【デイリー杯2歳S2024追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝アノ馬〟に最高評価「S」
デイリー杯2歳ステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではデイリー杯2歳ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
11月6日の馬場状態
美浦
この日ウッドは稍重でした。
ウッドは1番時計がモーニングヘイズの6F80秒1ですが、80秒台で走破した馬は3頭のみで、標準くらいの馬場でした。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路は1番時計がジャスパーディビネの4F47秒9で全体的に高速馬場です。
ウッドの1番時計はロードデルレイが記録した6F78秒3です。いつも通りの高速馬場でした。
デイリー杯2歳ステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント
デイリー杯2歳ステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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エイヨーアメジスト
エイヨーアメジスト 11月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 39.7 | 12.0 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.4 | 37.6 | 12.4 | 一杯 |
小倉2歳ステークス(G3)13着から挽回したいエイヨーアメジストは栗東坂路で単走を行いました。
見習い騎手が騎乗し、一杯に追われて全体時計54秒5-上がり1F12秒0の時計でまとめています。
前走から約2か月ぶりのレースとなり、中間追い切りでは坂路で5本、ウッドで4本の時計が確認できました。いずれも馬なりで軽く調整されています。
最終追い切りは一転して一杯に負荷を掛けました。
馬場の真ん中から淡々とした動きを見せており、手前を替えてからは力強い脚色で最後まで追うことができています。
大きなもたれもないですし、バランスの良い動きでした。
全体時計は前走小倉2歳ステークスの時のほうが出ているので、時計面は少し物足りない感じもしましたが、全体としてはそこまで悪くなかったです。
オイランブチ ※取消
オイランブチ 11月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 81.3 | 64.9 | 50.0 | 36.3 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(重) | 67.1 | 52.6 | 38.1 | 11.9 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌ダート(重) | 71.0 | 55.1 | 40.2 | 13.8 | 馬なり |
オイランブチは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
的場勇人騎手が追い切りに騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の時点で未定)し、馬場の2分どころから馬なりで6F81秒3-上がり1F11秒5の自己ベストでまとめていました。
1週前の30日には美浦ウッドでメイプルリーフラグ(牡4、1勝クラス)と併せています。
ここでも的場騎手が騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで僚馬を5馬身半追走し、5F67秒1-上がり1F11秒9の時計で半馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
序盤は相当手綱を引いて抑えていましたが、行きっぷりは良さそうで、その脚取りは直線に入ってからも変わりません。
ただ、最後はメイプルリーフラグに詰められていますし、馬体も少し丸い感じがします。
馬なりだったので良化は期待しづらいですが、最終追い切りまでに仕上がっていることに期待したいです。
その最終追い切りは美浦ウッドで単走でしたが、少しは絞れた感じがしました。
全体を通しても行きっぷりも良かったですし、1週前よりも良化しているように感じます。
今回は自己ベストを記録していますが、馬場の2分どころを立ち回ったものなので全体時計はそこまで過大評価はしなくて良いでしょう。
しかしながら、終いは2F11秒7-1F11秒5の加速ラップで走破していますし、長く脚を使えた意味でも良い動きを見せています。
中間追い切りではそこまで負荷のかかる追い切りは行っていませんでしたが、中間は坂路で29本、ウッドで11本も行っており、入念な調整が結果的に好時計につながっていると思います。
馬体を見る限りはスプリンター色が強そうなので、初めてのマイルで健闘できるか未知数ですが、追い切り自体は気持ちも乗っていて良かったです。
コスモイシュタル ※取消
コスモイシュタル 11月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 84.9 | 69.1 | 54.1 | 39.1 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.2 | 65.9 | 51.6 | 37.4 | 11.7 | 馬なり |
アイビーステークス(L)6着からの巻き返しを図りたいコスモイシュタルは美浦のウッドチップコースでウイングランブルー(牡4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を4~5馬身追走し、6F84秒9-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。
