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【菊花賞2023追い切り評価/全頭診断】実力上位のアノ馬に〝確勝級〟のトップ評価「S」

菊花賞2023追い切り評価記事のサムネイル画像

菊花賞2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では菊花賞の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

10月18日の馬場状態

美浦
坂路、ウッドチップコースともに良馬場でした。
ウッドチップコースは時計を出す馬は出しており、坂路は統計が少ないものの、オープン以来さほど時計は目立たずでした。

栗東
美浦と同じく坂路、ウッドチップコースともに良馬場です。
ウッドチップコースは美浦とほぼ同じで時計を出す馬は出していました。
坂路は平均よりはなんとなく時計はかかっている印象があり、2重賞で坂路調教した馬で飛びぬけて好タイムを残した馬はいませんでした。

目次(読みたい項目をタップ)

菊花賞2023追い切り評価/全頭診断コメント

菊花賞2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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ウインオーディン

ウインオーディン 10月18日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.567.152.237.511.7馬なり
1週前美浦南W(良)84.067.752.638.011.9馬なり
前走最終美浦南W(良)86.469.554.139.011.9馬なり

最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、単走を行いました。

レース当日も騎乗する三浦騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン82秒5-上がり1ハロン11秒7でまとめています。

1週前もウッドチップで三浦騎手の手綱の元、追い切りを行っており、このときは馬なりで6ハロン84秒0-上がり1ハロンは11秒9でした。

前走のセントライト記念の時と比較すると大幅に速い時計を出しています。

動きもスムーズですし、軽快ながらも時計を出すときは出していてなかなかいい動きでした。

セントライト記念を使ったことで上積みは感じられますし、馬体的にも脚が長い馬なので長距離は適していそうです。

皐月賞のときが美浦のウッドチップにおいて馬なりで6ハロン81秒6-上がり1ハロン11秒9なので時計だけ見たら若干皐月賞に見劣りしますが、その時に近い状態まで持ってこられたのではないかと思います。

距離と輸送をクリアすれば面白そうです。

サヴォーナ

サヴォーナ 10月18日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.838.112.1強め
1週前栗東CW(良)82.968.153.238.112.2一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.437.812.1一杯

神戸新聞杯で2着のサヴォーナは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中あたりから強めに追われて全体時計51秒8-上がり1ハロン12秒1で駆け上がりました。

1週前は栗東のウッドチップで一杯に追われ、6ハロン82秒9-上がり1ハロン12秒2でまとめています。

サヴォーナはこれまで栗東で入念に乗り込まれてきましたが、今回は菊花賞を意識してか、1週前に栗東ウッドチップで一杯に追われていました。

このときプリモスペランツァ(4歳3勝クラス)と併せ馬を行っていて3馬身追走も3馬身先着しています。

1週前の映像を見た限りは、一杯に追われた割に気配は感じませんでしたが、僚馬も一杯に追われた中で3馬身先着していて内容自体は悪くありません。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

最終追い切りは坂路で強めに追われていますが、使ったことで前走神戸新聞杯よりも全体時計は出していましたし、前走時と同じくらいの状態はキープしていました。

ただし、馬体的には筋肉量の多いパワー型の馬だと思うので芝3,000mの菊花賞向きかというと少し難しいところはあります。

菊花賞の結果次第ですが、個人的には中距離もしくはマイルあたりが適しているように感じました。

サトノグランツ

サトノグランツ 10月18日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.738.412.3馬なり
1週前栗東CW(良)84.869.053.237.011.1強め
前走最終栗東坂路(良)  52.137.812.0強め

神戸新聞杯の勝ち馬サトノグランツは栗東坂路で最終追い切りを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中あたりから馬なりで追われ、4ハロン52秒7-上がり1ハロン12秒3で駆け抜けています。

1週前はウッドチップコースにてコルレオニス(2歳未勝利)とフライライクバード(6歳オープン)の真ん中から3頭併せを行い、6ハロン84秒8-上がり1ハロン11秒1でまとめていました。

