
【マイルチャンピオンシップ2025予想】騎手で買いたい〝トップ3〟はこちら!

当記事ではマイルチャンピオンシップ2025の過去10年の騎手データをまとめています。
競馬の勝ち負けは【馬の力7割:騎手の力3割】と言われています。
馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。
マイルチャンピオンシップの過去10年のデータから、好走騎手と好走馬を導き出し、マイルチャンピオンシップ2025で買いたい騎手予想トップ3を公開しています。
マイルチャンピオンシップ2025で買いたい騎手予想トップ3
1位 ウインマーベル×松山弘平騎手
過去10年のマイルチャンピオンシップの成績は【0-0-1-7】と決して好走率は高くありません。
ただ、着外7回のうちの3回で4着入りしており、16番人気のカツジや14番人気のダノンシャークで好走していました。
昨年も10番人気のウインマーベルを3着に導いていますし、人気以上に侮れない騎手です。
- 穴騎手として度々台頭
- 昨年は10番人気のウインマーベルで3着
- 今年もウインマーベルとレースに挑む
2位 ジャンタルマンタル×川田将雅騎手
過去10年のマイルチャンピオンシップで【0-1-3-6】と勝ち切れていませんが、複勝率40%は悪くありません。
主戦のジャンタルマンタルとのコンビも【3-2-1-1】で着外は香港のものでした。
国内では一度も馬券外に敗れていませんし、古馬になってからも安定しているので久々の京都でどれだけパフォーマンスを発揮できるのか楽しみです。
- 川田騎手は過去10年で複勝率40%
- ジャンタルマンタルとのコンビ相性も良い【3-2-1-1】
- 国内では一度も馬券外に敗れていない
3位 ロングラン×岩田康成騎手
岩田康成騎手は過去10年のマイルチャンピオンシップで5回騎乗してすべて着外でしたが、2020年のマイルチャンピオンシップでは13番人気のスカーレットカラーで4着入線していました。
過去10年以前を見ると2勝しており、この2勝はどちらも人気のない馬でした。
穴騎手としては、松山騎手と同じくらい侮れませんよ。
- 過去に穴馬で好走
- 過去10年以前は2勝していたがどちらも穴馬だった
マイルチャンピオンシップ2025の出走馬と騎手
| 馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
| アスコリピチェーノ | 牝4 | 56.0 | C.ルメール |
| ウインマーベル | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 |
| ウォーターリヒト | 牡4 | 58.0 | 高杉吏麒 |
| エコロヴァルツ | 牡4 | 58.0 | 未定 |
| エルトンバローズ | 牡5 | 58.0 | 西村淳也 |
| オフトレイル | 牡4 | 58.0 | 菅原明良 |
| カンチェンジュンガ | 牡5 | 58.0 | 藤岡佑介 |
| ガイアフォース | 牡6 | 58.0 | 横山武史 |
| シャンパンカラー | 牡5 | 58.0 | 吉村誠之助 |
| ジャンタルマンタル | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 |
| ソウルラッシュ | 牡7 | 58.0 | C.デムーロ |
| タイムトゥヘヴン | 牡7 | 58.0 | 柴田善臣 |
| チェルヴィニア | 牝4 | 56.0 | T.マーカンド |
| トウシンマカオ | 牡6 | 58.0 | 団野大成 |
| ドックランズ | 牡5 | 58.0 | M.ザーラ |
| ニホンピロキーフ | 牡5 | 58.0 | 未定 |
| マジックサンズ | 牡3 | 57.0 | 武豊 |
| ランスオブカオス | 牡3 | 57.0 | 未定 |
| ラヴァンダ | 牝4 | 56.0 | 岩田望来 |
| レーベンスティール | 牡5 | 58.0 | D.レーン |
| ロングラン | セ7 | 58.0 | 岩田康成 |
| ワイドラトゥール | 牝4 | 56.0 | 北村友一 |
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マイルチャンピオンシップの過去10年の騎手データ
| 騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| C.ルメール | 【2-1-0-7】 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 団野大成 | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| D.レーン | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 川田将雅 | 【0-1-3-6】 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
