【阪神ジュベナイルF2023追い切り評価/全頭診断】コラソンビートに並ぶ最高評価「S」はアノ馬!
阪神ジュベナイルフィリーズ2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では阪神ジュベナイルフィリーズの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
12月6日の馬場状態
美浦
美浦のウッドチップは稍重でした。
しかしながら、時計自体は全体的に出ており、高速馬場傾向にありました。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドチップともに良馬場です。
ウッドチップは全体的に時計が出ており、坂路も1週前より時計が出ていました。
阪神ジュベナイルフィリーズ2023追い切り評価/全頭診断コメント
阪神ジュベナイルフィリーズ2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アスコリピチェーノ
アスコリピチェーノ 12月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦97.8 | 66.6 | 51.5 | 36.7 | 12.0 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦96.3 | 65.4 | 51.2 | 36.1 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.6 | 67.3 | 52.5 | 37.8 | 11.7 | 馬なり |
新潟2歳ステークス(G3)を制したアスコリピチェーノは栗東のウッドチップコースにて、フェブランシェ(牝3、2勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて7ハロン97秒8-上がり1ハロン12秒0でゴールしています。
1週前はレース当日も騎乗する北村宏司騎手を背に、馬場のやや外目から一杯に追われて7ハロン96秒3-上がり1ハロン11秒4で負荷をかけました。
アスコリピチェーノは関東馬ですが11月の23日にはすでに栗東入りしており、栗東で調整されていました。
休み明け緒戦のレースとなりますが、1週前に負荷をかけた影響もあって久々でもしっかり時計を出しています。
そもそも1週前の時点でも7ハロン96秒3という自己記録を出しており、休み明けでもしっかりと動けていました。
重心を低くした走りは前走新潟2歳ステークスの時も見られた動きです。
久々でも前走同様の動きができていたうえ、時計面もよかったので前走以上の活躍にも期待できそうです。
カルチャーデイ
カルチャーデイ 12月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 39.5 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 39.5 | 12.1 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 39.4 | 12.2 | 強め |
15番人気の低評価を覆す走りでファンタジーステークス(G3)を制したカルチャーデイは栗東の坂路で単走を行いました。
レース当日も騎乗する酒井騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われて全体時計55秒2-上がり1ハロン12秒1でまとめました。
1週前の29日も坂路で酒井騎手とともに追い切りを行い、このときは一杯に追われて4ハロン54秒2-上がり1ハロン12秒1でまとめています。
2週続けて坂路で追いましたが1週前は一杯に追われた割に時計は目立っていません。
カルチャーデイの坂路の自己時計は11月1日、ファンタジーステークス最終追い切り時の4ハロン53秒9-上がり1ハロン12秒2でした。
一杯に追われても前走最終時より時計が出ていなかったのは気になるところです。
最終追い切りは一転して軽めに流しましたが、走法もすこしヨロめく場面がありました。
前走ファンタジーステークスの反動があるのでしょうか。
2週続けて酒井騎手が騎乗した点は意欲が感じられますが前走のほうがいい仕上がりでした。
キャットファイト
キャットファイト 12月6日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 82.7 | 66.4 | 52.0 | 37.8 | 11.4 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 81.7 | 65.1 | 50.9 | 37.0 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 美浦南W(良 | 69.9 | 54.0 | 38.7 | 11.9 | 馬なり |
アスター賞を制したキャットファイトは美浦のウッドチップコースでクリーンエア(牡2、1勝クラス)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する大野騎手を背に、馬場の真ん中から僚馬を3~4馬身追走する形で追い切りを開始しています。
馬なりで追われて6ハロン82秒7-上がり1ハロン11秒4の時計で半馬身先着しました。
1週前もウッドチップで馬場の内目から一杯に追われて6ハロン81秒7-上がり1ハロン11秒3の好タイムを記録しました。
1週前は負荷をかけることを想定した追い切りで序盤から勢いがありました。
直線に入って追われると実践を彷彿させるような伸びのある走りを見せています。
最終追い切り映像を見ても意欲的に動けています。
手前を替えてからは一瞬加速に時間がかかりましたがスピードに乗ってからは先に抜け出したクリーンエアをかわして先着できているように、レース感覚も身についてきている感じがしました。
長距離輸送さえクリアできればいい状態でレースに挑めそうです。
クイックバイオ
