【秋華賞2023追い切り評価/全頭診断】リバティアイランドに並ぶ最高評価「S」はこの2頭!
秋華賞2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では秋華賞の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
10月11日の馬場状態
美浦
坂路・ウッドチップともに稍重馬場でした。
坂路は先週より時計が出ています。
ウッドチップは標準くらいの馬場でしたが馬によっては伸びを見せている馬もいました。
栗東
坂路・ウッドチップともに良馬場でした。
どちらも極端にスピードを出している馬はおらず、標準的な馬場状態です。
秋華賞2023追い切り評価/全頭診断コメント
秋華賞2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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エミュー
エミュー 10月12日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 55.1 | 39.9 | 12.9 | 強め | ||
1週前 | 美浦W(稍重) | 67.9 | 51.7 | 36.9 | 11.8 | 強め | |
前走最終 | 美浦W(良) | 69.2 | 52.6 | 38.4 | 12.6 | 馬なり |
最終追い切りは美浦の坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から強めに追われ、全体時計55秒1-上がり1ハロンは12秒9でゴールしています。
1週前は美浦のウッドチップコースで追われて馬場の真ん中あたりから強め出5ハロン67秒9-上がり1ハロンは11秒5でした。
1週前の動きを見た限りは前脚に少し硬さがありそうでしたが、終い時計はしっかり出しており、紫苑ステークスを使ったことで身体はレースに向けて仕上がっていました。
ところが、美浦坂路で行われた最終追い切りではきびきびと動けているものの全体時計や上がりタイムは目立っていません。
特に、上がりタイムが出ていないのは気になるところで追い込み馬のエミューにとって終い時計が出なかったのは少し気になるポイントでした。
タフな馬場を得意としているので週末の雨は歓迎材料ですが、ベストな状態かといわれると、正直まだまだ良化の余地はあると思います。
キタウイング
キタウイング 10月12日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 39.0 | 13.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(稍重) | 85.2 | 69.1 | 53.7 | 37.9 | 11.4 | 強め |
前走最終 | 函館W(良) | 72.3 | 56.4 | 41.4 | 12.4 | 馬なり |
重賞2勝を手にしているキタウイングは栗東坂路コースにて、スターチョウサン(新馬)と併せ馬を行いました。
小島調教師が騎乗し、僚馬の内側から馬なりで追われて全体時計52秒8-上がり1ハロン13秒2で駆け抜けています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
1週前も小島調教師が騎乗して強めに追われ、6ハロン85秒2-上がり1ハロンは11秒4でした。
キタウイングは関東馬ですが、早い段階から栗東に滞在して調整しています。
輸送疲れが気になるところでしたが1週前から力強い走りを見せており、輸送はクリアしていました。
最終追い切りは動きこそ悪くありませんが時計は出ていません。
しかしながら、騎乗した小島調教師が大柄な人物なので多少は時計が出なくても致し方ない部分はあります。
そのなかでもしっかりとした歩様で動けているのは好感が持てました。
キタウイングは穴馬ながら重賞タイトルを2つ手にしている実力馬です。
今回も人気を落とす可能性はありますが、桜花賞やオークスの時のように調教師自ら追い切りに騎乗している点は好感が持てますし、早めの嘘腕ここに挑んでいるのも桜花賞で見られた傾向です。
時計だけが気になりますが、キタウイングなりに仕上がっていることでしょう。
グランベルナデット
グランベルナデット 10月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 86.4 | 69.7 | 52.7 | 37.9 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(稍重) | ⑦97.4 | 68.6 | 52.9 | 37.7 | 11.3 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.3 | 67.5 | 51.0 | 36.2 | 11.3 | 馬なり |
今年の忘れな草賞を制したグランベルナデットは美浦のウッドチップコースにて3頭併せを行いました。併せたのはロジホームとショウナンハウクン(どちらも3歳1勝クラス)です。