| 西村淳也 | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| 北村友一 | 【0-1-0-5】 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
| 横山武史 | 【0-1-0-0】 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
| 松山弘平 | 【0-0-1-7】 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
| 武豊 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 藤岡佑介 | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 岩田康誠 | 【0-0-0-5】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 岩田望来 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| C.デムーロ | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 柴田善臣 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
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C.ルメール騎手は数値以上に目立たない
| 過去10年のC.ルメール騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | ブレイディヴェーグ | 1 | 4 |
| 2023 | シュネルマイスター | 1 | 7 |
| 2022 | シュネルマイスター | 1 | 5 |
| 2021 | グランアレグリア | 1 | 1 |
| 2020 | グランアレグリア | 1 | 1 |
| 2019 | レイエンダ | 8 | 15 |
| 2018 | モズアスコット | 1 | 13 |
| 2017 | イスラボニータ | 1 | 5 |
| 2016 | イスラボニータ | 2 | 2 |
| 2015 | サトノアラジン | 3 | 4 |
過去10年のマイルチャンピオンシップでC.ルメール騎手はすべての年で騎乗し、通算成績は【2-1-0-7】でした。
菊花賞や天皇賞(秋)ほど抜けた成績ではありませんが、今年の出走想定騎手の中では唯一マイルチャンピオンシップを2勝しています。
ただ、この2勝は日本競馬でもトップクラスの実力を持つグランアレグリアに騎乗した時のものでした。
それ以外で好走したのは2016年のイスラボニータ騎乗時のみです。
また、着外7回のうちの5回は1番人気で敗れていました。
この5回のうちの3回は直近3開催のもので、人気以上に崩れるケースも少なくありません。
下半期G1はルメール騎手の独壇場に感じますが、マイルチャンピオンシップにおいては人気馬でも崩れているのであまり信頼しづらいです。
今年はコンビ相性のいいアスコリピチェーノに騎乗します。
ソウルラッシュで圧勝した団野大成騎手
| 過去10年の団野大成騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | ソウルラッシュ | 4 | 1 |
| 2023 | ダノンスコーピオン | 15 | 13 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで団野大成騎手は2回騎乗して昨年優勝しました。
勝利したのは昨年のソウルラッシュで直線では鮮やかに突き抜け、後続を圧倒したのが印象深いです。
もう1頭のダノンスコーピオンは現在もスランプから回復していないので馬質も影響していますし、団野騎手は比較的狙いやすい騎手といえるでしょう。
ただ、今年はソウルラッシュではなくマイル実績のないトウシンマカオに騎乗するため、距離課題がポイントとなりそうです。
初騎乗でいきなり優勝したD.レーン騎手
| 過去10年のD.レーン騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2022 | セリフォス | 6 | 1 |
過去10年のマイルチャンピオンシップでD.レーン騎手は2022年に騎乗し、いきなり優勝しています。
初めてのマイルチャンピオンシップの参戦でしたが、見事優勝して日本で初めて手にしたG1タイトルとなりました。
