【中山大障害2023予想】本命におすすめの3頭+穴馬で狙いたい2頭はこちら!
中山大障害2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
中山大障害2023の予想ポイント
- 過去10年の勝ち馬8頭が重賞馬
- 逃げ・先行馬が強い、差しは苦戦、追込・まくりは全滅
- 勝ち馬は1~5番人気馬から予想
- 枠順による極端な有利不利はない
- 前走東京ハイジャンプ組が強い
中山大障害2023予想の最終買い目
中山大障害(晴れの良馬場想定)
中山大障害が開催される土曜日の中山競馬場界隈の天気を見てみると、一日晴れで降水確率も0%です。
前日の金曜日も芝コースは良馬場なので間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。
馬場傾向を見てみると、金曜日の10時30分の時点でクッション率は9.5%、芝コースの含水率は9.7~12.6%でした。
明日も晴れなのである程度乾くと思いますが、冬時期は時計がかかりやすいので極端な高速馬場になることはないでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、標準もしくはやや時計の出やすい馬場を想定しながら予想をまとめました。
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◎本命 3 マイネルグロン
父 | ゴールドシップ |
母 | マイネヌーヴェル |
母父 | ブライアンズタイム |
主な勝ち鞍 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 2023年 |
前走 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 1着 |
本命はマイネルグロンにします。
データと相性のいい前走東京ハイジャンプの勝ち馬です。
また、脚質的に前走は先行、その前のオープン競走は逃げて勝利していますが、中山大障害は逃げや先行馬が圧倒的に有利です。
しかも、内枠を引けたのでより前に付きやすくなりました。
キャリア初の4キロ越えのレースなので距離不安は気になるところですが、騎乗する石神騎手はオジュウチョウサンとのコンビでこの中山大障害を何度も勝利しています。
そのため、ペース配分も問題ないでしょう。
〇対抗 4 ジューンベロシティ
父 | ロードカナロア |
母 | アドマイヤサブリナ |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 阪神ジャンプS(J・G3) 2023年 |
前走 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 4着 |
対抗はジューンベロシティにしました。
今年の東京ジャンプステークスと阪神ジャンプステークスを制しており、特に阪神ジャンプステークスでは終始2番手の位置で競馬しながら他馬を圧倒しました。
前走の東京ハイジャンプは4着に敗れていますが、飛越の段階で他馬に先を越されて後手の競馬となっています。
今回は最初のコーナーまでに飛越する箇所がひとつしかないため前で競馬できればまだまだ挽回できるでしょう。
▲単穴 7 ネビーイーム
父 | キズナ |
母 | ヴェルヴェットクイーン |
母父 | シングスピール |
主な勝ち鞍 | 障害3歳以上OP 2023年 |
前走 | 阪神ジャンプS(J・G3) 3着 |
単穴はネビーイームにしました。
前日の段階で9番人気の低評価ですが、脚質的には逃げや先行を得意としている馬なのでこのレースと相性がよいです。
また、前走の阪神ジャンプステークスは初重賞チャレンジでジューンベロシティやホッコーメディウスに完敗したものの、3着に入線して力を証明しています。
今回も相手関係は強敵ですが、中枠で内の馬を見ながら競馬できるのは良いと思いますし、ネビーイームより外の馬は差し馬だらけなので外枠を気にすることもありません。
距離などの課題はありますが、自分の競馬を貫いてほしいです。
△連下 9 ニシノデイジー
父 | ハービンジャー |
母 | ニシノヒナギク |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | 中山大障害(J・G1) 2022年 |
前走 | 東京ハイジャンプ(J・G2) 11着 |
連下はニシノデイジーにします。
昨年の中山大障害はキャリア初の障害重賞でしたが、2番手の位置から早めにまくっていきなり障害G1を手にしたのです。
非常に中身のある競馬でしたが、今年はいささか物足りません。
近2戦は重馬場も影響したと思いますが、その前の阪神スプリングジャンプが3着ん優先したとはいえ勝ち馬ジェミニキングに8馬身以上突き放されています。
そのため、年齢的な衰えが出ているかもしれません。
それでも、昨年の中山大障害を制している馬なのでコース適性は問題ありませんので軽めに抑えておきます。
△連下 2 ビレッジイーグル
父 | ベーカバド |
母 | トキノナスティア |
母父 | ニューイングランド |
主な勝ち鞍 | 萬代橋特別(1勝クラス) 2023年 |
前走 | 萬代橋特別(1勝クラス) 1着 |
ビレッジイーグルも連下にしました。
重賞レースこそ手にしていませんが、これまで障害G1に4回出走し、そのうち3回で掲示板入りしています。
また、中山競馬場で開催されたペガサスジャンプステークスを2年連続勝利しているようにコース適性はメンバーの中で一番高いと思います。
非重賞版ですが、中山大障害で2年連続5着入りしているのもポイントが高いですし、ここでの激走があってもおかしくないでしょう。
単勝
3 マイネルグロン
馬連流し
軸馬:3
相手:2、4、7、9
三連複フォーメーション
1頭目:3
2頭目:2、4、7、9
3頭目:2、4、7、9
中山大障害2023の有力馬3頭
最強のジャンパーを決める一戦に、今年も各路線から有力馬が参戦しました。
オジュウチョウサン引退後のジャンプ界をけん引する馬はどの馬でしょうか?
