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【阪神ジュベナイルF2023予想】本命馬3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!

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阪神ジュベナイルフィリーズ2023予想の最終買い目を更新しました!

阪神ジュベナイルフィリーズ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

阪神ジュベナイルフィリーズ2023の予想ポイント

  • キャリア2~3戦の馬が活躍
  • ノーザンファーム生産馬が強い
  • 馬券の中心は1~5人気の馬、1人気は1着軸向け
  • 前走重賞組が強い、前走未勝利&新馬組は厳しい
  • 前走連対している馬が好走
目次(読みたい項目をタップ)

阪神ジュベナイルフィリーズ2023予想の最終買い目

阪神JFの予想(晴れの良馬場想定)

阪神JFが開催される日曜日の阪神競馬場界隈は晴れの予報が出ています。

前日の土曜日も晴れで行われていた上、レース当日は気温が18度近くまで上昇するようです。

そのため、間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。

馬場傾向に関しては、土曜日の芝レースを見た限りは極端な高速馬場ではありませんが極端に時計がかかっていた感じもしません。

そのため、うましるでは晴れの良馬場想定、標準くらいの馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命  6 ステレンボッシュ

エピファネイア
ブルークランズ
母父ルーラーシップ
主な勝ち鞍赤松賞(1勝クラス) 2023年
前走赤松賞(1勝クラス) 1着

本命はステレンボッシュにしました。

今年は有力馬のチェルヴィニアやボンドガールが回避したため一転して大混戦模様となっています。

どの馬が勝ってもおかしくないですが、ステレンボッシュは前走の赤松賞で終いの脚をしっかり引き出すことができました。

阪神JFは上がり勝負になりやすいため終い勝負で実績を残しているのは評価したいです。

データと相性のいいノーザンファーム生産馬ですし、鞍上もテン乗りとはいえこのレースと相性のいいルメール騎手が騎乗します。

関東馬ですが早い段階で栗東に滞在し、輸送のリスクを軽減しているのもポイントが高いです。

昨年のリバティアイランドのような抜けた馬というわけではありませんが、今回は混戦模様なので頑張って欲しいです。

〇対抗 10 コラソンビート

スワーヴリチャード
ルシェルドール
母父オルフェーヴル
主な勝ち鞍京王杯2歳S(G2) 2023年
前走京王杯2歳S(G2) 1着

対抗はコラソンビートにしました。

前走の京王杯2歳ステークスは流れる展開の中でしっかりと末脚を引き出して牡馬相手に勝利を掴みました。

決して楽ではない展開で出しきれたのは高く評価したいです。

マイルは久々になりますが過去には勝利実績もありますし問題ないでしょう。

突き抜けた時のパフォーマンスは今回の出走馬の中でも最上位だと思います。

追い切りも素晴らしい動きを見せていたのでここでG1制覇してもおかしくないですよ。

▲単穴  3 キャットファイト

ディスクリートキャット
フラマブル
母父パイロ
主な勝ち鞍アスター賞(1勝クラス) 2023年
前走アスター賞(1勝クラス) 1着

単穴はキャットファイトにします。

前走のアスター賞はロスなく競馬ができた上、最後の直線では最高の位置から競馬してレコード勝利を掴みました。

早い段階から動いて勝ち切っているようにスタミナは相当あります。

この馬からしたらマイルは少し短いかもしれませんが、前走のアスター賞はマイルの舞台で勝ち切っているので苦手というわけでもありません。

大野騎手は関東騎手ですがオールパルフェのデイリー杯2歳ステークスやアンタレスステークスのアナザートゥルースを見る限り、意外と阪神との相性は良いです。

相手は揃っていますがアスター賞のような競馬ができれば一発あるでしょう。

△連下 14 サフィラ

ハーツクライ
サロミナ
母父Lomitas
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走アルテミスS(G3) 2着

良血馬のサフィラは連下にしました。

前走のアルテミスステークスや新馬戦では勝利を掴むことができませんでしたがこの時勝利したのがチェルヴィニアやボンドガールといった素質馬です。

もっともサフィラも兄姉にサリオスやサラキアがいる良血馬ですが…。

ボンドガールやチェルヴィニアと比較すると切れる脚はそこまでなく、どちらかというと長く脚を活かせるタイプです。

しかしながら、阪神マイルは末脚展開にもなりやすいためコース的に少し不利かと思い、相手にしました。

△連下 11 スウィープフィート

スワーヴリチャード
ビジュートウショウ
母父ディープスカイ
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走白菊賞(1勝クラス) 2着

