【阪神ジュベナイルF2023予想】本命馬3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の予想ポイント
- キャリア2~3戦の馬が活躍
- ノーザンファーム生産馬が強い
- 馬券の中心は1~5人気の馬、1人気は1着軸向け
- 前走重賞組が強い、前走未勝利&新馬組は厳しい
- 前走連対している馬が好走
阪神ジュベナイルフィリーズ2023予想の最終買い目
阪神JFの予想(晴れの良馬場想定)
阪神JFが開催される日曜日の阪神競馬場界隈は晴れの予報が出ています。
前日の土曜日も晴れで行われていた上、レース当日は気温が18度近くまで上昇するようです。
そのため、間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。
馬場傾向に関しては、土曜日の芝レースを見た限りは極端な高速馬場ではありませんが極端に時計がかかっていた感じもしません。
そのため、うましるでは晴れの良馬場想定、標準くらいの馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
阪神ジュベナイルF(G1)とカペラS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
◎本命 6 ステレンボッシュ
父 | エピファネイア |
母 | ブルークランズ |
母父 | ルーラーシップ |
主な勝ち鞍 | 赤松賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | 赤松賞(1勝クラス) 1着 |
本命はステレンボッシュにしました。
今年は有力馬のチェルヴィニアやボンドガールが回避したため一転して大混戦模様となっています。
どの馬が勝ってもおかしくないですが、ステレンボッシュは前走の赤松賞で終いの脚をしっかり引き出すことができました。
阪神JFは上がり勝負になりやすいため終い勝負で実績を残しているのは評価したいです。
データと相性のいいノーザンファーム生産馬ですし、鞍上もテン乗りとはいえこのレースと相性のいいルメール騎手が騎乗します。
関東馬ですが早い段階で栗東に滞在し、輸送のリスクを軽減しているのもポイントが高いです。
昨年のリバティアイランドのような抜けた馬というわけではありませんが、今回は混戦模様なので頑張って欲しいです。
〇対抗 10 コラソンビート
父 | スワーヴリチャード |
母 | ルシェルドール |
母父 | オルフェーヴル |
主な勝ち鞍 | 京王杯2歳S(G2) 2023年 |
前走 | 京王杯2歳S(G2) 1着 |
対抗はコラソンビートにしました。
前走の京王杯2歳ステークスは流れる展開の中でしっかりと末脚を引き出して牡馬相手に勝利を掴みました。
決して楽ではない展開で出しきれたのは高く評価したいです。
マイルは久々になりますが過去には勝利実績もありますし問題ないでしょう。
突き抜けた時のパフォーマンスは今回の出走馬の中でも最上位だと思います。
追い切りも素晴らしい動きを見せていたのでここでG1制覇してもおかしくないですよ。
▲単穴 3 キャットファイト
父 | ディスクリートキャット |
母 | フラマブル |
母父 | パイロ |
主な勝ち鞍 | アスター賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | アスター賞(1勝クラス) 1着 |
単穴はキャットファイトにします。
前走のアスター賞はロスなく競馬ができた上、最後の直線では最高の位置から競馬してレコード勝利を掴みました。
早い段階から動いて勝ち切っているようにスタミナは相当あります。
この馬からしたらマイルは少し短いかもしれませんが、前走のアスター賞はマイルの舞台で勝ち切っているので苦手というわけでもありません。
大野騎手は関東騎手ですがオールパルフェのデイリー杯2歳ステークスやアンタレスステークスのアナザートゥルースを見る限り、意外と阪神との相性は良いです。
相手は揃っていますがアスター賞のような競馬ができれば一発あるでしょう。
△連下 14 サフィラ
父 | ハーツクライ |
母 | サロミナ |
母父 | Lomitas |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2023年 |
前走 | アルテミスS(G3) 2着 |
良血馬のサフィラは連下にしました。
前走のアルテミスステークスや新馬戦では勝利を掴むことができませんでしたがこの時勝利したのがチェルヴィニアやボンドガールといった素質馬です。
もっともサフィラも兄姉にサリオスやサラキアがいる良血馬ですが…。
ボンドガールやチェルヴィニアと比較すると切れる脚はそこまでなく、どちらかというと長く脚を活かせるタイプです。
しかしながら、阪神マイルは末脚展開にもなりやすいためコース的に少し不利かと思い、相手にしました。
△連下 11 スウィープフィート
父 | スワーヴリチャード |
母 | ビジュートウショウ |
母父 | ディープスカイ |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2023年 |
前走 | 白菊賞(1勝クラス) 2着 |
スウィープフィートは連下にします。
前走の白菊賞は2着に敗れてしまいましたが、早い位置から動きながらも上がり33秒1の末脚で接戦までも連れ込みました。
負けて強しの競馬でしたし、永島騎手とのコンビも合っています。
今回も注目していましたが、追い切りがあまり見栄えしなかったのは減点材料で、相手までにしました。
△連下 12 シカゴスティング
父 | ロゴタイプ |
母 | マルチスクリーン |
母父 | スクリーンヒーロー |
主な勝ち鞍 | フェニックス賞(OP) 2023年 |
前走 | ファンタジーS(G3) 3着 |
ファンタジーステークスで3着のシカゴスティングも抑えます。
前走のファンタジーステークスは内から動いて3着入りしました。
もともと中枠発走でしたが鮫島騎手が馬場のいい内ラチ沿いを選択して見事馬券に絡んでいます。
騎手の力量で掴んだ権利と言えるでしょう。