今年の出走登録馬の中から人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ニシノデイジー
- 中山大障害 (J・G1) 2022年
- 東スポ杯2歳S (G3) 2018年
- 札幌2歳S (G3) 2018年
ニシノデイジーは昨年の中山大障害の勝ち馬です。
もともと芝レースでも実績をあげていた馬で、2歳時には札幌2歳ステークスと東スポ杯2歳ステークスを制覇、翌年のクラシックもすべて皆勤しました。
ところが、2歳時を最後になかなか勝ち切ることができず、昨年から障害に転向しています。
障害移行後も持ち前の潜在能力を発揮し、昨年の中山大障害はキャリア初の障害重賞チャレンジでしたがいきなり勝利を掴みました。
いきなりの障害G1勝利を制したことで今後の活躍にも期待されましたが、今年は3戦使って3着がやっとです。
しかも、近2戦はどちらも掲示板を外す大敗をしています。
昨年の勝ち馬だけにここは注目されていますが、近2戦の大敗も同じくらい心配で、立て直せるかが心配です。
マイネルグロン
- 東京ハイジャンプ (J・G2) 2023年
マイネルグロンは前走東京ハイジャンプを制した馬です。
東京ハイジャンプは8番人気の低評価でしたが、終始先行競馬を行って勝利を掴みました。
2着のホッコーメヴィウスに2馬身半差の完勝でしたし、障害G1を手にしているニシノデイジーやイロゴトシにも勝ち切っています。
過去の戦績を見てみると、中山の障害レースはこれまで3戦使って【1-2-0-0】と相性がいいです。
そのため、同競馬場で開催される中山大障害は相性がよいと思います。
また、先行競馬からの押し切りを得意としているので、枠の並びで前を確保できるようでしたらチャンスはありそうです。
これまで経験したことがない4キロを超えるレースが舞台ですが、前走がフロックでないことを証明したいです。
ジューンベロシティ
- 阪神ジャンプS (J・G3) 2023年
- 東京ジャンプS (J・G3) 2023年
ジューンベロシティは今年の阪神ジャンプステークスと東京ジャンプステークスを連勝しました。
東京ジャンプステークスは序盤から中盤にかけて後方で脚を溜め、途中でまくりあげて勝利しています。
そして、前走の阪神ジャンプステークスでは終始先行競馬で勝利を掴みました。
重賞を2連勝したことで前走の東京ハイジャンプでも1番人気に支持されましたが、4着に敗れています。
スタートこそでましたが最初のコーナーまでの3つの飛越で他馬に先を越されて終始後ろからの競馬になったことが敗因だと思います。
今回の舞台である中山大障害はスタートから最初のコーナーまで障害がひとつなので、前さえ確保できれば出し切れると思います。
障害G1は久々となりますが、春の時よりも力は付けているので、今回も上位争いに期待したいです。
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中山大障害2023の穴馬2頭
オジュウチョウサンが引退した障害界はこれといった馬が不在で混戦模様です。
抜けた馬不在なので予想が難しいところですが、いずれの馬も配当妙味は高いので穴党にとっては面白い時代といえるでしょう。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
エコロデュエル
- 京都ジャンプS (J・G3) 2023年
エコロデュエルは今年の京都ジャンプステークスを制した馬です。
京都ジャンプステークスでは後方競馬で脚を溜めつつ、3~4コーナーから早めにまくりあげて重賞初制覇を成し遂げました。
二の脚はそこまで速くありませんが、もともと後ろからの競馬でも問題ないタイプなので各馬を見ながら自分の競馬を貫けるでしょう。
ただし、中山大障害は逃げや先行馬の好走事例が多いです。
差し馬は2着がやっとで追込馬は全滅しているデータからも、エコロデュエルの脚色で上位争いするのは難しいでしょう。
もちろん、その点に関しては陣営も承知の上で出走表明しているので、どのような競馬を見せてくれるか注目したいです。
ビレッジイーグル
- ペガサスジャンプS (OP) 2023年
- ペガサスジャンプS (OP) 2022年
ビレッジイーグルは主な勝ち鞍こそオープン競走のペガサスジャンプステークスですが、これまで中山グランドジャンプと中山大障害にそれぞれ2回出走、合計4回障害G1に出走しています。
そして、4回の内の3回で5着入りしていました。
馬券にこそ絡んでいませんが掲示板入り3回でコース適性は高いです。
今年の中山グランドジャンプは3番人気に支持されましたが7着に敗れてしまいました。
重馬場が影響したかもしれません。
コース適性の高い馬なので、非重賞馬ながら侮れない1頭となるでしょう。
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ここからは中山大障害の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