クイックバイオ 12月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.9 | 12.9 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 51.9 | 37.5 | 12.3 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 38.2 | 12.2 | 馬なり |
ききょうステークス勝ち馬のクイックバイオは栗東坂路で今回出走予定だったヒヒーン(牝2、1勝クラス)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗するモリス騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン53秒0-上がり1ハロン12秒9でまとめています。
1週前の29日には坂路で2頭併せを行いました。
このときは一杯に追われて4ハロン53秒2-上がり1ハロン12秒0でまとめています。
1週前は一杯に追われた割に時計は目立っていませんし、少し右往左往する場面もあって若い感じがしました。
最終追い切りでは1週前に負荷をかけた影響もあって幾分ましになっていますが、ラスト1ハロン12秒9が示しているように、最後は甘くなっています。
馬なりなので時計はそこまで気にしなくてもよさそうですが、ラスト1ハロンの伸びが欠いていたのは気になるところでした。
クイックバイオは1,500m以下の舞台で勝利を掴んでいるものの、それ以上のレースで勝利経験はありません。ゆえに、マイルの距離が課題となりそうです。
今回テン乗りで騎乗するモリス騎手がどのような競馬を見せてくれるか注目です。
コスモディナー
コスモディナー 12月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 69.8 | 54.1 | 38.5 | 11.7 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 83.7 | 66.8 | 52.0 | 37.5 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 連闘のため軽め |
クローバー賞を制したコスモディナーは美浦のウッドチップコースにて、キョウエイスピール(牝2、未勝利)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する松岡騎手を背に、馬場の外側から僚馬を9馬身ほど追走する形で追い切りを開始します。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
馬なりで追われて5ハロン69秒8-上がり1ハロン11秒7でまとめました。
2週前と1週前も松岡騎手が3週続けて騎乗し、ウッドチップで馬なりにて調教が行われています。
8月以来のレースとなるため今回は入念に追い切りを行っています。
いずれもウッドチップで追われていましたがこの馬らしい飛びのある走りは健在です。
最終追い切りではラスト1ハロンでグイと加速し、11秒4の上がりでまとめました。
直近3週間はウッドチップで追い切りを行っていますが、夏の時期と比べるといずれも好時計を記録していて成長性が感じられます。
飛びのある走りも健在ですし、状態面はよいでしょう。
3週続けて松岡騎手が追い切りにまたがった点も好感が持てますし、いい感じの仕上がりです。
コラソンビート
コラソンビート 12月6日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 66.4 | 50.9 | 36.9 | 11.4 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 67.0 | 51.7 | 36.8 | 11.5 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.9 | 66.9 | 52.5 | 38.3 | 11.8 | 馬なり |
京王杯2歳ステークス(G2)を制したコラソンビートは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われて5ハロン66秒4-上がり1ハロン11秒4でゴールしています。
1週前はレース当日も騎乗する横山武史騎手を背にしてクリスマスパレード(牝2、新馬)とウッドチップで追い切りを行い、5ハロン67秒0-上がり1ハロン11秒5でまとめています。
1週前はクリスマスパレードを追走する形で追われていましたが、序盤から機敏な動きを見せています。
直線に入ってからはじわじわと加速して最終的には同時併入しているように、重賞馬らしい力のある走りを見せていました。
最終追い切りは単走でしたが、ここでも序盤から積極的な動きを見せています。
直線に入ってからしばらく手前替えに苦労していた感じがしますが、一度替えてしまってからは素晴らしい走りを見せ、上がり1ハロン11秒4でまとめています。
コラソンビートはデビューしてから6回ウッドチップで追い切りを行っていますが、終い時計11秒4は今回がもっとも速かったです。
阪神マイルは上がり勝負になりやすいため、後半時計を出しているのは好感が持てました。
動きも素晴らしかったですし、久々のマイルでも注目したいです。
サフィラ
サフィラ 12月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.9 | 39.8 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 77.9 | 64.2 | 50.8 | 36.7 | 11.7 | 末一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 39.0 | 12.1 | 馬なり |
良血馬のサフィラは栗東の坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中やや外目から馬なりで追われて全体時計54秒9-上がり1ハロン12秒3で軽めに調整しています。
1週前の29日はウッドチップで一杯に追われました。
