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【武蔵野S2024追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟にトップ評価「S」

武蔵野ステークス2024追い切り評価記事のサムネイル画像

武蔵野ステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では武蔵野ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

11月6日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の1番時計はサリエラが出した4F51秒8で全体としては標準くらいの時計です。
ウッドは1番時計がモーニングヘイズの6F80秒1ですが、80秒台で走破した馬は3頭のみで、標準くらいの馬場でした。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路は1番時計がジャスパーディビネの4F47秒9で全体的に高速馬場です。
ウッドの1番時計はロードデルレイが記録した6F78秒3です。いつも通りの高速馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

武蔵野ステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント

武蔵野ステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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イーグルノワール

イーグルノワール 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.138.012.8一杯
前走最終栗東CW(稍重)85.568.753.137.211.5一杯

昨年の全日本2歳優駿(Jpn1)で2着入りした3歳馬のイーグルノワールは栗東坂路でオボッチャマ(牡4、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して一杯に追われて4F51秒1-上がり1F12秒8の時計で同時併入しています。

中間追い切りは10月中旬ごろから再開しており、坂路で16本、ウッドで1本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の30日には栗東坂路でセントキルダ(牡3、1勝クラス)と併せており、一杯に追われて4F51秒3-上がり1F12秒7の時計を記録していました。

最終追い切りも強く追われて負荷を掛けられていますが、頭を低くしながら前方に集中しています。

走法も安定していますし、淡々と自分のリズムで登坂することができました。

終いは減速していますが、終い3F目から12秒台のラップで走破していた影響もあるでしょう。

また、イーグルノワールは減速ラップを刻みながらもレース本番では掲示板入りしているので、この馬なりに状態は維持できていると思われます。

エルゲルージ

エルゲルージ 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.037.812.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  50.736.711.9末強め

エルゲルージは栗東坂路で単走を行いました。

今回コンビを組む藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F52秒0-上がり1F12秒2の時計でまとめています。

前走から中2週ということで間隔が短く、中間追い切りは坂路で9本、ウッドで2本(坂路、ウッドともにすべてキャンター)時計を記録し、短い間隔でも軽い追い切りを集中して行っていました。

最終追い切りも引き続き軽めの調整でした。

序盤から中盤に掛けてはちょうど他馬の視界に隠れていたので正直分かりません。

中盤以降の動きだけ評価すると、道中斜行する場面が見られたので操縦性は少し難しそうです。

ただ、視線は前方に向いていましたし、走法もそこまで崩れているわけではありませんでした。

折り合いは少し難しそうですが、決して悲観するほどではないでしょう。

この馬なりコンディションは維持できています。

エンペラーワケア

エンペラーワケア 11月6日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.838.612.1馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.038.612.3馬なり

今年の根岸ステークス(G3)を制したエンペラーワケアは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒8-上がり1F12秒1の時計でまとめています。

中間追い切りはいつものように坂路に特化した追い切りを行っており、18本の時計を記録していました。

なお、映像はありませんが1週前の30日には栗東坂路でフルングニル(牡4、2勝クラス)と調教を行っており、末一杯に追われて全体時計51秒6-上がり1F12秒0の時計で登坂していました。

1週前に強く追ったので最終追い切りは軽めの調整でしたが、軽い脚取りながらも軽快に坂路を登坂しており、良化の気配が伺えます。

前駆の筋肉量も豊富で、冬時期と比較しても成長しているように感じます。

1月の根岸ステークスの1週前追い切りが栗東坂路で末強めに追われて全体時計49秒7-終い1F12秒1なのでこのときほど時計は出していませんが、それでも1週前に負荷を掛けたことでいい動きを見せていました。

マイルダートは初めてとなりますが、距離さえ持てば引き続き力は引き出せそうです。

カズペトシーン

カズペトシーン 11月6日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.839.812.7馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.939.512.4末強め

前走のJRAアニバーサリー(3勝クラス)を制したカズペトシーンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒8-上がり1F12秒7の時計でまとめています。

中間追い切りは10月下旬から再開し、坂路で8本、ウッドで4本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが1週前の30日には栗東坂路で一杯に追われて全体時計52秒4-上がり1F12秒3を記録し、自己2番目に速い時計を残していました。

