【有馬記念2022予想】G1馬7頭の評価は?非G1馬から好走の可能性を秘めた3頭を紹介!
有馬記念2022で出走するG1馬7頭の評価、非G1馬からは好走の可能性を秘めた穴馬3頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
~~~~~★的中のお知らせ☆~~~~~
みなさん競馬のほうはいかがでしょうか!?
うましるでは毎週中央・地方・そして海外競馬の予想をまとめています★
先週は朝日杯FSを予想しました(^^)/
対抗に推した〇ドルチェモアがラスト1Fで鋭く脚を伸ばし、押し切って勝利♪
また、本命◎のダノンタッチダウンも馬券に絡んだうえ、3着には新馬戦から挑んだ△レイベリングも入選!
うましるではこの3頭を絡めた馬連ボックスと三連複フォーメーションを予想していたため、
馬連5.6倍
三連複12.8倍
こちらを見事的中しました!
また!
土曜日に開催されたターコイズステークスでも2番人気の◎ミスニューヨークが鋭い末脚で勝利!
相手馬は来ませんでしたが、
単勝5.6倍
こちらを的中しました!
先週はW重賞を的中でき、大変満足いく内容でした(^^)/
今週末にはついに有馬記念が開催されますね☆★
有馬記念は今まで以上に考察に力を入れているので、ぜひデータの参考にしてほしいです!
また、短距離重賞の阪神カップ、そして障害G1の中山大障害も開催されますよ!
みなさまの馬券予想に役立てるよう、データをまとめます!
年末最後になりますが、引き続きよろしくお願いいたします!
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有馬記念2022の概要
有馬記念は12月の下旬に開催されるグランプリレースです。
グランプリレースとは、対象となる競走馬を競馬ファンが有馬記念に出走させたい馬を投票形式で決め、上位10頭までが無条件で出走できるレースです。
プロ野球のオールスターファン投票をモチーフにしたこのシステムは有馬記念以外には春季G1の締めくくりである宝馬記念でも導入され、多くの競馬ファンが有馬記念に出走させたい馬を投票していますよ。
さて、有馬記念は競馬に興味がない人でも耳にするほど知名度の高いレースです。
普段は競馬を買わない人でも有馬だけは馬券を購入するという人も多いのです。
なぜ、有馬記念が知名度の高いレースかというと、歴史と伝統のあるレースであること、そしてかつては一年の最後に開催されるG1競走だったからです。
競馬の締めくくりにふさわしい有馬記念は、多くの競馬ファンが一年で最後の馬券を当てようと、競馬予想に尽力を尽くします。
そして、競馬関係者にとっても有馬記念は特別な競走で、所持している馬で好走に期待できそうな馬がいれば有馬記念に出走させようとします。
その結果、必然的に豪華メンバーが揃うことからレースの質も上がり、強い馬がたくさん参戦するようになるのです。
強い馬同士の競り合いは多くの観客を大いに沸かせ、実際に過去にはオグリキャップやディープインパクト、オルフェーヴルなどの名馬がこの舞台で結果を残しました。
今年の有馬記念もG1馬7頭をはじめ、年齢・性別を問わず、各路線から有力馬が集まりました。
今年最後の古馬G1を制するのはどの馬でしょうか?!
うましるではいつもよりもボリュームを増やして予想を行っています。
ぜひ予想の参考にしてみてください!
有馬記念2022の開催内容
開催日 | 12月25日(日曜) 15:25発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 中山競馬場 中山11R |
コース | 芝2,500m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 4億円 |
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有馬記念2022が開催される中山の芝2,500mの特徴
有馬記念が開催される中山の芝2,500mのスタート地点は外回りの第3コーナー付近です。
外回りコースから4コーナーを通過し、中山の内回りコースを一周回ります。
スタンドから最初のコーナーまでの距離が短いため、内枠を引いた逃げ・先行馬がハナに近いポジションを確保しやすく、外枠を引いた逃げ、先行馬はそれだけで不利です。
最初のスタンド前には中山名物の急坂がありますが、最終的にスタンド前を2回通過するためペースはゆったりすることがほとんどです。
スタンド前の急坂あたりから上り勾配となります。
この上り坂は2コーナー付近まで続くので各馬は後半に備えてペースをキープしています。
2コーナーに差し掛かると坂のてっぺんとなり、そこからしばらくは下り傾斜となります。
ついペースアップしそうになりますが、ゴールまで1,000m以上残っているのでペースを抑えながら下り坂を駆け抜けます。
この下り傾斜は向こう正面前半まで続きます。
向こう正面後半は平たんな道になり、このあたりがラスト4F標識となります。
レースが動き出すのは早くてこの辺りでとくに、中山は最後の直線が短いため差しや追い込み馬は直線から動いても届かない可能性があります。
そのため、3.4コーナー付近から各馬は最後に向けてペースを上げます。
最後の直線は約310mです。
直線は短いため、コーナーでスパートを仕掛けた馬がそのまま侵入してきます。
一気にゴールまで駆け抜けたいところですが、ゴール前には中山名物の急坂(2.2m)が待ち受けています。
この坂の前に苦しくなった馬は坂で止まってしまうので、坂を駆け上がるだけの体力は温存しておきたいところです。
坂を駆け上がった先にゴール板が立っています。
中山の芝2,500mはトリッキーでアップダウンの激しい中山競馬場を大きく1周します。
そのため、グランプリレースながらも中山適性が問われやすく、得意不得意が結果に反映されやすいです。
ペース配分はもちろんのこと、小回り中山を駆け抜けるだけの小回り適性が重要になります。
そして、もっとも重要なのがスタミナとパワーです。
中山の芝2,500mは菊花賞馬が好走しているように、長距離適性が問われやすいです。
逆に、トップスピードが試される東京の中距離レースで結果をのこした馬でも中山適性がなければあっさり凡走してしまうのがこの舞台の恐ろしいところ。
2019年のアーモンドアイがまさにその典型で、急坂のために脚が止まってしまいました。
過去の戦績から長距離適性に長けている馬や中山適性の高い馬を狙って予想を行いたいですね。
有馬記念2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | アカイイト | 牝5 | 55.0 | 幸英明 |
2 | イズジョーノキセキ | 牝5 | 55.0 | 岩田康誠 |
