裕二
9	キャプテンシー	牡3	57.0	M.デムーロ
10	ウォーターリヒト	牡3	57.0	菅原明良
11	アレンジャー	牡3	57.0	横山和生
12	ゴンバデカーブース	牡3	57.0	J.モレイラ
13	シュトラウス	牡3	57.0	北村宏司
14	アスコリピチェーノ	牝3	55.0	C.ルメール
15	マスクオールウィン	牝3	55.0	岩田康誠
16	ジャンタルマンタル	牡3	57.0	川田将雅
17	ユキノロイヤル	牡3	57.0	石橋脩
18	アルセナール	牝3	55.0	横山武史

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NHKマイルカップの過去10年の騎手データ

騎手	成績	単勝率	連対率	複勝率
M.デムーロ	【2-1-0-4】	28.6%	42.9%	42.9%
川田将雅	【1-0-1-5】	14.3%	14.3%	28.6%
石橋脩	【0-1-0-4】	0.0%	20.0%	20.0%
横山武史	【0-1-0-3】	0.0%	25.0%	25.0%
武豊	【0-0-1-7】	0.0%	0.0%	12.5%
岩田康誠	【0-0-1-2】	0.0%	0.0%	33.3%
松山弘平	【0-0-1-2】	0.0%	0.0%	33.3%
菅原明良	【0-0-1-0】	0.0%	0.0%	100.0%
戸崎圭太	【0-0-0-9】	0.0%	0.0%	0.0%
田辺裕信	【0-0-0-7】	0.0%	0.0%	0.0%
横山和生	【0-0-0-2】	0.0%	0.0%	0.0%
北村友一	【0-0-0-2】	0.0%	0.0%	0.0%
岩田望来	【0-0-0-1】	0.0%	0.0%	0.0%

過去10年で2勝のM.デムーロ騎手

過去10年のM.デムーロ騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	クルゼイロドスル	取消	取消
2022	プルパレイ	8	15
2021	タイムトゥヘヴン	8	6
2020	ラウダシオン	9	1
2019	アドマイヤマーズ	2	1
2018	ギベオン	2	2
2017	カラクレナイ	1	17
2016	ティソーナ	4	17

過去10年のNHKマイルカップでM.デムーロ騎手は7回騎乗して【2-1-0-4】でした。

勝利したのは2019年のアドマイヤマーズと2020年のラウダシオンです。

ラウダシオンは9番人気の低評価でしたが勝利に導きました。

上位人気に支持されたティソーナやカラクレナイでブービー負けしているのでムラがありそうに見えますが、アドマイヤマーズとラウダシオンの勝利は比較的最近のものです。

過去10年のNHKマイルカップで2勝している騎手はデムーロ騎手以外にルメール騎手と横山典弘騎手がいますが、ルメール騎手はドバイで落馬負傷した影響もあって、火曜日の時点では騎乗は確定していません。

そして、横山典弘騎手は裏で行われる新潟の出走が決まっています。

今年の出走騎手の中で唯一、過去10年内に2勝しているという意味でもデムーロ騎手は期待できそうです。

デムーロ騎手はアドマイヤマーズの息子であるキャプテンシーとのコンビで親子G1制覇を狙います。

過去10年騎乗で2回馬券に絡んだ川田騎手

過去10年の川田将雅騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ダノンタッチダウン	6	4
2022	ダノンスコーピオン	4	1
2021	グレナディアガーズ	1	3
2019	ダノンチェイサー	3	5
2018	パクスアメリカーナ	4	6
2017	ミスエルテ	5	7
2014	アトム	7	8

過去10年のNHKマイルカップで川田将雅騎手は7回騎乗して【1-0-1-5】でした。

勝利したのは2022年のダノンスコーピオンの年です。

戦績だけ見たらまずまずですが、直近4開催はいずれも掲示板入りしていることから、調子を上げてきているともいえるでしょう。

今年は昨年の朝日杯FSを勝利し、皐月賞でも3着入りしたジャンタルマンタルとのコンビで挑みますが、実力のある馬なので上位争いにも期待できそうです。

穴馬を上位に持ってきた石橋騎手と横山武史騎手

過去10年の石橋脩騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2021	ランドオブリバティ	9	8
2020	タイセイビジョン	2	4
2019	ケイデンスコール	14	2
2018	デルタバローズ	16	9
2014	ウインフェニックス	9	11

