【アイビスSD2024追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝この2頭〟に最高評価「S」
アイビスサマーダッシュ2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではアイビスサマーダッシュの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
7月24日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
1番時計はシリウスコルトの6F77秒0です。
それ以外の馬も6F80~81秒台で走破している馬が多く、時計は出ていました。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はジャスパーディビネの4F49秒9です。
しかし、4F50秒台で走破した馬も1頭のみでそこまで高速馬場ではありません。
ウッドは1番時計がエンタングルメントの6F78秒1です。それ以外の馬も時計を出しているので高速馬場でした。
アイビスサマーダッシュ2024追い切り評価/全頭診断コメント
アイビスサマーダッシュ2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アビッグチア
アビッグチア 7月24日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.8 | 52.7 | 38.2 | 12.3 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 64.9 | 50.6 | 37.0 | 11.9 | 馬なり |
今年のカーバンクルステークス(OP)で3着入りしたアビッグチアは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い切りを行い、5F67秒8-上がり1F12秒3の時計で走破しています。
前走から中1週と間隔を詰めており、中間の時計はありませんでした。
最終追い切りはチークピーシーズを付けて集中力を高めています。
その影響もあってか視線は前を向いていましたし、この馬なりに淡々とした動きができていました。
ただ、横のシルエットを見る限り、少し細い感じがしました。
近走は500キロ以上の馬体重でレースに挑んでいましたが、使い込みと夏の暑さで痩せている可能性はあります。
追い切り自体は馬具の効果もあって淡々とした動きができていたものの、当日の馬体重を見ながら最終的な状態を確認したいところです。
ウイングレイテスト
ウイングレイテスト 7月24日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.6 | 52.9 | 37.9 | 11.0 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(重) | 63.2 | 49.1 | 35.6 | 11.3 | 直強め | |
前走最終 | 函館W(良) | 74.4 | 57.9 | 42.2 | 12.5 | 馬なり |
前走の函館スプリントステークス(G3)で2着入りし、短距離路線も視野に入れているウイングレイテストは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
主戦の松岡騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで5F68秒6-上がり1F11秒0の時計で鋭く入線しています。
1週前の18日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはイーデンテソーロ(牡4、1勝クラス)と併せています。
ここでも松岡騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を11馬身追走する形で直線強めに追い、5F63秒2-上がり1F11秒3の自己ベストで1馬身半先着しました。
1週前追い切りは頭をやや低めにしながら、全体を通して力強く動けています。
コーナーワークの立ち回りも器用でしたし、直線に入って手前を替えてからは僚馬をあっさり突き放して先着できており、動きも申し分ないです。
5F63秒2の自己ベストを出したのも良かったですし、終い3F12秒8から2F11秒5-1F11秒3で持続性があってなおかつ好時計で走破できたのもよく、非の付け所がないほどすばらしい追い切りでした。
最終追い切りは馬なりで軽い調整でした。
全体時計はそこまで目立ちませんし、序盤から中盤は軽い脚取りでしたが、直線に入ってからはじりじりペースアップし、終い2F12秒7から1F11秒0で走破しています。
馬なりでしたが直線ではウイングレイテスト自ら伸びを見せているのでレースに対する意欲も感じられます。
2週続けて首周りの発汗は目立っていましたが冷涼な函館で追われた前走最終時でも発汗はありました。
その中でレース本番では2着入りしているのでウイングレイテストにとって汗はそこまで影響ないでしょう。
今回もトップハンデ59キロを背負いますが、1週前追い切りではアイビスサマーダッシュを意識した追い切りが行われているように、このレースに対する意欲も感じられます。
ウイングレイテストも陣営の考えに応えるような動きができていましたし、2週続けてすばらしい追い切りができていました。
とても良い仕上がりです。
クムシラコ
