【エリザベス女王杯2024予想】騎手で買いたい〝トップ３〟はこちら！

当記事ではエリザベス女王杯2024の過去10年の騎手データをまとめています。

競馬の勝ち負けは【馬の力7割：騎手の力3割】と言われています。

馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。

エリザベス女王杯の過去10年のデータから、好走騎手と好走馬を導き出し、エリザベス女王杯2024で買いたい騎手トップ3を公開しています。

エリザベス女王杯2024で買いたい騎手トップ3

1位　レガレイラ×C.ルメール騎手

C.ルメール騎手は過去10年で【2-1-1-6】と安定していますし、昨年はブレイディヴェーグで久々に勝利しました。

レガレイラとのコンビも【2-0-1-2】と相性がよく、ホープフルステークスのようなレガレイラの良さを引き出す競馬ができれば勝ち負けも狙えるでしょう。

近2戦はルメール騎手にしては騎乗が良くありませんでしたが、得意の京都で神騎乗に期待したいです。

2位　コスタボニータ×松山弘平騎手

通算成績は【0-2-0-6】です。

馬券に絡んだ2頭はどちらも人気の高い馬ではないですが、好走に導いていました。

しかも、直近3開催で2度馬券に絡んでいるので、調子も維持できていることでしょう。

今回騎乗するコスタボニータとの相性はまずまずといったところですが、条件戦時代から乗っている馬なので、キャリア初のG1の舞台でどこまでパフォーマンスを引き出せるか楽しみです。

3位　モリアーナ×岩田康成騎手

岩田康成騎手は過去10年のエリザベス女王杯で6回騎乗し、【0-3-0-3】でした。

馬券に絡んだクロコスミアとヌーヴォレコルトは翌年以降のエリザベス女王杯でも好走しているので馬の適性がかみ合った可能性も高いです。

しかしながら、連対率50%は今回の出走騎手の中でもっとも高い成績なので、好走した時の騎乗ができればまだまだ侮れません。

エリザベス女王杯2024の出走馬と騎手

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手
1	ホールネス	牝4	56.0	坂井瑠星
2	ライラック	牝5	56.0	石川裕紀人
3	ルージュリナージュ	牝5	56.0	池添謙一
4	コンクシェル	牝4	56.0	岩田望来
5	モリアーナ	牝4	56.0	岩田康誠
6	ピースオブザライフ	牝4	56.0	団野大成
7	レガレイラ	牝3	54.0	C.ルメール
8	シンリョクカ	牝4	56.0	木幡初也
9	キミノナハマリア	牝4	56.0	鮫島克駿
10	エリカヴィータ	牝5	56.0	藤岡佑介
11	スタニングローズ	牝5	56.0	C.デムーロ
12	シンティレーション	牝5	56.0	T.マーカンド
13	サリエラ	牝5	56.0	R.ムーア
14	ハーパー	牝4	56.0	武豊
15	ゴールドエクリプス	牝5	56.0	田口貫太
16	ラヴェル	牝4	56.0	川田将雅
17	コスタボニータ	牝5	56.0	松山弘平

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エリザベス女王杯の過去10年の騎手データ

騎手	成績	単勝率	連対率	複勝率
C.ルメール	【2-1-1-6】	20.0%	30.0%	40.0%
川田将雅	【1-0-1-6】	12.5%	12.5%	25.0%
C.デムーロ	【1-0-0-2】	33.3%	33.3%	33.3%
岩田康誠	【0-3-0-3】	0.0%	50.0%	50.0%
松山弘平	【0-2-0-6】	0.0%	25.0%	25.0%
藤岡佑介	【0-1-0-3】	0.0%	25.0%	25.0%
武豊	【0-0-0-8】	0.0%	0.0%	0.0%
池添謙一	【0-0-0-6】	0.0%	0.0%	0.0%
R.ムーア	【0-0-0-5】	0.0%	0.0%	0.0%
坂井瑠星	【0-0-0-4】	0.0%	0.0%	0.0%
岩田望来	【0-0-0-2】	0.0%	0.0%	0.0%
団野大成	【0-0-0-2】	0.0%	0.0%	0.0%
T.マーカンド	【0-0-0-1】	0.0%	0.0%	0.0%
木幡初也	【0-0-0-1】	0.0%	0.0%	0.0%

