【新潟2歳S2023追い切り評価/全頭診断】坂路調教〝最速〟の文句なし「S評価」はこの馬!
新潟2歳ステークス2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では新潟2歳ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
8月23日の馬場状態
美浦
この日の美浦は晴れですべてのコースが良馬場でした。
ウッドチップコースは良くも悪くも時計は標準的です。
ただし、この日は暑さも影響して、意欲的に時計を出す馬は多くありませんでした。
栗東
曇りの良馬場です。
坂路は比較的時計が出ており、特に開門直後は出ていました。1番時計はパクスロマーナの4ハロン50秒0です。
ウッドチップコースも時計を出す馬が多かったです。
新潟2歳ステークス2023追い切り評価/全頭診断コメント
新潟2歳ステークス2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アスコリピチェーノ
アスコリピチェーノ 8月23日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.6 | 67.3 | 52.5 | 37.8 | 11.7 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 82.9 | 67.8 | 52.2 | 37.8 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.4 | 68.2 | 53.2 | 38.1 | 11.8 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、3頭併せを行いました。
併せたのはシアブリス(2歳新馬)とサファル(5歳1勝クラス)です。
助手が騎乗し、2頭の外から馬なりで追われ、全体時計82秒6-上がり1ハロン11秒7で2番目に入線しました。
1週前追い切りでも3頭併せが行われています。
このときは最内からペースアップし、力強い脚さばきで最先着しました。
今回は最内を走っていたシアブリスに半馬身遅れを取りましたが、アスコリピチェーノは大外を回ったうえでのこの着差なので遅れは気になりません。
むしろ、1週前よりも柔らかい動きができていましたし、初重賞に向けて順調に仕上がっています。
ヴァンヴィーヴ
ヴァンヴィーヴ 8月23日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.7 | 41.3 | 13.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 39.1 | 12.9 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路にて、ゲンパチマイティ―(6歳2勝クラス)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗するM.デムーロ騎手が手綱を執り、馬場の真ん中あたりから全くの馬なりで全体時計56秒7-上がり1ハロン13秒2で走破しました。
1週間前に栗東のウッドチップコースにて、6ハロン66秒9-3ハロン36秒5-1ハロン11秒2という時計を出しました。
終い11秒2は非常に優秀ですし、十分負荷がかかっています。
最終追い切りは1週前に負荷をかけたためほとんど追っていません。
そのため、時計は全くでていませんが身軽な走りは健在でした。
新潟コースはまだまだ時計は出ているので、馬場がフィットすれば出し切れるかもしれませんよ。
エンヤラヴフェイス
エンヤラヴフェイス 8月23日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 39.1 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 38.5 | 12.1 | 強め |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、僚馬ワーフデール(4歳2勝クラス)と併せ馬を行いました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
レース当日騎乗する菱田裕二騎手の手綱の元、馬なりで追われて全体時計54秒5-上がり1ハロン12秒3で坂路を駆け上がりました。
序盤は若干ふらふらしているところも見られましたが、力強い脚さばきで気持ちが乗っています。
また、ラスト1ハロンでは手前を変えながら僚馬を置きざりにする走りで一気に坂路を駆け抜けたのも評価したいです。
パワーのある走りで加速ラップを刻めたのもよく、瞬発力勝負になりやすい新潟2歳ステークスの舞台でもかみ合うのではないでしょうか。
クリーンエア
クリーンエア 8月23日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.5 | 52.3 | 37.5 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.8 | 53.8 | 39.2 | 12.4 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、ニシノレヴナント(3歳2勝クラス)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する大野騎手の手綱の元、僚馬の内から馬なりで追われて5ハロン67秒5-上がり1ハロンは11秒8の時計で走破しています。
首を低めに下げながらもきれいなフォームで走っていました。
僚馬に後れを取ったものの、しなやかな動きは健在です。
トモの造りを見る限りはもう少し距離が短いほうが合っているような気もしますが、前走新潟マイルで結果を残しているので距離は問題ないでしょう。