最終追い切りは馬なりで軽い調整でしたが、馬場の真ん中から淡々とした動きを見せています。

馬なりでしたが後ろ脚のキックバック量も豊富で力強さが見られました。

1週前に一杯に追ったことで良化しているのは間違いないでしょう。

時計自体は全然出していませんが、それでも加速ラップで登坂できていますしレースに対する意欲は感じられます。

時計以上に状態は良さそうです。

キタノヴィジョン

キタノヴィジョン 11月6日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)83.667.352.237.611.5強め
前走最終美浦南W(不良)82.867.052.338.212.1一杯

前走マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)で3着入線したキタノヴィジョンは美浦のウッドチップコースでレオカクテル(牡6、2勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから僚馬を5馬身追走する形で強めに追い、6F83秒6-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

前走から中3週でレースに挑む形となりますが、中間は坂路が3本のみとなっています。

ただ、映像はありませんが1週前の30日には美浦ウッドで単走、馬場の真ん中から強めに追われて6F81秒7-上がり1F13秒0で負荷を掛けていました。

最終追い切りも僚馬を置いて強めに追っていますが、首をやや引きながらコーナーを周回しています。

直線に入って手前を替えてからは差し切り態勢に入ってじりじりと脚を伸ばし、終い2F12秒2-1F11秒5の加速ラップで最後まで脚を伸ばしていました。

強めに追っていたこともあり、力強い脚質で立ち回っていますし、手前を替えてからの伸びも良いでしょう。

全体時計はそこまで目立つものではありませんが、直線の内容は差し馬らしい動きができていました。

なかなかの好仕上がりです。

クロジシジョー ※取消

クロジシジョー 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.538.712.4馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.137.612.1末強め

短距離路線で活躍しているクロジシジョーは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒5-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。

中間追い切りは前走東京盃(Jpn2)の翌週から再開しており、坂路で12本、ウッドで8本(すべてキャンター)時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の30日には栗東坂路で単走、一杯に追われて全体時計51秒7-上がり1F12秒3で負荷を掛けています。

最終追い切りは軽めの調整でしたが、JRAレーシングビュアーに映像が公開されていませんでした。

調教の動きが確認できませんでしたので、限られた情報でまとめると、1週前の全体時計51秒7は自己3番目に速い時計となっています。

最終追い切りの時計は馬なりで52秒5でしたが、前走東京盃の最終追い切り時計が坂路で末強めに追われて全体時計52秒1-上がり1F12秒1です。

脚質を考えたらそこまで差はなさそうです。

今回はここ数戦と違って馬なりで最終調整を終えており、この選択がレースにどう影響を及ぼすか分かりませんが、時計を見る限りそこまで悪くない仕上がりに感じました。

コスタノヴァ ※取消

コスタノヴァ 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)85.468.653.238.611.4G前仕掛け
前走最終美浦南W(良) 70.354.739.411.7馬なり

今年の欅ステークス(OP)を勝利したコスタノヴァは美浦のウッドチップコースでエルフレスアリー(牝4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の3分どころからエルフレスアリーより3馬身半ほど先行し、ゴール前で仕掛けられ、6F85秒4-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

今回は秋緒戦のレースとなりますが、中間追い切りは10月中旬から再開し、坂路で10本、ウッドで5本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが3日には坂路で単走、末強めに追われて4F53秒0-上がり1F12秒4の時計を記録していました。

最終追い切りはウッドチップで3頭併せの真ん中から立ち回り、しかも直線では強めに仕掛けられています。

コーナーワークではそこまで目立つ動きではありませんが、直線に入ってからは仕掛けにワンテンポ遅れたものの、すかさずペースを引き上げて併入しました。

他馬に隠れていたので分かりづらいですが、手前替えは少し遅れていたようにも見えましたが、その後の鋭い末脚は時計以上のものがありました。

もともと逃げもしくは先行で結果を残していた馬でしたが、最後まで力強く伸びており、なかなか見ごたえある追い切りができています。

この馬なりの良化を見せていました。

サヴァ

サヴァ 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.039.212.5馬なり
前走最終函館W(稍重) 67.853.439.712.9G前仕掛け

今年の大沼ステークス(L)を勝利したサヴァは栗東坂路でベラジオボンド(牡3、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬より1馬身半先行し、全体時計54秒0-上がり1F12秒5の時計でまとめています。