3 | ボルドグフーシュ | 牡3 | 55.0 | 福永祐一 |
4 | アリストテレス | 牡5 | 57.0 | 武豊 |
5 | ジェラルディーナ | 牝4 | 55.0 | C.デムーロ |
6 | ヴェラアズール | 牡5 | 57.0 | 松山弘平 |
7 | エフフォーリア | 牡4 | 57.0 | 横山武史 |
8 | ウインマイティー | 牝5 | 55.0 | 和田竜二 |
9 | イクイノックス | 牡3 | 55.0 | C.ルメール |
10 | ジャスティンパレス | 牡3 | 55.0 | T.マーカンド |
11 | ラストドラフト | 牡6 | 57.0 | 三浦皇成 |
12 | ポタジェ | 牡5 | 57.0 | 吉田隼人 |
13 | タイトルホルダー | 牡4 | 57.0 | 横山和生 |
14 | ボッケリーニ | 牡6 | 57.0 | 浜中俊 |
15 | ブレークアップ | 牡4 | 57.0 | 戸崎圭太 |
16 | ディープボンド | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 |
有馬記念の枠順が確定されました。
枠に入った馬をそれぞれ短評します。
1枠1番 アカイイト
追い込み馬のアカイイトはどちらかというと後ろから競馬したいのでスタート直後に各馬が殺到する最内は少し評価を下げたいです。
包まれることなく後ろから競馬できれば自分の競馬に集中できると思います。
1枠2番 イズジョーノキセキ
初重賞タイトルを手にした今年の府中牝馬ステークスが内からのイン突きで勝利しました。
鞍上の岩田康誠騎手がそもそもイン突きを得意としているので1枠2番は当たり枠といえます。
2枠3番 ボルドグフーシュ
追い込み馬なので包まれる内枠は一見不利に思いますが、前走の菊花賞、その前の神戸新聞杯が内枠で結果を残しているのでボルドグフーシュにとっては悪くないでしょう。
2枠4番 アリストテレス
内枠の偶数枠を引いた先行馬。
もっともいい枠を引きました。
近年は能力の衰えがあるので、せめて昨年の京都大賞典くらいのパフォーマンスは見せてほしいです。
3枠5番 ジェラルディーナ
有馬記念は内枠有利なので3枠に入った時点で評価を上げたいです。
先行も差しも行いやすい枠なので、選択の幅が増えたのではないでしょうか。
非常に面白そうです。
3枠6番 ヴェラアズール
内枠の偶数枠という当たり枠を引きました。
前走ジャパンカップの時と全く同じ6番というのも縁起がいいですね。
後方競馬を得意としていますが、包まれずに進路を意識した競馬に期待です。
4枠7番 エフフォーリア
昨年の有馬記念より内に入りましたが、極端な内ではないので競馬しやすいいい枠を引けたと思います。
あとは状態面がポイントになりそうです。
4枠8番 ウインマイティー
中枠ですが後入りの偶数枠を引けました。
各馬の動向を見ながら競馬できるので良い枠に入ったと思います。
5枠9番 イクイノックス
追い込みが得意な馬なのでほどよい中枠は可もなく不可もなくといったところでしょうか。
しかしながら、周りのペースを見ながら競馬できる点はよいですね。
鞍上のルメール騎手は3年前のアーモンドアイのときも9番から発走しました。
3年前の雪辱を晴らしたいですね。
5枠10番 ジャスティンパレス
包まれにくい中枠を引けたのはよいでしょう。
じっくりと周りを見ながら仕掛けどころを探りたいですね。
6枠11番 ラストドラフト
先行と差しの競馬が得意ですが、外寄りの中枠に入ったことで差し競馬を行う可能性がでてきました。
メンバーの中でも実力は下位なので、どのような形で挑むか注目ですね。
6枠12番 ポタジェ
先行競馬が得意なポタジェにとって馬番12番はマイナスです。
宝塚記念や天皇賞(秋)のように後方から脚を構える競馬を取りそうです。
7枠13番 タイトルホルダー
非常に悩ましい枠に入りました。
それでも、これまでの戦績から7枠からでもハナを取る可能性は非常に高いです。
むしろ、無尽蔵に近いスタミナをフルに活かしたハイペースラップを仕掛けてくるかもしれません。
枠的には内が欲しかったのですが、ある意味思い切った攻めを行う可能性もあり、不気味な枠を引いたと思います。
7枠14番 ボッケリーニ
先行競馬が得意なボッケリーニとって外枠はあまりよくありません。
しかも、ひとつ内に逃げるタイトルホルダーがいます。
この枠に入ったことで中団からの競馬を行う可能性が高くなりました。
8枠15番 ブレークアップ
逃げ馬の候補でしたが、外枠、それもタイトルホルダーより外目を引いたため、タイトルホルダーより後ろで競馬する可能性があります。
できればハナ争いに参加したかったのですが、内枠の馬より長く距離を走らされることから、ハナ争いも厳しく、微妙な枠を引いたと思います。
8枠16番 ディープボンド
最悪の枠です。
先行競馬が得意なので内を引きたかったのですが、この枠に入るとどうしても中団より前に行きづらくなりました。
死に枠からどのような競馬を行うのか、注目したいです。
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過去10年の有馬記念のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 13 | ゴールドシップ | 1 | 菊花賞(G1) | 1 |
良 | 2 | 6 | オーシャンブルー | 10 | 金鯱賞(G2) | 1 |
3 | 9 | ルーラーシップ | 2 | ジャパンカップ(G1) | 3 | |
2013 | 1 | 6 | オルフェーヴル | 1 | 凱旋門賞(G1) | 2 |
良 | 2 | 4 | ウインバリアシオン | 4 | 金鯱賞(G2) | 3 |
3 | 14 | ゴールドシップ | 2 | ジャパンカップ(G1) | 15 | |
2014 | 1 | 4 | ジェンティルドンナ | 4 | ジャパンカップ(G1) | 4 |
良 | 2 | 6 | トゥザワールド | 9 | 菊花賞(G1) | 16 |
3 | 14 | ゴールドシップ | 1 | 凱旋門賞(G1) | 4 | |
2015 | 1 | 7 | ゴールドアクター | 8 | アルゼンチン共和国杯(G2) | 1 |
良 | 2 | 9 | サウンズオブアース | 5 | ジャパンカップ(G1) | 5 |
3 | 11 | キタサンブラック | 4 | 菊花賞(G1) | 1 | |
2016 | 1 | 11 | サトノダイヤモンド | 1 | 菊花賞(G1) | 1 |
良 | 2 | 1 | キタサンブラック | 2 | ジャパンカップ(G1) | 1 |
3 | 2 | ゴールドアクター | 3 | ジャパンカップ(G1) | 4 | |