前走から中2週で挑みますが、状態面はキープできていますし、チャンスはあると思います。
ジューンテイク
ジューンテイク 8月23日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 57.9 | 41.0 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 38.8 | 12.4 | 馬なり |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、単走で行われました。
助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて4ハロン57秒9-上がり1ハロンは12秒3でした。
1週間前も栗東坂路で追われていましたが、その時の時計は4ハロン55秒2-上がり1ハロン13秒0です。
このときの栗東坂路は重馬場でしたが、それを差し引いても少し物足りない時計です。
最終追い切りは馬なりでしたが、身軽さや素早さは特に感じられません。
時計も平凡ですし、直線に入ってからもどこかパッとしない走りでした。
レースに向けて気持ちが乗っていないのかもしれません。
好調とは言い難いです。
ショウナンマヌエラ
ショウナンマヌエラ 8月23日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 39.8 | 12.7 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 54.3 | 39.4 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.6 | 40.4 | 12.2 | 強め |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から外ラチ沿いをめがけて一杯に追われ、全体時計55秒2-上がり1ハロン12秒7で走破しています。
1週前も坂路で馬なりにて追われていました。
そのときは舌を出しながら負荷がかけられていましたが、時計自体はそこまで目立っていません。
最終追い切りは一転して一杯に追ったようですが、表記ほど手綱を奮っているわけではなく、どちらかというとやや抑えめに追われています。
その点は問題ないですが、それでも一杯に追われた中で時計はそこまで出ていないのは気になるところです。
走りのバランスも決して良いわけではないですし、良化するのはまだまだ先かと思います。
シリウスコルト
シリウスコルト 8月23日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.5 | 68.6 | 52.5 | 37.4 | 11.5 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 69.7 | 54.2 | 39.0 | 11.7 | 強め |
シリウスコルトは美浦のウッドチップコースにて、ルージュリナージュ(4歳3勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の内側から追われて全体時計85秒5-上がり1ハロンは11秒5で駆け抜けました。
調教映像は直線からゴールに入ってその先の映像が公開されています。
コーナーでの動きが一切ない珍しいケースでした。
最終追い切りでは格上のルージュリナージュに先を越されましたが、ゴール後もしばらくは走りを止めなかったので気合自体は乗っていました。
ただし、前脚の動きが少し固い感じもします。
今回はキャリア初のマイルレースですが、短距離と違ってスピード一辺倒でいいというわけではないので、少し柔軟さがあればよかったです。
ニシノクラウン
ニシノクラウン 8月23日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.2 | 69.0 | 54.4 | 39.7 | 12.0 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 71.2 | 54.5 | 39.0 | 11.8 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにてグラシリティ(2歳新馬)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する石川騎手を背に、馬なりで馬場の外目から追われて全体時計85秒2-上がり1ハロンは12秒0でゴールしました。
中2週でレースを使うこともあり、調整程度でした。
時計はそこまで目立つものではありませんが、僚馬が迫ってきてから再び加速して引き離そうとしている点はよいでしょう。
ただし、前走最終時とそこまで大きな変化は感じられません。
現状維持はできていますが、上積みはそこまでないと思います。
ヒヒーン
ヒヒーン 8月23日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 38.9 | 12.6 | 強め | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 79.1 | 64.6 | 50.4 | 36.2 | 11.3 | 強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 85.5 | 69.7 | 54.5 | 38.7 | 12.6 | 強め |
最終追い切りは栗東坂路コースにて、ヴェローチェエロ(2歳新馬)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する酒井学騎手が手綱を握り、強めに追われて4ハロン54秒1上がり1ハロン12秒6で走破しています。
1週間前追い切りが3頭併せで追われて新馬のヴェローチェエロにクビ差先着し、ベルクレスタ(4歳3勝クラス)には3馬身差先着しています。