今回は3年ぶりのマイルチャンピオンシップ参戦となりますが、2022年の傾向を考えたら激走があってもおかしくありません。
今年はレーベンスティールに久々騎乗します。
川田将雅騎手は相手向け
| 過去10年の川田将雅騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | セリフォス | 6 | 6 |
| 2023 | セリフォス | 2 | 8 |
| 2022 | ダノンスコーピオン | 4 | 11 |
| 2021 | ダノンザキッド | 5 | 3 |
| 2020 | アドマイヤマーズ | 5 | 3 |
| 2019 | ダノンプレミアム | 1 | 2 |
| 2018 | アルアイン | 4 | 3 |
| 2017 | サトノアラジン | 5 | 12 |
| 2016 | サトノアラジン | 1 | 5 |
| 2015 | ヴァンセンヌ | 6 | 14 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで川田騎手は10回すべてに騎乗し、通算成績は【0-1-3-6】でした。
複勝率40%は同じく過去10年皆勤しているルメール騎手よりも高いですが、勝利はありません。
過去の傾向を見ても、1番人気のサトノアラジンや2番人気で着外のケースもあるため、過大評価はしづらいです。
ただ、複勝率は高いため相手候補としては有力です。
今年はおそらく1番人気に支持されるであろうジャンタルマンタルと挑みます。
西村淳也騎手はエルトンバローズとのコンビで2着と4着
| 過去10年の西村淳也騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | エルトンバローズ | 7 | 2 |
| 2023 | エルトンバローズ | 4 | 4 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで西村淳也騎手は2回騎乗し、2着と4着でした。
この2回はどちらも主戦のエルトンバローズに騎乗した際のもので、どちらも上位争いしています。
今年もエルトンバローズとのコンビでレースに挑むため、好走に期待したいところですがエルトンバローズが骨折からかつてのパフォーマンスを取り戻しているのか微妙なので、追い切り等で最終的な状態チェックしたいです。
ダノンザキッドで2着入りした北村友一騎手
| 過去10年の北村友一騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | バルサムノート | 15 | 13 |
| 2023 | ダノンザキッド | 6 | 5 |
| 2022 | ダノンザキッド | 8 | 2 |
| 2020 | レシステンシア | 4 | 8 |
| 2018 | レッドアヴァンセ | 13 | 7 |
| 2017 | ダノンメジャー | 16 | 13 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで北村友一騎手は6回騎乗し、1回2着入線しています。
好走したのは2022年のダノンザキッドのもので、8番人気ながらも2着入りしました。
ただ、好走した2022年は阪神で代替開催されたときのもので、ダノンザキッドはこれ以外にも大阪杯でも人気以上の走りを見せている阪神巧者です。
2022年の好走はダノンザキッドの阪神適性も大きかったかもしれません。
それ以外はすべて着外なので、過大評価はあまりしないほうが良さそうです。
今年は主戦のワイドラトゥールとレースに挑みます。
過去に1回騎乗して2着入りした横山武史騎手
| 過去10年の横山武史騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2021 | シュネルマイスター | 2 | 2 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで横山武史騎手は1回騎乗し、2着入線しました。
好走したのは阪神で代替開催された2021年にシュネルマイスターと挑み、当時の最強マイラーであるグランアレグリア相手に3/4馬身差でした。
直線で他馬に寄りながらの競馬でしたが、それでも荒れた位置から馬群を割って脚を伸ばせたのは人馬の実力があってこそでしょう。
阪神時代の力を引き出すことができるか注目したいです。
今年は充実期に入っているガイアフォースに騎乗します。
成績以上に侮れない松山弘平騎手
| 過去10年の松山弘平騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | ウインマーベル | 10 | 3 |
| 2023 | セルバーグ | 12 | 16 |
| 2022 | ソウルラッシュ | 5 | 4 |
