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【毎日王冠2023追い切り評価/全頭診断】実力上位のアノ馬に〝確勝級〟の「S評価」

毎日王冠2023追い切り評価記事のサムネイル画像

毎日王冠2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では毎日王冠の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

10月4日の馬場状態

美浦
美浦はウッドチップコース、坂路ともに稍重で、ウッドチップコースは標準的な馬場状態です。
坂路は今週から正式に稼働しており、過去の数値がないので評価しづらいですが、栗東坂路と比較すると時計は出ておらず、調教映像を見てもタフな印象を持ちました。

栗東
美浦と同じく坂路、ウッドチップともに稍重です。
坂路、ウッドチップともに時計は平均的でした。

目次(読みたい項目をタップ)

毎日王冠2023追い切り評価/全頭診断コメント

毎日王冠2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アドマイヤハダル

アドマイヤハダル 10月5日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.367.952.937.512.1強め
前走最終栗東CW(良) 68.452.336.511.1馬なり

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、今回同レースに出走するノースザワールド(5歳オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗してノースザワールドを3馬身後方から追走しています。

僚馬の内側、馬場の真ん中から直線強めに追われて8ハロン83秒3-上がり1ハロンは12秒1でクビ差先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

映像はありませんが28日にもウッドチップで一杯に追われていました。

このときの時計が6ハロン83秒8-上がり1ハロン11秒6と平凡です。

休み明けも影響してそこまで伸び切れていません。

それに対して、最終追い切りでは脚色強めで1週前よりも6ハロン時計は更新しているので負荷をかけた影響はある程度あったでしょう。

しかしながら、前走の関越ステークスの最終追い切りと比較すると時計面で特別目立ったものはないですし前脚の使い方が少し固いように感じました。

もしかしたら2か月ぶりの休み明けも響いているのかもしれません。

好走した皐月賞や中山記念の追い切りと比較しても、最良とは言い難かったです。

ウインカーネリアン

ウインカーネリアン 10月5日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)86.470.254.639.011.5馬なり
1週前美浦南W(良) 68.453.138.111.5強め
前走最終美浦南W(稍重)83.267.652.738.111.7馬なり

今年の東京新聞杯の勝ち馬ウインカーネリアンは美浦のウッドチップコースにて、トロワシャルム(6歳2勝クラス)と併せ馬を行っています。

レース当日も騎乗する三浦皇成騎手を背に、トロワシャルムを8馬身ほど追走しています。

馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン86秒4-上がり1ハロン11秒5の時計で僚馬と同時併入しました。

ウインカーネリアンは前日の4日にも美浦の坂路で追い切りを行われていて、2日連続で調教を行っています。

終始淡々とした走りでしたが身体は軽かったですし、リズムよく走れていてウインカーネリアンらしい走りができていました。

今回は中間に5本も調教を行われている影響もあって、休み明けにも関わらず自分の走りができていたのは好感が持てます。

ただし、5日の最終追い切り時計は6ハロンが86秒4で上がり時計が11秒5なので、前走安田記念の最終追い切り時よりは時計が出ていません。

また、重賞初制覇を成し遂げた東京新聞杯の最終追い切り時計も美浦のウッドチップにおいて、馬なりで6ハロン84秒4-上がり1ハロンは11秒6でした。

時計だけを見たら安田記念や東京新聞杯の時ほどの状態には見劣りする感じもします。

それでも、毎日王冠に向けて何度も調整を行われていましたし、最終追い切りではレース当日騎乗する三浦皇成騎手が手綱を握っていたのもここに対する意気込みが感じられました。

評価の難しいところですが、どのような競馬をしてくれるか、楽しみな1頭です。

エエヤン

エエヤン 10月5日(月) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)82.965.950.736.111.1強め
前走最終美浦南W(良) 66.050.636.111.1馬なり

今年のニュージーランドトロフィーを制したエエヤンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の内側から強めに追われて6ハロン82秒9-上がり1ハロン11秒1を記録しています。

映像はありませんが、1週前も美浦のウッドチップで追われて6ハロン81秒3-上がり1ハロン11秒7でした。

最終映像を見た限りは前脚の筋肉量が増えている感じがして成長面が見られます。

追い切り映像を見ても、休み明けにもかかわらず気持ちは乗っていましたし、前向きな走りが見られてレースに向けて順調に仕上がっている感じがします。

頭は高いところはありますが、好走したニュージーランドトロフィーの追い切りでも頭は高かったですし、このあたりは気にしなくてよいでしょう。

馬場の内側を回っていたとはいえ時計も出していますし、いい状態でレースに挑めそうです。

エルトンバローズ

エルトンバローズ 10月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  52.637.711.7馬なり
1週前栗東CW(良)⑦97.265.250.336.011.3一杯
前走最終栗東坂路(稍重)  56.642.012.9馬なり

前走ラジオNIKKEI賞を制して3連勝中のエルトンバローズは栗東坂路にて、最終追い切りを行いました。

レース当日も手綱を握る西村淳也騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われ4ハロン52秒6-上がり1ハロン11秒7で坂路を駆け抜けています。