ここでも安定しているC.ルメール騎手

過去10年のC.ルメール騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ブレイディヴェーグ	1	1
2022	イズジョーノキセキ	10	10
2021	レイパパレ	1	6
2020	ラッキーライラック	1	1
2019	センテリュオ	5	4
2018	ノームコア	2	5
2017	ヴィブロス	1	5
2016	シングウィズジョイ	12	2
2015	タッチングスピーチ	4	3
2014	キャトルフィーユ	8	5

過去10年のエリザベス女王杯でC.ルメール騎手は10回騎乗し、【2-1-1-6】でした。

勝率20%、複勝率40%と相変わらず安定しています。

昨年もローズステークスからぶっつけで挑んだブレイディヴェーグを勝利に導いているように、調子は安定しているでしょう。

2017年のヴィブロスや2018年のノームコア、2021年のレイパパレのように人気馬で着外に沈む年もあれば、2016年のシングウィズジョイのように穴馬を上位に導いているケースも見られます。

好走率だけ見ても安定しているのでエリザベス女王杯でもC.ルメール騎手は信頼しやすいです。

今年は有力馬のレガレイラに騎乗します。

上位人気馬に騎乗したら堅実に走る川田将雅騎手

過去10年の川田将雅騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ハーパー	3	3
2022	ピンハイ	6	9
2020	リアアメリア	7	7
2019	サラキア	9	6
2017	スマートレイアー	6	6
2016	パールコード	5	4
2015	タガノエトワール	10	15
2014	ラキシス	3	1

過去10年のエリザベス女王杯で川田将雅騎手は【1-0-1-6】でした。

勝率12.5%、複勝率25%です。

なお、好走した2014年のラキシスと2023年のハーパーはどちらも3番人気でした。

対して、着外の6頭はいずれも5番人気以下です。

川田騎手は上位人気馬に騎乗した際、馬券に絡むことが多いので人気馬に騎乗したら狙ってみても良さそうです。

なお、今年はラヴェルに騎乗予定ですが、現時点で競走除外対象馬となっています。

名牝の仔を勝利に導いたC.デムーロ騎手

過去10年のC.デムーロ騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2022	ジェラルディーナ	4	1
2018	カンタービレ	5	6
2017	クイーンズリング	8	7

過去10年のエリザベス女王杯でC.デムーロ騎手は【1-0-0-2】でした。

2022年のジェラルディーナに騎乗して勝利しており、勝率33%と好走率は高めなので成績は高いです。

ただ、ジェラルディーナで勝利した年は阪神代替開催のもので、着外の2戦は京都開催でした。

今年のエリザベス女王杯も京都で行われるので阪神とはまた違った適性が求められることでしょう。

今回は秋華賞馬スタニングローズに騎乗しますが、久々の京都でどれだけ立ち回れるか注目したいです。

岩田康成騎手の好走はリピーターの影響も大きい

過去10年の岩田康誠騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	イズジョーノキセキ	13	8
2019	スカーレットカラー	4	7
2018	クロコスミア	9	2
2017	ディアドラ	4	12
2015	ヌーヴォレコルト	1	2
2014	ヌーヴォレコルト	1	2

過去10年のエリザベス女王杯で岩田康成騎手は6回騎乗して【0-3-0-3】でした。

6回騎乗して2着が3回なので連対率50%と高い水準です。

ただし、好走した3頭の内、2018年のクロコスミアは翌年2開催のエリザベス女王杯でも2着入りしている馬で、2014年と2015年に騎乗したヌーヴォレコルトも2年連続エリザベス女王杯で2着入りしました。