| 2021 | サリオス | 3 | 6 |
| 2020 | サウンドキアラ | 7 | 10 |
| 2018 | カツジ | 16 | 4 |
| 2017 | アメリカズカップ | 13 | 16 |
| 2016 | ダノンシャーク | 14 | 4 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで松山弘平騎手は8回騎乗して3着が1回でした。
複勝率は12.5%で決して高くありません。
ただし、着外7回の内、4着が3回ありました。しかも、この4着の馬を見てみると16番人気のカツジや14番人気のダノンシャークなど、大穴騎乗時でも好走しています。
昨年は10番人気のウインマーベルで3着ですし、穴馬でも何度も上位争いしているのは面白いです。
昨年のマイルチャンピオンシップ騎手予想においても松山騎手は穴騎手として面白いと評価しましたが、昨年のウインマーベルのケースを見るといよいよ馬券内にも期待できるでしょう。
マイルチャンピオンシップにおいて松山騎手は配当妙味の強い騎手です。
今年も昨年に引き続き、ウインマーベルとのコンビでレースに挑みます。
過去10年で武豊騎手は9回騎乗したもののすべて全滅
| 過去10年の武豊騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | オオバンブルマイ | 8 | 12 |
| 2022 | エアロロノア | 11 | 7 |
| 2021 | サウンドキアラ | 11 | 8 |
| 2020 | ラウダシオン | 6 | 15 |
| 2019 | カテドラル | 13 | 6 |
| 2018 | ジャンダルム | 11 | 16 |
| 2017 | ジョーストリクトリ | 14 | 18 |
| 2016 | ディサイファ | 10 | 10 |
| 2015 | ダイワマッジョーレ | 11 | 17 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで武豊騎手は10回騎乗しましたが、すべて馬券外に敗れていました。
よく見てみると掲示板にも入線していませんが、騎乗した馬の中でもっとも人気が高かったのは2020年の騎乗したラウダシオン(6番人気)のものなので、勝ち切れないのは馬質も影響しているでしょう。
なお、過去10年以前の成績を合わせると、通算【2-4-3-23】でした。
勝利したのは2012年のサダムパテックと2013年のトーセンラーのものです。
今年は追込に定評のあるマジックサンズに騎乗しますが、馬質次第でワンチャンスあるかもしれません。
6回着外の藤岡佑介騎手はいずれも穴馬騎乗時のものだった
| 過去10年の藤岡佑介騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | アルナシーム | 12 | 11 |
| 2022 | ベステンダンク | 17 | 17 |
| 2020 | ベステンダンク | 16 | 9 |
| 2019 | クリノガウディー | 12 | 7 |
| 2018 | ケイアイノーテック | 9 | 11 |
| 2017 | ムーンクレスト | 18 | 10 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで藤岡佑介騎手は6回騎乗しましたがすべて着外でした。
ただ、騎乗した馬のなかでもっとも人気が高かったのは9番人気のケイアイノーテックだったので、競走馬の質も影響していると考えられます。
なお、過去10年以前を合わせると通算成績は【0-2-0-7】ですが、好走したのは2007年と2008年のスーパーホーネットのものでした。
スーパーホーネットは1,400mから1,800mまで幅広く活躍していた馬なので、適性もかみ合っていたことでしょう。
競走馬の適性次第では巻き返しもありそうですが、今年テン乗り騎乗するカンチェンジュンガは生粋のスプリンターという感じがするので評価しがたいです。
13番人気の馬で4着に来た岩田康成騎手
| 過去10年の岩田康成騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2021 | ケイデンスコール | 12 | 10 |
| 2020 | スカーレットカラー | 13 | 4 |
| 2017 | ガリバルディ | 15 | 11 |
| 2016 | クラレント | 15 | 11 |
| 2015 | ダノンシャーク | 7 | 10 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで岩田康成騎手は5回騎乗しましたがいずれも馬券外に沈んでいました。
好走率は高くありませんが、2020年には13番人気のスカーレットカラーで4着入りしており、人気以上に上位争いに食い込んでいました。