クムシラコ 7月24日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 81.8 | 66.4 | 51.8 | 37.9 | 11.8 | G前仕掛け |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 54.5 | 39.2 | 12.1 | 馬なり |
抽選を突破したクムシラコは美浦のウッドチップコースでノアファラオ(牡3、未勝利)と併せました。
嶋田騎手が追い切りに騎乗(レース当日は内田騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を8馬身追走する形でゴール前にて促され、6F81秒8-上がり1F11秒8の自己ベストで1馬身半先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
前走から約2か月ぶりとなり、中間は7月から再開して坂路で11本、ウッドで2本の時計を残し、坂路ベースで調整されています。
中間追い切りはいずれも時計を出していませんが、最終追い切りはゴール前で仕掛けて強く追いました。
序盤から推進力のある動きでコーナーを立ち回っています。
直線に入って手前を替えてからは前脚の回転がさらに速くなり、終い11秒8で突き抜けることができました。
全体時計も自己ベストでしたし、終い2F12秒4から1F11秒8で加速できたのも良いでしょう。
頭が少し前方に出ながら走っていて美しい走りとはいいがたいものの、中間に坂路で数をクリアした影響もあって久々でも動けているのはよかったです。
相手は強化されますが、この馬なりに力は発揮できそうでした。
グレイトゲイナー
グレイトゲイナー 7月24日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.0 | 37.8 | 12.1 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東坂路(稍重) | 52.0 | 38.4 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.0 | 37.9 | 13.3 | 馬なり |
今年のカーバンクルステークス(OP)で2着入りしたグレイトゲイナーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に負荷を掛け、4F52秒0-上がり1F12秒1で登坂しています。
1週前の17日にも栗東坂路で単走を行い、このときは馬なりで4F52秒0-上がり1F12秒2の時計を記録しています。
1週前の坂路映像を見てみると、馬場の真ん中稍外目から追い切りを行いましたが、序盤から中盤に掛けて首が右方向に向いていました。
残り1Fあたりで前方に頭を向けてからはまっすぐ登坂できていますが、走りに対する気持ちはもう少し乗せたいところです。
最終追い切りは1週前とは打って変わって一杯に追って負荷を掛けています。
序盤から追ったと思いますが、ここでも首が右に傾いており、1週前同様走りに集中できていません。
中盤以降は前を向くようになりましたが、それでも時計は全体時計が52秒0で、馬なりで追われた1週前と全く同じです。
グレイトゲイナーは全体時計48~49秒台も頻繁に出すほど坂路で時計を出すタイプなので、一杯に追って全然時計を出していないのはなにか問題があるかもしれません。
気持ちの面も併せて、そこまで好状態とはいいがたかったです。
ジャスパークローネ
ジャスパークローネ 7月25日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(重) | 55.7 | 40.4 | 12.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.7 | 12.0 | 馬なり |
昨年のCBC賞と北九州記念(どちらもG3)を制し、サマースプリント王の座を手にしたジャスパークローネは木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
主戦の団野騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F55秒7-上がり1F12秒8で軽い調整を行っています。
前走の北九州記念から中3週になりますが、中間は坂路で9本の時計を残しており、入念な調整を行っています。
なお、映像はありませんが1週前の19日には栗東坂路において馬なりで4F52秒1-上がり1F12秒1の時計で登坂していました。
1週前に時計を出したので最終追い切りはソフトな調整を行っています。
道中淡々とした動きを見せており、その中でも四肢の回転は速くて追えばいつでも時計は出せそうです。
馬体も筋肉量が豊富でスプリンターとして本格化しつつありました。
手前替えのときに若干よれましたがすぐに立て直して安定した動きを見せています。
時計は全く出していませんが、1週前に馬なりで出した後なので問題ないでしょう。
過去には新潟千直の勝利実績もあるので、久々の舞台でどこまでやれるか注目したいです。
ショウナンマッハ
ショウナンマッハ 7月24日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 37.0 | 11.7 | 一杯 | ||
前走最終 | 函館W(良) | 72.1 | 55.2 | 40.4 | 12.6 | 馬なり |
ショウナンマッハは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、4F52秒4-上がり1F11秒7の時計で坂路を登坂しています。
前走から中3週となりますが、中間は坂路で9本の時計を残しています。
また、映像はありませんが17日には坂路で一杯に追って4F52秒3-上がり1F12秒1の時計を残していました。