助手を背にして2頭の内から馬なりで追われ、6ハロン84秒3-上がり11秒3で僚馬に1~2馬身先着しました。
1週前はソーヴァリアント(5歳オープン)と併せ馬を行い7ハロン97秒4-上がり1ハロン11秒3で同時併入しています。
2週続けて終い時計11秒3の時計を出しているのは好感が持てますし、最終追い切りは馬なりで余裕がありながらも終いは自ら動いていました。
レースに向けて良化しているのは間違いありません。
ただし、時計だけ見たら春の忘れな草賞の最終追い切り時が馬なりで5ハロン68秒30上がり1ハロン11秒1だったので、その時と比べると若干見劣りするのも事実です。
それでも追い切りは自ら脚を使って積極的な動きが見られましたし、気持ちは乗っていましたので、この馬なりにコンディションはよさそうでした。
コナコースト
コナコースト 10月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.2 | 37.0 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.1 | 12.4 | 馬なり |
桜花賞で2着入りしたコナコーストは栗東の坂路コースで最終追い切りを行っています。
助手が騎乗して単走で追われ、全体時計51秒2-上がり1ハロン12秒1で坂路を駆けあがりました。
映像はありませんが1週前は栗東のウッドチップコースで一杯に追われて7ハロン93秒0-4ハロン49秒9-上がり1ハロン11秒7の時計を記録しています。
少し評価の難しい馬ですが最終追い切りは坂路で自己ベストを更新していますし、1週前追い切りでも4ハロン49秒台の好タイムを出していたのは好感が持てました。
時計だけ見たら優秀ですが、最終追い切り映像を見た限りは少し頭が高くて気性面が表に出ていたような感じがします。
コナコーストはマイルの桜花賞で結果を残している馬ですが、それ以上の距離となると折り合い面で難しそうでした。
時計が優秀なので評価はBにしましたが、テンションの高さを見た限りはこの馬にとって芝2,000mは長い気がしますし、性格的にマイル以下が適しているような感じがします。
コンクシェル
コンクシェル 10月11日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.8 | 67.2 | 52.7 | 37.7 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.8 | 68.5 | 52.9 | 37.2 | 11.4 | 一杯 |
4/5の抽選を突破したコンクシェルは栗東のウッドチップにて、ルクスビッグスター(3歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。
清水調教師を背にして僚馬の内側、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン82秒8-上がり1ハロンは11秒6で走破しましたが、ルクスビッグスターにはクビ差遅れています。
映像はありませんが、1週前は栗東のウッドチップで単走を行い、一杯に追われて7ハロン93秒1-4ハロン50秒0-上がり1ハロン11秒7で走破しています。
逃げ馬なので終い時計はそこまで期待していませんが、1週前は一杯に追われて4ハロン50秒0を出しています。
そして、最終追い切り時計は一杯に追われた前走ローズステークスの最終追い切りと比較しても全体時計は優秀でした。
ローズステークスを使ったことで良化しているのは明らかです。
しかし、併せたルクスビッグスターが1勝クラスの馬で、馬なりで追われたルクスビッグスターにクビ差ながら遅れてしまったのは気になりました。
しかも、ルクスビッグスターはコンクシェルよりも外目で追われた中で先着しているので、真っ向から格下に先着を許しているのは大きなマイナスでした。
前走最終時と比較するとよい流れになっていますが、追い切りを見た限り今回の秋華賞での激走は厳しいように感じます。
ソレイユヴィータ
ソレイユヴィータ 10月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.7 | 39.1 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 84.4 | 68.0 | 52.4 | 37.9 | 11.5 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.4 | 40.0 | 12.3 | 馬なり |
抽選を突破したソレイユヴィータは栗東の坂路コースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中あたりから馬なりで追われ、4ハロン54秒7-上がり1ハロンは12秒3を記録しています。
1週前はウッドチップで2頭併せを行い、強めに追われて6ハロン84秒4-上がり1ハロン11秒5でした。
もともと坂路では時計を出さないタイプですが、動き自体は悪くなく、やや頭を傾けながらの走りでしたが脚取りはしっかりしていました。
1週前も2頭併せで直線に入ってからはしっかりと脚を使っていましたし紫苑ステークスを使ったことで上積みが感じられます。
