【札幌記念2023追い切り評価/全頭診断】ジャックドールに並ぶトップ評価「S」はこの2頭!
札幌記念2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では札幌記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
8月16日の馬場状態
札幌
曇りの良馬場で、一時的に雨も降りましたが馬場に影響はありませんでした。
芝、ダートともに終い重視の馬がラスト1ハロン11秒台の時計を刻みましたが、時計自体は平均的でした。
函館
曇りの重馬場です。
芝は相当タフな馬場で時計がかかりやすかったです。
ウッドチップコースも同様で時計はでていません。
札幌記念2023追い切り評価/全頭診断コメント
札幌記念2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アフリカンゴールド
アフリカンゴールド 8月16日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 81.3 | 65.8 | 51.3 | 38.4 | 12.5 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(重) | 83.0 | 67.6 | 53.2 | 38.4 | 12.0 | 一杯 |
昨年の京都記念勝ち馬であるアフリカンゴールドは札幌のダートコースにて、単走で最終追い切りを行われました。
助手が騎乗し、6ハロン81秒3-上がり1ハロンは12秒5で走破しています。
一杯に追われてアフリカンゴールドなりに応えてはいるものの、年齢的な衰えがあるのか、それとも心房細動で競走中止となった天皇賞(春)以来のレースの影響かは分かりませんが、時計は目立つものではありません。
身体も全体的に細い感じがしますし、全盛期のころとは程遠い馬体だと思います。
今回はジャックドールを筆頭に、ヤマニンサルバムやユニコーンライオンといった同型の逃げ馬も多数参戦しています。
よっぽどのことがない限り激走は厳しいでしょう。
イズジョーノキセキ
イズジョーノキセキ 8月16日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(良) | 67.9 | 51.9 | 36.3 | 11.2 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌芝(良) | 38.6 | 11.5 | 馬なり |
昨年の府中牝馬ステークスの勝ち馬イズジョーノキセキは札幌の芝コースにて、単走で最終追い切りを行われました。
レース当日も騎乗する岩田康誠騎手が手綱を執り、馬なりで追われて5ハロン67秒9-上がり1ハロンは11秒2です。
前走が札幌で行われたクイーンステークスということで、2連続で札幌のレースに挑みます。
前走最終追い切りも今回と同じく札幌の芝コースで追われて3ハロン38秒6-上がり1ハロンは11秒2でした。
今回は3ハロン-1ハロンの時計がクイーンステークスの最終追い切り時よりも速いです。
特に、上がり1ハロンの時計11秒2は非常に優秀でした。
走りも身体を長く使って伸びがあり、騎乗した岩田康誠騎手も「先週よりも歩様が柔らかくていい感じ」とコメントされていました。
前走のクイーンステークスは進路どりに苦労しながらも5着入りし、展開に苦労しながらも掲示板入りできたのは負けて強しの競馬です。
昨年の有馬記念で4着入りしただけの実力をここでも証明できたでしょう。
一線使われたことで良化しており、大変良い最終追い切りでした。
ウインマイティー
ウインマイティー 8月16日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 68.3 | 52.1 | 38.8 | 12.5 | 馬なり | |
1週前 | 札幌ダート(稍重) | 80.1 | 65.6 | 52.3 | 39.7 | 13.2 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 81.7 | 66.3 | 52.1 | 36.8 | 10.9 | 一杯 |
マーメイドステークス勝ち馬のウインマイティーは札幌のダートコースで最終追い切りを行っています。
助手が騎乗し、馬なりで追われ、5ハロン68秒3-上がり1ハロン12秒5で走破しました。
1週前追い切り時も札幌ダートで行われ、その時は6ハロン80秒1-上がり1ハロンは13秒2です。
普段は知らないダートコースを走ったためか、全体的に身体が固い印象がありました。
最終追い切りでは1週前とは逆の脚を手前に乗せて走っていましたが、それでも固さは残っているように思います。
ゴール前で伸びていたので良化はしていると思いますが、個人的には前走マーメイドステークスのときのほうが仕上がっている感じがしました。
ウインマリリン
ウインマリリン 8月16日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 71.6 | 56.4 | 40.5 | 11.9 | 強め | |
1週前 | 札幌芝(良) | 61.6 | 48.5 | 35.2 | 11.7 | 強め | |
前走最終 | 海外遠征 |
香港ヴァーズを制してG1馬の仲間入りを果たしたウインマリリンは札幌のダートコースにて、単走で最終追い切りを行いました。
レース当日も騎乗する松岡正美騎手が手綱を握り、強めに追われて5ハロン71秒6-上がり1ハロン11秒9でゴールしています。
1週前追い切りではイッツオンリーユー(3歳未勝利)と併せ馬を行い、半馬身遅れています。