今回も引き続き鮫島騎手が騎乗しますし、出し切れた時の切れ脚はここでも上位だと思いますので抑えておきます。
単勝
6 ステレンボッシュ
馬連流し
軸馬:6
相手:3、10、11、12、14
三連複フォーメーション
1頭目:6
2頭目:3、10、11、12、14
3頭目:3、10、11、12、14
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の有力馬3頭
2歳女王の座を掴もうと今年は25頭もの牝馬が出走登録しています。
アルテミスステークスを制したチェルヴィニアこそ出走回避しましたが、それでも豪華メンバーが揃いました。
今年の出走登録馬の中で有力株を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ボンドガール ※取消
- 2歳新馬 2023年
今年の出走登録馬の中で注目を集めているのはボンドガールです。
デビューしたのは安田記念が開催された日の東京競馬場で、奇しくも安田記念と同じ東京芝1,600m戦でした。
ここでは先行しながら上がり3ハロン33秒0の末脚で勝利しています。
この時期の馬としては上がり33秒0は優秀で、今回出走登録しているすべての馬で最速です。
また、この新馬戦は相手関係も豪華です。
例えば、2着のチェルヴィニアはのちにアルテミスステークスを、そして3着のコラソンビートは京王杯2歳ステークスを制しました。
それだけではなく、4~6着馬までが未勝利戦を制してクラス戦に昇級しました。
ひとつのレースでこれだけ好走馬がでるケースは珍しく、レベルの高いレースを制しているのは高く評価できるでしょう。
前走のサウジアラビアロイヤルカップは牡馬のゴンバデカーブースに敗れて2着でしたが人気のシュトラウスとのたたき合いには勝利しています。
このシュトラウスは続く東スポ杯2歳ステークスを勝利しているように、このサウジアラビアロイヤルカップもメンバーが揃っていたのでした。
未だ重賞タイトルは手にしていませんがハイレベルな近2戦で結果を残しているのは高く評価できます。
初重賞制覇がG1でもおかしくありません。
サフィラ
- 2歳未勝利 2023年
良血馬のサフィラも人気の一角となるでしょう。
全兄のサリオスは2歳時に朝日杯FSを制し、皐月賞とダービーでも2着入りしました。
また、半姉のサラキアはG1タイトルこそ手にしていませんが、エリザベス女王杯や有馬記念で2着入りしています。
良血の娘として期待を胸にデビューしましたが、そのときは3着に敗れました。
しかしながら、続く未勝利戦では外に回しながら鮮やかに突き抜けて3馬身半差の圧勝。
そして、前走のアルテミスステークスもチェルヴィニアの2着に入線しています。
血統背景を見る限りは能力の高さも感じますし、重賞レースでも連対しているのは好感が持てます。
ただ、前走のアルテミスステークスはじわじわ脚を伸ばして2着入りしていますが、チェルヴィニアには完敗でした。
瞬間的な加速力はないのでできることなら未勝利戦の時のように早めにポジションを確保しつつ、ロングスパート気質の競馬で挑んだほうが出し切れると思います。
コラソンビート
- 京王杯2歳S (G2) 2023年
新馬戦こそボンドガールに完敗でしたが、その後は3戦3勝し、前走の京王杯2歳ステークスでは牡馬混合戦ながらもレコード勝ちで勝利したコラソンビートも阪神JFの有力候補です。
前走の京王杯2歳ステークスは中団で脚を溜める競馬となりましたが直線で外目から動き、ラスト1ハロンで一気に加速して勝利を掴みました。
東京競馬場はラスト1ハロンが平坦ですが、阪神JFの舞台である阪神競馬場はラスト1ハロンに急な上り坂があるため、そこをどうクリアするかがポイントとなりそうです。
また、近2戦はいずれも芝の1,400mでした。
未勝利戦でマイルを勝利しているため距離実績は問題ないと思いますが、近走を見る限りは短距離のほうが合っているかもしれません。
末脚自体は長けているのでチャンスはありそうですが、ボンドガールが要る手前、勝ち負けは少し厳しいかもしれないです。
うましる公式LINE始めました!毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の穴馬2頭
阪神JFは情報量の少ない2歳重賞レースにしては比較的固く決着づくケースが多いです。
しかしながら、昨年は12番人気のシンリョクカと10番人気のドゥアイズが馬券に絡んで高配当になりました。
もしかしたら昨年の再来が起きるかもしれません。
今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ルシフェル
- 萩S (L) 2023年
前走の萩ステークスを制したルシフェルはムルザバエフ騎手とのコンビで重賞レースに挑みます。
これまで1,800~2,000mの中距離を中心に使われ、マイルは今回が初めてです。
前走の萩ステークスは中団で脚を溜めつつ直線に入って空いた箇所からスパートを仕掛けました。
最後の直線では1頭だけグイっと加速して勝利を掴んだのです。
この萩ステークスは上がり最速が34秒0ですが勝ち時計1分47秒9自体は悪くありません。
長く脚を使えるタイプなので早めに動くことができれば、善戦できるかもしれませんよ。
キャットファイト
- アスター賞 (1勝クラス) 2023年
前走アスター賞を1分33秒1のレコードで勝利したキャットファイト。
ベストバウトはいうまでもなく前走のアスター賞で、2番手の位置で好位をつけながら、直線では上がり最速33秒7の末脚で勝利しました。
このレースの上がり2位が34秒5なので1頭だけ別次元の末脚で勝利しています。
もちろん、勝ち時計1分33秒1も非常に優秀でした。
直線で1頭だけ脚を引き出していましたが、阪神の直線も中山と同じく急坂があるため、中山で強い競馬ができた点は高く評価したいです。
関東馬なので長距離輸送などの課題はありますが、アスター賞で見せた走りができるようでしたら、台風の目になるかもしれません。
阪神ジュベナイルF(G1)とカペラS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!
