【シリウスS2024追い切り評価/全頭診断】下位人気の〝アノ馬〟にトップ評価「S」
シリウスステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではシリウスステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
9月25日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はブレットフライの4F51秒9で、全体的にかかっています。
ウッドの1番時計はソニックラインの6F79秒4です。坂路と比較すると時計は出ていました。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はカジュフェイスの4F48秒6です。美浦より時計は出ていますが、50秒台は4頭のみで極端な高速馬場という感じはありません。
ウッドは1番時計がリジルの6F78秒4です。ほかの馬も時計を出していて時計は出ていました。
シリウスステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント
シリウスステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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エナハツホ
エナハツホ 9月24日(火) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦99.0 | 67.8 | 52.7 | 36.8 | 11.2 | 馬なり |
前走最終 | 門別坂(良) | 38.2 | 12.2 | 表記無し |
エナハツホは火曜日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
前走に引き続きコンビを組む藤懸騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで7F99秒0-上がり1F11秒2の時計で走破しています。
前走から中3週と間隔は短いものの、中間追い切りは坂路で12本、ウッドで7本の時計を記録し、間隔のわりに入念な調整が行われていました。
なお、映像はありませんが1週前の19日には栗東坂路で藤懸騎手が追い切りに騎乗し、一杯に追われて4F51秒3-上がり1F12秒3の自己ベストを記録しています。
今回の最終追い切りはJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので動きは確認できませんでした。
しかし、最終追い切りでは7Fから追走を開始し、終い2F11秒5-1F11秒2で鋭く加速しています。
長く追った割には終いの時計は良く、差し馬らしいレベルの高い動きができたのではないでしょうか。
1週前も一杯に負荷を掛けたとはいえ坂路で自己ベストを更新しています。
映像がないので動きは分かりませんが、時計を見る限り良化の気配が感じられました。
オメガギネス
オメガギネス 9月25日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.6 | 67.9 | 52.9 | 38.1 | 11.2 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 66.5 | 51.6 | 37.0 | 11.0 | 馬なり |
今年の東海ステークス(G2)で2着入線したオメガギネスは美浦のウッドチップコースでサトノアルペジオ(セ4、1勝クラス)と併せました。
杉原騎手が追い切りに騎乗(レース当日は松山騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身追走し、6F84秒6-上がり1F11秒2の時計で同時併入しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
前走から約3か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月に入ってから再開し、坂路で8本、ウッドで3本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の19日には美浦ウッドでロゼル(牡4、2勝クラス)と併せ、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられて5F66秒6-上がり1F11秒4の時計を記録していました。
最終追い切りも引き続きウッドで行われましたが、コーナーでは少し頭を振りながらの動きを見せていて、少しハミ受けは悪そうに見えました。
ただ、直線に入ってからはいつも通り末脚を伸ばし、馬なりながらも終い1F11秒2を出しています。
もともとオメガギネスは調教で動くタイプの馬でしたが、休み明け+馬なりでこれだけ時計を出せたのは良いでしょうし、陣営の指示通り終いでキレのある動きができました。
序盤の頭の降り具合を見ると走りづらそうな感じがありましたが、中盤以降はやれることができていたので休み明けでも力は発揮できそうです。
カフジオクタゴン
カフジオクタゴン 9月25日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.9 | 37.8 | 13.0 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 38.6 | 12.2 | 一杯 |
中1週でレースに挑むカフジオクタゴンは栗東坂路で単走を行いました。