1週前映像は少しズブそうな感じがしましたが、直線に入って促されてからは長く脚を使えていて、オープン馬のフライライクバードと併入していて力は出せそうです。

ここで負荷をかけた影響もあったのか、最終追い切りではリズムよく軽快に、気持ちよさそうに走れていました。

馬体を見ても細長いタイプの馬なので菊花賞の舞台とはかみ合いそうですし、神戸新聞杯に引き続き好状態で挑めるでしょう。

ショウナンバシット

ショウナンバシット 10月18日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 66.550.936.311.6馬なり
1週前栗東CW(良)81.166.151.536.911.6一杯
前走最終栗東CW(良)83.767.152.036.811.3引張りきみ

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、ベルクレスタ(4歳オープン)と2頭併せを行いました。

秋山真一郎騎手(レース当日はデムーロ騎手が騎乗)が手綱を握り、馬場の真ん中やや外目から馬なりで僚馬を0.5秒追走し、5ハロン66秒5-上がり1ハロン11秒6で同時併入しています。

1週前はデムーロ騎手を背にウッドチップで一杯に追われて、6ハロン81秒1-4ハロンは51秒5-上がり1ハロン11秒6で思いっきり負荷をかけました。

1週前、最終追い切りどちらの映像にも言えることですが、力のある動きを見せていて四肢を大きく伸ばした走りは見ていてとてもいい走りができています。

とくに、最終追い切りは馬なりでしたが4ハロン50秒9という好タイムでまとめており、神戸新聞杯や1週前で負荷をかけた影響がよい方向に向いていました。

前走神戸新聞杯のときも内容のある走りでA評価を打たせてもらいましたが、今回も引き続き状態面はキープしており、いい状態でレースに向かうことができそうです。

シーズンリッチ

シーズンリッチ 10月18日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.268.453.938.612.3馬なり
1週前栗東CW(良)82.566.852.637.612.1強め
前走最終栗東CW(良)82.766.852.737.711.5強め

毎日杯の勝ち馬シーズンリッチは栗東のウッドチップコースで最終追い切りを行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン85秒2-上がり1ハロン12秒3でゴールしています。

1週前も馬なりで直線強めに追われていました。

このときは馬場の真ん中あたらいから追われていて6ハロン82秒5-上がり1ハロン12秒1でまとめています。

シーズンリッチは関東馬ですが、前走神戸新聞杯のときのように引き続き栗東のウッドチップで調整されていて、早い段階から輸送をクリアしている点は評価したいです。

しかしながら、最終追い切り映像を見た限りは走りに力強さが欠けていました。

特に、後ろ脚にパワーが感じられません。

1週前も強めに追われていたのですが、時計は目立たずでした。

神戸新聞杯の時のほうが状態面は良く見えましたし、ここはベストな状態ではないように感じます。

ソールオリエンス

ソールオリエンス 10月18日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.767.352.237.611.5馬なり
1週前美浦南W(良)80.665.751.637.111.7G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)82.166.952.938.311.7馬なり

注目のソールオリエンスは美浦のウッドチップコースでアナンシエーション(5歳3勝クラス)と併せ馬を行いました。

主戦を務める横山武史騎手が手綱を握り、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン82秒7-上がり1ハロン11秒5で軽く仕上げていました。