中山大障害2023の概要
中山大障害は中山競馬場で開催される障害のG1競走です。
障害G1には春に開催される【中山グランドジャンプ】とこの時期に行われる【中山大障害】があります。
レース名を見たら一目瞭然ですが、どちらも中山競馬場で行われます。
最大の特徴は、4キロを超える距離設定されていることです。
これだけでもハードですが、その中にはたくさんの障害や起伏が存在し、非常に厳しい道のりとなっています。
しかも、4キロを超える障害レースは中山大障害と中山グランドジャンプしかなく、どちらも微妙に距離が違うため実質的には年に1度しか使用しない専用コースとなっています。
そのため、例え他の障害重賞で結果を残していても、4キロを超す中山大障害で意外と力を発揮できないケースも珍しくありません。
しかも、障害絶対王者と呼ばれていたオジュウチョウサンが昨年引退したことでより混戦模様となっています。
正直なところ、現在の障害界は抜けた馬が不在なのでだれが勝ってもおかしくありません。
しかし、それは言い換えればすべての馬にチャンスがあるといっても過言ではないでしょう。
数ある障害を越えた先にある栄光を手にするのはどの馬でしょうか?!
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中山大障害2023の開催内容
開催日 | 12月23日(土曜) 15:05発走 |
格付け | J・G1 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 障害4,100m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 6600万円 |
中山大障害2023が開催される中山の障害4,100mの特徴
中山の障害4,100mは中山大障害でのみ使用されるコースです。
舞台はダートコースの内側に設けられた∞の記号に似た障害専用コースです。
スタート地点は3コーナー付近で障害コースをぐるりと1周します。
向こう正面に入るとたすきコース(通称大障害コース)を超えて今度は左回りコースを半周。
半周して再び向こう正面に入るともう一度たすきコースを走ります。
たすきコースを超えたら今度は再び右回りとなり、障害コースを大きく1周します。
1周ぐるりと回ったらダートコースを横切り、スタート前の芝コースにでて、ゴールを駆け抜けます。
中山大障害では7つある障害を11回も飛越します。
また、たすきコース上には中山グランドジャンプと中山大障害でしか飛越しない大生垣と大竹柵(ハードルの中でもっとも太くて長い障害)を越えなければなりません。
また、バンケット(坂路)も6回駆け抜けるため、非常にハードなコースとなっています。
求められる要素は当然ながらスタミナが第一。
次いで飛越スキルでしょう。
平場の天皇賞(春)やステイヤーズステークスを凌駕するほどタフな舞台なので、無尽蔵に近いスタミナとジャンプ力が試される舞台となっています。
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中山大障害2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | エコロデュエル | 牡4 | 63.0 | 草野太郎 |
2 | ビレッジイーグル | 牡6 | 63.0 | 大江原圭 |
3 | マイネルグロン | 牡5 | 63.0 | 石神深一 |
4 | ジューンベロシティ | 牡5 | 63.0 | 西谷誠 |
5 | ダイシンクローバー | セ7 | 63.0 | 高田潤 |
6 | ギガバッケン | セ8 | 63.0 | 上野翔 |
7 | ネビーイーム | 牡5 | 63.0 | 小牧加矢太 |
8 | ヤップヤップヤップ | 牡7 | 63.0 | 江田有亮 |
9 | ニシノデイジー | 牡7 | 63.0 | 五十嵐雄祐 |
10 | マイネルヴァッサー | 牡10 | 63.0 | 小野寺祐太 |
11 | マイネルレオーネ | 牡11 | 63.0 | 平沢健治 |
12 | ハーツシンフォニー | セ6 | 63.0 | 簑島靖典 |
中山大障害の過去10年のデータと傾向
【重賞実績】勝ち馬8頭が重賞馬
年度 | 勝ち馬 | 主な重賞勝ち鞍(障害) |
2022 | ニシノデイジー | なし |
2021 | オジュウチョウサン | 中山グランドJ&大障害他 |
2020 | メイショウダッサイ | 東京ハイジャンプ |
2019 | シングンマイケル | 東京ハイジャンプ他 |
2018 | ニホンピロパロン | 京都ハイジャンプ他 |
2017 | オジュウチョウサン | 中山グランドJ&大障害他 |
2016 | オジュウチョウサン | 中山グランドジャンプ他 |
2015 | アップトゥデイト | 中山グランドジャンプ他 |
