
【京成杯AH2025追い切り評価/全頭診断】穴馬候補の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

京成杯オータムハンデキャップ2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では京成杯オータムハンデキャップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
9月3日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドどちらも良馬場でした。
坂路の1番時計はアルデラックスが記録した4F51秒4です。全体的には標準くらいの馬場です。
ウッドの1番時計はユキノサイエンスが記録した6F76秒1です。異様に速い時計ですが、6F80秒台を切ったのは2頭のみで、全体としては標準くらいでした。
栗東
この日の栗東も坂路は良馬場です。
坂路の1番時計はエコロガイアが記録した4F50秒6です。ここ数週間の中では時計は落ち着いていました。
京成杯オータムハンデキャップ2025追い切り評価/全頭診断コメント
京成杯オータムハンデキャップ2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アサヒ
アサヒ 9月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.5 | 65.8 | 50.9 | 36.6 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(重) | 68.3 | 52.4 | 37.3 | 11.2 | G前仕掛け |
近年凡走が目立っているアサヒは美浦のウッドチップコースでトゥルース(牡5、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を7馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F82秒5-上がり1F11秒5の時計で僚馬に半馬身先着しました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
中間追い切りは先月20日ごろから再開し、坂路でキャンターを6本、ウッドで4本の追い切りを行っていました。
最終追い切りは2頭併せの馬なりでしたが、久々でも跳びのある動きで僚馬を追走できていました。
コーナーの立ち回りも良いですし、直線で僚馬に並びかけてからもじわりと差を広げて最後は半馬身先着しています。
終いは11秒8-1F11秒5で伸びていましたし、追込馬らしい末脚を使えていました。
いい時期ほど末脚は伸びていませんが、それでも近走の戦績を考えたらいい内容でしたし、軽い脚取りだったので開幕の中山とも合いそうです。
かつて東スポ杯2歳ステークス(G2)でイクイノックスの2着に入線した実力が発揮できるか、注目したいです。
アスコルティアーモ
アスコルティアーモ 9月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.5 | 66.2 | 51.2 | 36.4 | 10.8 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.4 | 66.3 | 51.2 | 36.8 | 11.0 | G前仕掛け |
アスコルティアーモは美浦のウッドチップコースでオスオラヴァ(牡3、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
今回レースで騎乗する津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりでオストラヴァを3馬身半追走し、6F82秒5-上がり1F10秒8で同時併入しています。
中間追い切りは8月下旬ごろから再開し、坂路、ウッドともに3本の追い切りが確認できました。
このうち、映像はありませんが1週前の28日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはネイビースター(セ5、2勝クラス)と併せています。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬より5馬身半先行する形で強めに追い、6F81秒8-上がり1F11秒1の好時計で僚馬に1馬身先着しています。
最終追い切りは3頭併せの真ん中から立ち回りましたが、コーナーではそこまで軟らかい動きではなく、頭を前に出しながらピッチを利かせて追っていました。
ただ、直線に入って手前を変えてからは少しペースを引き上げ、最後はこの馬なりに脚を大きく伸ばして併入しています。
手前を変えてからは終い2F12秒0から1F10秒8で鋭く伸びているように、キレのある末脚を使っているのは良いでしょう。
1週前のウッド追いで記録した全体時計81秒8も自己2番目に速い時計ですし、2週続けて時計を出しているのも良いです。
初めてのマイルは少し忙しくなる可能性もありますが、時計を見る限り開幕の馬場とも合いそうですし、距離短縮がかみ合えば意外といい線いくかもしれません。
エリカエクスプレス
エリカエクスプレス 9月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 38.9 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.3 | 67.0 | 52.3 | 37.4 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.7 | 40.2 | 12.4 | 馬なり |
今年のフェアリーステークス(G3)で強い勝ちっぷりを見せたエリカエクスプレスは栗東坂路で単走を行いました。
泉谷騎手が追い切りに騎乗(レース当日は戸崎騎手が騎乗)し、馬なりで全体時計54秒1-上がり1F12秒3の時計でまとめています。
1週前の27日は栗東ウッドでカリーニョ(牡4、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
