【桜花賞2024予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!
桜花賞2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
桜花賞2024の予想ポイント
- 上がり最速馬が強い【5-2-0-3】
- ノーザンF&社台F生産馬が活躍
- 1人気より2人気【4-2-0-4】の方が信頼できる
- 直近5年は6人気以下も馬券に絡んでいる、二桁人気馬は全滅
- 6枠は60年間勝利なし
- 前走チューリップ賞、阪神JFから挑む馬は評価を上げたい
桜花賞2024予想の最終買い目
桜花賞が開催される日曜日の阪神競馬場界隈の天気を見てみると、一日晴れの予報が出ていました。
気温もマックスで24度近くまで上昇する見込みで夏日に近い気温となっています。
土曜日の馬場傾向を見てみると、前日までの雨の影響も残っていたのかやや時計はかかりがちでした。
ところが、メインレースの阪神牝馬ステークス(芝1,600m、G2)は勝ち馬マスクトディーヴァが1分33秒0の時計で勝利し、7着のモズゴールドバレルまでが1分33秒5未満の時計でゴールしていました。
上がりも最速がウンブライルとモリアーナが叩き出した32秒9で時計は出ています。
日曜日は一日晴れで気温も上昇するため、土曜日よりも馬場は軽くなるでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい条件を想定しながら予想をまとめました。
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◎本命 12 ステレンボッシュ
父 | エピファネイア |
母 | ブルークランズ |
母父 | ルーラーシップ |
主な勝ち鞍 | 赤松賞(1勝クラス) 2023年 |
前走 | 阪神JF(G1) 2着 |
本命はステレンボッシュにしました。
もともと先行~差しの競馬を得意としていましたが、前走の阪神JFでは10番手の位置で直線入りし、上がり最速33秒5の末脚を使って2着入りしています。
勝ち馬アスコリピチェーノとのタイム差はありませんでしたし、走破時計1分32秒6も優秀でした。
桜花賞は決め手が問われやすいので脚質的にも合うでしょうし、阪神JFと全く同じ舞台でレースできるのも評価できます。
現時点での3歳牝馬は阪神JF組が一歩抜けていると思うので、その中でやれている面もよいですね。
騎乗する予定だったルメール騎手が現在故障しているのでモレイラ騎手への乗り替わりとなっていますが、モレイラ騎手も実力のある騎手なので問題はないでしょう。
データと相性の悪い6枠を引いたのは気になりましたが、その点を差し引いても本命にしました。
〇対抗 7 スウィープフィート
父 | スワーヴリチャード |
母 | ビジュートウショウ |
母父 | ディープスカイ |
主な勝ち鞍 | チューリップ賞(G2) 2024年 |
前走 | チューリップ賞(G2) 1着 |
対抗はスウィープフィートにしました。
前走のチューリップ賞でハイペース展開の中1頭だけ鮮やかに抜け出して完勝しました。
タフな馬場で流れていたので後方有利でしたがその点を考慮して強い競馬です。
また、昨年の阪神JFは7着に敗れたとはいえ出遅れが影響した中で最後方から末脚を伸ばしています。
桜花賞は追込有利なので脚質的にも合うでしょうし、チューリップ賞は昨年の白菊賞を見る限りはポテンシャルにも期待できます。
本質的には時計のかかる馬場のほうがパフォーマンスを引き出しているのでできれば土曜日くらいの馬場条件で挑みたいところですが、時計決着となった阪神JFでも出し切れているのでそこまで問題はないでしょう。
かみ合えば祖母スイープトウショウが果たせなかった桜のタイトルを手にできるかもしれません。
▲単穴 9 アスコリピチェーノ
父 | ダイワメジャー |
母 | アスコルティ |
母父 | Danehill Dancer |
主な勝ち鞍 | 阪神JF(G1) 2023年 |
前走 | 阪神JF(G1) 1着 |
人気のアスコリピチェーノは単穴にしました。
これまで3戦3勝と無敗のノーザンファーム生産馬でデータ的な相性はばつぐんです。
また、前走阪神JFもその前の新潟2歳ステークスも直線から末脚を引き上げて勝利しました。
直線の長い舞台におけるパフォーマンスはトップクラスに高いです。
ただ、この2戦は北村宏司騎手の騎乗が無くてもスムーズによい場所を狙えてそのまま能力を引き出しました。
今回は中枠で比較的競馬しやすいものの、両サイドにエトヴプレやセキトバイースト、ショウナンマヌエラといった前に行くであろう馬が揃いました。
包まれたときに今の北村宏司騎手がうまく抜け出せるかというと、正直あまり信頼しづらいです。
アスコリピチェーノに関してはポテンシャルこそ世代トップクラスだと思いますが、騎手目線で3番手評価に引き下げています。
△連下 2 クイーンズウォーク
父 | キズナ |
母 | ウェイヴェルアベニュー |
母父 | Harlington |
主な勝ち鞍 | クイーンカップ(G3) 2024年 |
前走 | クイーンカップ(G3) 1着 |
クイーンズウォークは連下にしました。
別路線組の中で一番よさそうなのがクイーンズウォークで、前走のクイーンカップは後ろからの競馬となりましたが直線一気で3着入りしました。
時計の出る条件下、しかも決め手勝負の舞台でやれていますし、もともと先行競馬しか経験のない馬が追込で勝利しているのはこの馬の競馬センスがあってのことでしょう。