過去10年の横山武史騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ウンブライル	8	2
2022	ソネットフレーズ	7	17
2021	リッケンバッカー	11	4
2020	ウイングレイテスト	8	7

過去10年のNHKマイルカップで石橋脩騎手は5回、そして横山武史騎手は4回騎乗して1回2着入線しました。

注目したいのが上位に持ってきた馬の人気で、石橋騎手は2019年に14番人気のケイデンスコールを、そして横山武史騎手は2023年に8番人気のウンブライルを持ってきています。

両騎手とも人気薄の馬を2着まで持ってきているのは素晴らしいでしょう。

好走率以上に期待値の高い騎手です。

今年は石橋騎手がユキノロイヤルに、横山武史騎手はエコロブルームに騎乗します。

武豊騎手は昨年16年ぶりに馬券に絡んだ

過去10年の武豊騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	オオバンブルマイ	3	3
2022	ジャングロ	6	7
2021	ホウオウアマゾン	4	9
2020	サトノインプレッサ	3	13
2019	ファンタジスト	6	13
2017	ジョーストリクトリ	9	12
2015	ダノンメジャー	8	11
2014	サトノルパン	4	9

過去10年のNHKマイルカップで武豊騎手は8回騎乗して1回だけ馬券に絡みました。

唯一馬券に絡んだのが2023年のオオバンブルマイに騎乗したときです。

オオバンブルマイ以前の上位入選は2006年のロジックに騎乗したときが最後だったので、武豊騎手にとって実に16年ぶりにNHKマイルカップで馬券に絡んだことになります。

直近10開催を振り返ってみると、サトノインプレッサ(3番人気)やホウオウアマゾン(4番人気)といった人気馬に騎乗した際も着外に敗れているのであまりNHKマイルカップと相性は良くありませんでした。

しかしながら、昨年は久々に3着入りしましたし、武豊騎手は今年も相変わらず乗れているので挽回にも期待できそうです。

ちなみに、今年はボンドガールとのコンビでレースに挑みます。

3回の騎乗で1回3着入りした松山・岩田康誠2騎手

過去10年の松山弘平騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ユリーシャ	15	14
2018	カツジ	8	8
2017	ボンセルヴィーソ	6	3

過去10年の岩田康誠騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2019	ミッキーブラック	17	17
2018	レッドヴェイロン	9	3
2016	シュウジ	8	12

過去10開催のNHKマイルカップで松山弘平騎手と岩田康誠騎手の成績は【0-0-1-2】でした。

両騎手とも3回騎乗して1回だけ3着に持ってきています。

内訳を見てみると、松山騎手は2017年のボンセルヴィーソ(6番人気)で3着入りしており、岩田康誠騎手は2018年のレッドヴェイロン(9番人気)を上位に持ってきていました。

両騎手ともに人気以上に上位着順に持ってきているので、期待値の高い騎手といえます。

今年のNHKマイルカップでは松山騎手がシンザン記念の勝ち馬ノーブルロジャーに、岩田康誠騎手はフェアリーステークスで2着のマスクオールウィンに騎乗します。

ちなみに両騎手ともテン乗り騎乗です。

最低人気を上位に持ってきた菅原明良騎手

過去10年の菅原明良騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2022	カワキタレブリー	18	3

過去10年のNHKマイルカップで菅原騎手は1回だけ騎乗しました。

2022年のNHKマイルカップにおいて、18番人気のカワキタレブリーに騎乗しましたが、なんと最後方からの追込が炸裂して3着入りしています。

2007年のムラマサノヨートー以来となる最低人気の3着入線で三連単の配当は150万円を超えました。

人気薄の馬を持ってきていることから穴騎手として注目したいです。

今年はウォーターリヒトにテン乗り騎乗しますが、テン乗り、父方、脚色ともにカワキタレブリーと共通する部分が多いので再度激走に期待できるかもしれません。

全く結果を残せていない戸崎・田辺2騎手

過去10年の戸崎圭太騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	エエヤン	2	9
2022	トウシンマカオ	11	8
2021	ヴェイルネビュラ	13	11
2019	ヴィッテルスバッハ	5	15
2018	プリモシーン	5	5
2017	タイムトリップ	10	6
2016	イモータル	3	11
2015	グランシルク	1	5
2014	ショウナンアチーヴ	3	6