もっとも、この時は5ハロン61秒半ばという好タイムを刻みながら、直線では騎乗した松岡騎手が抑え目で無理はさせていません。
未勝利馬に先着を許したというとイメージは悪いですが、その点はそこまで心配いらないと思います。
最終追い切りは1週前とうってかわってダートを走りました。
前脚が高い感じがしましたが、普段走ることがないダートコースなのでそこは心配なさそうです。
ダートなのでスピード感もありませんでしたが手前替えはスムーズでしたし、慣れない馬場でラスト1ハロン11秒9を出せたのはさすがG1馬といったところでしょう。
松岡騎手は3週立て続けに追い切りにまたがっているようで、勝負気配も感じられますし、昨年同様力を発揮できる状態は整ったように思います。
ジャックドール
ジャックドール 8月16日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(重) | 68.9 | 53.3 | 39.6 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 66.3 | 50.7 | 35.9 | 11.2 | 馬なり |
昨年の札幌記念を制したジャックドールは函館の芝コースにて、単走で最終追い切りを行いました。
レース当日騎乗する武豊騎手が追い切りにまたがり、馬なりで5ハロン68秒9-上がり1ハロン12秒1でサラッと流しました。
馬なりに加えて相当タフな重馬場ということもあり、時計は全然出ていません。
しかしながら、序盤から終盤にかけてしなやかな動きと推進力のある走りができていました。
特に直線に入ってからは鋭く脚を伸ばすことができていましたし、武豊騎手との呼吸もあっています。
騎乗した武豊騎手も「一流馬の動き」と太鼓判を押していました。
追い切りを見てもすばらしい動きを見せていましたし、この状態ならエアグルーヴ以来となる札幌記念連覇も夢ではないでしょう。
ちなみに、武豊騎手はこれまでに札幌記念を8勝しています。
自身の持つJRA同一重賞最多勝利記録が京都大賞典の9勝なので、今年制することができればそれに並ぶことになります。
ジャックドールは秋の天皇賞(秋)に向けて、そして武豊騎手は偉大なる記録を目指すうえで、今年の札幌記念は特別なものになるでしょう。
シャフリヤール
シャフリヤール 8月16日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(重) | 65.9 | 50.3 | 37.1 | 11.8 | 一杯 | |
前走最終 | 海外遠征 |
ダービー馬のシャフリヤールは函館の芝コースにて、トウカイカグラ(3歳未勝利)と最終追い切りに挑みました。
今回初騎乗となる横山武史騎手を背に僚馬を追走する形で一杯に追われ、5ハロン65秒9-上がり1ハロン11秒8でゴールしています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
映像を見る限り、序盤はトウカイカグラの姿が見えず、コーナーの途中で僚馬の姿が見えました。
コーナーワークでは重馬場も影響したのか、少し身体が固い印象を受けました。
直線に入ってからも動きは重そうでしたが、横山武史騎手が左ステッキを入れた時の鋭さは光るものがあり、そこからぐいぐいとトウカイカグラに並びかけるとあっという間に先頭に立って僚馬に1馬身半差先着しました。
ラスト1ハロンの動きとキレの良さはさすがダービー馬といった感じです。
今回は重馬場ということもあって固さがありましたが、これまでのレースを振り返っても良馬場のほうが真価を発揮していた馬なので、良馬場なら結果は違っていたことでしょう。
何気に札幌記念はこれまでダービー馬の勝利がないですが、シャフリヤールがここを勝利すれば新記録が生まれます。
もっとも、シャフリヤール自身はアメリカで開催されるブリーダーズカップターフを秋の大目標に見据えているので叩きの可能性もありますが、その中でどのような競馬を見せてくれるのか、注目したいです。
ソーヴァリアント
ソーヴァリアント 8月16日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(重) | 49.3 | 36.7 | 11.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.5 | 52.4 | 37.1 | 11.1 | 馬なり |
チャレンジカップの勝ち馬ソーヴァリアントは函館の芝コースで2頭併せの最終追い切りを行いました。併せたのはラフシー(4歳1勝クラス)です。
荻野琢磨騎手(レースではルメール騎手が騎乗)が騎乗し、馬なりで追われて4ハロン49秒3-上がり1ハロン11秒6で僚馬に1馬身半先着しました。
追い切りの動きを見ても活気のある走りを見せていましたし、内からとはいえ外を回ったラフシーを4馬身後方から追走して最後は先着していました。
血統的に父がオルフェーヴルなのでパワーのある馬で、今回重馬場だった函館の芝コースにフィットしたのは間違いありませんが、手前替えもスムーズでしたし良い内容です。
また、4ハロン49秒3-1ハロン11秒6の時計は今回札幌記念に出走する函館芝コースで最終追い切りを行った馬の中で最速です。
近2戦はふがいない結果となりましたが、これまでの戦績を見ても札幌は2戦2勝の好舞台ですし、この追い切りを見る限りは好走にも期待してよさそうです。
今回S評価の馬は3頭上げましたが、そのなかでも一番良い仕上がりでした。
ダノンベルーガ
ダノンベルーガ 8月16日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(重) | 66.9 | 51.0 | 37.4 | 12.2 | 馬なり | |