最終追い切りでも前向きな姿勢が見られましたし、今回騎乗する川田騎手が過去10年の桜花賞で3勝していることから騎手目線でも評価したいです。
ただ、今回は内枠2番を引いてしまったのでハープスターやリバティアイランドのときのような大外からの直線一気は決めづらいです。
枠を考慮して相手までにしました。
△連下 8 コラソンビート
父 | スワーヴリチャード |
母 | ルシェルドール |
母父 | オルフェーヴル |
主な勝ち鞍 | 京王杯2歳ステークス(G2) 2023年 |
前走 | フィリーズレビュー(G2) 2着 |
コラソンビートも抑えます。
昨年の京王杯2歳ステークスが強い競馬で淡々と流れる条件で中団から上がり最速33秒2の末脚でレコード勝ちを収めています。
牡馬相手に勝利していますし、勝ち時計や上がりタイムを見ても高速馬場向きなのは間違いありません。
阪神JFも出遅れながら3着入りしているように、現3歳牝馬の中では実力の高い馬です。
前走のフィリーズレビューは伏兵エトヴプレの2着でしたが叩きの舞台としては悪くないですし、3着以下は1馬身半以上突き放しました。
追い切りでも変わらずいい動きができていますし、決め手勝負になればここでも上位争いに期待できるでしょう。
単勝
12 ステレンボッシュ
馬連流し
軸馬:12
相手:2、7、8、9、11
三連複フォーメーション
1頭目:12
2頭目:2、7、8、9、11
3頭目:2、7、8、9、11
桜花賞2024の有力馬3頭
今年も3歳牝馬の戦いが阪神競馬場で行われます。
今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
アスコリピチェーノ
- 阪神ジュベナイルF (G1) 2023年
- 新潟2歳ステークス (G3) 2023年
アスコリピチェーノはこれまでキャリア3戦はすべて無敗で、2走前の新潟2歳ステークスでは5番手くらいの位置で競馬を行いながら上がり33秒3の末脚で勝利しました。
そして、前走の阪神JFは関西圏でのレースでしたが、8番手くらいの位置から上がり33秒7の末脚を使ってステレンボッシュの追撃を退けて優勝しています。
ラスト4Fでトップスピードを活かし切りながら勝ち切れたのが印象深いですね。
桜花賞は阪神JFと同じ舞台で行われるのでコース適性は全く問題ありません。
早めの栗東滞在で輸送のリスクも回避しているようですし、直線の長い舞台で出し切れているので引き続き好走に期待できます。
オークス以降になると距離課題が出てくると思いますが、桜花賞まではこの馬が中心になるでしょう。
クイーンズウォーク
- クイーンカップ (G3) 2024年
クイーンズウォークは今年のクイーンカップを制した馬です。
デビュー戦と続く未勝利戦は先行競馬を行いましたが、クイーンカップは大外発走が影響して後ろからの競馬となりました。
しかし、コーナーでじっくり脚を溜めると直線では大外から一気に動きました。
長く脚を活かして勝利を掴んだのです。
クイーンズウォークよりも外から脚を伸ばしたルージュスエルテが3着まで浮上しているので馬場の伸びる箇所を確保できたのも大きいですが、慣れない追込競馬で勝ち切れたのも評価したいです。
この一戦を見る限りは時計勝負が得意なので、できればパンパンに乾いた方がやれるでしょう。
あとは、桜花賞は決め手がポイントとなりますが、クイーンズウォークはキレる脚は持ち合わせていないため、ある程度流れたほうがやれそうな気がします。
ステレンボッシュ
- 赤松賞 (1勝クラス) 2023年
ステレンボッシュは前走阪神JFで2着入りした馬です。
その前の赤松賞は東京芝1,600mの舞台で序盤は流れたものの、4~5F目で12秒台前半の中弛みが生じ、残り3Fで突き抜けています。
スローからの瞬発力勝負を制しており、先行しながら上がり3F33秒6の時計を使いました。
前走の阪神JFは逆に後ろからの競馬となりましたが、残り4Fからペースアップした中、メンバー最速となる33秒5の末脚で2着でした。
先に抜け出したアスコリピチェーノには敗れましたがクビ差2着で惜しい競馬となっています。
桜花賞も阪神JFと同じコースを使用するため、引き続き力は発揮できそうです。
ただ、前走で騎乗したルメール騎手がドバイで落馬負傷のため、しばらくターフに戻ってこられません。
急遽短期免許で来日したモレイラ騎手が騎乗することになりました。
モレイラ騎手も非常にうまい騎手なのでそこまでマイナスではありませんが、できればルメール騎手継続で挑んでほしかったです。
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桜花賞2024の穴馬2頭
桜花賞は意外とヒモ荒れするレースです。
そのため、上位人気馬だけではなく穴馬にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
コラソンビート
- 京王杯2歳S (G2) 2023年
すでに6戦使っていますがいずれも馬券に絡んでいる安定感がウリのコラソンビートは、昨年の阪神JFで3着に入線しました。
京王杯2歳ステークスで牡馬相手に勝利しているので短距離馬のイメージが強いですが、デビュー戦とその次の未勝利戦はマイルを使っており、マイル適性も高いです。
阪神JFは逃げたシカゴスティングが4Fで1F12秒0に一度ペースを落としたもののその後は引き上げて流れる展開となりました。
その中で長く脚を引き延ばしながら3着入りしており、厳しい展開でも力を発揮できたのは好感が持てます。
