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【帝王賞2023予想】本命におすすめしたい3頭+大穴で注目したい〝地方馬〟はこの馬!

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帝王賞2023予想の最終買い目を更新しました!

帝王賞2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

帝王賞2023の予想ポイント

  • 勝ち馬は中央所属馬(JRA)から予想
  • 4歳馬が勝率、連対率、複勝率トップ
  • 過去10年で1人気の勝利は1頭のみ
  • 馬券の中心は1人気~5人気まで
目次(読みたい項目をタップ)

帝王賞2023の概要

帝王賞は大井競馬場で開催されるJpn1競走です。

中央競馬における春の総決算が宝塚記念であれば、ダートの決定戦は帝王賞です。

宝塚記念は梅雨時期や夏の放牧の前に開催されるため、一流馬でも出走を回避することは珍しくありません。

しかし、帝王賞は一流ダート馬が参戦しやすいです。

その理由はふたつあります。

①前後にダートG1(Jpn1)が開催されない
②クセのない大井ダート2,000mのレース

ひとつめは、中距離ダートG1の数が少ないことです。

古馬にとってダート2,000m以上のG1(Jpn1)競走は2月の川崎記念、そして11月に行われるJBCクラシックがありますが、どちらも間隔があります。

そのため、帝王賞を使ってから休ませる傾向が強いです。

また、舞台となる大井の2,000mは東京大賞典やジャパンダートダービーでも使用される舞台で癖がないのが特徴です。

中央競馬における東京芝2,400mのようなオーソドックスなコースで実力が反映されやすいことから実力馬の参戦が多いです。

今年も中央地方問わず有力馬が多数参戦しました。

春季中距離ダート王に君臨するのはどの馬でしょうか?

2022年 帝王賞 JpnI|第45回|NAR公式

帝王賞2023の開催内容

開催日6月28日(水曜) 20:10発走
格付けJpn1
開催競馬場大井競馬場 大井11R
コースダート2,000m
性齢4歳以上
斤量定量
1着賞金8000万円

帝王賞2023が開催される大井のダート2,000mの特徴

大井競馬場 ダート2000mのコースで特徴を解説

大井競馬場は南関競馬で唯一の右回りコースが導入されています。

外回りと内回りコースがありますが、ダート2,000mは外回りを使用します。

スタート地点は外回りコース4コーナーの出口付近でスタートから最初の1コーナーまでは500m以上あります。

そのため、ポジション争いは起きづらく、ゆったりとした流れでレースは進行します。

ツーターンコースですが、大井は全長1,600mと地方競馬の中では大きく、直線と向こう正面だけで1,000m以上あるのでコーナーは鋭角です。

そのため、1.2コーナーを回る際はスローに落としながらカーブします。

向こう正面もゆったり進行したいところですが、残り1,000mを過ぎたあたりから動き出す傾向が強く、ロングスパートになりやすいです。

3.4コーナーも1.2コーナー同様鋭角ですが向こう正面で動き出していたらスピードを上げながら最後の直線に向かう傾向が強いです。

最後の直線は約359mです。

ダートコースにしては直線が長く、各馬は脚を一杯に使いながらゴールを目指すのです。

大井の2,000mはスローからのロングスパート傾向になりやすく、足をいかに長く活かせるかが課題となります。

早めに動くことから距離以上のスタミナが求められます。

3.4コーナーもペースアップしながら回るため立ち回りも重要です。

もちろん、砂を蹴り上げるパワーや持続力も必要なので総合力の高い馬が活躍しやすいです。

帝王賞2023の出走馬

調教VTR|2023年 帝王賞 JpnI|NAR公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1テーオーケインズ牡657.0松山弘平
2クラウンプライド牡457.0川田将雅
3ランリョウオー牡557.0本橋孝太
4メイショウハリオ牡657.0濱中俊
5ノットゥルノ牡457.0武豊
6オーヴェルニュ牡757.0和田譲治
7ミヤギザオウ牡457.0今野忠成
8プロミストウォリア牡657.0鮫島克駿
9ライトウォーリア牡657.0吉原寛人
10ジュンライトボルト牡657.0石川裕紀人
11ドスハーツ牡657.0町田直希
12ハギノアレグリアス牡657.0岩田望来