前走から3カ月以上間隔が空きましたが、中間は坂路で15本、ウッドで8本の時計を記録しています。

映像はありませんが、1週前の30日には栗東ウッドでガロンヌ(牡3、3勝クラス)と併せていました。

助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬より5馬身近く先行する形で一杯に追われ、6F82秒6-上がり1F11秒9の時計を記録しましたが僚馬に5馬身遅れを取っています。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて調整されましたが、少し俯き加減で気持ちが乗っているかというと少し難しいところです。

もっとも、脚取りはしっかりしていましたし、終いも地味ながら2F12秒9-1F12秒5で加速しつつ登坂できていました。

過去の追い切りと比較してもこの馬なりに現状は維持できてそうです。

サンライズホーク

サンライズホーク 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.438.212.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.139.912.3馬なり

前走のオーバルスプリント(Jpn3)でにわかに調子を取り戻しつつあるサンライズホークは栗東坂路で単走を行いました。

主戦のM.デムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計52秒4-上がり1F12秒5の時計で登坂しています。

中間追い切りは10月10日ごろから再開し、坂路で17本、ウッドで6本の時計が確認でき、坂路ベースで入念な調整が行われています。

なお、映像はありませんが1週前の30日は栗東ウッドで単走を行っていました。

ここでもデムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からゴール前で気合が付けられ7F95秒6-6F79秒0-1F11秒7の好時計で走破しています。

1週前に好時計を出したので最終追い切りは軽い調整でしたが、少し頭は高いもののきびきびと動けており、気持ちも乗ってそうです。

少し頭が横を向く場面もあったので走りに集中しているかは判断しがたいですが、1週前に好時計を記録した後なので現状でも悪くなさそうです。

2週続けてデムーロ騎手が追い切りに騎乗していることからもこの馬に対する意欲が感じられます。

勝利したかきつばた記念や兵庫ゴールドトロフィー、昨年のサマーチャンピオン(すべてJpn3)と比較しても今回のほうが坂路時計は出ていましたし、少しずつ調子を取り戻しているかもしれません。

ショウナンライシン

ショウナンライシン 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(稍重)  53.238.712.6馬なり
前走最終美浦坂路(良)  54.740.312.5強め

前走グリーンチャンネルカップ(L)で金星を手にしたショウナンライシンは美浦の坂路コースでアバンチュリエ(セ5、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬より2馬身先行し、全体時計53秒2-上がり1F12秒6の時計で同時併入しています。

今回は1か月ぶりの参戦となりますが、中間追い切りは先月下旬から再開し、坂路で6本、ウッドで1本の時計を残し、急ピッチな調整が行われていました。

なお、映像はありませんが1週前の31日には美浦ウッドで単走、馬場の真ん中から一杯に追われて6F80秒2-上がり1F11秒9の好時計でウッドコースを走破しています。

最終追い切りは坂路において、併せ馬を置いて調整されましたが、JRAレーシングビュアーには終い5秒しか時計がなかったので正直判断は難しいです。

5秒の映像を見る限りは最後まで脚色を伸ばしていたので悪くありませんが、全体の動きはどうだったのか、分かりかねます。

しかしながら、1週前には一杯に追われたとはいえ自己2番目に速い時計を記録していましたし、時計面だけ見たら現状でも力は引き出せそうでした。

ゼットリアン

ゼットリアン 11月5日(火) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦96.666.451.937.412.5馬なり
前走最終栗東CW(良)⑦96.967.352.537.912.2馬なり

ゼットリアンは5日火曜日に栗東のウッドチップコースで単走を行っています。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い切りを行い、7F96秒66F80秒7-上がり1F12秒5の時計で走破しました。

前走からちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは10月中旬から再開し、坂路で12本、ウッドで6本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが2週前の24日には栗東ウッドで単走、一杯に追われて6F82秒7-1F13秒0の時計を、1週前の31日は栗東坂路で併せ馬を置いて一杯に追われ、4F52秒7-上がり1F13秒1の時計で強く負荷を掛けています。

2週続けて一杯に追ったため、最終追い切りはウッドで軽めの調整でしたが、最終追い切り映像がJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので動きの確認が取れませんでした。

