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【カペラS2024追い切り評価/全頭診断】チカッパを上回る最高評価「S」はこの2頭!

カペラステークス2024追い切り評価記事のサムネイル画像

カペラステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではカペラステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

12月4日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はロジアデレードの4F50秒3です。全体としては標準よりも速い時計を出す馬が多くいました。
ウッドの1番時計はセイウンガレオンの6F79秒4です。こちらはいつも通りの高速馬場です。

栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はカペラステークス(G3)に出走登録しているチェイスザドリームの4F48秒6です。全体的に高速馬場傾向でした。
ウッドは1番時計がボタニカルガーデンの6F78秒5です。
6F79秒以下の時計で走破した馬が8頭もおり、美浦以上に時計は出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

カペラステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント

カペラステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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イスラアローネ

イスラアローネ 12月4日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.140.712.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.439.012.1強め

前走の室町ステークス(OP)を制したイスラアローネは栗東坂路で単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む川又騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計55秒1-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめています。

前走から中3週で挑む今回、中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で5本の時計が確認できました。

最終追い切りは坂路で馬なりでしたが、序盤から中盤に掛けては何度も立ち上がろうとする素振りを見せており、ものすごくテンションは高いです。

うましるで追い切りをまとめて1年半くらい経ちますが、いままで見た馬の中でも特にハイテンションで序盤から中盤の動きは参考外になりません。

ただ、中盤以降は我に返ったのか、前方に集中しながらまとめており、最後のほうはまともな動きを見せています。

中盤以降の動きは悪くありませんが、序盤から中盤のかかった姿を見る限り、折り合いが最大の課題となりそうでした。

折り合いを考慮してここはC評価としますが、イスラアローネに関しては当日のパドックや返し馬を見ながら買い目を考えたほうがよさそうです。

インビンシブルパパ

インビンシブルパパ 12月4日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.251.837.211.1G前仕掛け
1週前美浦坂路(重)  57.842.914.1馬なり
前走最終美浦南(良)  53.539.512.7馬なり

前走のグランアレグリアカップ(3勝クラス)を制したインビンシブルパパは美浦のウッドチップコースでゴキゲンサン(牝4、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を2馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F67秒2-上がり1F11秒1の時計で鋭く伸びています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の27日は美浦坂路で単走を行い、馬なりで追われて4F57秒8-上がり1F14秒1の時計で軽めの調整を行っています。

時計は全く出しておらず、調教材料は少ないですが、馬体を見る限り短距離馬という感じがしますし、引き続き大きな馬体をキープできています。

ただ、前脚の歩幅がやや広かったのでその点が良くなればさらにいい動きとなりそうです。

最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて調整しましたが、コーナーワークの段階から躍動感ある動きができており、気持ちは乗っています。

直線に掛けて手前を替えてからは少し追い出しに時間がかかりましたが、一度点火してからは僚馬をあっさり交わして最後までトップスピードで走破することができました。

終い2F12秒2から1F11秒1で鋭く加速できていますし、迫力のある動きができており、状態は良さそうです。

今回は久々にウッドで最終追い切りを行いましたが、安定して差し脚を伸ばしていることから引き続き力は引き出せそうです。

時計や馬体を見ても充実していましたし、このレースをメイチに仕上げているようにも見えました。

初めてのオープン戦でもチャンスはありそうです。

インユアパレス

インユアパレス 12月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.137.511.9一杯
前走最終栗東坂路(不良)  54.137.611.8一杯

前走の貴船ステークス(3勝クラス)を制したインユアパレスは栗東坂路でオコタンペ(牡3、1勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身半追走する形で一杯に追い、全体時計53秒1-上がり1F11秒9の時計で僚馬に1馬身先着しています。

中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で8本の時計を残していました。

なお、映像はありませんが1週前の28日も坂路で単走、一杯に追われて全体時計54秒4-上がり1F12秒0の時計で負荷を掛けています。

最終追い切りも引き続き一杯に追われましたが、少し頭は安定しないものの、力強い脚取りで登坂しており、手前を替えてからもじりじりとペースを引き上げて僚馬に先着しました。