過去10年の田辺裕信騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ナヴォーナ	14	8
2021	ショックアクション	14	13
2020	シャインガーネット	7	6
2018	テトラドラクマ	3	14
2017	アウトライアーズ	4	13
2016	トウショウドラフタ	5	5
2015	ニシノラッシュ	9	8

過去10年のNHKマイルカップで7回以上騎乗したものの、1度も馬券に絡めていないのが戸崎圭太騎手と田辺裕信騎手です。

戸崎騎手は【0-0-0-9】、田辺騎手は【0-0-0-7】で両騎手ともに全滅しています。

この中には、グランシルク(1番人気)やイモータル(3番人気)、エエヤン(2番人気)にテトラドラクマ(3番人気)といった上位人気馬に騎乗しながら馬券外に敗れた年もありました。

両騎手とも美浦の中堅として活躍していますが、関東競馬場で開催されるNHKマイルカップとの相性は絶望的に悪いようです。

今年は戸崎騎手がロジリオン、田辺騎手は除外対象馬のオーサムストロークに騎乗予定です。

2回未満の騎乗ですべて着外の3騎手

過去10年の横山和生騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	フロムダスク	17	17
2022	オタルエバー	15	16

過去10年の北村友一騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2019	ヴァルディゼール	8	6
2018	ダノンスマッシュ	13	7

過去10年の岩田望来騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2021	ロードマックス	15	5

過去10年のNHKマイルカップに1～2回騎乗してすべて着外に敗れていたのが横山和生・北村友一・岩田望来の3騎手でした。

いずれの騎手も人気のない馬に騎乗して着外に敗れています。

しかし、岩田望来騎手は15番人気のロードマックスに騎乗して5着入りしました。

また、北村友一騎手が騎乗したダノンスマッシュものちにスプリント重賞路線で活躍する馬です。

人気以上に上位に持ち込んでいることからまだまだ侮れないでしょう。

今年、3騎手は以下の馬に騎乗します。

・横山和生騎手=アレンジャー
・北村友一騎手=ダノンマッキンリー
・岩田望来騎手=チャンネルトンネル

過去10年で騎乗がなかったのは5騎手

今年の出走騎手の中で、過去10開催のNHKマイルカップで騎乗経験がなかったのは下記5名です。(かっこ内は今回騎乗馬)

・西村淳也騎手(イフェイオン)
・菱田裕二騎手(エンヤラヴフェイス)
・J.モレイラ騎手(ゴンバデカーブース)
・永野猛蔵騎手(デビッドテソーロ)
・木幡巧也騎手(ポッドテオ)

この内、菱田裕二騎手だけは2013年に18番人気のディアセルヴィスに騎乗して10着入りしていました。

残りの4騎手は今回がキャリア初のNHKマイルカップ参戦となります。

NHKマイルカップの出走人馬のコンビ成績と評価

馬名	騎手	成績	単勝率	連対率	複勝率
イフェイオン	西村淳也	【2-0-1-1】	50.0%	50.0%	75.0%
エコロブルーム	横山武史	【1-0-0-0】	100.0%	100.0%	100.0%
エンヤラヴフェイス	菱田裕二	【1-0-0-1】	50.0%	50.0%	50.0%
オーサムストローク	田辺裕信	【0-0-0-1】	0.0%	0.0%	0.0%
キャプテンシー	M.デムーロ	【0-0-0-1】	0.0%	0.0%	0.0%
ジャンタルマンタル	川田将雅	【1-1-1-0】	33.3%	66.7%	100.0%
ダノンマッキンリー	北村友一	【1-0-0-0】	100.0%	100.0%	100.0%
ボンドガール	武豊	【0-1-0-0】	0.0%	50.0%	50.0%
ユキノロイヤル	石橋脩	【2-0-2-2】	33.3%	33.3%	66.7%
ロジリオン	戸崎圭太	【1-0-0-0】	100.0%	100.0%	100.0%