帝王賞の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
19メイショウハリオ5平安ステークス(G3)3
26チュウワウィザード3ドバイワールドC(G1)3
32オメガパフューム2アンタレスS(G3)1
2021
14テーオーケインズ4アンタレスS(G3)1
211ノンコノユメ10金盃(S2)7
313クリンチャー6名古屋大賞典(Jpn3)1
2020
18クリソベリル2サウジカップ(G1)7
211オメガパフューム1平安ステークス(G3)1
36チュウワウィザード3川崎記念(Jpn1)1
2019
15オメガパフューム3平安ステークス(G3)3
21チュウワウィザード2平安ステークス(G3)1
314ノンコノユメ8ゴドルフィンマイル(G1)10
2018
14ゴールドドリーム2かしわ記念(Jpn1)1
22ケイティブレイブ1ダイオライト記念(Jpn2)1
310サウンドトゥルー4フェブラリーS(G1)8
2017
13ケイティブレイブ6平安ステークス(G3)5
210クリソライト5平安ステークス(G3)2
32アウォーディー1ドバイワールドC(G1)5
2016
不良
13コパノリッキー5かしわ記念(Jpn1)1
22ノンコノユメ1かしわ記念(Jpn1)4
37サウンドトゥルー2かしわ記念(Jpn1)5
2015
11ホッコータルマエ1ドバイワールドC(G1)5
25クリソライト4かしわ記念(Jpn1)4
39ハッピースプリント5かしわ記念(Jpn1)3
2014
不良
110ワンダーアキュート3かしわ記念(Jpn1)3
27コパノリッキー1かしわ記念(Jpn1)1
34ソリタリーキング5名古屋大賞典(Jpn3)2
2013
不良
18ホッコータルマエ3かしわ記念(Jpn1)1
211ニホンピロアワーズ1平安ステークス(G3)1
33ワンダーアキュート4フェブラリーS(G1)3

【コーナー通過順位】最終コーナーを5番手以内で通過したい

過去10年の帝王賞の勝ち馬8頭が最後のコーナーを5番手以内で通過していました。

また、馬券に絡んだ21頭も該当しています。

大井競馬場は直線が長いので差しや追い込みが活きやすい舞台ですが、帝王賞に限ってみると前目で競馬している馬のほうが上位争いに加わっているのです。

ただし、1番手で通過した馬は【1-3-1-5】なので、逃げ馬は軸より相手候補のほうが向いているかもしれません。

今年の出走馬で前走のレースにおいて、最終コーナーを5番手以内で通過しなかった馬は6頭いました。

(前走海外レースの馬はデータがないので、直近のデータがあるレースを参照しています。)

・ジュンライトボルト
・ハギノアレグリアス
・メイショウハリオ
・ドスハーツ
・ミヤギザオウ
・ランリョウオー

【所属】中央競馬所属馬が圧勝!

所属成績単勝率連対率複勝率
JRA(中央)【10-9-8-38】15.4%29.2%41.5%
大井【0-1-2-23】0.0%3.8%11.5%
川崎【0-0-0-4】0.0%0.0%0.0%
船橋【0-0-0-10】0.0%0.0%0.0%
浦和【0-0-0-7】0.0%0.0%0.0%
地方その他【0-0-0-16】0.0%0.0%0.0%