ここでも泉谷騎手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を7馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F82秒3-上がり1F11秒4の時計で併入しました。
僚馬を追走する形で追い切りを行いましたが、道中頭が高くて掛かっています。泉谷騎手も高い位置から手綱を握っているように、少し操縦性に難がありそうでした。
四肢の使い方は軽快だったので高速馬場適性はありそうですが、最終追い切りを見て最終判断したいです。
最終追い切りは坂路で単走でしたが、ここは1週前ほど気性の荒さはなく、むしろステップを利かせながらも後ろ脚でしっかり地面を蹴って気持ちよさそうにまとめています。
久々ですが馬体もシャープにまとまっていますし、脚さばきも器用でなかないい動きでした。
1週前のウッドチップにおける掛かりは気になりましたが、勝利したフェアリーステークスも坂路で掛かり気味でしたがレース本番では他馬を圧倒していたので、追い切り時の掛かりはこの馬にとって特に問題ないかもしれません。
それでいて、最終追い切りは無駄なく淡々と登坂できていましたし、最終追い切りまでに落ち着きを取り戻したようにも見えました。
久々でも力を発揮できるでしょう。
カラマティアノス
カラマティアノス 9月3日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.7 | 67.3 | 52.5 | 38.3 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 66.2 | 51.4 | 37.3 | 11.4 | 直一杯 | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 66.6 | 50.9 | 36.6 | 11.1 | 馬なり |
共同通信杯(G3)で2着入線したカラマティアノスは美浦のウッドチップコースでシャンソンドール(牝3、未勝利)と併せました。
初コンビを組む石川騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F83秒7-上がり1F11秒5の時計で僚馬に半馬身先着しています。
1週前の28日も美浦ウッドで追い切りを行い、ここではショウナンラスボス(牡7、3勝クラス)と併せています。
この時も石川騎手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を7馬身半追走する形で直線一杯に追い、5F66秒2-上がり1F11秒4の時計で僚馬に2馬身先着しています。
今回はダービー以来のレースですが、地面を掻き込むような走りでコーナーを立ち回っています。
直線に入って手前を変えてからは一気に四肢の回転を引き上げ、はるか前で先行していたショウナンラスボスを楽に引き離して先着しました。
久々ですが太さは一切ないですし、トモの張りもボリュームがあることからこの夏の成長性も感じられました。
直線の伸びも良いですし、最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。
最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて軽めの調整でしたが、ここは僚馬の内側から頭を少し低めに、軟らかい動きで立ち回っています。
直線に入ってからは僚馬と横並びになりつつ、要所で脚を伸ばして先着しているように、久々でも競馬センスの高い走りを見せました。
軽めということで時計は目立ちませんでしたが、それでも無駄のない良い走りでした。
2週続けて石川騎手が騎乗しているのも良いですし、どちらも好感のある走りだったので久々のマイルで思う存分力を発揮してほしいです。
キタウイング
キタウイング 9月3日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | ⑦99.2 | 67.1 | 51.3 | 37.5 | 12.0 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 86.9 | 70.4 | 54.5 | 38.8 | 11.9 | 馬なり |
苦戦が続くキタウイングは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
見習い騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで7F99秒2-6F83秒2-上がり1F12秒0の時計でまとめています。
前走から中1週の参戦ということで中間の追い切りは行っていません。
最終追い切りは軽い調整でしたが、大きく脚を伸ばしながら立ち回っており、気持ちよさそうに走っています。
馬体も見た目以上に大きく見えますし、状態は良いですが、ただ、手前を変えることなくまとめていましたし、近走も悪い追い切りではない中で結果を残せていないのでどこかで一変が欲しいところです。
今回の追い切りを見る限り、動きや馬体は悪くないもののあくまでも現状維持といったところでした。
近走の戦績を見る限り、現状維持では凡走の可能性もあるので本音を言うと大きな上積みに期待したかったです。
コントラポスト
コントラポスト 9月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 52.8 | 38.2 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦南W(良) | 69.2 | 53.7 | 38.6 | 11.3 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(良) | 71.8 | 56.0 | 41.4 | 13.3 | 馬なり |
今年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)で惜しい2着だったコントラポストは美浦坂路で単走を行いました。
菊沢調教師自ら手綱を握って馬なりで4F52秒8-上がり1F12秒0の自己ベストで登坂しました。
1週前の28日は美浦ウッドでディペンダブル(牝3、1勝クラス)と併せています。
ここでも菊沢調教師が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、5F69秒2-上がり1F11秒3の時計で併入しました。