時計面でみたら、7F96秒6-6F79秒3は自己3番目に速い時計なので、中間で何度も一杯に追った効果が出ているように思います。

ただ、終いは3F12秒9-2F12秒0-1F12秒5で減速しているので差し馬らしく加速ラップでまとめてほしかったです。

映像がないので断片的にしか判断できませんが、24日と31日の追い切りも一杯に追った割に時計は目立っていないので良化しているようには感じませんでした。

タマモロック

タマモロック 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)83.567.052.538.012.1馬なり
前走最終美浦南W(良)82.666.952.438.011.9馬なり

オープン昇格後も堅実な走りを見せているタマモロックは美浦のウッドチップコースでタイセイミッション(牡3、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

小林凌大騎手が追い切りに騎乗(レース当日はR。ムーア騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、6F83秒5-上がり1F12秒1の時計で1馬身先着しました。

中間追い切りは10月下旬から再開し、坂路で7本、ウッドで5本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが10月30日と11月2日も美浦ウッドでタイセイミッションと馬なりで調教を行っていました。

最終追い切りも引き続きタイセイミッションと調整されていますが、僚馬の外目からスムーズに立ち回っています。

直線でもじりじりと脚を引き上げ先着することができましたし、地味ながらも終い2F12秒4から1F12秒1で加速し、まとめることができました。

前走最終時と比較すると全体時計、終い時計ともに劣っていますし、直線での迫力は少し劣る感じもしましたが、それでもじりじりペースを引き上げて先着できていることから、見た目以上に気持ちは乗ってそうでした。

今回は1カ月スパンでレースを使っていることからレース勘も維持できてそうですし、この馬なりに好調は維持できてそうです。

ドルチェモア

ドルチェモア 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.438.913.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.539.512.6末強め

復活の兆しをつかみたい2歳王者のドルチェモアは栗東坂路でフリーダムレイン(牡3、1勝クラス)と併せました。

斎藤新騎手が追い切りに騎乗(レース当日は三浦皇成が騎乗)し、馬なりで僚馬を2馬身追走し、4F53秒4-上がり1F13秒0の時計を記録しましたが、僚馬にクビ差遅れています。

前走から1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは10月下旬から再開し、坂路で9本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが1週前の31日にも栗東坂路で斎藤騎手が追い切りに騎乗し、単走で一杯に追われて4F51秒7-上がり1F12秒1の自己4番目に速い時計でまとめていました。

最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりで調整されましたが、1週前に一杯に追われた影響もあって回転の速い脚さばきで登坂することができています。

ただ、最後の最後は少し甘くなって僚馬を差し切ることはできませんでした。

途中までは気合も乗っていましたが、身体がついていけなかったのか、最後は減速してしまったのはマイナスです。

一杯に追われていたとはいえ1週前も好時計でまとめていましたが、最終追い切りを見る限りどうも詰めが甘いように見えました。

最後まで加速しながら登坂できていたら評価を上げたかったです。ここは及第点までとします。

ビヨンドザファザー

ビヨンドザファザー 11月6日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 69.352.937.411.5一杯
前走最終栗東CW(良) 66.851.837.711.8一杯

今年のマーキュリーカップ(Jpn3)で2着入線したビヨンドザファザーは栗東のウッドチップコースでコモンスナイプ(牡2、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬より1馬身先行する形で一杯に追われ、5F69秒3-上がり1F11秒5の時計を記録しましたが僚馬に1馬身半遅れています。

中間追い切りは10月下旬から再開し、9本、ウッドで1本の時計を残していました。

なお、映像はありませんが1週前の30日は栗東ウッドでピュアグルーヴ(牝4、2勝クラス)と併せています。

助手が騎乗して馬場の3分どころから僚馬を4馬身追走する形で一杯に追われ、5F67秒5-上がり1F11秒7で走破していますが僚馬に1馬身遅れていました。

最終追い切りも一杯に負荷を掛けていましたが、直線で手前を替えて一度は先頭に立つものの、内から伸びたコモンスナイプに差し替えされて後手を踏んでしまいました。

道中助手が何度か鞭を入れていますが、思った以上に反応はなかったです。

前走シリウスステークス(G3)の時と比較しても全体時計、終い時計ともに目立ちませんでした。

反応も鈍かったですし、ここ数戦の中ではあまり目立たなかったです。

ペイシャエス

ペイシャエス 11月6日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)84.767.752.638.111.5馬なり
前走最終札幌ダート(稍重) 69.152.838.912.6馬なり