毎週の重賞レースの予想が無料で配信されます!
LINE登録するだけで阪神ジュベナイルF(G1)とカペラS(G3)の無料予想が届くので競馬初心者にもおすすめです!
ここからは阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の概要
阪神JF(ジュベナイルフィリーズ)は阪神競馬場で開催される2歳牝馬限定競走です。
世代最初の2歳G1である阪神JFの前身は「阪神3歳ステークス」は1949年に創設され、今年で76回目を迎える歴史のあるレースです。
競走名のジュベナイルとは英語で「少年・少女」を指し、フィリーは若い牝馬を指しています。
ちなみに、桜花賞トライアルとして開催されるフィリーズレビューも3歳の若い牝馬限定競走ですよ。
阪神JFは早くにデビューした牝馬が翌年以降のクラシックを前に出走する傾向が強いです。
ただ、G1レースの中ではそこまで重要視されていないのもポイントで、陣営によっては阪神JFをパスして翌年以降に備えるケースも多いです。
例を挙げると名牝アーモンドアイやジェンティルドンナは阪神JFに出走せず、翌年に開催されたシンザン記念を勝利したのちクラシック三冠を成し遂げました。
アーモンドアイやジェンティルドンナの例を見ても分かるように、すべての名牝が必ずしも阪神JFをステップにしたわけではないのです。
このため、かつての阪神JFは出世レースとは程遠い存在にありました。
ところが、近年は育成設備の充実に伴い、阪神JFから大成する馬も少しずつ増えてきています。
例えば、昨年の勝ち馬リバティアイランドは阪神JFを制したのち、牝馬三冠レースをすべて勝利しました。
そのほかを見ても、ソダシやラッキーライラックは無敗で阪神JFを制したのち、古馬になってからもG1タイトルを手にしています。
少しずつですが阪神JFもG1レースにふさわしいメンバーが揃うようになったのです。
この阪神JFを制した馬はほぼ間違いなく最優秀2歳牝馬に選出されます。
そういった意味でも注目したいですね。
うましる公式LINE始めました!毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の開催内容
開催日 | 12月10日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 阪神11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 2歳牝馬 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 6500万円 |
阪神ジュベナイルフィリーズ2023が開催される阪神の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 向こう正面の真ん中やや左側 |
コース | 右回りの外回りコース Aコース使用 |
1周の距離 | 2,089m |
直線距離 | 473.6m |
高低差 | 2.4m |
フルゲート | 18頭 |
阪神JFの舞台となる阪神芝1,600mは翌週行われる朝日杯FSや牝馬クラシック第一線を飾る桜花賞の舞台です。
スタート地点は向こう正面半ばで、スタートから最初の外回り3コーナーまでの距離は約444mもあります。
スタートから向こう正面まで一瞬だけ上り傾斜がありますが大部分が平坦な道のりとなっています。
阪神の外回りコースは全競馬場の中でも特に半径が大きく、3~4コーナーだけで600m以上あります。
半径も大きいので極端に減速しなくても立ち回りやすいです。
また4コーナーの途中にラスト3ハロン標識があるため、各馬はこの辺りからスパートを仕掛けます。
最後の直線は約474mです。
直線に入ってしばらくは下り傾斜になっているので各馬は最高速度を出しやすいです。
ただし、ラスト200mあたりから阪神名物の急な上り坂が立ちはだかります。
この坂は高低差約2mながらも100mの間に設けられているため傾斜がきつく設定されています。
坂を上ったら残り100mは平らです。
阪神の外回りコースは上がり勝負になりやすいです。
そのため、序盤はスロー傾向でラスト3ハロンから一気にペースアップすることがほとんどです。
そのため、上がりの末脚に定評のある馬が好走しやすい舞台となっています。
阪神の芝1,600mはここをチェック!
