【ローズステークス2024追い切り評価／全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟に最高評価「Ｓ」

ローズステークス2024追い切り評価／全頭診断になります。
当記事ではローズステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

ローズステークス2024追い切り評価／全頭診断コメント

ローズステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からＳ→Ａ→Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｅ(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

オーロラエックス

オーロラエックス　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.3	38.4	12.4	馬なり
1週前	栗東CW(良)		84.1	68.7	53.7	38.4	11.9
馬なり	栗東坂路(良)			54.0	39.2	12.2	一杯

オーロラエックスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒3-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。

1週前の5日は主戦の松山騎手が騎乗し、栗東ウッドで追い切りを行っています。

馬場の外目から馬なりで追って6F84秒1-上がり1F11秒9で軽い追走でした。

1週前の追い切りは視線をやや下に向けながら追っていましたが、軽快なフットワークで追えています。

時計はこの馬からしたら出していませんが、今回は馬なりだったので時計は意識していないでしょう。

その中で、父サトノダイヤモンドを彷彿させるような優雅な動きで終えたのは悪くありませんでした。

最終追い切りは舞台を坂路に変えて軽く行いました。

序盤はかかり気味で大きく斜行する場面もありましたが、そこからは持ち直し、馬なりながらも力強い脚色で登坂しています。

長く脚を使って追えているのも良いでしょう。

序盤に大きく斜行してしまったのは若さとキャリアの少なさが影響しているかもしれません。

しかしながら、その後は立て直していましたし、この馬なりに動けていたので仕上がりは悪くないように感じました。

カニキュル

カニキュル　9月11日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	83.3	66.8	52.3	38.1	11.8	馬なり
前走最終	美浦坂路(良)			54.2	38.7	12.5	馬なり

前走の三浦特別(1勝クラス)を勝利したカニキュルは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

菊沢調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで追って6F83秒3-上がり1F11秒8の時計でゴールしています。

中間追い切りは8月下旬から再開し、坂路で7本、ウッドで5本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の4日も菊沢調教師が騎乗し、美浦ウッドで調整しています。

最終追い切りも美浦ウッドで軽い追い切りを行いましたが、序盤から推進力のある動きを見せています。

手前を替える際に少しフワッとする動作を見せていましたが、菊沢調教師が2週続けて追い切りに騎乗しているように、このレースで権利獲得を狙っている可能性は高いです。

馬体も絞れていますし、休み明けでも問題なく動けていました。良いでしょう。

クイーンズウォーク

クイーンズウォーク　9月11日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			55.1	39.9	12.7	馬なり
1週前	栗東CW(良)	⑦98.1	65.9	50.9	36.1	11.1	一杯
前走最終	栗東坂路(良)			55.9	40.3	13.0	馬なり

今年のクイーンカップ(G3)の勝ち馬であるクイーンズウォークは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒1-上がり1F12秒7の時計でまとめています。

1週前の4日は栗東ウッドでロードプレジール(牡6、3勝クラス)と併せました。

主戦の川田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、7F98秒1-上がり1F11秒1の時計で2馬身半先着しました。
※僚馬：りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

直線入りまでは軽い脚取りでしたが、直線に入るとじりじりとペースアップし、終い2F11秒4から1F11秒1で長く脚を引き出しています。

少し頭を前に突き出しながらの追い切りでしたが、前走オークス(G1)の時と似たような動きでしたし、馬体も大型馬らしい迫力がありました。

差し馬らしいラップを刻めたのも良いですね。

最終追い切りは坂路で単走軽めの調教でした。

完全に馬なりで終始楽な手ごたえでしたが1週前に一杯に追い、先週が実質的な最終追い切りと考えたら現状でも問題ありません。

リズムよく動くことができていますし、現状でも力は引き出せそうです。

好仕上がりでしょう。

サフィラ

サフィラ　9月11日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			55.2	40.3	12.5	馬なり
1週前	栗東CW(良)	83.4	69.2	55.0	39.1	11.4	一杯
前走最終	栗東坂路(良)			56.3	41.2	12.5	馬なり