スウィープフィートは連下にします。

前走の白菊賞は2着に敗れてしまいましたが、早い位置から動きながらも上がり33秒1の末脚で接戦までも連れ込みました。

負けて強しの競馬でしたし、永島騎手とのコンビも合っています。

今回も注目していましたが、追い切りがあまり見栄えしなかったのは減点材料で、相手までにしました。

△連下 12 シカゴスティング

ロゴタイプ
マルチスクリーン
母父スクリーンヒーロー
主な勝ち鞍フェニックス賞(OP) 2023年
前走ファンタジーS(G3) 3着

ファンタジーステークスで3着のシカゴスティングも抑えます。

前走のファンタジーステークスは内から動いて3着入りしました。

もともと中枠発走でしたが鮫島騎手が馬場のいい内ラチ沿いを選択して見事馬券に絡んでいます。

騎手の力量で掴んだ権利と言えるでしょう。

今回も引き続き鮫島騎手が騎乗しますし、出し切れた時の切れ脚はここでも上位だと思いますので抑えておきます。

単勝

6 ステレンボッシュ

馬連流し

軸馬:6
相手:3、10、11、12、14

三連複フォーメーション

1頭目:6
2頭目:3、10、11、12、14
3頭目:3、10、11、12、14

阪神ジュベナイルフィリーズ2023の有力馬3頭

2歳女王の座を掴もうと今年は25頭もの牝馬が出走登録しています。

アルテミスステークスを制したチェルヴィニアこそ出走回避しましたが、それでも豪華メンバーが揃いました。

今年の出走登録馬の中で有力株を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ボンドガール ※取消

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

今年の出走登録馬の中で注目を集めているのはボンドガールです。

デビューしたのは安田記念が開催された日の東京競馬場で、奇しくも安田記念と同じ東京芝1,600m戦でした。

ここでは先行しながら上がり3ハロン33秒0の末脚で勝利しています。

この時期の馬としては上がり33秒0は優秀で、今回出走登録しているすべての馬で最速です。

また、この新馬戦は相手関係も豪華です。

例えば、2着のチェルヴィニアはのちにアルテミスステークスを、そして3着のコラソンビートは京王杯2歳ステークスを制しました。

それだけではなく、4~6着馬までが未勝利戦を制してクラス戦に昇級しました。

ひとつのレースでこれだけ好走馬がでるケースは珍しく、レベルの高いレースを制しているのは高く評価できるでしょう。

前走のサウジアラビアロイヤルカップは牡馬のゴンバデカーブースに敗れて2着でしたが人気のシュトラウスとのたたき合いには勝利しています。

このシュトラウスは続く東スポ杯2歳ステークスを勝利しているように、このサウジアラビアロイヤルカップもメンバーが揃っていたのでした。

未だ重賞タイトルは手にしていませんがハイレベルな近2戦で結果を残しているのは高く評価できます。

初重賞制覇がG1でもおかしくありません。

★評価点
・近2戦がハイレベル
・半兄にダノンベルーガがいる
・データと相性のいいキャリア2戦馬
・ノーザンファーム生産馬
・ダイワメジャー産駒
・データと相性のいい前走重賞&連対組

▼課題
・マーカンド騎手が上手に騎乗できるか

サフィラ

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

良血馬のサフィラも人気の一角となるでしょう。

全兄のサリオスは2歳時に朝日杯FSを制し、皐月賞とダービーでも2着入りしました。

また、半姉のサラキアはG1タイトルこそ手にしていませんが、エリザベス女王杯や有馬記念で2着入りしています。

良血の娘として期待を胸にデビューしましたが、そのときは3着に敗れました。

しかしながら、続く未勝利戦では外に回しながら鮮やかに突き抜けて3馬身半差の圧勝。

そして、前走のアルテミスステークスもチェルヴィニアの2着に入線しています。

血統背景を見る限りは能力の高さも感じますし、重賞レースでも連対しているのは好感が持てます。

ただ、前走のアルテミスステークスはじわじわ脚を伸ばして2着入りしていますが、チェルヴィニアには完敗でした。

瞬間的な加速力はないのでできることなら未勝利戦の時のように早めにポジションを確保しつつ、ロングスパート気質の競馬で挑んだほうが出し切れると思います。

★評価点
・キャリア3戦馬
・ノーザンファーム生産馬
・データと相性のいい前走重賞&連対組

▼課題
・瞬間的な加速力は乏しい

コラソンビート

主な勝ち鞍
  • 京王杯2歳S (G2) 2023年

新馬戦こそボンドガールに完敗でしたが、その後は3戦3勝し、前走の京王杯2歳ステークスでは牡馬混合戦ながらもレコード勝ちで勝利したコラソンビートも阪神JFの有力候補です。