相手関係は相当強化されますが、この馬なりに出し切れる状態にはなっているでしょう。
ドゥアイズ
ドゥアイズ 10月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 68.7 | 52.6 | 36.9 | 11.3 | 馬なり | |
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦96.5 | 65.4 | 51.9 | 37.8 | 12.4 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 38.8 | 12.1 | 一杯 |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて単走で行いました。
レース当日も手綱を握る西村淳也騎手が手綱を握り、馬場の真ん中やや外目から馬なりで追われて6ハロン68秒7-上がり1ハロン11秒3でゴールしました。
1週前も栗東ウッドチップコースで追われて7ハロン96秒5-4ハロンは51秒9-上がり1ハロン12秒4でした。
2週続けて追い切り映像を見ましたが、これまでとは打って変わって前脚をピンと伸ばしながら走っていました。
もしかしたら夏に放牧を挟んだことで走法に変化があったのかもしれません。
また、これまでは1週前にウッドチップ⇒最終追い切りで坂路というローテーションを繰り返してきましたが、今回は2週続けてウッドチップを使っています。
これまでとは違ったローテーションで一発狙おうとしている感じがひしひしと伝わってきます。
走り方は少し気になるものの、最終追い切りを見届けた賞の調教師は「手ごたえ十分」と評価していますし、騎乗した西村騎手も確かな感触をつかんだようです。
阪神JFのように人気を落としながらも激走するかもしれません。
ドゥーラ
ドゥーラ 10月11日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.4 | 40.3 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.0 | 66.3 | 51.6 | 37.1 | 11.5 | 一杯 |
前走最終 | 函館W(良) | 56.3 | 40.0 | 12.3 | 馬なり |
オークスで3着、そしてクイーンステークスを勝利してマグレを払拭したドゥーラは栗東坂路で最終追い切りを行いました。
レース当日も騎乗する斎藤新騎手を背に、馬なりで単走追いを行い全体時計55秒4-上がり1ハロン12秒0で軽めに追われました。
1週前はウッドチップで一杯に追われて6ハロン82秒0-上がり1ハロン11秒5でゴールしています。
1週前にウッドチップで一杯追いからの最終追い切りを坂路で軽めはオークスでも見られたローテーションです。
最終追い切りは時計こそほとんど目立っていませんが、きびきびと前を向いて走れています。
他のオークス組と違ってクイーンステークスで古馬を撃破しているだけあり、ここでも上位人気に支持されそうですが確かに動きは全頭の中でも上位でした。
3着に激走したオークスの1週前と今回の1週前時計を比較しましたが差はほとんどありません。
オークスと同じくらいの状態で挑めると思いますし、2週続けて斎藤新騎手が追い切りに騎乗しているのも好感が持てます。
最後の一冠奪取に向けて、万全な状態で挑めることでしょう。
ハーパー
ハーパー 10月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦99.8 | 69.1 | 54.2 | 38.5 | 11.6 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 82.6 | 67.2 | 52.7 | 37.5 | 12.0 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.2 | 40.7 | 12.7 | 馬なり |
オークスで2着のハーパーはウッドチップコースで眺めに単走で追われました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われ、7ハロン99秒8-上がり1ハロン11秒6でゴールしています。
1週前は3頭併せを行い、僚馬の真ん中から一杯に追われて全体時計82秒6-上がり1ハロン12秒0でした。
1週前追い切りを見た限りは休み明けも影響してか、まだレース勘は染みついておらず、直線に入ってからもクビが少し横を向いていて走りに集中していない感じがしました。
その影響もあってか、最終追い切りはウッドチップで7ハロン追いを行っています。
1週前に負荷をかけた影響もあって、最終追い切りではしっかりした歩様で前を見据えて走れていたのは好感が持てました。
ただし、桜花賞の最終追い切りが今回と同じくウッドチップコースにて、馬なりで7ハロン追いを行い99秒4-4ハロン53秒2-上がり1ハロンが11秒3でした。
全体時計、上がり時計を見ても桜花賞時のほうが良化していたのです。
今回は休み明けの影響もあってか春の時と比較すると状態面は最良ではないです。
地力のある馬なので好走できる可能性もありますが、追い切りを見た限りはほかの馬のほうが魅力に映りました。