中間は坂路が2本、ウッドが2本と本数は多くありませんが、中2週でレースに挑むのでこれくらいでも問題ないでしょう。
最終追い切りは併せ馬を置いて軽めの調整を行っていますが、若干頭は高く、大跳びでコーナーを周回しています。
直線に入ってからも終始右手前で追っており、加速ラップこそ刻むことができましたが走法は安定していませんでした。
まずまずといったところでしょうか。
サウンドバッハ
サウンドバッハ 11月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 84.9 | 68.2 | 52.8 | 37.8 | 11.7 | G前仕掛け |
前走最終 | 地方から転入 |
ホッカイドウ競馬から中央競馬に転入したサウンドバッハは美浦のウッドチップコースでアイファーバトル(牡3、1勝クラス)と2頭併せを行いました。
野中悠太朗騎手が追い切りに騎乗(レース当日はA.シュタルケ騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬より3~4馬身先行する形でゴール前にて仕掛けられ、6F84秒9-上がり1F11秒7の時計を記録しましたが、最後は僚馬に詰め寄られて同時併入しています。
中央に移籍した日付は分かりませんでしたが、前走のネクストスター門別(G)が10月3日に行われており、10月11日から美浦坂路の時計が確認できたのでこの間に移籍されていると思われます。
中間時計は10月11日から開始しており、坂路で15本(すべてキャンター)、坂路で2本の時計を記録していました。
中間追い切りはすべて軽めの調整でしたが、最終追い切りはゴール前で仕掛けられ、強めに追っています。
僚馬の外目から立ち回りましたが、中間で本数を重ねた影響もあって前向きな動きはできています。
ただ、直線では一瞬伸びを見せたものの、僚馬にすかさず捕らえられて併入まででした。
終い2F12秒3-1F11秒7で加速ラップを刻むことができるので指示通りの動きはできたと思いますが、2週前の23日が美浦ウッドで併せ馬を置き、馬なりで2F12秒4-1F11秒5なのでもう少し伸び切れていたらなお良かったでしょう。
前向きな動きはできていましたが、強く追われた割に目立たなかったのは気になりました。
今回は初芝挑戦ですし、血統的にも父がダート馬のモーニンなので、よっぽど雨が降ってタフにならない限り、好走は容易ではないでしょう。
ダイシンラー
ダイシンラー 11月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 38.6 | 12.6 | 強め | ||
前走最終 | 札幌芝(重) | 66.7 | 51.4 | 36.2 | 11.4 | G前仕掛け |
新馬戦を勝利したダイシンラーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追い、全体時計54秒5-上がり1F12秒6の自己ベストで登坂しています。
中間追い切りは10月半ばから再開し、坂路で12本、ウッドで3本の時計が確認できました。
なお、映像はありませんが1週前の31日には栗東ウッドで単走、馬場の外目から一杯に追われて6F80秒6-上がり1F12秒6の自己ベストを記録しています。
1週前に一杯に追っていましたが、最終追い切りも強めに追って引き続き負荷を掛けています。
馬場の真ん中から追い切りを行いましたが、後ろ脚の踏み込みは強いですし、首を使ってリズムよく動けています。
終始左手前で最後は2F12秒3-1F12秒6と失速していましたが、軸足もぶれずに最後まで動けているのも好感触でした。
目立ちませんが時計も自己ベストでしたし、この馬なりに調子は引き上げているように見えました。
高速馬場適性は未知数ですが、どのような競馬を見せてくれるか楽しみです。
ドラゴンブースト
ドラゴンブースト 11月6日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.6 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 56.4 | 40.3 | 12.7 | 馬なり |
前走の未勝利戦を制したドラゴンブーストは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒3-上がり1F12秒4の自己ベストでまとめています。
今回は中3週でレースに挑みますが、中間追い切りは坂路が4本、ウッドで7本行っており、ウッド重視で調整しました。
なお、映像はありませんが1週前の31日には栗東ウッドでウォーターエルピス(牝2、未勝利)と併せています。
助手が騎乗して馬場の外目から一杯に追い、6F82秒2-上がり1F11秒6の時計で半馬身先着しています。
最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、1週前にウッドで一杯に追われた影響もあり、序盤から行きっぷりの良い脚質を見せました。
本線に入ってからは映像終了間際まで左手前でしたが、それでもバランスの良い体躯で最後まで伸びを見せています。
終い2F12秒7—1F12秒4で加速しているのも良いでしょう。
今回の出走馬の中では一番良い追い切りでした。
ランフォーヴァウ
ランフォーヴァウ 11月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.8 | 65.8 | 51.9 | 37.1 | 11.4 | G前仕掛け |
前走最終 | 栗東PT(良) | 85.0 | 66.4 | 50.9 | 37.3 | 11.4 | 馬なり |
未勝利戦から挑むランフォーヴァウは栗東のウッドチップコースでプリモカリーナ(牝5、3勝クラス)と併せています。