2014 | レッドキングダム | なし |
2013 | アポロマーベリック | 東京ジャンプステークス |
過去10年の中山大障害の勝ち馬8頭がこれまでに何らかの障害重賞タイトルを手にした馬でした。
障害レースの頂上決戦という位置づけがされているレースなので過去の重賞実績が問われやすいレースとなっています。
今年の出走馬の中で、重賞馬は5頭いました。
【脚質】逃げ・先行馬が強い
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【4-4-1-7】 | 25.0% | 50.0% | 56.3% |
先行 | 【6-5-2-15】 | 21.4% | 39.3% | 46.4% |
差し | 【0-1-7-45】 | 0.0% | 1.9% | 15.1% |
追込 | 【0-0-0-37】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
まくり | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の中山大障害の勝ち馬はいずれも逃げか先行競馬で勝利していました。
このうち、逃げ馬は単勝率25%、連対率50%、複勝率56%で全脚質の中でトップです。
先行馬は逃げより若干好走率は劣りますが、それでも単勝率21%、複勝率46%と高い数値でした。
対して、差し馬は8頭が馬券に絡んでいたものの、そのほとんどが3着で複勝率は15%に留まっています。
追込馬に関しては3着内ゼロで、まくりも決まっていません。
このことから、中山大障害は逃げや先行馬といった前で競馬する馬が強いレースといえます。
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中山大障害の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 【3-2-1-4】 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-1-3-5】 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-0-2-7】 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
5番人気 | 【2-2-1-5】 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
6~9番人気 | 【0-3-2-35】 | 0.0% | 7.5% | 12.5% |
10番人気以下 | 【0-1-0-47】 | 0.0% | 2.1% | 2.1% |
上位人気馬の信頼度はまずまず
過去10年の中山大障害の好走馬を人気別にまとめました。
1番人気と3番人気は過去10年で5頭が、2番人気の馬は6頭が馬券に絡んでいます。
複勝率は50~60%でした。
上位人気馬の成績は決して低くはありませんが、極端に高いわけでもありません。
まずまずの信頼度といえるでしょう。
勝ち馬は1~5番人気馬から出ていた
過去10年の中山大障害の勝ち馬はいずれも1~5番人気に支持された馬でした。
中山大障害は上位人気の信頼度はまずまずですが、勝ち馬だけ見たら上位人気に支持されている馬が勝ち切りやすく、6番人気以下の馬は勝利がありません。
単勝で購入する際や1着軸で予想する場合は1~5番人気の馬から選択するのがよいかもしれませんよ。
近年は下位人気馬の台頭も目立つ
過去10年の中山大障害で6番人気以下の馬は6頭馬券に絡んでいました。
言い返すと馬券に絡んだ24頭が1~5番人気の馬だったので基本的に下位人気の台頭はなさそうに見えます。
ところが、馬券に絡んだ6番人気以下の馬の5頭が直近5開催のもので、毎年1頭ずつ入線していました。
オジュウチョウサンやアップトゥデイトがしのぎを削っていた2010年代半ばと比較すると、人気落ちが馬券に絡む頻度が増えていました。
ただし、直近5開催で馬券に絡んだ5頭はいずれも2~3着に入線していることから、勝ち負けまでは厳しいようです。
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中山大障害の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-0-11】 | 8.3% | 8.3% | 8.3% |
2枠 | 【0-1-1-12】 | 0.0% | 7.1% | 14.3% |
3枠 | 【1-3-2-10】 | 6.3% | 25.0% | 37.5% |
4枠 | 【3-1-1-13】 | 16.7% | 22.2% | 27.8% |
5枠 | 【1-1-1-15】 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