前走のフィリーズレビューでも1番人気に支持されましたが、伏兵エドヴプレに届かず2着でした。
しかし、叩きの一戦としては悪くありませんしそこまで悲観しなくても良いでしょう。
今回は阪神JFと同じコースの阪神芝1,600mが舞台です。
ここの結果次第でオークスか、NHKマイルカップか、それともスプリント路線か決まるはずなのでコラソンビートからしても重要なレースとなるでしょう。
ライトバック
- エルフィンS (L) 2024年
ライトバックは前走エルフィンステークスを勝利した馬です。
エルフィンステークスは11頭立ての少頭数開催でしたが時計のかかる馬場で力強く差し切って勝利しました。
のちにチューリップ賞を制したスウィープフィートに先着しましたが、スウィープフィートが馬場の悪い内を走っているのに対してライトバックは馬場の良い位置から伸びていたので位置取りの差はでかいです。
ただ、パワーのある舞台でやれているのはよく、例えば雨で馬場が湿るようでしたら意外とチャンスはあるかもしれません。
デアリングタクトがエルフィンステークスを制したのち、桜花賞を勝利しているのでデータ的にも縁起はよいです。
相手は強化されますが、その中でどのような競馬を見せてくれるか、注目したいです。
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ここからは桜花賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
桜花賞2024の概要
桜花賞は阪神競馬場で開催される3歳牝馬のクラシックレースです。
クラシックレースとは古くから開催されている伝統のあるレースのことで、日本では皐月賞・ダービー・菊花賞・桜花賞・オークスの5レースを指しています。
クラシック5競走はすべて3歳しか出走できません。
生涯1度しか出走できない上、格式が高いレースばかりなのですべての競走馬や競馬関係者が目標にします。
ただ、桜花賞はマイルが舞台ということで、生粋のマイラーのみならず短距離で実績を積んだ馬や、潜在能力的に中距離タイプの馬も参戦します。
翌月行われるオークスと違い、これまでに結果を残したほとんどの牝馬が参戦するため、現時点での最強牝馬決定戦といえます。
ちなみに、桜花賞の結果次第でオークスを目指す馬、NHKマイルを皮切りにマイル路線を突っ走る馬、夏のサマースプリントを経て短距離路線を歩む馬などが現れます。
進路適性を決める意味でも桜花賞の価値は大きいです。
阪神競馬場で行われる芝1,600mの女王決定戦。
今年の桜の女王はどの馬でしょうか?!
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桜花賞2024の開催内容
開催日 | 4月7日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳牝馬 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 1億4000万円 |
桜花賞2024が開催される阪神の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 向こう正面の真ん中やや左側 |
コース | 右回りの外回りコース Bコース |
1周の距離 | 2,113.2m |
直線距離 | 476.3m |
高低差 | 2.4m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.35.5 |
コースレコード | 1.31.1 (2021年 桜花賞【G1】ソダシ) |
桜花賞のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:34.5 |
レコードタイム | 1:31.1 (2021年 ソダシ) |
桜花賞が開催される阪神芝1,600mは阪神JFやチューリップ賞でも全く同じコースを使用します。
そのため、今回出走する馬によってはすでに経験済みの馬も少なくありません。
阪神は内回りコースと外回りコースが存在しますが、芝1,600mでは外回りコースを使用します。
スタート地点は向こう正面の真ん中でスタンドから見てやや左の位置です。
最初のコーナーまで約444mある向こう正面を駆け抜けます。
3.4コーナーは外回りらしく非常に大きなカーブを描いていています。
そのため、減速しなくても立ち回ることが可能です。
また、4コーナーの途中に残り600mの標識が立っており、そのあたりから直線に向けて少しずつ下り傾斜になるためペースアップしやすい造りになっています。
最後の直線は約474mです。
直線の長さは右回りの競馬場の中でも最長で、最高速度を維持しやすいです。
直線入りからしばらくは下り傾斜ですが、ゴール板から200m手前に阪神名物の急な上り坂が立ちはだかります。
この坂は高低差こそ1.8mですが120mの間にあるため実際は数値以上に急です。
坂を駆け上がったらその先にゴール板が立っています。
阪神の芝1,600mは最後の直線が長いこと、そしてコーナーからペースアップしやすい特徴があります。
そのため、脚を溜めて出し切る傾向になりやすいです。
前半は極力スロー展開で余力を残しながら、上がり3ハロンで一気に動き出す競馬が多く、後傾ラップになることが多いです。
スロー⇒瞬発力勝負になるため、これまでのレースで上がりタイムが優秀な馬に注目したいですね。
脚質的には長く脚を使える舞台のため、差しや追い込み馬の好走率も高い舞台となっています。
阪神の芝1,600mはここをチェック!