1週前も横山武史騎手が騎乗し、G1馬のウインマリリンと2頭併せを行っています。

このときはウインマリリンを約6馬身ほど後方から追走する形で直線に仕掛けられて、6ハロン80秒6-上がり1ハロン11秒7で同時併入していました。

ソールオリエンスは1週前にウッドチップで強め⇒最終追い切りはウッドチップで軽く流すことを皐月賞から続けていたので、今回もそのローテーションを行いました。

そのため、最終追い切りよりも1週前が実質的な最終追いといえるでしょう。

1週前の動きを見た限り、全体時計は6ハロン80秒台でまとめていて相変わらず時計は優秀です。

ところが、今回の1ハロン11秒7という時計は、ソールオリエンスにしては正直なところ遅いです。

なぜなら、皐月賞とダービーの1週前追い切り時は1ハロン11秒1、前走セントライト記念の時も1ハロン11秒3を出していました。

ところが今回は11秒台後半で、ソールオリエンスは差しの競馬を得意としているので、末脚が欠ける点は気になりました。

今回は京都への輸送を控えているので無理はさせなかった可能性もありますが、強めに仕掛けられていたので春の時のような末脚は正直見たかったです。

2週続けて横山武史騎手が騎乗している点は好感が持てますし、過去の適性を見ても菊花賞の舞台とはマッチしそうですが、追い切りを見た限りは近3戦のほうがよいと感じました。

タスティエーラ

タスティエーラ 10月18日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.465.450.436.211.7馬なり
1週前美浦南W(良)80.564.550.435.911.2G前仕掛け
前走最終美浦南W(重) 67.151.937.511.1馬なり

もう一頭の注目馬であるタスティエーラは美浦のウッドチップコースでカフェクロニクル(4歳1勝クラス)とダンンラスター(7歳オープン)と3頭併せを行いました。

レース当日も騎乗するモレイラ騎手を背に、馬場の真ん中あたりから馬なりで追われて6ハロン81秒4-上がり1ハロン11秒7の時計でゴールしました。

1週前は助手が騎乗し、レヴァンジル(4歳3勝クラス)と2頭併せを行い、ゴール前に促される形で6ハロン80秒5-4ハロン50秒4-上がり1ハロン11秒2の好時計で2馬身先着しています。

トライアルレースを使わずにダービーから直行ということで、悪い意味で不安要素がありましたが1週前の調教内容は非常によいです。

僚馬と直線に並びかけた時点で一気にペースアップしており、精神的な力強さとレースに向けての意欲がひしひしと伝わりました。

最終追い切りは馬なりで軽めでしたが、ここでも直線で加速していて先着しようとする気持ちが感じらます。

休み明けですが走りもきれいですし、菊花賞に向けて念入りな調整を行ってきた効果が追い切り映像から伝わりました。

血統的に中距離向きかと思いましたが、追い切りで馬体を確認した限りは脚が長くて長距離も案外いけそうです。

今回はダービーからの直行という異例の選択をとりましたが、追い切りを見た限りは皐月賞やダービーと同じくらいの状態に仕上がっていたので最後のクラシックレースでも存分に力を発揮できるでしょう。

ダノントルネード

ダノントルネード 10月18日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦97.165.451.437.111.7一杯
前走最終栗東CW(重)83.468.053.538.211.7馬なり

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、ミッキーチャレンジ(4歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗する西村淳也騎手を背に、馬場の外目から一杯に追われて7ハロン97秒1-4ハロン51秒4-上がり1ハロン11秒7でゴールしました。

時計面はそこまで目立っていませんが馬場の外目から一杯に追われて力のある走りを見せています。

また、前傾姿勢で力強さもあり、気持ちが乗っているのは好感が持てました。

ただし、前走日本海ステークスにおける最終追い切り時計が重馬場のウッドチップで馬なりにて6ハロン83秒4-上がり1ハロンは11秒7でした。

今回は菊花賞を見据えて7ハロン追いを行っていましたが、終い時計だけ見たら前走最終追い切りのほうが優秀です。

また、馬体を見ても筋肉量の多いタイプなので長距離に適しているかといわれたら正直微妙に感じます。

精神面の意欲は感じられましたが、ダノントルネードにとって芝3,000mは長い感じもします。

ドゥレッツァ

ドゥレッツァ 10月18日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.965.550.536.311.4馬なり
1週前美浦南W(良) 65.651.037.111.6馬なり
前走最終美浦南W(稍重)84.268.153.138.311.7馬なり