良血馬のサフィラは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで追って全体時計55秒2-上がり1F12秒5で登坂しています。

1週前の4日には栗東ウッドで先週開催された京成杯オータムハンデ(G3)に出走したエアファンディタ(牡7、オープン)と併せました。

今回初コンビを組む北村友一騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を7～8馬身追走する形で一杯に追い、6F83秒4-上がり1F11秒4の時計で2馬身半先着しています。

1週前追い切りを見てみると、コーナーでは軽めの動きでしたが軽快なリズムで動けています。

そして、残り2Fあたりでグンと加速し、強めに追われたエアファンディタをあっさりかわして楽に先着できました。

全体時計に関しては1番人気に支持された昨年の阪神JF(G1)の1週前追い切り(6F77秒9)に見劣りしますが、直線で終い2F12秒5から11秒4で伸びを見せ、迫力のある動きができたのは良かったです。

最終追い切りは一転して坂路で軽い調教でした。

馬なりでしたが折り合い重視という意味では悪くないでしょう。

少し首が横に向く場面もありましたが、全体を通してみてもいいフォームで登坂できています。

時計は全く出していませんが、先に取り上げたクイーンズウォーク同様1週前追い切りが実質的な最終追い切りだったのでそこまで気にしなくて良いです。

その中で、2週続けて良い動きを見せたのは良かったです。

現時点では兄姉にあたるサリオスやサラキアほど活躍を見せていませんが、追い切りは良かったので一変あるかもしれません。

ザブライド

ザブライド　9月11日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	82.6	65.6	50.4	35.7	11.3	馬なり
1週前	栗東CW(良)	85.0	68.9	53.1	37.4	10.9	馬なり
前走最終	栗東CW(稍重)	83.8	67.1	51.8	36.7	11.4	稍一杯

未勝利上がりのザブライドは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、6F82秒6-上がり1F11秒3で終いの鋭さを見せました。

1週前追い切りは栗東ウッドでセレジェイラ(牝2、新馬)ともう一頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

今回初コンビを組む和田竜二騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、6F85秒0-上がり1F10秒9の時計で2馬身先着しました。

3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、道中淡々とした動きを見せて相変わらず安定したリズムで動けています。

そして、最後の直線残り2Fあたりで1頭だけペースアップし、併せた2頭との差を広げつつ最先着できました。

馬なりながらも終い2F11秒8-10秒9という素晴らしい時計で追うことができたのは好感が持てます。

もともとザブライドはウッドで時計を出すタイプでしたが、それでも終い1F10秒台はなかったので充実しているといえるでしょう。

最終追い切りは単走で馬なりでしたが、ここでも4F50秒4から2F22秒5-1F11秒3です。

終い4Fからの時計は自己ベストですし、ラスト2F22秒5でまとめているのも良いですね。

馬なりながらも序盤から気持ちの乗った動きができていますし、いつも通りの動きができていました。

前走未勝利戦以上の時計を記録しているのも良いですし、いい仕上がりでしょう。

サンセットビュー

サンセットビュー　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			54.8	39.0	12.5	馬なり
前走最終	栗東PT(良)		67.5	52.4	38.2	11.3	馬なり

前走揖斐川ステークス(1勝クラス)で2着だったサンセットビューは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F54秒8-上がり1F12秒5でソフトな調整を行っています。

前走から中2週ということで中間はウッドが1本のみでした。

最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが少し頭は高いです。

ただ、ウッドのキックバックを見ても分かるように踏み込みには力強さが感じられますし、終いも2F12秒7-1F12秒5で持続性のある動きを見せていました。

全体としてはまずまずの出来です。

今回は直線上に長い坂がある中京が舞台なので、パワーのある脚色がハマるようでしたら、チャンスはあるかもしれないです。

セキトバイースト

セキトバイースト　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			56.0	39.5	12.5	馬なり
1週前	栗東CW(良)	84.0	67.8	52.7	37.5	11.1	末一杯
前走最終	栗東CW(良)			52.6	37.6	11.2	馬なり