1週前に負荷を掛けたことで良化している感じがしましたし、力強くまとめ上げたのは好材料です。

併せ馬を置いていたとはいえ前走最終時よりも全体時計が1秒速かったのも良いでしょう。

今回は初めての関東遠征となるため、状態維持がポイントとなりますが、最終追い切りの時点では気配も感じられましたし、好仕上がりでした。

エスカル

エスカル 12月5日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.139.412.4馬なり
前走最終栗東坂路(良)  49.136.512.6一杯

1/2の抽選突破したエスカルは5日の木曜日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで4F55秒1-上がり1F12秒4の時計で軽く登坂しています。

前走から中3週でレースに挑む今回、中間追い切りは坂路が1本、ウッドが18本(すべてキャンター)でウッドを中心に調整が行われました。

最終追い切りは坂路で軽く現状確認していますが、軽い調整ということもあって楽な手ごたえで登坂しています。

時々バランスを崩す場面もありましたが、全体的にまっすぐ動けていました。

地味ですが終いも2F-1Fともに12秒7でまとめており、馬体もこの馬なりに良化していることでしょう。

前走最終追い切りと違って今回はソフトな仕上げで最終追い切りを終えましたが、この選択が吉と出るか凶と出るか注目したいです。

エティエンヌ

エティエンヌ 12月3日(火) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.338.112.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  57.240.311.9馬なり

今年の初風ステークス(3勝クラス)を制したエティエンヌは3日の火曜日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F53秒3-上がり1F12秒5の時計で走破しています。

前走から中3週となる今回、中間追い切りは11月中旬から再開し、坂路で12本、ウッド4本の時計を記録していました。

なお、映像はありませんが1週前の28日は栗東ウッドで単走、馬場の外目から一杯に追われており6F82秒0-上がり1F12秒0の時計を記録しています。

最終追い切りは軽く行われましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていませんでした。

時計に関しても馬なりなので現状どれだけのパフォーマンスを発揮できるか読めないです。

1週前のウッド追いの時計が一杯に追って6F82秒0なので、そこまで良化しているようには見えませんが、確信できるほど自信はありません。

判断材料が乏しいので今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。

ガビーズシスター

ガビーズシスター 12月4日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  53.838.312.1馬なり
1週前美浦南W(稍重)82.266.452.237.311.7G前仕掛け
前走最終美浦坂路(良)  54.438.212.1強め

前走外房ステークス(3勝クラス)を制したガビーズシスターは美浦坂路でフラミニア(牝4、2勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む吉田隼人騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を3馬身半追走し、4F53秒8-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。

1週前の28日は美浦ウッドでフラミリアと併せていました。

このときは助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より2馬身半先行する形でゴール前にて仕掛けられ、6F82秒2-上がり1F11秒7の自己ベストで1馬身先着しています。

僚馬の外目から立ち回りましたが、頭を低くしながらリズムよく追えています。

直線に入ってからもじりじりと脚を引き上げて、終い2F12秒3-1F11秒7の時計でまとめることができ、陣営の思い通りの動きができたのではないでしょうか。

全体時計82秒2もガビーズシスターの自己ベストですし、好感の持てる動きができていました。

最終追い切りは併せ馬を置いて軽くまとめていますが、1週前に負荷を掛けた影響もあって脚取りは軽く、軽快なフットワークで動けています。

それでも脚取りはしっかりしていましたし、末強めに追われたフラミニアの追撃も退けて最後まで加速できました。

前走外房ステークスのように中間ウッドから最終坂路の調整も問題なくクリアし、しかも2週続けて素晴らしい動きを見せており、順調に仕上がっていました。

クインズメリッサ

クインズメリッサ 12月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.138.412.1末強め
前走最終栗東坂路(良)  53.939.012.6馬なり

前走藤森ステークス(OP)を制したクインズメリッサは栗東坂路で単走を行いました。

主戦になりつつある藤懸騎手が追い切りに騎乗し、末強めに追って全体時計53秒1-上がり1F12秒1の時計で負荷を掛けています。

前走から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月10日ごろから再開し、坂路で17本、ウッドで1本の時計を記録しています。