- 数多くの重賞が行われている
- ワンターンコース
- 上がり勝負になりやすい
- 8枠は若干好走率が低い
- 関西騎手が強い
毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | コスモディナー | 牝2 | 55.0 | 松岡正海 |
2 | クイックバイオ | 牝2 | 55.0 | L.モリス |
3 | キャットファイト | 牝2 | 55.0 | 大野拓弥 |
4 | ニュージェネラル | 牝2 | 55.0 | 田口貫太 |
5 | スプリングノヴァ | 牝2 | 55.0 | 和田竜二 |
6 | ステレンボッシュ | 牝2 | 55.0 | C.ルメール |
7 | アスコリピチェーノ | 牝2 | 55.0 | 北村宏司 |
8 | プシプシーナ | 牝2 | 55.0 | 浜中俊 |
9 | テリオスルル | 牝2 | 55.0 | 古川吉洋 |
10 | コラソンビート | 牝2 | 55.0 | 横山武史 |
11 | スウィープフィート | 牝2 | 55.0 | 永島まなみ |
12 | シカゴスティング | 牝2 | 55.0 | 鮫島克駿 |
13 | カルチャーデイ | 牝2 | 55.0 | 坂井学 |
14 | サフィラ | 牝2 | 55.0 | 松山弘平 |
15 | ナナオ | 牝2 | 55.0 | 西村淳也 |
16 | ルシフェル | 牝2 | 55.0 | B.ムルザバエフ |
17 | ミライテーラー | 牝2 | 55.0 | 中井裕二 |
18 | ドナベティ | 牝2 | 55.0 | 坂井瑠星 |
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 9 | リバティアイランド | 1 | アルテミスステークス(G3) | 2 |
2 | 3 | シンリョクカ | 12 | 新馬 | 1 | |
3 | 13 | ドゥアイズ | 10 | 札幌2歳ステークス(G3) | 2 | |
2021 良 | 1 | 10 | サークルオブライフ | 3 | アルテミスステークス(G3) | 1 |
2 | 11 | ラブリイユアアイズ | 8 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 3 | |
3 | 13 | ウォーターナビレラ | 4 | ファンタジーステークス(G3) | 1 | |
2020 良 | 1 | 6 | ソダシ | 1 | アルテミスステークス(G3) | 1 |
2 | 7 | サトノレイナス | 2 | サフラン賞(1勝) | 1 | |
3 | 11 | ユーバーレーベン | 6 | アルテミスステークス(G3) | 9 | |
2019 良 | 1 | 4 | レシステンシア | 4 | ファンタジーステークス(G3) | 1 |
2 | 9 | マルターズディオサ | 6 | サフラン賞(1勝) | 1 | |
3 | 10 | クラヴァシュドール | 3 | サウジアラビアRC(G3) | 2 | |
2018 良 | 1 | 13 | ダノンファンタジー | 1 | ファンタジーステークス(G3) | 1 |
2 | 9 | クロノジェネシス | 2 | アイビーステークス(OP) | 1 | |
3 | 11 | ビーチサンバ | 4 | アルテミスステークス(G3) | 2 | |
2017 良 | 1 | 11 | ラッキーライラック | 2 | アルテミスステークス(G3) | 1 |
2 | 7 | リリーノーブル | 3 | 白菊賞(500万) | 1 | |
3 | 4 | マウレア | 4 | 赤松賞(500万) | 1 | |
2016 良 | 1 | 2 | ソウルスターリング | 1 | アイビーステークス(OP) | 1 |
2 | 18 | リスグラシュー | 2 | アルテミスステークス(G3) | 1 | |
3 | 4 | レーヌミノル | 3 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 2 | |
2015 良 | 1 | 2 | メジャーエンブレム | 1 | アルテミスステークス(G3) | 2 |
2 | 13 | ウインファミラス | 10 | アルテミスステークス(G3) | 5 | |
3 | 11 | ブランボヌール | 3 | ファンタジーステークス(G3) | 3 | |
2014 良 | 1 | 16 | ショウナンアデラ | 5 | からまつ賞(500万) | 1 |
2 | 11 | レッツゴードンキ | 2 | アルテミスステークス(G3) | 2 | |
3 | 4 | ココロノアイ | 4 | アルテミスステークス(G3) | 1 | |
2013 良 | 1 | 8 | レッドリヴェール | 5 | 札幌2歳ステークス(G3) | 1 |
2 | 10 | ハープスター | 1 | 新潟2歳ステークス(G3) | 1 | |
3 | 6 | フォーエバーモア | 8 | サフラン賞(500万) | 1 |
【キャリア】キャリア2~3戦の馬が中心
キャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1戦 | 【0-1-0-12】 | 0.0% | 7.7% | 7.7% |
2戦 | 【5-4-4-35】 | 10.4% | 18.8% | 27.1% |
3戦 | 【5-4-6-50】 | 7.7% | 13.8% | 23.1% |
4戦以上 | 【0-1-0-51】 | 0.0% | 1.9% | 1.9% |
過去10年の阪神JFの勝ち馬10頭はいずれもキャリア2~3戦でした。
また、馬券に絡んだ28頭もキャリア2~3戦です。
キャリア1戦で馬券に絡んだのは昨年12番人気で2着に入線したシンリョクカのみです。
そしてキャリア4戦の馬で好走したのも10番人気で2着入りした2015年のウインファビラスのみでした。
馬券予想の際はキャリア2~3戦の馬に注目したいです。
今年の出走馬の中でキャリア1戦もしくは4戦以上の馬は5頭いました。
【生産牧場】ノーザンファーム生産馬が強い
生産牧場 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ノーザンF | 【6-5-2-29】 | 14.3% | 26.2% | 31.0% |
社台F | 【2-1-0-15】 | 11.1% | 16.7% | 16.7% |
過去10年の勝ち馬6頭、そして馬券に絡んだ13頭はノーザンファーム生産馬でした。
ノーザンファームはクラシックホースの育成に定評がありますが、阪神JFにおいても好走事例は目立っています。
また、2022年度3着のドゥアイズ(10番人気)もノーザンファーム生産馬で、人気落ちでも好走傾向にあります。
対して、社台ファーム生産馬も過去に2頭の勝ち馬が出ていました。
しかしながら、ノーザンファーム生産馬と比較すると好走率は見劣っていました。
ノーザンファーム生産馬は評価を上げてもよさそうです。
今年の出走登録馬の中でノーザンファーム生産馬は7頭、社台ファーム生産馬は1頭いました。
うましる公式LINE始めました!毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-1-0-4】 | 50.0% | 60.0% | 60.0% |
2番人気 | 【1-4-0-5】 | 10.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 【1-1-3-5】 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-0-4-5】 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
5番人気 | 【2-0-0-8】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【0-2-2-36】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 【0-2-1-85】 | 0.0 | 2.3 | 3.4 |
1番人気は5勝!