前走の京王杯2歳ステークスは中団で脚を溜める競馬となりましたが直線で外目から動き、ラスト1ハロンで一気に加速して勝利を掴みました。

東京競馬場はラスト1ハロンが平坦ですが、阪神JFの舞台である阪神競馬場はラスト1ハロンに急な上り坂があるため、そこをどうクリアするかがポイントとなりそうです。

また、近2戦はいずれも芝の1,400mでした。

未勝利戦でマイルを勝利しているため距離実績は問題ないと思いますが、近走を見る限りは短距離のほうが合っているかもしれません。

末脚自体は長けているのでチャンスはありそうですが、ボンドガールが要る手前、勝ち負けは少し厳しいかもしれないです。

★評価点
・京王杯2歳ステークスで牡馬相手に勝利した
・データと相性のいい前走重賞&連対組
・加速力に長けている

▼課題
・マイルよりも短距離向けかもしれない
・キャリア4戦馬の好走率は低い

阪神ジュベナイルフィリーズ2023の穴馬2頭

阪神JFは情報量の少ない2歳重賞レースにしては比較的固く決着づくケースが多いです。

しかしながら、昨年は12番人気のシンリョクカと10番人気のドゥアイズが馬券に絡んで高配当になりました。

もしかしたら昨年の再来が起きるかもしれません。

今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ルシフェル

主な勝ち鞍
  • 萩S (L) 2023年

前走の萩ステークスを制したルシフェルはムルザバエフ騎手とのコンビで重賞レースに挑みます。

これまで1,800~2,000mの中距離を中心に使われ、マイルは今回が初めてです。

前走の萩ステークスは中団で脚を溜めつつ直線に入って空いた箇所からスパートを仕掛けました。

最後の直線では1頭だけグイっと加速して勝利を掴んだのです。

この萩ステークスは上がり最速が34秒0ですが勝ち時計1分47秒9自体は悪くありません。

長く脚を使えるタイプなので早めに動くことができれば、善戦できるかもしれませんよ。

★評価点
・中距離から挑むためスタミナは豊富
・キャリア3戦馬
・ノーザンファーム生産馬
・前走勝ち馬

▼課題
・初のマイル
・キレのある走りは見せていない

キャットファイト

主な勝ち鞍
  • アスター賞 (1勝クラス) 2023年

前走アスター賞を1分33秒1のレコードで勝利したキャットファイト。

ベストバウトはいうまでもなく前走のアスター賞で、2番手の位置で好位をつけながら、直線では上がり最速33秒7の末脚で勝利しました。

このレースの上がり2位が34秒5なので1頭だけ別次元の末脚で勝利しています。

もちろん、勝ち時計1分33秒1も非常に優秀でした。

直線で1頭だけ脚を引き出していましたが、阪神の直線も中山と同じく急坂があるため、中山で強い競馬ができた点は高く評価したいです。

関東馬なので長距離輸送などの課題はありますが、アスター賞で見せた走りができるようでしたら、台風の目になるかもしれません。

★評価点
・アスター賞が非常に強い競馬
・キャリア3戦馬
・前走1着馬

▼課題
・初の阪神
・長距離輸送を行う

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ここからは阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

阪神ジュベナイルフィリーズ2023の概要

阪神JF(ジュベナイルフィリーズ)は阪神競馬場で開催される2歳牝馬限定競走です。

世代最初の2歳G1である阪神JFの前身は「阪神3歳ステークス」は1949年に創設され、今年で76回目を迎える歴史のあるレースです。

競走名のジュベナイルとは英語で「少年・少女」を指し、フィリーは若い牝馬を指しています。

ちなみに、桜花賞トライアルとして開催されるフィリーズレビューも3歳の若い牝馬限定競走ですよ。

阪神JFは早くにデビューした牝馬が翌年以降のクラシックを前に出走する傾向が強いです。

ただ、G1レースの中ではそこまで重要視されていないのもポイントで、陣営によっては阪神JFをパスして翌年以降に備えるケースも多いです。

例を挙げると名牝アーモンドアイやジェンティルドンナは阪神JFに出走せず、翌年に開催されたシンザン記念を勝利したのちクラシック三冠を成し遂げました。

アーモンドアイやジェンティルドンナの例を見ても分かるように、すべての名牝が必ずしも阪神JFをステップにしたわけではないのです。

このため、かつての阪神JFは出世レースとは程遠い存在にありました。

ところが、近年は育成設備の充実に伴い、阪神JFから大成する馬も少しずつ増えてきています。

例えば、昨年の勝ち馬リバティアイランドは阪神JFを制したのち、牝馬三冠レースをすべて勝利しました。

そのほかを見ても、ソダシやラッキーライラックは無敗で阪神JFを制したのち、古馬になってからもG1タイトルを手にしています。

少しずつですが阪神JFもG1レースにふさわしいメンバーが揃うようになったのです。

この阪神JFを制した馬はほぼ間違いなく最優秀2歳牝馬に選出されます。

そういった意味でも注目したいですね。

【過去5年】阪神ジュベナイルフィリーズ 2018~2022|JRA公式

阪神ジュベナイルフィリーズ2023の開催内容

開催日12月10日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場阪神競馬場 阪神11R
コース芝1,600m
性齢2歳牝馬
斤量馬齢
1着賞金6500万円

阪神ジュベナイルフィリーズ2023が開催される阪神の芝1,600mの特徴

阪神競馬場 芝1600mのコースで特徴を解説
スタート地点向こう正面の真ん中やや左側
コース右回りの外回りコース
Aコース使用
1周の距離2,089m
直線距離473.6m
高低差2.4m
フルゲート18頭

阪神JFの舞台となる阪神芝1,600mは翌週行われる朝日杯FSや牝馬クラシック第一線を飾る桜花賞の舞台です。

スタート地点は向こう正面半ばで、スタートから最初の外回り3コーナーまでの距離は約444mもあります。

スタートから向こう正面まで一瞬だけ上り傾斜がありますが大部分が平坦な道のりとなっています。

阪神の外回りコースは全競馬場の中でも特に半径が大きく、3~4コーナーだけで600m以上あります。

半径も大きいので極端に減速しなくても立ち回りやすいです。

また4コーナーの途中にラスト3ハロン標識があるため、各馬はこの辺りからスパートを仕掛けます。

最後の直線は約474mです。

直線に入ってしばらくは下り傾斜になっているので各馬は最高速度を出しやすいです。

ただし、ラスト200mあたりから阪神名物の急な上り坂が立ちはだかります。

この坂は高低差約2mながらも100mの間に設けられているため傾斜がきつく設定されています。

坂を上ったら残り100mは平らです。

阪神の外回りコースは上がり勝負になりやすいです。

そのため、序盤はスロー傾向でラスト3ハロンから一気にペースアップすることがほとんどです。

そのため、上がりの末脚に定評のある馬が好走しやすい舞台となっています。

阪神の芝1,600mはここをチェック!

  • 数多くの重賞が行われている
  • ワンターンコース
  • 上がり勝負になりやすい
  • 8枠は若干好走率が低い
  • 関西騎手が強い

阪神ジュベナイルフィリーズ2023の出走馬

【参考レース】2023年 阪神ジュベナイルフィリーズ|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1コスモディナー牝255.0松岡正海
2クイックバイオ牝255.0L.モリス
3キャットファイト牝255.0大野拓弥
4ニュージェネラル牝255.0田口貫太
5スプリングノヴァ牝255.0和田竜二
6ステレンボッシュ牝255.0C.ルメール
7アスコリピチェーノ牝255.0北村宏司
8プシプシーナ牝255.0浜中俊
9テリオスルル牝255.0古川吉洋
10コラソンビート牝255.0横山武史
11スウィープフィート牝255.0永島まなみ
12シカゴスティング牝255.0鮫島克駿
13カルチャーデイ牝255.0坂井学
14サフィラ牝255.0松山弘平
15ナナオ牝255.0西村淳也
16ルシフェル牝255.0B.ムルザバエフ
17ミライテーラー牝255.0中井裕二
18ドナベティ牝255.0坂井瑠星