僚馬の内側から立ち回りましたが、長い脚を使って流れるような脚さばきでコーナーを周回しています。
直線入り口で早めに手前を変えてからは終い2F13秒0-1F11秒3で併入しました。
併せたディペンダブルもいい追い切りだったので目立ちませんが、終い時計を見る限り、一気に加速して併入まで持ち込んでいます。
派手な動きではなかったものの、無駄なく動けているのも良いですし、久々でもこの馬らしさが見えました。
最終追い切りは坂路で単走でしたが、本線に入ってからは少し頭がふわっとしているものの全体として前脚を掻き込むように淡々とリズムを刻みながらまとめています。
全体時計52秒8も自己ベストでしたし、軽めでも時計を出している点も良かったです。
2週続けて派手な動きではありませんでしたが、見た目以上に時計を出しているのは好感が持てました。
今年のダービー卿チャレンジトロフィーと同じ舞台なので激走にも期待できそうです。
シヴァース
シヴァース 9月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 39.7 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 38.8 | 12.0 | 馬なり |
良血馬のシヴァースは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒4-上がり1F12秒2の時計でまとめています。
前走の関屋記念(G3)から約1か月ぶりの参戦となりますが、中間追い切りは8月中旬から再開し、坂路で7本、ウッドで13本の追い切りを行っていました。
最終追い切りは坂路で軽めでしたが、馬場の真ん中から終始左手前で首を大きく使いながらリズムよくまとめています。
わずかに右往左往しながらの登坂でしたが、終始一定のリズムで追えており、安定した走りに期待できそうです。
大きな良化は確認できませんでしたが、最後まで脚質を維持しながらまとめていることから状態も良さそうですし、この馬なりに仕上がっていました。
ジューンオレンジ
ジューンオレンジ 9月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 38.7 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 37.8 | 12.0 | 馬なり |
前走の中京記念(G3)で3着入線したジューンオレンジは栗東坂路で単走を行いました。
長谷川調教師自ら追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒2-上がり1F12秒0の時計で登坂しています。
前走から中2週とタイトな日程ですが、中間は坂路で8本の時計を記録しており、間隔のわりに乗っていました。
最終追い切りも坂路調整でしたが、本線に入って早めに右手前に切り替えてからは自ら脚の回転を引き上げてなおかつ力の乗った走りで登坂しました。
この時の追い切りは馬なりでしたが、手前を変えてからの動きを見る限り精神的に前向きさが伝わります。
間隔を詰めていますが馬体も引き締まっていますし、終いも2F12秒1-1F12秒0と地味ですが加速ラップでまとめているのも良いでしょう。
前走の中京記念の最終追い切りよりも全体時計と終い時計は目立ちませんが、中2週を考えたらむしろ健闘していますし、その中で自ら脚を引き上げてまとめているのは好感触でした。
時計以上にいい状態です。
ダイシンヤマト
ダイシンヤマト 9月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.2 | 67.4 | 52.1 | 37.7 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 82.8 | 66.3 | 51.5 | 36.5 | 11.4 | G前仕掛け |
前走最終 | 美浦南W(良) | 66.8 | 51.5 | 37.0 | 11.2 | 馬なり |
今年のあけぼのステークス(3勝クラス)を勝利したダイシンヤマトは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、6F84秒2-上がり1F11秒5の時計でまとめています。
1週前の28日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはカルマンフィルター(牡4、未勝利)と2頭併せを行いました。
ここでも助手が騎乗して、馬場の外目から僚馬を9馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F82秒8-上がり1F11秒4の時計で僚馬に半馬身先着しています。
僚馬の内側から追い切りを行いましたが、コーナーから直線に掛けて、頭が僚馬の方に向いていて前方に集中できていません。
直線に入って手前を変えてからも最初は僚馬を気にしていましたが、ある地点から前方に頭を向けると、そこからグンと加速して僚馬を引き離し、最後は終い2F11秒9-1F11秒4の時計で先着しました。
前に向いてからは綺麗なフォームで伸びていますし、指示が入ってからはいい動きを見せています。
あとは、それまでの折り合いでいかに自身の競馬に集中できるかがポイントでしょう。
最終追い切りは美浦ウッドで軽めの単走でした。
ここは僚馬がいないこともあり、序盤から前方に視線を移して淡々と走っています。
手前変えに少し時間がかかりましたが、そこからは四肢の回転を引き上げながら、終い2F12秒7-1F11秒5で鋭く伸びました。
大型馬らしく筋肉量も豊富ですし、力強い脚色に期待できそうです。
中山マイルは【4-1-1-1】と相性がいいですし、時計勝負もある程度対応しているので、極端な高速馬場でなければベストを発揮できそうです。
タイムトゥヘヴン
タイムトゥヘヴン 9月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.0 | 66.6 | 51.2 | 37.2 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 64.8 | 50.1 | 35.9 | 11.2 | 直一杯 | |