クロコスミアとヌーヴォレコルトは翌年以降も馬券に絡んだリピーターなので、馬質に恵まれたともいえます。

今年騎乗するモリアーナも素質の高い馬ですが、エリザベス女王杯は初めてなので、過去の好走経験を活かした騎乗ができれば面白いかもしれません。

人気以上に好走に導いている松山弘平騎手

過去10年の松山弘平騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ルージュエヴァイユ	5	2
2022	デアリングタクト	1	6
2021	ステラリア	7	2
2020	サムシングジャスト	15	9
2019	シャドウディーヴァ	11	15
2017	タッチングスピーチ	15	17
2016	デンコウアンジュ	9	11
2015	ウインリバティ	13	16

過去10年のエリザベス女王杯で松山弘平騎手は【0-2-0-6】でした。

勝利こそありませんが連対率25%と悪くありません。

また、好走した2021年のステラリアは7番人気、昨年のルージュエヴァイユも5番人気でしたがどちらも2着に入線していました。

あまり人気していない馬を連対圏に持ってきているのは松山騎手の力量も大きいでしょう。

2022年のデアリングタクトのように人気馬で着外の年もありますが、デアリングタクトは競走馬生命にかかわる繋靭帯炎を発症した後だったので思うように出し切れなかった可能性があります。

デアリングタクトを除けば人気以上の走りができていたので、信頼しやすい騎手といえます。

今年は善戦マンのコスタボニータに騎乗しますが、コスタボニータの良さを引き出すことができれば上位争いも可能かもしれません。

藤岡佑介騎手の成績はまずまず

過去10年の藤岡佑介騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2019	クロコスミア	7	2
2018	プリメラアスール	16	17
2017	マキシマムドパリ	12	4
2014	サンシャイン	18	9

過去10年のエリザベス女王杯で藤岡佑介騎手は【0-1-0-3】でした。

好走したクロコスミアは7番人気で2着ですが、3年連続2着入りしているリピーターなので馬質による影響も大きいです。

ただし、2017年には12番人気のマキシマムドパリに騎乗し、勝ち馬モズカッチャンとタイム差0.2秒の4着に導いていました。

マキシマムドパリの例を見ると、戦績以上にやれているのが分かります。

今年はエリカヴィータに騎乗します。

長く馬券に絡んでいませんが、テン乗り騎乗でスランプを乗り越えられるか注目したいです。

武豊騎手は8戦すべて全滅していた

過去10年の武豊騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2022	クリノプレミアム	17	11
2021	デゼル	8	8
2020	エスポワール	8	17
2019	アルメリアブルーム	13	8
2018	スマートレイアー	8	9
2016	マキシマムドパリ	7	9
2015	ノボリディアーナ	9	12
2014	スマートレイアー	5	10

過去10年のエリザベス女王杯で武豊騎手は8回騎乗しましたがすべて着外に敗れています。

2014年のスマートレイアーを除けばいずれも人気のない馬でしたが、それでも全頭掲示板外に沈んでいました。

武豊騎手はエリザベス女王杯で苦戦気味でした。

今年はハーパーに騎乗しますが、騎手目線でみたら評価を下げても良いかもしれません。

4～6回騎乗で着外は3名

過去10年の池添謙一騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2022	テルツェット	16	12
2021	ロザムール	14	17
2019	レッドランディーニ	17	14
2018	レッドジェノヴァ	4	4
2017	ハッピーユニバンス	17	14
2016	メイショウマンボ	13	12

過去10年のR.ムーア騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ジェラルディーナ	2	5
2022	アンドヴァラナウト	9	17
2017	ルージュバック	2	9
2016	タッチングスピーチ	4	8
2015	ラキシス	2	11

過去10年の坂井瑠星騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	アートハウス	9	13
2022	スタニングローズ	2	14
2020	サトノガーネット	10	11
2019	サトノガーネット	12	9

過去10年のエリザベス女王杯で4～6回騎乗してすべて着外だった騎手は下記3名です。(かっこ内は今回騎乗馬)

・池添謙一騎手(ルージュリナージュ)
・R.ムーア騎手(サリエラ)
・坂井瑠星騎手(ホールネス)

池添騎手は4番人気に支持された2018年のレッドジェノヴァを4着に導いており、それ以外の馬はすべて二桁人気の馬で10着以下に敗れていたので人気通りの走りといえます。