前走のエルムステークス(G3)を制したペイシャエスは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

今回もコンビを組む横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから馬なりで6F84秒7-上がり1F11秒5の時計で走破しています。

今回は約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月下旬ごろから再開し、坂路で8本、ウッドで24本の時計を残しており、本数を重ねていました。

なお、映像はありませんでしたが1週前の30日には美浦ウッドでネオシルバー(牡3、1勝クラス)と併せています。

ここでも横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、6F81秒7-上がり1F12秒1の自己ベストで同時併入しました。

1週前に強く追ったので最終追い切りは馬なりで軽めの調整でしたが、コーナーではほとんどキャンターに近い走りで軽めの調整です。

しかし、直線でスムーズに手前を替えてからは馬体全体を大きく伸ばして終い2F12秒8から1F11秒5で最後まで走破でき、馬なりながらも積極的な走りができていました。

2週続けて横山和生騎手が追い切りに騎乗したのも好感が持てますし、好調でレースに挑むことができそうです。

東京ダート1,600mは2年前のユニコーンステークス(G3)以来となりますが、このユニコーンステークスも勝利していることから適性には期待できますし、ここでの善戦にも期待したいです。

ペリエール

ペリエール 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)82.867.253.138.912.0馬なり
前走最終美浦坂路(良)  53.338.512.4馬なり

昨年のユニコーンステークス(G3)で強い勝ちっぷりを見せたペリエールは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

引き続きコンビを組む石川裕紀人騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで6F82秒8-上がり1F12秒0の時計で走破しています。

中間追い切りは10月半ばごろから再開し、坂路で16本、ウッドで2本の時計が確認できました。

なお、映像はありませんが1週前の30日には美浦ウッドでボルタドマール(セ5、2勝クラス)と併せています。

ここでは助手が騎乗し、馬場の3分どころから僚馬を10馬身追走する形で一杯に追い、6F81秒8-上がり1F11秒9の時計を出しましたがはるか後方からの追走だったこともあり、僚馬に1馬身遅れを取っています。

最終追い切りは美浦ウッドで単走、外ラチ沿いからソフトな調整が行われていましたが、1週前に強く追ったこともあって立ち回りも良く、最後まできびきびと追うことができています。

舌をペロリと出しながらの追い切りだったので集中できているかは分かりませんが、それでも頭を低くしながら最後まで同じ姿勢で走破でき、ペリエールらしい走りはできていました。

勝利した昨年のユニコーンステークスのときほど好仕上がりかといわれると、そこまででもなさそうですし、近2戦の坂路追い切りではなくウッドで最終調整した点も気になりますが、この馬らしい走りは健在だったので得意の東京コースなら現状でも力を出せるかもしれません。

メイショウテンスイ

メイショウテンスイ 11月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.940.111.9一杯
前走最終栗東坂路(重)  54.939.712.2馬なり

今年のジュライステークス(L)を制したメイショウテンスイは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、全体時計55秒9-上がり1F11秒9で登坂しています。

前走サマーチャンピオン(Jpn3)以来、2カ月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月6日から再開しており、坂路追いがなんと43本、ウッドは4本で徹底的に調教が行われています。

なお、映像はありませんが1週前の31日には栗東ウッドで単走、馬場の真ん中から一杯に追われて6F79秒6-上り1F11秒9の自己2番目に速い時計を記録しました。

最終追い切りは坂路に舞台を切り替えて、引き続き一杯に追われていますが、道中少し頭が高くて少し操縦性は気になるところです。

また、道中もときどき持たれる場面がありました。

しかしながら、中間に入念に追い切りを行った影響もあって、力強く登坂できていましたし、粗削りながらも気持ちは乗ってそうです。

一長一短ある追い切りでしたが、入念な調整がレース結果に反映されることを祈りたいです。

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武蔵野ステークス2024追い切り評価ランキング

評価馬名
ペイシャエス
エンペラーワケア
カズペトシーン
キタノヴィジョン
イーグルノワール
エルゲルージ
クロジシジョー ※取消
コスタノヴァ ※取消
サヴァ
サンライズホーク
ショウナンライシン
タマモロック
ドルチェモア
ペリエール
メイショウテンスイ
ゼットリアン
ビヨンドザファザー
 
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

武蔵野ステークス2024追い切り映像

武蔵野ステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 武蔵野ステークス|JRA公式

武蔵野ステークス2024の最終予想

武蔵野ステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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