このときはレース当日も騎乗する松山騎手を背に、馬場の真ん中から末一杯に追われて6ハロン77秒9-上がり1ハロン11秒7でまとめました。
1週前は末強めに追い切りでしたが最後の直線で手前を替えるのに時間がかかっていました。
しかしながら、末一杯の追い切りの割には全体時計77秒9と、全体の時計のほうが優秀です。
本来の目的とは少し違った結果になりましたが、全体時計はこの時期の2歳馬としては破格ですし、良血馬の娘だけあって能力の高さも感じられました。
最終追い切りは軽めに流しました。
特別派手な動きは見せていませんでしたがサッとながして本番に備えるという意味では悪くなく、動きも特別問題はありません。
また、軽めながらも全体時計54秒9というこれまでのキャリアで2番目に速い時計を出していることから、レースに向けて順調に消化していました。
シカゴスティング
シカゴスティング 12月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 39.0 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.6 | 66.9 | 51.0 | 36.2 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.8 | 68.8 | 54.1 | 38.8 | 12.4 | 強め |
前走のファンタジーステークス(G3)で3着入線したシカゴスティングは栗東の坂路コースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中やや内目から馬なりで追われて全体時計53秒7-上がり1ハロン12秒0で走破しています。
1週前はウッドチップで3頭併せを行いました。
併せたのは内ジンセイ(牡2、未勝利)、もう一頭は分かりません。
僚馬の外側から馬なりで追われて6ハロン82秒6-上がり1ハロン11秒9の時計で半馬身ほど先着していました。
2歳牝馬なので併せた馬よりも小柄に見えましたが、気持ちの強い馬で僚馬に負けまいと、外からしっかりとした脚取りで先着し、負けん気の強い馬だと感じます。
舌を出しながらの走りで少し苦しいのかもしれませんが、精神的な強さは評価したいです。
最終追い切りは単走で軽めでした。
ここでも序盤は舌を半分ほど出していましたが、ラスト1ハロンあたりではハミをとって自分なりにスパートをかけていました。
気持ちも乗っていましたしいい追い切りです。
マイルはこの馬にとって少し長いかもしれませんが、追い切りではメンタルの強さが垣間見られたのでレース本番も楽しみな1頭です。
スウィープフィート
スウィープフィート 12月7日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 40.5 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.4 | 12.2 | 強め |
4/10の抽選を突破したスウィーウフィートは栗東坂路で最終追い切りを行いました。
助手が騎乗して馬場馬の外目から馬なりで追われて4ハロン55秒2上がり1ハロン12秒0でゴールしました。
映像はありませんが3日にも坂路で馬なり調教を行っています。
前走の白菊賞が11月26日に行われたため、本数自体は少なめです。
しかし、最終追い切り映像を見た限り頭は高いです。また、前脚も固さが見られました。
持ち時計もそこまで目立つものではありませんし、仕上がり具合は前走白菊賞の時のほうがよかったです。
無事に抽選を突破し、前走白菊賞の内容からここでも注目していた1頭ですが、追い切り自体は正直あまりよく見えませんでした。
ステレンボッシュ
ステレンボッシュ 12月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦98.7 | 66.7 | 52.4 | 38.4 | 12.1 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 67.1 | 51.5 | 37.1 | 11.9 | 馬なり |
赤松賞の勝ち馬ステレンボッシュは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
レース当日も騎乗するルメール騎手を背に、馬場の真ん中やや内目から強めに追われて7ハロン98秒7-上がり1ハロン12秒1でゴールしました。
映像はありませんが、3日にもウッドチップで軽めに追い切りを行っています。
ステレンボッシュは関東馬ですが長距離輸送を考慮して11月25日から栗東に滞在していました。
最終追い切り映像では序盤こそ馬なりでリラックスした走りを見せていまたが、直線に入ってしばらくすると軌道に乗ってきたのか、実践向けの走りを見せました。
時計自体は目立っていませんが、負荷をかけたという意味では悪くない追い切りだったと思います。
ルメール騎手がまたがって感触をつかんでいるのも好感が持てますし、ベストを尽くせる段階には入ったことでしょう。
スプリングノヴァ
スプリングノヴァ 12月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.9 | 38.4 | 13.4 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.7 | 68.8 | 53.7 | 38.0 | 11.6 | 強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 86.8 | 70.6 | 55.2 | 39.9 | 12.7 | 馬なり |
サフラン賞の勝ち馬であるスプリングノヴァは栗東の坂路コースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中やや内目から馬なりで追われて全体時計51秒9-上がり1ハロン13秒4でゴールしています。
1週前はレース当日も騎乗する和田騎手を背に、栗東ウッドチップでムーンスター(牝4、1勝クラス)と2頭併せを行いました。
一杯に追われた僚馬を6馬身ほど後方から追走し、馬場の外ラチ沿いから強めに追って3~4馬身先着しています。