ヒップホップソウル
ヒップホップソウル 10月11日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦W(稍重) | 85.8 | 69.3 | 53.8 | 39.3 | 11.7 | 馬なり |
1週前 | 美浦W(稍重) | ⑦99.2 | 68.2 | 52.5 | 37.6 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 美浦W(良) | 66.7 | 51.6 | 37.1 | 11.3 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、3頭併せを行いました。併せたのは土曜日の府中牝馬ステークスに出走するプレサージュリフト(4歳オープン)とセラドナイト(3歳1勝クラス)です。
助手が騎乗して2頭の外目、馬場の真ん中あたりから馬なりで追われて6ハロン85秒8-上がり1ハロン11秒7で追われました。
1週前もプレサージュリフトと2頭併せを行い馬なりで7ハロン99秒2-上がり1ハロン11秒4でゴールしています。
序盤からリズムよく走れている上毛ツヤもよく見えたので状態面は非常によいでしょう。
軽い脚さばきながらも直線でプレサージュリフトが並んで来たらスイッチが入ったのか、力強い態勢で同時併入しています。
身体的にも精神的にも前走時より大きくパワーアップしているように感じました。
今回はキャリア初の長距離輸送となりますが、そこさえクリアできれば京都の地でもベストを尽くせると思います。
ピピオラ
ピピオラ 10月12日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 52.1 | 36.9 | 11.8 | 強め | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.9 | 67.7 | 52.2 | 36.9 | 11.4 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.6 | 12.1 | 馬なり |
抽選を突破したピピオラは栗東のウッドチップコースでスパークルアイズ(4歳2勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手を背にして馬場の真ん中から強めに追われ、4ハロン52秒1-上がり1ハロン11秒8で僚馬に1馬身ほど先着しています。
1週前もウッドチップで2頭併せを行い6ハロン83秒9-上がり1ハロン11秒4でゴールしていました。
1週前の動きを見た限りは少し身体の動きが固く見え、直線に入ってからも加速に時間がかかっています。
最終追い切りは引き続き2頭併せで僚馬に1馬身ほど先着していますが、ピピオラが馬場の真ん中で僚馬が外ラチから追われているのを考えると実は大きな差はありません。
そのなかで、2勝クラスの僚馬に1馬身差は少し物足りないです。
調教映像を見ても、少し走りにぎこちなさを感じますし、あまりよい状態に見えませんでした。
フェステスバント
フェステスバント 10月12日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.3 | 65.6 | 51.0 | 36.3 | 11.5 | 強め |
1週前 | 栗東坂路(良) | 53.5 | 38.9 | 12.5 | 一杯 | ||
前走最終 | 函館W(良) | 67.0 | 52.8 | 39.0 | 12.5 | 馬なり |
抽選を突破したフェステスバントは栗東のウッドチップコースにて、ヴェールランス(4歳3勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中やや内目から強めに追われて6ハロン82秒3-上がり1ハロン11秒5で半馬身ほど先着しています。
1週前は栗東坂路で一杯に追われて4ハロン53秒5-上がり1ハロンが11秒5でした。
鞭を使った勢いのある追い切りでしたが時計自体は特別目立っていません。
しかし、1週前に負荷をかけた影響もあってか最終追い切りでは自己ベストを記録しています。
ただ、走りを見た限りは頭が少し高かったですし少し無理がかかりすぎていて走りが苦しそうな感じもしました。
2週続けてキツく追っているので本番では一変する可能性もありますが、自己記録を更新したとはいえ時計も特別目立つものではありません。
ここメイチで仕上げているのは確かですが、いまの状態で上位争いは容易ではなさそうに思います。
マスクトディーヴァ
マスクトディーヴァ 10月11日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 39.8 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 85.0 | 68.5 | 53.9 | 38.8 | 12.6 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 39.3 | 12.2 | 馬なり |