- 数多くの重賞が行われている
- ワンターンコース
- 上がり勝負になりやすい
- 8枠は若干好走率が低い
- 関西騎手が強い
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桜花賞2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ワイドラトゥール | 牝3 | 55.0 | 北村友一 |
2 | クイーンズウォーク | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 |
3 | イフェイオン | 牝3 | 55.0 | 西村淳也 |
4 | キャットファイト | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 |
5 | シカゴスティング | 牝3 | 55.0 | 浜中俊 |
6 | ハワイアンティアレ | 牝3 | 55.0 | 池添謙一 |
7 | スウィープフィート | 牝3 | 55.0 | 武豊 |
8 | コラソンビート | 牝3 | 55.0 | 横山武史 |
9 | アスコリピチェーノ | 牝3 | 55.0 | 北村宏司 |
10 | セキトバイースト | 牝3 | 55.0 | 藤岡佑介 |
11 | ライトバック | 牝3 | 55.0 | 坂井瑠星 |
12 | ステレンボッシュ | 牝3 | 55.0 | J.モレイラ |
13 | テウメッサ | 牝3 | 55.0 | 岩田望来 |
14 | ショウナンマヌエラ | 牝3 | 55.0 | 岩田康誠 |
15 | エトヴプレ | 牝3 | 55.0 | 藤岡康太 |
16 | セシリエプラージュ | 牝3 | 55.0 | M.デムーロ |
17 | マスクオールウィン | 牝3 | 55.0 | 津村明秀 |
18 | チェルヴィニア | 牝3 | 55.0 | B.ムルザバエフ |
桜花賞の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 3 | リバティアイランド | 1 | 阪神JF(G1) | 1 |
2 | 9 | コナコースト | 6 | チューリップ賞(G2) | 2 | |
3 | 14 | ペリファーニア | 5 | チューリップ賞(G2) | 3 | |
2022 良 | 1 | 8 | スターズオンアース | 7 | クイーンカップ(G3) | 2 |
2 | 6 | ウォーターナビレラ | 3 | チューリップ賞(G2) | 5 | |
3 | 1 | ナムラクレア | 6 | フィリーズレビュー(G2) | 2 | |
2021 良 | 1 | 4 | ソダシ | 2 | 阪神JF(G1) | 1 |
2 | 18 | サトノレイナス | 1 | 阪神JF(G1) | 2 | |
3 | 2 | ファインルージュ | 8 | フェアリーステークス(G3) | 1 | |
2020 重 | 1 | 9 | デアリングタクト | 2 | エルフィンステークス(L) | 1 |
2 | 17 | レシステンシア | 1 | チューリップ賞(G2) | 3 | |
3 | 3 | スマイルカナ | 9 | チューリップ賞(G2) | 7 | |
2019 良 | 1 | 8 | グランアレグリア | 2 | 阪神JF(G1) | 3 |
2 | 16 | シゲルピンクダイヤ | 7 | チューリップ賞(G2) | 2 | |
3 | 4 | クロノジェネシス | 3 | クイーンカップ(G3) | 1 | |
2018 良 | 1 | 13 | アーモンドアイ | 2 | シンザン記念(G3) | 1 |
2 | 1 | ラッキーライラック | 1 | チューリップ賞(G2) | 1 | |
3 | 9 | リリーノーブル | 3 | チューリップ賞(G2) | 3 | |
2017 稍重 | 1 | 10 | レーヌミノル | 8 | フィリーズレビュー(G2) | 2 |
2 | 6 | リスグラシュー | 3 | チューリップ賞(G2) | 3 | |
3 | 14 | ソウルスターリング | 1 | チューリップ賞(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 13 | ジュエラー | 3 | チューリップ賞(G2) | 2 |
2 | 12 | シンハライト | 2 | チューリップ賞(G2) | 1 | |
3 | 10 | アットザシーサイド | 6 | フィリーズレビュー(G2) | 2 | |
2015 良 | 1 | 6 | レッツゴードンキ | 5 | チューリップ賞(G2) | 3 |
2 | 7 | クルミナル | 7 | チューリップ賞(G2) | 11 | |
3 | 1 | コンテッサトゥーレ | 8 | チューリップ賞(G2) | 6 | |
2014 良 | 1 | 18 | ハープスター | 1 | チューリップ賞(G2) | 1 |
2 | 12 | レッドリヴェール | 2 | 阪神JF(G1) | 1 | |
3 | 10 | ヌーヴォレコルト | 5 | チューリップ賞(G2) | 2 |
【キャリア】キャリア2~4戦の馬が安定
キャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2戦 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
3戦 | 【4-6-2-21】 | 12.1% | 30.3% | 36.4% |
4戦 | 【2-2-5-35】 | 4.5% | 9.1% | 20.5% |
5戦 | 【2-2-1-42】 | 4.3% | 8.5% | 10.6% |
6戦 | 【1-0-1-23】 | 4.0% | 4.0% | 8.0% |
7戦以上 | 【0-0-0-18】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の桜花賞の好走馬をキャリア別にまとめました。
単勝率が10%を超えていたのがキャリア2~3戦で挑んだ馬です。
キャリア2戦の馬はあまり見かけませんが、デアリングタクトが勝利していました。
そして、連対率が圧倒的に抜けているのがキャリア3戦で挑んだ馬で、30%と別格です。
