【プロキオンステークス2023追い切り評価/全頭診断】トップ評価「S」の〝確勝級〟はあの馬!
プロキオンステークス2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではプロキオンステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
7月5日の馬場状態
美浦
美浦は晴れの良馬場でした。
この日のウッドチップコースは全体時計が平均的で、上り時計はややかかっていました。
5ハロンの一番時計はミナモトフェイス(4歳1勝クラス)の64秒8です。
栗東
栗東は曇りの良馬場でした。
坂路は平均よりも時計が速いです。一番時計はクロデメニル(4歳3勝クラス)の50秒5です。
ウッドチップコースといつも通りで標準的な馬場状態でした。
プロキオンステークス2023追い切り評価/全頭診断コメント
プロキオンステークス2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アティード
アティード 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.4 | 52.3 | 37.6 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.3 | 66.8 | 51.7 | 37.3 | 12.1 | 馬なり |
出走馬唯一の関東馬であるアティードは美浦の南ウッドチップコースにて、単走で追い切りを行いました。
助手騎乗のもと追い切りを行い全体時計67秒4-ラスト1ハロンは12秒1でした。
輸送の兼ね合いから軽めに調整されていますが、アティードはアタマをやや高めに挙げながら舌を出しつつ走り切りました。
この走りを状態面がよくないととらえるか、それとも抑えつつも行きっぷりがよいと評価するかは人によりますが、個人的には時計はまずまず出ていましたし意外と悪くないと感じます。
もっとも、加藤士津八調教師曰く「まずまずの動き」らしいので、絶好調というほどではないさそうです。
イフティファール
イフティファール 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.6 | 11.9 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.9 | 37.7 | 12.1 | 馬なり |
最終追い切りは栗東坂路にて、単走で行われました。
一杯に追われて全体時計53秒6-ラスト1ハロンは11秒9で走破しています。
前走から中1週なので実質的には毎週トレセンで追われている形になりますが、フォームもよくて力強い走りができていました。
ただし、一杯に追われている割に全体時計はそこまで速くありませんし、走行中に舌を出しているのも気になりました。
もしかしたら前走の疲れが残っているかもしれません。
走りの力強さは感じられたのでまずまずといった感じでした。
エルバリオ
エルバリオ 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 57.1 | 40.3 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 55.3 | 39.8 | 12.4 | 馬なり |
最終追い切りは栗東坂路にて単走で行われています。
騎乗したのはレース当日も騎乗予定の西村敦也騎手で、全体時計57秒1-上がり1ハロン12秒3で走破しています。
少し右往左往する場面も見られましたがそこは許容の範囲内です。
小刻みにピッチ走法を刻みつつ、軽快な走りが好印象です。
時計は正直ほとんどでていませんが、エルバリオは過去に坂路58秒で最終追い切りを行った際もレースで好走しているので、実はそこまで追い切り時計は気にしなくてよいタイプです。
動きはよいですし、仕上がり具合もよいでしょう。
オメガレインボー
オメガレインボー 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東WC(良) | 67.9 | 52.0 | 37.1 | 11.5 | 強め | |
1週前 | 栗東坂路(稍重) | 53.4 | 39.1 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 39.1 | 12.3 | 馬なり |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、併せ馬を行いました。
併せたのは同日開催される七夕賞に出走予定のカレンルシェルブル(5歳オープン)です。
僚馬の外から併せ馬を行い、直線ではシャープな馬体から飛ぶような走りで1馬身先着しました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
強めに追われている割に時計はそこまで目立っていませんが、仕掛けられてからの動きはよいですし、身体が細い割には力強い走りが見られました。
安田翔伍調教師曰く、「例年ほどよくはなっていないが、前走よりコンディションはよい」らしいです。
オーヴァーネクサス
オーヴァーネクサス 7月5日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 59.5 | 42.6 | 14.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 39.2 | 12.5 | 強め |
オーヴァーネクサスは栗東坂路にて最終追い切りを行いました。
助手騎乗の元、単走で全体時計59秒5-ラスト1ハロン14秒0で走破しています。
間隔が詰まっている影響なのか、走りに力が感じられませんしフォームもきれいではありません。
強めに追われていたとはいえ前走ほど時計も出ていませんし、それどころか全体時計、上がり1ハロン時計を見ても目立ちません。
状態面はいまいちだと思います。
ケイアイターコイズ
ケイアイターコイズ 7月5日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.8 | 37.4 | 12.4 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 37.5 | 12.5 | 一杯 |