チューリップ賞(G2)で2着入りしたセキトバイーストは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒0-上がり1F12秒5の時計で登坂しています。

1週前の4日は栗東ウッドでメイショウマジック(牡4、1勝クラス)と併せました。

主戦の藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で末一杯に追い、6F84秒0-上がり1F11秒1の時計で2馬身先着しています。

道中少し首の使い方が良くなく、直線に入ってしばらくしてから手前を替えています。

今回は桜花賞(G1)以来のレースということで少しフォームは見栄えしませんでした。

ただ、追われてからの反応は良かったですし末一杯に追われて1F11秒1と陣営の思惑通りの動きはできているのは良かったです。

最終追い切りは近2戦とは異なり坂路で行いました。

1週前同様首の使い方はそこまで良くなく、少し荒々しい動きです。

四肢の回転は速いですが1週前に一杯に追われた割にそこまでの良化は感じられませんでした。

タガノエルピーダ

タガノエルピーダ　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	83.9	67.2	52.3	37.4	11.5	直強め
1週前	栗東CW(良)	82.1	65.7	51.0	36.6	11.3	一杯
前走最終	栗東CW(良)	86.8	70.2	54.5	38.3	11.7	G前仕掛け

昨年の朝日杯FS(G1)で3着入りしたタガノエルピーダは栗東ウッドチップコースでグロリアラウス(セ3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で直線強めに追われ、6F83秒9-上がり1F11秒5でアタマ差先着しています。

1週前の4日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはルシフェル(牝3、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

元主戦の団野騎手が追い切りに騎乗(レース当日は幸騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追われて6F82秒1-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。

3頭併せの最内から立ち回りましたが、久々でも安定したフォームで動けています。

直線では外で合わせた2頭を横目にじりじりと脚を伸ばしました。

ただ、最後の最後は一番外から追った馬なりのルシフェルがグンと加速して併入となっています。

併せたルシフェルは3勝クラスの馬なので相手も強かったのですが、ルシフェルが馬なりに対してタガノエルピーダは一杯だったことを考えるともう少し差を開いて先着できても良かったかもしれません。

もっとも、時計自体は自己2番目に速い時計ですし、久々でも動けたのは良かったです。

最終追い切りも引き続き僚馬を置いて調整しました。

併せ馬の真ん中から追走しましたが、1週前同様安定した動きで立ち回っています。

直線では強めに追われ、じりじりとペースを引き上げましたが、時計自体は1F11秒5でした。

勝利した忘れな草賞(L)のときは栗東ウッドで馬なりにて1F11秒5だったので脚色を強めてもこの時と同等の時計というのは少し気になります。

動き自体は久々でも動けていましたが、もしかしたら休み明けということもあって本調子ではないかもしれません。

今回は及第点までとします。

チェレスタ

チェレスタ　9月11日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			56.7	41.0	12.8	馬なり
1週前	栗東CW(良)	⑦96.1	65.6	51.8	37.5	11.6	一杯
前走最終	栗東CW(稍重)	89.8	73.2	56.7	40.3	12.2	馬なり

チェレスタは栗東坂路で単走を行いました。

主戦を務める西村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計56秒7-上がり1F12秒8で登坂しました。

1週前の5日は栗東ウッドチップで単走を行っています。

このときも西村騎手が騎乗して外ラチ沿いから一杯に追い、7F96秒1-上がり1F11秒6の自己ベストで走破していました。

道中は首を上手に使ってリズムよく追えていますし、手前を替えてからは終い2F-11秒8-1F11秒6の時計で長く脚を引き出し、終始一貫として気持ちの乗った動きができています。