2017 | 1 | 2 | キタサンブラック | 1 | ジャパンカップ(G1) | 3 |
良 | 2 | 3 | クイーンズリング | 8 | エリザベス女王杯(G1) | 7 |
3 | 10 | シュヴァルグラン | 3 | ジャパンカップ(G1) | 1 | |
2018 | 1 | 8 | ブラストワンピース | 3 | 菊花賞(G1) | 4 |
稍重 | 2 | 12 | レイデオロ | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 1 |
3 | 15 | シュヴァルグラン | 9 | ジャパンカップ(G1) | 4 | |
2019 | 1 | 6 | リスグラシュー | 2 | コックスプレート(G1) | 1 |
良 | 2 | 10 | サートゥルナーリア | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 6 |
3 | 7 | ワールドプレミア | 4 | 菊花賞(G1) | 1 | |
2020 | 1 | 9 | クロノジェネシス | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 3 |
良 | 2 | 14 | サラキア | 11 | エリザベス女王杯(G1) | 2 |
3 | 13 | フィエールマン | 2 | 天皇賞(秋)(G1) | 2 | |
2021 | 1 | 10 | エフフォーリア | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 1 |
良 | 2 | 5 | ディープボンド | 5 | 凱旋門賞(G1) | 14 |
3 | 7 | クロノジェネシス | 2 | 凱旋門賞(G1) | 7 |
【年齢】3歳から5歳馬が中心
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【4-2-2-16】 | 16.7% | 25.0% | 33.3% |
4歳 | 【2-5-1-36】 | 4.5% | 15.9% | 18.2% |
5歳 | 【4-3-6-45】 | 6.9% | 12.1% | 22.4% |
6歳以上 | 【0-0-1-33】 | 0.0% | 0.0% | 2.9% |
過去10年の有馬記念で馬券に絡んだ29頭が3歳から5歳の馬でした。
6歳以上の馬はこれまで34頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは2018年のシュヴァルグラン(3着)のみです。
有馬記念では6歳以上の馬は評価を下げてもよさそうです。
【血統】中距離種牡馬に注目
血統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ディープインパクト | 【2-1-2-23】 | 7.1% | 10.7% | 17.9% |
スクリーンヒーロー | 【1-0-1-0】 | 50.0% | 50.0% | 100.0% |
エピファネイア | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
キングカメハメハ | 【0-2-1-16】 | 0.0% | 10.5% | 15.8% |
ロードカナロア | 【0-1-0-2】 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
キズナ | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
過去10年の有馬記念における好走馬を血統別にまとめました。
もっとも好走しているのがディープインパクト産駒ですが、実際にはスクリーンヒーロー産駒やエピファネイア産駒も好走しています。
この3つの産駒はいずれもサンデーサイレンスの血を引いています。
父方の先祖にサンデーサイレンスの血がわずかでも入っている馬は過去10年で23頭が馬券に絡みました。
なお、父方にサンデーサイレンスの血がない非サンデーサイレンス系のキングカメハメハ産駒やロードカナロア産駒も勝ち馬こそいませんが、相手に絡んでおり、過去10年で4頭が馬券に絡んでいます。
有馬記念ではサンデーサイレンスの血統よりも中距離で実績のある種牡馬が好調です。
今年の出走馬でサンデーサイレンス系・キングカメハメハ系以外の馬はブレークアップとラストドラフトが該当しました。
余談ですが、過去10年の有馬記念で好調の産駒にステイゴールドやハーツクライがいますが、今年は産駒が不在だったので表から削除しています。
【G1戦績】今年G1レースを勝利した馬が好走している
3着内 | 今年度のG1成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
あり | 【9-9-10-81】 | 8.3% | 16.5% | 25.7% |
なし | 【1-1-0-49】 | 2.0% | 3.9% | 3.9% |
過去10年の有馬記念で馬券に絡んだ28頭は同年に開催されたG1レースで3着以内に入選していました。
それ以外の馬はこれまでに51頭が出走していますが、馬券に絡んだのはゴールドアクター(2015年)とオーシャンブルー(2012年)のみです。
ゴールドアクターはこの年はじめてのG1チャレンジが有馬記念で、オーシャンブルーに関してはここがキャリア初のG1挑戦でした。
今年度のG1レースで一度も馬券に絡めなかった馬は評価を下げてもいいかもしれません。
今年の出走馬でG1レースにおいて馬券に絡めなかった馬は8頭います。
このうち、ブレークアップはキャリア初のG1デビューでラストドラフトは今年初の重賞チャレンジとなります。
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過去10年の有馬記念の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【6-1-1-2】 | 60.0% | 70.0% | 80.0% |
2番人気 | 【1-1-3-5】 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
3番人気 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
4~6番人気 | 【1-2-2-25】 | 3.3% | 10.0% | 16.7% |
7~9番人気 | 【1-3-2-23】 | 3.4% | 13.8% | 20.7% |
10番人気以下 | 【0-2-0-65】 | 0.0% | 3.0% | 3.0% |
1番人気の複勝率は80%!