なお、過去10年以前も合わせると通算成績は【2-0-0-13】でした。
2014年のダノンシャークと2010年のエーシンフォワードで優勝していますが、ダノンシャークは8番人気、エーシンフォワードは13番人気でした。
スカーレットカラーの件も考えると、穴馬で上位争いしているため、穴騎手としては悪くありませんよ。
今年は7歳馬のロングランに騎乗しますが人気を落とす可能性は高いので期待値はありそうです。
人気以上に頑張っている岩田望来騎手
| 過去10年の岩田望来騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | イルーシヴパンサー | 11 | 6 |
| 2022 | ロータスランド | 15 | 8 |
| 2021 | クリノガウディー | 14 | 14 |
| 2019 | レッドオルガ | 15 | 9 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで岩田望来騎手は4回騎乗しましたが、いずれも馬券外に敗れていました。
ただ、好走した馬はすべて二桁人気の馬でしたが、そのうち3頭は人気以上の着順に入線しています。
それでも掲示板外なので高くは評価しづらいですが、人気以上に結果を残していました。
今年は前走アイルランドトロフィーを制したラヴァンダとレースに挑みます。
人気以上に崩れるC.デムーロ騎手
| 過去10年のC.デムーロ騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | ナミュール | 2 | 17 |
| 2022 | ピースオブエイト | 12 | 9 |
| 2018 | ロジクライ | 6 | 14 |
| 2017 | レッドファルクス | 3 | 8 |
過去10年のマイルチャンピオンシップでC.デムーロ騎手は4回騎乗しましたが、いずれも掲示板外に沈んでいました。
昨年のナミュールはレース中に違和感を感じ取って追うのをやめていますが2017年のレッドファルクスのように、人気以上に崩れるケースもあります。
C.デムーロ騎手はこの時期の短期免許騎手の常連ですが、マイルチャンピオンシップとの相性はそこまで良くなさそうです。
今年はドバイターフでコンビを組んだソウルラッシュとレースに挑みます。
柴田善臣騎手は過去10年で1回騎乗して着外
| 過去10年の柴田善臣騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | タイムトゥヘヴン | 13 | 6 |
過去10年のマイルチャンピオンシップで柴田善臣騎手は1回騎乗し、7着でした。
この7着は昨年のタイムトゥヘヴンのもので、13番人気を考えたら健闘しています。
なお、過去10年以前を見てみると合計で9回騎乗し、1回3着入りしていますが、この3着は1989年のホクトヘリオスのものなので参考外でよいでしょう。
今年もタイムトゥヘヴンに騎乗予定ですが、現時点で除外候補なので出走が叶うか分かりません。
初騎乗は5名
過去10年のマイルチャンピオンシップで1回も騎乗がなかった騎手は下記の5名です。(かっこは今回騎乗する馬)
・高杉吏麒騎手(ウォーターリヒト)
・菅原明良騎手(オフトレイル)
・吉村誠之助騎手(シャンパンカラー)
・T.マーカンド騎手(チェルヴィニア)
・M.ザーラ騎手(ドックランズ)
いずれの騎手も人生初のマイルチャンピオンシップ参戦となりますが、騎乗馬はすべて重賞実績のある馬なので一発あるかもしれません。
マイルチャンピオンシップ2025の出走人馬のコンビ成績と評価
| 馬名 | 騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| アスコリピチェーノ | C.ルメール | 【4-1-0-1】 | 66.7% | 83.3% | 83.3% |
| ウインマーベル | 松山弘平 | 【4-4-1-9】 | 22.2% | 44.4% | 50.0% |
| ウォーターリヒト | 高杉吏麒 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| エコロヴァルツ | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| エルトンバローズ | 西村淳也 | 【4-1-2-5】 | 33.3% | 41.7% | 58.3% |
| オフトレイル | 菅原明良 | 【1-1-0-0】 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
