この記事では、中京競馬場 ダート1800mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める!」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。
中京のダート1800はここをチェック!
・坂から始まるタフなコースなのでバテやすい
・逃げ、追い込み馬より先行馬の成績がいい
・他の競馬場で惨敗しているゼンノロブロイ産駒の馬が超狙い目!
コースの特徴・攻略情報
GⅠチャンピオンズカップとGⅡ東海ステークスが組まれている中京ダート1800m。スタート地点はゴールから下がった坂の部分。コーナーも4つ回るため、かなりタフな構造になっています。
このコースの展開面で意識しておきたいのは、逃げ馬、差し追い込み馬、どちらの脚質であってもバテやすいという事。
逃げ馬は坂からのスタートでポジションを取りに行くので、そこで足を使ってしまい、差し追い込み場は、追走でスタミナを削られゴール前2度目の坂で伸びきれず、となってしまいがちです。
第4コーナーから直線に入ったところで、逃げ馬が失速。差し追い込み馬が伸びない中、先行していた馬たちで馬券が決まるというのがよくあるパターンです。
血統面からみても、マンハッタンカフェ産駒やシンボリクリスエス産駒など、スピード適性がありながらスタミナもあるという馬が好成績。
そして注目しておきたいのがゼンノロブロイ産駒。過去10年(2009年~2018年)で勝率7.7% 複勝率18.6%ですが、回収率を見てみると、単勝回収率405% 複勝回収率166%とかなり良い数字。
阪神ダート1800mや京都ダート1800mなどの早めの時計がでるレースでは対応できず人気薄になった馬が、タフさを要求されるこのコースで穴をあけていることが理由のようです。
特に、それまで好位を追走しながらも最後末脚で負けることが多かったというゼンノロブロイ産駒が出走してきたときは、率先して馬券を買いたいですね。