6枠 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【3-0-1-16】 | 15.0% | 15.0% | 20.0% |
8枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
大きな差はない
過去10年の中山大障害の好走馬を枠順別にまとめました。
単勝率がもっとも高かったのは3頭の勝ち馬を輩出した4枠となっています。
そして、連対率と複勝率は3枠がトップでした。
このことから、中枠有利に見えます。
しかし、勝ち馬に関しては7枠も3頭出ています。
また、6~8枠は複勝率20%なので外枠の悪くはありません。
内枠は中や外と比較すると好走率は若干劣りますが、1枠からは1頭の勝ち馬が出ており、2枠も出走馬14頭のうちの2頭が馬券に絡んでいます。
いずれの枠からの好走馬が出ていることから、枠順による極端な有利不利は見られませんでした。
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中山大障害の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東京ハイジャンプ(J・G2) | 【5-2-3-8】 | 27.8% | 38.9% | 55.6% |
秋陽ジャンプS(OP) | 【2-1-1-18】 | 9.1% | 13.6% | 18.2% |
イルミネーションJS(OP) | 【1-3-4-36】 | 2.3% | 9.1% | 18.2% |
中山グランドジャンプ(J・G1) | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
小倉サマージャンプ(J・G3) | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
阪神ジャンプS(J・G3) | 【0-2-1-3】 | 0.0% | 33.3% | 50.0% |
障害未勝利 | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
500万(1勝クラス) | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
京都ジャンプS(J・G3) | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
東京ハイジャンプ組が5勝!
過去10年の中山大障害の勝ち馬5頭が前走東京ハイジャンプでした。
東京ハイジャンプだった馬は5頭の勝ち馬だけではなく、2~3着にも5頭入線しています。
出走馬18頭に対して半数以上が馬券に絡んでいることから複勝率は50%を超えていました。
前走東京ハイジャンプだった馬は評価を上げてもよさそうです。
今年の出走馬の中で前走が東京ハイジャンプだった馬は3頭いました。
中山大障害の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【6-3-5-16】 | 20.0% | 30.0% | 46.7% |
2着 | 【1-1-4-14】 | 5.0% | 10.0% | 30.0% |
3着 | 【2-3-0-6】 | 18.2% | 45.5% | 45.5% |
4着 | 【0-1-0-13】 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
5着 | 【0-1-0-10】 | 0.0% | 9.1% | 9.1% |
6~9着 | 【0-0-0-31】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10着以下 | 【0-1-1-16】 | 0.0% | 5.6% | 11.1% |
競走中止 | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
勝ち馬9頭が前走レースで馬券に絡んでいた
過去10年の中山大障害の勝ち馬9頭が前走レースで馬券に絡んでいました。
そのうちの6頭が前走レースも勝利しています。
唯一該当しなかった2013年のアポロマーベリックは前走競走中止になっています。
前走のレースで4着以下に敗れた馬に勝ち馬はいません。
このことから、前走レースにおける着順にも目を配りたいです。
今年の出走馬の中で前走馬券に絡んだ馬は5頭いました。
前走レースで4着以下に敗れた馬は5頭しか馬券に絡んでいない
過去10年の中山大障害で前走4着以下に敗れた馬は74頭出走していましたが、馬券に絡んだ馬は5頭のみです。
前走4着以下の複勝率はたったの7%しかなく、この5頭の中に勝ち馬はいません。2着がやっとでした。
前走4着以下に敗れた馬を馬券に絡める際は相手候補がよさそうです。
以上になります。
中山大障害の予想の参考にしてみてください!