なお、1週前の27日はウッドで調整しましたが、このときも藤懸騎手が騎乗して感触を確かめていました。

最終追い切りは坂路で末強めに追われましたが、馬場の真ん中から淡々とした動きを見せています。

一瞬右にもたれる場面もありましたがすぐに立て直し、その後は末強めの支持に応えるかのようにピッチを引き上げてまとめました。

末強めに追われた割に全体時計は目立ちませんが、終いの反応は良かったですし、回転の速い脚さばきで最後まで動けているのは好感触です。

特別大きな上積みは感じられませんでしたが折り合いも良さそうでしたし、この馬なりに仕上がっているように見えました。

クロジシジョー

クロジシジョー 12月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.338.712.3末強め
前走最終栗東坂路(良)  52.538.712.4馬なり

交流重賞でも安定した走りを見せているクロジシジョーは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追われて4F53秒3-上がり1F12秒3の時計でまとめています。

前走から中3週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは11月中旬から再開し、坂路で9本、ウッドで4本(すべてキャンター)の時計が確認でき、間隔のわりに本数を重ねています。

なお、映像はありませんが1週前の27日には坂路で単走、一杯に追われて4F53秒2-上がり1F12秒4で負荷を掛けていました。

最終追い切りも末強めに追い、2週続けて強い調教を行っています。

その影響もあってか、序盤から脚の回転は速いですし、首の使い方も上手で涼しい表情で最後まで坂路を駆け抜けることができました。

動きに関しては問題なさそうです。

ただ、時計に関しては1週前の坂路追いが一杯に追われたものの、馬なりで追われた前走室町ステークスの時より全体時計が劣っていました。

また、最終追い切りは末強めで終いを意識していましたが、終い1F12秒4で少し物足りません。

なぜなら、前走最終時が坂路で単走、馬なりで終い1F12秒4だったからです。

今回の最終追い切りでは時計以上に小気味な動きができていましたが、欲をいえば差し馬らしく、終い時計が出ていればなお良かったです。

サンライズアムール

サンライズアムール 12月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.839.712.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.738.412.5馬なり

今年のながつきステークス(OP)を制したサンライズアムールは栗東坂路で単走を行いました。

今回初コンビを組む斎藤騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒8-上がり1F12秒5の時計でソフトにまとめています。

前走から2か月半のレースとなる今回、中間追い切りは11月7日ごろ再開し、坂路で23本の時計を残しており、坂路に特化した調整を行っています。

なお、映像はありませんが1週前の27日は栗東坂路でジュエルドレーサー(牡3、1勝クラス)と併せています。

このときも斎藤騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を6馬身追走する形で一杯に追い、4F52秒4-上がり1F11秒7の時計で2馬身先着し、負荷も掛けていました。

最終追い切りは馬なりで軽い調整でしたが1週前に負荷を掛けた影響もあるのか、確かな脚取りで動けています。

一瞬もたれる箇所もありましたが、全体を通してまっすぐ動けていますし、休み明けでもいい動きを見せていました。

前走最終時ほど全体時計は目立ちませんが、それでも安定した動きを見せているのは好感が持てます。

時計以上の動きはできています。

ジレトール

ジレトール 12月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  50.836.912.3一杯
前走最終栗東坂路(良)  51.537.612.8一杯

今年の松風月ステークス(OP)を制したジレトールは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、全体時計50秒8-上がり1F12秒3の好時計で強く負荷を掛けています。

前走から2か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは11月中旬から再開し、坂路で14本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の27日は栗東坂路で単走、強めに追われて全体時計52秒3-上がり1F12秒5の時計で負荷を掛けていました。

最終追い切りも一杯に追われ、1週前よりもさらに強く追っています。

本線に入ってすぐに脚の回転を引き上げ、上手に首を使いながら最後まで行っての脚さばきで動けていました。

終い3F12秒7-2F11秒9-1F12秒3が示すように減速ラップになっていますが、3F目から12秒台後半の脚を使って早めに動いていたことを考えると、多少の減速は許容しても良さそうです。