過去10年の帝王賞の勝ち馬はいずれも中央競馬所属の馬でした。

また、馬券に絡んだ27頭が中央所属の馬です。

対して、地方所属の馬は過去に3頭しか馬券に絡んでおらず、いずれも大井競馬所属の馬でした。

帝王賞は中央所属馬、そして地方馬を選択する際も大井所属の馬に絞って予想するのがよさそうです。

今年の出走馬で中央所属馬は7頭、大井競馬所属の馬は2頭いました。

中央所属馬
・クラウンプライド
・ジュンライトボルト
・テーオーケインズ
・ノットゥルノ
・ハギノアレグリアス
・プロミストウォリア
・メイショウハリオ

大井所属馬
・ドスハーツ
・ミヤギザオウ

【年齢】4歳馬が有利

年齢成績単勝率連対率複勝率
4歳【5-3-1-11】25.0%40.0%45.0%
5歳【2-3-1-20】7.7%19.2%23.1%
6歳【2-1-1-20】8.3%12.5%16.7%
7歳【0-2-6-24】0.0%6.3%25.0%
8歳【1-0-1-15】5.9%5.9%11.8%
9歳以上【0-1-0-8】0.0%11.1%11.1%

過去10年の帝王賞の勝ち馬5頭は4歳馬でした。

4歳馬は単勝率・連対率・複勝率、いずれの項目でもトップクラスの成績でした。

4歳馬は高く評価できます。

今年の出走馬で4歳馬は3頭いました。

・クラウンプライド
・ノットゥルノ
・ミヤギザオウ

なお、7歳以上の馬も過去10年で11頭が馬券に絡んでいました。

この11頭のうちの9頭がこれまでに帝王賞やジャパンダートダービー、東京大賞典といったG1/Jpn1のレースで馬券に絡んでいました。

活躍する高齢馬を見つけ出す際は過去の実績にも着目したいです。

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帝王賞の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【1-5-1-3】10.0%60.0%70.0%
2番人気【2-1-2-5】20.0%30.0%50.0%
3番人気【3-1-1-5】30.0%40.0%50.0%
4番人気【1-1-2-6】10.0%20.0%40.0%
5番人気【2-1-2-5】20.0%30.0%50.0%
6番人気以下【1-1-2-74】1.3%2.6%5.1%

上位人気馬の勝率はバラけている

過去10年の帝王賞の勝ち馬9頭が5番人気以上に支持された馬でした。

ところが、1番人気は【1-5-1-3】で勝利したのは2015年のホッコータルマエのみです。

2番人気も2勝、3番人気も3勝で勝率だけ見たら上位人気馬の信頼度はそこまで高くはありません。

もっとも、5番人気以内に支持された馬が9頭制しているように、基本的には上位人気の馬から勝ち馬を探すのがよさそうです。

下位人気の好走馬も少ない

過去10年の帝王賞で6番人気以下の馬は78頭出走しましたが、そのうち馬券に絡んだのは4頭のみでした。

基本的には下位人気の馬は着外に敗れることが多いです。

なお、馬券に絡んだ4頭の内、ノンコノユメはジャパンダートダービー優勝、ケイティブレイブは同レース2着でクリンチャーはダート重賞を3勝していました。

人気薄を狙う際は過去の重賞実績にも着目したいです。

帝王賞の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-1-1-8】9.1%18.2%27.3%
2枠【1-2-1-8】8.3%25.0%33.3%
3枠【2-0-1-11】14.3%14.3%21.4%
4枠【2-0-2-11】13.3%13.3%26.7%
5枠【1-2-0-15】5.6%16.7%16.7%
6枠【1-2-2-14】5.3%15.8%26.3%
7枠【0-2-1-16】0.0%10.5%15.8%
8枠【2-1-2-15】10.0%15.0%25.0%

大きな差はない

過去10年の帝王賞の好走馬を枠順別にまとめました。

2勝しているのは3.4.8枠ですが、複勝率が最も高かったのは2枠の33%でした。

複勝率をもう少し見てみると、20%台は1.3.4.6.8枠で極端な偏りは見られません。

このことから、帝王賞は枠順の影響が大きくないレースです。

帝王賞の過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1着【4-5-3-22】11.8%26.5%35.3%
2着【0-1-1-14】0.0%6.3%12.5%
3着【3-1-2-9】20.0%26.7%40.0%
4着【0-2-0-7】0.0%22.2%22.2%
5着【2-0-2-6】20.0%20.0%40.0%
6着以下【1-1-2-40】2.3%4.5%9.1%