1週前の追い切りでは序盤からきびきびと動けていましたし、直前で手前替えこそ少し遅れましたが外ラチ沿いからぐいぐい加速して僚馬に先着しました。
併せたムーンスターが馬場の真ん中を走ったのに対し、スプリングノヴァは外ラチ沿いから追っていたので距離的にもロスがありながら好走できたのは高く評価したいです。
最終追い切りは一転して軽めの調整でした。
馬なりながらも脚さばきは軽快です。
右に左に寄れる場面もあったので粗削りな面もありますが、全体時計51秒9も優秀ですし、出し切れる状態には仕上がっているでしょう。
テリオスルル
テリオスルル 12月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 66.3 | 51.6 | 37.4 | 11.7 | 強め | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.5 | 66.9 | 52.1 | 37.9 | 11.6 | G前仕掛け |
4/10の抽選を突破したテリオスルルは美浦のウッドチップコースでウラカワノキセキ(牝4、3勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追い、5ハロン66秒3-上がり1ハロン11秒7の時計で僚馬に3馬身ほど先着しています。
最終追い切りでは気性が荒いのか、コーナリングでアタマを少し高く動かしていて、操縦性は難しそうです。
しかしながら、直線に入ってからは格上のウラカワノキセキをぐいぐい突き放して先着しているように、力強い走りを見せていました。
時計も立派ですし、スピード感のある走りは健在です。
マイラーらしい馬体からも、このコースに対する適性はあるかもしれません。
長距離輸送をクリアしてしまえば意外と台風の目になるかもしれないです。
ドナベティ
ドナベティ 12月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.7 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.7 | 68.5 | 52.9 | 37.2 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.0 | 12.2 | 一杯 |
今年のファンタジーステークス(G3)で2着入りしたドナベティは栗東坂路で単走を行いました。
レース当日も騎乗する坂井騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン53秒3-上がり1ハロン12秒3で軽く流しています。
1週前は栗東のウッドチップコースで重賞馬のユニコーンライオン(牡7、オープン)と追い切りを行いました。
このときも坂井騎手が手綱を握り、ユニコーンライオンを4馬身ほど追走する形で追い切りを行っています。
馬場の真ん中やや外目から馬なりで追われて6ハロン83秒7-上がり1ハロン11秒4で僚馬にクビ差先着しました。
1週前はピークが過ぎているとはいえユニコーンライオンを追走から先着まで持ってきています。
しかも、馬なりで追ってラスト1ハロンが11秒4なので終い時計も優秀です。
さらに、直線で一度ユニコーンライオンに並びかけてからは闘争心が沸いたのか、そこからさらに加速して先着しているように勝負根性も感じられました。
1週前追い切りだけ見たら中身はよかったのですが、単走で軽めに追った最終追い切りは少し頭が高くて頭の動作も大きいです。
無駄な動きを考えたら最終追い切りはあまりよい動きではなかったです。
評価の難しい1頭ですが、前走最終時よりは好仕上がりだと思います。
ナナオ
ナナオ 12月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 37.4 | 12.1 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東PT(良) | 78.1 | 64.2 | 50.7 | 37.5 | 11.4 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 38.0 | 12.2 | 強め |
もみじステークスの勝ち馬ナナオは栗東坂路コースにて、ラリッサ(牝2、新馬)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の内側からラリッサを1馬身追走する形で追い切りを開始しています。
一杯に追われて全体時計52秒2-上がり1ハロン12秒1の時計でラリッサに0.5秒先着しました。
1週前はポリトラックコースでモンブランミノル(牡2、新馬)と併せています。
この時も1.8秒後方から強めに追走し、6ハロン78秒1-上がり1ハロン11秒4の時計でアタマ差遅れました。
時計は目立ちますが、ポリトラックコースはもともと時計が出やすいのであまりアテにしなくてよいでしょう。
ナナオはこれまでタフな馬場をメインに使っていたので一度時計の出やすい馬場の調教を選択したと思われますが、きびきびと軽快な動きを見せていたのである程度は対応できそうです。
最終追い切りでも一杯に負荷をかけていましたが、序盤からしっかりとした脚取りで動けていましたし、歩様にも気持ちが乗っています。
一杯のわりに時計は目立っていませんが、精神面では前向きさが見られました。
いい状態に仕上がっています。
ニュージェネラル
ニュージェネラル 12月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 86.8 | 70.5 | 55.1 | 39.1 | 12.2 | 馬なり |
1週前 | 栗東坂路(良) | 55.3 | 39.6 | 12.8 | 強め | ||
前走最終 | 栗東芝(稍重) | 65.8 | 49.6 | 36.0 | 11.7 | 馬なり |
4/10の抽選を突破したニュージェネラルは栗東のウッドチップコースにて、ペプチドセーヌ(牝2、新馬)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する田口騎手が手綱を握り、馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で馬なりにて追われました。