過去10年の有馬記念の好走馬を人気別にまとめました。
1番人気はこれまでに6頭の勝ち馬がでていて、複勝率は驚異の80%です。
この数値はすべての重賞の中でも非常に高いですよ。
ちなみに、着外に敗れた2頭の馬は当時6歳だった2015年のゴールドシップとここが中山初出走だった2019年のアーモンドアイです。
今年はおそらくイクイノックスかタイトルホルダーが最終的には1番人気になりそうですが、この2頭はともに3.4歳馬でなおかつ中山適性もあります。
6歳のゴールドシップやアーモンドアイほど不安な要素はなさそうです。
有馬記念では1番人気は高く評価できると考えられます。
なお、2.3番人気はそれぞれ1頭しか勝ち馬が出ていない上、複勝率も50%と人気の割には信頼度が低いです。
4番人気以下の馬はG1における戦績に注目したい
過去10年の有馬記念で4番人気以下の馬は13頭が馬券に絡みました。
このうち、2012年のオーシャンブルーを除いた12頭の馬はそれまでにG1レースで3着以内に入選したことがあります。
人気落ちの馬でも過去にG1レースで馬券に絡んだことのある馬は好走に期待できますよ。
余談ですが、オーシャンブルーはこれが初めてのG1競走でした。
今年の出走馬で過去にG1レースで馬券に絡んだ馬は12頭います。
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過去10年の有馬記念の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
2枠 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
3枠 | 【2-3-0-15】 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
4枠 | 【2-0-2-16】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5枠 | 【2-2-2-14】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【1-1-3-15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
8枠 | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
内枠有利で8枠不利
過去10年の有馬記念の好走馬を枠順別にまとめました。
好走率が高いのが3枠から5枠の馬でそれぞれ2勝ずつ勝ち馬を輩出。
そして、複勝率も20~30%と高い水準です。
逆に、もっとも好走率が悪いのが8枠です。
過去10年で馬券に絡んだのは2018年のシュヴァルグラン(3着)のみでした。
有馬記念ではできるだけ8枠は避け、内よりの中枠を確保したいですね。
有馬記念公開枠順抽選会が放送!
本来、レースの枠順はコンピュータがランダムで決めますが、有馬記念は公開枠順抽選会というシステムを導入しています。
公開枠順抽選会は、フジテレビのスタジオで騎手や調教師といった競馬関係者が参加する中で、すべての競走馬の枠順を順次決めるシステムです。
有馬記念は数あるG1レースの中でも格式が高いため、大掛かりな枠順会場を設けても注目されるのですね。
公開枠順抽選会は12月22日(木)の17時から18時半ごろにかけて開催されます。
なお、公開枠順抽選会はBSフジで生中継が放送されます。
自宅のテレビがBSフジに対応していない場合でも、BSフジのホームページでライブ配信されますよ。
有馬記念が待ち遠しいという方はぜひ見てください。
過去10年の有馬記念の前走別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
菊花賞(G1) | 【3-1-2-7】 | 23.1% | 30.8% | 46.2% |
ジャパンカップ(G1) | 【2-2-5-47】 | 3.6% | 7.1% | 16.1% |
天皇賞(秋)(G1) | 【2-2-1-12】 | 11.8% | 23.5% | 29.4% |
凱旋門賞(G1) | 【1-1-2-3】 | 14.3% | 28.6% | 57.1% |
アルゼンチン共和国杯(G2) | 【1-0-0-5】 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
エリザベス女王杯(G1) | 【0-2-0-18】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
秋開催のG1 or G2に使われた馬が馬券に絡んでいる
過去10年の有馬記念で馬券に絡んだ30頭はいずれも9月以降に開催されたG1もしくはG2レースで使われた馬が馬券に絡みました。
それ以外の馬で馬券に絡んだ馬は不在で、春以前のレースからぶっつけで勝ったのは1993年のトウカイテイオーまでさかのぼらなくてはなりません。
有馬記念を好走するには国内外問わず、秋に最低でも1戦以上使われた馬がよいでしょう。
前走4着以上が鉄板
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【5-3-3-27】 | 13.2% | 21.1% | 28.9% |
2着 | 【1-1-1-8】 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
3着 | 【2-1-1-15】 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