今回追い切りに騎乗したのは4月20日の福島牝馬ステークス(G3)で落馬負傷した吉田隼人騎手で、調教追い切りでリハビリしつつ、ターフに戻る準備をしています。(レース当日カフジオクタンには藤岡佑介騎手が騎乗です。)
道中強めに追って全体時計51秒9-上がり1F13秒0でまとめていました。
前走から中1週ということで、中間は坂路が2本、ウッドが1本、すべてキャンターで行っています。
最終追い切りは強めに追って現状の動きを確認していましたが、全体的にまっすぐ追えていますし、手前替えもスムーズでレース感覚はキープできていました。
ただ、終い2F11秒9に対して1F13秒0と大きく減速しています。
カフジオクタゴンは先行~差しの競馬を得意としていますが、勝利した一昨年のレパードステークス(G3)や好走した3走前の平安ステークス(G3)を見る限り、差しの競馬で結果を残しているのでもう少し加速ラップを刻むか、もしくは持続性のあるラップで登坂できれば良かったです。
全体時計はこの馬からしたら良いのですが、終いの伸びを見る限り、直線上に上り坂がある中京は現在のカフジオクタゴンの脚色とあまり合いそうに見えませんでした。
カンピオーネ
カンピオーネ 9月25日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.4 | 51.6 | 37.0 | 11.3 | 強め | |
前走最終 | 函館W(良) | 67.4 | 52.8 | 39.2 | 12.2 | 馬なり |
前走の報知杯大雪ハンデキャップ(3勝クラス)を制したカンピオーネは美浦のウッドチップコースでゴットリープ(牡4、1勝クラス)と併せました。
主戦の横山武史騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で強めに追われて5F66秒4-上がり1F11秒3の時計で半馬身先着しています。
中間追い切りは9月に入ってから再開し、坂路で16本、ウッドで3本、坂路ベースで入念な調整が行われました。
最終追い切りはウッドで併せ馬を置いて調整されましたが、大きく頭を動かしながらもリズムよく動けています。
少し動作は大きいような感じがしますが、終い2F12秒2-1F11秒3で長く脚を伸ばしているように、差し馬らしい走りができていました。
条件戦上がりの馬ということで過去の追い切り映像がなく、比較対象ができないので評価が難しいところですが、自身の走りは健在なのでこの馬なりに良化しているように感じます。
グリューヴルム
グリューヴルム 9月25日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.6 | 12.1 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.2 | 39.1 | 12.7 | 一杯 |
今年のオークランドトロフィー(3勝クラス)を制したグリューヴルムは栗東坂路で単走を行いました。
荻野琢磨騎手が追い切りに騎乗(レース当日はシュタルケ騎手が騎乗)し、一杯に追われて全体時計53秒7-上がり1F12秒1で登坂しています。
前走から約5か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月に再開し、坂路で9本、ウッドで4本の時計を記録しました。
このうち、1週前の19日には栗東のウッドチップコースでシュタルケ騎手が騎乗し、馬場の真ん中から強めに追って6F78秒9-上がり1F12秒1の時計を記録しています。
今回グリューヴルムの追い切り映像はJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので限られた情報の中から評価します。
時計面に関しては、1週前はウッドで6F78秒9を記録し、自己2番目に速い時計を出しました。
しかし、グリューヴルムはもともとウッドで時計を出すタイプで、これよりも速い時計を過去に出しています。
いつもよりは好時計を出していましたが、馬場の真ん中を通ったものですし、そこまで過大評価はしなくても良さそうです。
最終追い切りは坂路で一杯に追われて全体時計53秒7-上がり1F12秒1でした。
坂路の自己ベストが4F51秒0なので、その時と比較すると大きく見劣りします。
動きが分からなかったので評価の難しいところですが、時計面だけ見たら1週前は良かったものの最終追い切りは目立ちませんでした。
管理する大久保調教師曰く「気持ちよく走っていたようだ」とコメントされていますが、特別大きな上積みはなさそうでした。
以上のことから、今回はB評価とします。
もっとも、2週続けて強く追ったのでレース本番までに良化している可能性はあります。
グリューヴルムの状態は当日のパドックや返し馬でチェックするのが良いかもしれません。
サンデーファンデー
サンデーファンデー 9月25日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 39.1 | 12.8 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 54.4 | 39.3 | 12.4 | 一杯 |
前走の名鉄杯(OP)で3着入線したサンデーファンデーは栗東坂路でウナギノボリ(牡5、3勝クラス)と併せました。
松若騎手が追い切りに騎乗(レース当日は武豊騎手が騎乗)し、僚馬より2馬身先行する形で一杯に追われて4F53秒2-上がり1F12秒8で同時併入しています。
前走からちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、名鉄杯の翌週から調教を再開し、坂路で20本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の19日にも栗東坂路でカラテ(牡8、オープン)と一緒に追い切りを行い、一杯に追われて4F52秒6-上がり1F12秒7で負荷を掛けています。