R.ムーア騎手が騎乗した2015年のラキシスや2017年のルージュバック、2023年のジェラルディーナはいずれも2番人気でしたが掲示板外に敗れていました。

坂井瑠星騎手は2番人気に支持されたスタニングローズで14着でしたが、連戦の影響もあったと思います。それ以外の年に騎乗した馬は人気のない馬でした。

3名の中で特に苦戦傾向にあったのは何度も人気馬に騎乗しながら凡走が多いR.ムーア騎手でした。

世界の名手もエリザベス女王杯は苦手としているかもしれません。

1～2回騎乗で着外は4名

過去10年の岩田望来騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	ゴールドエクリプス	10	14
2021	ソフトフルート	11	4

過去10年の団野大成騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2021	シャムロックヒル	13	15
2020	リュヌルージュ	16	12

過去10年のT.マーカンド騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	サリエラ	6	6

過去10年の木幡初也騎手騎乗馬の成績
年度	馬名	人気	着順
2023	シンリョクカ	12	9

過去10年のエリザベス女王杯で1～2回騎乗して着外だった騎手は下記の4名です。(かっこ内は今回騎乗馬)

・岩田望来騎手(コンクシェル)
・団野大成騎手(ピースオブザライフ)
・T.マーカンド騎手(シンティレーション)
・木幡初也騎手(シンリョクカ)

この中で健闘していたのは岩田望来騎手で、2021年のソフトフルートは11番人気ながらも4着に持ってきていました。

それ以外の騎手は人気通りの決着といえるでしょう。

初騎乗は3名

過去10年のエリザベス女王杯で一度も騎乗がなかったのは下記3名です。(かっこ内は今回騎乗馬)

・鮫島克駿騎手(キミノナハマリア)
・田口貫太騎手(ゴールドエクリプス)
・石川裕紀人騎手(ライラック)

いずれの騎手もこれが人生初のエリザベス女王杯騎乗となります。

エリザベス女王杯2024の出走人馬のコンビ成績と評価

馬名	騎手	成績	単勝率	連対率	複勝率
エリカヴィータ	藤岡佑介	【0-0-0-0】	–	–	–
キミノナハマリア	鮫島克駿	【2-1-2-1】	33.3%	50.0%	83.3%
コスタボニータ	松山弘平	【1-0-1-3】	20.0%	20.0%	40.0%
コンクシェル	岩田望来	【2-0-0-3】	40.0%	40.0%	40.0%
ゴールドエクリプス	田口貫太	【0-0-0-0】	–	–	–
サリエラ	R.ムーア	【0-0-0-0】	–	–	–
シランケド	未定	【0-0-0-0】	–	–	–
シンティレーション	T.マーカンド	【0-0-0-0】	–	–	–
シンリョクカ	木幡初也	【1-1-1-3】	16.7%	33.3%	50.0%
スタニングローズ	C.デムーロ	【0-0-0-0】	–	–	–
ハーパー	武豊	【0-0-0-1】	0.0%	0.0%	0.0%
ピースオブザライフ	団野大成	【2-1-1-0】	50.0%	75.0%	100.0%
フェアエールング	未定	【0-0-0-0】	–	–	–
ホールネス	坂井瑠星	【0-0-0-0】	–	–	–
モリアーナ	岩田康成	【0-0-0-1】	0.0%	0.0%	0.0%
ライラック	石川裕紀人	【0-0-0-0】	–	–	–
ラヴェル	川田将雅	【0-0-0-0】	–	–	–
ルージュリナージュ	池添謙一	【0-0-0-0】	–	–	–
レガレイラ	C.ルメール	【2-0-1-2】	40.0%	40.0%	60.0%

キミノナハマリア×鮫島克駿騎手　評価Ａ

これまで6回騎乗して【2-1-2-1】、複勝率は83%と高いです。

3走前の福島牝馬ステークスこそ14着に沈みましたが、それ以外のレースでは善戦していますし、オープン入り緒戦で挑んだ前走札幌日経オープンでも中団で脚を溜めながら牡馬相手に3着でした。