前走最終 | 美浦PT(良) | 67.2 | 51.7 | 37.5 | 11.9 | 馬なり |
中山巧者のタイムトゥヘヴンは美浦のウッドチップコースでカルマンフィルター(牡4、未勝利)と併せました。
主戦の柴田善臣騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身半追走し、6F83秒0-上がり1F11秒5の時計で僚馬に半馬身先着しています。
1週前の27日も美浦ウッドで追い切りを行い、ここはイヴニングスター(セ6、1勝クラス)と併せています。
この時も柴田善臣騎手が騎乗して馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で直線一杯に追われ、5F64秒8-上がり1F11秒2の時計で僚馬に3馬身先着しました。
僚馬の内目からの追い切りでしたが、馬具の効果もあるのか、前方に集中しながら淡々とした脚さばきでコーナーを周回しています。
直線入り口で早めに手前を変えてからは一気にペースを引き上げて最後は終い2F11秒6から1F11秒2の加速ラップでまとめていました。
今年7歳馬ですが馬体は年齢以上に若いですし、全体時計64秒8はこれまでのウッド追いで2番目に早い時計です。
柴田善臣騎手の指示にもすぐに応えて追込馬らしい動きを見せているのも良かったです。
最終追い切りも美浦ウッドで僚馬を置いて追い切りを行いましたが、ここは馬なりで軽めでした。
ここも僚馬の内側からの追い切りでしたが、フットワークは軽快ですし、直線で少し首を振る場面はあったものの手前を変えてからは楽な姿勢で終い2F-1Fともに11秒8の時計でいい脚を維持しています。
馬なりということで時計は目立ちませんが、相変わらず瞬発性の高さを見せていましたし、タイムトゥヘヴンらしい走りができていました。
柴田善臣騎手が2週続けて追い切りに騎乗している点も良いですし、得意の中山なので自慢の末脚を引き出せるでしょう。
タガノエルピーダ
タガノエルピーダ 9月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.9 | 39.2 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 85.1 | 68.8 | 53.0 | 36.8 | 11.0 | 馬なり |
タガノエルピーダは栗東坂路でダズリングブレイヴ(セ5、3勝クラス)と併せました。
主戦の団野騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を2馬身半追走し、全体時計55秒9-上がり1F12秒1の時計で僚馬に1馬身先着しています。
今回は府中牝馬ステークス(G3)以来、約2か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは8月中旬から再開して坂路で11本、ウッドで3本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の27日は栗東ウッドでルナーマンス(牝2、新馬)と併せています。
ここも団野騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からルナーマンスを3馬身追走する形で一杯に追い、6F84秒6-上がり1F11秒0の時計で負荷を掛けていました。
1週前に強く追ったので、最終追い切りは軽めの調教です。
中盤までは左手前で僚馬に少しずつ迫っていましたが、前からの動きを見た限り、頭が少し僚馬の方を意識していました。
ただ、僚馬に追いついて手前を変えてからはジワリと加速して楽に交わしているように、いい差し脚を使えています。
全体時計は目立たなかったものの、要所の反応は良かったのでもう少し早い地点からペースアップしていたら長く脚を使えていたかもしれません。
追い出し始めたのが終盤に入ってからだったので判断しがたいですが、直線の短い中山でも脚を引き出せそうでしたし、久々でも状態は良さそうでした。
タシット
タシット 9月3日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 64.6 | 49.6 | 35.9 | 11.5 | 強め | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.3 | 66.4 | 51.5 | 37.1 | 11.5 | 馬なり |
タシットは美浦のウッドチップコースでノーブルライナー(牡3、未勝利)と併せました。
宮崎騎手が追い切りに騎乗(レースでは菅原騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を6馬身追走する形で強めに追われ、5F64秒6-上がり1F11秒5の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れています。
中間追い切りは8月10日ごろから再開し、坂路でキャンターを7本、ウッドでも7本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の27日も美浦ウッドで僚馬を置いて馬なりの追い切りを行い、馬場の真ん中から6F80秒7-上がり1F11秒8の自己ベストを記録していました。
最終追い切りは強めの調整でしたが、少し頭を前に出しながらも勢いのある走りでコーナーを周回しています。
直線に入ってからは少し息を整えつつも、終い3F12秒6-2F11秒8-1F11秒5で長く脚を使って走破していました。
外の僚馬と比較すると伸びは欠いていますが、1週前に自己ベストを記録し、最終追い切りにおける5F64秒6も自己2番目に早い時計なので、見た目以上に時計は優秀です。
持続力ある末脚も良いですし、今まで以上に時計を出していることからも上積みに期待できるのではないでしょうか。
ドロップオブライト
ドロップオブライト 9月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.4 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(稍重) | 68.4 | 53.0 | 38.0 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 37.9 | 12.0 | 馬なり |