今回は2週続けて強く負荷を掛けた形となりましたが、道中は力強い歩様で登坂しています。
視線も前方に集中していましたし、軸もブレず、安定した動きを見せていました。
一杯に追われた割には派手に動けていませんが、もともとサンデーファンデーは調教でも激しく動くタイプではないですし、時計もそこまで出さないです。
前走の名鉄杯の最終追い切り時も坂路で一杯に追われた割に全体時計は54秒4-と平凡でしたが、レース本番は勝ち馬バハルダールとタイム差なしの3着でした。
追い切り映えはせず、坂路で時計を出さないタイプの馬ですが、追い切り内容は決して悪いものではないですし、この馬なりに好調を維持できているように感じます。
サンマルレジェンド
サンマルレジェンド 9月25日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.6 | 13.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.2 | 12.4 | 強め |
サンマルレジェンドは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒1-上がり1F13秒1の時計で登坂しています。
前走から中1週ということで、中間は坂路で3本(すべてキャンター)、軽い調整のみとなっています。
最終追い切りも坂路で軽い調整を行いましたが、道中は馬なりながらも少しずつ斜行していて安定感は欠けています。
時計面を見ても、終い2F12秒7から1F13秒1と減速していてパッとしませんでした。
坂路で時計を出すタイプではないものの、いまいち良い動きを見せていません。
近2戦間隔を詰めて使われていることから蓄積疲労がたまっている可能性があり、ベストな仕上がりとは言い難かったです。
サンライズアリオン
サンライズアリオン 9月25日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 38.6 | 12.6 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 37.9 | 12.4 | 末強め |
今年の1月以来のレースとなるサンライズアリオンは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計52秒6-上がり1F12秒6の時計で登坂していました。
中間追い切りは8月下旬から再開し、坂路で16本、ウッドで5本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんでしたが1週前の19日には栗東ウッドでリュクスウォリアー(牡7、2勝クラス)と併せており、馬場の外目から馬なりで6F83秒4-上がり1F11秒8の時計を記録しています。
最終追い切り映像もJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので限られた情報から評価します。
サンライズアリオンの坂路における自己ベストは2023年1月18日の4F51秒2です。
これが単走で一杯に追われたものなので、このときと比較すると時計は落ちていました。
管理する平田調教師は「いい動き」と評価していますが、末強めに追われた前走最終時と比較すると3F-1Fの時計は見劣っていることから、休み明けで身体ができていない可能性はあります。
条件戦時代は使って良化していたので、ここを叩いて次走以降に期待したいです。
ハギノアレグリアス
ハギノアレグリアス 9月25日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 39.4 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 41.1 | 12.8 | 馬なり |
昨年のシリウスステークスの勝ち馬であるハギノアレグリアスは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒3-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。
中間追い切りは9月に入ってから再開し、坂路で15本、いつも通り坂路に特化した追い切りを行っていました。
なお、映像はありませんが1週前の19日には栗東坂路でノートルプロメス(牡5、1勝クラス)と併せています。
このときも岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追われて4F52秒0-上がり1F12秒3の時計で3馬身先着していました。
最終追い切りは軽めの追走でした。
序盤は少し頭の使い方が安定していなかったものの、しばらくすると感覚を取り戻したのか、この馬らしい動きで登坂できています。
時計自体はそこまで目立つものではありませんが、前走平安ステークス(G3)のときより全体時計、終い時計ともに出ていました。
ただ、昨年のシリウスステークスの最終追い切りと比較すると、昨年のほうが力強い動きができていました。
今回も悪い出来栄えではありませんが、昨年ほどの好仕上がりかというと少し難しいところです。
ハピ
ハピ 9月25日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.8 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(稍重) | ⑦97.2 | 66.4 | 52.1 | 37.6 | 11.7 | 馬なり |