近走内容を見てみると、人馬の相性は良いといえます。

コスタボニータ×松山港比叡騎手　評価Ｂ

コンビ相性は【1-0-1-3】ですが、前走府中牝馬ステークスはスローからの上がり勝負で思うように脚を活かせず敗れてしまいました。

コース適性や展開もあまり良くなかったと思いますが、流れてもやれる馬なので序盤から終盤まで一定のペースで競馬しても良かったかもしれません。

エリザベス女王杯も上がり3F勝負になることが多いので難しいですが、自ら早めに動いたほうが最後まで粘り強い競馬に持って行けそうです。

先行馬とのは相性が良いので、うまいこと騎乗できれば巻き返しも可能でしょう。

コンクシェル×岩田望来騎手　評価Ａ

今年の初音ステークス、中山牝馬ステークスを勝利しました。

中山牝馬ステークスは自ら逃げ一手を踏んで最後まで粘っています。

2着馬との差は小さいのでハンデの恩恵もありましたが、それでも勝ち負けできたのは岩田望来騎手のレースメイクがあったからでしょう。

コンビ相性は悪くありません。

シンリョクカ×木幡初也騎手　評価Ｓ

前走の新潟記念は逃げたアリスヴェリテを見ながら2番手の位置で競馬し、直線でも変に緩まずにスタミナを活かした走りで勝ち切りました。

中山牝馬ステークスでも3着に持ってきているように、重賞の舞台で人気以上の活躍を見せたのは見事です。

特に前走の新潟記念は木幡騎手のレースメイクでもぎ取った勝利ともいえるでしょう。

現状、木幡騎手が騎乗するのがもっとも力を引き出せそうです。

ハーパー×武豊騎手　評価Ｂ

前走府中牝馬ステークスで初めてコンビを組みました。

最内発走でゲートをうまく飛び出し、5番手くらいの位置で競馬しましたが、3～4コーナー辺りで他馬に抜かされ、直線では全く手応えなく最下位です。

前走よりも馬体重も大きく増加していましたし、騎乗よりも状態面に何らかの問題があったかもしれません。

騎手相性よりも状態面が良くなっているか、そちらのほうが気になります。

ピースオブザライフ×団野大成騎手　評価Ａ

これまで4回騎乗して【2-1-1-0】と、好走実績は素晴らしいです。

また、団野騎手とのコンビで逃げ・先行・差しなど幅広くやれていることからどのような位置取りでも力を引き出していました。

そういった意味では人馬のコンビ相性は良いでしょう。

ただ、好走した4戦はいずれも新馬・未勝利・2勝クラスのものでした。

今回はいきなりのG1なのでさすがに上位争いは容易ではなさそうです。

モリアーナ×岩田康成騎手　評価Ｂ

前走の府中牝馬ステークスで初めて騎乗し、直線一気を仕掛けましたが、馬群が固まった内目を選択した結果、前が壁になって出し切れずに8着でした。

直線の仕掛けどころは内と外があったので外目を引いていたら馬群を割って突き抜けることができたかもしれません。

判断を誤った形でしたが、モリアーナ自身は最後まで脚を伸ばしていたので、末脚を最大限まで引き出せる展開に導くことができれば巻き返しも可能だと思います。

レガレイラ×C.ルメール騎手　評価Ａ

昨年のホープフルステークスは3～4コーナーで動いて大外にぶん回してゴリ推し競馬で勝ち切っています。

ほかの馬でやったら悪い部類の騎乗になりますが、レガレイラの場合はポテンシャルを最大限に引き出すことができていたので、好騎乗といえるでしょう。

ただ、前々走のダービーは最内から長く外に進路を伸ばして5着、前走ローズステークスは実質スローで最後方から直線一気で物理的に厳しいものがありました。

近2戦は枠の影響もマイナスに作用していますが、位置取りや展開次第で巻き返しもあったと思います。

今回はルメール騎手にとって十八番といえる京都なので近2戦よりも素晴らしい競馬に期待したいです。

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エリザベス女王杯の過去10年の乗り替わりデータ

前走から	成績	単勝率	連対率	複勝率
継続騎乗	【5-6-1-67】	6.3%	13.9%	15.2%
乗り替わり	【5-5-7-75】	5.4%	10.8%	19.4%

乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手
年度	着順	馬名	騎乗騎手
2023	2	ルージュエヴァイユ	松山弘平
	3	ハーパー	川田将雅
2022	1	ジェラルディーナ	C.デムーロ
	2	ウインマリリン	D.レーン
2021	1	アカイイト	幸英明
	2	ステラリア	松山弘平
2020	1	ラッキーライラック	C.ルメール
2019	1	ラッキーライラック	C.スミヨン
	2	クロコスミア	藤岡佑介
2018	1	リスグラシュー	J.モレイラ
2017	2	クロコスミア	和田竜二
2016	2	シングウィズジョイ	C.ルメール

今回の乗り替わり騎手と馬
馬名	今回騎乗騎手	前回騎乗騎手
エリカヴィータ	藤岡佑介	丸山元気
ゴールドエクリプス	田口貫太	幸英明
サリエラ	R.ムーア	戸崎圭太
シンティレーション	T.マーカンド	戸崎圭太
スタニングローズ	C.デムーロ	北村友一
ピースオブザライフ	団野大成	西塚洸二
ホールネス	坂井瑠星	西塚洸二
ライラック	石川裕紀人	横山武史
ラヴェル	川田将雅	横山和生
ルージュリナージュ	池添謙一	横山和生

乗り替わり組も継続騎乗組も同じくらい活躍している

過去10年のエリザベス女王杯で前走からの乗り替わりは12頭、前走から継続騎乗だった馬は18頭が馬券に絡んでいます。

前走継続組のほうが好走数は多く、複勝率も高いですが、単勝率と連対率は乗り替わり組のほうが高いです。

しかしながら、勝率、連対率、複勝率いずれの数値もそこまで差がなかったので、前走の乗り変わりはそこまで影響がないといえます。

エリザベス女王杯の過去10年のテン乗りデータ

成績	単勝率	連対率	複勝率
【5-6-0-41】	9.6%	21.2%	21.2%

テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手
年度	着順	馬名	騎乗騎手
2023	2	ルージュエヴァイユ	松山弘平
2022	1	ジェラルディーナ	C.デムーロ
	2	ウインマリリン	D.レーン
2021	1	アカイイト	幸英明
	2	ステラリア	松山弘平
2020	1	ラッキーライラック	C.ルメール
2019	1	ラッキーライラック	C.スミヨン
	2	クロコスミア	藤岡佑介
2018	1	リスグラシュー	J.モレイラ
2017	2	クロコスミア	和田竜二
2016	2	シングウィズジョイ	C.ルメール

今回のテン乗り騎手と馬
馬名	今回騎乗騎手	前回騎乗騎手
エリカヴィータ	藤岡佑介	丸山元気
ゴールドエクリプス	田口貫太	幸英明
サリエラ	R.ムーア	戸崎圭太
シンティレーション	T.マーカンド	戸崎圭太
スタニングローズ	C.デムーロ	北村友一
ホールネス	坂井瑠星	西塚洸二
ライラック	石川裕紀人	横山武史
ラヴェル	川田将雅	横山和生
ルージュリナージュ	池添謙一	横山和生

乗り替わり騎手のほとんどがテン乗りだった

過去10年のエリザベス女王杯でテン乗り騎手は11頭が馬券に絡んでいました。

乗り変わりで好走した馬が12頭なので、テン乗り騎手の好走割合が多いです。

エリザベス女王杯はテン乗り騎手でも評価を落とさないほうが良いでしょう。

なお、今年は前走から乗り替わりの馬が10頭いますが、ピースオブザライフを除いた9頭がテン乗りです。

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エリザベス女王杯2024追い切り評価

エリザベス女王杯2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

エリザベス女王杯2024の最終予想

エリザベス女王杯2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。