4着 | 【2-0-2-8】 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
5着 | 【0-1-0-4】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6着以下 | 【0-4-3-68】 | 0.0% | 5.3% | 9.3% |
過去10年の有馬記念の勝ち馬はいずれも前走で4着以上に入選していました。
前走5着以下の馬は過去10年で80頭が出走しましたが1頭も勝利を手にしていません。
勝ち馬を探す際は前走の着順にも注目したいですね。
今年の出走馬で前走4着以上の馬は7頭いました。
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有馬記念2022に出走するG1馬7頭の評価
暮れの風物詩ともいえる有馬記念は毎年豪華メンバーが参戦します。
今年は古馬中距離G1を制したイクイノックスやタイトルホルダーをはじめ、G1馬が7頭出走を表明しました。
1年で開催される古馬中・長距離G1はエリザベス女王杯を含めると7つありますが、今年はそれらの勝ち馬が全頭参戦しているのです。
クラシックホースこそ不在ですが、古馬勢が集ったことで例年以上に豪華な有馬記念になりました。
うましるでは最初に、今年出走する7頭のG1馬をすべて初心者向けに解説します。
タイトルホルダー(ファン投票第1位:368,304票)
主な勝ち鞍
・菊花賞(G1)
・天皇賞(春)(G1)
・宝塚記念(G1)
・日経賞(G2)
・弥生賞ディープインパクト記念(G2)
最初に紹介するのは今年の有馬記念投票で36万以上の票数を集めたタイトルホルダーです。
昨年の菊花賞では父ドゥラメンテが手にすることがなかった最後の一冠を手にしました。
この菊花賞では鞍上の横山武史騎手が緩急のつけた競馬で後続の体力を消耗させることに成功しています。
実はこの走り、武史騎手の父である横山典弘騎手もかつて菊花賞においてセイウンスカイとともに実行しており、オールドファンの脳裏にデジャヴをよみがえらせたのです。
今年に入ると天皇賞(春)や宝塚記念など、父ドゥラメンテがこの世に残した忘れ形見を手にしました。
今年の凱旋門賞は重馬場に泣かされましたが、日本の大将格として多くの競馬ファンを盛り上げたのは事実です。
海外帰り初戦ですが、満を持してグランプリの舞台に挑みます。
タイトルホルダーは長距離適性が豊富で現役最強のステイヤーホースなので、スタミナが求められる有馬記念の舞台でも好走に期待できます。
中山実績に関してみると、昨年の有馬記念は5着ですがデータと相性が悪い大外16番を引いたうえでの5着です。
今年の日経賞は辛勝ですが、陣営いわく8分の出来で叩きの1戦でした。
そして、大敗してしまった昨年のセントライト記念は徹底的なマークが響いたものです。
中山での不振はいくつかの敗因が明確です。
むしろ、皐月賞や弥生賞で連対していることから、明らかな不利がなければ問題なくこなせるでしょう。
海外帰りや前走5着以下というマイナス要素はありますが、昨年よりもいい枠を引いてくれればここでも勝ち負けできる力はありますよ。
エフフォーリア(ファン投票第2位:300,661票)
主な勝ち鞍
・皐月賞(G1)
・天皇賞(秋)(G1)
・有馬記念(G1)
・共同通信杯(G3)
最終的な有馬記念ファン投票で2位に入選したのは30万以上の票数を獲得したエフフォーリアです。
昨年の皐月賞で同期を一蹴し、騎乗した横山武史騎手とともに人馬初のG1タイトルを手にしました。
秋は古馬戦に挑むことになり、天皇賞(秋)では無敗の三冠馬コントレイルや三階級制覇を狙うグランアレグリアを相手に横綱相撲で圧勝!
昨年の有馬記念においても早めのスパートを活かし、見事勝利してその年の年度代表馬に輝きました。
古馬になった今年も注目されましたが、なんと大阪杯でも宝塚記念でも昨年のような末脚を活かせず大敗してしまいます。
陣営にとってもこの結果は計り知れなかったようで、宝塚記念の直後、長期休養が発表されました。
半年近い休養をはさんで、ようやく復活のめどが立ったエフフォーリアの秋初戦は有馬記念に決まりました。
昨年の年度代表馬が捲土重来を期します。
大阪杯と宝塚記念はこれまで見せたトップスピードが全く維持されていませんでした。
敗因はいくつか考えられます。
ひとつは長距離輸送。
そしてもう一つがエピファネイア産駒特有の早熟説です。
エフフォーリアは関東馬ですが、大阪杯と宝塚記念はともに長距離輸送をはさみました。
もしも敗因が長距離輸送だけなら、今回は関東圏の中山開催なので復活の可能性は見られます。
しかしながら、エピファネイア産駒の早熟説が原因であればここでも過信できません。
エピファネイア産駒の重賞馬にはデアリングタクトやアリストテレス、サークルオブライフがいますが、3歳のサークルオブライフを除いた2頭は古馬になってからパッとしなくなりました。
デアリングタクトの場合は競走馬にとって致命傷ともいえる繋靱帯炎を発症したため気の毒ですが、エピファネイア産駒の古馬のレースぶりから早熟がささやかれているのも事実です。
もしも、エフフォーリアも早熟の可能性があるのなら、ここは危険な人気馬となるでしょう。
できれば追い切りやパドック、返し馬の状態から馬券の取捨選択を決めたいですね。
イクイノックス(ファン投票第3位:294,688票)
主な勝ち鞍
・天皇賞(秋)(G1)
・東スポ杯2歳ステークス(G2)
古馬のグランプリホースに対抗するのが3歳勢の大将格、イクイノックスです。
2歳のときに挑んだ東スポ杯2歳ステークスでは超が付くほどのロングスパート競馬で上がり最速32秒9という時計を叩き出し、キタサンブラック産駒初となる重賞馬になりました。