重賞初制覇に意欲が燃えるハピは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒8-上がり1F12秒5の時計で登坂しています。
中間追い切りは9月に入ってから再開し、坂路で13本、ウッドで3本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の20日には栗東ウッドで久々にコンビを組む坂井騎手を乗せて単走、馬場の外目から強めに追って6F82秒2-上がり1F11秒4の時計で走破しています。
最終追い切りは軽めの単走でしたが、馬場の真ん中から淡々としたリズムで追うことができています。
手前を替えてからは踏み込みにも力が入っていましたし、終いも2F12秒7-1F12秒5で、軽い追い切りながらもピッチを引き上げて加速できました。
時計自体は軽い追い切りということもあって目立ちませんでしたが、1週前にウッドで強く追っていたので追えばいつでも動けそうです。
今回は近2戦と異なり、坂路で最終調整を行いましたが、近走と遜色のない仕上がり具合でしたのでここでも力は引き出せそうでした。
ビヨンドザファザー
ビヨンドザファザー 9月25日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 66.8 | 51.8 | 37.7 | 11.8 | 一杯 | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 67.4 | 52.2 | 37.5 | 11.7 | 一杯 |
前々走のマーキュリーカップ(Jpn3)で2着入りしたビヨンドザファザーは栗東坂路でフェステスバント(牝4、3勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を2馬身先行する形で一杯に追われ、5F66秒8-上がり1F11秒8の時計を出しましたが半馬身遅れています。
中間追い切りは9月に入ってから再開し、坂路で13本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが、1週前の19日には栗東坂路でブーヤカ(セ3、1勝クラス)と併せ、全体時計53秒8-上がり1F12秒9の時計を残しましたが僚馬にクビ差遅れていました。
最終追い切りは舞台をウッドチップに切り替え、一杯に追われましたが道中の立ち回りもスムーズですし、毛ヅヤも良いですね。
大きな動きはありませんが、無駄のない動きで追えていますし、四肢の使い方も良く、動きもスムーズでした。
馬体も大きくなっているように見えましたし、コンディションはとても良いでしょう。
時計自体はいい時期ほど出していませんが、2走前のマーキュリーカップの最終追い切りが併せ馬を置いて馬場の真ん中から末一杯に追われて6F66秒6-上がり1F11秒8なので今回とほとんど差はありません。
それでレース当日は追込で2着入りしていることから、マーキュリーカップの時くらい仕上がっている=好状態といえるでしょう。
直線の長い中京はビヨンドザファザーの脚色に合っていると思いますし、良い状態でレースに挑むことができそうです。
フタイテンロック
フタイテンロック 9月25日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.4 | 52.7 | 37.7 | 12.0 | 一杯 | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 71.5 | 54.9 | 39.4 | 12.0 | 直一杯 |
最軽量のフタイテンロックは美浦のウッドチップコースでアイシュウデイト(牝2、新馬)と併せました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから一杯に追い、5F68秒4-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。
中間追い切りは9月から再開し、坂路で18本、ウッドで1本の時計を記録しています。
なお、1週前の19日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはサンマルグレイト(牡4、未勝利)と併せて馬場の2分どころから僚馬より半馬身先行する形で一杯に追われて、5F67秒6-上がり1F12秒3の時計を出しましたが3馬身遅れてしまいました。
最終追い切りも引き続き一杯に追われましたが、序盤は行きっぷりが良くやや冴えながらの立ち回りです。
直線で手前を替えてからは手綱を大きく動かして追われ、じりじりと脚を伸ばしていました。
今回騎乗した助手は動作が大きかったですが、よく言えば落ち着いた動きを、悪く言えば追っても力強い動きを見せていません。
立ち回り自体は悪くありませんが、ただ、時計面は馬場の3分どころから併せ馬を置きつつ、一杯に追われて全体時計68秒4なので目立ちません。
これだけ条件がそろっていたらもっと時計を出しても良いのですが、そこまで出し切れなかったのは気になるところでした。
現状クラス戦止まりの馬ですし、相手関係が強化される今回、いくらハンデの恩恵があったとしても追い切りはそこまで目立たなかったので上位争いは至難だと思います。
ロコポルティ
ロコポルティ 9月25日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.2 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 54.2 | 39.0 | 12.3 | 一杯 |
前走の平城京ステークス(OP)を圧勝したロコポルティは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追われ、全体時計53秒6-上がり1F12秒2を記録しています。