過去10年の阪神JFで1番人気は5勝していました。
2頭に1頭が勝利しており、単勝率は50%もありました。
2.3着には1頭しか絡んでいないことから、1番人気の馬は1着軸向けといえるでしょう。
上位人気馬が馬券に絡むことが多い
過去10年の阪神JFで馬券に絡んだ23頭が1~5番人気に支持された馬でした。
このうち2~4番人気はそれぞれ1頭しか勝馬が出ておらず、単勝率は10%です。
ただし、3着内にはそれぞれ5頭入線していて複勝率は50%ありました。
阪神JFはデータの少ない2歳戦にしては上位人気馬が好走する傾向が強いレースなのです。
人気落ちは前走の上がり順位に注目したい
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 | 3Fタイム | 前走上がり順位 | 前走上がり前走着順 |
2022 | 2 | シンリョクカ | 12 | 33秒4 | 1位 | 1 |
3 | ドゥアイズ | 10 | 36秒0 | 3位 | 2 | |
2021 | 2 | ラブリイユアアイズ | 8 | 33秒9 | 4位 | 3 |
2020 | 3 | ユーバーレーベン | 6 | 33秒7 | 3位 | 9 |
2019 | 2 | マルターズディオサ | 6 | 33秒8 | 1位 | 1 |
2015 | 2 | ウインファビラス | 10 | 34秒0 | 4位 | 5 |
2013 | 3 | フォーエバーモア | 8 | 34秒4 | 2位 | 1 |
過去10年の阪神JFで6番人気以下の馬は7頭馬券に絡んでいました。
この内の5頭は前走レースで上がり3位以上の末脚を使っています。
人気落ちでも前走で上がり3位以上の末脚を使っている馬がいたら激走するかもしれませんよ。
今年の出走馬の中で前走上がり4位以下の馬は6頭いました。
阪神ジュベナイルF(G1)とカペラS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!
ライン登録すると阪神ジュベナイルF(G1)とカペラS(G3)の無料予想がレース当日に受け取れますよ!
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-0-18】 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
2枠 | 【1-1-3-15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
3枠 | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
4枠 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
5枠 | 【2-3-1-14】 | 10.0% | 25.0% | 30.0% |
6枠 | 【1-2-3-14】 | 5.0% | 15.0% | 30.0% |
7枠 | 【1-1-2-25】 | 3.4% | 6.9% | 13.8% |
8枠 | 【1-1-0-27】 | 3.4% | 6.9% | 6.9% |
中枠が若干有利
過去10年の阪神JFの好走馬を枠順別にまとめてみました。
いずれの枠も1~2頭の勝ち馬がでていることから、単勝率に大きな差はありません。
ただし、複勝率に関しては5~6枠が30%でもっとも高い数値でした。
どの枠からも満遍なく勝ち馬が出ているので勝ち馬を予想する際は枠の影響はそこまで気にしなくてもよさそうですが、相手候補を探す際は中枠がやや優勢です。
うましる公式LINE始めました!毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G2 | 【0-1-1-7】 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
G3 | 【8-4-7-60】 | 10.1% | 15.2% | 24.1% |
OP&L | 【1-1-0-12】 | 7.1% | 14.3% | 14.3% |
1勝クラス | 【1-3-2-44】 | 2.0% | 8.0% | 12.0% |
未勝利 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
新馬 | 【0-1-0-12】 | 0.0% | 7.7% | 7.7% |
前走重賞組が強い
過去10年の阪神JFをクラス別にまとめてみました。
前走が重賞だった馬は【8-5-8-67】と相性がよく、中でも前走G3組は【8-4-7-60】で実に19頭もの馬が馬券に絡んでいました。
前走G2組はG3組ほど好走数は多くないものの【0-1-1-7】で好走率は高めです。
前走が重賞だった馬は評価を上げてよいでしょう。
今年の出走馬の中で前走がG3の馬は6頭、G2の馬は2頭いました。
前走未勝利&新馬組は厳しい
過去10年の阪神JFで前走が未勝利だった馬は10頭、前走が新馬だった馬は13頭いましたが馬券に絡んだのは昨年2着のシンリョクカのみでした。
阪神JFは未勝利や新馬から挑んだ馬の好走事例が極めて低く、ある程度実践を重ねていないと好走は厳しいといえるでしょう。