| カンチェンジュンガ | 藤岡佑介 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| ガイアフォース | 横山武史 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| シャンパンカラー | 吉村誠之助 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| ジャンタルマンタル | 川田将雅 | 【3-2-1-1】 | 42.9% | 71.4% | 85.7% |
| ソウルラッシュ | C.デムーロ | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| タイムトゥヘヴン | 柴田善臣 | 【0-1-1-7】 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
| チェルヴィニア | T.マーカンド | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| トウシンマカオ | 団野大成 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| ドックランズ | M.ザーラ | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| ニホンピロキーフ | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| マジックサンズ | 武豊 | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| ランスオブカオス | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| ラヴァンダ | 岩田望来 | 【3-3-3-4】 | 23.1% | 46.2% | 69.2% |
| レーベンスティール | D.レーン | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| ロングラン | 岩田康成 | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
| ワイドラトゥール | 北村友一 | 【3-1-0-7】 | 27.3% | 36.4% | 36.4% |
アスコリピチェーノ×C.ルメール騎手 評価S
コンビ相性は【4-1-0-1】と非常に安定しています。
基本的には差しを得意としていますが、昨年サウジアラビアで開催された1351ターフスプリントはスタートを決めて逃げるウインマーベルをマークするように2番手で先行しながら勝利しています。
NHKマイルカップは狭くなって万事休すながらも馬の力で2着まで浮上していますが、1351ターフスプリントを見る限り、どのような展開でも最良のパフォーマンスを発揮していることから、コンビ相性はとても良いでしょう。
ウインマーベル×松山弘平騎手 評価A
通産成績は【4-4-1-9】で主戦を務めています。
一時期スランプもありましたが、その後も乗りこみを重ねていまでは4つの重賞を手にしています。
昨年のマイルチャンピオンシップも先行しながら人気以上の走りで3着ですし、大舞台でも結果を残していることから現在最良のコンビです。
エルトンバローズ×西村淳也騎手 評価A
通産成績は【4-1-2-5】で西村騎手の代名詞的愛馬と言えるでしょう。
手にした2つの重賞はどちらも西村騎手とのコンビでつかんでいますし、昨年のマイルチャンピオンシップもソウルラッシュには完敗でしたが2着で充実していました。
今年は調子を落としているので立て直しがポイントとなりますが、人馬の相性には引き続き期待できます。
オフトレイル×菅原明良騎手 評価A
菅原騎手は直近2戦でコンビを組み、勝利1回2着1回です。
どちらも後ろからの競馬でしたが、レコードタイムで好走していますし、特に関屋記念は最内発走で包まれながらの競馬でしたが、じっと我慢しつつ要所で出し切っています。
騎手の力量が試されやすい追込馬でも好時計で結果を残していることから、オフトレイルの良さをうまく引き出していました。
ガイアフォース×横山武史騎手 評価A
横山武史騎手は前走の富士ステークスで初めてコンビを組んで勝利しました。
外枠からスタートを決めて2番手を付け、最後の直線でもしぶとい脚で押し切っています。
59キロを背負っていたとはいえ、ジャンタルマンタルやソウルラッシュなどの強敵相手に先着できたのは評価したいです。
ガイアフォースも6歳にして調子を上げているように見えますし、引き続き大舞台でどこまでやれるか注目したいです。
ジャンタルマンタル×川田将雅騎手 評価S
コンビ相性は【3-2-1-1】と非常に良く、国内に限れば一度も馬券外に敗れていません。
立ち回りも良く、芝2,000mの皐月賞は先行しながら最良の立ち回りで距離不安をカバーしました。