前走レースで掲示板入りしておきたい

過去10年の帝王賞の勝ち馬を全勝着順別に見てみると、前走勝利した馬は4勝、12頭が馬券に絡んでいました。

また、勝ち馬の9頭が前走のレースで5着以内に入選しています。

対して、前走6着以下に敗れた馬は44頭いましたが、馬券に絡んだのは4頭のみでした。

帝王賞は前走の着順も好走に影響を及ぼします。

前走で6着以下に敗れている馬は評価を下げてもよさそうです。

今年の出走馬で前走6着以下に敗れていた馬は4頭いました。

ジュンライトボルト
(前走ドバイワールドカップ【G1】/15着)

ノットゥルノ
(前走平安ステークス【G3】/9着)

ドスハーツ
(前走スポーツ報知賞【A2B1】/6着)

ランリョウオー
(前走大井記念【重賞】/8着)

帝王賞2023の有力馬3頭

上半期のダートレース総決算である帝王賞。

今年は例年以上に有力馬が参戦しました。

今年の出走登録馬で注目したい馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

テーオーケインズ

一昨年の勝ち馬テーオーケインズが3年連続で出走します。

2年前のチャンピオンズカップでは鮮やかな先行競馬で当時最強ダート馬の一角だったチュウワウィザードに5馬身差突き放して完勝しました。

昨年はこのチャンピオンズカップのときほど目立つ活躍は見せていませんが、それでもJBCクラシックを勝利しておりダート界の中心にいます。

昨年のレース傾向を見てみると、叩き2戦目は着外に敗れていることからぶっつけのほうが合っているタイプなので、間隔が開くのはそこまで悲観していません。

前々走の川崎記念はウシュバテソーロの2着に敗れたとはいえ3着以下を4馬身以上突き放しているので負けて強しの内容でした。

一昨年の帝王賞を勝っていることから大井2,000mの実績もありますし、昨年よりも万全の態勢で挑んでくるでしょう。

★評価点
・一昨年の帝王賞勝ち馬
・チャンピオンズカップの勝ちっぷりが非常にいい
・ぶっつけは◎

▼課題
・年齢における衰えがあるかもしれない

メイショウハリオ

昨年の勝ち馬メイショウハリオも参戦します。

昨年の帝王賞はテーオーケインズやチュウワウィザード、オメガパフュームといった強豪がそろったこともあり5番人気評価でしたが、直線で上がり37秒0の末脚を使って見事優勝しました。

強豪相手に初めてのG1タイトルをつかんだのです。

その後のレースを見ても差しの競馬で結果を残しています。

特に前走のかしわ記念や昨年の東京大賞典を見ても分かるように、時計のかかりやすいダートでしっかりと脚を引き出しているのは好印象です。

大井はメイショウハリオにとって得意舞台ですし、レース史上初となる連覇を達成してもおかしくないですよ。

★評価点
・大井が得意
・末脚に定評がある
・加速力に長けている

▼課題
・連覇を成し遂げた馬はこれまで1頭もいない

クラウンプライド

新勢力からはクラウンプライドに注目したいです。

去年のいまごろはアメリカで競馬を行っており、スポーツの祭典ともいわれるケンタッキーダービーにも出走しています。

帰国後は3戦使われいずれも2着入りを果たしました。

海外での経験が古馬相手にも十分通用したのです。

今年も使われた2戦は海外競馬のものです。

どちらも5着に敗れましたが世界中の一流ダート馬が揃った中で5着なのでそこまで悲観しなくてもいいでしょう。

今回は国内の有力ダート馬が多数そろいましたが、昨年のチャンピオンズカップやJBCクラシックの内容を見る限りは馬券内も十分可能でしょう。

世代交代に向けた競馬に期待したいです。

★評価点
・海外の舞台で経験を積んだ
・昨年の秋は3戦2着3回
・データと相性のいい4歳馬

▼課題
・初の大井競馬

帝王賞2023の穴馬2頭

帝王賞は実績があれば穴馬でも台頭しやすいです。

今年の出走登録馬で配当妙味に期待できそうな馬を2頭まとめました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ノットゥルノ