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【8-7-4-73】 | 8.7% | 16.3% | 20.7% |
2着 | 【2-1-4-21】 | 7.1% | 10.7% | 25.0% |
3着以下 | 【0-2-2-54】 | 0.0% | 3.4% | 6.9% |
前走連対している馬が強い
過去10年の阪神JFで馬券に絡んだ26頭が前走1~2着に入線していました。
前走3着以下に敗れた馬はこれまで58頭出走しましたが、勝ち馬ゼロで2~3着に4頭しか入線していません。
阪神JFで好走する馬の多くは前走レースで連対している馬がほとんどだったのです。
今年の出走馬の中で前走3着以下に敗れていた馬は4頭いました。
うましる公式LINE始めました!毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023全頭考察
今年の阪神JFは25頭もの出走登録がされていました。
ここからは、有力馬と穴馬の項目で紹介しきれなかった残りの馬を解説していきます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
阪神ジュベナイルF(G1)とカペラS(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
アスコリピチェーノ
- 新潟2歳ステークス (G3) 2023年
前走の新潟2歳ステークスを制したアスコリピチェーノが2歳女王を目指します。
デビュー戦は開催最終週の東京競馬で後方一気の競馬で圧勝しました。
そして、前走の新潟2歳ステークスは外枠から中団で脚を溜め、直線では外目から長く脚を使って勝利を掴んでいます。
ラスト3ハロンの標識を過ぎたあたりから一気に加速し、残り200mで加速して牡馬に先着しています。
今回の舞台となる阪神マイルも上がり3ハロン勝負になりやすいのでアスコリピチェーノの脚質と合いそうです。
関東馬なので長距離輸送を挟むことになりますが、ダイワメジャー産駒は阪神マイルと相性がいいですし、万全の状態で挑めるようでしたら好走にも期待できるでしょう。
アトリウムチャペル ※除外
- 新馬 2023年
アトリウムチャペルは新馬戦から挑む馬です。
前走の新馬戦では単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持されました。
レースでも中団で脚を溜めつつ直線で抜け出して勝利を掴んでいます。
人気通りの決着となりましたが、2着のニコラウスには3/4馬身差でした。
もっとも、最後の直線では最初内にいましたが前が壁になっていたため外目に進路を変更して勝利しています。
前が空いていたらもう少し完勝していたかもしれません。
脚質的には瞬間的なキレはなく、じわじわとペースアップするタイプなので早めの仕掛けが重要となるでしょう。
カルチャーデイ
- ファンタジーステークス (G3) 2023年
ファンタジーステークスを制したカルチャーデイも面白い1頭です。
前走のファンタジーステークスはハイペースの流れでしたが先行しながら直線で早めに抜け出して勝利しました。
このファンタジーステークスで上位入選した馬のほとんどが中団以降で競馬した馬です。
差しや追い込み有利の展開で先行しながら勝ち切れたのは評価できるでしょう。
課題はマイルが初めてであることです。
カルチャーデイは新馬戦も芝1,200mで前走のファンタジーステークスは1,400mでした。
マイルは未知数です。
血統を見ても父のファインニードルは現役時代に高松宮記念とスプリンターズステークスを制している短距離馬なのでマイルがかみ合うかは走ってみないと分かりません。
しかしながら、距離さえ克服できれば粘りの競馬でチャンスはあるかもしれません。
クイックバイオ
- ききょうステークス (OP) 2023年
ききょうステークスを制したクイックバイオは先行競馬が得意です。
新馬戦こそ6着に敗れましたが続く未勝利戦では時計のかかりがちな札幌の芝1,500mで勝利しました。
そして、前走のききょうステークスも勝利を飾ることができました。
ききょうステークスの勝ち時計はこの時期の馬にしては優秀です。
また、時計のかかる馬場や高速馬場で勝利しているのでトラックバイアスに影響されにくいのも評価できます。
ただし、前走のファンタジーステークスでは思うように脚を活かせず7着に敗れてしまいました。
特別目立つ走りを見せていないことから、ここでの上位争いは少し厳しいかもしれないです。
コスモディナー
- クローバー賞 (OP) 2023年
前走のクローバー賞ではまくりの競馬で勝利をものにしました。
阪神マイルも道中の仕掛けが重要ですが、コスモディナーの場合は時計のかかる札幌で好走しているように、時計がかかったほうが出し切れると思います。
ところが、直近10開催の阪神JFはすべて良馬場開催で上がり勝負になっています。
雨が降って消耗戦になるようでしたらチャンスはありそうですが、瞬発力勝負になったとしてどこまでやれるかは正直分からないです。
よっぽど重馬場にならない限りは狙わない予定です。
シカゴスティング
- フェニックス賞 (OP) 2023年