ぶっつけで挑んだ皐月賞、続くダービーはともに大外18番という死に枠を引いてしまいましたが、後方からの追い込みで2着にまで入選しています。
皐月賞は勝ち馬ジオグリフにコンマ1秒差、ダービーは勝ち馬ドウデュースにタイム差なしの2着なので、もしも枠に恵まれていたら勝ち星をつかんでいた可能性もあるでしょう。
枠の不運に泣かされたクラシックでしたが、秋は菊花賞ではなく天皇賞(秋)を選択。
天皇賞(秋)は同期のジオグリフやダノンベルーガ、先輩のシャフリヤールやパンサラッサ、ジャックドールなども例年に匹敵するほど豪華メンバーが集いました。
初の古馬戦でパンサラッサが度肝を抜く大逃げを仕掛けましたが直線に立ってはるか後方から上がり最速32秒7の末脚でパンサラッサをぎりぎり捉え、念願のG1タイトルを手にしたのです。
速い段階から有馬記念に照準を定めていることから万全の状態で挑むでしょう。
中山は皐月賞で結果を残している舞台ですし、2,500mという長距離も父キタサンブラックがステイヤーなので問題なくこなせると思います。
タイトルホルダーやエフフォーリアは強敵ですが、上がりの脚は現役馬の中でもトップクラスです。
前走が初の古馬戦で強敵がいる中勝ち切れたので、ここでも非常におもしろい一頭になることは間違いありませんね。
古馬たちを一蹴し、世代のトップに躍り出たいです。
ジェラルディーナ(ファン投票第7位:179,563票)
主な勝ち鞍
・エリザベス女王杯(G1)
・オールカマー(G2)
父は名マイラーのモーリスで母はディープインパクト産駒最強牝馬であるジェンティルドンナです。
13冠ベイビーとしてこの世に誕生したモーリスの初年度産駒で早い段階から注目されました。
ところが、両親のような活躍を見せることができず、2,3歳のころは全くと言っていいほど結果を残せません。
このため、モーリスの種牡馬価値が大幅に下がり、巷ではモーリス四天王(六馬将)という俗称までついてしまいました。
ところが、モーリス産駒の真骨頂は古馬になってからでした。
4歳になってからはローカル重賞で結果を残すと、今年のオールカマーでは骨のあるメンバー相手に力のある走りで勝利。
久々に挑んだG1、エリザベス女王杯では馬場の良いところから進出を開始し、見事追い切り競馬で勝利をつかみました。
思えば父のモーリスも古馬になってから覚醒したため、ジェラルディーナにも晩成開花の素質があったのでしょう。
勢いに関しては牡馬にも負けていません。
母ジェンティルドンナが有終の美を飾った舞台で、娘も勝利をつかみます。
前走のオールカマーあたりから能力が開花し、前走のエリザベス女王杯で完全に覚醒したように思います。
思えばリスグラシューも4歳のエリザベス女王杯で初G1タイトルをつかんだのち、有馬記念を勝利しました。
勢いでいうとエフフォーリアやタイトルホルダーにも勝っていますし、近年は牝馬の好走事例も高いので勝ち負けにも期待できそうです。
あえていうなら鞍上のC.デムーロ騎手は外人騎手の中ではそこまで上手じゃないことでしょうか。
中山はトリッキーで騎手の手腕も問われやすいので、Cデムーロ騎手の手腕次第で結果が変わるとみています。
ポタジェ(ファン投票第10位:149,261票)
主な勝ち鞍
・大阪杯(G1)
これまで重賞善戦マンだったポタジェがキャリア初の有馬記念に挑みます。
今年の大阪杯は8番人気の低評価でしたが、前を行くレイパパレを捕らえようとしぶとく脚を使って最先着しました。
初重賞タイトルが初G1となったのです。
その後も期待されていましたが、宝塚記念や天皇賞(秋)は二けた着順に敗れ、G2の毎日王冠ですら6着に敗れました。
近3戦はこれまで見せた善戦すらできていませんが、ここで復活の狼煙をあげられるでしょうか。
ポタジェは大阪杯こそ芝2,000m巧者のレイパパレ相手に勝ち切り、強い競馬が行えていました。
ところが、その後の戦績を見るとディープインパクト産駒らしい枯れ傾向が見えつつあります。
また、個人的にはポタジェは芝の1,800mから2,000mが最も得意だと思うので、距離適性にも疑問が残るのが正直なところです。
半姉のルージュバックがかつて有馬記念で5着に絡みましたがあちらは父が長距離適性の高いマンハッタンカフェでした。
この舞台でポタジェが激走するのは正直厳しいかと思います。
アカイイト(ファン投票第16位:74,574票)
主な勝ち鞍
・エリザベス女王杯(G1)
昨年のエリザベス女王杯は大外一気の競馬で勝利し、三連単339万円を叩き出した波乱の立会者となりました。
今年は勝ち星こそつかんでいませんが、金鯱賞で3着、そしてエリザベス女王杯では4着と得意舞台ではまだまだ活躍を見せていますね。
舞台適性さえかみ合えば、力のある差し切り競馬を見せていますが、昨年の有馬記念が後方から脚を溜めたものの届きませんでした。
昨年は鞍上の幸騎手が有馬記念初参戦だったこともあって、仕掛けどころがうまくいかなかったのでしょう。
有馬記念の舞台となる中山は直線距離が短いため、差しや追い込み馬の場合はどうしても早めから進出を開始しなくてはなりません。
今年も幸騎手が騎乗しますが、直線に急坂がある舞台自体は得意としているので、幸騎手の仕掛けが好走するうえで非常に重要になるでしょう。
ヴェラアズール(ファン投票第18位:59,489票)
主な勝ち鞍
・ジャパンカップ(G1)
・京都大賞典(G2)
もともとダートホースでしたが今年に入って芝で結果を残すと、キャリア初の重賞となった京都大賞典では稍重を苦にしない上がり最速33秒2の末脚で勝利します。
続くジャパンカップにおいても超高速馬場と操縦性の高さを活かした差し切りで初G1ながら勝利をつかみました。
有馬記念参戦は未定でしたが、陣営はなんと出走を発表!