複勝率を見てみると、キャリア2~4戦の馬が20%を超えていました。
いずれの数値もキャリアは少ないほど好走傾向にあるため、過去のレース数にも注目したいです。
今年の出走馬の内、キャリア2戦馬は1頭、3戦馬は6頭、4戦の馬は4頭いました。
【脚質】決め手が問われやすい
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
先行 | 【3-4-2-30】 | 7.7% | 17.9% | 23.1% |
差し | 【2-3-7-67】 | 2.5% | 6.3% | 15.2% |
追込 | 【4-3-0-43】 | 8.0% | 14.0% | 14.0% |
上がり3F | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【5-2-0-3】 | 50.0% | 70.0% | 70.0% |
2位 | 【0-2-1-10】 | 0.0% | 15.4% | 23.1% |
3位 | 【1-1-3-5】 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4,5位 | 【4-1-3-17】 | 16.0% | 20.0% | 32.0% |
6位以下 | 【0-4-3-113】 | 0.0% | 3.3% | 5.8% |
過去10年の桜花賞の好走馬を脚質別にまとめました。
単勝率がもっとも高かったのは逃げ馬ですが、その次に健闘しているのがなんと追込馬です。
競馬は前を走るほうが馬群の壁になりづらいため、基本的には逃げや先行馬が優勢ですが、その中で追込馬は大健闘しています。
舞台となる阪神芝1,600mは外回りコースを使用する関係上、最後の直線が長いため末脚を思う存分活かしやすいのでしょう。
それを裏付けるように、上がり最速馬がこれまで5勝、2着にも2頭が入線しており単勝率50%、連対率は70%もありました。
過去の勝ち馬を見ても、ハープスターやアーモンドアイ、リバティアイランドはその豪脚を以て桜の女王の座を手にしています。
桜花賞は決め手が問われやすいため過去のレースから脚質や上がりがかみ合いそうな馬をチョイスしたいです。
【生産者】ノーザン&社台の2台巨頭が合計7勝
生産者 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ノーザンF | 【5-7-4-50】 | 7.6% | 18.2% | 24.2% |
社台F | 【2-1-4-18】 | 8.0% | 12.0% | 28.0% |
過去10年の桜花賞の勝ち馬7頭がノーザンファームもしくは社台ファーム生産馬でした。
また、馬券に絡んだ23頭もこのどちらかです。
クラシックレースはノーザンファームが力を入れているので好走馬が多いですが、社台ファームも出走数に対して上位入選している馬が多く、好走率に大きな差はありません。
ノーザンファームもしくは社台ファーム生産馬は評価を上げてもよさそうです。
今年の出走馬の中でノーザンファーム生産馬は5頭、社台ファーム生産馬は5頭いました。
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桜花賞の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【4-2-0-4】 | 40.0% | 60.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
4~6番人気 | 【1-1-4-24】 | 3.3% | 6.7% | 20.0% |
7~9番人気 | 【2-2-3-23】 | 6.7% | 13.3% | 23.3% |
10番人気以下 | 【0-0-0-88】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気よりも信頼できる2番人気
過去10年の桜花賞で1番人気は【2-3-1-4】でした。
1番人気で勝利したのは2014年のハープスターと2023年のリバティアイランドの2頭です。
リバティアイランドの勝利はハープスター以来実に8年ぶりですが、根本的には1番人気の勝率はそこまで高くなく、複勝率もまずまずです。
対して、2番人気は【4-2-0-4】で1番人気よりも好走率は高いです。
今では名牝と名高いアーモンドアイやグランアレグリア、デアリングタクトにソダシは意外にも桜花賞では1番人気ではなく2番人気でした。
2番人気馬のほうが将来性も高そうですね。
桜花賞では1番人気よりも2番人気に注目したいです。
8割の確率で6番人気以下の馬が馬券に絡む
過去10年の桜花賞のうち、2014年と2018年を除いた8開催で6番人気以下の馬が1頭以上馬券に絡んでいました。
特に直近5開催に絞ってみると毎年絡んでいます。
近年に桜花賞はヒモ荒れする傾向が強いため、人気落ちにも注目したいです。
二桁人気馬は全滅
過去10年の桜花賞で10番人気以下の馬は88頭出走しましたが、いずれも馬券に絡めていません。
掲示板入りしたのも2022年のピンハイと2016年アドマイヤリード、2015年ノットフォーマルの3頭のみでした。
桜花賞はヒモ荒れしやすいレースですが、二桁人気馬は全滅となっているため極端な人気落ちは評価を下げても良いでしょう。
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桜花賞の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-1-3-15】 | 0.0% | 5.3% | 21.1% |
2枠 | 【2-0-2-15】 | 10.5% | 10.5% | 21.1% |
3枠 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
4枠 | 【2-1-0-17】 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
5枠 | 【2-1-3-14】 | 10.0% | 15.0% | 30.0% |
6枠 | 【0-2-0-18】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
7枠 | 【2-0-2-16】 | 6.7% | 6.7% | 13.3% |
8枠 | 【1-3-0-26】 | 3.3% | 13.3% | 13.3% |