シカゴスティングは小倉で行われたフェニックス賞の勝ち馬です。
フェニックス賞が開催された時の小倉は時計の出やすい高速馬場でした。
その中で逃げ馬の番手で競馬を行い、直線であっさり交わすとぐいぐい後続を突き放して楽勝しています。
前走のファンタジーステークスはこれまでとは一転して控える形の競馬になりましたが、展開が味方したこともあって上がり33秒9の末脚で3着入りを果たしました。
今回マイルは久々となりますが新馬戦で一回経験していますし、その時の勝ち馬ショウナンマヌエラが新潟2歳ステークスで2着入りし、2着のウインディオーネも未勝利戦を制しているのでそこそこ強い相手に善戦できています。
ただし、上がりの末脚はそこまで優秀ではありません。
阪神JFはどうしても上がり勝負になりやすいので、適性がかみ合うか少し難しいような感じはしました。
スウィープフィート
- 2歳未勝利 2023年
新馬戦は完敗でしたが、続く未勝利戦で初めてマイルを経験すると、早めに動いて見事勝利を掴みました。
また、前走の白菊賞でもラスト4ハロンの標識あたりから早めに動いて上がり33秒1の末脚でプシプシーナにクビ差2着入りしています。
京都は4ハロン標識から下り坂になるため早仕掛けになりやすいですが、その中で大外に回しながら上がり33秒1の末脚で好走できました。
惜しくも勝利できなかったため、今回は抽選対象馬となりますが、抽選を突破したら永島まなみ騎手にとって初のG1舞台となります。
直線上に上り坂がある競馬場ははじめてなので適性は読みづらいですが、永島騎手も今年はかなり力をつけているので出走が叶えばより面白くなりそうです。
ステレンボッシュ
- 赤松賞 (1勝クラス) 2023年
前走の赤松賞では中団で競馬しながら、直線で空いた位置から上がって勝利を掴みました。
粘り強い走りを見せましたし、勝ち時計1分33秒8は過去10年の赤松賞のなかでもトップクラスです。
ただ、レース映像を振り返るとほかの馬も好位から進出していましたが思うように伸び切れなかったため勝ち切れた感じもしました。
言い方を変えれば相手関係に恵まれた一戦ともいえるでしょう。
今回は空いていたルメール騎手が騎乗するため鞍上強化といえますが、馬のポテンシャルはそこまで高くないと思うので、いくらルメール騎手が騎乗するとはいえ勝ち負けは簡単ではないと思います。
スプリングノヴァ
- サフラン賞 (1勝クラス) 2023年
前走のサフラン賞では中団で脚を溜めながら直線で脚を伸ばし、外から伸びてきたステレンボッシュの追撃をぎりぎりかわして勝利を掴みました。
ハイペースの展開で消耗の激しい一戦となりましたが好位置からじわじわと脚を伸ばして勝ち切れているように、小柄な牝馬ながらも勝負根性はありそうです。
ただ、肝心の上がりの末脚はそこまで長けていません。
阪神JFはどうしても上がり勝負になるので、瞬発性があまりないのはマイナスです。
勝ち負けするなら早い位置から思い切った騎乗を心掛けてもよいかもしれません。
タガノエルピーダ ※除外
- 2歳新馬 2023年
新馬戦を勝利したタガノエルピーダは血統背景が優秀です。
兄のタガノエスプレッソは現役時代にデイリー杯2歳ステークスを、タガノトネールは武蔵野ステークス、そしてタガノディアマンテは万葉ステークスを制しています。
前走の新馬戦では3番手くらいの位置で競馬しつつ、直線で上がり33秒5の末脚を使って勝利したことで兄弟に負けず劣らずまずはデビュー戦を突破しました。
新馬戦は特別優れたタイムではありませんが、血統背景は良血なので、ポテンシャルは高いと思います。
テリオスルル
- 2歳新馬 2023年
アルアインのファーストクロップであるテリオスルルは新馬戦を逃げて勝利しました。
新馬戦はスローからの上がり勝負で2着馬に2馬身半差の圧勝でした。
しかしながら、2走前のサフラン賞では3着に敗れ、前走の東スポ杯2歳ステークスも道中で一杯になって10着に沈んでいます。
逃げの競馬が得意ですがよっぽど前半スローに落とさなければ最後まで持たないのは大きな課題です。
今回は相手関係が強化されるうえ、G1という大舞台で脚を溜めるのは難しいでしょう。
ドナベティ
- すずらん賞 (OP) 2023年
前走のファンタジーステークスは9番人気の低評価でしたがハイペースに加えて差し有利の展開が味方し、見事2着入りを果たしました。
最内からジッと脚を溜めていましたが、最後の直線で内が空いていたためコースロスなく立ち回れたのも大きな好走要因です。
有利な展開がありながらも3着以下との差は大きくありませんでした。
今回は阪神マイルが舞台ですがこれまでマイルは走ったことがありません。
芝1,500mのクローバー賞は距離も影響したのか5着に敗れているように、この馬にとってマイルは少し長い感じもします。
ナナオ
- もみじステークス (OP) 2023年
前走のもみじステークスでは逃げの競馬で勝利を掴みました。
このもみじステークスは雨の影響もあって重馬場でレースが行われましたが、前半600mを37秒6という超スローペースに落としたことでそのまま逃げ切り勝ちを収めています。
前残り有利の展開に持ち込んだのが勝利といえるでしょう。
課題は高速馬場が未経験な点です。
ナナオは前走のもみじステークスが重馬場で、それ以前の3戦はすべて時計のかかる函館のものでした。