マイル路線に再シフトしてからも得意の先行策で結果を残していますし、上手くジャンタルマンタルの良さを引き出しています。
ソウルラッシュ×C.デムーロ騎手 評価S
騎乗したのは今年のドバイターフのみですが、ドバイターフでは中団の位置で脚を溜めながら、最後の直線では先に抜け出した香港最強のロマンチックウォリアーに詰め寄り、差し切りがちを手にしています。
直線では馬群に囲まれながらの競馬でしたが、うまくペースアップして最強馬を捉えたのはお見事でした。
引き続き大舞台でどれほどのパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです。
タイムトゥヘヴン×柴田善臣騎手 評価B
コンビ相性は【0-1-1-7】と目立ちませんが、現在では主戦を担っています。
ただ、タイムトゥヘヴン自身が限られた展開と位置取りで初めて出し切れるので、この馬が好走できるかどうかは展開次第です。
現状、騎手との相性はまずまずといったところです。
ドックランズ×M.ザーラ騎手 評価A
ドックランズとM.ザーラ騎手のコンビ相性は【1-0-0-1】です。
アスコット競馬場で開催された今年のクイーンアンステークスを勝利していました。
勝利したクイーンアンステークスは芝1,600mの直線コースで、出負けして後ろからになりながらも、終盤で先頭に立つと、反対側から伸びたロザリオンと並走態勢に持ち込んで再加速し、勝利しました。
下したロザリオンがこの時点ですでにG1を3勝している馬なので、強敵相手に先着できたのは良かったですし、最後にあえて並走するように並びかけて再度闘争心を引き出すような競馬に持ち込んだのも良かったです。
ただ、ドックランズはこれまでアスコット競馬場で【2-3-1-0】と崩れていないので舞台適性もあったでしょう。
それでもクイーンアンステークスは好騎乗だったので、今回初来日でどこまで出し切れるか注目したいです。
マジックサンズ×武豊騎手 評価A
これまで2回騎乗して1回2着入りしています。
好走した今年のNHKマイルカップは馬場の内目から追い込みを仕掛けましたが、右往左往しながらも前の馬を交わして脚を伸ばしていました。
スムーズな競馬だったら逆転もあったかもしれませんし、負けて強しです。
前走の富士ステークスは全く伸びを欠いていましたが、これはマジックサンズの問題だと思うのでどこまで立て直せるかが課題です。
いずれにしてもNHKマイルカップは武豊騎手の操縦性があっての2着なのでコンビ相性は良いでしょう。
ラヴァンダ×岩田望来騎手 評価A
コンビ相性は【3-3-3-4】と良く、連対率は69%と安定しています。
これまで2勝クラスの身でありながらも跳び級で重賞に挑戦していましたが、前走アイルランドトロフィーでは自慢の末脚を活かして悲願の重賞制覇を成し遂げました。
近走を見ても一番相性がいい騎手です。
レーベンスティール×D.レーン騎手 評価B
レーン騎手は1勝クラス時代に一度だけ騎乗して勝利しています。
初騎乗ながらも先行しながら上がり最速の末脚を使って後続を圧倒していましたが、超スローで前有利、今振り返れば相手関係も楽だったので様々な要因がフィットしているのも事実です。
強い競馬でしたが、この一戦だけではコンビ相性は図れません。
ロングラン×岩田康成騎手 評価A
岩田康成騎手はこれまで3回騎乗し、1回勝利しています。
勝利したのは今年のマイラーズカップのもので、10頭立ての大外10番から発走して無理せず中団に付けながら、直線では鋭い末脚で早めに先頭に立ち、ジュンブロッサムの追撃を退けて勝利しました。
相手が楽だったのも事実ですが、それでも勝ち時計1分31秒1は優秀ですし、終いも2F11秒1-1F11秒2で脚を長くを引き出しています。
残りの2戦は着外でしたが、マイラーズカップの強い競馬は岩田康成騎手の手腕によるものだと思うので、マイラーズカップと同じコースで開催されるマイルチャンピオンシップでどこまで出し切れるか楽しみです。
ワイドラトゥール×北村友一騎手 評価A
コンビ相性は【3-1-0-7】で、重賞の愛知杯を勝利しました。
愛知杯はテンが早すぎたので差しや追込が活きた形となりましたが、前走のスワンステークスは2枠からの発走でしたが内でうまく馬群をさばきながら上位争いしています。
馬群を交わしての差し切りで、北村友一騎手の手腕も好走に大きな影響を及ぼしていました。
マイルは長い可能性が高いですが、ワイドラトゥールの主戦ですし、距離不安をどこまでカバーできるか注目したいです。
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マイルチャンピオンシップの過去10年の乗り替わりデータ
| 前走から | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 継続騎乗 | 【4-6-5-69】 | 4.8% | 11.9% | 17.9% |