最終追い切りは栗東の坂路にて、単走で行われました。
レース当日も騎乗予定の藤懸貴志騎手の手綱で一杯に追われ、全体時計51秒8-上がり1ハロン12秒4の時計を出しました。
動きはダイナミックで走りにも力強さが感じられます。
一杯に追われた影響もあって時計も出ていました。
管理する新谷功一調教師も「体がしなやかになっている」と評価しており、順調に仕上がっている感じがしました。
シャマル
シャマル 7月5日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 37.6 | 12.6 | 強め | ||
1週前 | 栗東CW(稍重) | 83.6 | 67.6 | 52.4 | 36.9 | 11.4 | 強め |
前走最終 | 公営出走 |
最終追い切りは栗東坂路にて、単走で行われました。
助手騎乗の元、外ラチ沿いから追い切りを行い全体時計53秒0-上がり1ハロン12秒6の時計で走破しています。
1週前追い切りが栗東のウッドチップコースで行われていましたが、そのときはハードワークも問題なくこなしていました。
最終追い切りでも馬場を掻き上げるような動きが印象的で、足さばきに力強さを感じました。
前走の故障の影響もなさそうですし、状態はよさそうです。
ジレトール
ジレトール 7月5日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 37.9 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 53.1 | 38.5 | 11.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 38.4 | 12.1 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路にて、単走で行われました。
助手騎乗の元、馬場の真ん中あたりから追い切りを行い、全体時計52秒4-上がり1ハロンは12秒0で走破しています。
1週間前追い切りの動きもよかったのですが、最終追い切りはさらによく、ピッチ走法気味に淡々と走っているのが印象的でした。
動きも無駄がないですし、頭も前一方に向いていて走りに集中しているのが伝わりました。
レースに向けて順調に仕上がっていますし本番に向けて面白い1頭だと思います。
余談ですが、気難しい馬らしいので枠の並びは重要です。
できるだけ揉まれない外枠を引きたいです。
タガノビューティー
タガノビューティー 7月5日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.9 | 37.4 | 12.7 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 79.5 | 64.8 | 51.0 | 37.2 | 12.3 | 一杯 |
前走最終 | 公営出走 |
かしわ記念で2着入線したタガノビューティーは栗東坂路にて、僚馬ポッドロゴ(新馬)と併せ馬を行いました。
馬場の外目から追走し、全体時計51秒9-ラスト1ハロンは12秒7で走破、ポッドロゴに1馬身先着しています。
近走は追い切りで動かない印象があったのですが、1週前追い切りでは一杯に追われて全体時計79秒5-上がり12秒3という、近走のこの馬にしては珍しくかなりの好タイムを出しています。
最終追い切りも上がり1ハロンこそ12秒7でしたが、全体時計51秒9は速いです。
動きも良かったですし仕上がりは万全でした。
近走は安定して上位争いに加われていますし、そろそろ重賞タイトル奪取したいです。
ドンフランキー
ドンフランキー 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦99.2 | 67.3 | 52.4 | 37.5 | 11.5 | 強め |
1週前 | 栗東CW(稍重) | 83.6 | 67.4 | 51.7 | 37.3 | 11.7 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.8 | 66.9 | 51.8 | 37.0 | 11.5 | 強め |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、3頭併せを行っています。
併せたのは七夕賞に出走予定のヒンドゥタイムズ(7歳オープン)、そしてデビューを控えるルシフェル(新馬)です。
強めに追われて7ハロン99秒2-ラスト1ハロン11秒5の時計で走破しています。
最終追い切りを見ると、内からコースロスなく立ち回ったものの、僚馬2頭に1馬身半の遅れをとってしまいました。
オープンクラスのヒンドゥタイムズはまだしも、デビュー前のルシフェルに遅れたのは少し気になります。
しかし、情報によるとドンフランキーは出遅れからの追い出しを図ったようです。
どれくらい遅れたかは映像ではわかりませんが、後方からここまでまくったことを考えるとそこまで悲観しなくてよいかもしれません。
(ちなみに1週前追い切りも出遅れたようです。)
全体時計は平凡ですが上がり11秒5の時計を出していますし、意外と仕上がりは良好かと思います。
ブルベアイリーデ
ブルベアイリーデ 7月5日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.1 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 39.1 | 11.8 | 強め |
ブルベアイリーデは栗東坂路にて最終追い切りを行いました。
助手騎乗の元、馬なりで馬場の外目から駆け上がり、全体時計53秒8-上がり1ハロン12秒3で走破しています。
映像はありませんが、1週前追い切りにおいて、坂路で50秒4、上がり1ハロン11秒8という猛時計を出したようです。
そのため、今回は軽めに流しましたが前進気鋭の走りが見られましたしきびきびとした動きは好感が持てます。
時計は特別目立ちませんが動きはよかったですし、状態は良いと感じました。
今回はブリンカーを付けるようなので、より一層勝負に向かう姿勢が感じられます。
フルム