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
19リバティアイランド1アルテミスステークス(G3)2
23シンリョクカ12新馬1
313ドゥアイズ10札幌2歳ステークス(G3)2
2021
110サークルオブライフ3アルテミスステークス(G3)1
211ラブリイユアアイズ8京王杯2歳ステークス(G2)3
313ウォーターナビレラ4ファンタジーステークス(G3)1
2020
16ソダシ1アルテミスステークス(G3)1
27サトノレイナス2サフラン賞(1勝)1
311ユーバーレーベン6アルテミスステークス(G3)9
2019
14レシステンシア4ファンタジーステークス(G3)1
29マルターズディオサ6サフラン賞(1勝)1
310クラヴァシュドール3サウジアラビアRC(G3)2
2018
113ダノンファンタジー1ファンタジーステークス(G3)1
29クロノジェネシス2アイビーステークス(OP)1
311ビーチサンバ4アルテミスステークス(G3)2
2017
111ラッキーライラック2アルテミスステークス(G3)1
27リリーノーブル3白菊賞(500万)1
34マウレア4赤松賞(500万)1
2016
12ソウルスターリング1アイビーステークス(OP)1
218リスグラシュー2アルテミスステークス(G3)1
34レーヌミノル3京王杯2歳ステークス(G2)2
2015
12メジャーエンブレム1アルテミスステークス(G3)2
213ウインファミラス10アルテミスステークス(G3)5
311ブランボヌール3ファンタジーステークス(G3)3
2014
116ショウナンアデラ5からまつ賞(500万)1
211レッツゴードンキ2アルテミスステークス(G3)2
34ココロノアイ4アルテミスステークス(G3)1
2013
18レッドリヴェール5札幌2歳ステークス(G3)1
210ハープスター1新潟2歳ステークス(G3)1
36フォーエバーモア8サフラン賞(500万)1

【キャリア】キャリア2~3戦の馬が中心

キャリア成績単勝率連対率複勝率
1戦【0-1-0-12】0.0%7.7%7.7%
2戦【5-4-4-35】10.4%18.8%27.1%
3戦【5-4-6-50】7.7%13.8%23.1%
4戦以上【0-1-0-51】0.0%1.9%1.9%

過去10年の阪神JFの勝ち馬10頭はいずれもキャリア2~3戦でした。

また、馬券に絡んだ28頭もキャリア2~3戦です。

キャリア1戦で馬券に絡んだのは昨年12番人気で2着に入線したシンリョクカのみです。

そしてキャリア4戦の馬で好走したのも10番人気で2着入りした2015年のウインファビラスのみでした。

馬券予想の際はキャリア2~3戦の馬に注目したいです。

今年の出走馬の中でキャリア1戦もしくは4戦以上の馬は5頭いました。

クイックバイオ(キャリア4戦)
コラソンビート(キャリア4戦)
シカゴスティング(キャリア4戦)
ドナベティ(キャリア4戦)
ナナオ(キャリア4戦)

【生産牧場】ノーザンファーム生産馬が強い

生産牧場成績単勝率連対率複勝率
ノーザンF【6-5-2-29】14.3%26.2%31.0%
社台F【2-1-0-15】11.1%16.7%16.7%

過去10年の勝ち馬6頭、そして馬券に絡んだ13頭はノーザンファーム生産馬でした。

ノーザンファームはクラシックホースの育成に定評がありますが、阪神JFにおいても好走事例は目立っています。

また、2022年度3着のドゥアイズ(10番人気)もノーザンファーム生産馬で、人気落ちでも好走傾向にあります。

対して、社台ファーム生産馬も過去に2頭の勝ち馬が出ていました。

しかしながら、ノーザンファーム生産馬と比較すると好走率は見劣っていました。

ノーザンファーム生産馬は評価を上げてもよさそうです。

今年の出走登録馬の中でノーザンファーム生産馬は7頭、社台ファーム生産馬は1頭いました。

ノーザンファーム生産馬
・アスコリピチェーノ
・クイックバイオ
・サフィラ
・ステレンボッシュ
・テルオスルル
・プシプシーナ
・ルシフェル

社台ファーム
・シカゴスティング

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-1-0-4】50.0%60.0%60.0%
2番人気【1-4-0-5】10.0%50.0%50.0%
3番人気【1-1-3-5】10.0%20.0%50.0%
4番人気【1-0-4-5】10.0%10.0%50.0%
5番人気【2-0-0-8】20.0%20.0%20.0%
6~9番人気【0-2-2-36】0.0%5.0%10.0%
10番人気以下【0-2-1-85】0.02.33.4

1番人気は5勝!