レースで騎乗する坂井瑠星騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2~3馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F81秒8-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
前走から1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で11本時計を残しています。
なお、映像はありませんが1週前の30日には栗東ウッドで単走、末強めに追って4F54秒5-上がり1F12秒5の時計を記録しました。
最終追い切りはウッドチップコースで併せ馬を置き、ゴール前にて促されたので実践を意識した追い切りが行われています。
僚馬の内側から立ち回っていましたが、コーナーワークの動きは少し若さが見られ、安定した動きという感じがしません。
そして、直線の動きに関しましては、ちょうど僚馬プリモカリーナと重なる形だったので正直よく分かりませんでした。
馬体全体が映った序盤と終盤を見る限りは前駆が発達していて馬体重以上に大きく見せている感じはします。
また、ゴール前で仕掛けられたとはいえ、終い2F11秒5-1F11秒4で鋭く脚を引き上げることができているように、指示通りの動きができたのも良いでしょう。
今回は限られた情報から最終ジャッジを行っていますが、時計や馬体を見る限り、現状でも力は発揮できそうです。
ロヴィーサ
ロヴィーサ 11月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 88.5 | 72.4 | 56.1 | 39.7 | 11.7 | G前仕掛け |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 81.8 | 66.5 | 52.1 | 37.5 | 12.1 | 稍一杯 |
前走の新馬戦を制したロヴィーサは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
前走に引き続きコンビを組む幸騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられ、6F88秒5-上がり1F11秒7の時計で終い重視の時計を残しています。
中間追い切りは10月中旬から再開し、ウッドで24本(いずれもキャンター)行っており、入念な調整が行われています。
最終追い切りはこれまでとは違ってゴール前で強く追われています。
全体時計が示しているように、序盤から中盤に掛けてはほぼキャンターでした。
視線はやや左を見ていましたし、尾を振りまわしながら走っていたので集中力は欠いていたように見えました。
しかしながら、促されてからは全身を長く使ってペースを引き上げているように、鞍上の指示には素直な場面を見せています。
今回は中間が軽めでしたが終いは陣営の期待通りに応えることができましたし、追えばしっかり反応しました。
中盤までの動きはまだまだ幼さが垣間見られましたが、追ってからの伸びは良かったのでレースでも力を引き出せそうです。
ローレルオーブ
ローレルオーブ 11月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 39.9 | 13.0 | 末強め | ||
前走最終 | 中間軽め |
前走札幌2歳ステークス(G3)で9着だったローレルオーブは栗東坂路でミニトランザット(牡2、新馬)と併せました。
今回初コンビを組む鮫島克駿騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で末強めに追い、4F54秒4-上がり1F13秒0の時計で同時併入しています。
中間追い切りは10月20日から再開し、坂路が3本、ウッドで4本の時計を残しています。
なお、映像はありませんが1週前の30日には栗東ウッドでアースノイド(牡2、新馬)と併せています。
ここでも鮫島騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、5F71秒4-上がり1F11秒7の時計で負荷を掛けましたが僚馬に2馬身半遅れていました。
最終追い切りは坂路に舞台を変え、併せ馬を置いて末強めに追っています。
中盤までは淡々とした動きを見せていましたが、促されて手前を替えてからはいまいち伸びが足りず、併入がやっととなっています。
末強めに追われた割に終いの時計も2F13秒0-1F13秒0で目立ちませんでした。
1週前に負荷を掛けていたので良化があってもおかしくありませんでしたが、最終追い切りは思った以上に目立たず、あまり気配は感じられません。
2週続けて負荷を掛けたのでレース当日に一変している可能性はありますが、最終追い切りの段階ではあまり良い仕上がりとは言い難かったです。
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デイリー杯2歳ステークス2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ドラゴンブースト |
A | オイランブチ ※取消 ダイシンラー |
B | エイヨーアメジスト コスモイシュタル ※取消 ランフォーヴァウ ロヴィーサ |
C | サウンドバッハ ローレルオーブ |
D | |
E(測定不能) |
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デイリー杯2歳ステークス2024追い切り映像
デイリー杯2歳ステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
デイリー杯2歳ステークス2024の最終予想
デイリー杯2歳ステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。