ローズステークスの勝ち馬マスクトディーヴァは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われ4ハロン54秒5-上がり1ハロン12秒1でゴールしました。
1週前はウッドチップにて馬なりで追われて6ハロン85秒0-上がり1ハロン12秒6でゴールしています。
1週前馬なりウッドチップ⇒最終追い馬なり坂路のローテーションは1週前のローズステークスでも見られました。
ローズステークスがこの流れで勝利しているので今回も全く同じプランニングを行っています。
動きを見た限りしっかり前を見ながらリズムよく坂路を駆けあがっていて好感が持てました。
時計を見てもローズステークスの時と差はありませんし、ローズステークスの時と映像を比較してみましたがどちらも同じような動きができています。
前走と同じくらいの状態には仕上がっていることでしょう。
相手関係は強力ですが、うまく力を引き出してほしいです。
マラキナイア
マラキナイア 10月12日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 39.8 | 12.8 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 59.4 | 43.1 | 13.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.8 | 39.7 | 12.5 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースでディクテオン(5歳オープン)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われて4ハロン55秒1-上がり1ハロン12秒5でゴールしています。
脚さばき自体は軽快ですが少し軽すぎる感じもします。
また、頭も少し高くて走りのバランスはあまりよくありません。
ローズステークスの時の最終追い切りは坂路で行われていますが、そのときのほうが重心を低くしながら走れていて気配が感じられました。
そしてなによりもローズステークスの時のほうが坂路時計は優秀です。
今回はローズステークスの反動があるのかもしれませんが、最良の状態ではないように感じました。
ミシシッピテソーロ
ミシシッピテソーロ 10月11日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦W(稍重) | 82.1 | 65.7 | 51.5 | 37.5 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦W(良) | 68.5 | 53.2 | 38.6 | 11.8 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、スノーディザイア(4歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。
レース当日も手綱を握る石川裕紀人騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン82秒1-上がり11秒6で僚馬と同時併入しています。
小刻みのピッチ走法で走りも素早く、気持ちの乗った走りができています。
スピードのある走りも見せていましたし状態面は非常に良いです。
手前替えに関しては少し時間がかかったものの、動きは文句なしでよいですしこの馬なりに力を発揮できる状態に仕上がっています。
モリアーナ
モリアーナ 10月11日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦W(稍重) | 82.6 | 67.0 | 51.5 | 36.6 | 11.4 | 馬なり |
1週前 | 美浦W(稍重) | 82.6 | 67.1 | 51.9 | 37.6 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦W(良) | 83.5 | 67.1 | 52.1 | 37.8 | 11.6 | 馬なり |
紫苑ステークス勝ち馬のモリアーナは美浦のウッドチップコースにて単走を行いました。
助手を背に馬場の内側から馬なりで追われて6ハロン82秒6-上がり1ハロン11秒4でゴールしています。
1週前もウッドチップで馬なりにて追われて6ハロン82秒6-上がり1ハロン11秒5でした。
2週続けて似たような時計を出していますが1週前が馬場の外目を回っているのに対して今回は内目なので実質的には最終追い切りのほうが時計は出ていません。
ところが、気持ちは非常に乗っていて馬なりながらも自ら力のある走りを見せていたのは高く評価できます。
終盤に入ってからはさらに加速していましたし、身体全体を駆使して走れていたのは大変良く見えました。
時計自体はそこまで目立つものではありませんが、動きに関しては全頭の中でもトップクラスに見栄えしました。
あとは、久々の輸送で現在の状態をキープできるかがポイントとなるでしょう。
ラヴェル