夏競馬を一回使ったことで上積み傾向にあるかもしれません。

時計も一杯に追われたとはいえ外ラチ沿いを回りながら自己ベストを記録していることから、良化しているように感じました。

最終追い切りは坂路で行っています。

馬場の真ん中から1週前同様首をうまく使いつつ、淡々としたリズムで登坂していました。

時計は全く出していませんが1週前に一杯に追ったのでそこまで気にしなくても良いですし、軽い追い切りながらもこの馬らしい動きができています。

1週前に自己ベストを記録していることから成長の兆しが感じられましたし、2週続けて西村騎手が追い切りに騎乗していることから、このレースに対する意気込みも感じられました。

好仕上がりでレースに挑むことができるでしょう。

パレハ　※取消

パレハ　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	84.7	67.9	52.7	37.7	11.9	馬なり
前走最終	栗東PT(良)	86.8	69.0	52.9	39.3	11.3	馬なり

パレハは栗東のウッドチップコースでエンゲージプライド(牡2、新馬)と併せました。

鮫島克駿騎手が追い切りに騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の時点で未定)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F84秒7-上がり1F11秒9の時計で同時併入しました。

中間追い切りは今月頭から再開し、坂路で5本の時計を残しています。

最終追い切りはウッドで行いましたが、少し頭を低くしつつ回転の速い脚さばきで追えています。

少し首の使い方が甘いところもありましたが、直線で僚馬と併せてからも先を行かせまいとしぶとく脚を伸ばしていました。

終いの時計は2F11秒5-1F11秒9で減速しているのはマイナスですが、気持ちは前向きで、レースに対する意欲は感じられます。

相手が強化されるので上位争いは容易ではありませんが、この馬なりに動けていました。

ハワイアンティアレ

ハワイアンティアレ　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	82.6	65.9	50.7	36.5	11.6	一杯
前走最終	栗東CW(重)	⑦96.9	66.6	52.3	37.9	11.6	一杯

チューリップ賞(G2)で3着入りしたハワイアンティアは栗東のウッドチップコースでセイフウサツキ(牡2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を6～7馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒6-上がり1F11秒6の時計で半馬身先着しています。

前走の1勝クラス戦から中2週ですが、坂路で8本の時計を残していました。

最終追い切りはウッドで行いましたが、一杯に追われたこともあって序盤からきびきびとした動きができていますし、推進力もあります。

直線でも手綱を使って力いっぱい伸びつつ先着することができました。

序盤からしっかり追ったうえ、終いも2F11秒7-1F11秒6で長く脚を活かせました。

ただ、前走最終追い切りが栗東ウッドで7F96秒9-6Fが81秒0だったのでその時と比べると少し時計は見劣りします。

長く脚を引き出せたものの、馬体もマイラー色が強いですし、芝2,000mでどこまでやれるか未知数です。

全体としては悪くない出来栄えでしたが前走1勝クラスのほうがメイチな感じがしました。

フレミングフープ

フレミングフープ　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	86.7	69.6	53.7	37.4	11.1	G前気合付
1週前	栗東CW(良)	79.6	65.1	51.0	36.4	11.5	一杯
前走最終	栗東CW(良)	81.8	65.9	51.2	36.5	11.6	馬なり

フレミングフープは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗してゴール前で気合が付けられ6F86秒7-上がり1F11秒1の時計で終いの脚を引き出しています。

1週前の5日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはアドマイヤテラ(牡3、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追い、6F79秒6-上がり1F11秒5の自己ベストを出しましたが1馬身半遅れています。