最終追い切りも一杯に追われたので2週続けて負荷を掛けています。
負荷を掛けていることもあって前に行こうとする気持ちはありましたし、踏み込み量も良いでしょう。
すこし安定感のある走りでしたがしっかり追えています。
いい時期と比較すると全体時計はそこまで速くありませんが、終い2F11秒9-上がり1F11秒7で持続性のある脚を使えたのは悪くありません。
気持ちも乗っていましたしこの一追いがレース本番に向けてさらなる良化につながればよいでしょう。
チェイスザドリーム
チェイスザドリーム 7月24日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.3 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.5 | 37.3 | 12.1 | 一杯 |
前走の韋駄天ステークス(OP)を勝利したチェイスザドリームは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、全体時計53秒7-上がり1F12秒5の時計で坂路を駆けあがっています。
前走から約2か月ぶりのレースですが、中間追い切りは確認できた限り坂路で2本のみとなっています。
本数は少ないものの、1週前の17日にはレースで騎乗する坂井騎手を背に乗せて、坂路で馬なりを行い4F49秒1-上がり1F12秒8の好時計を記録しています。
1週前の坂路追いは映像がないので動きは確認できませんでしたが、序盤からペースを引き上げて追っていました。
終い2F11秒8から1F12秒8で終いは減速していますが、持続力を確かめる意味では悪くない追い切りでした。
最終追い切りも坂路で馬なりでしたがここは従来通り終いの動きを見る形で追っています。
馬場の真ん中稍外目から追い切りを行いましたが、ダート出身の馬らしく力を発揮できるような動きができていました。
終始もたれることなく追えていましたし、トモの張りもよいですね。
時計は出していないものの、少ない追い切り本数、そして久々にしては動きも良かったですし、しっかり仕上がっていました。
ディヴィナシオン
ディヴィナシオン 7月25日(木) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(重) | 55.3 | 39.9 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.3 | 37.4 | 12.4 | 馬なり |
ディヴィナシオンは栗東坂路で単走を行いました。
レース当日も騎乗する松山騎手が騎乗し、馬なりで4F55秒3-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。
前走から中3週で中間は坂路で9本時計を記録していました。
そのうち、1週前の18日は馬なりで4F51秒8-上がり1F12秒5の時計を残しています。
最終追い切りは馬なりで軽めの調整となっていますが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていませんでした。
時計も出しておらず、評価しがたいため、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。
なお、騎乗した松山騎手は追い切り後に「良いですね。無理せずに終い重視で」とコメントされています。
中間追い切りを見ても速い時計が確認できたので、動きは確認できなかったものの順調に仕上がっていると思います。
テイエムスパーダ
テイエムスパーダ 7月24日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.1 | 11.8 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東坂路(稍重) | 57.3 | 41.4 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.4 | 38.8 | 12.2 | 馬なり |
重賞タイトルを2つ手にしているテイエムスパーダは栗東坂路で単走を行っています。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計53秒3-上がり1F11秒8で登坂しました。
1週前の17日にも栗東坂路で馬なりを行い、このときは全体時計57秒3-上がり1F12秒7で軽い調整を行っています。
1週前追い切りは外ラチ沿いから追い切りを行いましたが、馬なりにしてはときどきモタれる箇所もあり、安定した動きとはいいがたいです。
フットワークは軽快でしたが、どこか集中力を欠いた内容で、あまり目立ちませんでした。
最終追い切りは移転して一杯に追って負荷を掛けています。
1週前と比較すると四肢の回転数は速くなり、力強さも見られました。
ただし、一杯に追った割に全体時計53秒3は目立ちません。
前走から中一杯に追った割に時計は出ていなかったのは気になりました。
最終追い切りの動きは悪いものではありませんでしたが、時計面がもう少し出ていたらよかたでしょう。
デュアリスト
デュアリスト 7月24日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 37.1 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 54.3 | 39.2 | 12.7 | 馬なり |
初芝挑戦となるデュアリストは栗東坂路で単走を行いました。
レース当日も騎乗する小沢騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで追われて4F54秒0-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。