オープン上がりでいきなりG1に向かうドゥレッツァは美浦のウッドチップコースでクロミナンス(6歳3勝クラス)と2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗するルメール騎手を背に、馬場の外目から僚馬を3馬身ほど追走しています。

馬なりで追われて6ハロン81秒9-上がり1ハロンは11秒4でクロミナンスに0.1秒先着しました。

1週前は障害騎手の簑島騎手を背に、ウッドチップで馬なりにて追われて5ハロン65秒6-上がりハロン11秒6でまとめています。

ここがキャリア初のオープン戦となりますが、追い切り映像を見た限り時計面は優秀で、特に全体時計81秒9は優秀です。

ただし、最終追い切りでは手前を替えたのは直線に入ってしばらく経ってからだったので少し器用さは欠けました。

もっとも、1週前はスムーズに手前替えができていたのでたまたまだった可能性はあります。

そして、最終追い切りは同じ手前で走りながらも全体時計81秒9-上がり1ハロン時計11秒4でまとめているので地力の高さは感じられました。

現在の状態でレース本番も問題なく競馬できるようでしたら面白い存在になりそうです。

トップナイフ

トップナイフ 10月18日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.668.453.738.612.4馬なり
1週前栗東CW(良)⑦95.865.851.737.012.0一杯
前走最終札幌芝(良) 66.652.037.511.5馬なり

シルバーコレクターに近づきつつあるトップナイフは栗東のウッドチップコースで単走にて、最終追い切りを行っています。

再び手綱を握ることになった横山典弘騎手が栗東まで駆け付けました。

馬場の真ん中あたりから馬なりで追われ、6ハロン83秒6-上がり1ハロン12秒4でまとめました。

1週前も横山典弘騎手が騎乗しました。

このときは7ハロン追いを行い、一杯に追われて7ハロン95秒8-上がり1ハロン12秒0でゴールしています。

時計自体はそこまで目立つものではありませんが、2週続けて横山典弘騎手が手綱を握っているのは好感が持てますし、淡々とした走りは相変わらず健在です。

個人的な話になりますが、前走札幌記念時の最終追い切り時は走りが地味ということでC評価をつけましたが蓋を開けたら2着入りし、これがトップナイフの走りなのかと痛感しました。

最終追い切りや1週前追い切りを見ても、特別時計は目立っていませんがリズムよく走ることができていてトップナイフらしい走りは健在です。

今回もベストな状態でレースに挑めるでしょう。

時計のかかる馬場になるようでしたら評価を上げたいです。

ナイトインロンドン

ナイトインロンドン 10月18日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)  52.337.111.5馬なり
1週前美浦南W(良)83.467.951.836.811.9一杯
前走最終美浦南W(良)83.367.150.436.111.6直強め

最終追い切りは美浦のウッドチップコースにてストキャスティーク(4歳2勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン52秒3-上がり1ハロン11秒5で同時併入しています。

1週前もストキャスティークと追い切りを行い、このときは一杯に追われ、時計は83秒4-上がり1ハロンは11秒9でした。

豪快なストライトは健在で走りは力強かったですし、トビのある走りで気持ちが乗っていた点は高く評価できます。

ただ、豪快な走りに対して時計が出ていないのは気になりました。

前走神戸新聞杯時の1週前は強めで6ハロン81秒3-上がり1ハロン12秒0でまとめているので前走時のほうが時計は出しています。

今回も気持ちの面は乗っていたのですが、それに対して時計は出ていなかったのは気になります。

血統的には母の父がかつて菊花賞を制したメジロマックイーンなので適性はありそうですが、追い切りを見た限りは前走神戸新聞杯の時のほうがよい状態だったと思いました。

ノッキングポイント

ノッキングポイント 10月18日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)84.568.353.538.511.5馬なり
1週前美浦南W(稍重)⑦97.266.051.437.411.6馬なり
前走最終美浦南W(良) 68.653.138.311.6馬なり