過去10年の阪神JFで1番人気は5勝していました。

2頭に1頭が勝利しており、単勝率は50%もありました。

2.3着には1頭しか絡んでいないことから、1番人気の馬は1着軸向けといえるでしょう。

上位人気馬が馬券に絡むことが多い

過去10年の阪神JFで馬券に絡んだ23頭が1~5番人気に支持された馬でした。

このうち2~4番人気はそれぞれ1頭しか勝馬が出ておらず、単勝率は10%です。

ただし、3着内にはそれぞれ5頭入線していて複勝率は50%ありました。

阪神JFはデータの少ない2歳戦にしては上位人気馬が好走する傾向が強いレースなのです。

人気落ちは前走の上がり順位に注目したい

年度着順馬名人気前走上がり
3Fタイム
前走上がり
順位
前走着順
20222シンリョクカ1233秒41位1
3ドゥアイズ1036秒03位2
20212ラブリイユアアイズ833秒94位3
20203ユーバーレーベン633秒73位9
20192マルターズディオサ633秒81位1
20152ウインファビラス1034秒04位5
20133フォーエバーモア834秒42位1

過去10年の阪神JFで6番人気以下の馬は7頭馬券に絡んでいました。

この内の5頭は前走レースで上がり3位以上の末脚を使っています。

人気落ちでも前走で上がり3位以上の末脚を使っている馬がいたら激走するかもしれませんよ。

今年の出走馬の中で前走上がり4位以下の馬は6頭いました。

・カルチャーデイ
・クイックバイオ
・テリオスルル
・ニュージェネラル
・プシプシーナ
・ミライテーラー

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阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【2-0-0-18】10.0%10.0%10.0%
2枠【1-1-3-15】5.0%10.0%25.0%
3枠【1-0-1-18】5.0%5.0%10.0%
4枠【1-2-0-17】5.0%15.0%15.0%
5枠【2-3-1-14】10.0%25.0%30.0%
6枠【1-2-3-14】5.0%15.0%30.0%
7枠【1-1-2-25】3.4%6.9%13.8%
8枠【1-1-0-27】3.4%6.9%6.9%

中枠が若干有利

過去10年の阪神JFの好走馬を枠順別にまとめてみました。

いずれの枠も1~2頭の勝ち馬がでていることから、単勝率に大きな差はありません。

ただし、複勝率に関しては5~6枠が30%でもっとも高い数値でした。

どの枠からも満遍なく勝ち馬が出ているので勝ち馬を予想する際は枠の影響はそこまで気にしなくてもよさそうですが、相手候補を探す際は中枠がやや優勢です。

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G2【0-1-1-7】0.0%11.1%22.2%
G3【8-4-7-60】10.1%15.2%24.1%
OP&L【1-1-0-12】7.1%14.3%14.3%
1勝クラス【1-3-2-44】2.0%8.0%12.0%
未勝利【0-0-0-10】0.0%0.0%0.0%
新馬【0-1-0-12】0.0%7.7%7.7%

前走重賞組が強い

過去10年の阪神JFをクラス別にまとめてみました。

前走が重賞だった馬は【8-5-8-67】と相性がよく、中でも前走G3組は【8-4-7-60】で実に19頭もの馬が馬券に絡んでいました。

前走G2組はG3組ほど好走数は多くないものの【0-1-1-7】で好走率は高めです。

前走が重賞だった馬は評価を上げてよいでしょう。

今年の出走馬の中で前走がG3の馬は6頭、G2の馬は2頭いました。

前走G3
アスコリピチェーノ
(前走新潟2歳ステークス/1着)

カルチャーデイ
(前走ファンタジーステークス/1着)

クイックバイオ
(前走ファンタジーステークス/7着)

サフィラ
(前走アルテミスステークス/2着)

シカゴスティング
(前走アルテミスステークス/3着)

ドナベティ
(前走ファンタジーステークス/2着)

前走G2
コラソンビート
(前走京王杯2歳ステークス/1着)

テリオスルル
(前走東スポ杯2歳ステークス/10着)

前走未勝利&新馬組は厳しい

過去10年の阪神JFで前走が未勝利だった馬は10頭、前走が新馬だった馬は13頭いましたが馬券に絡んだのは昨年2着のシンリョクカのみでした。

阪神JFは未勝利や新馬から挑んだ馬の好走事例が極めて低く、ある程度実践を重ねていないと好走は厳しいといえるでしょう。

今年の出走馬のなかで前走が未勝利&新馬だった馬はニュージェネラル(前走新馬/1着)がいました。

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1着【8-7-4-73】8.7%16.3%20.7%
2着【2-1-4-21】7.1%10.7%25.0%
3着以下【0-2-2-54】0.0%3.4%6.9%

前走連対している馬が強い

過去10年の阪神JFで馬券に絡んだ26頭が前走1~2着に入線していました。

前走3着以下に敗れた馬はこれまで58頭出走しましたが、勝ち馬ゼロで2~3着に4頭しか入線していません。

阪神JFで好走する馬の多くは前走レースで連対している馬がほとんどだったのです。

今年の出走馬の中で前走3着以下に敗れていた馬は4頭いました。

クイックバイオ
(前走ファンタジーステークス【G3】/7着)

シカゴスティング
(前走ファンタジーステークス【G3】/3着)

テリオスルル
(前走東スポ杯2歳ステークス【G2】/10着)

ミライテーラー
(前走オキザリス賞【1勝クラス】/3着)

阪神ジュベナイルフィリーズ2023全頭考察

今年の阪神JFは25頭もの出走登録がされていました。

ここからは、有力馬と穴馬の項目で紹介しきれなかった残りの馬を解説していきます。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