今回は4カ月以上空いてレースに挑みますが、6月下旬から中間追い切りを再開し、坂路で14本、ウッドで2本の時計を記録していました。
なお、10日には坂路で馬なりにおいて4F51秒7、17日は坂路で末強めに追って4F51秒4の好時計を記録しています。
最終追い切りは馬なりで行われました。
馬場の真ん中から回転の速い脚さばきで追えているのが印象的です。
たまに舌が出る場面もありましたが、序盤から終盤まで力一杯追われており、気持ちが乗っていました。
終い2F11秒9に対して1F12秒4で失速してしまったものの、きびきびと動けていましたし馬体も締まっていたので仕上がりは良好です。
あとは、初めての芝レースでどこまでやれるかがポイントですが、これに関してはやってみないと分かりません。
もっとも、血統的には父が芝の短~マイルで好走していたミッキーアイルなので対応してもおかしくなさそうです。
ハギノメーテル
ハギノメーテル 7月24日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 85.6 | 69.0 | 53.8 | 38.0 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 栗東芝(稍重) | 83.7 | 66.4 | 51.3 | 37.5 | 11.9 | 馬なり |
抽選を突破したハギノメーテルは栗東のウッドチップコースでラブコメディ(牝3、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して外ラチ沿いから僚馬より4~5馬身先行する形で馬なり追いを行い、6F85秒6-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。
前走から中1週で間隔を詰めているので中間行った3本の坂路調教はいずれも馬なりでした。
最終追い切りはウッドチップで併せ馬を置いて行いましたがJRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていなかったので動きが確認できませんでした。
時計も出していないので評価が難しいので今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。
なお、管理している寺島調教師は追い切り後に「予定通り。体調面の変化なく安定している」とコメントされていたので状態は問題ないと思います。
ファイアダンサー
ファイアダンサー 7月24日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.9 | 52.8 | 38.5 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.8 | 66.1 | 51.6 | 36.9 | 11.4 | 馬なり |
昨年の18着から巻き返したいファイアダンサーは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
2年ぶりにコンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗して馬場の外目から馬なりで5F67秒9-上がり1F12秒1でウッドコースを駆け抜けています。
映像はありませんが1週前の18日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはゴールドバランサー(牡4、3勝クラス)と併せています。
助手が騎乗して馬場の真ん中から一杯に追われて5F66秒7-上がり1F11秒5で負荷を掛けました。
1週前に負荷を掛けたため最終追い切りは軽めの調整です。
道中頭が若干高い場面もありましたが、1週前に負荷を掛けた影響もあって身体は軟らかいです。
手前を替えてから四肢を機敏に動かして追うことができているのも好感が持てました。
トモも発達していますし毛ヅヤも良く、状態もよさそうです。
時計は全く出していませんが1週前に追えていたので問題なさそうでしょう。
昨年のアイビスサマーダッシュのときよりも身体が締まっていることからメイチで挑んでくる可能性は高そうです。
面白そうな1頭です。
マイヨアポア
マイヨアポア 7月24日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 70.9 | 53.9 | 38.6 | 11.6 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(重) | 65.5 | 51.7 | 37.7 | 12.0 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 72.4 | 56.3 | 40.7 | 11.9 | 馬なり |
昨年の稲妻ステークス(3勝クラス)を制したマイヨアポアは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
ルーキーの石神深道騎手が追い切りに騎乗(レース当日は石川騎手が騎乗)し、馬場の2分どころから馬なりで追われて5F70秒9-上がり1F11秒6で走破しています。
1週前の17日にも石神騎手騎乗の元、美浦ウッドで調整されました。このときはモンタナアゲート(牡5、2勝クラス)と併せています。
馬場の真ん中から僚馬を10~11馬身追走する形で馬なり追いを行い、5F65秒5-上がり1F12秒0の自己ベストで同時併入しました。
1週前追い切りは僚馬の内から立ち回りました。
頭を低くしながらこの馬らしい動きができています。