前走最終 | 海外遠征 |
昨年のダービーで1番人気に支持され、前走のドバイターフでも2着入りを果たしたダノンベルーガは、函館の芝コースにて3頭併せを行いました。
併せたのは外がサトノバトラー(5歳1勝クラス)で内がドゥレイクパセージ(2歳新馬)です。
助手が騎乗し、2頭の間から馬なりで追われて5ハロン66秒9-上がり1ハロン12秒2でゴールしました。
この日の函館は重馬場でしたが、タフな馬場を苦にせずリズムよく走れていたのが印象深いです。
担当する堀調教師は「仕上がりが遅れていたものの、直前の一追いでグンと良化」と発言しています。
その発言通りきびきびとした動きが見られましたし、直線に入ってからの加速も健在でG1の舞台で何度も上位争いしただけの実力は感じられました。
海外帰り初戦となりますが、動きはよかったですし初の洋芝コースにも対応できるような気がします。
トップナイフ
トップナイフ 8月16日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(良) | 66.6 | 52.0 | 37.5 | 11.5 | 馬なり | |
1週前 | 札幌芝(良) | 74.6 | 61.1 | 48.7 | 35.5 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.6 | 66.9 | 51.9 | 37.1 | 11.5 | 強め |
メンバー唯一の3歳馬であるトップナイフは札幌の芝コースで最終追い切りを行いました。
併せたのは同厩で今回札幌記念に出走するマテンロウレオです。
レース当日騎乗する横山和生騎手を背に、馬なりで内から追われ、5ハロン66秒6-上がり1ハロンは11秒5で追い切りを終えました。
1週前も札幌芝コースにて、マテンロウレオと併せ馬を行い6ハロン74秒6-上がり1ハロン11秒7でした。
馬なりで追われたマテンロウレオが2週続けてトップナイフの外から追われてどちらも先着しています。
トップナイフの走りを見ても、少し頭が高いですし脚さばきも平凡で力が感じられませんでした。
芝2,000mの距離自体は得意ですが、併せたマテンロウレオのほうがよい動きをしていましたし、ここでの好走は厳しいように感じます。
ヒシイグアス
ヒシイグアス 8月16日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(重) | 67.5 | 51.1 | 38.4 | 12.8 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 53.5 | 38.9 | 12.5 | 馬なり |
中山記念勝ち馬のヒシイグアスは、函館の芝コースにて最終追い切りを行いました。
3頭併せで行われ、内にサングラデーション(3歳未勝利)、外はサトノオラシオン(2歳新馬)です。
助手が騎乗し、2頭の外から追われて4ハロン53秒5-上がり1ハロンは12秒5でした。
直線で促されてからはしっかりと加速しており、動き自体は悪くありません。
ただし、全体時計67秒5は札幌記念に出走予定で函館芝コースにて追い切りを行った馬の中では遅い部類です。
また、直線で加速したとはいえ上がり1ハロン12秒8は、例えこの日の馬場が重かったといっても遅い時計と言わざるを得ませんでした。
前走大阪杯から4か月ぶりのレースとなるので休み明けの影響が強く残っているのかもしれません。
次走以降の良化に期待したいです。
プログノーシス
プログノーシス 8月16日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(重) | 65.0 | 49.9 | 37.0 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 海外遠征 |
今年の金鯱賞を制したプログノーシスは函館の芝コースにて、ダノンジャッカル(4歳2勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗し、僚馬の内側から馬なりで追われ、5ハロン65秒0-上がり1ハロンは12秒1でした。
コーナーから伸びのある走りが印象的で、少しでも前脚を前に出して追う姿は迫力もありました。
5ハロン時計65秒0は今回札幌記念に出走する函館芝コースで調整された馬の中で最速です。
函館の重馬場は表記以上にタフですが、その中でも脚さばきは軽快でしたし父ディープインパクト譲りの鋭さが重馬場の函館芝コースで見られたのは非常によいでしょう。
プログノーシスはぎりぎりまで栗東で調整され、10日に函館入りしているように、ほかの馬よりも北海道の上陸は遅かったです。
しかしながら、その分栗東で入念に調整されていました。
この結果がどう転ぶかは週末になってみないと分かりませんが、最終追い切りを見る限りは洋芝の札幌にもフィットしそうですし、展開次第では昨年の中日新聞杯のような異次元の末脚にも期待できると思います。
マテンロウレオ
マテンロウレオ 8月16日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(良) | 67.2 | 52.5 | 37.8 | 11.5 | 馬なり | |
1週前 | 札幌芝(良) | 75.2 | 61.5 | 49.1 | 35.9 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(重) | 83.3 | 68.7 | 54.3 | 39.0 | 11.9 | 一杯 |