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アスコリピチェーノ

主な勝ち鞍
  • 新潟2歳ステークス (G3) 2023年

前走の新潟2歳ステークスを制したアスコリピチェーノが2歳女王を目指します。

デビュー戦は開催最終週の東京競馬で後方一気の競馬で圧勝しました。

そして、前走の新潟2歳ステークスは外枠から中団で脚を溜め、直線では外目から長く脚を使って勝利を掴んでいます。

ラスト3ハロンの標識を過ぎたあたりから一気に加速し、残り200mで加速して牡馬に先着しています。

今回の舞台となる阪神マイルも上がり3ハロン勝負になりやすいのでアスコリピチェーノの脚質と合いそうです。

関東馬なので長距離輸送を挟むことになりますが、ダイワメジャー産駒は阪神マイルと相性がいいですし、万全の状態で挑めるようでしたら好走にも期待できるでしょう。

★評価点
・新潟2歳ステークスの勝ち馬
・ノーザンファーム生産馬
・上がり勝負が得意
・データと相性のいい前走重賞&連対組

▼課題
・休み明け緒戦
・長距離輸送を控える

アトリウムチャペル ※除外

主な勝ち鞍
  • 新馬 2023年

アトリウムチャペルは新馬戦から挑む馬です。

前走の新馬戦では単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持されました。

レースでも中団で脚を溜めつつ直線で抜け出して勝利を掴んでいます。

人気通りの決着となりましたが、2着のニコラウスには3/4馬身差でした。

もっとも、最後の直線では最初内にいましたが前が壁になっていたため外目に進路を変更して勝利しています。

前が空いていたらもう少し完勝していたかもしれません。

脚質的には瞬間的なキレはなく、じわじわとペースアップするタイプなので早めの仕掛けが重要となるでしょう。

★評価点
・前走はロスがありながらも勝利

▼課題
・キャリア1戦馬
・データと相性の悪い前走新馬戦組
・抽選対象馬

カルチャーデイ

主な勝ち鞍
  • ファンタジーステークス (G3) 2023年

ファンタジーステークスを制したカルチャーデイも面白い1頭です。

前走のファンタジーステークスはハイペースの流れでしたが先行しながら直線で早めに抜け出して勝利しました。

このファンタジーステークスで上位入選した馬のほとんどが中団以降で競馬した馬です。

差しや追い込み有利の展開で先行しながら勝ち切れたのは評価できるでしょう。

課題はマイルが初めてであることです。

カルチャーデイは新馬戦も芝1,200mで前走のファンタジーステークスは1,400mでした。

マイルは未知数です。

血統を見ても父のファインニードルは現役時代に高松宮記念とスプリンターズステークスを制している短距離馬なのでマイルがかみ合うかは走ってみないと分かりません。

しかしながら、距離さえ克服できれば粘りの競馬でチャンスはあるかもしれません。

★評価点
・逃げ粘りの競馬が得意
・キャリア2戦馬
・データと相性のいい前走重賞&連対組

▼課題
・マイルは初めて
・距離不安

クイックバイオ

主な勝ち鞍
  • ききょうステークス (OP) 2023年

ききょうステークスを制したクイックバイオは先行競馬が得意です。

新馬戦こそ6着に敗れましたが続く未勝利戦では時計のかかりがちな札幌の芝1,500mで勝利しました。

そして、前走のききょうステークスも勝利を飾ることができました。

ききょうステークスの勝ち時計はこの時期の馬にしては優秀です。

また、時計のかかる馬場や高速馬場で勝利しているのでトラックバイアスに影響されにくいのも評価できます。

ただし、前走のファンタジーステークスでは思うように脚を活かせず7着に敗れてしまいました。

特別目立つ走りを見せていないことから、ここでの上位争いは少し厳しいかもしれないです。

★評価点
・高速馬場でもタフな馬場でもまずまずやれる
・ノーザンファーム生産馬

▼課題
・データと相性の悪い前走3着以下に敗れた馬
・前走のファンタジーステークスが案外だった
・キャリア4戦馬

コスモディナー

主な勝ち鞍
  • クローバー賞 (OP) 2023年

前走のクローバー賞ではまくりの競馬で勝利をものにしました。

阪神マイルも道中の仕掛けが重要ですが、コスモディナーの場合は時計のかかる札幌で好走しているように、時計がかかったほうが出し切れると思います。

ところが、直近10開催の阪神JFはすべて良馬場開催で上がり勝負になっています。

雨が降って消耗戦になるようでしたらチャンスはありそうですが、瞬発力勝負になったとしてどこまでやれるかは正直分からないです。

よっぽど重馬場にならない限りは狙わない予定です。

★評価点
・タフな馬場が得意
・前走勝利

▼課題
・初のマイル
・キレ勝負は未経験
・長距離輸送を挟む

シカゴスティング

主な勝ち鞍
  • フェニックス賞 (OP) 2023年

シカゴスティングは小倉で行われたフェニックス賞の勝ち馬です。

フェニックス賞が開催された時の小倉は時計の出やすい高速馬場でした。

その中で逃げ馬の番手で競馬を行い、直線であっさり交わすとぐいぐい後続を突き放して楽勝しています。

前走のファンタジーステークスはこれまでとは一転して控える形の競馬になりましたが、展開が味方したこともあって上がり33秒9の末脚で3着入りを果たしました。

今回マイルは久々となりますが新馬戦で一回経験していますし、その時の勝ち馬ショウナンマヌエラが新潟2歳ステークスで2着入りし、2着のウインディオーネも未勝利戦を制しているのでそこそこ強い相手に善戦できています。