久々のマイル挑戦となるドロップオブライトは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒1-上がり1F12秒3で軽く仕上げています。
1週前の28日は栗東のウッドチップコースでチャンネルトンネル(牡4、3勝クラス)と併せました。
この時も助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬より3馬身半先行し、5F68秒4-上がり1F11秒4の時計で併入しました。
僚馬の外目からの追い切りで、少し頭は高い感じがするものの、ピッチを利かせながらきびきびと動けています。
直線に入ってからも先行していたチャンネルトンネルにじりじり詰め寄り、最後は併入しているように勝負強さも健在です。
前走レースからの間隔も程よいことからスピーディな動きでまとめてますし、いい動きでした。
最終追い切りは坂路で軽めの調教でしたが、左手前できびきびと動けています。
中盤以降になると多少のモタれが出ていましたが、それでも四肢の動きは持続できていましたし、最後まで加速ラップで占めているのも良かったです。
軽快な脚の回転は開幕の馬場ともフィットしそうですし、現状でも力を発揮できるでしょう。
ニシノスーベニア
ニシノスーベニア 9月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.4 | 38.1 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦坂路(良) | 58.5 | 41.4 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 54.2 | 39.0 | 12.2 | 馬なり |
ニシノスーベニアは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒4-上がり1F12秒2の自己ベストで登坂しています。
1週前の27日も美浦坂路で馬なりの単走を行い、この時は全体時計58秒5-上がり1F12秒7の時計でまとめていました。
全体時計や脚色が占めているように、意図して時計は出していませんが、外ラチに近いところから力の乗った脚取りを見せています。
ただ、少し馬体は太い感じがしますし、前脚も固さが感じられます。
多少斜行する場面もあったので、本調子かというと微妙でした。最終追い切りまでの良化に期待したいです。
最終追い切りも坂路で軽めの調整でした。
ここも外ラチに近いところから追っていますが、1週前と比較すると四肢の使い方は良いですし、道中のもたれもなくなりました。
前方に集中できていますし、1週前よりは良い動きです。
万全の仕上がりという感じではなかったものの、1週前と比較すると調子を引き上げている感じがしましたので、本番までにどれだけ仕上がっているのか注目したいです。
ホウオウラスカーズ
ホウオウラスカーズ 9月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.7 | 40.1 | 12.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(良) | 51.7 | 36.7 | 11.5 | 馬なり |
今年のセンテニアルパークステークス(3勝クラス)を勝利したホウオウラスカーズは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒7-上がり1F12秒9の時計で軽くまとめています。
前走から3週間ぶりの実践ですが、中間追い切りはウッドで2本のみ追い切りを行っています。どちらも馬なりの調教でした。
最終追い切りは坂路で馬なり調整でしたが、四肢をきびきび動かしながら素早い動きを見せていて気合も乗ってそうです。
地味ですが、終いも2F13秒2-1F12秒9で最後まで加速しているように、現状の動きを維持できているのは悪くなかったです。
間隔の割には蓄積疲労もなさそうでしたし、最終追い切りの舞台を坂路に変更したことがレースにどれだけの影響を及ぼすのか、注目したいです。
ムーンプローブ
ムーンプローブ 9月3日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.7 | 39.7 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 38.3 | 12.0 | 馬なり |
苦戦が続くムーンプローブは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒7-0上がり1F12秒2の時計でまとめています。
前走から中1週となる今回、中間追い切りは坂路で軽めの追い切りを2本のみ行っていて現状維持に務めていました。
最終追い切りも軽めの追い切りでしたが、道中少し頭が下向きであまり覇気はありません。
淡々とした歩様でリズムよく上っていますが、馬なりとは言え時計も平凡でした。
前走最終追い切りと比較しても全体時計や終い時計は見劣りしていますし、大きな上積みはなさそうです。
近走凡走が続いているので一変が欲しいところでしたが、その気配が感じられなかったので、ここでの好走も容易ではないでしょう。
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京成杯オータムハンデキャップ2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | カラマティアノス |
A | アスコルティアーモ エリカエクスプレス コントラポスト ジューンオレンジ ダイシンヤマト タイムトゥヘヴン タシット |
B | アサヒ シヴァース タガノエルピーダ ドロップオブライト ニシノスーベニア ホウオウラスカーズ |
C | キタウイング ムーンプローブ |
D | |
E(測定不能) |
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京成杯オータムハンデキャップ2025の最終予想
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