1週前は栗東のウッドチップコースにて、3頭併せを行いました。

馬場の真ん中から調教を行い、直線に入ってからはグンと加速して僚馬に3~4馬身先着しています。

動きはよかったですし、直線で促されてからの伸びもあったのでいい追い切りでした。

1週前に負荷をかけたこともあって最終追い切りは軽めでしたが余力を残しながらもきびきびと走れていましたし、順調に仕上がっています。

西村淳也騎手が2週続けて追い切りに騎乗しているのも好感が持てました。

1週前にウッドチップで一杯に追い、最終追い切りは坂路で軽めに流すパターンは前走ラジオNIKKEI賞の調教時にも行われたパターンです。

ラジオNIKKEI賞のときと同じくらいの状態には仕上がっていると思いますし、あとは初の古馬戦&初の東京の舞台でどれだけやれるか、注目したいです。

ジャスティンカフェ

ジャスティンカフェ 10月4日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)87.270.754.638.711.7馬なり
1週前栗東坂路(良)  57.141.613.6馬なり
前走最終栗東CW(良)83.367.852.837.711.8馬なり

昨年の毎日王冠で2着、そして今回と同コースのエプソムカップを制したジャスティンカフェは栗東のウッドチップコースで最終調整を行いました。

管理する安田翔伍調教師が自ら手綱を握り、馬場の真ん中あたりから馬なりで追われ、6ハロン87秒2-上がり1ハロン11秒7でまとめました。

1週前も坂路で単走を行い、4ハロン57秒1-上がり1ハロン13秒6でした。

休み明けの影響もあるのか、全体的に時計は出ていません。

脚さばき自体は悪くないのですが、走りに力強さは感じられませんし、少しズブい感じがします。

時計に関しては、昨年2着に好走したときがウッドチップで6ハロン82秒9-上がり1ハロン11秒5だったので1年前のほうが時計は優秀でした。

肝心の動きのほうを見ても1年前の時のほうがきびきびと動けています。

昨年の2着馬で有力候補ですが、正直追い切りはここ数戦の中でも悪い部類に入ると思いました。

シュネルマイスター

シュネルマイスター 10月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)83.567.852.537.411.3強め
1週前美浦南W(良)83.167.653.238.111.4馬なり
前走最終美浦南W(稍重)83.667.052.036.811.4馬なり

一昨年の毎日王冠を制したシュネルマイスターは美浦のウッドチップコースにて、ヴァーンフリート(4歳3勝クラス)と2頭併せを行っています。

嶋田騎手(レース当日はルメール騎手が騎乗)が手綱を握り、僚馬を6馬身後方から追走しています。

馬場の外目からゴール前で仕掛けられ、6ハロン83秒5-上がり1ハロン11秒3の時計で僚馬に1馬身先着しました。

1週前はウッドチップにおいて馬なりで追われて6ハロン83秒1-上がり1ハロン11秒4を記録しています。

このときは前走安田記念から4か月近い実線ということもあり、若干ながらも腹回りが太くなっているように見えました。

しかしながら、直線で併せ馬と並ぶとグイと加速していましたしG1馬らしいは走りができています。

最終追い切りは太目に見えた身体もシャープに見えました。

直線で促されてからはグイと加速して11秒3好時計を残していますし、レースを間近に控えて身体づくりもしっかりできています。

前走安田記念と同じくらいの時計を出しているのも評価が高いです。

休み明けですが上位争いに向けて順調に仕上がっていました。

ソングライン

ソングライン 10月4日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)84.567.852.837.711.0強め
1週前美浦南W(良) 67.752.637.511.4馬なり
前走最終美浦南W(稍重) 67.352.437.311.3馬なり

マイルG1を3勝しているソングラインは美浦のウッドチップコースにて併せ馬を行いました。併せたのはチュウワスプリングとヴァンナチュール(どちらも3歳1勝クラス)です。

レース当日も手綱を握る戸崎騎手が騎乗し、2頭の真ん中から強めに追われて6ハロン84秒5-上がり1ハロン11秒0を記録しました。

1週前もウッドチップで3頭併せを行っており、このときは馬なりで5ハロン70秒2-上がり1ハロン11秒8を記録しています。

2週続けて3頭併せの真ん中で追われているように、馬群の中からでもポテンシャルを発揮できる調教を行っています。

シュネルマイスターと同じく4か月ぶりのレースとなりますが、軽快で飛ぶような走りは健在でしたし、最終追い切りでは1ハロン11秒0という好タイムを叩き出しました。

ソングラインは追い込み馬なので上がり時計は速くなりがちですが、11秒0の時計は前走安田記念やその前のヴィクトリアマイルの追い切りでも見られない時計で、状態面は極めて良いといっていいでしょう。

ソングラインにとって今秋はアメリカで行われるブリーダーズカップマイルが最大目標なのでここは明らかな叩き台ですが、状態面は前走安田記念やそのまえのヴィクトリアマイルの時と同等かそれ以上の出来だと思います。