派手さはないものの、馬なりで自己ベスト65秒5を出しているのはよいでしょう。
最終追い切りも引き続き馬なりでソフトな調整が行われていました。
単走で追われており、時計は全く出していませんが、頭を低くしながらも一歩一歩確かめるような動きができています。
全体時計は出していませんが、終いは2F12秒8-1F11秒6で自ら加速できたのは良いでしょう。
パッと見た感じは派手な動きではないものの、この馬らしい走りはできており、見た目以上にいい状態に見えました。
マウンテンムスメ
マウンテンムスメ 7月24日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 69.7 | 54.2 | 39.2 | 11.0 | 直強め | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 71.1 | 55.4 | 39.7 | 11.1 | 強め |
前走の韋駄天ステークス(OP)で2着入りしたマウンテンムスメは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから直線強めに追い、5F69秒7-上がり1F11秒で上がり重視の調整が行われています。
前走から約2か月ぶりのレースです。
中間追い切りは7月に入ってから再開し、坂路で9本、ウッドで3本の時計を記録していました。
最終追い切りは序盤こそ軽い脚取りでしたが、手前を替えてからはじりじりとペースアップし、一気にストライドを利かせた動きでまとめました。
終い2F13秒2から1F11秒0で一気に最高速度までスピードを引き上げているように、瞬発性の高さが確認できました。
映像はありませんが1週前も終い2F12秒5から1F11秒2で終いの時計がよかったので今回は終いを意識した動きを心掛けているのでしょう。
ちなみに2着に入線した前走韋駄天ステークスの最終追い切りでも美浦ウッドで強めに追って2F13秒0から1F11秒1でキレのある脚を使って好走しています。
今回も同じようなローテーションで調整されているので順調に仕上がりつつあるように見えます。
今回は斤量の恩恵がないのでその中でどこまでやれるかが課題となりますが、追い切りはよかったです。
メディーヴァル
メディーヴァル 7月24日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.5 | 66.1 | 52.1 | 37.4 | 11.6 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 72.6 | 56.4 | 40.0 | 12.3 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 86.0 | 69.3 | 54.3 | 38.6 | 11.8 | 稍一杯 |
メディーヴァルは栗東のウッドチップコースでホルトバージ(牡3、1勝クラス)と併せました。
レース当日も騎乗する小崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を5馬身追走する形で追われて6F81秒5-上がり1F11秒6の時計で同時併入まで持ちこんでいます。
1週前の18日は栗東ウッドで単走を行いました。
このときは馬場の外目から馬なりで5F72秒6-上がり1F12秒3で軽い調整となっています。
1週前は馬なりということもあって負荷はかかっていません。
しかし、ステップは軽快でしたし気持ちよさそうにウッドコースを駆け抜けていました。
折り合いも上手くついていましたし、追えばすぐにでも動き出せそうで、状態は良さそうでした。
最終追い切りも馬なりでしたが併せ馬を置いて実践を意識した調整が行われています。
外ラチ沿いを立ち回った僚馬から離れて追走し、コーナーワークでは内から立ち回って先に抜けます。
直線に入ってしばらくは片手前でしたが、ある程度走って手前を替えてからは終い2F11秒7-上がり1F11秒8で持続ある走りで併入しています。
5馬身追走から併入といったら聞こえはいいものの、追い切り映像を見る限り併せ馬は外地一杯を走っており、対してメディーヴァルは馬場の真ん中から立ち回っているのでそこまで差はないでしょう。
しかしながら、直線で後ろから迫ってくるホルトバージ相手にある程度の粘りを見せたのは悪くありません。
今回の追い切りは2週続けて馬なりで道中負荷を掛けることはありませんでしたが、前走最終時よりも時計を残せたのはよく、1戦使って良くなっている感じはします。
特別大きな上積みはなさそうですが、前走北九州記念(G3)のときよりいい内容でした。
モズメイメイ
モズメイメイ 7月24日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 37.6 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(稍重) | 52.2 | 37.7 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 52.9 | 38.2 | 12.3 | 馬なり |
前走の北九州記念(G3)で3着入りしたモズメイメイは栗東坂路で単走を行いました。
レースで騎乗する国分恭介騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F52秒8-上がり1F12秒1でまとめています。
1週前の17日にも栗東坂路で追い切りを行い、このときはサンライズプルート(牡4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して僚馬を1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、4F52秒2-上がり1F12秒1で併入しています。