時計は6ハロン86秒8-上がり1ハロン12秒2で僚馬にクビ差先着しています。
1週前の29日は坂路で末強めに追われました。
このときはダッシュダクラウン(セ5、2勝クラス)から2馬身先行する形で追われて4ハロン55秒3-上がり1ハロン12秒8の時計で半馬身遅れてしまいました。
1週前の坂路調教では外ラチ沿いからきびきびと動けていましたが、終い重視に追い切りの割にはラスト1ハロン12秒8で目立ちません。
併せたダッシュダクラウンは格上の馬とはいえ馬なりでじりじりと詰め寄って先を越されているのでまだまだ能力は足りなさそうです。
ウッドチップで追われた最終追い切りもどこかもっさりとした動きでした。
直線に入ってからは先頭に立って動けていましたが、特別良化している感じはしません。
無事に抽選を突破しましたが、ここでの激走は少し難しいかもしれません。
プシプシーナ
プシプシーナ 12月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.8 | 40.0 | 12.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 40.3 | 12.6 | 馬なり |
白菊賞の勝ち馬であるプシプシーナは栗東坂路で単走を行いました。
レース当日も騎乗する浜中騎手を背に、馬場のまんなかやや外目から馬なりで追われて4ハロン55秒8-上がり1ハロン12秒8でサクッと流しました。
前走から中1週のレースということで無理はさせていませんが、前走最終時から今回の最終追い切りまでに軽めの坂路を5本入れています。
特に今月に入ってからは5回も坂路追いを行っているので入念に仕上げられています。
最終追い切りでは浜中騎手を背に、折り合いを確認するように追い切りを行いました。
時計自体は前走最終時と差はありませんが、良くも悪くも変化なしという感じでしょう。
動きは悪くありませんでしたので、前走と同じくらいは出し切れそうです。
ミライテーラー
ミライテーラー 12月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 39.7 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 38.4 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 54.0 | 38.8 | 12.1 | 強め |
4/10の抽選を突破したダート馬のミライテーラーは栗東坂路で単走を行っています。
レース当日も騎乗する中井騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われて全体時計54秒2-上がり1ハロン12秒2で駆け抜けました。
1週前も中井騎手を背に、坂路を馬なりで追って4ハロン52秒9-上がり1ハロン12秒4でまとめています。
1週前は力ある走りを見せていましたが、最終追い切りは一転してリラックスした追い切りです。
軽めの調教でしたが、そのなかでも機敏な脚さばきを見せています。
ミライテーラーは今回がキャリア初の芝戦となります。
間違いなく人気しないと思いますが、2週続けて中井騎手が追い切りに騎乗した点は評価したいです。
血統的にも父がオルフェーヴルなのである程度は芝適性もありそうですし、仕上がりはまずまずよかったので展開次第で激走するかもしれません。
ルシフェル
ルシフェル 12月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 68.4 | 53.0 | 37.9 | 11.8 | 馬なり | |
1週前 | 栗東CW(良) | 81.3 | 66.0 | 51.8 | 37.8 | 12.5 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 80.9 | 65.0 | 51.0 | 36.3 | 11.6 | 馬なり |
萩ステークスの勝ち馬であるルシフェルは栗東のウッドチップで中日新聞杯(G3)に出走するキラーアビリティ(牡4、オープン)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗してキラーアビリティを7~8馬身追走する形で追い切りを開始しています。
馬場の外側から馬なりで追われ、5ハロン68秒4-上がり1ハロン11秒8の時計で同時併入しました。
1週前は今回レースに騎乗するムルザバエフ騎手を背に、ここでもキラーアビリティと追い切りを行いました。
馬なりで馬場の外目から追われて6ハロン81秒3-上がり1ハロン12秒5でまとめています。
2週続けてG1馬のキラーアビリティと併せましたがキラーアビリティが2週続けて一杯に追われているのに対し、ルシフェルはどちらも馬なりで同時併入しています。
追い切りとはいえ格上相手に併入できたのは高く評価したいですね。
1週前追い切りでは全体時計81秒3という好時計も叩き出しました。
ただし、前走萩ステークスのときの最終追い切り時計がウッドチップで6ハロン80秒9なので、出そうと思えばまだまだだせるはずです。
それでも、今回は前走最終時よりも外目から追い切りを行っていたので差はなさそうですし、萩ステークスの時と同じくらいの状態には仕上がってそうでした。
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阪神ジュベナイルフィリーズ2023追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | キャットファイト コラソンビート |
A | アスコリピチェーノ サフィラ シカゴスティング スプリングノヴァ テリオスルル ルシフェル |
B | クイックバイオ コスモディナー ステレンボッシュ ドナベティ ナナオ プシプシーナ ミライテーラー |
C | カルチャーデイ スウィープフィート ニュージェネラル |
D |
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