ただし、上がりの末脚はそこまで優秀ではありません。

阪神JFはどうしても上がり勝負になりやすいので、適性がかみ合うか少し難しいような感じはしました。

★評価点
・ファンタジーステークスで3着
・高速馬場が得意
・前走重賞レースを使用

▼課題
・上がりの末脚はそこまで目立たない
・データと相性の悪い前走3着馬
・キャリア4戦馬

スウィープフィート

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

新馬戦は完敗でしたが、続く未勝利戦で初めてマイルを経験すると、早めに動いて見事勝利を掴みました。

また、前走の白菊賞でもラスト4ハロンの標識あたりから早めに動いて上がり33秒1の末脚でプシプシーナにクビ差2着入りしています。

京都は4ハロン標識から下り坂になるため早仕掛けになりやすいですが、その中で大外に回しながら上がり33秒1の末脚で好走できました。

惜しくも勝利できなかったため、今回は抽選対象馬となりますが、抽選を突破したら永島まなみ騎手にとって初のG1舞台となります。

直線上に上り坂がある競馬場ははじめてなので適性は読みづらいですが、永島騎手も今年はかなり力をつけているので出走が叶えばより面白くなりそうです。

★評価点
・前走白菊賞は惜しい2着
・キャリア3戦馬

▼課題
・直線に坂のある阪神で出し切れるか

ステレンボッシュ

主な勝ち鞍
  • 赤松賞 (1勝クラス) 2023年

前走の赤松賞では中団で競馬しながら、直線で空いた位置から上がって勝利を掴みました。

粘り強い走りを見せましたし、勝ち時計1分33秒8は過去10年の赤松賞のなかでもトップクラスです。

ただ、レース映像を振り返るとほかの馬も好位から進出していましたが思うように伸び切れなかったため勝ち切れた感じもしました。

言い方を変えれば相手関係に恵まれた一戦ともいえるでしょう。

今回は空いていたルメール騎手が騎乗するため鞍上強化といえますが、馬のポテンシャルはそこまで高くないと思うので、いくらルメール騎手が騎乗するとはいえ勝ち負けは簡単ではないと思います。

★評価点
・ルメール騎手が騎乗
・キャリア3戦馬
・前走勝利
・ノーザンファーム生産馬

▼課題
・長距離輸送を行う
・赤松賞は相手に恵まれた可能性もある

スプリングノヴァ

主な勝ち鞍
  • サフラン賞 (1勝クラス) 2023年

前走のサフラン賞では中団で脚を溜めながら直線で脚を伸ばし、外から伸びてきたステレンボッシュの追撃をぎりぎりかわして勝利を掴みました。

ハイペースの展開で消耗の激しい一戦となりましたが好位置からじわじわと脚を伸ばして勝ち切れているように、小柄な牝馬ながらも勝負根性はありそうです。

ただ、肝心の上がりの末脚はそこまで長けていません。

阪神JFはどうしても上がり勝負になるので、瞬発性があまりないのはマイナスです。

勝ち負けするなら早い位置から思い切った騎乗を心掛けてもよいかもしれません。

★評価点
・前走勝ち馬
・キャリア2戦馬
・勝負強さもありそう

▼課題
・加速力はない

タガノエルピーダ ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新馬戦を勝利したタガノエルピーダは血統背景が優秀です。

兄のタガノエスプレッソは現役時代にデイリー杯2歳ステークスを、タガノトネールは武蔵野ステークス、そしてタガノディアマンテは万葉ステークスを制しています。

前走の新馬戦では3番手くらいの位置で競馬しつつ、直線で上がり33秒5の末脚を使って勝利したことで兄弟に負けず劣らずまずはデビュー戦を突破しました。

新馬戦は特別優れたタイムではありませんが、血統背景は良血なので、ポテンシャルは高いと思います。

★評価点
・良血馬
・前走1着馬

▼課題
・キャリア1戦
・新馬戦は特別目立つ内容ではない
・抽選対象馬

テリオスルル

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

アルアインのファーストクロップであるテリオスルルは新馬戦を逃げて勝利しました。

新馬戦はスローからの上がり勝負で2着馬に2馬身半差の圧勝でした。

しかしながら、2走前のサフラン賞では3着に敗れ、前走の東スポ杯2歳ステークスも道中で一杯になって10着に沈んでいます。

逃げの競馬が得意ですがよっぽど前半スローに落とさなければ最後まで持たないのは大きな課題です。

今回は相手関係が強化されるうえ、G1という大舞台で脚を溜めるのは難しいでしょう。

★評価点
・スローなら逃げ切れる

▼課題
・前走大敗
・序盤が肝心
・抽選対象馬

ドナベティ

主な勝ち鞍
  • すずらん賞 (OP) 2023年

前走のファンタジーステークスは9番人気の低評価でしたがハイペースに加えて差し有利の展開が味方し、見事2着入りを果たしました。

最内からジッと脚を溜めていましたが、最後の直線で内が空いていたためコースロスなく立ち回れたのも大きな好走要因です。

有利な展開がありながらも3着以下との差は大きくありませんでした。

今回は阪神マイルが舞台ですがこれまでマイルは走ったことがありません。

芝1,500mのクローバー賞は距離も影響したのか5着に敗れているように、この馬にとってマイルは少し長い感じもします。

★評価点
・ファンタジーステークスで2着
・前走重賞

▼課題
・キャリア4戦
・前走は展開がいくつもかみ合っての2着

ナナオ

主な勝ち鞍
  • もみじステークス (OP) 2023年

前走のもみじステークスでは逃げの競馬で勝利を掴みました。

このもみじステークスは雨の影響もあって重馬場でレースが行われましたが、前半600mを37秒6という超スローペースに落としたことでそのまま逃げ切り勝ちを収めています。

前残り有利の展開に持ち込んだのが勝利といえるでしょう。

課題は高速馬場が未経験な点です。

ナナオは前走のもみじステークスが重馬場で、それ以前の3戦はすべて時計のかかる函館のものでした。

高速馬場でどこまでやれるか分からないのは気になるところです。

また、マイルも今回が初めてとなります。

雨が降って時計のかかる馬場になるようでしたら抑えてもいいかもしれません。

★評価点
・前走1着
・時計のかかる馬場が得意

▼課題
・キャリア4戦
・マイルは初めて
・前走勝利

ニュージェネラル

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

前走新潟で行われた新馬戦は10月下旬で小雨がぱらつく不良馬場でした。

時計のかかる馬場にも関わらず、ハイペース競馬となりましたが2番手くらいの位置で競馬を行いながら直線で粘り強く脚を伸ばして勝利を掴んでいます。

相当タイトなレースで先行勢が揃って馬券外に敗れた中、1頭だけ前で粘り切れたのは評価できるでしょう。

今回はマイル戦で距離延長になりますが、新馬戦の走りを見る限り距離は持ちそうです。

高速馬場適性や抽選対象など、課題もありますが無事にレースに出走して粘り重視の競馬になるようでしたら新馬戦の経験が活きるかもしれません。

★評価点
・新馬戦が強い競馬
・距離も持ちそう
・前走勝利

▼課題
・キャリア1戦馬
・前走新馬戦
・前走の消耗がなければいい
・抽選対象馬

ビーグラッド ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新馬戦で阪神マイルを経験しているビーグラッド。

