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【共同通信杯2025追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝アノ馬〟に最高評価「S」

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共同通信杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では共同通信杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

2月12日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はベストミーエヴァーの4F51秒1で、いつも通り平均的な馬場です。
ウッドの1番時計はヴァンガーズハートが記録した6F78秒2で高速馬場でした。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はモズメイメイの4F49秒9です。時計は出ていました。
ウッドの1番時計はタマモブラックタイが記録した6F78秒8です。美浦ウッド同様、こちらも高速馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

共同通信杯2025追い切り評価/全頭診断コメント

共同通信杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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カラマティアノス

カラマティアノス 2月12日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.465.851.336.611.9馬なり
1週前美浦南W(良)84.968.252.537.311.2一杯
前走最終美浦南W(重) 67.352.037.511.4馬なり

昨年のこうやまき賞(1勝クラス)を勝利したカラマティアノスは美浦のウッドチップコースでアルヴァレス(牡4、1勝クラス)と併せました。

初コンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身追走し、6F81秒4-上がり1F11秒9の自己ベストを記録しましたが僚馬に半馬身届きませんでした。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の5日には美浦ウッドで単走を行っています。

このときは伴騎手が追い切りに騎乗し、馬場の内目から一杯に追われて6F84秒9-上がり1F11秒2の時計で負荷を掛けました。

馬場の内目から立ち回りましたが、この時期の3歳馬ということで他の併せ馬に気を取られたりする場面はありました。

脚取りは休み明けにしては軽いですし、太さもありませんが、少し落ち着きは足りません。

もっとも、時計に関しては差し馬らしく終い1F11秒2でまとめており、この馬らしい追い切りはできています。

最終追い切りは古馬と2頭併せを行いましたが、1週前に負荷を掛けた影響もあって脚取りに力強さが感じられますし、立ち回りも器用です。

ただ、コーナーで外から立ち回ったアルヴァレスよりも前にいたものの、直線ではアルヴァレスを気にする素振りを見せており、1週前に見せた落ち着きのなさが見えました。

また、直線では馬なりで追われたアルヴァレスにあっさり交わされて先着を許しているので気持ちが前向きかというと、案外乗っていないように感じます。

馬体は仕上がっていますが、メンタル面はそこまで前向きではありませんでした。

及第点までとします。

サトノカルナバル

サトノカルナバル 2月12日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 64.949.735.511.5馬なり
1週前美浦南W(良) 66.051.036.311.1G前仕掛け
前走最終海外出走

昨年の函館2歳ステークス(G3)を勝利し、アメリカで開催されたブリーダーズカップジュベナイルターフ(G1)にも出走したサトノカルナバルは美浦のウッドチップコースでダノンミッション(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を1馬身半追走し、5F64秒9-上がり1F11秒5の時計で僚馬に半馬身先着しています。

1週前の6日には美浦ウッドでシテフローラル(セ7、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

このときは今回初コンビを組むR.キング騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からシテフローラルを3馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F66秒0-上がり1F11秒1の時計でシテフローラルに4馬身先着しました。

3頭併せの際内から立ち回りましたが、直線で手前を替えてからは1頭だけぐんぐんとペースを引き上げ、僚馬2頭との差を広げています。

少し前脚の使い方が固い部分もありましたが、終い2F11秒7から1F11秒1で鋭く脚を引き伸ばすことができ、いい内容でした。

最終追い切りもウッドで併せ馬を置いて調整されましたが、1週前に引き続き序盤から積極的な動きを見せています。

直線に入ってからも前脚を大きく引き伸ばして攻めの動きができており、馬なりでも好感触の仕上がりでした。

馬場の内目を立ち回っていたとはいえ、終い3F12秒3-2F11秒7-1F11秒5で段階的にペースアップできたのも良いでしょう。

今回は2週続けて追い切りをチェックしましたが、どちらも好感触です。

また、短距離重賞の函館2歳ステークスを制した馬とは思えないほど四肢が長く、馬体を見る限り中距離でも通用しそうです。

休み明け+海外帰り緒戦ですが、影響も全くなさそうですし、2週続けて大変いい動きができていました。

ショウナンマクベス

ショウナンマクベス 2月12日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.567.052.838.412.0強め
1週前美浦南W(良) 68.653.438.411.8馬なり
前走最終美浦南W(良)82.266.552.138.012.0馬なり

昨年の百日草特別(1勝クラス)を勝利したショウナンマクベスは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追い、6F83秒5-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

1週前の6日にも美浦ウッドで単走を行いました。

このときはレースで騎乗する横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで5F68秒6-上がり1F11秒8で軽くまとめていました。