6枠の勝利は60年ない
過去10年の桜花賞を枠順に見てみると、もっとも苦戦していたのが6枠です。
6枠は過去10年で1頭も勝利がありません。
それどころか、過去をさかのぼると6枠で最後に勝利したのは1963年のミスマサコという馬が最後でした。
実に60年近く勝利がなかったのです。
原因は全く分かりませんが、勝てないジンクスのようなものがあると思うので、6枠は死に枠と考えてもよいかもしれません。
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桜花賞の過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
チューリップ賞(G2) | 【3-8-6-30】 | 6.4% | 23.4% | 36.2% |
阪神JF(G1) | 【2-2-0-5】 | 22.2% | 44.4% | 44.4% |
フィリーズR(G2) | 【1-0-2-43】 | 2.2% | 2.2% | 6.5% |
クイーンC(G3) | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
エルフィンS(L) | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
フェアリーS(G3) | 【0-0-1-4】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
フラワーC(G3) | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
アネモネS(L) | 【0-0-0-22】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
好走数はチューリップ賞組、好走率は阪神JF組
過去10年の桜花賞の好走馬を前走レース別にまとめました。
もっとも好走数が多かったのが前走チューリップ賞から挑んだ馬で、馬券に絡んだ30頭のうちの17頭、半数以上が該当しています。
桜花賞との結びつきが強いレースですが、好走率に関しては阪神JFから挑んだ馬がもっとも高く、勝率は22%、連対率は44%ありました。
馬券予想の際は前走阪神JFもしくはチューリップ賞から挑む馬を評価したいです。
今年の出走馬の中で前走が阪神JFだった馬は2頭、チューリップ賞だった馬は5頭いました。
桜花賞2024全頭考察
桜の女王の座を狙おうと、今年は27頭もの出走登録がされました。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残り22頭の情報を一挙解説していきます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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イフェイオン
- フェアリーS (G3) 2024年
イフェイオンは今年のフェアリーステークスの勝ち馬です。
フェアリーステークスではコース相性の良くない8枠発走でしたが序盤から押し上げて4番手くらいの位置を確保します。
向こう正面では少しかかっているようにも見えましたがそのまま流れに乗って直線入りし、じわりとギアをあげて残り1Fから加速し、勝利しました。
2着のマスクオールウィンとの差はクビ差でしたが外枠発走を考慮すれば実質的にはそれ以上に強い競馬ができています。
また、終い1Fでグンと加速したのもよく、直線上に急な上り傾斜のある阪神でも出し切れそうでした。
あとは、直線の長い舞台は初めてなのでキレ勝負になった際、どれだけ粘り切れるかがポイントとなりそうです。
エドヴプレ
- フィリーズレビュー (G2) 2024年
桜花賞トライアルであるフィリーズレビューは11番人気の低評価でしたがノーマークからの逃げで勝利し、金星を手にしました。
もともと短距離で結果を残しており、4着に敗れた前々走の中京2歳ステークスにおいても勝ち馬クリスアーサーとのタイム差は0.1秒と、差はほとんどありません。
前走のフィリーズレビューは初めての1,400m戦で距離不安がありましたがハイペースで進行しながら番手で競馬したコラソンビートの追撃を退けて勝利しました。
流れる展開でも最後の最後まで脚を伸ばしており、強い逃げができています。
余裕もありそうでしたが、今回はさらに1F伸びるのでさすがに距離は気になります。
また、前走で手綱を握った藤岡佑介騎手がチューリップ賞のセキトバイーストに騎乗する点もマイナスです。
代わりに騎乗する藤岡康太騎手は代打としての素質はありますが、個人的には兄藤岡佑介騎手に騎乗してもらいたかったです。
オウバイトウリ ※除外
- 3歳1勝クラス 2024年
オウバイトウリはデビュー2戦目までは芝を走っていましたが、ダートに転向して勝利しました。
現在もダートをメインに使われていますが、久々の芝でいきなりやれるかというと、非常に難しいでしょう。
しかも、これまで1,400mしか走ったことがなく、マイルは初めてになります。
相手関係が超強化されるのみならず、経験したことがない芝マイルにおける好走は至難といわざるを得ません。
なお、月曜日の段階で競走除外対象馬に指定されており、出走できない可能性のほうが高いです。
オオナミコナミ ※除外
- 3歳未勝利 2024年
オオナミコナミは今年デビューしたばかりの馬で、新馬戦で2着入りすると、小倉で行われた前走未勝利戦を勝利しました。
この小倉の未勝利戦は特殊なラップ推移で、終い4F~3Fで11秒8~11秒9の時計が出ていますが、2Fが12秒0-1F12秒6と、時計は出ていません。
この時の小倉は良馬場でしたが雨の影響もあってタフになっていた可能性があります。
その中で押し切って勝利していることから、力のいる馬場なら出し切れるかもしれません。
ただ、それを差し引いても時計は目立たないので相手関係が強化される今回、上位争いは容易ではないでしょう。
キャットファイト
- アネモネS (L) 2024年
前走アネモネステークスを勝利して桜花賞の切符を手にしたのがキャットファイトです。
未だに強いと感じる競馬が昨年のアスター賞で、残り4Fから1F当たり11秒台の時計で推移しつつ、5馬身差の圧勝、レコードのオマケ付きでした。
早めに動きながらも長く脚を活かせているのがよく、阪神の外回りもその傾向になりやすいのでかみ合う可能性が高いです。