一杯に追われていたとはいえ全体時計50秒8は自己3番目に速い時計ですし、強く追われながらも大きなブレなく、しっかりした体幹で登坂できたのは良かったです。

全体時計、終い時計ともに前走を上回っており、なかなかの仕上がりでした。

スズカコテキタイ

スズカコテキタイ 12月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.666.652.137.811.6馬なり
前走最終栗東CW(良)83.767.452.137.111.2馬なり

今年の大和ステークス(OP)を制したスズカコテキタイは美浦のウッドチップコースでホウオウシンデレラ(牝3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、6F83秒6-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。

前走から中3週となりますが、中間追い切りは11月中旬から再開し、坂路で11本、ウッドで3本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが1週前の27日は美浦ウッドでアイオリア(牡2、未勝利)と併せており、馬場の真ん中から僚馬を4~5馬身追走する形で一杯に追われて6F83秒1-上がり1F11秒7の時計で2馬身先着していました。

最終追い切りは僚馬を置いて馬なりで軽く行われましたが頭を低くしながら軽快な走りを見せています。

前脚を掻き込むような動きを見せていたのも良いですし、直線で僚馬が詰め寄ってからはしぶとく脚色を維持して併入まで持ち込みました。

馬なりということで時計はそこまで目立ちませんが、一杯に追われた1週前と比較すると意外と時計に差はなく、良化しているように感じ取れます。

いい時期ほど時計は残していませんが、競られてからもしぶとく動けており、闘争心が感じられました。

時計以上にいい動きを見せています。

チェイスザドリーム

チェイスザドリーム 12月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  48.636.113.2強め
前走最終栗東坂路(良)  49.636.212.6末強め

昨年のカペラステークスで2着入線したチェイスザドリームは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追われて全体時計48秒6-上がり1F13秒2の時計を残しています。

前走から中1週ということで中間追い切りはありません。

最終追い切りの1本のみでまとめています。

最終追い切りは単走で強めに追われましたが、全体時計48秒6はこの日の栗東坂路で最速でした。時計面は文句ありません。

ラップ推移を見てみると1F当たりの時計が4F12秒5-3F11秒4-2F11秒5-1F13秒2で最後は減速していましたが、最初から12秒5で飛ばしてのものですしテン3Fは36秒1でまとめているのでそこまで気にしなくてよさそうです。

肝心の追い切り映像がJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので詳細は分かりませんが、時計は優秀で調子も良さそうですし、久々のダートで出し切れれば面白そうです。

チカッパ

チカッパ 12月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.239.013.2一杯
前走最終栗東坂路(重)  49.938.113.6馬なり

今年の北海道スプリントカップ(Jpn3)と東京盃(Jpn2)を制し、JBCスプリント(Jpn1)でも2着入りしたチカッパは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、一杯に追われて4F52秒2-上がり1F13秒2の時計でまとめました。

前走JBCスプリントからちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で3本の時計を残していました。

最終追い切りは一杯に追われましたが、道中少し頭を左前方に向けながらも力強い脚取りで登坂しています。

ただ、時計面に関しては一杯に追われた割に目立っておらず、馬なりで追われた前走最終時のほうが好時計でした。

終いも減速していますが、この点に関しては好走した前走JBCクラシックやその前の東京盃、さらにその前の北海道スプリントカップでも見られた光景で、もともと動かないタイプなので気にしなくても良いでしょう。

それでも、終盤は少しもたれる場面もありましたし、前走JBCクラシックの時と比較するとやや物足りない内容です。

これまでの戦績から現状でも勝ち負けできる可能性はありますが、個人的には好時計を出した前走最終時のほうが良かったと思います。

テイエムトッキュウ

テイエムトッキュウ 12月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.338.712.6末強め
1週前栗東坂路(良)  51.737.412.3一杯
前走最終栗東坂路(重)  59.142.313.2馬なり

昨年のカペラステークスを制したテイエムトッキュウは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、4F54秒3-上がり1F12秒6の時計でまとめています。