古馬相手に先着したのも素晴らしいですが、6ハロン79秒1-上がり1ハロン11秒3という猛時計を叩き出したのもよかったです。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは軽めでしたが大きな飛びのある走りは健在ですし、自身の力を試すことができるでしょう。
時計はそこまで目立っていませんが、1週前に実力を証明しているので本番でもこのパフォーマンスを発揮できれば面白いと思います。
余談ですが、レースに騎乗する酒井学騎手は新潟出身の騎手です。
また、ヒヒーンのオーナーはテレビアニメ「銀魂」の脚本家である大和田暁氏です。
大和田氏が所有する代表馬にジャスタウェイがいますが、ヒヒーンはジャスタウェイの仔で、ジャスタウェイは現役時代新潟2歳ステークスで2着に敗れ去りました。
酒井学騎手にとっても、大和田氏にとっても、そしてジャスタウェイにとっても新潟2歳ステークスはある特別な舞台だと思います。
ここを制することができれば、競馬史に残る挿話ができるでしょう。
ホルトバージ
ホルトバージ 8月23日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 84.4 | 68.9 | 53.7 | 37.7 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 栗東芝(良) | 83.7 | 66.5 | 51.3 | 37.5 | 11.5 | 馬なり |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、僚馬ワイドステラ(2歳新馬)と併せ馬を行いました。
本番でも騎乗する岩田康誠騎手が手綱を握り、一杯に追われて全体時計84秒4-上がり1ハロン11秒4で駆け抜けています。
僚馬は外ラチ一杯から追い切りを行っていたのに対し、ホルトバージは馬場の真ん中やや外目から追われていたため、そこまで併せた感じはしません。
しかしながら、上がり時計11秒4はよいですし、非凡な才能が感じられます。
ただ、一杯なのでもう少し時計が縮められたら良かったと思います。
筋肉量が多いので、マイルは合うと思いますが、本格化するとしたらもう少し先かもしれません。
ルクスノア
ルクスノア 8月23日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 37.6 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 51.1 | 37.1 | 11.9 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 37.9 | 12.4 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。
レース当日騎乗する永島まなみ騎手が手綱を握り、馬なりで追われて4ハロン52秒8-上がり1ハロン12秒0で走破しています。
1週間前追い切りも永島騎手の騎乗の元、坂路コースで一杯に追われています。
一杯に追われていたとはいえ全体時計51秒1-上がり1ハロン11秒9という破格の時計を出しました。
しかも、このときの坂路は重馬場だったので時計以上に力強さを証明しています。
1週前にしっかりと負荷をかけたため、最終追い切りは馬なりで行われましたがしっかりとしたピッチ走法で坂路を駆け上がる姿は状態の良さを感じました。
最終追い切りの全体時計と上がり1ハロンの時計は今回新潟2歳ステークスに出走する馬で坂路調教した馬のなかで最速ですし、能力の高さが感じられます。
2週続けて永島騎手が騎乗した点も好感が持てますし、コース適性さえかみ合えば人馬ともに初重賞にも期待できると思います。
ルージュスタニング
ルージュスタニング 8月23日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 39.4 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.2 | 65.3 | 49.9 | 34.8 | 11.0 | 一杯 |
前走最終 | 栗東芝(稍重) | 81.2 | 65.6 | 50.5 | 37.0 | 11.8 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、ドウフォルス(3歳未勝利)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外側にて追われ、全体時計54秒6-上がり1ハロンは12秒1でした。
ルージュスタニングのメイチは1週前の栗東ウッドチップコースの3頭追いです。
このときは僚馬の最内から追い切りを行い、直線で仕掛けられるとぐんぐんと加速し、6ハロン81秒2-上がり1ハロンは11秒0という猛時計でゴールしています。
終い重視で一杯に追われたとはいえ、この時期の2歳馬で上がり1ハロン11秒0は圧巻でした。
1週前に負荷がかけられたため、最終追い切りは軽めでした。
時計は目立ちませんし、走りに若干よれがありましたが終い2ハロンでまとめる調教パターンは友道厩舎の十八番なのでそれができたのは順調に仕上がっている証拠です。
レース本番で1週前追い切り時のような走りができれば上位争いも十分できる1頭だと思います。
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新潟2歳ステークス2023追い切り映像
新潟2歳ステークス2023の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
新潟2歳ステークス2023の最終予想
新潟2歳ステークス2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。