ただ、展開がハマった可能性があるのも事実で、主戦の大野騎手はあまり積極的に出し切れる環境を作ろうとしません。
ポテンシャルは高いものの、阪神JFは不完全燃焼で沈んでいることから、もう少し腕の立つ騎手が騎乗したほうがこの馬の良さは引き出せそうでした。
クリノオリーブ ※除外
- 2歳未勝利 2023年
すでにキャリア8戦使っているクリノオリーブはダートで好走している馬です。
短距離ダートを主として走っているのでいきなり芝マイル、それも同期の最強牝馬が集まった舞台で勝ち負けできるとは思えません。
ちなみに、新馬戦は今回と同じ阪神芝1,600mでしたが、11頭立ての10着で勝ち馬から2.5秒離されていました。
走破タイム1分37秒3も遅いですし、芝の適性はあまり感じられません。
また、現時点で出走除外候補ですが、おそらく除外されて終わるでしょう。
クリノハレルヤ ※除外
- 2歳新馬 2023年
クリノハレルヤは2歳新馬戦を勝利したものの、その後も善戦していますが、勝ち負けには程遠いです。
しかし、新馬戦において3馬身半差で下したアスクワンアイムはのちに小倉2歳ステークスを勝利しました。
それ以外にも3着のプロミシングスターや4着エクストラバック、そして5着のルクスパラディまでがその後勝利しており、強い相手が揃った中での勝利はそれだけで評価できます。
近走は勝ち星を掴めていませんがに逃げの競馬でいい線行っています。
ただ、勝ち馬との差はまずまずあるためそれ以上に強豪がそろう今回、力が及ぶかというと、分かりません。
なお、クリノハレルヤは月曜日の時点で競走除外候補となっています。
シカゴスティング
- フェニックス賞 (OP) 2023年
シカゴスティングは昨年のフェニックス賞を勝利し、続くファンタジーステークスは12番人気ながらも3着に入線、そして阪神JFでも逃げて5着入りしました。
阪神JFは5着といったら聞こえはいいですが、勝ち馬アスコリピチェーノとのタイム差は0.8秒差なのでそこまで健闘したとは言い難いです。
そして、前走のフィリーズレビューは2番手の位置で競馬を行いましたが、久々のレースも影響したのか馬体が増加しており、12着に沈んでいます。
マイル自体は阪神JFでやれているので距離は持つはずです。
前走が少し負けすぎているので、そこからの立て直しがもっとも重要かもしれません。
なお、シカゴスティングは月曜日の時点で抽選出走候補となっており、2/3で出走できます。
ショウナンマヌエラ
- 2歳新馬 2023年
キャリア4戦のショウナンマヌエラは新潟2歳ステークスにおいて10番人気ながらも逃げて2着入りしました。
この時の勝ち馬アスコリピチェーノはいうまでもなくのちに阪神JFを勝利する馬です。
素質馬相手に1馬身差まで粘り切ったのでした。
ただ、その後はアルテミスステークスもチューリップ賞も目立った活躍を見せていません。
特に前走のチューリップ賞は出遅れて後方競馬となり、自分の競馬ができませんでした。
今回は抽選対象馬ということで2/3の確率で出走できますが、前走を見る限りはゲートも練習したいところです。
新潟2歳ステークスのような競馬をするにはハナが大前提なので、枠の並びなども見ながら評価したいです。
ジューンブレア ※除外
- 2歳新馬 2023年
ジューンブレアは昨年秋の新馬戦を勝利した馬ですが、その後はデイリー杯2歳ステークス、そして前走フィリーズレビューも見せ場なく敗れています。
この2戦の敗因は様々な要素がありそうですが、新馬戦が芝1,200mだったことから、距離が長すぎた可能性はあります。
フィリーズレビューの1,400mが長かったらとてもではありませんがマイルの桜花賞は厳しいでしょう。
もっとも、現時点で競走除外馬なのでよっぽどのことがない限り出走は叶わないはずです。
スウィープフィート
- チューリップ賞 (G2) 2024年
条件戦時代から活躍していたスウィープフィートは前走のチューリップ賞で武豊騎手が騎乗して勝利を掴みました。
永島騎手もいい騎手ですが、チューリップ賞の内容を見る限りは武豊騎手の腕はさすがです。
特に直線に入ってからは馬場の良いポジションを確保して、この馬の強みを最大限に引き出していました。
今回も武騎手継続はこの馬と一口馬主の皆様にとって良い知らせです。
チューリップ賞を制していることからコース適性も問題ありませんし、祖母スイープトウショウ譲りの末脚を仁川の舞台で存分に発揮してもらいたいです。
セキトバイースト
- 2歳未勝利 2023年
セキトバイーストは主な勝ち鞍こそ2歳未勝利のみですが、2走前の紅梅ステークスや前走のチューリップ賞で2着入りしました。
特にチューリップ賞は早めに動いて先頭に立ち、そのまま経済コースでハイペースラップを刻みながら勝機をうかがいます。
最後の最後にスウィープフィートに差されましたが厳しい流れで他馬の脚を削いで2着入りしており、負けて強しの競馬を見せました。
今回の桜花賞はチューリップ賞と同じコースなので適性は問題なさそうですが、決め手勝負になりやすいため、できれば時計がかかったほうがこの馬らしさを引き出せるでしょう。
当日の馬場や枠次第で評価したい1頭です。
セシリエプラージュ
- 2歳未勝利 2023年
セシリエプラージュは賞金的には桜花賞に届きませんでしたが、前走のフィリーズレビューで3着に滑り込み、優先出走権を獲得しました。
脚質的には差しの競馬を得意としており、3走前の未勝利戦では中団から末脚を伸ばして勝利しています。
桜花賞と同じコースを勝利したといえば聞こえはいいですが、上がり自体は33秒8で、勝ち時計1分34秒8も平凡です。
フィリーズレビューはデムーロ騎手の好騎乗で馬券に絡みましたが、勝ったエトヴプレや2着のコラソンビートを除けばそこまで強力ではないメンバー構成です。
今回の桜花賞は当然のことながら相手は強化されます。
その中で、上位争いできるかというとポテンシャル的に厳しいかもしれません。
タガノエルピーダ ※除外
- 2歳新馬 2023年
昨年の朝日杯FSは阪神JFが抽選除外となったため、やむを得ずという形でいどみましたが先行からまさかの激走で3着入りしました。
G1の舞台で牡馬相手に3着といったら素晴らしいの一言です。
ただ、収得賞金的には2着以内じゃないと意味がありません。
それだけに、前走のチューリップ賞が4着に沈んでしまったのは痛恨です。
コース適性も朝日杯FSで証明しているのでここでも可能性はありそうでしたが、月曜日の時点で競走除外対象馬なのでおそらく出走は叶わないでしょう。