イフェイオン×西村淳也騎手　評価Ａ

デビューから4戦すべて騎乗しています。

2走前のフェアリーステークスでは外枠発走でも果敢に先行集団に加わり、イフェイオンの良さを引き出しながら競馬できました。

辛勝でしたが他馬より外目を回りながらの勝利で、好騎乗でした。

コース適性は未知数ですがコンビ相性には期待できます。

エコロブルーム×横山武史騎手　評価Ｂ

エコロブルームとは前走のニュージーランドトロフィーで初コンビを組みました。

まずまず流れた中で先行しつつ、直線では前の馬のために少しロスが生じながらも勝ち切っています。

力強いパフォーマンスでしたが勝利できたのは馬の力量によるものが大きいため、この1戦だけでコンビ相性は判断しづらいです。

エンヤラヴフェイス×菱田裕二騎手　評価Ｂ

デビュー戦と続く新潟2歳ステークスで騎乗しました。

デビュー戦は先行しながらそのまま押し上げて楽勝し、続く新潟2歳ステークスは一転して後ろからの競馬で7着です。

新馬戦は2着馬に0.8秒差の圧勝でしたが勝ち時計1分35秒3は平凡ですし、終い最速時計も34秒3で相手が楽でした。

そして新潟2歳ステークスは直線一気の勝負でキレ負けしています。

相手や展開次第で結果が変わっているので人馬の相性に関しては何ともいえません。

オーサムストローク×田辺裕信騎手　評価Ｂ

前走のニュージーランドトロフィーで初めてコンビを組みました。

7枠発走でしたがスタートをうまく決めて3～4コーナーから動いて勝負を仕掛けましたが、直線ではじりじり上がるものの5着までです。

終盤は脚を長く活かすことができていて悪くない騎乗でした。

枠の並びや当日の馬場次第で結果も変わっていたことでしょう。

キャプテンシー×M.デムーロ騎手　評価Ｂ

前走のニュージーランドトロフィーで初めてコンビを組みましたが、6枠発走も響いてハナに立つことなく大敗しました。

向こう正面でニシノロイヤルをかわして先頭に出ることもできましたが、さすがにリスクが大きかったでしょう。

前走はもう少し内目を引いていたら結果は変わっていたと思いますし、現時点でコンビ相性は読めません。

ジャンタルマンタル×川田将雅騎手　評価Ｓ

昨年の朝日杯FSからコンビを組んでこれまで【1-1-1-0】と3着内率100%です。

特に、前走の皐月賞は完ぺきといってもいい立ち回りでした。

最後の最後は一杯で苦しくなり、3着がやっとでしたが川田騎手は文句なしの騎乗を行っています。

脚質的に2,000mは長いと思うので、距離短縮は歓迎したいです。

前走の反動がなければここでの上位争いにも期待できるでしょう。

ダノンマッキンリー×北村友一騎手　評価Ｂ

前走のファルコンステークスで初コンビを組みました。

8枠発走で内の馬のダッシュが利いたため、後ろからの競馬となりましたが、これがフィットしたのか、直線では各馬の外目から直線一気を決めて優勝しています。

力のある走りでしたが、騎乗した北村友一騎手が勝つための騎乗を行ったというよりは、展開がフィットしてダノンマッキンリーが出し切れた勝利です。

人馬の相性に関してはまだなんともいえません。

ボンドガール×武豊騎手　評価Ａ

前走のニュージーランドトロフィーはボンドガールにとって最良とは言い難い稍重で時計のかかる馬場＋直線に急坂があって最後の直線が短い中山でした。

序盤はややかかりがちでしたがうまく折り合いをつけて内からロスのない競馬を行います。

中団以降は折り合いもうまくいって自分の走りができ、2着入りしました。

楽な条件ではなかった中で2着入りできたのは武豊騎手の折り合いがうまくできたからでしょう。

NHKマイルカップでもこのコンビが見られるのが楽しみです。

ユキノロイヤル×石橋脩騎手　評価Ａ

前走のニュージーランドトロフィーは内枠の利もありましたが、スタートをうまく決めて先頭に立ち、時計のかかる馬場にしてはそこそこ流れるペースで3着入りしています。

デビューから乗り続けた石橋脩騎手のことなので、ユキノロイヤルがもっとも力を発揮できる競馬を行いました。

その影響もあって3着入りし、優先出走権が獲得できています。

人馬の相性はとても良いです。

ロジリオン×戸崎圭太騎手　評価Ｂ

ロジリオンと戸崎騎手のコンビは初勝利を手にした昨年の未勝利戦以来となります。

この未勝利戦はややばらけたスタートで、ロジリオンは馬群の外目から競馬を行いました。

最後の直線では馬場の外目から楽な手ごたえで競馬しており、余力残しのゴールインです。

無難に乗った中で勝ち切れているので相手が楽でした。

この1戦だけでは人馬の相性は判断しがたいです。

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NHKマイルカップの過去10年の乗り替わりデータ

前走から	成績	単勝率	連対率	複勝率
継続騎乗	【8-5-4-81】	8.2%	13.3%	17.3%
乗り替わり	【2-5-6-68】	2.5%	8.6%	16.0%