古馬になってからも安定した走りを見せているマテンロウレオは札幌の芝コースにて、今回同レースに出走するトップナイフと併せ馬を行いました。
レース当日騎乗する横山典弘騎手を背に馬なりで追われて5ハロン67秒2-上がり1ハロン11秒5の時計で軽く流しました。
1週前もトップナイフと札幌の芝コースで追い切りを行ったのですが、馬場の外目から軽快でリズムよく走れており、5ハロン61秒5という好タイムを記録しました。
最終追い切りは軽めだったので5ハロン時計は1週前よりも遅いです。
しかしながら、その中でも直線に入ってからは回転力のある走りを見せていました。
また、併入後も2コーナー付近まで動きを止めようとしなかったらしく、元気いっぱいの状態を表明しました。
今回騎乗する横山典弘騎手は主戦を務めるトップナイフではなくマテンロウレオを選択しています。
この点を考慮しても、トップナイフより好走に期待できる感じがしました。
ヤマニンサルバム
ヤマニンサルバム 8月17日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(稍重) | 83.6 | 67.6 | 52.3 | 37.8 | 12.0 | 馬なり |
前走最終 | 函館芝(稍重) | 64.9 | 48.9 | 36.1 | 11.5 | 一杯 |
最終追い切りは札幌の芝コースで、単走にて行われました。
助手が騎乗し、馬場の外目から追走して6ハロン83秒6-上がり1ハロン12秒0でゴールしています。
メンバーの中でただ1頭木曜追いを行いましたが、木曜日の札幌競馬場は台風7号の影響もあって、前日から当日の朝型まで雨が降っていたようです。
その影響もあって稍重の条件下で追い切りが行われましたが、時計のかかる馬場の割にはリズムよく走っていたのは好感が持てます。
ただし、全体時計や上がり時計は特別目立つものではありませんし、前走函館記念の最終追い切りと比較しても良化している感じはしません。
あくまでも現状維持といったところでしょうか。
この状態で重賞馬が集う今年の札幌記念での勝ち負けはとても厳しいでしょう。
ユニコーンライオン
ユニコーンライオン 8月16日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(重) | 56.2 | 40.6 | 12.5 | 強め | ||
前走最終 | 函館芝(稍重) | 65.1 | 50.6 | 37.4 | 11.3 | 馬なり |
昨年の福島記念の勝ち馬ユニコーンライオンは函館のウッドチップコースにて、スマートヴィーヴル(3歳未勝利)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から強めに追われて4ハロン56秒2-上がり1ハロン12秒5でゴールしています。
序盤から中盤にかけて、特にコーナリングはきれいですし年齢以上の走りはいまも健在です。
直線ではジョッキー騎乗のスマートヴィーヴルが意外と手ごたえよく、最終的には併入となりましたが、そのなかでも一定の粘りは見せていました。
前走の函館記念と昨年の札幌記念はともに12着に敗れているように、ここが最良の条件ではありませんが、追い切り自体は悪くありません。
同型の逃げ馬の存在が厄介ですが、昨年と違って積極的にハナで競馬することができれば、昨年よりは着順をあげることができるでしょう。
ラーグルフ
ラーグルフ 8月16日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(重) | 68.6 | 53.4 | 38.7 | 12.7 | 一杯 | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.3 | 66.7 | 51.7 | 37.9 | 11.5 | 馬なり |
今年の中山金杯を制したラーグルフは函館のウッドチップコースにて、G1馬のナランフレグ(7歳)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、一杯に追われて5ハロン68秒6-上がり1ハロンは12秒7でした。
休み明けの影響が大きく出ていると思います。
頭も高くて身体も固い感じがしましたし、序盤前へ前へ半ば暴走気味に追われながらも時計はでていません。
直線に入ってからは馬なりで追われたナランフレグにあっさりかわされてしまいました。
僚馬はG1馬なので力の差はあるかもしれませんが、それを踏まえても一杯で追ったラーグルフが成すすべなく先手を許してしまった点はマイナスです。
全体時計、上がりタイムともに目立ちませんし、ここを使ったあとのほうが良化するような感じがしました。
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札幌記念2023追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | イズジョーノキセキ ジャックドール ソーヴァリアント |
A | ダノンベルーガ プログノーシス マテンロウレオ |
B | ウインマリリン シャフリヤール ヤマニンサルバム ユニコーンライオン |
C | アフリカンゴールド ウインマイティー トップナイフ ヒシイグアス ラーグルフ |
D |
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札幌記念2023追い切り映像
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札幌記念2023の最終予想
札幌記念2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。