ジャパンカップの勢いに乗ってグランプリレースのタイトルも狙います。
最大の焦点はタフな馬場で好走できるかでしょう。
前走のジャパンカップは時計の出やすい馬場でしたし、その前の京都大賞典も稍重とは思えないほど馬場が軽く、時計がバンバンでました。
その中で勝利したのは称賛に値しますが、有馬記念は基本的にスタミナ色が求められるので、これまでとは全く違う条件下で走ります。
中山自体は今年のサンシャインステークスで3着に絡んでいることから決して悪くはなさそうですが、どこまでやれるかですね。
また、前走のジャパンカップはムーア騎手の操縦性も勝利に反映されました。
今回は松山騎手が騎乗しますが、ムーア騎手と比較するとどうしても鞍上弱化は否めません。
血統的には父エイシンフラッシュが有馬記念で馬券に絡んでいるので可能性はありそうですが…。
前走ジャパンカップと比較すると面白い馬も多数そろっているので枠順を見ながら評価を決めたいですね。
有馬記念2022で初G1タイトルに期待できそうな穴馬3頭
有馬記念の最大出走頭数は16頭です。
ここからは、非G1馬のなかで好走の可能性を秘めた3頭の馬を紹介します。
ディープボンド(ファン投票第8位:167,824票)
主な勝ち鞍
・阪神大賞典(G2)
・フォワ賞(G2)
・京都新聞杯(G2)
ディープボンドはキズナ産駒として長く長距離レースを中心に使われました。
芝3,000mの阪神大賞典を連覇しているだけではなく、天皇賞(春)でも2年連続2着に入選していて、現役世代ではタイトルホルダーに次ぐステイヤーです。
昨年の有馬記念は5番人気でしたが先行競馬から抜け出しを図ってエフフォーリアの2着と、力のある走りを見せました。
年齢的に5歳の今がピークなので何が何でも勝利を手にしたいです。
長距離実績は豊富ですし昨年の有馬記念の内容からもここは好走に期待できるでしょう。
状態さえよければ狙いたいですが、今年の有馬記念は鞍上が和田竜二騎手から川田騎手に乗り替わるのはマイナスです。
なぜなら、川田騎手は長距離実績が乏しいからです。
また、これまで騎乗していた和田騎手のほうがディープボンドと相性はよいのでどうして下したのか非常に気になりますね。
川田騎手も実績のある騎手ですが、今回に関しては和田騎手とともに挑んでほしかったです。
馬の適性自体は問題ないので、あとは川田騎手がうまく乗ることに期待です。
ボルドグフーシュ(ファン投票第32位:24,579票)
主な勝ち鞍
・1勝クラス
クラス戦止まりの馬ですが、今年の菊花賞では早めのまくりを決めて2着に入選しました。
菊花賞組は有馬記念で好走事例が多いので、アスクビクターモアが不在の今回、この馬かジャスティンパレスに注目が集まるでしょう。
早仕掛けから長く脚を使える点は有馬記念において非常に重要なファクターなので、前走の菊花賞でそれを証明できたのも評価したいですね。
課題は相手関係とテンの福永騎手が騎乗することでしょうか。
いくら菊花賞で2着とはいえ1勝クラス止まりの馬なので、G1馬が多数そろう今回どこまでやれるかがポイントです。
また、実績のある吉田隼人騎手から福永騎手への乗り替りも気になるところ。
福永騎手も非常にうまい騎手ですが、個人的には乗り慣れた吉田隼人騎手のほうがうまく競馬できると思いました。
吉田隼人騎手はゴールドアクターで有馬記念勝利実績もありますし…。
もっとも、福永騎手も来年の2月に調教師に転向するためこれが最後の有馬記念となります。
ベストを尽くした騎乗に期待したいです。
ジャスティンパレス(ファン投票第35位:18,251票)
主な勝ち鞍
・神戸新聞杯(G2)
昨年のホープフルステークスで2着に入選し、今年の神戸新聞杯を快勝したジャスティンパレスは今年の菊花賞も3着に入選しました。
長距離適性に長けている馬で、とくに神戸新聞杯の勝ちっぷりはクラシックホースが不在だったこともふまえ強い競馬でした。
菊花賞組はこの舞台で結果を残しているのもポイントが高いです。
ボルドグフーシュと同じく主戦を務めた鮫島騎手からの乗り替りは気になりますが、マーカンド騎手がうまくさばけばチャンスはありそうです。
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有馬記念2022予想の最終買い目
有馬記念の予想(晴れ良馬場想定)
有馬記念が開催される12月25日は一日晴れの予報が出ています。
土曜日の時点で中山の馬場は良よりの稍重馬場です。
しかしながら、土曜日は終日晴れて、日曜日も一日中晴れの予報なので間違いなく良馬場で開催されるでしょう。
しかしながら、12月下旬の中山は特に時計のかかりやすい馬場になることが多く、過去の有馬記念のデータを見ても上がりはかかっています。
そのため、力のいる条件下でレースが行われると思います。
うましるでは晴れの良馬場、時計のかかりやすい条件下でレースが行われることを想定しながら予想を行います。
◎本命 9 イクイノックス
父 | キタサンブラック |
母 | シャトーブランシュ |
母父 | キングヘイロー |
主な勝ち鞍 | 天皇賞(秋)(G1) 2022年 |
前走 | 天皇賞(秋)(G1) 1着 |
本命は今年の天皇賞(秋)を制したイクイノックスにします。
新馬戦から高いパフォーマンスを発揮していましたが、皐月賞とダービーは枠に恵まれなかったものの、鋭く脚を活かして2着に入選しています。
タフな馬場よりも高速馬場のほうが相性はいいですが、皐月賞で結果を残しているように、中山は決して苦にしていません。
枠も周りを見ながら競馬できる中枠ですし、極端な外枠じゃないのも評価したいですね。
鞍上のルメール騎手が今年は例年以上に調子を落としていますが、皐月賞とダービーで2着ですし、決して侮れませんね。
仕掛けどころを決めてしまえば、イクイノックスの地力で勝ち負けにも期待できると思います。