前走サマーチャンピオン(Jpn3)以来、3か月ぶりのレースとなりますが中間追い切りは11月7日から再開しており、坂路で20本の時計を記録しています。

このうち、1週前の28日は栗東坂路で単走、北村友一騎手が追い切りに騎乗(レース当日は田辺騎手が騎乗)し、一杯に追われて4F51秒7-上がり1F12秒3の時計で負荷を掛けていました。

本線に入ってしばらくは少し頭が右前を向いていましたが、その後は前方に向いています。

多少気性の難しさも露わになっていましたが、全体を通してウッドの蹴上げが豊富で力強く動けていますし、パワフルな動きを見せていました。

全体時計51秒7も自己3番目に速い時計ですし、粗削りな部分は多少あったものの、全体としてはなかなか好感触な内容でまとめていました。

最終追い切りも末強めで引き続き負荷を掛けていますが、1週前同様少し頭を右にかしげながら動いているものの、相変わらず力ある動きを見せています。

1週前に負荷を掛けた影響もあって脚取りも軽くなっていますし、その中で力強い動きができていたのは良かったです。

末強めに追われた割に終い2F12秒3-1F12秒6で減速してしまいましたが、道中スピーディかつパワフルな動きで登坂できたのは良く、時計以上にいい動きでした。

ただし、昨年のカペラステークスの最終追い切りが坂路で単走、馬なりで4F53秒0-上がり1F12秒8なので時計面では昨年よりも劣っている感じもします。

昨年と比較すると難しいところですが、個人的には時計以上の仕上がりだと思いますし、昨年のように積極的に先頭に立つことができれば激走にも期待できるのではないでしょうか。

ナムラフランク

ナムラフランク 12月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.638.612.4馬なり
前走最終栗東CW(良)⑦99.667.853.238.712.3一杯

今年の越後ステークス(OP)を制したナムラフランクは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒6-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめています。

前走から中3週と間隔を詰めていますが中間追い切りは坂路で11本(いずれも軽め)、ウッドで2本の時計を残しており、間隔のわりには入念な調整が行われています。

なお、映像はありませんが1週前の27日には栗東ウッドで中日新聞杯(G3)に出走しているベリーヴィーナス(牝5、オープン)と併せていました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから僚馬より6馬身先行する形で一杯に追われて6F80秒1-上がり1F12秒6の自己ベストを記録しましたが僚馬に2馬身半の遅れでした。

最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、道中の歩様はそこまで安定感のあるものではありません。

ところどころ僚馬を意識しながらの追走であまり走りに集中しているようにもみえませんでした。

ただ、最後に僚馬を交わしてからはスムーズに登坂しているように、他馬を気にせずに追った際の動きは悪くありません。

フットワークも軽快でしたし、まずまずの仕上がりです。

リベイクフルシティ

リベイクフルシティ 12月4日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切大井外(良) 66.551.136.911.5強め
前走最終大井外(重)  52.538.7 強め

大井所属のリベイクフルシティは大井の外回りコースでキガサ(大井)と併せました。

今回レースで騎乗する和田譲治騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から強めに追われて5F66秒5-上がり1F11秒5の時計で僚馬に1馬身半先着しています。

中間追い切りは確認が取れたもので、15日と23日に大井外回りコースで一杯に追われていました。

最終追い切りも強めに追い、中間、最終ともに一杯に負荷を掛けていましたが、肝心の追い切り映像がJRAレーシングビュアーに公開されていませんでした。

時計に関しても、地方馬ということで過去の追い切り時計との比較は難しく、どのような仕上がりか判断できません。

以上のことから、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。 当日のパドックや返し馬から状態を見るのが良いでしょう。

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カペラステークス2024追い切り評価ランキング

評価馬名
インビンシブルパパ
ガビーズシスター
インユアパレス
ジレトール
スズカコテキタイ
チェイスザドリーム
エスカル
クインズメリッサ
クロジシジョー
サンライズアムール
チカッパ
テイエムトッキュウ
ナムラフランク
イスラアローネ
 
E(測定不能)エティエンヌ
リベイクフルシティ
同評価内は50音順になります。

カペラステークス2024追い切り映像

カペラステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 カペラステークス|JRA公式

カペラステークス2024の最終予想

カペラステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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