1週前は少しやや前傾姿勢な動きを見せていますが、全体を通して活気ある動きができています。

馬なりということで時計は出していませんが、一定のリズムで最後までまとめており、余裕でゴールしていることからスタミナは豊富そうです。

最終追い切りもウッドで単走を行いましたが、ここでも1週前同様跳びのある動きでまとめており、この馬らしい走りはできてそうです。

ただ、強めに追われた割に全体時計83秒5-上がり1F12秒0はそこまで目立ちません。

なぜなら、いい時期、例えば昨年の札幌2歳ステークス(G3)の1週前追い切りは馬場の真ん中から馬なりで6F79秒9の時計を記録していたからです。

また、馬体を見ても後肢と胴が長いので本質的には長距離のほうが合いそうです。

軽快な動き自体は時計の出やすい馬場とかみ合いそうですが、この馬にとって舞台となる芝1,800mは少し短いかもしれません。

チョングク

チョングク 2月13日(木) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  63.346.114.3馬なり
前走最終美浦南W(良)83.466.752.438.512.2一杯

すでにキャリア9戦使われているチョングクは13日に美浦坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F63秒3-上がり1F14秒3の時計で軽くまとめています。

前走から連闘ということで、中間追い切りは12日にキャンターを一本のみ行っていました。

最終追い切りもほとんどキャンターですが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていなかったのでどのような動きだったか判断できません。

坂路の時計も意図して落としているので、現状どれだけのパフォーマンスを引き出せるのか分かりませんでした。

情報が少なすぎるので今回はE評価(測定不能)とします。

ネブラディスク

ネブラディスク 2月12日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.239.712.7馬なり
1週前栗東坂路(良)  52.438.412.4馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.341.012.7馬なり

良血馬のネブラディスクは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒2-上がり1F12秒7の時計でまとめています。

中間追い切りは坂路に特化した追い切りを23本行い、そのうち1週前の6日も栗東坂路で単走を行いました。

このときは今回初コンビを組む武豊騎手が追い切りに騎乗し、馬なりを行って全体時計52秒4-上がり1F12秒4の自己ベストで登坂しています。

馬場の内目から追い切りを行いましたが、デビュー2戦目ということでアタマは高く、少し掛かり気味です。

中盤以降はある程度落ち着き、脚を伸ばしながらまとめていますが、動きや馬体は良かったのでもう少し気性面が落ち着けばなお良くなりそうです。

最終追い切りも引き続き坂路で馬なりを行いましたが、1週前と比較すると気性面は落ち着きました。

序盤は少し斜行する場面もありますが、四肢の動きにはパワーが感じられますし、粗削りながらもいい動きです。

時計は出ていませんが、馬体も整っていますし、素質の高い動きを見せていたので久々でも力は引き出せるのではないでしょうか。

マスカレードボール

マスカレードボール 2月12日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  54.139.512.0強め
1週前美浦南W(良)85.869.252.937.611.4強め
前走最終美浦南W(良)84.768.953.038.111.7馬なり

昨年のアイビーステークス(L)を制したマスカレードボールは美浦坂路でオーキッドロマンス(牡4、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

津村騎手が追い切りに騎乗(レース当日は坂井騎手が騎乗)し、オーキッドロマンスを4馬身追走する形で強めに追い、4F54秒1-上がり1F12秒0の時計でオーキッドロマンスに1馬身先着しています。

1週前は美浦ウッドで同日の京都記念(G2)に出走する皐月賞馬のソールオリエンス(牡5、オープン)と併せました。

このときは坂井騎手が美浦まで駆けつけて追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走する形で強めに追い、6F85秒8-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

僚馬の内側から立ち回りましたが、コーナーでは推進力のある走りを見せています。

少し前脚の使い方は固い感じがしますし、直線ではソールオリエンスのほうに頭が向いていましたが、直線でも終い2F12秒4-1F11秒4で加速し、マスカレードボールらしい動きができています。

直線では馬なりで追われたソールオリエンスに捕らえられて併入しましたが、相手は皐月賞馬ですのでむしろ健闘したといえるのではないでしょうか。

最終追い切りは坂路でオーキッドロマンスともう1頭の馬と3頭併せを行いましたが、隣の僚馬を意識しつつ追われていましたが、終盤は終い2F13秒2から1F12秒0で加速できていますし、引き続きマスカレードボールらしい走りができました。

併せたオーキッドロマンスがオープン馬でなおかつ強めに追われていたことを考えると、相手関係を考慮しても好内容でした。

動きも推進力がありますし、2週続けて伸びのある動きができたのも良かったです。

坂井騎手が美浦まで乗りに来たのも珍しいことですし、このレースに懸ける思いが感じられました。

いい仕上がりでレースに挑めるでしょう。

リトルジャイアンツ

リトルジャイアンツ 2月12日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  53.139.412.4馬なり
前走最終美浦坂路(良)  54.739.612.4馬なり