ラヴェル 10月11日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 38.5 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.4 | 65.7 | 50.8 | 36.4 | 11.8 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 50.8 | 37.1 | 12.8 | 強め |
2歳のアルテミスステークスでリバティアイランドに勝利したラヴェルは栗東の坂路コースにて単走を行いました。
レース当日も手綱を握る坂井瑠星騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン54秒0-上がり1ハロン12秒0でゴールしました。
1週前は栗東のウッドチップで単走追いを行い、一杯に追われて6ハロン81秒4-上がり1ハロン11秒8を記録しました。
4着に入線したオークスの時も1週前に栗東のウッドチップで一杯に追われています。
その時の時計が6ハロン81秒6-4ハロン51秒7-上がり1ハロン12秒1なので、そのときよりは今回のほうが時計は出しています。
最終追い切りは全く時計が出ていませんが、軽めに流したので時計面は気にしなくてもよさそうです。
ただ、坂路追いの動きを見ていると、道中で左に寄れる場面が見られたので操縦性は少し気になりました。
2週続けて坂井瑠星騎手が騎乗しているのでここに対する思いは感じられましたし、1週前のウッドチップにおける時計や動きも良かったです。
癖の強そうな馬ですが、ポテンシャルだけ見たらここでも上位だと思うので、あとは坂井騎手の手綱さばきに注目したいです。
リバティアイランド
リバティアイランド 10月11日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦98.8 | 67.1 | 52.2 | 37.2 | 11.7 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 81.5 | 65.9 | 51.1 | 35.5 | 11.0 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.2 | 68.0 | 52.4 | 36.7 | 10.8 | 馬なり |
史上7頭目の三冠牝馬に王手をかけたリバティアイランドは栗東のウッドチップコースにて、メイショウクーガー(3歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する川田騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追われて7ハロン98秒8-上がり1ハロン11秒7で僚馬に3馬身先着しています。
1週前もウッドチップで追い切りを行いました。
この時も馬なりで馬場の外目から追い切りましたが6ハロン81秒5-4ハロン51秒1-3ハロン35秒5-2ハロン21秒9-1ハロン11秒0という、控えめにいっても尋常じゃない時計を叩き出しています。
特に3ハロンから1ハロンにかけての時計が秀逸で、3ハロン35秒台、2ハロン21秒台という時計を叩き出す馬は滅多にいないのではないでしょうか。しかも、馬場の外目から馬なりです。
この動きだけ見てもこれまでの馬とは一味も二味も違う雰囲気が出ていますし、とんでもないポテンシャルを感じます。
最終追い切りは1週前と同じような調教を行いましたが時計自体は1週前よりもでていないものの、直線に入ってメイショウクーガーに並びかけると馬なりながらもあっという間に突き放して余裕の3馬身先着でした。
ゆとりのある走りながらも随所で力強さを見せていましたし、非の付け所がない追い切りです。
個人的な話になりますが、今回アイウエオ順で最終追い切りを確認したためリバティアイランドは必然的に最後に調教映像を見る形となりました。
秋華賞は最後の一冠をかけた戦いということもあり、多くの馬が力を発揮できる状態に仕上げていましたが、トリでチェックしたリバティアイランドの動きはほかの馬が比較にならないほど別格で段違いの出来栄えでした。
当日の天気だけが気になるところですが、良馬場開催ならあっさり三冠タイトルを手にしてもおかしくないでしょう。
今回は文句なしのS評価をつけましたが、本音をいうとSSもしくはSSS評価くらいつけてもよいくらい素晴らしい追い切りを見せていました。
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秋華賞2023追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ドゥーラ モリアーナ リバティアイランド |
A | ヒップホップソウル マスクトディーヴァ ミシシッピテソーロ |
B | キタウイング グランベルナデット コナコースト ソレイユヴィータ ドゥアイズ ハーパー ラヴェル |
C | エミュー コンクシェル ピピオラ フェステスバント マラキナイア |
D |
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秋華賞2023の最終予想
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