クラウンプライドと同じく4歳馬のノットゥルノは昨年のジャパンダートダービー勝ち馬です。

このレースは不良馬場で行われましたが中団からまくりを決めて早めに先行集団に加わり、そこから上がり38秒3の末脚で勝利をつかんでいます。

この1戦で世代の頂点に立ちましたが、その後はなかなか馬券に絡めていません。

それでも昨年の東京大賞典はジャパンダートダービーと同じく大井の2,000mで2着入りしているので、大井の適性は感じられます。

今年は2戦2敗となかなか馬券に絡めておらず、人気を落とすかもしれませんが武豊騎手は引き続き騎乗しますしコース適性もあるので一発あるかもしれません。

★評価点
・大井巧者
・データと相性のいい4歳馬

▼課題
・近走の負けすぎが気になるところ

ライトウォーリア

★大穴で注目したい〝地方馬〟はこの馬!

地方馬で注目したいのはライトウォーリアです。

昨年の東京大賞典や今年の川崎記念の内容を見る限り、どちらも5着に入選していることから地方馬のなかでは地力の高さが感じられます。

今年の大井記念は地方所属馬のみの戦いでしたが先行から早めに抜け出して2着のカジノフォンテンに2馬身差をつけて優勝しました。

ライトウォーリアの近走を見てみると重馬場や不良馬場における活躍が目立っています。

過去10年の帝王賞を見てみると、稍重~不良馬場開催が5回もあるのでもしも天候不順で馬場が悪化するようでしたら激走に期待できるかもしれません。

天気次第で評価を決めたい1頭です。

★評価点
・東京大賞典や川崎記念で5着
・先行競馬が得意
・雨で湿った馬場になると好走している

▼課題
・中央馬との能力の差
・川崎所属馬は過去10年一度も馬券に絡んでいない

帝王賞2023予想の最終買い目

帝王賞(曇り良馬場想定)

帝王賞が開催される水曜日の大井競馬場は一日曇りと表示している天気予報サイトもあれば、曇りのち雨の予報を出しているところもあります。

そのため、天気を読みぬくのは非常に難しいです。

馬場に関していうと、前日火曜日は曇りの良馬場でレースが行われており、馬場もパサパサで時計がかかっていました。

仮に雨が一切降らないのであれば良馬場は間違いないでしょうし、時計はかかると思います。

雨が降る可能性もありますが、うましるでは晴れの良馬場、時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

◎本命 1 テーオーケインズ

シニスターミニスター
マキシムカフェ
母父マンハッタンカフェ
主な勝ち鞍チャンピオンズC(G1) 2021年
前走ドバイワールドC(G1) 4着

本命はテーオーケインズにします。

テーオーケインズはもともとポテンシャルが非常に高い馬で、2年前のチャンピオンズカップで当時ダート界の中心にいたチュウワウィザードに5馬身差をつけて圧勝したことからも証明されています。

しかしながら、昨年の帝王賞は4着に敗れていました。

この年の帝王賞は平安ステークスを叩いて挑み、敗れています。

また、昨年のチャンピオンズカップもJBCクラシックで一叩きしたうえで挑んだ結果、敗れてしまいました。

テーオーケインズは休み明け初戦でベストを尽くしてしまうタイプで、その時の疲労が抜けにくい馬なので叩き2戦目は凡走しがちです。

今回は3か月の休み明けで向かうので臨戦過程は出し切る上で最良といえるでしょう。

6歳馬ですが出し切れればまだまだ上位争いできる馬ですし、今回は鉄砲で挑むため、ベストを尽くせるでしょう。

相手はそろいましたし前日の時点で1番人気ですが本命にします。

〇対抗 2 クラウンプライド

リーチザクラウン
エミーズプライド
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍UAEダービー(G2) 2022年
前走ドバイワールドC(G1) 5着