新馬戦では逃げの競馬を打ち、600m通過36秒3を維持しつつ、ラスト3ハロン33秒6でまとめました。

今回出走するメンバーの中でも数少ない阪神マイルの実績がある馬で、スローからの上がり勝負で勝ち切れている点は評価したいです。

ただし、前走の萩ステークスは2着に敗れたうえ、3着以下にも詰め寄られているのでポテンシャル面は少し物足りないかもしれません。

★評価点
・阪神マイルで勝利している
・キャリア2戦馬
・前走2着

▼課題
・ポテンシャル戦になると苦しい
・抽選対象馬

ブルーアイドガール ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

前走の新馬戦は中団以降で脚を構えつつ、直線では外に出して一気を仕掛けます。

さらに外から人気のオフトレイルも詰め寄りましたがセーフティラインを形成していたため1と1/4馬身差で初陣を制しました。

今回は新馬戦から阪神JFに挑みますが、新馬戦は松山騎手の好判断が勝利に結びついた感じもします。

タイムや上がり時計はそこまで目立つものではありません。

ただし、レース映像を見た感じは余力残しで勝ち切っているようにも見えました。

全力を出せば一変する可能性も少なからずあるでしょう。

★評価点
・新馬戦は余裕の勝利
・まだ底を見せていない

▼課題
・新馬戦は松山騎手の騎乗もよかった
・新馬戦の時計は平凡
・キャリア1戦馬
・前走新馬
・抽選対象馬

プシプシーナ

主な勝ち鞍
  • 白菊賞 (1勝クラス) 2023年

前走の白菊賞では逃げの競馬を打ち、今回出走登録しているスウィープフィートをぎりぎりかわして勝利を掴みました。

ラストはヒヒーンにも詰め寄られているように、かなりの接戦でしたが無事に勝利を手にしたため今回出走はほぼ確定しています。

ただ、白菊賞は大外ブン回しでハナ差まで詰め寄ったスウィープフィートのほうが強い競馬ができていました。

もしも今回スウィープフィートの出走が叶うようでしたら、個人的にはスウィープフィートを上に取りたいです。

★評価点
・前走勝ち馬
・ノーザンファーム生産馬
・キャリア2戦

▼課題
・前走はスウィープフィートのほうが強い競馬を行っている

ミライテーラー

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

ミライテーラーは近2戦ダートで結果を残している馬で芝は今回が初めてです。

そのため、評価が難しいです。

一応補足しておくと、ダート1,200mでデビューしたミライテーラーは逃げの競馬で3馬身差の楽勝でした。

前走のオキザリス賞も8番人気の低評価ながらも3着入りしており、しっかりと結果を残しています。

ダートでは…。

初の芝戦がG1の舞台はさすがに厳しいでしょう。

一応2019年の朝日杯FSでは当時ダートしか走ったことがなかったタガノビューティーが4着に激走していますが、そのようなケースは稀です。

よっぽど追い切りが動けたとしても狙わないでしょう。

★評価点
・ダートでは活躍している
・キャリア2戦馬

▼課題
・前走3着に敗れた
・芝は今回初
・抽選対象馬

メイショウゴーフル ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新馬戦は小倉の芝2,000mで、終始先行しながら4コーナーで早めに先頭に立ってそのまま上がり35秒3の末脚で勝利しました。

前走の野路菊ステークスでも逃げの競馬を打ちましたが、ここではヴェキロラプトルに差されてしまっています。

近2戦は1,800mや2,000mといった中距離戦でマイルは今回初めてとなります。

中距離で実績を残しているため、早めに動いて消耗戦につなぐことができればチャンスはありそうです。

しかしながら、G1の舞台で相手関係もそろっているのでその中で勝ち負けは容易ではなさそうです。

★評価点
・中距離実績がある
・キャリア2戦
・逃げの競馬が得意

▼課題
・相手関係の強化
・初のマイル
・抽選対象馬

ラヴァンダ ※除外

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

新馬戦こそ3着に敗れてしまいましたが、前走の未勝利戦で無事に勝利を掴みました。

前走の未勝利戦は京都の芝1,400mが舞台で3コーナーの下り坂から早めに動いて勝利しています。

直線では他馬と接触しながらも上がり34秒8の末脚で勝利しました。

これまで芝1,400mしか走ったことがないのでマイルで距離が持つか気になるところですが、未勝利戦を見た限りは早めに動いても長く脚を活かすことができているので案外持つかもしれません。

また、新馬戦では有力候補のサリュレに敗れたものの3着入りしています。

データと相性の悪い前走未勝利から挑む馬ですが、意外と台頭できるかもしれません。

★評価点
・スタミナはありそう
・新馬戦でサリュレと対決している
・キャリア2戦
・前走勝利している

▼課題
・初のマイル
・抽選対象馬

阪神ジュベナイルフィリーズ2023の騎手予想

阪神ジュベナイルフィリーズ2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。

阪神ジュベナイルフィリーズ2023追い切り評価

阪神ジュベナイルフィリーズ2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
阪神ジュベナイルフィリーズの予想の参考にしてみてください!

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