終始サンライズプルートと併せる格好で調整されていますが、一部首を右に左に振る場面が見られます。
気性的にはやや難しそうですし、前脚の使い方も少しバラつきがあるのは気になりました。
最終追い切りも引き続き坂路で馬なり、今回は単走で行われています。
1週前と比較するとリズムよく動けている感じがしますが、前脚は相変わらず固そうです。
全体としてはそこまでよい動きとはいいがたかったです。
ただ、モズメイメイは前走北九州記念の追い切りでも目立った時計や動きではなかった中で3着入りしています。
ほかの馬からしたら目立つ動きではなかったものの、モズメイメイからしたら現状でもいいのかもしれません。
余談ですが、管理する音無調教師は「これまでやりすぎていた」ことで結果を残せなかったとコメントされていました。
今回は前走北九州記念の時と同じく1週前に併せ馬を置いて坂路追い、そして最終追い切りは馬なりで単走のローテーションを行っています。
前走時と異なり、中間も馬なりで控えめにしていますが、これがモズメイメイにとって吉と出るか凶と出るかはやってみないと分かりません。
追い切りの動きは目立っていませんが、前走北九州記念と同じローテーションで仕上げている点は仕上げてきている証拠ですし、ハマれば上位争いしてもおかしくないでしょう。
リプレーザ
リプレーザ 7月24日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 38.2 | 12.2 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 37.4 | 12.1 | 一杯 |
リプレーザは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F53秒9-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。
前走から中2週となり、中間追い切りはウッドチップで8本の時計が確認できました。ちなみにすべてキャンターです。
最終追い切りは坂路で強く追っています。
外ラチ沿いから立ち回り、回転の速い脚さばきで登坂できています。
本線に入った直後は首が左に傾きましたがすぐに立て直すと飛ぶような動きで坂路を駆け抜けました。
四肢の踏み込み量からも力強さが伝わりますし、中間は軽めの調整でしたが悪くない仕上がりです。
ただし、末強めに追われた割に全体時計は53秒9で目立ちませんでした。
終い時計に関してはもともと時計を出すタイプではないので良いとしても、前走最終時が栗東坂路で一杯に追われて全体時計51秒6だったので、そのときより脚色を落としているものの時計が出ていないのは気になります。
動き自体は悪くないものの、全体時計が目立っていなかったので一段階評価を落としました。
ロードベイリーフ
ロードベイリーフ 7月24日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.9 | 37.6 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.3 | 68.6 | 54.4 | 39.4 | 12.2 | 馬なり |
2年連続アイビスサマーダッシュで好走しているロードベイリーフは栗東坂路で単走を行いました。
2年ぶりにコンビを組む和田竜二騎手が追い切りに騎乗して馬なりで追い、全体時計51秒9-上がり1F12秒5の時計でまとめています。
前走から中1週ですが18日にプール調教を挟んで、20,21,23日に坂路でキャンターを行い、ソフトな調整で現状維持を行っています。
最終追い切りも坂路で馬なり、折り合いを確認しながら調整されました。
馬なりということで負荷はかけていませんが、四肢は機敏で状態面は悪くありません。
ただ、道中湾曲するような走りだったので操縦性はややクセがありそうでした。
それでも、全体時計51秒9は自己3番目に速い時計でした。
時計がそこまで出なかった24日の坂路でこの馬なりに速い時計を残せたのは好感が持てます。
また、ロードベイリーフは過去2開催のアイビスサマーダッシュで2年連続3着入りしていますが、このうち、昨年の最終追い切りは坂路で馬なり、単走で4F53秒8-上がり1F13秒4、その前の年は坂路で一杯に追われて4F53秒5-上がり1F12秒3でした。
近2開催よりも時計は出しているので3年連続好走する可能性は十分考えられるでしょう。
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アイビスサマーダッシュ2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ウイングレイテスト ファイアダンサー |
A | ジャスパークローネ チェイスザドリーム デュアリスト マウンテンムスメ ロードベイリーフ |
B | クムシラコ ショウナンマッハ テイエムスパーダ マイヨアポア メディーヴァル モズメイメイ リプレーザ |
C | アビッグチア グレイトゲイナー |
D | |
E(測定不能) | ディヴィナシオン ハギノメーテル |
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アイビスサマーダッシュ2024追い切り映像
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アイビスサマーダッシュ2024の最終予想
アイビスサマーダッシュ2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。