高速馬場でどこまでやれるか分からないのは気になるところです。
また、マイルも今回が初めてとなります。
雨が降って時計のかかる馬場になるようでしたら抑えてもいいかもしれません。
ニュージェネラル
- 2歳新馬 2023年
前走新潟で行われた新馬戦は10月下旬で小雨がぱらつく不良馬場でした。
時計のかかる馬場にも関わらず、ハイペース競馬となりましたが2番手くらいの位置で競馬を行いながら直線で粘り強く脚を伸ばして勝利を掴んでいます。
相当タイトなレースで先行勢が揃って馬券外に敗れた中、1頭だけ前で粘り切れたのは評価できるでしょう。
今回はマイル戦で距離延長になりますが、新馬戦の走りを見る限り距離は持ちそうです。
高速馬場適性や抽選対象など、課題もありますが無事にレースに出走して粘り重視の競馬になるようでしたら新馬戦の経験が活きるかもしれません。
ビーグラッド ※除外
- 2歳新馬 2023年
新馬戦で阪神マイルを経験しているビーグラッド。
新馬戦では逃げの競馬を打ち、600m通過36秒3を維持しつつ、ラスト3ハロン33秒6でまとめました。
今回出走するメンバーの中でも数少ない阪神マイルの実績がある馬で、スローからの上がり勝負で勝ち切れている点は評価したいです。
ただし、前走の萩ステークスは2着に敗れたうえ、3着以下にも詰め寄られているのでポテンシャル面は少し物足りないかもしれません。
ブルーアイドガール ※除外
- 2歳新馬 2023年
前走の新馬戦は中団以降で脚を構えつつ、直線では外に出して一気を仕掛けます。
さらに外から人気のオフトレイルも詰め寄りましたがセーフティラインを形成していたため1と1/4馬身差で初陣を制しました。
今回は新馬戦から阪神JFに挑みますが、新馬戦は松山騎手の好判断が勝利に結びついた感じもします。
タイムや上がり時計はそこまで目立つものではありません。
ただし、レース映像を見た感じは余力残しで勝ち切っているようにも見えました。
全力を出せば一変する可能性も少なからずあるでしょう。
プシプシーナ
- 白菊賞 (1勝クラス) 2023年
前走の白菊賞では逃げの競馬を打ち、今回出走登録しているスウィープフィートをぎりぎりかわして勝利を掴みました。
ラストはヒヒーンにも詰め寄られているように、かなりの接戦でしたが無事に勝利を手にしたため今回出走はほぼ確定しています。
ただ、白菊賞は大外ブン回しでハナ差まで詰め寄ったスウィープフィートのほうが強い競馬ができていました。
もしも今回スウィープフィートの出走が叶うようでしたら、個人的にはスウィープフィートを上に取りたいです。
ミライテーラー
- 2歳新馬 2023年
ミライテーラーは近2戦ダートで結果を残している馬で芝は今回が初めてです。
そのため、評価が難しいです。
一応補足しておくと、ダート1,200mでデビューしたミライテーラーは逃げの競馬で3馬身差の楽勝でした。
前走のオキザリス賞も8番人気の低評価ながらも3着入りしており、しっかりと結果を残しています。
ダートでは…。
初の芝戦がG1の舞台はさすがに厳しいでしょう。
一応2019年の朝日杯FSでは当時ダートしか走ったことがなかったタガノビューティーが4着に激走していますが、そのようなケースは稀です。
よっぽど追い切りが動けたとしても狙わないでしょう。
メイショウゴーフル ※除外
- 2歳新馬 2023年
新馬戦は小倉の芝2,000mで、終始先行しながら4コーナーで早めに先頭に立ってそのまま上がり35秒3の末脚で勝利しました。
前走の野路菊ステークスでも逃げの競馬を打ちましたが、ここではヴェキロラプトルに差されてしまっています。
近2戦は1,800mや2,000mといった中距離戦でマイルは今回初めてとなります。
中距離で実績を残しているため、早めに動いて消耗戦につなぐことができればチャンスはありそうです。
しかしながら、G1の舞台で相手関係もそろっているのでその中で勝ち負けは容易ではなさそうです。
ラヴァンダ ※除外
- 2歳未勝利 2023年
新馬戦こそ3着に敗れてしまいましたが、前走の未勝利戦で無事に勝利を掴みました。
前走の未勝利戦は京都の芝1,400mが舞台で3コーナーの下り坂から早めに動いて勝利しています。
直線では他馬と接触しながらも上がり34秒8の末脚で勝利しました。
これまで芝1,400mしか走ったことがないのでマイルで距離が持つか気になるところですが、未勝利戦を見た限りは早めに動いても長く脚を活かすことができているので案外持つかもしれません。
また、新馬戦では有力候補のサリュレに敗れたものの3着入りしています。
データと相性の悪い前走未勝利から挑む馬ですが、意外と台頭できるかもしれません。
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の騎手予想
阪神ジュベナイルフィリーズ2023で買いたい騎手トップ3を公開しています。
毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023追い切り評価
阪神ジュベナイルフィリーズ2023追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
阪神ジュベナイルフィリーズの予想の参考にしてみてください!