対抗はクラウンプライドにしました。

今年の帝王賞は有力馬が多数参戦し、例年以上に悩ましかったです。

そのなかでクラウンプライドを2番手に評価した理由は前目の競馬を得意としています。

帝王賞は逃げや先行勢が好走しやすいため、脚質的に合いそうです。

また、データと相性のいい4歳馬というのも評価を上げた要因です。

ケンタッキーダービーをはじめ、海外競馬では馬券に絡むことはありませんでしたが、昨年のチャンピオンズカップでは勝ち馬ジュンライトボルトのクビ差2着で惜しい競馬でした。

秋の内容を見る限りは思った以上にポテンシャルは高く感じました。

古馬相手にもやれていますし、馬券に絡んでもおかしくない1頭です。

▲単穴 4 メイショウハリオ

パイロ
メイショウオウヒ
母父マンハッタンカフェ
主な勝ち鞍帝王賞(Jpn1) 2022年
前走かしわ記念(Jpn1) 1着

昨年の帝王賞勝ち馬メイショウハリオは単穴にしました。

メイショウハリオはテーオーケインズとは違って叩き良化型だと思います。

なぜなら、前走から間隔を詰めて挑んだ東京大賞典やかしわ記念で結果を残したからです。

今回の帝王賞もかしわ記念から2か月弱で挑むので、極端に間隔を詰めているわけではありませんが、休み明けというわけでもありません。

前走のレース感触が残っていればチャンスはあるでしょう。

昨年の帝王賞ではオメガパフュームやテーオーケインズ、チュウワウィザードといった強敵相手に真っ向から勝利した馬で、現役ダート馬でも実力はトップクラスです。

相手はそろいましたが馬券内も十分あり得る1頭です。

△連下 8 プロミストウォリア

マジェスティックウォリアー
プロミストスパーク
母父フジキセキ
主な勝ち鞍東海S(G2) 2023年
前走アンタレスS(G3) 1着

5連勝で勢いに乗るプロミストウォリアは連下にしました。

これまでのレースを見てみると、逃げの競馬を得意としています。

帝王賞は最終コーナーを前目で通過した馬ほど好走しているので脚質的に相性はよいです。

また、今年の出走馬を見るとまともな逃げ馬はプロミストウォリアくらいしかいないので単騎逃げも可能でしょう。

非常に出し切りやすいと思います。

しかしながら、前走のアンタレスステークスを見てみると2着のヴァンヤールに半馬身差で勝利しました。

今回はアンタレスステークスと比較すると相手関係ははるかに強力なので、これまでの競馬でどこまで逃げ切れるか分かりません。

ポテンシャルは高いですが、ほかの馬のポテンシャルのほうが魅力的なので相手候補にしました。

△連下 5 ノットゥルノ

ハーツクライ
シェイクズセレナーデ
母父Unbridled’s Song
主な勝ち鞍JDD(Jpn1) 2022年
前走平安S(G3) 9着

ノットゥルノも候補に入れます。

これまでの戦績を見ると、上位人気の中では狙いづらいです。

しかしながら、ジャパンダートダービーや東京大賞典といった大井2,000mで結果を残している点は評価したいです。

なぜなら帝王賞も大井の2,000mでレースが行われるからです。

これまでの戦績を見ればノットゥルノは大井巧者なのは間違いありませんし、もしかしたら激走に期待できるかもしれないので抑えておきます。

単勝

1 テーオーケインズ

馬連流し

軸馬:1
相手:2、4、5、8

三連複フォーメーション

1頭目:1
2頭目:2、4、5、8
3頭目:2、4、5、8

以上になります。
帝王賞の予想の参考にしてみてください!

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