今回は約5か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは8月31日から再開し、坂路で21本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが、1週前の19日には栗東坂路でビッグシーザー(牡4、オープン)と併せ、僚馬を1馬身追走する形で一杯に追い、4F52秒3-上がり1F12秒4を記録しましたが半馬身遅れていました。
最終追い切りの映像は終い1Fしか公開されていませんでしたが、一杯に追われた影響もあって力強い動きで登坂しています。
きびきびと動けていますし、中間に坂路で本数を重ね、なおかつ2週続けて一杯に追ったことでレース感覚を引き出すことができていました。
時計自体は一杯に追われた割に目立ちませんが、1週前に併せ馬を置いていたとはいえ自己2番目に速い時計を記録しているのでこの馬なりにベストな状態に持ってきていることでしょう。
久々でも力は発揮できそうです。
ヴァンヤール
ヴァンヤール 9月25日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.9 | 12.5 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 39.1 | 12.5 | 一杯 |
善戦マンのヴァンヤールは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計53秒3-上がり1F12秒5の時計でまとめています。
中間追い切りは9月5日から再開しており、坂路で13本、いつも通り坂路に特化した追い切りを行っていました。
なお、映像はありませんが、1週前の19日には栗東坂路でカンチェンジュンガ(牡4、オープン)と併せており、僚馬より2馬身先行する形で一杯に追われ、全体時計52秒1-上がり1F12秒9の時計を記録しましたが、最後は失速して終い、5馬身遅れています。
最終追い切りも引き続き一杯に追われましたが、外ラチ沿いから安定した走りを見せています。
少し他馬に隠れて見えづらいものの、馬体も良くて引き続き好調を維持できているように見えました。
時計自体はそこまで目立つものではありませんが、気持ちは乗っていましたし、前走BSN賞(L)も今回とほとんど差のないタイムで3着なので、この馬なりに現状維持できていることでしょう。
ただ、昨年のシリウスステークスの最終追い切りタイムが一杯に追われて全体時計52秒4-上がり1F12秒5、1週前追い切りが単走で一杯に追って全体時計51秒4-上がり1F12秒7なので、今年のほうが時計面は遅れています。
現状でも前走同様力は引き出せそうですが、昨年のシリウスステークスと比較すると、昨年のほうが良い状態に見えました。
ヴィクティファルス
ヴィクティファルス 9月22日(日) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦93.1 | 64.3 | 51.0 | 37.7 | 13.0 | 一杯 |
前走最終 | 函館ダート(稍重) | 85.1 | 69.4 | 54.7 | 39.7 | 11.8 | 馬なり |
ダートで活路を見出したいヴィクティファルスは22日の日曜日に栗東ウッドチップコースで最終追い切りを行いました。
池添学調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の外目から一杯に追われて7F93秒1-上がり1F13秒0の自己ベストで駆け抜けています。
前走エルムステークス(G3)から中7週で、中間は坂路で6本、ウッドで2本の時計を記録していました。
最終追い切りは一杯に追って現状を確かめていますが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像がなかったので動きは確認できません。
そのため、限られた情報から評価します。
まず、時計に関しては一杯に追われたとはいえ馬場の外目から単走で7F93秒1の自己ベストでした。
6Fは77秒9で自己2番目の時計となっていますが、それでも速く、負荷はかかったことでしょう。
終いは7F追いが影響したのか、それとも序盤に飛ばしすぎたのか、終い2F11秒9から1F13秒0で一杯になっていますが、長い距離を走ったのである程度は許容したいところです。
好時計を記録していることから、この馬なりにコンディションは引き上げているかもしれません。
今回は他馬では滅多に見られない日曜追いで最終調整を完了しましたが、異色のローテーションが果たして吉と出るか、それとも凶と出るか注目したいです。
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シリウスステークス2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ビヨンドザファザー |
A | エナハツホ オメガギネス ハピ ロコポルティ |
B | カンピオーネ グリューヴルム サンデーファンデー ハギノアレグリアス ヴァンヤール ヴィクティファルス |
C | カフジオクタゴン サンマルレジェンド サンライズアリオン フタイテンロック |
D | |
E(測定不能) |
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シリウスステークス2024追い切り映像
シリウスステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
シリウスステークス2024の最終予想
シリウスステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。