キャリア初の1,800mを克服できるかが鍵ですが、追い切りを見た限りはいつでも出し切れる状態に仕上がっていました。

デュガ

デュガ 10月5日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.536.012.7強め
前走最終栗東坂路(良)  51.936.712.2馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追われて全体時計51秒5-上がり1ハロン12秒7で坂路を駆け抜けました。

映像はありませんが9月30日にも栗東坂路で強めに追われています。

このときは時計56秒0-上がり1ハロンが11秒8で一杯に追われたわりに時計は全く出ていませんでした。

しかしながら、負荷を与えた効果はあったようで最終追い切りは馬なりながらも30日の追い切りよりは時計を出しています。

動きを見ても、今まで以上に脚さばきは速くてピッチ走法で淡々と走れていました。

前走北九州記念の最終追い切りと比較しても、脚の回転は速くて自分の競馬はできそうです。

あとは、これまで経験したことがない中距離の舞台で自分の競馬を貫けるかが焦点となるでしょう。

ノースザワールド

ノースザワールド 10月5日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.968.353.337.812.2強め
前走最終栗東坂路(良)  53.238.312.1馬なり

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、今回毎日王冠に出走するアドマイヤハダル(5歳オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗してアドマイヤハダルから3馬身ほど先行しています。

馬場の外目から末強めに追われて6ハロン83秒9-上がり1ハロン12秒2を記録しました。

ちなみに、アドマイヤハダルにはクビ差遅れています。

1週前の28日もウッドチップコースで稍一杯に追われており、この時の時計は82秒3-上がり1ハロンは12秒3でした。

馬体は締まっていると思うのですが、2週続けて良化は感じられません。

アドマイヤハダルに遅れを取った点に関しては、あちらがノースザワールドよりも内から追い切りを行ったことを考えたらそこまで悲観しなくてもよいです。

ただし、最後に強めに追われてからも使える脚は長くありませんでしたし、この状態が開幕週で直線距離の長い東京競馬場でフィットするかというと…正直むずかしいところです。

バビット

バビット 10月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  52.738.312.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.338.212.5馬なり

今年のAJCC以来、実に9か月ぶりのレースとなるバビットは栗東の坂路コースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われ、4ハロン52秒7-上がり1ハロン12秒3を記録しました。

休み明けということで体の動きや時計が気になりましたが、追い切り映像を見た限りは力のある走りで気持ちも乗っていました。

脚さばきの速かったですし少しでも前へいこうとする姿勢も感じられます。

時計は特別目立っていませんが休み明けにしては上々の動きでした。

ちなみに、昨年4着に好走したときのオールカマーのときも栗東坂路で単走を行っており、その時は馬なりで4ハロン52秒1-上がり1ハロン12秒3を記録しています。

全体時計はオールカマーのときに見劣っていますが、年齢を考えたら今回も悪くない状態でしょう。

開幕週の東京競馬場でどこまでやれるか分かりませんが、休み明けにしては意外と悪くない追い切りでした。

バラジ

バラジ 10月5日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)83.066.851.837.411.5強め
前走最終美浦南W(良)  54.438.511.6馬なり

最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、ランドオブリバティ(5歳オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身ほど追走する形で追い切りを行っています。

馬場の外側からゴール前で仕掛けられ、6ハロン83秒0-上がり1ハロン11秒5を記録しました。

フォームがきれいで、コーナーでランドオブリバティの内に切り替えつつも直線で加速しているように意外と動きはよく見えました。

促されてからの反応は決して鋭くありませんでしたがこの馬なりに時計は出しています。

ちなみに、前走新潟記念のときの時計が4ハロン54秒4で今回が51秒8なので時計面で見ても前走より良化しており、新潟記念の時より状態はよさそうです。

ただし、その前の目黒記念の最終追い切りでは重馬場の美浦ウッドチップで馬なりラスト1ハロン11秒1を出していました。

新潟記念の時よりはいい状態だと思いますが、目黒記念と比較する鋭さは欠けている感じがしました。

フェーングロッテン

フェーングロッテン 10月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  52.838.212.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.039.512.3馬なり

善戦マンのフェーングロッテンは栗東の坂路コースで最終追い切りを行いました。

助手が騎乗して馬場の外側から馬なりで追われ、4ハロン52秒8-上がり1ハロン12秒5を記録しています。

少し頭が高い印象がありますが、フェーングロッテンは好走した今年の鳴尾記念や金鯱賞でも同じように頭を高くして走っていたのでこの馬の走りのクセだと思います。

この点につきましては度外視しても問題ありません。

頭が高いながらも鋭いピッチ走法で脚の回転が速いです。

この脚の動きは鳴尾記念や金鯱賞前に行われた坂路追い切りのときよりも動けていました。

時計も近走の中では出ていましたし、上積みも見られました。

初の東京、前走の大敗で人気を落とすようでしたら抑えておきたいです。

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毎日王冠2023追い切り評価ランキング

評価馬名
ソングライン
エエヤン
エルトンバローズ
シュネルマイスター
フェーングロッテン
ウインカーネリアン
デュガ
バビット
バラジ
アドマイヤハダル
ジャスティンカフェ
ノースザワールド
 

毎日王冠2023追い切り映像

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