今回の乗り替わり騎手と馬
馬名	今回騎乗騎手	前回騎乗騎手
アレンジャー	横山和生	横山典弘
ウォーターリヒト	菅原明良	幸英明
エンヤラヴフェイス	菱田裕二	北村宏司
ゴンバデカーブース	J.モレイラ	松山弘平
チャンネルトンネル	岩田望来	坂井瑠星
デビッドテソーロ	永野猛蔵	原優介
ノーブルロジャー	松山弘平	川田将雅
ポッドテオ	木幡巧也	北村宏司
マスクオールウィン	岩田康誠	津村明秀
ロジリオン	戸崎圭太	三浦皇成

乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手
年度	着順	馬名	騎乗騎手
2023	2	ウンブライル	横山武史
2022	3	カワキタレブリー	菅原明良
2020	1	ラウダシオン	M.デムーロ
	2	レシステンシア	C.ルメール
	3	ギルデッドミラー	福永祐一
2019	2	ケイデンスコール	石橋脩
	3	カテドラル	B.アヴドゥラ
2018	1	ケイアイノーテック	藤岡佑介
	2	ギベオン	M.デムーロ
	3	レッドヴェイロン	岩田康誠
2016	3	レインボーライン	福永祐一
2014	2	タガノブルグ	三浦皇成
	3	キングズオブザサン	蛯名正義

単勝率は同騎手のほうが高い

過去10年のNHKマイルカップの勝ち馬8頭が前走から継続騎乗の騎手が騎乗していました。

継続騎手の勝率が8.2%に対して乗り替わり騎手は2.5%だったため、勝ち馬を予想する際は継続騎手に注目したいです。

複勝率に差はない

過去10年のNHKマイルカップの乗り替わり騎手における複勝率を見てみましょう。

前走から継続騎手の複勝成績は17.3%で、乗り替わり組は16.0%でした。

若干継続組が優勢ですが、大きな差はありません。

複勝率に関しては、前走からの乗り替わりでも健闘しています。

NHKマイルカップの過去10年のテン乗りデータ

成績	単勝率	連対率	複勝率
【2-3-5-51】	3.3%	8.2%	16.4%

テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手
年度	着順	馬名	騎乗騎手
2022	3	カワキタレブリー	菅原明良
2020	1	ラウダシオン	M.デムーロ
	2	レシステンシア	C.ルメール
2019	3	カテドラル	B.アヴドゥラ
2018	1	ケイアイノーテック	藤岡佑介
	2	ギベオン	M.デムーロ
	3	レッドヴェイロン	岩田康誠
2016	3	レインボーライン	福永祐一
2014	2	タガノブルグ	三浦皇成
	3	キングズオブザサン	蛯名正義

今回のテン乗り騎手と馬
馬名	今回騎乗騎手	前回騎乗騎手
アレンジャー	横山和生	横山典弘
ウォーターリヒト	菅原明良	幸英明
ゴンバデカーブース	J.モレイラ	松山弘平
チャンネルトンネル	岩田望来	坂井瑠星
デビッドテソーロ	永野猛蔵	原優介
ノーブルロジャー	松山弘平	川田将雅
ポッドテオ	木幡巧也	北村宏司
マスクオールウィン	岩田康誠	津村明秀

全体の1/3がテン乗り騎手で好走していた

過去10年のNHKマイルカップで馬券に絡んだ30頭のうちの10頭がテン乗り騎手騎乗で上位争いしています。

NHKマイルカップはキャリアの少ない3歳馬のレースなので、乗り替わり=テン乗りのケースが多いですが、鞍上強化のケースも多いことからテン乗りでも好走馬は多く見られました。

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NHKマイルカップ2024追い切り評価

NHKマイルカップ2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

NHKマイルカップ2024の最終予想

NHKマイルカップ2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。