〇対抗 5 ジェラルディーナ
父 | モーリス |
母 | ジェンティルドンナ |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | エリザベス女王杯(G1) 2022年 |
前走 | エリザベス女王杯(G1) 1着 |
対抗はジェラルディーナにします。
超がつくほどの遅咲きですが、今年の秋に入ってようやく本格化した1頭です。
覚醒の予兆となったオールカマーでは先行しながら上がり最速35秒1の末脚で勝利しました。
そして、前走のエリザベス女王杯は時計のかかる馬場状態の中、末脚勝負で初G1タイトルを手にしています。
どのような舞台でも出し切れていて総合力の高さに定評がありますね。
中山芝2,500mの舞台は母のジェンティルドンナも制している舞台です。
鞍上のC.デムーロ騎手の手綱さばきだけが心配ですが、いまのジェラルディーナなら勝ち負けしてもおかしくないですよ。
▲単穴 13 タイトルホルダー
父 | ドゥラメンテ |
母 | メーヴェ |
母父 | Motivator |
主な勝ち鞍 | 宝塚記念(G1) 2022年 |
前走 | 凱旋門賞(G1) 11着 |
タイトルホルダーは単穴にしました。
本音を言うと中山よりも阪神が得意ですが、中山も決して悪くなく、皐月賞で2着や昨年の有馬記念では大外16番という死に枠を引きながらも5着に入選しました。
今回も馬番13番の外枠を引き、かなり扱いが難しくなりましたが、昨年のパフォーマンスを見る限りは外目でも上位争いできるだけの力は備えています。
しかしながら、さすがに外枠の逃げ馬では勝ち負けは厳しいと思い、評価を下げました。
余談にはなりますが、もしもタイトルホルダーが内枠を引いていたら本命の可能性も十分ありました。
△連下 7 エフフォーリア
父 | エピファネイア |
母 | ケイティーズハート |
母父 | ハーツクライ |
主な勝ち鞍 | 有馬記念(G1) 2021年 |
前走 | 宝塚記念(G1) 6着 |
エフフォーリアは連下にします。
昨年の勝ち馬なので馬券に絡めるつもりでいましたが、今年の大阪杯・宝塚記念の凡走原因がつかめません。
うましるでは長距離輸送と早熟を考えましたが、前者が原因であれば有馬記念での激走は十分考えられるでしょう。
しかし、衰退の原因が後者であればここで凡走する確率も上がります。
いまのエフフォーリアはアタマで狙うにはリスクが大きすぎるので、相手候補にしました。
△連下 3 ボルドグフーシュ
父 | スクリーンヒーロー |
母 | ボルドグザグ |
母父 | Layman |
主な勝ち鞍 | 一宮特別(2勝クラス) 2022年 |
前走 | 菊花賞(G1) 2着 |
3歳のボルドグフーシュも抑えます。
データと相性のいい前走菊花賞組のなかで最先着しています。
前走の菊花賞は早めのロングスパートで2着に入選しました。
有馬記念の舞台となる中山芝2,500mはロンスパ競馬で勝ち切れる可能性が高いので、菊花賞でまくりを成功させたのは大きいですね。
中山が初めてという点は課題ですが、これまでのパフォーマンスを見ても高低差の激しい中山で出し切れる可能性は高いでしょう。
鞍上の福永騎手もこれがラストの有馬記念ですし、ベストを尽くしてほしいです。
△連下 10 ジャスティンパレス
父 | ディープインパクト |
母 | パレスルーマー |
母父 | Royal Anthem |
主な勝ち鞍 | 神戸新聞杯(G2) 2022年 |
前走 | 菊花賞(G1) 3着 |
菊花賞で3着のジャスティンパレスも連下にします。
ジャスティンパレスはディープインパクト産駒のわりには上がりの脚が遅いです。
しかし、長く脚を使うことに定評があり、抜け出してからトップスピードを長期的に活かせる末脚は評価できます。
そして、有馬記念の舞台が上がり勝負よりも長く脚を使う馬のほうが有利なので、舞台や展開的にかみ合いそうですね。
同期のボルドグフーシュと違い、ジャスティンパレスは昨年のホープフルステークスで2着に入選していて中山適性も証明されていますよ。
消し 16 ディープボンド
父 | キズナ |
母 | ゼフィランサス |
母父 | キングヘイロー |
主な勝ち鞍 | 阪神大賞典(G2) 2022年 |
前走 | 凱旋門賞(G1) 18着 |
ディープボンドは消しました。
消した理由は枠が悪すぎるからです。
昨年の有馬記念におけるパフォーマンスや、一週間前追い切り・最終追い切りでも動けていて状態は万全でした。
しかし、枠があまりにも悪すぎで、先行競馬を得意とするディープボンドにとって大外16番はあまりにも死に枠です。
川田騎手の長距離適性も微妙なところがありますし、ここは消すことにしました。
消し 6 ヴェラアズール
父 | エイシンフラッシュ |
母 | ヴェラブランカ |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | ジャパンC(G1) 2022年 |
前走 | ジャパンC(G1) 1着 |
ヴェラアズールも消しました。
消した理由は馬場適性です。
ヴェラアズールはこれまで超が付くほどの高速馬場で結果を残しました。
しかし、タフな舞台での好走事例は特別ありません。
有馬記念はタフで時計のかかりやすい条件下で開催されることが多く、出し切れるかが心配になりました。
ここを勝ち切れたら本物ですが、タフな馬場でどこまでやれるのか未知数なので思い切って消します。
単勝
9 イクイノックス
馬連流し
軸馬:9
相手:3、5、7、10、13
三連複フォーメーション
1頭目:9
2頭目:3、5、7、10、13
3頭目:3、5、7、10、13
以上になります。
有馬記念の予想の参考にしてみてください!