フルム 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.5 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 38.3 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.2 | 38.7 | 12.5 | 馬なり |
最終追い切りは栗東坂路にて、単走で行われました。
レース当日も騎乗予定の水口優也騎手が騎乗し、全体時計53秒7-上がり1ハロン12秒2の時計で走破しました。
1週間前追い切り時が一杯に追われて全体時計が52秒8です。
一杯に追われた割に時計はそこまで出ていませんでした。
最終追い切りは軽めに追われていましたが、軽やかな動きでコンディションは良好そうです。
ただし、時計はほかの馬と比較するとそこまで出ていないので、相手関係は手ごわいと思いますし、ポテンシャル面で苦戦を強いられるかもしれないです。
動き自体は悪くないのでB評価にしました。
メイショウダジン
メイショウダジン 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 51.6 | 36.7 | 11.3 | 強め | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 65.9 | 50.7 | 36.4 | 11.4 | 一杯 |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、単走で行われました。
騎乗したのは小沢大仁騎手(レース本番は酒井学騎手騎乗予定)で、4ハロン51秒6-ラスト1ハロン11秒3で走破しています。
少し頭は高いものの、足さばきは軽快ですし好調な仕上がりです。
時計も3ハロン36秒7で上がり1ハロンが11秒3と出ているのもよいですね。
メイショウダジンは前走以前の最終追い切りでも36秒半ばから11秒台前半の時計を連発しています。
今回も同様に時計を出しているので前走くらいの出来になっていると思います。
メイショウテンスイ
メイショウテンスイ 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.5 | 37.5 | 12.4 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 37.6 | 12.2 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路にて、併せ馬で行われました。
太宰啓介騎手騎乗の元、ヒノデテイオー(4歳1勝クラス)の外目から併せ、全体時計51秒5-上がり1ハロン12秒4の時計で1馬身先着しました。
全体時計は出ていますし、動きも悪くありません。
前走最終時よりも時計を出していることから、上積みの可能背も感じられます。
頭が少し高い面は気になりましたが、前走時よりは状態は良くなっていると思います。
リメイク
リメイク 7月5日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 36.6 | 11.8 | 強め | ||
1週前 | 栗東坂路(稍重) | 50.2 | 36.1 | 12.5 | 一杯 | ||
前走最終 | 海外出走 |
最終追い切りは栗東の坂路にて、単走で行われました。
助手騎乗の元、馬場の真ん中やや外目から動いて全体時計52秒1-ラスト1ハロンは11秒8で走破しています。
1週間前追い切りが鞭使用で一杯に追われ、全体時計50秒2という好タイムを残していたので今回はしまい重点で調整されました。
最終追い切りは1週前よりも軽めでししたが映像を見てもわかるように、力強い歩様からは気合が感じられます。
ラスト1ハロンで一鞭入れられてからはさらに加速したのも好印象でした。
1週前に一杯に追われた影響がよいほうに向いていますし、海外帰りの疲れも見られません。
久々の国内戦ですが高いパフォーマンスが期待できるでしょう。
ロイヤルパールス
ロイヤルパールス 7月5日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.3 | 37.0 | 12.3 | 強め | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | ⑦95.4 | 64.3 | 50.8 | 37.1 | 11.9 | 一杯 |
最終追い切りは栗東の坂路にて、単走で行われました。
助手騎乗の元、馬場の真ん中あたりを走って全体時計51秒3-上がり1ハロン12秒3で走破しています。
全体時計は出走馬のなかで一番出ているのですが、ロイヤルパールスは追い切りでは時計を出す馬です。
しかしながら、追い切りで時計を出しているもののなかなかレース結果に反映されない傾向があるので時計だけで高く評価するのは危険です。
動きは悪くありませんでしたが、緒方努調教師に言わせると「もっと力強さが出てほしい」ということでした。
軽快さはありますが、力強さは感じられませんでしたし、評価は及第点までにしておきます。
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プロキオンステークス2023追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | リメイク |
A | ケイアイターコイズ シャマル ジレトール タガノビューティー ブルベアイリーデ |
B | アティード イフティファール エルバリオ オメガレインボー ドンフランキー フルム メイショウダジン メイショウテンスイ ロイヤルパールス |
C | |
D | オーヴァーネクサス |
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プロキオンステークス2023追い切り映像
プロキオンステークス2023の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
プロキオンステークス2023の最終予想
プロキオンステークス2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。