1週前追い切りは僚馬を置いて行いましたが、道中は頭を低くしながら無駄のないフォームで追うことができています。

しかし、直線では一度先頭に立ったもののアドマイヤテラに差し返されて遅れてしまいました。

時計自体は自己ベストを記録したものの、終い2F11秒2から1F11秒5で最後は苦しくなっています。

また、僚馬アドマイヤテラに差し返されたのは気になるところです。

ただ、アドマイヤテラもこの追い切りでは一杯に追われていましたし、今年の京都新聞杯(G2)で4着入りした実力馬でした。

相手が強かったことを考えたらそこまで悲観するほどではないかもしれません。

最終追い切りも引き続き栗東ウッドで強く追っています。

1週前同様頭を低めに追えています。

直線入りの時点で少しふらつきがありましたが、すぐに立て直して長くストライドの利いた走法でゴールしました。

ゴール前で気合が付けられた影響もあって終い2F11秒8-1F11秒1で加速できていますし、1週前と比較しても鋭さは増しています。

3歳牝馬ということで少しふらつく場面はありましたが自身の走りを引き出せたのは良かったでしょう。

使える脚はそこまで長くなさそうですが、この馬なりに力は引き出せそうです。

ラヴァンダ

ラヴァンダ　9月11日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			51.0	36.6	12.1	末強め
1週前	栗東CW(良)	80.9	65.4	51.2	36.5	11.2	稍一杯
前走最終	栗東坂路(良)			51.1	37.0	11.9	馬なり

フローラステークス(G2)で2着だったラヴァンダは栗東坂路でロゼフレア(牝3、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身追走する形で末強めに追い、全体時計51秒0-上がり1F12秒1の時計で1馬身先着しています。

1週前の5日には栗東ウッドでロゼフレアと併せました。

主戦の岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を5馬身追走する形で稍一杯に追い、6F80秒9-上がり1F11秒2の自己ベストで2馬身先着しました。

1週前の追い切り映像は直線に入ってからの動きしか確認できませんでしたが、僚馬の後ろから徐々にペースアップし、最後は長く脚を引き上げて楽に先着しました。

僚馬と比較しても胴の長さをうまく使った動きができており、久々でも問題なく動けています。

時計に関しても、これまでの持ち時計82秒8を大きく上回る自己ベストですし、終いも2F11秒6-1F11秒2で鋭く加速できました。

欲を言えばコーナーから動きを見たかったのですが、終いの動きは文句なしです。

最終追い切りは舞台を坂路に変え、引き続き末強めで強く追いました。

1週前に強く追った影響もあって序盤から気持ちの乗った動きができています。

少し前脚の動きは固そうですが、それでもこの日の坂路ではもっとも速い51秒0の時計で登坂し、力を引き出すことができました。

この坂路追いは3Fからペースを引き上げたこともあり、3F12秒8-2F11秒7-1F12秒1と最後は減速していますが、負荷はかかったことでしょう。

中京はどうしても速い位置からペースアップしがちで持久性が試される舞台ですが、2週続けて時計を出せたのは良いですし、強く追ったことで最終追い切りのさらなる良化に期待したいです。

ラビットアイ

ラビットアイ　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	88.4	72.3	56.3	40.5	11.9	馬なり
前走最終	栗東坂路(不良)			55.5	40.7	12.6	末強め

フラワーカップ(G3)以来のレースとなるラビットアイは栗東ウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、6F88秒4-上がり1F11秒9で軽く調整しています。

中間追い切りは8月下旬から再開し、坂路で10本、ウッドで2本の時計を記録していました。

映像はありませんでしたが、1週前の4日には栗東ウッドでラッキーマリリン(牝3、1勝クラス)と併せており、馬場の外目から一杯に追って6F80秒1-上がり1F11秒9の自己ベストを記録しています。

最終追い切りはウッドで行いましたが、少し首を引き気味に追いつつも軽快なリズムで動けています。

今回は半年ぶりのレースとなりますが、1週前にも自己ベストを記録しており、休み明けの影響はなさそうでした。

最終追い切りは軽めでしたが1週前に一杯に追って時計を出したのでそこまで気にしなくても良いでしょう。

少し手前替えが遅く、なおかつ発汗も気になりましたが悪くない仕上がりです。

レガレイラ

レガレイラ　9月11日(水)　評価Ｓ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)		67.9	52.8	38.0	11.3	馬なり
1週前	美浦南W(稍重)	⑦93.6	64.4	50.1	36.5	11.5	強め
前走最終	美浦南W(良)	86.3	69.4	53.5	38.7	11.8	馬なり