新潟記念を制したノッキングポイントは美浦のウッドチップでレガレイラ(2歳1勝クラス)と2頭併せを行っています。

レース当日も騎乗する北村宏司騎手を背に、馬場の内側から馬なりで追われて6ハロン84秒5-上がり1ハロン11秒5の時計で同時併入しました。

1週前も北村宏司騎手が騎乗し、馬なりで3頭併せを行い7ハロン97秒2-上がり1ハロン11秒6を記録しています。

最終追い切りではコーナーで若干もたつく場面がありましたが、直線に入ってからは持ち直してしっかりと末脚を伸ばしていました。

時計面で見ても勝利した前走新潟記念と差はありません。

2週続けて北村宏司騎手が追い切りに騎乗した点も評価できますし、前走と同じくらいの状態をキープしているのは間違いありません。

距離さえ持てば、ベストを尽くせるはずです。

パクスオトマニカ

パクスオトマニカ 10月18日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)85.869.454.539.311.7馬なり
1週前美浦南W(良)82.966.852.438.111.9一杯
前走最終美浦南W(稍重)82.466.852.138.312.6馬なり

プリンシパルステークスの勝ち馬パクスオトマニカは美浦のウッドチップコースでリラックス(3歳2勝クラス)と2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗する田辺騎手を背に、馬なりで追われて僚馬を3馬身追走しています。

6ハロン85秒8-上がり1ハロン11秒7の時計で僚馬に0.1秒先着しました。

1週前も田辺騎手を背に、ウッドチップで一杯に追われ6ハロン82秒9-上がり1ハロン11秒9でまとめています。

最終追い切りは軽めで時計は出していませんが、回転の速い脚さばきで動けており、1週前に負荷がかかった効果は表れているように感じます。

ただ、前走レパードステークスのときと比較すると、全体時計では3秒近く見劣っていました。

ラスト1ハロン時計は今回のほうが出ていましたが、総合的に見ても前走時のほうがいい状態だったと思います。

使える脚も限られているので、2週続けて騎乗した田辺騎手がこの馬の良さをどのように引き出せるか注目したいです。

ハーツコンチェルト

ハーツコンチェルト 10月18日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.867.653.338.012.2馬なり
1週前栗東CW(良)82.466.651.936.811.4強め
前走最終栗東CW(良)86.270.155.039.412.1馬なり

ダービーで3着のハーツコンチェルトは栗東のウッドチップコースにて、単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン83秒8-上がり1ハロン12秒2でゴールしています。

1週前はウインメラナイト(2歳未勝利)と併せ馬を行いました。

この時も助手騎乗で僚馬を4~5馬身追走する形で追われ、8ハロン82秒4-上がり1ハロン11秒4で同時併入しています。

前走神戸新聞杯を叩いたことで上積みが感じられる1頭です。

ハーツコンチェルトは関東馬ですが早い段階から栗東に入厩していることで直前の長距離輸送をすでにクリアしている点は好感が持てます。

最終追い切りでは左手前ながらも右回りのコースで追われていて、多少固さはあるかもしれませんがスムーズに追い切りを行いました。

1週前も強めで好タイムを記録しているように、前走時よりは明らかに仕上がっている感じがしました。

今回は2週続けて助手騎乗で、主戦を務める松山騎手が追い切りにまたがっていませんが、ダービーの時も助手騎乗で3着入りしているのでその点は問題なさそうです。

これまで左回りで結果を残していたので右回りの京都がどう出るかは分かりませんが、追い切りを見た限りは外回りの京都とは合いそうです。

力は出せる状態だと思いますし、人気を落とすようでしたら抑えておきたいです。

ファントムシーフ

ファントムシーフ 10月18日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.439.911.9直強め
1週前栗東CW(良)84.068.152.437.011.1強め
前走最終栗東坂路(良)  53.338.111.7一杯