| 乗り替わり | 【6-4-5-73】 | 6.8% | 11.4% | 17.0% |
| 乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手 | |||
| 年度 | 着順 | 馬名 | 騎乗騎手 |
| 2023 | 1 | ナミュール | 藤岡康太 |
| 2 | ソウルラッシュ | J.モレイラ | |
| 3 | ジャスティンカフェ | 坂井瑠星 | |
| 2022 | 1 | セリフォス | D.レーン |
| 2 | ダノンザキッド | 北村友一 | |
| 2021 | 2 | シュネルマイスター | 横山武史 |
| 2019 | 1 | インディチャンプ | 池添謙一 |
| 3 | ペルシアンナイト | O.マーフィー | |
| 2018 | 1 | ステルヴィオ | W.ビュイック |
| 3 | アルアイン | 川田将雅 | |
| 2017 | 2 | エアスピネル | R.ムーア |
| 3 | サングレーザー | 福永祐一 | |
| 2016 | 1 | ミッキーアイル | 浜中俊 |
| 3 | ネオリアリズム | R.ムーア | |
| 2015 | 1 | モーリス | R.ムーア |
| 今回の乗り替わり騎手と馬 | ||
| 馬名 | 今回騎乗騎手 | 前回騎乗騎手 |
| ウォーターリヒト | 高杉吏麒 | 菅原明良 |
| カンチェンジュンガ | 藤岡佑介 | 坂井瑠星 |
| シャンパンカラー | 吉村誠之助 | 戸崎圭太 |
| ソウルラッシュ | C.デムーロ | 団野大成 |
| チェルヴィニア | T.マーカンド | 戸崎圭太 |
| トウシンマカオ | 団野大成 | 横山武史 |
| ドックランズ | M.ザーラ | T.マーカンド |
| レーベンスティール | D.レーン | 津村明秀 |
| ロングラン | 岩田康成 | 丹内祐次 |
単勝率は乗り替わり組がわずかに高いものの、連対率と複勝率に差はない
過去10年のマイルチャンピオンシップの好走馬を前走乗り替わり&継続組ごとに見てみると、どちらも15頭ずつ好走しています。
好走数は同じですし、連対率や複勝率もほとんど差がありません。
単勝率に関しては、乗り替わり組が7%、継続組が5%なので乗り替わり組がやや優勢ですが、好走数や連対率、複勝率に大きな差がないことから、マイルチャンピオンシップは乗り替わりでも継続組でもあまり気にしなくてよさそうです。
マイルチャンピオンシップの過去10年のテン乗りデータ
| 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 【4-2-2-41】 | 8.2% | 12.2% | 16.3% |
| テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手 | |||
| 年度 | 着順 | 馬名 | 騎乗騎手 |
| 2023 | 1 | ナミュール | 藤岡康太 |
| 2 | ソウルラッシュ | J.モレイラ | |
| 3 | ジャスティンカフェ | 坂井瑠星 | |
| 2022 | 1 | セリフォス | D.レーン |
| 2019 | 1 | インディチャンプ | 池添謙一 |
| 3 | ペルシアンナイト | O.マーフィー | |
| 2018 | 1 | ステルヴィオ | W.ビュイック |
| 2017 | 2 | エアスピネル | R.ムーア |
| 2016 | 3 | ネオリアリズム | R.ムーア |
| 2015 | 1 | モーリス | R.ムーア |
| 今回のテン乗り騎手と馬 | ||
| 馬名 | 今回騎乗騎手 | 前回騎乗騎手 |
| ウォーターリヒト | 高杉吏麒 | 菅原明良 |
| カンチェンジュンガ | 藤岡佑介 | 坂井瑠星 |
| シャンパンカラー | 吉村誠之助 | 戸崎圭太 |
| チェルヴィニア | T.マーカンド | 戸崎圭太 |
| トウシンマカオ | 団野大成 | 横山武史 |
乗り替わり組の半数がテン乗りだった
過去10年のマイルチャンピオンシップで乗り替わり騎手騎乗馬は15頭が馬券に絡んでいました。
このうちの8頭がテン乗り騎手の手綱の元、好走しています。
乗り替わり騎手の半数が馬券に絡んでいることから、マイルチャンピオンシップはテン乗り騎手にも期待できそうです。
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マイルチャンピオンシップ2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
マイルチャンピオンシップ2025の最終予想
マイルチャンピオンシップ2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。