チェルヴィニア
- アルテミスS (G3) 2023年
チェルヴィニアは新馬戦こそボンドガールの2着に敗れてしまいましたが、続く未勝利戦では先行しながら上がり33秒0の末脚を使って2着馬に6馬身差の楽勝でした。
そして、前走のアルテミスステークスにおいても先行しながら好位で脚を伸ばし、勝利しています。
このアルテミスステークスは素質馬のサフィラやスティールブルーといった相手に1馬身以上差をつけて勝利できました。
その後は阪神JFに向けて調整されていましたが、左後肢の違和感のため回避しています。
結果的にはぶっつけという形になりましたが、大事を取って回避しているだけに万全の状態で挑んでくれると信じたいです。
ただ、主戦のルメール騎手がドバイの落馬事故の影響で騎乗できないのは大きなマイナスです。
月曜日の時点で鞍上は未定ですが、当然ながらここメイチで挑んでくるでしょう。
今期の緒戦、どのような競馬を見せてくれるか今から楽しみです。
テウメッサ
- 3歳未勝利 2024年
テウメッサは前走のアネモネステークスで2着入りし、桜花賞の切符を手にしました。
前走のアネモネステークスはキャリア初の中山でしたが、中団からコーナーでじりじりとペースアップし、上がり最速35秒3の末脚でキャットファイトのクビ差2着です。
コーナーで器用に立ち回れたのが印象深いです。
先行から差しまでなんでもクリアできますが、関東馬ゆえ今回はキャリア初の長距離輸送となります。
当然ながら阪神は初めてなのでどれだけ力を引き出せるか、また、近走は特別目立った勝ちっぷりがあるわけではないので、相手関係も強化される形になります。
厳しい課題はいくつもありますが、そのなかでどれだけ力量を引き出せるか注目したいです。
ネグレスコ ※除外
- 3歳1勝クラス 2024年
今年デビューしたネグレスコはすでに4戦使われていますがいずれも短距離ダートです。
短距離ダートを2勝しており、適性の高さが感じられるものの、今回はどういうわけか桜花賞に登録していました。
月曜日の時点で競走除外候補なので出走はおそらく不可能です。
たぶん、記念出走登録ではないでしょうか。
万が一出走できたとしても初芝&初マイル&初G1で勝利する姿がイメージできません。
ハワイアンティアレ
- 3歳未勝利 2024年
ハワイアンティアレは前走のチューリップ賞で3着入りし、桜花賞の優先出走権を獲得しました。
もともとは終いの末脚に定評がある馬でしたが特別目立った時計を残していなかったため、前走のチューリップ賞は15番人気の低評価でした。
ところが、逃げたセキトバイーストがハイペースラップを刻んだ影響もあり、この馬にとって出し切りやすい流れがきて3着利を果たしたのです。
フロックの可能性も否めませんが、末脚に関しては前々走の京都未勝利戦においても一定以上見せています。
ただ、特別キレる脚があるかというとそこまででもないため、出来れば高速馬場よりも時計は掛かってくれたほうがよいでしょう。
ボンドガール ※除外
- 2歳新馬 2023年
現3歳牝馬の素質馬であるボンドガールはこれまで2戦しか使っていませんが、世代でもトップクラスの実力馬と呼ばれています。
その理由が新馬戦です。
この時に対戦したチェルヴィニアやコラソンビートはのちに重賞馬になりますが、それらの馬に勝ち切ったのがボンドガールでした。
そして、続くサウジアラビアロイヤルカップは強豪牡馬が揃った舞台を選択し、ここではゴンバデカーブースの2着に敗れています。
しかしながら、朝日杯FSで上位人気に支持されたシュトラウスには先着しているように、素質の高さが見られました。
その後は阪神JFに向けて調整されていましたが、レースが行われる週に体調が万全でないことから回避されています。
今回はサウジアラビアロイヤルカップ以来、半年ぶりのレースとなります。
現時点では抽選対象馬で2/3の確率で出走できます。
出走が叶うようでしたらチェルヴィニアやコラソンビートと再戦します。
この2頭は順調にキャリアを重ねて成長していますが、持ち前の素質で新馬戦のような競馬ができるか、注目したいです。
マスクオールウィン
- 黒松賞 (1勝クラス) 2023年
マスクオールウィンは前走フェアリーステークスで2着入りした馬で、勝ち馬イフェイオンとのタイム差はありません。
道中は後方から競馬を行い、直線一気の競馬だけで2着まで食い込みました。
直線の短い中山で最高速度まで末脚を引きだしたのが印象深いです。
ただ、今回の舞台である阪神はどちらかという直線が長い上早仕掛けになりやすいです。
好走するには以下に我慢させながらポイントで仕掛けをうながせるか。
騎乗する津村騎手の力量が問われる一戦となるでしょう。
ルージュスエルテ ※除外
- 2歳1勝クラス 2023年
ルージュスエルテは未勝利戦と1勝クラスで他馬を置き去りにする逃げを見せました。
この2戦はどちらも芝1,400mの舞台でしたが道中で脚を引き上げながら1頭だけポテンシャルの高さを見せています。
この2戦の戦績を引っ提げて前走のクイーンカップにも向かいましたが、ここでは出遅れて最後方、経験したことがない流れでしたが最後の直線では末脚を伸ばして3着入りしており、後ろからの競馬でもやれることが証明されています。
素質の高い馬なのでここでも注目したいところですが、月曜日の時点で競走除外候補なので出走は叶わないでしょう。
裏開催のニュージーランドトロフィーに出走すると思われます。
ワイドラトゥール
- 紅梅ステークス (L) 2024年
ワイドラトゥールはこれまで4戦走って2勝しています。
2走前の紅梅ステークスは9頭立ての少頭数開催でしたが中団で脚を溜めつつ直線で末脚を伸ばして勝利しました。
2着のセキトバイーストがのちにチューリップ賞で2着入りしているように、強い相手に勝ち負けできたのは評価したいです。
ただ、前走チューリップ賞は特に見せ場を残すことなく敗れています。
賞金的には出走可能ですが、チューリップ賞以上に相手が強化される中で上位争いできるかというと、ポテンシャル的に厳しいでしょう。
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桜花賞2024の騎手予想
桜花賞2024で買いたい騎手トップ3を公開しています。
桜花賞2024追い切り評価
桜花賞2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
桜花賞の予想の参考にしてみてください!