今年の共同通信杯を制したファントムシーフは栗東の坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から強めに追われて全体時計54秒4-上がり1ハロン11秒9でゴールしています。

1週前は栗東のウッドチップで強めに追われ84秒0-上がり1ハロン11秒1という終い時計は優秀でした。

もともと皐月賞で1番人気に支持されていた馬で地力の高さはありますが、ウッドチップで追われた1週前追い切り時計を見た限りはラストの伸びがよかったですし、前走の引きついて力は発揮できるように感じます。

坂路で行われた最終追い切りは軽く流す程度でしたが、綺麗なフォームで淡々と走れていて、フォームアップとしては上々の内容でした。

1週前は終い重視で追われていましたが使える脚は意外と流そうなので外回りの京都とも合いそうです。

騎乗する武豊騎手も長距離を得意としていますし、どのような競馬を行ってくれるか注目したですね。

マイネルラウレア

マイネルラウレア 10月18日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.837.912.4強め
前走最終栗東坂路(良)  50.637.212.2一杯

若駒ステークス勝ち馬のマイネルラウレアは栗東坂路でホウオウエクレール(6歳3勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗し馬場の真ん中から強めに追われて4ハロン51秒8-上がり1ハロン12秒4でまとめています。

時計はありませんが1週前はウッドチップで馬なりにて追われ、6ハロン84秒3-上がり1ハロン11秒7でゴールしました。

前走神戸新聞杯の追い切りが非常に時計を出していましたが、その時に比べたら時計は見劣りします。

前走最終追い切り時と比較すると楽な走りが行えていたのは好感が持てますが、それでも前走比較で時計が目立っていないのは評価を下げたいところです。

また、神戸新聞杯時は追い切りで好タイムを記録したもののレースでは8着に敗れていたのでこの馬にとって追い切り時計は必ずしもレース結果に結び付きません。

水曜日の時点で鞍上も決まっていませんし、ここでの勝ち負けはそこまでこだわっていない感じもしました。

リビアングラス

リビアングラス 10月18日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.538.812.1馬なり
1週前栗東CW(良)⑦94.864.551.037.211.8一杯
前走最終栗東坂路(重)  53.038.512.4一杯

最終追い切りは栗東の坂路コースで単走を行いました。

レース当日も騎乗する坂井瑠星騎手の騎乗の元、馬場の万課から馬なりで追われて全体時計53秒5-上がり1ハロン12秒1を記録しました。

1週前はウッドチップで一杯に追われています。

このときも坂井瑠星騎手が騎乗し、前日の富士ステークスに出走するユニコーンライオン(7歳オープン)とテンカハル(5歳オープン)と併せて7ハロン94秒8-上がり1ハロン11秒8でユニコーンライオンに1馬身先着しました。

一杯に追われた1週前が実質的な最終追いですが、序盤から緩やかな走りで抜け出し、直線に入ってからもじわじわと長く脚を使って重賞馬のユニコーンライオンに先着しました。

派手な動きではなかったものの、この馬らしい走りはできていたように思います。

最終追い切りは軽めでしたが1週前同様伸び伸びした走りができていました。

一杯に追われた前走最終時よりも好内容でしたし、引き続き良い状態で菊花賞に挑むことができるでしょう。

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菊花賞2023追い切り評価ランキング

評価馬名
タスティエーラ
ウインオーディン
サトノグランツ
ショウナンバシット
ハーツコンチェルト
ファントムシーフ
サヴォーナ
ソールオリエンス
ドゥレッツァ
トップナイフ
ナイトインロンドン
ノッキングポイント
リビアングラス
シーズンリッチ
ダノントルネード
パクスオトマニカ
マイネルラウレア
 
50音順になります。

菊花賞2023追い切り映像

菊花賞2023の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2023年 菊花賞|JRA公式
【注目馬 関係者インタビュー】2023年 菊花賞|JRA公式

菊花賞2023の最終予想

菊花賞2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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