今年の若竹賞(1勝クラス)を制したリトルジャイアンツは美浦坂路でウイングラフトン(牡3、未勝利)と併せました。

村田調教師自ら追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を10馬身弱追走する形で全体時計53秒1-上がり1F12秒4の時計で同時併入しました。

前走から中2週と間隔を詰めていることもあり、中間追い切りは坂路で1本、ウッドでキャンターを5本行っています。また、2月1日はプール調教も行いました。

なお、映像はありませんが1週前の7日は美浦坂路で村田調教師騎乗の元、末強めに単走を行い、全体時計50秒7-上がり1F13秒0の自己ベストを記録しています。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて馬なりで調教を行いましたが、1週前に負荷を掛けた影響もあって気合の乗った動きができています。

直線に入ってからもストライドの大きな走法でまとめていました。

中間追い切りでも自己ベストを記録していますし、前走最終追い切りと比較しても時計は出ているので上昇傾向にあるでしょう。

少し粗削りな感じもしましたが、なかなか良い仕上がりに見えました。

レッドキングリー

レッドキングリー 2月12日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)85.368.653.738.811.6馬なり
1週前美浦南W(良)87.070.154.839.412.1馬なり
前走最終美浦南W(良)83.367.552.337.511.4馬なり

昨年の東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)を制したレッドキングリーは美浦のウッドチップコースでハリーフラッグ(牝3、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

新馬戦以来のコンビとなる北村宏司騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりでハリーフラッグより2馬身半先行し、6F85秒3-上がり1F11秒6の時計でハリーフラッグに同時併入しました。

1週前の5日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはカーペンタリア(牝6、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

このときは助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでカーペンタリアより5馬身弱先行し、6F87秒0-上がり1F12秒1の時計で同時併入しました。

3頭併せの一番外側から追い切りを行いましたが、久々ということもあって少し頭は高くてかかっているようにも見えます。

直線では2頭の併せ馬に負けず劣らずの動きができているので素質は高そうですが、この時期の3歳馬ということで少し若さもありそうです。

全体時計87秒0が示しているように折り合い重視だったと思いますが、もう少し落ち着きがあれば良かったです。

最終追い切りも美浦ウッドで3頭併せを行いましたが、ここは3頭併せの真ん中から立ち回りました。

1週前と比較すると落ち着きのある動きができているのは良く、直線で僚馬が内外から迫ってからも掛かりなく走破できています。

ただ、騎乗していた北村宏司騎手が終始抑えながら追い切りを行っていたように、気性は課題になりそうです。

白富士ステークス(L)のシュトラウスのような競馬ができれば弾けるかもしれませんが、馬券的にはギャンブル色の強い馬かもしれません。

ワンモアスマイル

ワンモアスマイル 2月12日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 65.850.635.811.2一杯
前走最終栗東CW(良) 66.751.236.211.2一杯

ワンモアスマイルは栗東のウッドチップコースでワンダイレクト(牡5、3勝クラス)と併せました。

初コンビを組む横山武史騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身半追走する形で一杯に追い、5F65秒8-上がり1F11秒2の時計で同時併入しています。

中間追い切りは1月末から再開し、坂路に特化した追い切りを13本行いました。

なお、映像はありませんが1週前は坂路で併せ馬を置いて叩き一杯に追い、4F53秒6-上がり1F12秒4の時計を記録し、負荷を掛けています。

最終追い切りはウッドで一杯に追われましたが、コーナーワークの立ち回りはあまりうまくはないものの、一杯に追われたということもあってしっかりした脚取りで動けています。

終いも併せ馬と並走だったとはいえ終い2F11秒4-1F11秒2で長く脚を使うことができました。

ワンモアスマイルはもともとウッドで終いを長く使える馬ですが、今回の最終追い切りにおいても同じような動きができているので今まで通りの状態を維持できています。

近走勝ち星から遠ざかっていますが、安定した成績を残していますし、今回もこれまで通りの動きができていたので現状でも上位争いに加われそうです。

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共同通信杯2025追い切り評価ランキング

評価馬名
サトノカルナバル
マスカレードボール
リトルジャイアンツ
カラマティアノス
ネブラディスク
レッドキングリー
ワンモアスマイル
ショウナンマクベス
 
E(測定不能)チョングク 
同評価内は50音順になります。

共同通信杯2025追い切り映像

共同通信杯2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2025年 共同通信杯|JRA公式
【注目馬 関係者インタビュー】2025年 共同通信杯|JRA公式

共同通信杯2025の最終予想

共同通信杯2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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