昨年のホープフルステークス(G1)を制したレガレイラは美浦のウッドチップコースでフレッチア(牡9、オープン)とヒップホップソウル(牝4、オープン)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでフレッチアを1馬身追走し、6F67秒9-上がり1F11秒3の時計で同時併入しました。

1週前の4日にも美浦ウッドで調整し、このときはヒップホップソウルと併せています。

このときも助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走し、7F93秒6-6F78秒9-上がり1F11秒5の自己ベストで同時併入しました。

1週前の映像は早朝5時前の追い切りということもあって視界が暗く、コーナーから直線入りの動きはシルエットでしか確認できませんでした。

直線入ってしばらくしてから視界が明るくなり、レガレイラとヒップホップソウルの動きが確認できましたが年上のオープン馬に全く引けを取らない走りでぐいぐい加速し、力いっぱい追うことができています。

2歳のころから証明していたパワフルな走りは久々の今回も健在で休み明けの反動は一切なさそうです。

また、時計面も優秀です。

全体時計93秒6-6F78秒9の自己ベストは馬場の真ん中から僚馬を置いてのものなので過大評価しなくても良いですが、終い3F12秒8-2F12秒2-1F11秒5と早い段階からペースを引き上げつつ、最後までスピードを引き上げながらゴールしています。

中京芝コースはコース形態上どうしてもロングスパート傾向になりがちですが、今回の追い切りでは中京を想定した動きができています。

レガレイラにとってここは叩きの舞台であることは間違いありませんが、前哨戦の舞台にも対応するような動きができていたのは大変好感が持てました、

最終追い切りもウッドで併せ馬を置いて調整されました。

2頭の併せ馬の真ん中から馬なりで追いましたが、安定したフォームで動けていますし、直線に入ってからも無駄な動きなく併入できています。

馬なりでしたが終い2F12秒6-1F11秒3で差し脚を引き上げており、レガレイラらしい走りは健在でした。

今回は前哨戦ということでメイチではなさそうですが、2週続けて素晴らしい動きができており、追えばいつでも自身の走りはできるでしょう。

今回間違いなく1番人気に支持されると思いますがそれに見合った仕上がり具合でした。

どのような走りを見せてくれるか楽しみです。

レディーヴァリュー

レディーヴァリュー　9月11日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			54.9	39.8	12.6	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			53.5	38.6	12.4	馬なり

未勝利戦から挑むレディーヴァリューは栗東坂路で単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む永島騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒9-上がり1F12秒6でまとめています。

中間追い切りは8月末ごろから再開し、坂路で9本の時計を記録していました。

なお、1週前の4日には坂路で馬なりでしたがこのときも永島騎手が騎乗し折り合いを確認しています。

最終追い切りも引き続き坂路で軽く調整していますが、馬場の真ん中からきびきびとした動きを見せました。

序盤はすこしもたれる場面がありましたが、それでも視線を前方に集中しながら活気ある動きができています。

ただ、前走最終時と比較すると時計面は見劣りする点は気になりました。

動きは悪くありませんが、及第点とします。

ローズステークス2024追い切り評価ランキング

評価	馬名
Ｓ	レガレイラ
Ａ	カニキュル クイーンズウォーク サフィラ ザブライド チェレスタ ラヴァンダ
Ｂ	オーロラエックス サンセットビュー セキトバイースト タガノエルピーダ パレハ　※取消 ハワイアンティア フレミングフープ ラビットアイ レディーヴァリュー
Ｃ
Ｄ
Ｅ(測定不能)

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ローズステークス2024追い切り映像

ローズステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

ローズステークス2024の最終予想

ローズステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。